JP2007117363A - ミシンの糸調子装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】糸切り装置(押さえ上げ装置)と張力解放機構とを連結させた状態であっても、張力解放機構を独立して駆動させる。
【解決手段】ミシンの糸調子装置1は、糸切り装置(押さえ上げ装置)の動作と独立して縫い糸に付与された張力を解放する張力解放機構3を備え、張力解放機構3は、縫い糸を挟んで保持する一対の糸調子皿2,2の間に進入して縫い糸の保持を解放する解放部材31と、糸切り装置5(押さえ上げ装置)に連動して解放部材31を移動させる駆動部材32と、解放部材31を付勢する付勢部材と、を有し、解放部材31は、駆動部材32に当接する当接部31dと、解放部材31を移動させた際に、解放部材31が縫い糸の保持を解放する位置に到達するまでの移動を案内する移動案内部31eと、を有する。
【選択図】図1
【解決手段】ミシンの糸調子装置1は、糸切り装置(押さえ上げ装置)の動作と独立して縫い糸に付与された張力を解放する張力解放機構3を備え、張力解放機構3は、縫い糸を挟んで保持する一対の糸調子皿2,2の間に進入して縫い糸の保持を解放する解放部材31と、糸切り装置5(押さえ上げ装置)に連動して解放部材31を移動させる駆動部材32と、解放部材31を付勢する付勢部材と、を有し、解放部材31は、駆動部材32に当接する当接部31dと、解放部材31を移動させた際に、解放部材31が縫い糸の保持を解放する位置に到達するまでの移動を案内する移動案内部31eと、を有する。
【選択図】図1
Description
本発明は、ミシンの糸調子装置に関する。
ミシンには、二枚の糸調子皿を互いに接近する方向にバネで付勢し、これら糸調子皿の間に糸を挟持させることにより、糸に張力を付与する糸調子装置が設けられている。糸調子装置は、バネの付勢力に抗して二枚の糸調子皿を離間させる張力解放機構を備えており、必要に応じて糸に付与された張力を解放することができるようになっている。
張力解放機構は、例えば、針板上に載置された被縫製物を押さえつける押さえの操作レバーに連結されている。操作レバーの動作に連動して張力解放機構は糸に付与された張力を解放する。具体的には、糸の張力を解放する必要がある押さえの上昇の操作を行う際に張力解放機構が動作する(例えば、特許文献1参照。)。
なお、糸切り装置が設けられているミシンにおいては、張力解放機構は糸切り装置と連結されており、糸切り装置の動作に連動して張力解放機構は糸に付与された張力を解放する。
張力解放機構は、例えば、針板上に載置された被縫製物を押さえつける押さえの操作レバーに連結されている。操作レバーの動作に連動して張力解放機構は糸に付与された張力を解放する。具体的には、糸の張力を解放する必要がある押さえの上昇の操作を行う際に張力解放機構が動作する(例えば、特許文献1参照。)。
なお、糸切り装置が設けられているミシンにおいては、張力解放機構は糸切り装置と連結されており、糸切り装置の動作に連動して張力解放機構は糸に付与された張力を解放する。
図6に示すように、糸調子装置100は、ミシンフレーム120の表面に設けられている。糸調子装置100は、二枚の糸調子皿101が対向するように(図6においては紙面に対して表裏方向)配置され、この糸調子皿101の間に張力解放機構を構成する張力解放板102が設けられている。張力解放板102は、糸調子装置100の下方(矢印S方向)にスライド移動できるように構成されている。張力解放板102には、糸調子皿101に隣接する位置に爪部103が形成されている。この爪部103は、張力解放板102を下方に移動させた際に二枚の糸調子皿101の間に進入して糸の張力を解放する。
図示しない押さえの昇降を行う操作レバー(糸切り装置を備えるミシンにおいては、糸切り装置)を操作することにより、駆動突起104は、張力解放板102を下方に移動させるような駆動力を付与する方向、すなわち、図6においては、ミシンフレーム120の表面から糸調子装置を見て反時計回り方向(矢印A方向)に回転し、駆動突起104の回転により駆動突起104に係合された張力解放板102は下方にスライド移動する。
図示しない押さえの昇降を行う操作レバー(糸切り装置を備えるミシンにおいては、糸切り装置)を操作することにより、駆動突起104は、張力解放板102を下方に移動させるような駆動力を付与する方向、すなわち、図6においては、ミシンフレーム120の表面から糸調子装置を見て反時計回り方向(矢印A方向)に回転し、駆動突起104の回転により駆動突起104に係合された張力解放板102は下方にスライド移動する。
