JP2006292532A - 測位装置、測位装置の制御方法、測位装置の制御プログラム、測位装置の制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

測位装置、測位装置の制御方法、測位装置の制御プログラム、測位装置の制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】位置情報とともに、屋内屋外を含む環境情報を送信することができる測位装置等を提供すること。
【解決手段】測位衛星12a等からの信号である衛星信号S1等を受信する衛星信号受信手段と、衛星信号に基づいて、現在位置を示す現在位置情報を生成する現在位置情報生成手段と、衛星信号の信号強度を示す信号強度情報を生成する信号強度情報生成手段と、信号強度情報に示される信号強度が、屋内領域に対応する屋内対応信号強度範囲内であるか否か、及び/又は、屋外領域に対応する屋外対応信号強度範囲内であるか否かを判断する信号強度評価手段と、信号強度評価手段による判断結果に基づいて、現在位置が前記屋内領域内であるか、又は、屋外領域内であるかを示す情報を含む測位環境情報を生成する測位環境情報生成手段と、前記現在位置情報及び前記測位環境情報を送信する情報送信手段と、を有する。
【選択図】図3

Description

本発明は、測位衛星からの衛星信号に基づく測位に関する測位装置、測位装置の制御方法、測位装置の制御プログラム、測位装置の制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関するものである。
従来、衛星航法システムである例えば、GPS(Global Positioning System)を利用してGPS受信機の現在位置を測位する測位システムが実用化されている。
GPS受信機は、例えば、3個以上のGPS衛星から信号を受信し、信号が各GPS衛星から発信された時刻とGPS受信機に到達した時刻との差(以後、遅延時間と呼ぶ)によって、各GPS衛星とGPS受信機との間の距離(以後、擬似距離と呼ぶ)を求める。そして、各GPS衛星から受信した信号に乗せられている各GPS衛星の衛星軌道情報と、上述の擬似距離を使用して、現在位置の測位演算を行うようになっている(例えば、特許文献1)。
ところで、警察機関や消防機関などの緊急通報先への通報においては、通報者の位置の特定が重要である。例えば、「総務省、情報通信審議会、情報通信技術分化会、緊急通報機能等高度化委員会」が平成16年5月に提出した「携帯電話からの緊急通報における発信者位置情報通知機能に係る技術的条件−緊急通報機能等高度化委員会 報告書(案)−」には、緊急通報時の初期段階に、所定の測位精度の位置情報を移動機が送出すべきことが記載されている。
特開平7−209405号公報
しかし、例えば、通報者が屋内にいる場合には、GPS衛星からの信号の信号強度が弱い等のために測位誤差が大きくなり、実際には通報者が屋内にいるにもかかわらず、測位位置が屋外を示しているために、通報者の発見に時間がかかる場合があるという問題がある。
そこで、本発明は、位置情報とともに、屋内屋外を含む環境情報を送信することができる測位装置、測位装置の制御方法、測位装置の制御プログラム、測位装置の制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供することを目的とする。
前記目的は、第1の発明によれば、測位衛星からの信号である衛星信号を受信する衛星信号受信手段と、前記衛星信号に基づいて、現在位置を示す現在位置情報を生成する現在位置情報生成手段と、前記衛星信号の信号強度を示す信号強度情報を生成する信号強度情報生成手段と、前記信号強度情報に示される前記信号強度が、屋内領域に対応する屋内対応信号強度範囲内であるか否か、及び/又は、屋外領域に対応する屋外対応信号強度範囲内であるか否かを判断する信号強度評価手段と、前記信号強度評価手段による判断結果に基づいて、現在位置が前記屋内領域内であるか、又は、前記屋外領域内であるかを示す情報を含む測位環境情報を生成する測位環境情報生成手段と、前記現在位置情報及び前記測位環境情報を送信する情報送信手段と、を有することを特徴とする測位装置により達成される。
第1の発明の構成によれば、前記測位装置は、前記信号強度評価手段によって、前記信号強度が、前記屋内対応信号強度範囲内であるか否か、及び/又は、前記屋外対応信号強度範囲内であるか否かを判断することができる。
