JP2007116618A - 端末装置、端末装置の制御方法、端末装置の制御プログラム、端末装置の制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents
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Abstract
【課題】想定外の位置において、精神的余裕がない場合においても、迅速に現在位置を示す位置情報を送信することができ、かつ、測位衛星からの電波を受信することができる場合には、迅速に測位衛星からの電波に基づく位置情報を送信することができる端末装置等を提供すること。
【解決手段】通報受信端末装置60に対して位置情報を送信する端末装置20であって、 情報記憶装置15から情報記憶装置15の位置を示す記憶装置位置情報を受信する記憶装置位置情報受信手段と、記憶装置位置情報を受信した時刻を示す受信時刻情報を生成する受信時刻情報生成手段と、通報受信端末装置60に対して、最新の記憶装置位置情報を送信する最新記憶装置位置情報送信手段と、衛星信号に基づいて、測位位置を示す測位位置情報を生成する測位位置情報生成手段と、通報受信端末装置60に対して、測位位置情報を送信する測位位置情報送信手段と、を有する。
【選択図】図5
【解決手段】通報受信端末装置60に対して位置情報を送信する端末装置20であって、 情報記憶装置15から情報記憶装置15の位置を示す記憶装置位置情報を受信する記憶装置位置情報受信手段と、記憶装置位置情報を受信した時刻を示す受信時刻情報を生成する受信時刻情報生成手段と、通報受信端末装置60に対して、最新の記憶装置位置情報を送信する最新記憶装置位置情報送信手段と、衛星信号に基づいて、測位位置を示す測位位置情報を生成する測位位置情報生成手段と、通報受信端末装置60に対して、測位位置情報を送信する測位位置情報送信手段と、を有する。
【選択図】図5
Description
本発明は、緊急通報とともに位置情報を送信する端末装置、端末装置の制御方法、端末装置の制御プログラム、端末装置の制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関するものである。
急病等の緊急時においては、外部に緊急状態を通報して、救助を要求する必要がある場合がある。このとき、救助を受ける者の位置を知ることが重要である。
例えば、警察機関や消防機関などの緊急通報先への通報においては、通報者の位置の特定が重要である。例えば、「総務省、情報通信審議会、情報通信技術分化会、緊急通報機能等高度化委員会」が平成16年5月に提出した「携帯電話からの緊急通報における発信者位置情報通知機能に係る技術的条件−緊急通報機能等高度化委員会 報告書(案)−」には、緊急通報時の初期段階に、所定の測位精度の位置情報を移動機が送出すべきことが記載されている。
これに関連して、携帯端末の記憶部に常時行く場所の位置データを、位置キーと1対1で予め登録しておき、緊急通報時に、現在居る場所に対応する位置キーを選択して位置データをセンター装置に送信する技術が提案されている。このとき、GPS(Global Positioning system)衛星から衛星データを受信することができる場合には、衛星データとともに、上述の位置データが送信されるようになっている。
特開2001−209892号公報(図2等)
例えば、警察機関や消防機関などの緊急通報先への通報においては、通報者の位置の特定が重要である。例えば、「総務省、情報通信審議会、情報通信技術分化会、緊急通報機能等高度化委員会」が平成16年5月に提出した「携帯電話からの緊急通報における発信者位置情報通知機能に係る技術的条件−緊急通報機能等高度化委員会 報告書(案)−」には、緊急通報時の初期段階に、所定の測位精度の位置情報を移動機が送出すべきことが記載されている。
これに関連して、携帯端末の記憶部に常時行く場所の位置データを、位置キーと1対1で予め登録しておき、緊急通報時に、現在居る場所に対応する位置キーを選択して位置データをセンター装置に送信する技術が提案されている。このとき、GPS(Global Positioning system)衛星から衛星データを受信することができる場合には、衛星データとともに、上述の位置データが送信されるようになっている。
しかし、上述の技術においては、予め登録しておいた位置以外において緊急通報が必要になる場合には、対応できないという問題がある。また、緊急状態に陥いり、精神的余裕を失っている者が、現在位置に対応する位置キーを冷静に選択することができるとは限らない。さらに、GPS衛星からの電波強度等によっては、GPSデータの受信に長時間を要するから、位置情報の送信が遅れる場合があるという問題がある。
そこで、本発明は、想定外の位置において、精神的余裕がない場合においても、迅速に現在位置を示す位置情報を送信することができ、かつ、測位衛星からの電波を受信することができる場合には、迅速に測位衛星からの電波に基づく位置情報を送信することができる端末装置、端末装置の制御方法、端末装置の制御プログラム、端末装置の制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供することを目的とする。
前記目的は、第1の発明によれば、通報受信端末装置に対して位置情報を送信する端末装置であって、情報記憶装置から前記情報記憶装置の位置を示す記憶装置位置情報を受信する記憶装置位置情報受信手段と、前記記憶装置位置情報を受信した時刻を示す受信時刻情報を生成する受信時刻情報生成手段と、前記通報受信端末装置に対して、最新の前記記憶装置位置情報を送信する最新記憶装置位置情報送信手段と、測位衛星からの信号である衛星信号を受信する衛星信号受信手段と、前記衛星信号に基づいて、測位位置を示す測位位置情報を生成する測位位置情報生成手段と、前記通報受信端末装置に対して、前記測位位置情報を送信する測位位置情報送信手段と、を有することを特徴とする端末装置により達成される。
第1の発明の構成によれば、前記端末装置は、前記最新記憶装置位置情報送信手段を有するから、前記通報受信端末装置に対して、前記記憶装置位置情報受信手段によって受信した前記記憶装置位置情報のうち、最新の前記記憶装置位置情報を送信することができる。
ここで、前記記憶装置位置情報受信手段は、日常的によく行く場所に限らず、前記情報記憶装置から前記記憶装置位置情報を受信する。そして、最新の前記記憶装置位置情報は、前記端末装置が最も直近に取得した情報であるから、前記端末装置の真の位置に最も近いはずである。このため、前記端末装置の使用者が緊急状態において精神的な余裕がない場合においても、前記最新記憶装置位置情報送信手段は、前記通報受信端末装置に対して、最も真の位置に近い前記記憶装置位置情報を送信することができる。さらに、前記最新記憶装置位置情報送信手段は、前記測位衛星から前記衛星信号を受信するか否かに関わらず、最新の前記記憶装置位置情報を送信することができるから、迅速に最新の前記記憶装置位置情報を送信することができる。
また、前記端末装置は、前記測位位置情報送信手段を有するから、前記衛星信号を受信し、前記測位位置情報を生成した場合には、前記情報受信端末装置に対して、前記測位位置情報を送信することができる。
これにより、想定外の位置において、精神的余裕がない場合においても、迅速に現在位置を示す位置情報を送信することができ、かつ、測位衛星からの電波を受信することができる場合には、迅速に測位衛星からの電波に基づく位置情報を送信することができる。
ここで、前記記憶装置位置情報受信手段は、日常的によく行く場所に限らず、前記情報記憶装置から前記記憶装置位置情報を受信する。そして、最新の前記記憶装置位置情報は、前記端末装置が最も直近に取得した情報であるから、前記端末装置の真の位置に最も近いはずである。このため、前記端末装置の使用者が緊急状態において精神的な余裕がない場合においても、前記最新記憶装置位置情報送信手段は、前記通報受信端末装置に対して、最も真の位置に近い前記記憶装置位置情報を送信することができる。さらに、前記最新記憶装置位置情報送信手段は、前記測位衛星から前記衛星信号を受信するか否かに関わらず、最新の前記記憶装置位置情報を送信することができるから、迅速に最新の前記記憶装置位置情報を送信することができる。
また、前記端末装置は、前記測位位置情報送信手段を有するから、前記衛星信号を受信し、前記測位位置情報を生成した場合には、前記情報受信端末装置に対して、前記測位位置情報を送信することができる。