このように、押さえの操作レバー(糸切り装置)と張力解放板102とを連動させることにより、一つの操作で二つの動作を同時に行うことができるため、便利な機構である。
ところが、縫製中に糸の結び目やこぶが糸調子皿101の間に進入してきた場合、縫製を継続しながら結び目やこぶ等が糸調子皿101の間を通過するときのみ、糸調子皿101の間隔を広げる必要がある。これは、結び目やこぶ等が糸調子皿101の間に引っかかることにより張力が必要以上に高くなるのを防止するためである。
しかし、糸調子皿101の間を広げるためには押さえの操作レバーを操作しなければならないため、縫製中にも関わらず被縫製物を押さえつけることができなくなってしまい、目飛び等が発生し、縫製品質の低下又は縫製のやり直しを生じさせてしまう。また、糸切り装置と連動している場合には、糸を切断してしまうので、縫製を続行することができなくなってしまう。
また、張力解放板102を直接操作してもその動作に連動して操作レバー(糸切り装置)も動作してしまい、問題を解決することはできない。
そこで、押さえの操作レバーと張力解放板102との連動を廃止した糸調子装置が提案されている(例えば、特許文献2参照。)。
特開2003−10580公報
実開昭61−160878公報
ところが、縫製中に糸の結び目やこぶが糸調子皿101の間に進入してきた場合、縫製を継続しながら結び目やこぶ等が糸調子皿101の間を通過するときのみ、糸調子皿101の間隔を広げる必要がある。これは、結び目やこぶ等が糸調子皿101の間に引っかかることにより張力が必要以上に高くなるのを防止するためである。
しかし、糸調子皿101の間を広げるためには押さえの操作レバーを操作しなければならないため、縫製中にも関わらず被縫製物を押さえつけることができなくなってしまい、目飛び等が発生し、縫製品質の低下又は縫製のやり直しを生じさせてしまう。また、糸切り装置と連動している場合には、糸を切断してしまうので、縫製を続行することができなくなってしまう。
また、張力解放板102を直接操作してもその動作に連動して操作レバー(糸切り装置)も動作してしまい、問題を解決することはできない。
そこで、押さえの操作レバーと張力解放板102との連動を廃止した糸調子装置が提案されている(例えば、特許文献2参照。)。
しかし、特許文献2に記載の発明においては、押さえの操作レバーと張力解放板102との連動を廃止することで上記問題を解決することはできるが、それぞれを駆動させるために単独の駆動機構が必要であり、さらに押さえ上げ動作時や糸切り動作時において糸の張力を解放させる制御が必要であるため、部品の増加、生産工程の増加等コストアップを避けることができなかった。
そこで、本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、押さえの操作レバーと張力解放機構とを連結させた状態であっても、張力解放機構を独立して駆動させることができるミシンの糸調子装置を提供することを目的とする。
また、本発明は、糸切り装置と張力解放機構とを連結させた状態であっても、張力解放機構を独立して駆動させることができるミシンの糸調子装置を提供することを目的とする。
また、本発明は、糸切り装置と張力解放機構とを連結させた状態であっても、張力解放機構を独立して駆動させることができるミシンの糸調子装置を提供することを目的とする。
以上の課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、縫い糸に張力を付与するとともに、前記縫い糸を切断する糸切り装置の動作に連動して前記縫い糸に付与された張力を解放するミシンの糸調子装置において、前記糸切り装置の動作と独立して前記縫い糸に付与された張力を解放する張力解放機構を備えることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、張力解放機構は、糸切り装置の動作と独立して縫い糸に付与された張力を解放するので、張力解放機構が縫い糸を切断する動作に連動して縫い糸に付与された張力を解放するものであっても、張力解放機構を独立して駆動させることができる。これにより、糸切り装置と張力解放機構を駆動させるためにそれぞれ単独の駆動機構を設ける必要がない。