JP2007117212A - 吸収性物品 - Google Patents

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浩司 浅野
Tetsuya Masuki
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Abstract

【課題】止着手段の伸縮性及び強度が高く、装着感及び操作性に優れた吸収性物品を提供すること。
【解決手段】本発明の生理用ナプキン1は、片面に止着部が設けられた伸縮材からなる止着手段5を備えており、該伸縮材は、複合不織布51から形成されており、該複合不織布51は、繊維の配向方向と直交する方向に伸長可能な長繊維不織布52と、一方向に伸縮性を有する伸縮性不織布53とが、長繊維不織布52が伸長可能な方向と伸縮性不織布53が伸縮性を有する方向とを一致させて積層され、長繊維不織布52と伸縮性不織布53とが部分的に接合されて形成されており、止着手段5を使用時に伸長させる方向と複合不織布51が伸縮性を有する方向とが一致している。
【選択図】図1

Description

本発明は、吸収性物品、詳しくは止着手段を備えた吸収性物品に関する。
従来、止着手段を備えた吸収性物品が広く知られている。例えば、生理用ナプキンには、着用者のショーツ等の下着(以下、単にショーツともいう)に固定される止着手段としてのウイング部を備えたものがある。この種の生理用ナプキンは、その長手方向の両側縁に一対のウイング部が設けられている。ウイング部は、その片面に止着部としての粘着層が設けられており、生理用ナプキンの使用の際にショーツにおける股下部の縁部に沿って折り曲げられ、該粘着層を介して該ショーツの外表面に固定されるものである。
また、一枚の不織布からサイド防漏部とウイング部とが形成されている生理用ナプキンが提案されている。
例えば、特許文献1には、生理用ナプキンの表面がわ両側縁にそれぞれ長手方向に沿って、かつ生理用ナプキンのほぼ全長に亘ってサイド不織布を設けるとともに、該サイド不織布の一部を側方に延在させることによりウイング部が形成されており、サイド不織布の内方側においては表面シートに接着されない所定幅の自由縁部を有するとともに、その先端部分が二重に折り返され、この折返し内部に2本の弾性伸縮部材が配設され、製品状態では表面側に起立する立体ギャザーが形成されている生理用ナプキンが開示されている。
また、ウイング部が、その長手方向に伸縮性を有する縦長の生理用ナプキンが提案されている。
例えば、特許文献2には、液透過性の表面シート、液不透過性の裏面シート及び両シート間に介在された液保持性の吸収体を具備しており、長手方向の両側部に、生理用ナプキンのほぼ全長に亘って、該長手方向に伸縮性を有するウイング部を備えた生理用ナプキンが開示されている。
特開2002−272786号公報 特開平2−7956号公報
特許文献1記載の生理用ナプキンは、裏面シート及びウイング部それぞれの外面側に粘着層が形成されており、該粘着層を介して下着に固定して使用される。そして、ウイング部を形成しているサイド不織布が、肌触りの良い短繊維からなる不織布である場合には、生理用ナプキンの使用後にウイング部を下着から取り外す際、不織布を構成している短繊維が、該ウイング部から抜けて粘着層の一部と共にショーツ側に残ってしまう、いわゆる糊残りを生じるおそれがある。
特許文献2記載の生理用ナプキンは、ウイング部が該生理用ナプキンの幅方向に伸縮性を有していないため、ウイング部をショーツへ固定する際に、操作性の悪いことが懸念される。
従って、本発明の目的は、前述した従来技術が有する欠点を解消し得る吸収性物品を提供することにある。
本発明は、伸縮材からなる止着手段を備えた吸収性物品であって、該伸縮材は、複合不織布から形成されており、該複合不織布は、繊維の配向方向と直交する方向に伸長可能な長繊維不織布と、一方向に伸縮性を有する伸縮性不織布とが、該長繊維不織布が伸長可能な方向と該伸縮性不織布が伸縮性を有する方向とを一致させて積層され、該長繊維不織布と該伸縮性不織布とが部分的に接合されて形成されており、前記止着手段を使用時に伸長させる方向と前記複合不織布が伸縮性を有する方向とが一致している吸収性物品提供することにより、上記目的を達成したものである。
