JP2007117319A - 配膳車 - Google Patents

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JP2007117319A
JP2007117319A JP2005312007A JP2005312007A JP2007117319A JP 2007117319 A JP2007117319 A JP 2007117319A JP 2005312007 A JP2005312007 A JP 2005312007A JP 2005312007 A JP2005312007 A JP 2005312007A JP 2007117319 A JP2007117319 A JP 2007117319A
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Toshiaki Shimoyama
俊明 下山
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

【課題】冷風ダクトの排水口を容易に清掃することができる配膳車を提供する。
【解決手段】走行可能に形成された温冷蔵庫の内部に仕切り壁を設けることによって、温冷蔵庫内に保温室と保冷室とを形成し、仕切り壁に複数のトレーを保持可能に形成し、保冷室に冷風を供給するための冷風ダクト5を備えた配膳車に関する。冷風ダクト5の内部で発生する結露水を排水するための排水口6を冷風ダクト5の底面に開口して設ける。排水口6を清掃するための小窓7を冷風ダクト5に設けると共に小窓7を閉塞するための蓋部材8を冷風ダクト5に着脱自在に設ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、病院や学校等で使用される配膳車に関するものである。
例えば、病院などにおいて各病室の患者に給食する場合、主食や副食、デザート等をそれぞれ盛り付けた食器をトレーの上に並べると共にこのトレーを配膳車内に上下複数段に積んで多数収容し、配膳車を走行させて各病室を回りながら、配膳車からトレーを取り出して患者に配達することによっておこなわれている。このような配膳車として従来から各種のものが提供されているが、最近では保温室と保冷室とを有する温冷蔵庫を台車の上に設けた配膳車が使用されており、トレーの上に並べた食品を保温室で保温したり保冷室で保冷したりしながら配達することができるようになっている(例えば、特許文献1参照)。ここで、保冷室には冷風ダクトが設けられており、冷風ダクトから保冷室に冷風を吹き出して供給することによって、保冷室を冷却するようにしている。
しかし、この種の配膳車では、2〜3年に一度程度の頻度で、専任のサービスマンが温冷蔵庫内の部品を全て取り外すことによって、冷風ダクトの内部で発生する結露水を排水するための排水口を清掃するために、厨房の作業者では排水口を清掃することができず、冷風ダクト内で生じたカビなどで排水口が詰まったりして不衛生になる恐れがあった。
特開2005−73753号公報
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、冷風ダクトの排水口を容易に清掃することができる配膳車を提供することを目的とするものである。
本発明に係る配膳車Aは、走行可能に形成された温冷蔵庫1の内部に仕切り壁2を設けることによって、温冷蔵庫1内に保温室3と保冷室4とを形成し、仕切り壁2に複数のトレー9を保持可能に形成し、保冷室4に冷風を供給するための冷風ダクト5を備えた配膳車Aにおいて、冷風ダクト5の内部で発生する結露水を排水するための排水口6を冷風ダクト5の底面に開口して設け、排水口6を清掃するための小窓7を冷風ダクト5に設けると共に小窓7を閉塞するための蓋部材8を冷風ダクト5に着脱自在に設けて成ることを特徴とするものである。
本発明にあっては、冷風ダクト5から蓋部材8を取り外して小窓7を開口することによって、小窓7を通じて排水口6を清掃することができ、専任のサービスマンが温冷蔵庫1内の部品を全て取り外すことなく、厨房の作業者が容易に排水口6を清掃することができるものである。
以下、本発明を実施するための最良の形態を説明する。