また、糸切り動作時において糸の張力を解放させる制御も必要がないので、部品の増加、生産工程の増加等によるコストアップを防ぐことができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のミシンの糸調子装置において、前記張力解放機構は、所定方向への移動により、前記縫い糸を挟んで保持する一対の糸調子皿の間に進入して前記縫い糸の保持を解放する解放部材と、前記糸切り装置の動作に連動して前記解放部材を前記所定方向に移動させる駆動部材と、前記解放部材を前記所定方向と逆方向に付勢する付勢部材と、を備え、前記解放部材は、前記駆動部材に当接する当接部と、前記解放部材を前記所定方向に移動させた際に、前記解放部材が前記縫い糸の保持を解放する位置に到達するまでの移動を案内する移動案内部と、を有することを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、解放部材は当接部を有するので、糸切り装置の駆動により駆動部材が駆動した場合に駆動部材が当接部を介して駆動を伝達し、解放部材を所定方向に移動させることができる。また、解放部材は、移動案内部を有するので、解放部材を所定方向に移動させた際に、解放部材が縫い糸の保持を解放する位置に到達するまでの移動を案内する。すなわち、解放部材を所定方向に移動させても、駆動部材は解放部材と接触しないので、解放部材の移動が阻害されることがない。
従って、糸切り装置と張力解放機構とを連結させた状態であっても、解放部材を独立して駆動させることができ、糸切り装置の動作に依存することなく糸調子皿を解放させて縫い糸の保持を解放することができる。
従って、糸切り装置と張力解放機構とを連結させた状態であっても、解放部材を独立して駆動させることができ、糸切り装置の動作に依存することなく糸調子皿を解放させて縫い糸の保持を解放することができる。
請求項3に記載の発明は、縫い糸に張力を付与するとともに、針板上の被縫製物を押さえつける押さえを上昇させる押さえ上げ装置の動作に連動して前記縫い糸に付与された張力を解放するミシンの糸調子装置において、前記押さえ上げ装置の動作と独立して前記縫い糸に付与された張力を解放する張力解放機構を備えることを特徴とする。
請求項3に記載の発明によれば、張力解放機構は、押さえ上げ装置の動作と独立して縫い糸に付与された張力を解放するので、張力解放機構が押さえ上げ動作に連動して縫い糸に付与された張力を解放するものであっても、張力解放機構を独立して駆動させることができる。これにより、押さえ上げ装置と張力解放機構を駆動させるためにそれぞれ単独の駆動機構を設ける必要がない。また、押さえ上げ動作時において糸の張力を解放させる制御も必要がないので、部品の増加、生産工程の増加等によるコストアップを防ぐことができる。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載のミシンの糸調子装置において、前記張力解放機構は、所定方向への移動により、前記縫い糸を挟んで保持する一対の糸調子皿の間に進入して前記縫い糸の保持を解放する解放部材と、前記押さえ上げ装置の動作に連動して前記解放部材を前記所定方向に移動させる駆動部材と、前記解放部材を前記所定方向と逆方向に付勢する付勢部材と、を備え、前記解放部材は、前記駆動部材に当接する当接部と、前記解放部材を前記所定方向に移動させた際に、前記解放部材が前記縫い糸の保持を解放する位置に到達するまでの移動を案内する移動案内部と、を有することを特徴とする。
請求項4に記載の発明によれば、解放部材は当接部を有するので、押さえ上げ装置の駆動により駆動部材が駆動した場合に駆動部材が当接部を介して駆動を伝達し、解放部材を所定方向に移動させることができる。また、解放部材は、移動案内部を有するので、解放部材を所定方向に移動させた際に、解放部材が縫い糸の保持を解放する位置に到達するまでの移動を案内する。すなわち、解放部材を所定方向に移動させても、駆動部材は解放部材と接触しないので、解放部材の移動が阻害されることがない。
従って、押さえ上げ装置と張力解放機構とを連結させた状態であっても、解放部材を独立して駆動させることができ、押さえ上げ装置の動作に依存することなく糸調子皿を解放させて縫い糸の保持を解放することができる。
従って、押さえ上げ装置と張力解放機構とを連結させた状態であっても、解放部材を独立して駆動させることができ、押さえ上げ装置の動作に依存することなく糸調子皿を解放させて縫い糸の保持を解放することができる。
請求項5に記載の発明は、請求項2又は4に記載のミシンの糸調子装置において、前記移動案内部は、前記所定方向に沿って延びる長孔であることを特徴とする。
請求項5に記載の発明によれば、移動案内部を長孔とすることで、駆動部材は長孔によって包囲され、解放部材から外れることがない。
よって、解放部材及び駆動部材の動作を安定させることができる。
よって、解放部材及び駆動部材の動作を安定させることができる。