本発明の止着手段を有する吸収性物品によれば、止着手段の伸縮性及び強度が高く、装着感及び操作性に優れている。
以下、本発明の吸収性物品の好ましい一実施形態について、図1〜5を参照しながら説明する。
本実施形態の吸収性物品1としての生理用ナプキンは、図1及び図2に示すように、液透過性の表面シート2、液不透過性の裏面シート3及び両シート間に介在された液保持性の吸収体4を具備する実質的に縦長の吸収性本体11を有している。
また、本実施形態のナプキン1は、片面に止着部が設けられた伸縮材からなる止着手段5を備えており、該伸縮材は、複合不織布51から形成されており、該複合不織布51は、繊維の配向方向と直交する方向に伸長可能な長繊維不織布52と、一方向に伸縮性を有する伸縮性不織布53とが、長繊維不織布52が伸長可能な方向と伸縮性不織布53が伸縮性を有する方向とを一致させて積層され、長繊維不織布52と伸縮性不織布53とが部分的に接合されて形成されており、止着手段5を使用時に伸長させる方向と複合不織布51が伸縮性を有する方向とが一致している。本実施形態において、止着手段5はウイング部であり、前記止着部は、ウイング部5の長繊維不織布52側の面に形成されている。
本実施形態のナプキン1におけるウイング部5について、更に説明すると、一対のウイング部5,5が、図1及び図2に示すように、吸収性本体11における長手方向中央部の両側縁から外方に延出している。また、一対のウイング部5,5それぞれは、図3に示すように、吸収性本体11における長手方向中央部の両側縁から内方に延出し、裏面シート3とヒートシール又は接着剤による接着等の公知の接合方法により接合されている。
ウイング部5は、ナプキン1の幅方向に伸縮性を有している。ウイング部5を形成する複合不織布51は、一方向に伸縮性を有しており、該方向をナプキン1の幅方向と一致させて、ウイング部5は吸収性本体11に接合されている。
ウイング部5は、その片面に前記止着部としての粘着層が設けられており、ナプキン1の使用の際にショーツ等の下着(以下、単にショーツともいう)における股下部の縁部に沿って折り曲げられ、該粘着層を介して該ショーツの外表面に固定されるものである。また、前記粘着層は、ナプキン1の使用時までは剥離紙に覆われて保護されている。
ウイング部5を形成する複合不織布51は、長繊維不織布52と伸縮性不織布53とが、図4(a)に示すように、ヒートシールによるエンボスにより千鳥格子状パターンで部分的に接合されている。エンボスによる接合部54は、その平面視形状が円形であり、その直径は、0.1〜5.0mm、特に0.2〜3.0mmであることが、2枚の不織布52,53が離間して空間が形成されることを防止し且つ複合不織布51に良好な風合いを付与する上で好ましい。
ナプキン1を平面状に展開した状態において、ウイング部5の肌当接面側の面(表面シート2と同じ側の面)は、伸縮性不織布53により形成されており、非肌当接面側の面(裏面シート3と同じ側の面)は、長繊維不織布52により形成されている。以下、ウイング部5の肌当接面側又は非肌当接面側という場合には、ナプキン1を平面状に展開した状態のものをいう。本実施形態のウイング部5において、前記粘着層は長繊維不織布52の非肌当接面側の面に形成されている。
複合不織布51における接合部54は、エンボス加工が伸縮性不織布53側から施されて形成されており、複合不織布51の伸縮性不織布53側には、多数の凹部が千鳥格子状に配されている。互いに近接する4つの接合部54に囲まれた部分は、該接合部54に対して凸部となっている。複合不織布51の伸縮性不織布53側は、このような凹凸構造を有している。
複合不織布51の伸縮性不織布53側が、吸収性物品の肌当接面に用いられると、着用者の肌と複合不織布51との間に多数の空間が設けられ、良好な肌触りが得られる。