そして、前記測位装置は、前記測位環境情報生成手段によって、現在位置が前記屋内領域内であるか、又は、前記屋外領域内であるかを示す情報を含む測位環境情報を生成することができる。
さらに、前記測位装置は、前記情報送信手段によって、前記現在位置情報及び前記測位環境情報を送信することができる。
これにより、前記測位装置は、位置情報とともに、屋内屋外を含む環境情報を送信することができる。
第2の発明は、第1の発明の構成において、複数の前記測位衛星からの前記衛星信号の前記信号強度の平均強度を示す平均信号強度情報を生成する平均信号強度情報生成手段を有し、前記信号強度評価手段は、前記平均強度が、前記屋内対応信号強度範囲内であるか否か、及び/又は、前記屋外対応信号強度範囲内であるか否かを判断する構成となっていることを特徴とする測位装置である。
前記屋内領域である、例えば、建物内部においては、前記衛星信号が建物の屋根を通過して非常に弱くなっているが、窓際では窓からの比較的強い前記衛星信号を受信することができる。すなわち、前記信号強度が大きい前記衛星信号と、前記信号強度が小さい前記衛星信号が混在している。また、前記屋外領域においても、例えば、高層ビル街においては、前記衛星信号が高層ビルに反射して減衰することによって、前記信号強度が大きい前記衛星信号と、前記信号強度が小さい前記衛星信号が混在している。
したがって、前記信号強度評価手段が、例えば、1つの前記衛星信号の前記信号強度を評価するだけでは、前記測位装置の現在位置が前記屋内領域内か前記屋外領域内かについて、誤った測位環境情報を生成する場合がある。
この点、前記測位装置の前記信号強度評価手段は、前記平均強度が、屋内領域に対応する屋内対応信号強度範囲内であるか否か、及び/又は、屋外領域に対応する屋外対応信号強度範囲内であるか否かを判断する構成となっているから、前記測位装置の現在位置が前記屋内領域内であるか前記屋外領域内であるかを正しく示す測位環境情報を生成することができる。
第3の発明は、第1の発明又は第2の発明のいずれかの構成において、受信した前記衛星信号の発信元の前記測位衛星の仰角を示す仰角情報を生成する仰角情報生成手段と、前記仰角が、予め規定した高仰角範囲内である前記測位衛星を示す高仰角測位衛星情報を生成する高仰角測位衛星情報生成手段と、前記高仰角測位衛星情報に示される前記測位衛星からの前記衛星信号の前記信号強度が、前記高仰角範囲内の前記測位衛星からの前記信号強度の予想強度範囲内であるか否かを判断する高仰角測位衛星信号強度評価手段と、を有し、前記測位環境情報生成手段は、さらに、前記高仰角測位衛星信号強度評価手段の判断結果に基づいて、現在位置が前記屋内領域内、前記屋外領域内、前記屋内領域において前記屋内対応信号強度範囲外の前記信号強度の前記衛星信号を受信する屋内強信号受信可能領域内、又は、前記屋外領域において前記屋外対応信号強度範囲外の前記信号強度の前記衛星信号を受信する屋外信号強度劣化領域内のいずれかを示す前記測位環境情報を生成する構成となっていることを特徴とする測位装置である。
前記屋内領域内において、例えば、建物の窓際においては、前記信号強度が前記屋内対応信号強度範囲内ではない場合がある。また、前記屋外領域において、例えば、ビル街においては、前記信号強度が前記屋外対応信号強度範囲内ではない場合がある。すなわち、前記信号強度に基づく判断によれば、前記屋内領域、前記屋外領域のいずれに属するか不明確な領域が存在する。
ここで、例えば、天頂付近に位置する高仰角の前記測位衛星に着目すると、前記屋外領域内においては、ビル街であっても天頂付近は開けているから、高仰角の前記測位衛星からの前記衛星信号の前記信号強度は前記屋内領域内よりも大きいはずである。一方、前記屋内領域内においては、天頂付近は建物の屋根の存在によって、高仰角の前記測位衛星からの前記衛星信号の前記信号強度は前記屋外領域内よりも小さいはずである。すなわち、
天頂付近に位置する高仰角の前記測位衛星からの前記衛星信号の信号強度に着目することによって、現在位置が前記屋内領域か前記屋外領域かを判断することができる。
この点、第3の発明の構成によれば、前記測位装置は、前記高仰角測位衛星信号強度評価手段を有するから、前記高仰角測位衛星情報に示される前記測位衛星からの前記信号強度が、前記予想強度範囲内であるか否かを判断することができる。
そして、前記測位装置の前記測位環境情報生成手段は、現在位置が前記屋内領域内、前記屋外領域内、前記屋内強信号受信可能領域内又は前記屋外信号強度劣化領域内のいずれかを示す前記測位環境情報を生成することができる。