これにより、想定外の位置において、精神的余裕がない場合においても、迅速に現在位置を示す位置情報を送信することができ、かつ、測位衛星からの電波を受信することができる場合には、迅速に測位衛星からの電波に基づく位置情報を送信することができる。
第2の発明は、第1の発明の構成において、前記記憶装置位置情報は、前記端末装置の位置が屋内か屋外かを示す屋内屋外情報を含み、前記屋内屋外情報に基づいて、現在位置が屋内か屋外かを判断する屋内屋外判断手段を有し、前記衛星信号受信手段は、前記屋内屋外判断手段によって現在位置が屋外であると判断した場合にのみ、起動する構成となっていることを特徴とする端末装置である。
第2の発明の構成によれば、前記衛星信号受信手段は、前記屋内屋外判断手段によって現在位置が屋外であると判断した場合にのみ、起動する構成となっているから、屋内であって前記衛星信号の受信が不可能又は困難である場合には起動せず、無駄な動作による電力消費を低減することができる。
第3の発明は、第1の発明又は第2の発明のいずれかの構成において、前記記憶装置位置情報は、前記情報記憶装置の位置に対応する名称を示す位置名称情報を含み、
前記測位位置情報は、前記測位位置の精度を示す精度情報を含むことを特徴とする端末装置である。
前記測位位置情報は、前記測位位置の精度を示す精度情報を含むことを特徴とする端末装置である。
第3の発明の構成によれば、前記記憶装置位置情報は、前記情報記憶装置の位置に対応する名称を示す位置名称情報を含み、前記測位位置情報は、前記測位位置の精度を示す精度情報を含むから、前記端末装置を捜索するための目安として前記位置名称情報及び前記精度情報を使用することができる。
前記目的は、第4の発明によれば、通報受信端末装置に対して位置情報を送信する端末装置が、情報記憶装置から前記情報記憶装置の位置を示す記憶装置位置情報を受信する記憶装置位置情報受信ステップと、前記端末装置が、前記記憶装置位置情報を受信した時刻を示す受信時刻情報を生成する受信時刻情報生成ステップと、前記端末装置が、前記通報受信端末装置に対して、最新の前記記憶装置位置情報を送信する最新記憶装置位置情報送信ステップと、前記端末装置が、測位衛星からの信号である衛星信号を受信する衛星信号受信ステップと、前記端末装置が、前記衛星信号に基づいて、測位位置を示す測位位置情報を生成する測位位置情報生成ステップと、前記端末装置が、前記通報受信端末装置に対して、前記測位位置情報を送信する測位位置情報送信ステップと、を有することを特徴とする端末装置の制御方法によって達成される。
第4の発明の構成によれば、第1の発明の構成と同様に、想定外の位置において、精神的余裕がない場合においても、迅速に現在位置を示す位置情報を送信することができ、かつ、測位衛星からの電波を受信することができる場合には、迅速に測位衛星からの電波に基づく位置情報を送信することができる。
前記目的は、第5の発明によれば、コンピュータに、通報受信端末装置に対して位置情報を送信する端末装置が、情報記憶装置から前記情報記憶装置の位置を示す記憶装置位置情報を受信する記憶装置位置情報受信ステップと、前記端末装置が、前記記憶装置位置情報を受信した時刻を示す受信時刻情報を生成する受信時刻情報生成ステップと、前記端末装置が、前記通報受信端末装置に対して、最新の前記記憶装置位置情報を送信する最新記憶装置位置情報送信ステップと、前記端末装置が、測位衛星からの信号である衛星信号を受信する衛星信号受信ステップと、前記端末装置が、前記衛星信号に基づいて、測位位置を示す測位位置情報を生成する測位位置情報生成ステップと、前記端末装置が、前記通報受信端末装置に対して、前記測位位置情報を送信する測位位置情報送信ステップと、を実施させることを特徴とする端末装置の制御プログラムによって達成される。
前記目的は、第6の発明によれば、コンピュータに、通報受信端末装置に対して位置情報を送信する端末装置が、情報記憶装置から前記情報記憶装置の位置を示す記憶装置位置情報を受信する記憶装置位置情報受信ステップと、前記端末装置が、前記記憶装置位置情報を受信した時刻を示す受信時刻情報を生成する受信時刻情報生成ステップと、前記端末装置が、前記通報受信端末装置に対して、最新の前記記憶装置位置情報を送信する最新記憶装置位置情報送信ステップと、前記端末装置が、測位衛星からの信号である衛星信号を受信する衛星信号受信ステップと、前記端末装置が、前記衛星信号に基づいて、測位位置を示す測位位置情報を生成する測位位置情報生成ステップと、前記端末装置が、前記通報受信端末装置に対して、前記測位位置情報を送信する測位位置情報送信ステップと、を実施させることを特徴とする端末装置の制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体によって達成される。
以下、この発明の好適な実施の形態を添付図面等を参照しながら、詳細に説明する。
尚、以下に述べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。
尚、以下に述べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。
図1は、本発明の実施の形態の通報システム10を示す概略図である。
図1に示すように、通報システム10は、端末20を有する。端末20は、GPS装置36を有し、測位衛星である例えば、GPS衛星12a,12b,12c及び12dからの信号である例えば、信号S1,S2,S3及びS4を受信して現在位置を測位することができる。GPS装置36は、衛星信号受信手段の一例である。信号S1乃至S4は衛星信号の一例である。端末20は、端末装置の一例であり、例えば、携帯電話機である。
端末20は、タグリーダ34を有し、例えば、建物14の正面玄関14a付近に配置されているICタグ15から、ICタグ15の位置を示す位置情報を受信することができる。ICタグ15は、情報記憶装置の一例である。タグリーダ34は、記憶装置位置情報受信手段の一例である。
図1に示すように、通報システム10は、端末20を有する。端末20は、GPS装置36を有し、測位衛星である例えば、GPS衛星12a,12b,12c及び12dからの信号である例えば、信号S1,S2,S3及びS4を受信して現在位置を測位することができる。GPS装置36は、衛星信号受信手段の一例である。信号S1乃至S4は衛星信号の一例である。端末20は、端末装置の一例であり、例えば、携帯電話機である。
端末20は、タグリーダ34を有し、例えば、建物14の正面玄関14a付近に配置されているICタグ15から、ICタグ15の位置を示す位置情報を受信することができる。ICタグ15は、情報記憶装置の一例である。タグリーダ34は、記憶装置位置情報受信手段の一例である。
また、端末20は、通信装置32を有し、通信基地局である基地局50及びインターネット網55を介して、通報受信端末60と通信可能になっている。端末20は、通報受信端末60に対して、「緊急事態です」というメッセージを含む緊急通報とともに、現在位置を示す位置情報を送信することができる。後述のように、端末20は、端末20の現在位置を示す位置情報として、ICタグ15から取得した位置情報をまず送信し、その後、信号S1等に基づく測位ができた場合には、その測位位置を示す情報を送信する。
上述の通報受信端末60は通報受信端末装置の一例である。
上述の通報受信端末60は通報受信端末装置の一例である。
なお、本実施の形態とは異なり、端末20は例えば、PHS(Personal Handy−phone System)、PDA(Personal Digital Assistance)等であってもよい。
なお、本実施の形態とは異なり、GPS衛星12a等は、1個乃至3個であってもよいし、5個以上であってもよい。
なお、本実施の形態とは異なり、GPS衛星12a等は、1個乃至3個であってもよいし、5個以上であってもよい。
端末20は、その使用者である甲に保持されており、事故や急病、誘拐の被害を受けている場合、脅迫を受けている場合、ストーカー行為の被害を受けている場合等の緊急状態において、現在位置を示す情報を含む緊急通報を通報受信端末60に送信することができるようになっている。
(ICタグ15の主なハードウエア構成について)
図2は、ICタグ15のハードウエア構成等を示す概略図である。