請求項1に記載の発明によれば、糸切り装置と張力解放機構を駆動させるためにそれぞれ単独の駆動機構を設ける必要がない。また、糸切り動作時において糸の張力を解放させる制御も必要がないので、部品の増加、生産工程の増加等によるコストアップを防ぐことができる。
請求項2に記載の発明によれば、糸切り装置と張力解放機構とを連結させた状態であっても、解放部材を独立して駆動させることができ、糸切り装置の動作に依存することなく糸調子皿を解放させて縫い糸の保持を解放することができる。
請求項3に記載の発明によれば、押さえ上げ装置と張力解放機構を駆動させるためにそれぞれ単独の駆動機構を設ける必要がない。また、押さえ上げ動作時において糸の張力を解放させる制御も必要がないので、部品の増加、生産工程の増加等によるコストアップを防ぐことができる。
請求項4に記載の発明によれば、押さえ上げ装置と張力解放機構とを連結させた状態であっても、解放部材を独立して駆動させることができ、押さえ上げ装置の動作に依存することなく糸調子皿を解放させて縫い糸の保持を解放することができる。
請求項5に記載の発明によれば、解放部材及び駆動部材の動作を安定させることができる。
以下、図面を参照して、ミシンの糸調子装置の最良の形態について詳細に説明する。
<糸調子装置の構成>
図1に示すように、ミシンフレームMの表面には、縫い針の針穴に挿通された縫い糸に張力を付与するとともに、縫い糸を切断する糸切り装置(後述する)の動作に連動して縫い針に付与された張力を解放する糸調子装置1が設けられている。
糸調子装置1は、縫い糸を挟んで保持する一対の糸調子皿2,2と、糸切り装置の動作に連動して動作可能で、かつ、糸切り装置の動作に独立して動作可能とされ、一対の糸調子皿2,2による縫い糸の保持を解放して縫い糸に付与された張力を解放する張力解放機構3と、を備えている。
<糸調子装置の構成>
図1に示すように、ミシンフレームMの表面には、縫い針の針穴に挿通された縫い糸に張力を付与するとともに、縫い糸を切断する糸切り装置(後述する)の動作に連動して縫い針に付与された張力を解放する糸調子装置1が設けられている。
糸調子装置1は、縫い糸を挟んで保持する一対の糸調子皿2,2と、糸切り装置の動作に連動して動作可能で、かつ、糸切り装置の動作に独立して動作可能とされ、一対の糸調子皿2,2による縫い糸の保持を解放して縫い糸に付与された張力を解放する張力解放機構3と、を備えている。
(糸調子皿)
図2、図3に示すように、一対の糸調子皿2,2は、一方の糸調子皿2が他方の糸調子皿2に向けてバネ等により付勢されている。そして、縫い糸は、糸調子皿2,2に挟んで保持されることにより、張力が付与される。糸調子皿2,2による縫い糸に付与される張力の調節はツマミ21を回すことにより行われる。
一対の糸調子皿2,2は、縫い糸毎に一つずつ設けられており、各縫い糸に付与する張力を個別に調節することができる。
図2、図3に示すように、一対の糸調子皿2,2は、一方の糸調子皿2が他方の糸調子皿2に向けてバネ等により付勢されている。そして、縫い糸は、糸調子皿2,2に挟んで保持されることにより、張力が付与される。糸調子皿2,2による縫い糸に付与される張力の調節はツマミ21を回すことにより行われる。
一対の糸調子皿2,2は、縫い糸毎に一つずつ設けられており、各縫い糸に付与する張力を個別に調節することができる。
(張力解放機構)
図2、図3に示すように、張力解放機構3は、所定方向への移動により、一対の糸調子皿2,2の間に進入して縫い糸の保持を解放する解放部材31と、糸切り装置の駆動動作に連動して解放部材31を所定方向に移動させる駆動部材32と、解放部材31を所定方向と逆方向に付勢する付勢部材33と、を備えている。
ここで、所定方向とは、複数設けられた一対の糸調子皿2,2の並び方向に沿う方向(図1におけるB方向、すなわち、ミシンフレームMの右斜め下方向)をいう。
図2、図3に示すように、張力解放機構3は、所定方向への移動により、一対の糸調子皿2,2の間に進入して縫い糸の保持を解放する解放部材31と、糸切り装置の駆動動作に連動して解放部材31を所定方向に移動させる駆動部材32と、解放部材31を所定方向と逆方向に付勢する付勢部材33と、を備えている。
ここで、所定方向とは、複数設けられた一対の糸調子皿2,2の並び方向に沿う方向(図1におけるB方向、すなわち、ミシンフレームMの右斜め下方向)をいう。