複合不織布51は、図4(a)に示す矢印の向きに沿って伸縮性を有しており、該伸縮性を有する方向及び該方向と直交する方向それぞれに沿って、接合部54が直線状に間隔を空けて配されている。伸縮性を有する方向に沿った接合部54同士の間隔P1は、3〜30mm、特に5〜10mmであることが、2枚の不織布52,53が離間して空間が形成されることを防止し且つ複合不織布51が良好な伸縮性を有する上で好ましい。また、伸縮性を有する方向と直交する方向における接合部54同士の間隔P2は、3〜30mm、特に5〜10mmであることが、同様の理由から好ましい。
複合不織布51は、その伸縮性を有する方向における破断伸度が200%以上であることが好ましく、250%以上であることが特に好ましい。複合不織布51は、大きな伸長性を有しており、身体の動きに良く追従できるため、複合不織布51を吸収性物品の止着手段に用いると、ズレ難く、装着感に優れている。
前述した破断伸度は以下の方法で測定される。複合不織布51を、その伸縮性を有する方向に90mm以上、該方向と直交する方向に40mm切り出し、測定片を作製する。測定片を、その伸縮性を有する方向が引張方向となるように、引張試験機のチャックに取り付ける。チャック間距離は90mmとする。測定片を300mm/分で引っ張り、破断したときの伸びの長さを測定する。破断したときの伸びの長さからチャック間距離を引き、その値をチャック間距離で除し更に100を乗じることで破断伸度(%)が算出される。
複合不織布51は、その伸縮性を有する方向における100cN/40mm荷重時の伸度が70%以上であることが好ましく、80%以上であることが特に好ましい。複合不織布51は、軽く引っ張っても良く伸びるので、複合不織布51を吸収性物品の止着手段に用いると、止着し易く、操作性に優れている。
前述した伸度は以下の方法で測定される。複合不織布51を、その伸縮性を有する方向に90mm以上、該方向と直交する方向に40mm切り出し、測定片を作製する。測定片を、その伸縮性を有する方向が引張方向となるように、引張試験機のチャックに取り付ける。チャック間距離は90mmとする。測定片を300mm/分で引っ張り、引張荷重が100cNのときの、伸びの長さからチャック間距離を引き、その値をチャック間距離で除し更に100を乗じた値を伸度とする。
また、複合不織布51は、その伸縮性を有する方向に100%まで伸張させて無張力状態まで戻した時の応力−伸び量曲線のヒステリシスにおいて、伸び量30%における行きの応力に対して、戻りの応力が50%以下であることが好ましく、30%以下であることが特に好ましい。
前述した応力−伸び量曲線は、以下の方法で測定される。複合不織布51を、その伸縮性を有する方向に90mm以上、該方向と直交する方向に40mm切り出し、測定片を作製する。測定片を、その伸縮性を有する方向が引張方向となるように、引張試験機のチャックに取り付ける。チャック間距離は90mmとする。次に、測定片を300m/分の速度で100%伸長させる(行き)。引き続き、300m/分の速度で無張力状態まで戻す。この間の応力を測定し、行き及び戻りそれぞれにおける伸び量30%時の応力を求める。
次に、複合不織布51を形成する伸縮性不織布53について詳述する。
複合不織布51を形成する伸縮性不織布53としては、例えば弾性繊維層の少なくとも一面に、実質的に非弾性の非弾性繊維層が配され、両繊維層は、弾性繊維層の構成繊維が繊維形態を保った状態で、繊維交点の熱融着によって全面接合されており、非弾性繊維層の構成繊維の一部が弾性繊維層に入り込んだ状態、及び/又は、弾性繊維層の構成繊維の一部が非弾性繊維層に入り込んだ状態になっている伸縮性不織布が挙げられる。
更に説明すると、弾性繊維層と、非弾性繊維層との界面及びその近傍においては、弾性繊維層の構成繊維と、非弾性繊維層の構成繊維との交点が熱融着しており、実質的に全面で均一に接合されている。全面で接合されていることによって、両層が離間して空間が形成されることが防止され、あたかも一層の不織布ごとき一体感のある多層構造の伸縮性不織布となる。「弾性繊維層の構成繊維が繊維形態を保った状態」とは、弾性繊維層の構成繊維のほとんどが、熱や圧力等を付与された場合であっても、フィルム状、又はフィルム−繊維構造に変形していない状態をいう。また、弾性繊維層は、その層内において、構成繊維の交点が熱融着している。同様に、非弾性繊維層も、その層内において、構成繊維の交点が熱融着している。