図2に本発明の配膳車Aの一例を示す。尚、この図では配膳車Aの一部を省略している。温冷蔵庫1はステンレス鋼等の金属材で箱状に作製されるものであって、車輪20を有する台車21の上に温冷蔵庫1を載置して取り付けることによって、温冷蔵庫1は走行可能に形成されている。温冷蔵庫1の両側面は開口部22として形成されており、この開口部22に複数枚の扉23を枢着することにより、開口部22が開閉自在に形成されている。尚、図2に示すものでは一枚の扉23しか図示していないが、実際には合計で六枚の扉23が取り付けられる。
温冷蔵庫1の内部には複数枚の仕切り壁2が設けられている。仕切り壁2は温冷蔵庫1の前後方向に所定の間隔を介して並設されており、この仕切り壁2により温冷蔵庫1の内部は保温室3と保冷室4とに仕切られている。図2に示すものでは一枚の仕切り壁2しか図示していないが、実際には合計で三枚の仕切り壁2が取り付けられる。そして、仕切り壁2で仕切られた温冷蔵庫1の内部空間のうち、最も後方に位置する仕切り壁2よりも後方の空間は保温室3aとして形成され、真ん中の仕切り壁(図示省略)と最も後方に位置する仕切り壁2との間の空間は保冷室4aとして形成され、真ん中の仕切り壁(図示省略)と最も前方に位置する仕切り壁(図示省略)との間の空間は保温室3bとして形成され、最も前方に位置する仕切り壁(図示省略)よりも前方の空間は保冷室4bとして形成されている。
上記保冷室4aには冷風ダクト5が設けられている。冷風ダクト5は保冷室4aの前後方向の略中央部に配置されるものであり、保冷室4a内における冷風ダクト5の前方空間と後方空間とに冷風を供給するものである。この冷風ダクト5は、前面が開放され後面が閉塞された枠状の後部材5aと、後部材5aの前面に取り付けられる板状の前部材5bとを備えて形成されている。また、冷風ダクト5の内部には熱交換機5cが設けられていると共に冷風ダクト5には二基のファン5dが設けられている。
また、上記保温室3bには温風ダクト25が設けられている。温風ダクト25は保温室3bの前後方向の略中央部に配置されるものであり、保温室3b内における温風ダクト25の前方空間と後方空間とに温風を供給するものである。この温風ダクト25の内部には電気ヒータなどのヒータ26が設けられている。
尚、保冷室4bには冷風ダクト5とは別の冷却装置が設けられている。また、保温室3aには温風ダクト25とは別の保温装置が設けられている。
上記の仕切り壁2は、図3に示すように、複数の仕切り壁ユニット40を上下に複数段重ねて連ねることによって形成されるものである。仕切り壁ユニット40は横板41と縦板42とで正面視でT字型に形成されるものであり、縦板42の下面にはスリット状凹部43が下方へ開口させて設けてある。このスリット状凹部43内にバネで下方へ弾発付勢したシャッター板52が上下動自在に取り付けられるものである。また、横板41の幅方向の中央部には上方へ台形状に突出する位置決め突条44が設けられている。このシャッター板52は下端が下側に位置する仕切り壁ユニット40の上面に当接することによってスリット状凹部43から抜けないようになっており、上下に隣合う仕切り壁ユニット40、40の間の隙間をシャッター板52で閉じ、保温室3と保冷室4との間の空気の流通を遮断するようにしてある。また、各仕切り壁ユニット40の両側(前後)には支持バー47が突出して設けられていると共に各支持バー47の先端にはサイドバー45が設けられている。そして、温冷蔵庫1の内側の前後面や冷風ダクト5の前後面や温風ダクト25の前後面には複数個の受け金具46が上下に並べて設けられており、この受け金具46に上記サイドバー45の先端を係止することによって、サイドバー45及び支持バー47を介して仕切り壁ユニット40を受け金具46によって支持して取り付けることができるものである。
温冷蔵庫1の前面には走行操作パネル27が設けられており、走行操作パネル27にはオンオフスイッチや緊急停止スイッチなどが設けられている。また、温冷蔵庫1の前面には操作レバー28が設けられており、この操作レバー28を持って操作することにより、配膳車Aを前進後退させたり方向転換させたりすることができる。尚、温冷蔵庫1の上面には符号29で示すリレーと、符号30で示す排風ファンと、符号31で示す電磁接触器とが設けられている。
また、台車21の下面には熱交換機32が設けられており、冷風ダクト5に設けた熱交換機5cと冷媒管33により接続されている。尚、台車21にはパワーアシスト機構が備わっていても良い。
そして、図4に示すように、上記の温冷蔵庫1の外周面にカバー体34を取り付けると共に台車21の外周面にバンパー35を取り付けることによって、本発明の配膳車Aを形成することができる。