解放部材31は、B方向に延びる一枚の板材から形成され、一対の糸調子皿2,2の下側に設けられている。解放部材31には、B方向に移動した際に一対の糸調子皿2,2の間に進入可能となるように突出する爪部31aが形成されている。爪部31aの先端は、解放部材31の移動方向(B方向)に沿って延びるように形成され、解放部材31が初期位置にある場合に爪部31aの先端が一対の糸調子皿2,2に対向するようになっている。爪部31aは、一対の糸調子皿2,2毎に対して一つずつ形成されており、解放部材31を移動させたときに、各爪部31aの先端がそれぞれに対応する一対の糸調子皿2,2の間に割り込んで糸調子皿2,2間に隙間ができるように形成されている。
解放部材31の長手方向の中央付近には、側縁が外側に突出する突出部31bが形成されている。この突出部31bには、解放部材31の長手方向に沿って延びる長孔31cが形成されている。
解放部材31の長手方向の中央付近には、側縁が外側に突出する突出部31bが形成されている。この突出部31bには、解放部材31の長手方向に沿って延びる長孔31cが形成されている。
この長孔31cには、糸切り装置に連結された駆動部材32が嵌め込まれている。駆動部材32は、糸切り装置の駆動により図1,図2における一対の糸調子皿2,2の並び方向に沿う方向に沿って解放部材31をスライドさせるような方向(図1におけるC方向、すなわち、ミシンフレームMに向かって反時計回り方向)に回動可能となっている。この長孔31cには、駆動部材32と当接する当接部31dと、解放部材31をB方向に移動させた際に、解放部材31が縫い糸の保持を解放する位置に到達するまでの移動を案内する移動案内部31eと、が形成されている。すなわち、移動案内部31eは、長孔31cにおける当接部31dと反対側に形成される空間であり、解放部材31を単独でB方向へ移動させる時に移動を規制しないように形成されている。また、駆動部材32と長孔31cとの当接部31dは、駆動部材32の回転中心から偏心した位置で当接しているため、駆動部材32の回動により解放部材31の当接部31dがB方向に向けて押されて解放部材31が移動するように構成されている。
図4に示すように、駆動部材32は、ミシンフレームMを挟んでミシンフレームM内部に設けられた糸切り装置5に連結されている。糸切り装置5には、シリンダ50と、このシリンダ50内を出入するピストン51と、が設けられている。ピストン51の先端にはリンク52が連結され、このリンク52にリンク53が連結されている。リンク53には、段ねじ54を介してリンク55が連結され、リンク55には、駆動部材32が連結されている。これにより、ピストン51がシリンダ50内から外に向けて出る方向(図4におけるD方向)に移動することで、駆動部材32がC方向に回動するように構成されている。
図3に示すように、解放部材31は付勢部材33によりミシンフレームMに固定された固定板34に連結されている。付勢部材33としては、バネやゴム等が用いられ、解放部材31をB方向と逆方向に付勢する。従って、解放部材31をB方向に移動させても、移動させるために解放部材31に付与した力を解放することで元の位置に戻るように構成されている。また、解放部材31は、移動前の初期位置において、その付勢力により駆動部材32と当接部31dとが当接するように設けられている。
<糸調子装置の動作>
次に、糸調子装置1の動作について説明する。
(糸切り装置と連動して動作させる場合)
縫製が終了し、糸切りを行う際には、糸切り装置5を駆動させてピストン51をD方向に移動させる。ピストン51がD方向に移動することにより、リンク52もD方向に移動し、リンク53もD方向に移動する。リンク53がD方向に移動することにより、リンク54は段ねじ54との連結部分がD方向に移動し、この移動によってリンク55に連結された駆動部材32はC方向に回動する。
駆動部材32がC方向に回動すると、駆動部材32は解放部材31の当接部31dを図2におけるB方向に押す。解放部材31がB方向に移動することにより、爪部31aは一対の糸調子皿2,2の間に進入し、糸調子皿2,2の間隔を広げる。
これによって、一対の糸調子皿2,2による縫い糸の保持が解放され、縫い糸に付与されていた張力が解放される。
次に、糸調子装置1の動作について説明する。
(糸切り装置と連動して動作させる場合)
縫製が終了し、糸切りを行う際には、糸切り装置5を駆動させてピストン51をD方向に移動させる。ピストン51がD方向に移動することにより、リンク52もD方向に移動し、リンク53もD方向に移動する。リンク53がD方向に移動することにより、リンク54は段ねじ54との連結部分がD方向に移動し、この移動によってリンク55に連結された駆動部材32はC方向に回動する。