弾性繊維層の両面に非弾性繊維層が配されている場合、少なくとも何れか一方においては、その構成繊維の一部が弾性繊維層に入り込んだ状態、及び/又は、弾性繊維層の構成繊維の一部が少なくとも一方の非弾性繊維層に入り込んだ状態になっている。非弾性繊維層の構成繊維を、弾性繊維層に入り込ませる、及び/又は、弾性繊維層の構成繊維を非弾性繊維層に入り込ませるには、非弾性繊維層の構成繊維と弾性繊維層の構成繊維を熱融着させる処理前において非弾性繊維または弾性繊維の少なくともどちらかがウエブ状態(熱融着していない状態)であることが好ましい。構成繊維を他の層に入り込ませる観点から、ウエブ状態である繊維層は、短繊維の方が長繊維に比べ自由度が高いことから好ましい。また、非弾性繊維層の構成繊維を、弾性繊維層に入り込ませる、及び/又は、弾性繊維層の構成繊維を非弾性繊維層に入り込ませるには、エアスルー法を用いることが好ましい。エアスルー法を用いることで、相対する繊維層に構成繊維を入り込ませ、また、相対する繊維層から構成繊維を入り込ませることが容易となる。またエアスルー法を用いることで、非弾性繊維層の嵩高さを維持しつつ、非弾性繊維層の構成繊維を、弾性繊維層に入り込ませることが容易となる。特に、非弾性繊維層の構成繊維が、弾性繊維層の構成繊維と交絡している場合には、エアスルー法のみによって交絡していることが好ましい。エアスルー法によって繊維を交絡させるためには、気体の吹きつけ圧、吹きつけ速度、繊維層の坪量や厚み、繊維層の搬送速度等を適切に調整すればよいが、特定の条件下でエアスルー法を行うことが好ましい。熱風処理(特にエアスルー法)においては、非弾性繊維ウエブの構成繊維の一部が、弾性繊維ウエブに入り込むのと同時に、非弾性繊維ウエブの構成繊維及び/又は非弾性繊維ウエブの構成繊維と、弾性繊維ウエブの構成繊維とが、それらの交点で熱融着する。この場合、熱風処理によって弾性繊維ウエブの構成繊維がフィルム状又は、或いはフィルム−繊維構造にならないように注意する。
弾性繊維層は、伸ばすことができ且つ伸ばした力から解放したときに収縮する性質を有するものである。弾性繊維層は、少なくとも面と平行な一方向において、100%伸長後に収縮させたときの残留歪みが20%以下、特に10%以下であることが好ましい。この値は、少なくとも、MD方向及びCD方向の何れか一方において満足することが好ましく、両方向において満足することがより好ましい。ここで、不織布のMD方向は、不織布の製造工程において、製造工程の流れ方向のことであり、不織布のCD方向は、MD方向と直交する向きのことである。
弾性繊維層は、弾性を有する繊維の集合体である。弾性を有する繊維の成形方法には、例えば溶融した樹脂をノズル孔より押出し、この押出された溶融状態の樹脂を熱風により伸長させることによって繊維を細くするメルトブローン方法と半溶融状態の樹脂を冷風や機械的ドロー比によって延伸するスパンボンド法がある。また、メルトブローン法の特殊な方法として、メルトブローン法にスパンボンド法を組み合わせたスピニングブローン法がある。また、弾性繊維層は、弾性を有する繊維からなるウエブや不織布の形態であり得る。例えば、スピニングブローン法、スパンボンド法、メルトブローン法等によって形成されたウエブや不織布であり得る。特に好ましくは、スピニングブローン法で得られたウエブである。弾性繊維層の構成繊維としては、例えば熱可塑性エラストマー、ゴムなどを原料とする繊維を用いることができる。特に熱可塑性エラストマーを原料とする繊維は、通常の熱可塑性樹脂と同様に押出機を用いた溶融紡糸が可能であり、またそのようにして得られた繊維は熱融着させやすいので、エアスルー不織布を基本構成とする本実施形態の伸縮性不織布に好適である。熱可塑性エラストマーとしては、SBS、SIS、SEBS、SEPS等のスチレン系エラストマー、オレフィン系エラストマー、ポリエステル系エラストマー、ポリウレタン系エラストマーを挙げることができる。これらは一種を単独で又は二種以上を組み合わせて用いることができる。