図2(a)に示すように、ICタグ15は、塩化ビニール等からなるタグ本体15aを有すると共に、そのタグ本体15aにはICチップ15bが配置されている。
図2は、ICタグ15のハードウエア構成等を示す概略図である。
図2(a)に示すように、ICタグ15は、塩化ビニール等からなるタグ本体15aを有すると共に、そのタグ本体15aにはICチップ15bが配置されている。
ICタグ15は、IC(集積回路)チップ15bを有すると共に、非接触且つ近接することで情報の送受信を行うアンテナ部15cを有している。このICタグ15は、RFID(Radio Frequency Identification:無線を用いた自動認識)を利用しているため、このアンテナ部15cによって接触せずに電波を交信することで情報のやりとりが行える構成となっている。
アンテナ部15cは、図1の端末20のタグリーダ34からのICタグ励振信号を受信し、タグリーダ34に対して応答信号を送信する。
ICタグ15の通信可能距離は、タグリーダ34からの電波強度にも依存するが、概略3メートル(m)以内である。
ICタグ15の通信可能距離は、タグリーダ34からの電波強度にも依存するが、概略3メートル(m)以内である。
ICタグ15は、ICで構成されているから、小型化できる。具体的には、ICタグ15の大きさは、例えば一辺が0.5ミリメートル(mm)乃至1.0ミリメートル(mm)の表面及び裏面と、それよりも小さな寸法の側面を有する平板状の直方体である。
図2(b)は、ICタグ15のICチップ15bのメモリに格納されている情報の一例を示す図である。
図2(b)に示すように、ICタグ15には、タグ情報16が記録されている。ICタグ情報16は、ICタグ15の位置を示す位置情報16a、及び、ICタグ15が付されている場所の名称を示す名称情報16b、及び屋内屋外情報16cを含む。屋内屋外情報16cは、ICタグ15の位置が屋内か屋外かを示す情報ではなくて、タグ情報16を受信した端末20の位置が、次の瞬間である例えば、5秒(s)後に屋内か屋外かを示す情報である。
この位置情報16aは記憶装置位置情報一例であり、名称情報は位置名称情報の一例であり、屋内屋外情報16cは屋内屋外情報の一例である。
図2(b)に示すように、ICタグ15には、タグ情報16が記録されている。ICタグ情報16は、ICタグ15の位置を示す位置情報16a、及び、ICタグ15が付されている場所の名称を示す名称情報16b、及び屋内屋外情報16cを含む。屋内屋外情報16cは、ICタグ15の位置が屋内か屋外かを示す情報ではなくて、タグ情報16を受信した端末20の位置が、次の瞬間である例えば、5秒(s)後に屋内か屋外かを示す情報である。
この位置情報16aは記憶装置位置情報一例であり、名称情報は位置名称情報の一例であり、屋内屋外情報16cは屋内屋外情報の一例である。
(端末20の主なハードウエア構成について)
図3は端末20の主なハードウエア構成を示す概略図である。
図3に示すように、端末20は、コンピュータを有しており、コンピュータは、バス22を有する。
図3は端末20の主なハードウエア構成を示す概略図である。
図3に示すように、端末20は、コンピュータを有しており、コンピュータは、バス22を有する。
このバス22には、CPU(Central Processing Unit)24、記憶装置26等が接続されている。記憶装置26は例えば、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等である。
また、このバス22には、各種情報等を入力するための入力装置28、電力供給手段である電源装置30が接続されている。入力装置28は、例えば、入力ボタン群(図示せず)で構成されている。
また、このバス22には、外部と通信するための通信装置32が接続されている。
また、このバス22には、タグリーダ34、GPS装置36、及び、各種情報を表示するための表示装置38及び、時計40が接続されている。
また、このバス22には、外部と通信するための通信装置32が接続されている。
また、このバス22には、タグリーダ34、GPS装置36、及び、各種情報を表示するための表示装置38及び、時計40が接続されている。
(通報受信端末60の主なハードウエア構成について)
図4は通報受信端末60の主なハードウエア構成を示す概略図である。
図4に示すように、通報受信端末60は、コンピュータを有しており、コンピュータは、バス62を有する。
図4は通報受信端末60の主なハードウエア構成を示す概略図である。
図4に示すように、通報受信端末60は、コンピュータを有しており、コンピュータは、バス62を有する。
このバス62には、CPU64、記憶装置66、入力装置68、電源装置70、通信装置72、GPS装置74、及び、表示装置76が接続されている。
(端末20の主なソフトウエア構成について)
図5は、端末20の主なソフトウエア構成を示す概略図である。
図5に示すように、端末20は、各部を制御する制御部100、図3の通信装置32に対応する通信部102、タグリーダ34に対応するタグリーダ部104、GPS装置36に対応するGPS部106、時計40に対応する計時部108等を有する。
図5は、端末20の主なソフトウエア構成を示す概略図である。
図5に示すように、端末20は、各部を制御する制御部100、図3の通信装置32に対応する通信部102、タグリーダ34に対応するタグリーダ部104、GPS装置36に対応するGPS部106、時計40に対応する計時部108等を有する。
また、図5に示すように、端末20は、各種プログラムを格納する第1記憶部110、各種情報を格納する第2記憶部150を有する。
図5に示すように、端末20は、第2記憶部150に、端末ID情報152を格納している。端末ID情報152は、端末20を他の端末と識別するための端末IDを示す情報であり、端末IDは、例えば、「aabbcc」という英文字列である。
図5に示すように、端末20は、第2記憶部150に、衛星軌道情報154を格納している。衛星軌道情報154は、すべてのGPS衛星12a等(図1参照)の概略の衛星軌道を示すアルマナック154a及び、各GPS衛星12a等の精密な衛星軌道を示すエフェメリス154bを含む。端末20は、衛星軌道情報154を、測位のために使用する。
図5に示すように、端末20は、第1記憶部110に、タグ情報受信プログラム112を格納している。タグ情報受信プログラム112は、制御部100が、タグリーダ部104によって、ICタグ15からタグ情報16(図2(b)参照)を受信するためのプログラムである。
具体的には、制御部100は、タグリーダ部104を制御してタグリーダ34を起動し、ICタグ15からタグ情報16を受信する。そして、制御部100は、タグ情報16を位置情報158として第2記憶部150に格納する。
具体的には、制御部100は、タグリーダ部104を制御してタグリーダ34を起動し、ICタグ15からタグ情報16を受信する。そして、制御部100は、タグ情報16を位置情報158として第2記憶部150に格納する。
図5に示すように、端末20は、第1記憶部110に、タグ情報受信時刻情報生成プログラム114を格納している。タグ情報受信時刻情報生成プログラム114は、制御部100が計時部108によって、タグ情報16を受信した時刻を計測し、その受信時刻を示す位置情報対応時刻情報160を生成するためのプログラムである。位置情報対応時刻情報160は受信時刻情報の一例であり、タグ情報受信時刻情報生成プログラム114と制御部100は受信時刻情報生成手段の一例である。
制御部100は、生成した位置情報対応時刻情報160を第2記憶部150に格納する。
制御部100は、生成した位置情報対応時刻情報160を第2記憶部150に格納する。
図6は、位置情報セット156等の一例を示す概略図である。
図7は、ICタグ15A等を示す概略図である。
図6に示すように、位置情報セット156は、位置情報158と、各位置情報158に対応する位置情報対応時刻情報160を示す情報である。タグ情報16(図2(b)参照)及び位置情報158に含まれている「名称」を示す情報は、「種別3」として位置情報セット156を構成している。
また、位置情報セット156は、各位置情報158の取得先乃至生成方法を示す「種別1」を示す情報を含む。
種別1における「IC−TAG」は、位置情報158の取得先がICタグであることを示す。