これにより、前記測位装置は、位置情報とともに、屋内屋外を含む環境情報を送信することができるのみならず、屋内屋外のいずれに属するか不明確な場合においても、屋内屋外のいずれに属するかを特定することができる。さらに、前記測位装置は、屋内屋外を特定した上で、さらに詳細に、前記屋内強信号受信可能領域内又は前記屋外信号強度劣化領域内であることを示す情報を示す前記測位環境情報を送信することができる。
前記目的は、第4の発明によれば、測位装置が、測位衛星からの信号である衛星信号を受信する衛星信号受信ステップと、前記測位装置が、前記衛星信号に基づいて、現在位置を示す現在位置情報を生成する現在位置情報生成ステップと、前記測位装置が、前記衛星信号の信号強度を示す信号強度情報を生成する信号強度情報生成ステップと、前記測位装置が、複数の前記測位衛星からの前記衛星信号の前記信号強度の平均強度を示す平均信号強度情報を生成する平均信号強度情報生成ステップと、前記測位装置が、前記平均強度が、屋内領域に対応する屋内対応信号強度範囲内であるか否か、及び/又は、屋外領域に対応する屋外対応信号強度範囲内であるか否かを判断する信号強度評価ステップと、前記測位装置が、前記信号強度評価ステップにおける判断結果に基づいて、現在位置が前記屋内領域内であるか、又は、前記屋外領域内であるかを示す情報を含む測位環境情報を生成する測位環境情報生成ステップと、前記測位装置が、前記現在位置情報及び前記測位環境情報を送信する情報送信ステップと、を有することを特徴とする測位装置の制御方法によって達成される。
前記目的は、第5の発明によれば、コンピュータに、測位装置が、測位衛星からの信号である衛星信号を受信する衛星信号受信ステップと、前記測位装置が、前記衛星信号に基づいて、現在位置を示す現在位置情報を生成する現在位置情報生成ステップと、前記測位装置が、前記衛星信号の信号強度を示す信号強度情報を生成する信号強度情報生成ステップと、前記測位装置が、複数の前記測位衛星からの前記衛星信号の前記信号強度の平均強度を示す平均信号強度情報を生成する平均信号強度情報生成ステップと、前記測位装置が、前記平均強度が、屋内領域に対応する屋内対応信号強度範囲内であるか否か、及び/又は、屋外領域に対応する屋外対応信号強度範囲内であるか否かを判断する信号強度評価ステップと、前記測位装置が、前記信号強度評価ステップにおける判断結果に基づいて、現在位置が前記屋内領域内であるか、又は、前記屋外領域内であるかを示す情報を含む測位環境情報を生成する測位環境情報生成ステップと、前記測位装置が、前記現在位置情報及び前記測位環境情報を送信する情報送信ステップと、を実行させることを特徴とする測位装置の制御プログラムによって達成される。
前記目的は、第6の発明によれば、コンピュータに、測位装置が、測位衛星からの信号である衛星信号を受信する衛星信号受信ステップと、前記測位装置が、前記衛星信号に基づいて、現在位置を示す現在位置情報を生成する現在位置情報生成ステップと、前記測位装置が、前記衛星信号の信号強度を示す信号強度情報を生成する信号強度情報生成ステップと、前記測位装置が、複数の前記測位衛星からの前記衛星信号の前記信号強度の平均強度を示す平均信号強度情報を生成する平均信号強度情報生成ステップと、前記測位装置が、前記平均強度が、屋内領域に対応する屋内対応信号強度範囲内であるか否か、及び/又は、屋外領域に対応する屋外対応信号強度範囲内であるか否かを判断する信号強度評価ステップと、前記測位装置が、前記信号強度評価ステップにおける判断結果に基づいて、現在位置が前記屋内領域内であるか、又は、前記屋外領域内であるかを示す情報を含む測位環境情報を生成する測位環境情報生成ステップと、前記測位装置が、前記現在位置情報及び前記測位環境情報を送信する情報送信ステップと、を実行させることを特徴とする測位装置の制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体によって達成される。
以下、この発明の好適な実施の形態を添付図面等を参照しながら、詳細に説明する。
尚、以下に述べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。
図1は、本発明の実施の形態の測位システム10等を示す概略図である。
図1に示すように、測位システム10は、位置情報衛星である例えば、GPS衛星12