非弾性繊維層は、伸長性を有するが、実質的に非弾性のものである。ここでいう、伸長性は、構成繊維自体が伸長する場合と、構成繊維自体は伸長しなくても、繊維どうしの交点において熱融着していた両繊維どうしが離れたり、繊維どうしの熱融着等により複数本の繊維で形成された立体構造が構造的に変化したり、構成繊維がちぎれたりして、繊維層全体として伸長する場合の何れであっても良い。非弾性繊維層を構成する繊維としては、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、ポリエステル(PETやPBT)、ポリアミド等からなる繊維等が挙げられる。非弾性繊維層を構成する繊維は、短繊維が好ましく、撥水性を有することが好ましい。また、芯鞘型又はサイド・バイ・サイドの複合繊維、分割繊維、異形断面繊維、捲縮繊維、熱収縮繊維等を用いることもできる。これらの繊維は一種を単独で又は二種以上を組み合わせて用いることができる。非弾性繊維層は、連続フィラメント又は短繊維のウエブ又は不織布であり得る。
前述した伸縮性不織布53は、例えば図5に示す装置を用いて製造できる。先ず、非弾性の短繊維を原料として用い、カード機551によって非弾性繊維ウエブ533を製造する。一方向に連続搬送される非弾性繊維ウエブ533上には、スピニングブローン紡糸ダイ552によって製造された弾性繊維の連続フィラメントからなる弾性繊維ウエブ531が積層される。弾性繊維ウエブ531上には、カード機553によって製造された非弾性繊維ウエブ532が積層される。
3つのウエブの積層体は、エアースルー方式のドライヤー554に送られ、そこで熱風処理が施される。熱風処理によって、主として熱風の吹き付け面側に位置する非弾性繊維ウエブ532の構成繊維の一部が、弾性繊維ウエブ531に入り込む。熱風処理の条件によっては、非弾性繊維ウエブ532の構成繊維の一部が、弾性繊維ウエブ531に入り込み、更に、該ウエブ531の構成繊維と交絡する。或いは、非弾性繊維ウエブ532の構成繊維の一部が、弾性繊維ウエブ531を突き抜けて、非弾性繊維ウエブ533にまで到達し、該ウエブ533の構成繊維と交絡する。
非弾性繊維ウエブ532の構成繊維の一部を、弾性繊維ウエブ531に入り込ませる、及び/又は、弾性繊維ウエブ531の構成繊維の一部を非弾性繊維ウエブ532に入り込ませるための条件は、熱風風量0.4〜3m/秒、温度80〜160℃、搬送速度5〜200m/分であることが好ましい。特に好ましくは熱風風量1〜2m/秒である。上記条件は繊維を軟化させて均一に入り込ませる点と繊維融着させる点においても好ましい。さらに、繊維を交絡させるためには、熱風風量を3〜5m/秒とし、吹きつけ圧を0.1〜0.3kg/cm2とすることで可能となる。弾性繊維ウエブ531の通気度が8m/kPa・s以上、更に好ましくは24m/kPa・s以上であると、熱風の通りがよくなり、繊維をより均一に入り込ませることができるので好ましい。また、繊維融着が良好で最大強度が高くなる。更にケバ立ちも防止される。
熱風処理においては、非弾性繊維ウエブ532の構成繊維の一部が、弾性繊維ウエブ531に入り込むのと同時に、非弾性繊維ウエブ532の構成繊維及び/又は非弾性繊維ウエブ533の構成繊維と、弾性繊維ウエブ531の構成繊維とが、それらの交点で熱融着する。この場合、熱風処理によって弾性繊維ウエブ531の構成繊維がフィルム状又は、或いはフィルム−繊維構造にならないように注意する。そして、熱風処理においては、非弾性繊維ウエブ532の構成繊維どうしが交点において熱融着し、同様に弾性繊維ウエブ531の構成繊維どうし、及び非弾性繊維ウエブ533の構成繊維どうしが交点において熱融着する。
エアスルー法の熱風処理によって、3つのウエブが一体化された繊維シート53’が得られる。ついで、3層構造の繊維シート53’に対して延伸加工を施す。具体的には、繊維シート53’を、それぞれ、大径部561,562と小径部(図示せず)が軸長方向に交互に形成された一対の凹凸ロール563,564を備えた延伸装置を用いて、繊維シート53’を、その流れ方向に直交する方向(CD)に延伸させる。