種別1における「CELL」は、位置情報158の取得先が基地局測位であることを示す。ここで、基地局測位とは、例えば、端末20が通信中の基地局50(図1参照)の位置を取得し、基地局50の位置を端末20の位置とする方法である。本明細書においては、基地局測位についての詳細の説明は省略する。
種別1における「GPS」は、位置情報158が、GPS衛星12a等からの信号S1等に基づく測位(以下、GPS測位と呼ぶ)によって生成した情報であることを示す。
図7は、ICタグ15A等を示す概略図である。
図6に示すように、位置情報セット156は、位置情報158と、各位置情報158に対応する位置情報対応時刻情報160を示す情報である。タグ情報16(図2(b)参照)及び位置情報158に含まれている「名称」を示す情報は、「種別3」として位置情報セット156を構成している。
また、位置情報セット156は、各位置情報158の取得先乃至生成方法を示す「種別1」を示す情報を含む。
種別1における「IC−TAG」は、位置情報158の取得先がICタグであることを示す。
種別1における「CELL」は、位置情報158の取得先が基地局測位であることを示す。ここで、基地局測位とは、例えば、端末20が通信中の基地局50(図1参照)の位置を取得し、基地局50の位置を端末20の位置とする方法である。本明細書においては、基地局測位についての詳細の説明は省略する。
種別1における「GPS」は、位置情報158が、GPS衛星12a等からの信号S1等に基づく測位(以下、GPS測位と呼ぶ)によって生成した情報であることを示す。
また、位置情報セット156は、各位置情報158を取得した直後である例えば、5(s)後の端末20の位置が屋外であるか屋内であるかを示す「種別2」を示す情報を含む。
図7に示すように、例えば、ICタグ15Aは部屋17のドア17aの外側に配置されており、ICタグ15Bは部屋17のドア17aの内側に配置されていいる。
端末20の使用者甲が、建物14内の部屋17にある会社に出勤すると仮定すると、まず、自宅を出た甲の端末20は、例えば、GPS測位を行う。これにより、例えば、北緯35度41分07秒、東経139度41分50秒という位置情報、2000年10月1日7時0分0秒という位置情報対応時刻情報、種別1としてGPS、種別2としてOUTDOOR(屋外)、種別3として測位誤差である5mという情報から構成される位置情報セット156eを生成する。この場合、種別2における屋外(OUTDOOR)か屋内(INDOOR)かの区別は、例えば、信号S1等の信号強度によって判断する。
図7に示すように、例えば、ICタグ15Aは部屋17のドア17aの外側に配置されており、ICタグ15Bは部屋17のドア17aの内側に配置されていいる。
端末20の使用者甲が、建物14内の部屋17にある会社に出勤すると仮定すると、まず、自宅を出た甲の端末20は、例えば、GPS測位を行う。これにより、例えば、北緯35度41分07秒、東経139度41分50秒という位置情報、2000年10月1日7時0分0秒という位置情報対応時刻情報、種別1としてGPS、種別2としてOUTDOOR(屋外)、種別3として測位誤差である5mという情報から構成される位置情報セット156eを生成する。この場合、種別2における屋外(OUTDOOR)か屋内(INDOOR)かの区別は、例えば、信号S1等の信号強度によって判断する。
続いて、端末20が、例えば、基地局測位を行う。これにより、例えば、北緯35度41分0秒、東経139度42分0秒という位置情報、2000年10月1日7時30分0秒という位置情報対応時刻情報、種別1としてCELL、種別2としてOUTDOOR(屋外)、種別3として測位誤差である100mという情報から構成される位置情報セット156dを生成する。この場合、種別2における屋外(OUTDOOR)か屋内(INDOOR)かの区別は、例えば、基地局50からの電波強度によって判断する。
続いて、甲が建物14内に入るときに、その正面玄関14a(図1参照)に配置されたICタグ15からタグ情報16(図2(b)参照)を受信する。これにより、例えば、北緯35度41分05秒、東経139度41分48秒という位置情報、2000年10月1日7時40分0秒としう位置情報対応時刻情報、種別1としてIC−TAG、種別2としてINDOOR−IN、種別3としてICタグ15の位置の名称を示す「Aビル 1F 正面玄関」という情報から構成される位置情報セット156cを生成する。この場合、種別2における屋外(OUTDOOR)か屋内(INDOOR)かの区別は、ICタグ15からの情報(以下、種別2を示す情報と呼ぶ)に基づいて行うようになっている。種別2を示す情報は、屋内屋外情報の一例である。
ICタグ15は、人が建物14外から建物14内へ入る正面玄関14aに配置されている。すなわち、ICタグ15は、建物14の外側に配置されているから、端末20がICタグ15からタグ情報16を取得するのは、建物14の外側から内側に入る場合である。このため、端末20は、その直後である例えば、5秒(s)後には屋内に位置するから、タグ情報16は、屋内(INDOOR)を示す情報を含むようになっている。
ICタグ15は、人が建物14外から建物14内へ入る正面玄関14aに配置されている。すなわち、ICタグ15は、建物14の外側に配置されているから、端末20がICタグ15からタグ情報16を取得するのは、建物14の外側から内側に入る場合である。このため、端末20は、その直後である例えば、5秒(s)後には屋内に位置するから、タグ情報16は、屋内(INDOOR)を示す情報を含むようになっている。
続いて、甲が端末20を保持して部屋17に入るときに、そのドアの外側に配置されたICタグ15Aからタグ情報16A(図7参照)を受信する。これにより、例えば、北緯35度41分05秒、東経139度41分48秒という位置情報、2000年10月1日8時0分0秒という位置情報対応時刻情報、種別1としてIC−TAG、種別2としてINDOOR−IN、種別3としてICタグ15Aの位置の名称を示す「Aビル 5F ドアNo.1」という情報から構成される位置情報セット156bを生成する。
続いて、甲が1日の仕事を終え、端末20を保持して部屋17から出るときに、そのドアの内側に配置されたICタグ15Bからタグ情報16B(図7参照)を受信する。これにより、例えば、北緯35度41分05秒、東経139度41分48秒という位置情報、2000年10月1日18時0分0秒という位置情報対応時刻情報、種別1としてIC−TAG、種別2としてINDOOR−OUT、種別3としてICタグ15Bの位置の名称を示す「Aビル 5F ドアNo.1」という情報から構成される位置情報セット156aを生成する。ここで、種別2がINDOOR−OUTとなっているのは、ICタグ15Bからタグ情報16Bを取得した場合には、部屋17の外に出ても、依然として建物14内であるから、部屋からは出たが依然として屋外であることを示すためである。
なお、甲が端末20保持して正面玄関14aを出るときには、その内側のICタグ(図示せず)から、OUTDOOR−OUTという種別2の情報を取得する。これは、端末20が建物14から外に出て、かつ、端末20の位置が屋外であることを意味する。
なお、甲が端末20保持して正面玄関14aを出るときには、その内側のICタグ(図示せず)から、OUTDOOR−OUTという種別2の情報を取得する。これは、端末20が建物14から外に出て、かつ、端末20の位置が屋外であることを意味する。
制御部100は、上述のように、ICタグ15等からのタグ情報16等を受信することによって、位置情報セット156を蓄積していく。
図5に示すように、端末20は、第1記憶部110に、最新位置情報取得プログラム116を格納している。最新位置情報取得プログラム116は、制御部100が、入力装置28を構成するいずれかの入力ボタンが、例えば、10秒(s)間連続して押下された場合に、第2記憶部150から最新の位置情報セット156a(図6参照)を取得するためのプログラムである。
図5に示すように、端末20は、第1記憶部110に、最新位置情報送信プログラム118を格納している。最新位置情報送信プログラム118は、制御部100が、通報受信端末60に対して、最新の位置情報セット156aを送信するためのプログラムである。すなわち、最新位置情報送信プログラム118と制御部100は、最新記憶装置位置情報送信手段の一例である。