駆動部材32がC方向に回動すると、駆動部材32は解放部材31の当接部31dを図2におけるB方向に押す。解放部材31がB方向に移動することにより、爪部31aは一対の糸調子皿2,2の間に進入し、糸調子皿2,2の間隔を広げる。
これによって、一対の糸調子皿2,2による縫い糸の保持が解放され、縫い糸に付与されていた張力が解放される。
(糸切り装置と独立して動作させる場合)
縫製中に縫い糸に結び目やこぶがあった場合、その部分が糸調子皿2,2に引っかかって縫い糸に大きな張力が作用することになる。この場合には、糸切り装置5を駆動させることなく、糸調子皿2,2の間を広げる必要がある。
このような場合には、作業者が解放部材31を手動でB方向に移動させる。ここで、解放部材31には、長孔31cが形成され、この長孔31cに駆動部材32が嵌め込まれているので、解放部材31は移動案内部31eに案内されてB方向に移動する。すなわち、移動案内部31eが形成されていることにより、解放部材31の移動は駆動部材32によって何ら阻害されるものではない。
よって、作業者は、縫製中であっても、糸切り装置5の駆動と独立して解放部材31を移動させることができる。
縫製中に縫い糸に結び目やこぶがあった場合、その部分が糸調子皿2,2に引っかかって縫い糸に大きな張力が作用することになる。この場合には、糸切り装置5を駆動させることなく、糸調子皿2,2の間を広げる必要がある。
このような場合には、作業者が解放部材31を手動でB方向に移動させる。ここで、解放部材31には、長孔31cが形成され、この長孔31cに駆動部材32が嵌め込まれているので、解放部材31は移動案内部31eに案内されてB方向に移動する。すなわち、移動案内部31eが形成されていることにより、解放部材31の移動は駆動部材32によって何ら阻害されるものではない。
よって、作業者は、縫製中であっても、糸切り装置5の駆動と独立して解放部材31を移動させることができる。
<作用効果>
実施形態におけるミシンの糸調子装置1によれば、張力解放機構3は、糸切り装置5の動作と独立して縫い糸に付与された張力を解放するので、張力解放機構3が縫い糸を切断する動作に連動して縫い糸に付与された張力を解放するものであっても、張力解放機構3を独立して駆動させることができる。これにより、糸切り装置5と張力解放機構3を駆動させるためにそれぞれ単独の駆動機構を設ける必要がない。また、糸切り動作時において縫い糸の張力を解放させる制御も必要がないので、部品の増加、生産工程の増加等によるコストアップを防ぐことができる。
実施形態におけるミシンの糸調子装置1によれば、張力解放機構3は、糸切り装置5の動作と独立して縫い糸に付与された張力を解放するので、張力解放機構3が縫い糸を切断する動作に連動して縫い糸に付与された張力を解放するものであっても、張力解放機構3を独立して駆動させることができる。これにより、糸切り装置5と張力解放機構3を駆動させるためにそれぞれ単独の駆動機構を設ける必要がない。また、糸切り動作時において縫い糸の張力を解放させる制御も必要がないので、部品の増加、生産工程の増加等によるコストアップを防ぐことができる。
また、解放部材31には、当接部31dが形成されているので、糸切り装置5の駆動により駆動部材32が駆動した場合に駆動部材32が当接部31dを介して駆動を伝達し、解放部材31をB方向に移動させることができる。また、解放部材31には、移動案内部31eが形成されているので、解放部材31をB方向に移動させた際に、解放部材31が縫い糸の保持を解放する位置に到達するまでの移動を案内する。すなわち、解放部材31をB方向に移動させても、駆動部材32は解放部材31と接触しないので、解放部材31の移動が阻害されることがない。
従って、糸切り装置5と張力解放機構3とを連結させた状態であっても、解放部材31を独立して駆動させることができ、糸切り装置5の動作に依存することなく一対の糸調子皿2,2を解放させて縫い糸の保持を解放することができる。
また、長孔31cを移動案内部31eとすることで、駆動部材32は長孔31cによって包囲され、解放部材31から外れることがない。
よって、解放部材31及び駆動部材32の動作を安定させることができる。
従って、糸切り装置5と張力解放機構3とを連結させた状態であっても、解放部材31を独立して駆動させることができ、糸切り装置5の動作に依存することなく一対の糸調子皿2,2を解放させて縫い糸の保持を解放することができる。
また、長孔31cを移動案内部31eとすることで、駆動部材32は長孔31cによって包囲され、解放部材31から外れることがない。
よって、解放部材31及び駆動部材32の動作を安定させることができる。
<その他>