延伸装置は、一方又は双方の凹凸ロール563,564の枢支部を公知の昇降機構により上下に変位させ、両者間の間隔を調節可能に構成されている。本製造方法においては、各凹凸ロール563,564を、一方の凹凸ロール563の大径部561が、他方の凹凸ロール564の大径部562間に遊挿され、他方の凹凸ロール564の大径部562が前記一方の凹凸ロール563の大径部561間に遊挿されるように組み合わせ、その状態の両ロール563,564間に、繊維シート53’を挿入して、該繊維シート53’を延伸させる。図5から明らかなように、延伸は繊維シート53’の幅方向に行われる。この延伸によって目的とする伸縮性不織布53が得られる。
次に、複合不織布51を形成する長繊維不織布52について詳述する。
長繊維不織布52としては、例えば一方向に概ね揃って配向した長繊維からなる不織布を、該配向方向に延伸させてなる伸長性不織布を好ましく用いることができる。以下、「一方向に配向している」という場合には、「一方向に概ね配向している」場合も含む意味である。
更に説明すると、一方向に配向した長繊維からなる不織布は、例えば、スパンボンド法、スピニングブローン法又はSMS法等を用いて製造されることが好ましい。特にスパンボンド法により製造される不織布が、高強度の点から好ましい。
前述した一方向に配向した長繊維不織布は、該配向方向と直交する方向に伸長性を付与する観点から、該配向方向に50〜300%延伸されていることが好ましく、100〜300%延伸されていることが特に好ましく、150〜300%延伸されていることが一層好ましい。
一方向に配向した長繊維不織布は、該配向方向と直交する方向に伸長性を有している。伸長性は、構成繊維自体が伸長する場合と、構成繊維自体は伸長しなくても、繊維同士の交点において熱融着していた両繊維同士が離れたり、繊維同士の熱融着等により複数本の繊維で形成された立体構造が構造的に変化したり、構成繊維がちぎれたりして、繊維層として伸長する場合の何れであっても良い。不織布を構成する繊維としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル(PETやPBT)、ナイロン等やポリ乳酸等の生分解樹脂からなる繊維等が挙げられる。不織布を構成する繊維は、長繊維であり、撥水性を有することが好ましい。また、芯鞘型の複合繊維、分割繊維、異形断面繊維、捲縮繊維、熱収縮繊維等を用いることもできる。これらの繊維は一種を単独で又は2種以上を組み合わせて用いることができる。
また、一方向に配向した長繊維不織布は、弾性を有していることも好ましい。弾性材料としては、熱可塑性エラストマー、ゴム、エチレン・プロピレン共重合体等が挙げられ、これらの中でも、比較的容易に繊維状の弾性体が成形できる点から、熱可塑性エラストマーが好ましい。熱可塑性エラストマーとしては、ポリウレタン、スチレン系(SBS,SIS,SEBS,SEPS等)、オレフィン系(エチレン、プロピレン、ブテン等の共重合体等)、塩化ビニル系、ポリエステル系等を挙げることができる。これらは一種を単独で又は2種以上を組み合わせて用いることができる。不織布中の、弾性材料からなる弾性繊維の含有率は、50〜53重量%、特に75〜53重量%であることが好ましい。
本実施形態の長繊維不織布52は、例えば、長繊維としてPET/PE(芯鞘複合繊維)を用い、実質的に弾性を有さないスパンボンド不織布を繊維配向方向に240%延伸して形成したものである。延伸には、ロール1軸延伸装置を用いた。
本実施形態の複合不織布51の坪量は、50〜150g/m2、特に60〜120g/m2であることが、良好な伸縮性、柔軟性及び強度を有する上で好ましい。
詳述すると、複合不織布51を形成する伸縮性不織布53の坪量は、35〜100g/m2、特に40〜80g/m2であることが、良好な伸縮性及び柔軟性を確保する上で好ましい。また、複合不織布51を形成する長繊維不織布52の坪量は、15〜50g/m2、特に20〜40g/m2であることが強度及び伸長性を確保する上で好ましい。
また、複合不織布51の厚さは、0.1〜5.0mm、特に0.3〜3.0mmであることが、良好な伸縮性、柔軟性及び強度を有する上で好ましい。