具体的には、制御部100は、位置情報セット156aを、端末ID情報152と緊急通報メッセージ162とともに、通報受信端末60に対して送信する。緊急通報メッセージ162は、例えば、「緊急状態です」というメッセージである。端末ID情報152を送信することによって、通報受信端末60は、どの端末からの緊急通報かを特定することができる。
具体的には、制御部100は、位置情報セット156aを、端末ID情報152と緊急通報メッセージ162とともに、通報受信端末60に対して送信する。緊急通報メッセージ162は、例えば、「緊急状態です」というメッセージである。端末ID情報152を送信することによって、通報受信端末60は、どの端末からの緊急通報かを特定することができる。
図5に示すように、端末20は、第1記憶部110に、屋内屋外判断プログラム120を格納している。屋内屋外判断プログラム120は、制御部100が、位置情報セット156の種別2に基づいて、現在位置が屋内か屋外かを判断するためのプログラムである。すなわち、屋内屋外判断プログラム120と制御部100は、屋内屋外判断手段の一例である。
上述のように、位置情報セット156は、種別2を含み、最新の位置情報セット156aは、種別2が屋内であることを示している。
このため、制御部100は、端末20の現在位置が屋内であると判断する。
上述のように、位置情報セット156は、種別2を含み、最新の位置情報セット156aは、種別2が屋内であることを示している。
このため、制御部100は、端末20の現在位置が屋内であると判断する。
図5に示すように、端末20は、第1記憶部110に、測位プログラム122を格納している。測位プログラム122は、制御部100が上述の屋内屋外判断プログラム120によって現在位置が屋外であると判断した場合に、GPS部106によって信号S1等を受信し、その信号S1等に基づいて現在位置を測位し、測位位置を示す測位位置情報164を生成するためのプログラムである。この測位位置情報164は、測位位置情報の一例である。そして、測位プログラム122と制御部100とGPS部104は、測位位置情報生成手段の一例である。
具体的には、制御部100はアルマナック154aを参照して、計時部108によって計時した現在時刻において観測可能なGPS衛星12a等を特定する。そして、制御部100は、GPS部106によって、例えば、3個以上のGPS衛星12a等から信号S1等を受信し、信号S1等が各GPS衛星12a等から発信された時刻と端末20に到達した時刻との差である遅延時間によって、各GPS衛星12a等と端末20との間の距離である擬似距離を求める。そして、エフェメリス154bと、上述の擬似距離を使用して、現在位置の測位演算を行うようになっている。
このとき、制御部100は、上述の屋内屋外判断プログラム120によって現在位置が屋外であると判断した場合にのみ、GPS装置36を起動して信号S1等を受信するようになっている。
制御部100は、生成した測位位置情報164を第2記憶部150に格納する。図5に示すように、測位位置情報164は、現在位置の座標を例えば、緯度及び経度で示す情報である。また、測位位置情報164は、測位誤差を示す情報も含む。測位誤差を示す情報は、精度情報の一例である。
このとき、制御部100は、上述の屋内屋外判断プログラム120によって現在位置が屋外であると判断した場合にのみ、GPS装置36を起動して信号S1等を受信するようになっている。
制御部100は、生成した測位位置情報164を第2記憶部150に格納する。図5に示すように、測位位置情報164は、現在位置の座標を例えば、緯度及び経度で示す情報である。また、測位位置情報164は、測位誤差を示す情報も含む。測位誤差を示す情報は、精度情報の一例である。
図5に示すように、端末20は、第1記憶部110に、測位位置情報対応時刻情報生成プログラム124を格納している。測位位置情報対応時刻情報生成プログラム124は、制御部100が計時部108によって、測位位置情報164を生成した時刻を計測し、測位位置情報対応時刻情報166を生成するためのプログラムである。
図5に示すように、端末20は、第1記憶部110に、測位位置情報送信プログラム126を格納している。測位位置情報送信プログラム126は、制御部100が、通報受信端末60に対して、端末ID情報152と、測位位置情報164及び測位位置対応時刻情報166を送信するためのプログラムである。すなわち、測位位置情報送信プログラム126と制御部100は、測位位置情報送信手段の一例である。
以上の構成によって、端末20は、通報受信端末60に対して、まず、第1に最新の位置情報セット156aを送信する。続いて、端末20は、屋外にいるときに限ってGPS衛星12a等から信号を受信し、測位位置情報164を生成できた場合には、その測位位置情報164を送信することができる。
以上の構成によって、端末20は、通報受信端末60に対して、まず、第1に最新の位置情報セット156aを送信する。続いて、端末20は、屋外にいるときに限ってGPS衛星12a等から信号を受信し、測位位置情報164を生成できた場合には、その測位位置情報164を送信することができる。
通報システム10は、上述のように構成されている。
上述のように、端末20は、通報受信端末60に対して、タグリーダ34によって受信したICタグ情報16等に含まれる位置情報を含む位置情報セット156のうち、例えば、最新の位置情報セット156aを送信することができる。
ここで、端末20はタグリーダ34によって、日常的によく行く場所に限らず、ICタグ15等からタグ情報16等を受信する。そして、最新の位置情報セット156aは、端末20が最も直近に取得した情報であるから、端末20の真の位置に最も近いはずである。このため、端末20の使用者甲が緊急状態において精神的な余裕がない場合においても、通報受信端末60に対して、最も真の位置に近い位置情報を含む位置情報セット156aを送信することができる。
さらに、端末20は、GPS衛星12a等から信号S1等を受信するか否かに関わらず、最新の位置情報セット156aを送信することができるから、迅速に最新の位置情報セット156aを送信することができる。
また、端末20は、現在位置が屋外であれば、信号S1等を受信し、測位位置情報164を生成した場合には、通報受信端末60に対して、測位位置情報164を送信することができる。
これにより、想定外の位置において、精神的余裕がない場合においても、迅速に現在位置を示す位置情報を送信することができ、かつ、測位衛星からの電波を受信することができる場合には、迅速に測位衛星からの電波に基づく位置情報を送信することができる。
通報受信端末60は、例えば、最新の位置情報セット156aを受信することで、端末20が直近に取得したタグ情報16に含まれる位置情報及び名称情報を目安にして、直ちに、端末20の保持者甲の捜索を開始することができる。そして、端末20から測位位置情報164を受信した場合には、その測位位置情報164を手がかりにして、端末20の保持者甲の捜索を続行することができる。測位位置情報164は、現実に端末20の位置を測位して生成された情報であるから、上述の最新の位置情報セット156aに含まれる位置情報よりも、端末20の位置を精度良く示している。このため、第1に最新の位置情報セット156aに含まれる位置情報を目安に端末20の捜索を開始し、続いて、測位位置情報164に基づく捜索に切り替えることで、効率的に端末20の保持者甲を捜索することができる。
上述のように、端末20は、通報受信端末60に対して、タグリーダ34によって受信したICタグ情報16等に含まれる位置情報を含む位置情報セット156のうち、例えば、最新の位置情報セット156aを送信することができる。
ここで、端末20はタグリーダ34によって、日常的によく行く場所に限らず、ICタグ15等からタグ情報16等を受信する。そして、最新の位置情報セット156aは、端末20が最も直近に取得した情報であるから、端末20の真の位置に最も近いはずである。このため、端末20の使用者甲が緊急状態において精神的な余裕がない場合においても、通報受信端末60に対して、最も真の位置に近い位置情報を含む位置情報セット156aを送信することができる。
さらに、端末20は、GPS衛星12a等から信号S1等を受信するか否かに関わらず、最新の位置情報セット156aを送信することができるから、迅速に最新の位置情報セット156aを送信することができる。