a,12b,12c,12d,12e,12f,12g及び12hからの信号である例えば、信号S1,S2,S3,S4,S5,S6,S7及びS8を受信して現在位置を測位する端末20を有する。信号S1乃至S8は衛星信号の一例である。端末20は、測位装置の一例である。
端末20は、通信基地局40及びインターネット網45を介して、位置管理センター50と通信可能になっている。位置管理センター50は、端末20から位置情報を含む情報を取得し、例えば、警察機関等へ通報する機能を有する。
端末20は、その使用者である甲に保持されており、例えば、周囲に遮蔽物のないオープンスカイ領域P1や、ビル14a乃至14dが存在するビル街P2を含む屋外に位置する場合がある。オープンスカイ領域P1及びビル街P2は、屋外領域の一例である。
また、端末20は、建物16内の空間Sに位置する場合がある。空間Sは、屋内領域の一例である。
ここで、例えば、建物16内において甲が急病で、救助を要請するために位置管理センター50へ通報する場合に、建物16内においては、GPS衛星12a等からの信号S1等の信号強度が弱い等のために測位誤差が大きくなり、実際には通報者である甲が建物16内にいるにもかかわらず、測位位置が屋外を示しているために、甲の発見に時間がかかる場合がある。この点、測位位置が屋外を示していても、甲が屋内にいるという情報を位置管理センター50に送信することができれば、救助者は、直ちに建物16内を捜索し、甲を迅速に発見することができる。
端末20は、以下の構成によって、位置情報とともに、屋外、屋内等の端末20の環境を示す情報を位置管理センター50に送信することができる。
端末20は例えば、携帯電話機、PHS(Personal Handy−phone System)、PDA(Personal Digital Assistance等であるが、これらに限らない。
(端末20の主なハードウエア構成について)
図2は端末20の主なハードウエア構成等を示す概略図である。
図2に示すように、端末20は、コンピュータを有しており、コンピュータは、バス22を有する。
このバス22には、CPU(Central Processing Unit)24、記憶装置26等が接続されている。記憶装置26は例えば、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等である。
また、このバス22には、各種情報等を入力するための入力装置28が接続されている。
また、このバス22には、外部と通信するための通信装置30が接続されている。
また、このバス22には、GPS衛星12a等から信号S1等を受信するためのGPS装置32が接続されている。GPS装置32は、衛星信号受信手段の一例である。
また、このバス22には、各種情報を表示するための表示装置34及び、時計36が接続されている。
(端末20の主なソフトウエア構成について)
図3は、端末20の主なソフトウエア構成を示す概略図である。
図3に示すように、端末20は、各部を制御する制御部100、図2の通信装置30に対応する通信部102、図2のGPS装置32に対応するGPS部104を有する。
また、図3に示すように、端末20は、各種プログラムを格納する第1記憶部110、各種情報を格納する第2記憶部150を有する。
図3に示すように、端末20は、第2記憶部150に、衛星軌道情報152を格納している。衛星軌道情報152は、すべてのGPS衛星12a等(図1参照)の概略の衛星軌道を示すアルマナック152a及び、各GPS衛星12a等の精密な衛星軌道を示すエフェメリス152bを含む。端末20は、衛星軌道情報152を、測位のために使用する。
図3に示すように、端末20は、第1記憶部110に、測位プログラム112を格納している。測位プログラム112は、制御部100が、信号S1等に基づいて、現在位置を示す現在位置情報154を生成するためのプログラムである。この現在位置情報154は、現在位置情報の一例である。そして、測位プログラム112と制御部100は、現在位置情報生成手段の一例である。
具体的には、制御部100はアルマナック152aを参照して、時計36(図2参照)によって計時した現在時刻において観測可能なGPS衛星12a等を特定する。そして、制御部100は、GPS部104によって、例えば、3個以上のGPS衛星12a等から信号S1等を受信し、信号S1等が各GPS衛星12a等から発信された時刻と端末20に到達した時刻との差である遅延時間によって、各GPS衛星12a等と端末20との間の距離である擬似距離を求める。そして、エフェメリス152bと、上述の擬似距離を使用して、現在位置の測位演算を行うようになっている。