次に、本実施形態の複合不織布51を構成する各部材について更に説明すると、伸縮性不織布53において、非弾性繊維層を構成する繊維の繊度は、1.0〜8.9dtex、特に1.5〜6.7dtexであることが、複合不織布51の一方の面が良好な肌触りを有する上で好ましい。
また、伸縮性不織布53において、非弾性繊維層を構成する繊維の繊維長は、30〜80mm、特に38〜70mmであることが、複合不織布51の一方の面の良好な肌触りを確保する上で好ましい。
本実施形態において、ウイング部5の肌当接面側の面は、伸縮性不織布53における非弾性繊維層から形成されており、該非弾性繊維層は、短繊維から構成されていることが好ましい。また、長繊維不織布52における長繊維の配向方向は、ナプキン1の長手方向と概ね一致している。
次に、前述した本発明の複合不織布の好ましい製造方法の一例について、要部の概略を、図6を参照しながら以下に説明する。
まず、前述した構成を有する伸縮性不織布53が、長尺状に形成された伸縮性不織布連続体53Aを詳述したように作製する。また、前述した長繊維不織布52が、長尺状に形成された長繊維不織布連続体52Aを常法により作製する。伸縮性不織布連続体53Aは、その幅方向に伸縮性を有しており、長繊維不織布連続体52Aは、その幅方向に伸長性を有している。
次に、図6左手に示すように、伸縮性不織布連続体53Aにおける弾性繊維層と長繊維不織布連続体52Aとが対向し且つそれぞれの長手方向が一致するように、伸縮性不織布連続体53Aと長繊維不織布連続体52Aとを積層し、複合不織布連続体51Bを作製する。図6において、長繊維不織布連続体52Aにおける長繊維の配向方向は、該長繊維不織布連続体52Aの長手方向と一致しており、その向きを線状に示している。
然る後、前述したように作製した複合不織布連続体51Bを、伸縮性不織布連続体53A側を上にして、図6中央に示すように、周面にエンボス用凸部が規則的に配置されたエンボスロール82及びそれに対向配置されたアンビルロール83を備えたエンボス装置81に送り、そこで熱エンボス加工を施す。図4(a)に示すように、接合部54が規則的なパターンで形成された、本発明の複合不織布としての複合不織布連続体51Aを得る。接合部54は、例えば、複合不織布連続体51Aの流れ方向(MD)及びその直交方向(CD)の両方向に不連続に形成されていることが好ましい。
尚、複合不織布の作製は、前述したように長尺の連続体で作製しても良いし、短尺の不織布として作成しても良い。
本実施形態のナプキン1について、更に説明すると、表面シート2及び裏面シート3それぞれの平面視形状は、図1に示すように、縦長であり、その長手方向中央部が括れた形状を有している。表面シート2の長手方向の両側部それぞれは、図2に示すように、吸収体4の両側縁から延出し、該吸収体4と裏面シート3との間に巻き下げられ、裏面シート3と接合されている。
また、表面シート2及び裏面シート3の長手方向の両端部は、図1に示すように、吸収体4の長手方向の両端縁から延出し、ヒートシール又は接着剤による接着等の公知の接合方法により接合されている。
表面シート2及び吸収体4は、図1及び図2に示すように、ヒートシールによる環状のエンボス溝7により接合されており、エンボス溝7内部の剛性が高められ、ヨレ防止性が向上している。エンボス溝7は、ナプキン1の長手方向に縦長であり、その長手方向中央部が括れた略長円形状を有している。
前述した本実施形態のナプキン1によれば、ウイング部5におけるショーツと接着する前記粘着層が長繊維不織布52の上に形成されているので、生理用ナプキンの使用後にウイング部5をショーツから取り外す際、長繊維不織布52を構成している繊維が、前記粘着層の一部と共に該ウイング部5から抜けることがなく、ショーツへの糊残りが防止されている。また、ウイング部5は、複合不織布51から形成されているので、通気性が良い。
ウイング部5の肌当接面側の面は、主として短繊維から形成されているので、柔らかく風合いが良好である。
ウイング部5を形成する複合不織布51は破断伸度が大きいため、ウイング部5の寸法を小さくしても、ウイング部5を大きく伸長してショーツの広い面積と止着することができる。