また、端末20は、現在位置が屋外であれば、信号S1等を受信し、測位位置情報164を生成した場合には、通報受信端末60に対して、測位位置情報164を送信することができる。
これにより、想定外の位置において、精神的余裕がない場合においても、迅速に現在位置を示す位置情報を送信することができ、かつ、測位衛星からの電波を受信することができる場合には、迅速に測位衛星からの電波に基づく位置情報を送信することができる。
通報受信端末60は、例えば、最新の位置情報セット156aを受信することで、端末20が直近に取得したタグ情報16に含まれる位置情報及び名称情報を目安にして、直ちに、端末20の保持者甲の捜索を開始することができる。そして、端末20から測位位置情報164を受信した場合には、その測位位置情報164を手がかりにして、端末20の保持者甲の捜索を続行することができる。測位位置情報164は、現実に端末20の位置を測位して生成された情報であるから、上述の最新の位置情報セット156aに含まれる位置情報よりも、端末20の位置を精度良く示している。このため、第1に最新の位置情報セット156aに含まれる位置情報を目安に端末20の捜索を開始し、続いて、測位位置情報164に基づく捜索に切り替えることで、効率的に端末20の保持者甲を捜索することができる。
また、上述のように、端末20は、現在位置が屋外であると判断した場合にのみ、GPS装置36を起動する構成となっているから、屋内であって信号S1等の受信が不可能又は困難である場合には起動せず、無駄な動作による電力消費を低減することができる。
また、タグ情報16等はICタグ15等の位置に対応する名称を示す名称情報を含み、測位位置情報164は測位誤差を示す情報を含むから、端末20を捜索するための目安として名称情報及び測位誤差を示す情報を使用することができる。
また、タグ情報16等はICタグ15等の位置に対応する名称を示す名称情報を含み、測位位置情報164は測位誤差を示す情報を含むから、端末20を捜索するための目安として名称情報及び測位誤差を示す情報を使用することができる。
(通報システム10の動作例について)
以上が本実施の形態に係る通報システム10の構成であるが、以下、その動作例を主に図8、図9及び図10を使用して説明する。
以上が本実施の形態に係る通報システム10の構成であるが、以下、その動作例を主に図8、図9及び図10を使用して説明する。
図8、図9及び図10は、通報システム10の動作例を示す概略フローチャートである。
まず、図8を使用して、端末20がタグ15からタグ情報16を受信するときの動作例を説明する。
まず、端末20のタグリーダ34が、ICタグ15からタグ情報16を受信する(図8のステップST1)。このステップST1は、記憶装置位置情報受信ステップの一例である。
まず、図8を使用して、端末20がタグ15からタグ情報16を受信するときの動作例を説明する。
まず、端末20のタグリーダ34が、ICタグ15からタグ情報16を受信する(図8のステップST1)。このステップST1は、記憶装置位置情報受信ステップの一例である。
続いて、端末20は、タグ情報16を受信した時刻を示す位置情報対応時刻情報160を生成する(ステップST2)。このステップST2は、受信時刻情報生成ステップの一例である。
続いて、端末20は、タグ情報16を位置情報158として、位置情報対応時刻情報160とともに第2記憶部150に格納する(ステップST3)。この位置情報158と位置情報対応時刻情報160は、位置情報セット156を構成する。
端末20は、ICタグ15等が配置されている場所を通過する都度、上述のステップST1乃至ステップST3を行い、位置情報セット156を蓄積する(図6参照)。
続いて、端末20は、タグ情報16を位置情報158として、位置情報対応時刻情報160とともに第2記憶部150に格納する(ステップST3)。この位置情報158と位置情報対応時刻情報160は、位置情報セット156を構成する。
端末20は、ICタグ15等が配置されている場所を通過する都度、上述のステップST1乃至ステップST3を行い、位置情報セット156を蓄積する(図6参照)。
次に、図9及び図10を使用して、端末20が通報受信端末60に対して緊急通報を送信するときの動作例を説明する。
まず、端末20は、通報ボタンが押下されたか否かを判断する(図9のステップST21)。ここで、端末20は、入力装置28を構成する入力ボタンのうち、いずれか一つでも、例えば、10秒(s)間連続して押下された場合に、通報ボタンが押下されたと判断する。これは、いずれの入力ボタンも、通報ボタンとして機能することを意味する。
まず、端末20は、通報ボタンが押下されたか否かを判断する(図9のステップST21)。ここで、端末20は、入力装置28を構成する入力ボタンのうち、いずれか一つでも、例えば、10秒(s)間連続して押下された場合に、通報ボタンが押下されたと判断する。これは、いずれの入力ボタンも、通報ボタンとして機能することを意味する。
ステップST21において、端末20が通報ボタンが押下されたと判断すると、端末20の第2記憶部150内の最新の位置情報セット156a(図6参照)を取得する(ステップST22)。
続いて、端末20は、通報受信端末60に対して、最新の位置情報セット156aを送信する(ステップST23)。このステップST23は、最新記憶装置位置情報送信ステップの一例である。
続いて、端末20は、通報受信端末60に対して、最新の位置情報セット156aを送信する(ステップST23)。このステップST23は、最新記憶装置位置情報送信ステップの一例である。
続いて、端末20は、位置情報セット156aの種別2が「INDOOR」か否かを判断する(ステップST24)。
ステップST24において、端末20は、位置情報セット156aの種別2が「INDOOR」であると判断すると、通報のための動作を終了する。
ステップST24において、端末20は、位置情報セット156aの種別2が「INDOOR」であると判断すると、通報のための動作を終了する。
これに対して、仮に、位置情報セット156aの種別2が「OUTDOOR」である場合には、端末20は、位置情報セット156aの種別2が「INDOOR」ではないと判断し、GPS装置36を起動する。そして、GPS衛星12a等から信号S1等を受信し、測位処理を開始する(図10のステップST25)。このステップST25は、衛星信号受信ステップの一例であり、測位位置情報生成ステップの一例でもある。
続いて、端末20は、測位位置が収束(fix)したか否かを判断する(ステップST26)。端末20は、測位演算を短時間に繰り返し行っているが、信号S1等の受信状態等によっては、測位演算の結果が一つに収束しない場合がある。端末20は、測位演算の結果が収束しない場合には、測位位置を出力しないように構成されている。
ステップST26において、端末20は、測位位置が収束(fix)したと判断すると、測位位置情報164を測位位置対応時刻情報166(図5参照)とともに保存する(ステップST27)。
続いて、端末20は、測位位置情報164及び測位位置対応時刻情報166を通報受信端末60に送信する。
なお、上述のステップST26において、端末20は、測位位置が収束(fix)しないと判断すると、通報のための動作を終了する。
続いて、端末20は、測位位置情報164及び測位位置対応時刻情報166を通報受信端末60に送信する。
なお、上述のステップST26において、端末20は、測位位置が収束(fix)しないと判断すると、通報のための動作を終了する。
以上のステップによって、想定外の位置において、精神的余裕がない場合においても、迅速に現在位置を示す位置情報を送信することができ、かつ、測位衛星からの電波受信することができる場合には、迅速に測位衛星からの電波に基づく位置情報を送信することができる。
(第2の実施の形態)
次に、第2の実施の形態について、説明する。
第2の実施の形態の通報システム10A(図11参照)の構成は、上記第1の実施の形態の通報システム10と多くの構成が共通するため共通する部分は同一の符号等とし、説明を省略し、以下、相違点を中心に説明する。
次に、第2の実施の形態について、説明する。
第2の実施の形態の通報システム10A(図11参照)の構成は、上記第1の実施の形態の通報システム10と多くの構成が共通するため共通する部分は同一の符号等とし、説明を省略し、以下、相違点を中心に説明する。
図11は、通報システム10Aの構成を示す概略図である。