なお、本発明の範囲は上記実施形態に限られるものではない。例えば、図5に示すように、糸切り装置のないミシンにおいては、解放部材31を針板上の被縫製物を押さえつける押さえを上昇させる押さえ上げ装置6の動作に連動して糸調子皿2,2による縫い糸の保持を解放するような構成においても適用可能である。
具体的には、図5に示すように、押さえ上げ装置6を構成する押さえ上げレバー61は、一端がミシンフレームMに回動自在に取り付けられ、他端は作業者により上下動操作ができるように形成されている。
押さえ上げレバー61には、長孔61aが形成され、この長孔61aに係合された段ねじ62を介してリンク63の一端部が連結されている。リンク63の他端部には、駆動部材32が連結されている。
そして、押さえ上げレバー61を下方(図5におけるE方向)に押動することにより、押さえ上げレバー61に係合された段ねじ62を介してリンク63が駆動し、リンク63の駆動に伴って駆動部材32がC方向に回動して解放部材31をB方向に移動させる。
このような構成であっても、解放部材31を押さえ上げレバー61の動作に独立して移動させることができる。
なお、本発明の範囲は上記実施形態に限られるものではない。例えば、図5に示すように、糸切り装置のないミシンにおいては、解放部材31を針板上の被縫製物を押さえつける押さえを上昇させる押さえ上げ装置6の動作に連動して糸調子皿2,2による縫い糸の保持を解放するような構成においても適用可能である。
具体的には、図5に示すように、押さえ上げ装置6を構成する押さえ上げレバー61は、一端がミシンフレームMに回動自在に取り付けられ、他端は作業者により上下動操作ができるように形成されている。
押さえ上げレバー61には、長孔61aが形成され、この長孔61aに係合された段ねじ62を介してリンク63の一端部が連結されている。リンク63の他端部には、駆動部材32が連結されている。
そして、押さえ上げレバー61を下方(図5におけるE方向)に押動することにより、押さえ上げレバー61に係合された段ねじ62を介してリンク63が駆動し、リンク63の駆動に伴って駆動部材32がC方向に回動して解放部材31をB方向に移動させる。
このような構成であっても、解放部材31を押さえ上げレバー61の動作に独立して移動させることができる。
このような構成とすることにより、張力解放機構3は、押さえ上げレバー61の動作と独立して縫い糸に付与された張力を解放するので、張力解放機構3が押さえ上げ動作に連動して縫い糸に付与された張力を解放するものであっても、張力解放機構3を独立して駆動させることができる。これにより、押さえ上げレバー61と張力解放機構3を駆動させるためにそれぞれ単独の駆動機構を設ける必要がない。また、押さえ上げ動作時において縫い糸の張力を解放させる制御も必要がないので、部品の増加、生産工程の増加等によるコストアップを防ぐことができる。
また、解放部材31は当接部31dを有するので、押さえ上げレバー61の駆動により駆動部材32が駆動した場合に駆動部材32が当接部31dを介して駆動を伝達し、解放部材31をB方向に移動させることができる。また、解放部材31は、移動案内部31eを有するので、解放部材31をB方向に移動させた際に、解放部材31が縫い糸の保持を解放する位置に到達するまでの移動を案内する。すなわち、解放部材32をB方向に移動させても、駆動部材32は解放部材31と接触しないので、解放部材31の移動が阻害されることがない。
従って、押さえ上げレバー61と張力解放機構3とを連結させた状態であっても、解放部材31を独立して駆動させることができ、押さえ上げレバー61の動作に依存することなく一対の糸調子皿2,2を解放させて縫い糸の保持を解放することができる。
従って、押さえ上げレバー61と張力解放機構3とを連結させた状態であっても、解放部材31を独立して駆動させることができ、押さえ上げレバー61の動作に依存することなく一対の糸調子皿2,2を解放させて縫い糸の保持を解放することができる。
また、解放部材31に形成された長孔31cに替えて、駆動部材32における解放部材31の移動方向の下流側で駆動部材32と当接する突起を形成するだけでもよい。要は、解放部材31に駆動部材32の回動経路上で解放部材31と当接するものがあればよい。
また、解放部材31は、作業者が手で操作するものに限らず、解放部材31をB方向に移動させるアクチュエータを駆動させて解放部材31を移動させてもよい。
その他、発明の範囲内で自由に置換、変更等が可能である。
また、解放部材31は、作業者が手で操作するものに限らず、解放部材31をB方向に移動させるアクチュエータを駆動させて解放部材31を移動させてもよい。