ウイング部5は、伸長させた後の戻りの収縮力が小さいため、股下部に接着されているウイング部5の収縮によるショーツのヨレが生じ難くなっており、ナプキン1の装着性が優れている。
ウイング部5は、長繊維不織布52の繊維配向方向が、ナプキン1の長手方向に沿っているので、ナプキン1の装着時に幅方向に折り曲げ易い。ウイング部5を、幅広の形状にしても、同様に折り曲げ易くなっている。
本発明の吸収性物品は、前述した実施形態に制限されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない限り適宜変更が可能である。
例えば、本発明の吸収性物品としてのナプキン1において、ウイング部5を形成する複合不織布51は、図7に示すように、ナプキン1の非肌当接面側の面全体と接合するように形成していても良い。
また、ウイング部5を形成する複合不織布51において、長繊維不織布52は、その繊維配向方向と直交する方向以外にも伸長性を有していても良い。また、伸縮性不織布53は、複数の方向に伸縮性を有していても良い。この場合、長繊維不織布52が伸長性を有する複数の方向と、複数の方向に伸縮性を有する伸縮性不織布53の伸縮する方向とが一致するように、該両不織布を積層し部分的に接合して複合不織布51を形成すれば、該複合不織布51は、複数の方向に伸縮性を有することになる。
また、複合不織布51は、長繊維不織布52と伸縮性不織布53とが、図4(b)に示すように、菱形格子状パターンで部分的に接合されていても良い。
本発明の吸収性物品は、生理用ナプキンであったが、使い捨ておむつでも良く、この場合、ウイング部5を形成している複合不織布51は、展開型使い捨ておむつにおける止着手段としてのファスニングテープの基材テープ、パンツ型使い捨ておむつにおける止着手段としての廃棄用テープの基材テープ、又は機械式面ファスナ(例えばマジックテープ(登録商標))付き胴回りサイド部等であっても良い。
図1は、本発明の吸収性物品としての生理用ナプキンの一実施形態を示す斜視図である。 図2は、図1におけるX−X線断面図である。 図3は、図1に示す生理用ナプキンを裏側から示す平面図である。 図4は、図1に示す生理用ナプキンにおけるウイング部を形成する複合不織布の接合パターンを示す模式図であり、(a)は千鳥格子状パターンであり、(b)は菱形格子状パターンである。 図5は、複合不織布を構成する伸縮性不織布を製造するために用いられる装置を示す模式図である。 図6は、本発明の複合不織布の製造方法の要部を示す模式図である。 図7は、本発明の生理用ナプキンの他の実施形態を裏側から示す平面図である示す。
符号の説明
1 生理用ナプキン(吸収性物品)
11 吸収性本体
2 表面シート
3 裏面シート
4 吸収体
5 ウイング部(止着手段)
51 複合不織布
52 長繊維不織布
53 伸縮性不織布
54 接合部
7 エンボス溝
81 エンボス装置
82 エンボスロール
83 アンビルロール

Claims (5)

  1. 伸縮材からなる止着手段を備えた吸収性物品であって、
    前記伸縮材は、複合不織布から形成されており
    前記複合不織布は、繊維の配向方向と直交する方向に伸長可能な長繊維不織布と、一方向に伸縮性を有する伸縮性不織布とが、該長繊維不織布が伸長可能な方向と該伸縮性不織布が伸縮性を有する方向とを一致させて積層され、該長繊維不織布と該伸縮性不織布とが部分的に接合されて形成されており、
    前記止着手段を使用時に伸長させる方向と前記複合不織布が伸縮性を有する方向とが一致している吸収性物品。
  2. 前記複合不織布は、前記長繊維不織布と前記伸縮性不織布とがエンボスにより部分的に接合されている請求項1記載の吸収性物品。
  3. 前記複合不織布は、伸縮性を有する方向における破断伸度が200%以上である請求項1又は2記載の吸収性物品。
  4. 前記複合不織布は、伸縮性を有する方向における100cN/40mm荷重時の伸度が70%以上である請求項1〜3の何れかに記載の吸収性物品。
  5. 前記止着手段がウイング部である請求項1〜4の何れかに記載の吸収性物品。

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