図11に示すように、通報システム10Aは、管理サーバ(以下、サーバと呼ぶ)70を有する。
通報受信端末60は、サーバ70に対して端末20Aの位置情報を要求し、端末20Aはサーバ70を経由して位置情報を通報受信端末60に送信するように構成されている。
図11に示すように、通報システム10Aは、管理サーバ(以下、サーバと呼ぶ)70を有する。
通報受信端末60は、サーバ70に対して端末20Aの位置情報を要求し、端末20Aはサーバ70を経由して位置情報を通報受信端末60に送信するように構成されている。
図12は、端末20Aの主なソフトウエア構成を示す概略図である。
図12に示すように、端末20Aは、第1記憶部110に、最新位置情報送信プログラム118Aを格納している。最新位置情報送信プログラム118Aは、制御部100が、通報受信端末60からサーバ70を介して、位置情報の要求を受信した場合に、サーバ70に対して、端末ID情報152及び最新の位置情報セット156a(図6参照)を送信するためのプログラムである。
図12に示すように、端末20Aは、第1記憶部110に、最新位置情報送信プログラム118Aを格納している。最新位置情報送信プログラム118Aは、制御部100が、通報受信端末60からサーバ70を介して、位置情報の要求を受信した場合に、サーバ70に対して、端末ID情報152及び最新の位置情報セット156a(図6参照)を送信するためのプログラムである。
図12に示すように、端末20Aは、第1記憶部110に、測位位置情報送信プログラム126Aを格納している。位位置情報送信送信プログラム126Aは、端末20が、サーバ70を介して通報受信端末60に対して、端末ID情報152、測位位置情報164及び測位位置対応時刻情報166を送信するためのプログラムである。
上述のように、端末20Aと通報受信端末60との間の通信は、サーバ70を介して行われる。端末20Aとサーバ70との間の通信環境は安定しており、同様に、通報受信端末60とサーバ70との間の通信環境は安定している。これに対して、端末20Aと通報受信端末60は、例えば、いずれか一方が電波の届かない位置にあったり、通話中であれば、互いに通信ができない場合がある等、その通信環境は安定していない。
この点、端末20Aと通報受信端末60との間の通信を、サーバ70を介して行うことによって、端末20Aは通報受信端末60から確実に位置情報の要求を受信し、位置情報を通報受信端末60に対して確実に送信することができる。
この点、端末20Aと通報受信端末60との間の通信を、サーバ70を介して行うことによって、端末20Aは通報受信端末60から確実に位置情報の要求を受信し、位置情報を通報受信端末60に対して確実に送信することができる。
以下、図13及び図14を使用して、通報システム10Aの動作例を説明する。
図13及び図14は、通報システム10Aの動作例を示す概略フローチャートである。
なお、端末20AがICタグ15等からタグ情報16等を受信する動作は、第1の実施の形態の端末20と同様であるから、説明を省略し、以下、位置情報を送信するときの動作例のみを説明する。
まず、通報受信端末60が、サーバ70へ位置情報要求を送信する(図13のステップST101)。ここで、位置情報要求とは、サーバ70に対して端末20Aの位置を示す情報を要求するための情報である。このとき、通報受信端末60は、検索対象の端末20Aの端末IDを送信する。
図13及び図14は、通報システム10Aの動作例を示す概略フローチャートである。
なお、端末20AがICタグ15等からタグ情報16等を受信する動作は、第1の実施の形態の端末20と同様であるから、説明を省略し、以下、位置情報を送信するときの動作例のみを説明する。
まず、通報受信端末60が、サーバ70へ位置情報要求を送信する(図13のステップST101)。ここで、位置情報要求とは、サーバ70に対して端末20Aの位置を示す情報を要求するための情報である。このとき、通報受信端末60は、検索対象の端末20Aの端末IDを送信する。
続いて、サーバ70は通報受信端末60から位置情報要求を受信する(ステップST102)。
続いて、サーバ70は、位置情報要求に含まれる端末IDに該当する端末20Aに対して、位置要求を送信する(ステップST103)。ここで、位置要求とは、端末20Aに対して端末20Aの位置を示す情報を要求するための情報である。
続いて、サーバ70は、位置情報要求に含まれる端末IDに該当する端末20Aに対して、位置要求を送信する(ステップST103)。ここで、位置要求とは、端末20Aに対して端末20Aの位置を示す情報を要求するための情報である。
続いて、端末20Aは、サーバ70から位置要求を受信する(ステップST104)。
続いて、端末20Aは、最新の位置情報セット156a(図6参照)を取得する(ステップST105)。
続いて、端末20Aは、端末ID情報152及び最新の位置情報セット156aをサーバ70へ送信する(ステップST106)。
続いて、端末20Aは、最新の位置情報セット156a(図6参照)を取得する(ステップST105)。
続いて、端末20Aは、端末ID情報152及び最新の位置情報セット156aをサーバ70へ送信する(ステップST106)。
続いて、サーバ70は端末20Aから端末ID情報152及び最新の位置情報セット156aを受信し(ステップST201)、通報受信端末60へその端末ID情報152及び最新の位置情報セット156aを送信する(ステップST202)。
続いて、通報受信端末60はサーバ70から端末ID情報152及び最新の位置情報セット156aを受信し(ステップST203)、表示装置76(図3参照)にその最新の位置情報セット156aを表示する(ステップST204)。
続いて、通報受信端末60はサーバ70から端末ID情報152及び最新の位置情報セット156aを受信し(ステップST203)、表示装置76(図3参照)にその最新の位置情報セット156aを表示する(ステップST204)。
ステップST106に続いて、端末20Aは、ステップST107、図14のステップST108、ステップST109及びステップST110を実施するが、第1の実施の形態のステップST24(図9参照)、ステップST25(図10参照)、ステップST26及びステップST27と同様であるから、説明を省略する。
ステップST110に続いて、端末20Aは、端末ID情報152、測位位置情報164及び測位位置対応時刻情報166をサーバ70へ送信する(ステップST111)
ステップST110に続いて、端末20Aは、端末ID情報152、測位位置情報164及び測位位置対応時刻情報166をサーバ70へ送信する(ステップST111)
続いて、サーバ70は端末20Aから端末ID情報152、測位位置情報164及び測位位置対応時刻情報166を受信し(ステップST205)、通報受信端末20へその端末ID情報152、測位位置情報164及び測位位置対応時刻情報166を送信する(ステップST206)。
続いて、通報受信端末60はサーバ70から端末ID情報152、測位位置情報164及び測位位置対応時刻情報166を受信し(ステップST207)、表示装置76(図3参照)にその測位位置情報164及び測位位置対応時刻情報166を表示する(ステップST208)。
続いて、通報受信端末60はサーバ70から端末ID情報152、測位位置情報164及び測位位置対応時刻情報166を受信し(ステップST207)、表示装置76(図3参照)にその測位位置情報164及び測位位置対応時刻情報166を表示する(ステップST208)。
以上のステップに示すように、端末20Aと通報受信端末60との間の通信を、サーバ70を介して行うから、端末20Aは通報受信端末60から確実に位置情報の要求を受信し、位置情報を通報受信端末60に対して確実に送信することができる。
(プログラム及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体等について)
コンピュータに上述の動作例の記憶装置位置情報受信ステップと、受信時刻情報生成ステップと、最新記憶装置位置情報送信ステップと、衛星信号受信ステップと、測位位置情報生成ステップと、測位位置情報送信ステップ等を実行させるための端末装置の制御プログラムとすることができる。
また、このような端末装置の制御プログラム等を記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体等とすることもできる。