その他、発明の範囲内で自由に置換、変更等が可能である。
1 糸調子装置
2 糸調子皿
3 張力解放機構
5 糸切り装置
6 押さえ上げ装置
31 解放部材
31c 長孔
31d 当接部
31e 移動案内部
32 駆動部材
33 付勢部材
2 糸調子皿
3 張力解放機構
5 糸切り装置
6 押さえ上げ装置
31 解放部材
31c 長孔
31d 当接部
31e 移動案内部
32 駆動部材
33 付勢部材
Claims (5)
- 縫い糸に張力を付与するとともに、前記縫い糸を切断する糸切り装置の動作に連動して前記縫い糸に付与された張力を解放するミシンの糸調子装置において、
前記糸切り装置の動作と独立して前記縫い糸に付与された張力を解放する張力解放機構を備えることを特徴とするミシンの糸調子装置。 - 前記張力解放機構は、
所定方向への移動により、前記縫い糸を挟んで保持する一対の糸調子皿の間に進入して前記縫い糸の保持を解放する解放部材と、
前記糸切り装置の動作に連動して前記解放部材を前記所定方向に移動させる駆動部材と、
前記解放部材を前記所定方向と逆方向に付勢する付勢部材と、を備え、
前記解放部材は、前記駆動部材に当接する当接部と、前記解放部材を前記所定方向に移動させた際に、前記解放部材が前記縫い糸の保持を解放する位置に到達するまでの移動を案内する移動案内部と、を有することを特徴とする請求項1に記載のミシンの糸調子装置。 - 縫い糸に張力を付与するとともに、針板上の被縫製物を押さえつける押さえを上昇させる押さえ上げ装置の動作に連動して前記縫い糸に付与された張力を解放するミシンの糸調子装置において、
前記押さえ上げ装置の動作と独立して前記縫い糸に付与された張力を解放する張力解放機構を備えることを特徴とするミシンの糸調子装置。 - 前記張力解放機構は、
所定方向への移動により、前記縫い糸を挟んで保持する一対の糸調子皿の間に進入して前記縫い糸の保持を解放する解放部材と、
前記押さえ上げ装置の動作に連動して前記解放部材を前記所定方向に移動させる駆動部材と、
前記解放部材を前記所定方向と逆方向に付勢する付勢部材と、を備え、
前記解放部材は、前記駆動部材に当接する当接部と、前記解放部材を前記所定方向に移動させた際に、前記解放部材が前記縫い糸の保持を解放する位置に到達するまでの移動を案内する移動案内部と、を有することを特徴とする請求項3に記載のミシンの糸調子装置。 - 前記移動案内部は、前記所定方向に沿って延びる長孔であることを特徴とする請求項2又は4に記載のミシンの糸調子装置。
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Citations (3)
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JPH0421376A (ja) * | 1990-05-15 | 1992-01-24 | Sumitomo Heavy Ind Ltd | 浮上加速装置 |
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- 2006-09-26 TW TW095135540A patent/TW200722582A/zh unknown
- 2006-10-26 CN CN 200610142435 patent/CN1955357A/zh active Pending
Patent Citations (3)
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---|---|---|---|---|
JPS4923164A (ja) * | 1972-06-26 | 1974-03-01 | ||
JPH0421376A (ja) * | 1990-05-15 | 1992-01-24 | Sumitomo Heavy Ind Ltd | 浮上加速装置 |
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Publication number | Publication date |
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A977 | Report on retrieval |
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Effective date: 20110607 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20111025 |