この配膳車Aは仕切り壁2に複数のトレー9を保持可能に形成されている。すなわち、図3に示すように、仕切り壁2の上下に隣合う仕切り壁ユニット40,40間にトレー9を差し込んで温冷蔵庫1内にトレー9を収容することができるものである。トレー9は一側部が保温を必要とする食品を並べる保温食品部9a、他方の一側部が保冷を必要とする食品を並べる保冷食品部9bとなっており、保温食品部9aと保冷食品部9bの境界においてトレー9の下面に凹溝部67が形成してある。そして、この凹溝部67を仕切り壁ユニット40の位置決め突条44に嵌め合わせた状態で上下の仕切り壁ユニット40,40間に差し込むことによって、保温食品部9aを保温室3内に、保冷食品部9bを保冷室4内にそれぞれ位置させた状態で、トレー9を温冷蔵庫1内に収容することができるものである。このとき、トレー9の保温食品部9aや保冷食品部9bが、仕切り壁ユニット40の横板41及び支持バー47の上に乗ることによって、配膳車Aを走行させている場合でもトレー9を安定して支持することができるものである。
そして、本発明の配膳車Aでは、冷風ダクト5内の内部で発生する結露水を排水するための排水口6が設けられている。この排水口6は、図1に示すように、冷風ダクト5の後部材5aの底面に開口して形成されている。尚、この排水口6には排水管(図示省略)が接続してあって、この排水管を通じて台車21に設けたタンク(図示省略)に結露水が排出されるようになっている。
また、冷風ダクト5の前部材5bには小窓7が形成されている。小窓7は略四角形の開口で前部材5bを厚み方向で貫通するように形成されている。また、小窓7は、後部材5aに前部材5bを取り付けた状態において、排水口6の側近(直ぐ前)に設けられている。すなわち、後部材5aに前部材5bを取り付けた状態において、小窓7から排水口6が視認可能で、且つ手やブラシなどの洗浄道具が小窓7から差し込んで排水口6にまで届く位置に、小窓7を形成することができる。尚、符号49はファン5dを取り付けるためのファン取付開口部である。また、51は受け金具46を取り付けるための取り付け孔である。
また、小窓7は蓋部材8で開閉自在に形成されている。この蓋部材8は前部材5bと同材質のステンレス鋼などの金属により、小窓7の開口よりもやや大きめの板形状に形成されるものである。また、蓋部材8はボルト48により前部材5bの前面に取り付けられている。このボルト48は頭部の径を大きくすることにより、簡単に指で回転させて締めたり緩めたりすることができるものである。尚、50はボルト48が螺合するネジ孔である。
そして、本発明の配膳車Aでは、通常の使用時には、図5(a)に示すように、小窓7を蓋部材8で閉塞した状態にしているが、メンテナンス時にはボルト48を緩めて蓋部材8を取り外すことで、図5(b)に示すように、小窓7を開放し、この小窓7から排水口6の清掃を行うものである。従って、専任のサービスマンが温冷蔵庫1内の部品を全て取り外すことなく、厨房の作業者が容易に排水口6を清掃することができるものである。
本発明の実施の形態の一例を示す分解斜視図である。 同上の一部の分解斜視図である。 同上のトレーの保持状態を示す概略図である。 同上の全体を示す側面図である。 (a)(b)は同上の一部の斜視図である。
符号の説明
1 温冷蔵庫
2 仕切り壁
3 保温室
4 保冷室
5 冷風ダクト
6 排水口
7 小窓
8 蓋部材
9 トレー

Claims (1)

  1. 走行可能に形成された温冷蔵庫の内部に仕切り壁を設けることによって、温冷蔵庫内に保温室と保冷室とを形成し、仕切り壁に複数のトレーを保持可能に形成し、保冷室に冷風を供給するための冷風ダクトを備えた配膳車において、冷風ダクトの内部で発生する結露水を排水するための排水口を冷風ダクトの底面に開口して設け、排水口を清掃するための小窓を冷風ダクトに設けると共に小窓を閉塞するための蓋部材を冷風ダクトに着脱自在に設けて成ることを特徴とする配膳車。
JP2005312007A 2005-10-26 2005-10-26 配膳車 Withdrawn JP2007117319A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016039872A (ja) * 2014-08-12 2016-03-24 福島工業株式会社 配膳車

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