コンピュータに上述の動作例の記憶装置位置情報受信ステップと、受信時刻情報生成ステップと、最新記憶装置位置情報送信ステップと、衛星信号受信ステップと、測位位置情報生成ステップと、測位位置情報送信ステップ等を実行させるための端末装置の制御プログラムとすることができる。
また、このような端末装置の制御プログラム等を記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体等とすることもできる。
これら端末装置の制御プログラム等をコンピュータにインストールし、コンピュータによって実行可能な状態とするために用いられるプログラム格納媒体は、例えばフロッピー(登録商標)のようなフレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)、CD−R(Compact Disc−Recordable)、CD−RW(Compact Disc−Rewritable)、DVD(Digital Versatile Disc)などのパッケージメディアのみならず、プログラムが一時的若しくは永続的に格納される半導体メモリ、磁気ディスクあるいは光磁気ディスクなどで実現することができる。
本発明は、上述の各実施の形態に限定されない。さらに、上述の各実施の形態は、相互に組み合わせて構成するようにしてもよい。
10,10A・・・通報システム、12a,12b,12c,12d・・・GPS衛星、20,20A・・・端末、50・・・基地局、60・・・通報受信端末、70・・・管理サーバ、112・・・タグ情報受信プログラム、114・・・タグ情報受信時刻情報生成プログラム、116・・・最新位置情報取得プログラム、118,118A・・・最新位置情報送信プログラム、120・・・屋内屋外判断プログラム、122・・・測位プログラム、124・・・測位位置情報対応時刻情報生成プログラム、126,126A・・・測位位置情報送信プログラム
Claims (6)
- 通報受信端末装置に対して位置情報を送信する端末装置であって、
情報記憶装置から前記情報記憶装置の位置を示す記憶装置位置情報を受信する記憶装置位置情報受信手段と、
前記記憶装置位置情報を受信した時刻を示す受信時刻情報を生成する受信時刻情報生成手段と、
前記通報受信端末装置に対して、最新の前記記憶装置位置情報を送信する最新記憶装置位置情報送信手段と、
測位衛星からの信号である衛星信号を受信する衛星信号受信手段と、
前記衛星信号に基づいて、測位位置を示す測位位置情報を生成する測位位置情報生成手段と、
前記通報受信端末装置に対して、前記測位位置情報を送信する測位位置情報送信手段と、
を有することを特徴とする端末装置。 - 前記記憶装置位置情報は、前記端末装置の位置が屋内か屋外かを示す屋内屋外情報を含み、
前記屋内屋外情報に基づいて、現在位置が屋内か屋外かを判断する屋内屋外判断手段を有し、
前記衛星信号受信手段は、前記屋内屋外判断手段によって現在位置が屋外であると判断した場合にのみ、起動する構成となっていることを特徴とする請求項1に記載の端末装置。 - 前記記憶装置位置情報は、前記情報記憶装置の位置に対応する名称を示す位置名称情報を含み、
前記測位位置情報は、前記測位位置の精度を示す精度情報を含むことを特徴とする請求項1又は請求項2のいずれかに記載の端末装置。 - 通報受信端末装置に対して位置情報を送信する端末装置が、情報記憶装置から前記情報記憶装置の位置を示す記憶装置位置情報を受信する記憶装置位置情報受信ステップと、
前記端末装置が、前記記憶装置位置情報を受信した時刻を示す受信時刻情報を生成する受信時刻情報生成ステップと、
前記端末装置が、前記通報受信端末装置に対して、最新の前記記憶装置位置情報を送信する最新記憶装置位置情報送信ステップと、
前記端末装置が、測位衛星からの信号である衛星信号を受信する衛星信号受信ステップと、
前記端末装置が、前記衛星信号に基づいて、測位位置を示す測位位置情報を生成する測位位置情報生成ステップと、
前記端末装置が、前記通報受信端末装置に対して、前記測位位置情報を送信する測位位置情報送信ステップと、
を有することを特徴とする端末装置の制御方法。 - コンピュータに、
通報受信端末装置に対して位置情報を送信する端末装置が、情報記憶装置から前記情報記憶装置の位置を示す記憶装置位置情報を受信する記憶装置位置情報受信ステップと、
前記端末装置が、前記記憶装置位置情報を受信した時刻を示す受信時刻情報を生成する受信時刻情報生成ステップと、
前記端末装置が、前記通報受信端末装置に対して、最新の前記記憶装置位置情報を送信する最新記憶装置位置情報送信ステップと、
前記端末装置が、測位衛星からの信号である衛星信号を受信する衛星信号受信ステップと、
前記端末装置が、前記衛星信号に基づいて、測位位置を示す測位位置情報を生成する測位位置情報生成ステップと、
前記端末装置が、前記通報受信端末装置に対して、前記測位位置情報を送信する測位位置情報送信ステップと、
を実施させることを特徴とする端末装置の制御プログラム。 - コンピュータに、
通報受信端末装置に対して位置情報を送信する端末装置が、情報記憶装置から前記情報記憶装置の位置を示す記憶装置位置情報を受信する記憶装置位置情報受信ステップと、
前記端末装置が、前記記憶装置位置情報を受信した時刻を示す受信時刻情報を生成する受信時刻情報生成ステップと、
前記端末装置が、前記通報受信端末装置に対して、最新の前記記憶装置位置情報を送信する最新記憶装置位置情報送信ステップと、
前記端末装置が、測位衛星からの信号である衛星信号を受信する衛星信号受信ステップと、
前記端末装置が、前記衛星信号に基づいて、測位位置を示す測位位置情報を生成する測位位置情報生成ステップと、
前記端末装置が、前記通報受信端末装置に対して、前記測位位置情報を送信する測位位置情報送信ステップと、
を実施させることを特徴とする端末装置の制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005308656A JP2007116618A (ja) | 2005-10-24 | 2005-10-24 | 端末装置、端末装置の制御方法、端末装置の制御プログラム、端末装置の制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (1)
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JP2007116618A true JP2007116618A (ja) | 2007-05-10 |
Family
ID=38098374
Family Applications (1)
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JP2005308656A Withdrawn JP2007116618A (ja) | 2005-10-24 | 2005-10-24 | 端末装置、端末装置の制御方法、端末装置の制御プログラム、端末装置の制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2007116618A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013213804A (ja) * | 2012-03-09 | 2013-10-17 | Ricoh Co Ltd | 通信端末、通信方法、及びプログラム |
JP2014062832A (ja) * | 2012-09-21 | 2014-04-10 | Ricoh Co Ltd | 配信システム、配信方法、及びプログラム |
JP2015181069A (ja) * | 2015-07-17 | 2015-10-15 | 武美 小林 | 対象物体の状態管理システム |
WO2017170667A1 (ja) * | 2016-03-31 | 2017-10-05 | 日本電気株式会社 | 端末、通信装置、基地局、通信システム、通信方法及びプログラム |
-
2005
- 2005-10-24 JP JP2005308656A patent/JP2007116618A/ja not_active Withdrawn
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