制御部100は、生成した現在位置情報154を第2記憶部150に格納する。図3に示すように、現在位置情報154は、現在位置の座標を例えば、緯度、経度及び高度で示す現在位置座標情報154a及び、測位精度を示す測位精度情報154bを含む。
図3に示すように、端末20は、第1記憶部110に、衛星数情報生成プログラム114を格納している。衛星数情報生成プログラム114は、制御部100が、上述の現在位置情報154を生成した際に受信した信号S1等の発信元のGPS衛星12a等(以後、発信元のGPS衛星と呼ぶ)の数(以後、単にGPS衛星数とも呼ぶ)を示す衛星数情報156を生成するためのプログラムである。
例えば、発信元のGPS衛星12a等が、GPS衛星12a乃至12hの8個(図1参照)であれば、制御部100は、8個を示す衛星数情報156を生成し、第2記憶部150に格納する。
図3に示すように、端末20は、第1記憶部110に、信号強度情報生成プログラム116を格納している。信号強度情報生成プログラム116は、制御部100が、受信した各信号S1等の信号強度を示す信号強度情報158を生成するためのプログラムである。
この信号強度情報158は、信号強度情報の一例である。そして、信号強度情報生成プログラム116と制御部100は、信号強度情報生成手段の一例である。
制御部100は、生成した信号強度情報158を第2記憶部150に格納する。
図3に示すように、端末20は、第1記憶部110に、平均信号強度情報生成プログラム118を格納している。平均信号強度情報生成プログラム118は、制御部100が、信号強度情報158に示される複数のGPS衛星12a等からの各信号S1等の平均信号強度を示す平均信号強度情報160を生成するためのプログラムである。すなわち、平均信号強度情報生成プログラム118と制御部100は、平均信号強度情報生成手段の一例である。
制御部100は、生成した平均信号強度情報160を第2記憶部150に格納する。
図3に示すように、端末20は、第1記憶部110に、GPS衛星数評価プログラム120を格納している。GPS衛星数評価プログラム120は、端末20が、上述の衛星数情報156に示されるGPS衛星12a等の数が、屋外において予想される数であるか、屋内において予想される数であるかを判断するためのプログラムである。
具体的には、制御部100は、第2記憶部150に格納している衛星数閾値情報162を参照して、GPS衛星12a等が衛星数閾値以上であるか否かを判断する。衛星数閾値は、例えば、6個である。
ここで、GPS衛星12a等が6個以上であれば、屋外において予想される数であるから、現在位置は屋外である可能性が大きい。これに対して、GPS衛星12a等が6個未満であれば、屋内において予想される数であるから、現在位置は屋内である可能性が大きい。
図3に示すように、端末20は、第1記憶部110に、平均信号強度評価プログラム122を格納している。平均信号強度評価プログラム122は、制御部100が、上述の平均信号強度情報160に示される平均信号強度が、屋内に対応する範囲であるか否か、又は、屋外に対応する範囲であるか否かを判断するためのプログラムである。すなわち、平均信号強度評価プログラム122と制御部100は、信号強度評価評価手段の一例である。
具体的には、制御部100は、上述のGPS衛星数評価プログラム120によって、GPS衛星12a等が6個未満であると判断すると、第2記憶部150に格納している屋内対応信号強度情報164を参照する。そして、制御部100は、平均信号強度が、屋内対応信号強度である例えば、マイナス(−)140dBm以下であるか否かを判断する。
これに対して、制御部100は、上述のGPS衛星数評価プログラム120によって、GPS衛星12a等が6個以上であると判断すると、第2記憶部150に格納している屋外対応信号強度情報166を参照する。そして、制御部100は、平均信号強度が、屋外対応信号強度である例えば、マイナス(−)130dBm以上であるか否かを判断する。
図3に示すように、端末20は、第1記憶部110に、環境情報生成プログラム124を格納している。環境情報生成プログラム124は、制御部100が、上述の平均信号強度評価プログラム122による判断結果に基づいて、現在位置が屋内であるか、又は、屋外であるかを示す情報を含む環境情報168を生成するためのプログラムである。環境情報168は、測位環境情報の一例である。そして、環境情報生成プログラム124と制御部100は、測位環境情報生成手段の一例である。
具体的には、制御部100は、平均信号強度評価プログラム122によって、平均信号強度が、例えば、マイナス(−)140dBm以下であると判断すると、現在位置が屋内であることを示す環境情報168aを生成する。
これに対して、制御部100は、平均信号強度評価プログラム122によって、平均信号強度が、例えば、マイナス(−)130dBm以上であると判断すると、現在位置が屋外であることを示す環境情報168bを生成する。
さらに、制御部100は、平均信号強度評価プログラム122によって、平均信号強度がマイナス(−)140dBm以下ではないと判断し、かつ、平均信号強度がマイナス(−)130dBm以上ではないと判断すると、現在位置が屋内の窓際又は屋外のビル街のいずれかであることを示す環境情報168cを生成する。
制御部100は、環境情報168a,168b又は162cのいずれか1つを生成し、第2記憶部150に格納する。
なお、本実施の形態とは異なり、制御部100は、平均信号強度評価プログラム122によって、平均信号強度がマイナス(−)140dBm以下ではないと判断し、かつ、平均信号強度がマイナス(−)130dBm以上ではないと判断した場合には、現在位置が屋内か屋外か不明であることを示す環境情報を生成するようにしてもよい。
受信することができるGPS衛星12a等の数が衛星数閾値である6個よりも少ない場合には、建物16(図1参照)に信号S1等が遮断されていることが考えられるから、現在位置が屋内である可能性が大きい。また、平均信号強度が小さい場合には、建物16の壁等によって信号S1等の信号強度が減衰されていることが考えられるから、屋内である可能性が大きい。そこで、制御部100は、GPS衛星12a等が6個未満であって、かつ、平均信号強度がマイナス(−)140dBm以下であると判断すると、現在位置が屋内であることを示す環境情報168aを生成するのである。
これに対して、受信することができるGPS衛星12a等の数が6個以上である場合には、現在位置が屋外である可能性が大きい。また、平均信号強度が大きい場合には、現在位置が屋外である可能性が大きい。そこで、制御部100は、GPS衛星12a等が6個以上であって、かつ、平均信号強度が−(マイナス)130dBm以上であると判断すると、現在位置が屋外であることを示す環境情報168bを生成するのである。
さらに、受信することができるGPS衛星12a等の数が衛星数閾値である6個よりも少ない場合であっても、平均信号強度が大きい場合には、必ずしも、現在位置が屋内であるとは言えない。例えば、屋外であるビル街P2においては、GPS衛星12a等が6個以上観測できない場合もある。
また、受信することができるGPS衛星12a等の数が6個以上であっても、平均信号強度が小さい場合には、必ずしも、現在位置が屋外であるとは言えない。例えば、屋内の窓際においては、窓を通して信号S8等を受信することができ、受信することができる信号S8等の数が6個以上である場合がある。
そこで、制御部100は、GPS衛星12a等の数が衛星数閾値である6個未満であって、平均信号強度がマイナス(−)130dBmより大きい場合、及び、GPS衛星12a等の数が衛星数閾値である6個以上であって、平均信号強度がマイナス(−)140dBmより小さい場合には、現在位置が窓際又はビル街のいずれかであることを示す環境情報168cを生成するようになっている。
図3に示すように、端末20は、第1記憶部110に、情報送信プログラム126を格納している。情報送信プログラム126は、制御部100が通信部102によって、位置管理センター50に対して、現在位置情報154及び環境情報168を送信するためのプログラムである。すなわち、情報送信プログラム126、制御部100及び通信部102は、情報送信手段の一例である。
図4は、端末20が送信する情報の一例を示す図である。
図4に示すように、端末20は、GPS時刻tを示すタイムタグ、現在位置情報154及び環境情報168を含む情報を、位置管理センター50に対して送信する。
例えば、制御部100は、位置管理センター50に対して、屋外の地点を示す現在位置座標情報154aとともに、屋内を示す環境情報168aを送信する。これにより、位置管理センター50から情報を取得した救助者は、現在位置座標情報154aに示される地点に到達すると、付近の建物16(図1参照)に見当をつけて、建物16内において端末20を保持する甲を迅速に探索することができる。
上述のように、端末20は、平均信号強度情報160を生成し、平均信号強度が屋内対応信号強度であるか否か、又は、屋外対応信号強度であるか否かを判断することができる。
そして、端末20は、環境情報168を生成することができる。
ここで、例えば、建物16(図1参照)の内部においては、信号S1等が建物16の屋根を通過して非常に弱くなっているが、窓際では窓16aからの比較的強い信号S8等を受信することができる。すなわち、信号強度が大きい信号S8等と、信号強度が小さい信号S1等が混在している。また、屋外においても、例えば、ビル街P2においては、信号S1等がビル14a等に反射して減衰することによって、信号強度が大きい信号S3等と、信号強度が小さい信号S1等が混在している。
したがって、端末20が、例えば、1つの信号S1の信号強度を評価するだけでは、現在位置が屋内か屋外かについての情報が誤った環境情報168を生成する場合がある。
この点、端末20は平均信号強度が、屋内に対応する屋内対応信号強度以下であるか否か、及び、屋外に対応する屋外対応信号強度以上であるか否かを判断する構成となっているから、現在位置が屋内か屋外かを正しく示す環境情報168を生成することができる。
そして、現在位置が屋内か屋外が不明である場合には、現在位置が窓際又はビル街のいずれかであることを示す環境情報168cを生成することができる。
さらに、端末20は、位置管理センターに対して、現在位置情報154及び環境情報168を送信することができる。
これにより、端末20は、位置情報とともに、屋内屋外を含む環境情報を送信することができる。
(測位システム10の動作例について)
以上が本実施の形態に係る測位システム10の構成であるが、以下、その動作例を主に図5を使用して説明する。
なお、端末20が建物16内の空間S(図1参照)に位置し、観測できるGPS衛星12a等は4個であって、平均信号強度はマイナス(−)140dBm以下であるという前提条件において、以下説明する。
図5は本実施の形態に係る測位システム10の動作例を示す概略フローチャートである。
まず、端末20は、GPS衛星12a等から信号S1等(図1参照)を受信する(図5のステップST1)。このステップST1は、衛星信号受信ステップの一例である。
続いて、端末20は、GPS衛星12a等からの信号S1等に基づいて、現在位置情報154(図3参照)を生成する(ステップST2)。このステップST2は、現在位置情報生成ステップの一例である。
続いて、端末20は、受信した信号S1等の発信元のGPS衛星12a等の数であるGPS衛星数を示す衛星数情報156(図3参照)を生成する(ステップST3)。
続いて、端末20は、受信した各信号S1等の信号強度を示す信号強度情報158を生成する(ステップST4)。このステップST4は、信号強度情報生成ステップの一例である。
続いて、端末20は、受信した信号S1等の信号強度の平均値である平均信号強度を示す平均信号強度情報160を生成する(ステップST5)。このステップST5は、平均信号強度情報生成ステップの一例である。
続いて、端末20は、上述のステップST1において受信した信号S1等の発信元のGPS衛星12a等の数が6個以上か否かを判断する(ステップST6)。
上述のように、端末20が受信したGPS衛星12a等の数は4個であるから、端末20は、発信元のGPS衛星12a等の数が6個以上ではないと判断し、ステップST71に進む。
ステップ71において、端末20は、平均信号強度がマイナス(−)140dBm以下か否かを判断する。このステップST71は、信号強度評価ステップの一例である。上述のように、平均信号強度はマイナス(−)140dBm以下であるから、端末20は、平均信号強度はマイナス(−)140dBm以下であると判断し、屋内を示す環境情報168a(図3参照)を生成する(ステップST82)。このステップST82は、測位環境情報生成ステップの一例である。
続いて、端末20は、現在位置情報154と環境情報168aを位置管理センター50に送信する(ステップST9)。このステップST9は、情報送信ステップの一例である。
なお、上述の前提条件とは異なり、平均信号強度がマイナス(−)140dBmよりも大きい場合には、ステップST71において、端末20は、平均信号強度がマイナス(−)140dBmよりも大きいと判断し、窓際又はビル街のいずれかに位置することを示す環境情報168cを生成する(ステップST81)。このステップST81も、測位環境情報生成ステップの一例である。
また、上述の前提条件とは異なり、衛星数情報156に示されるGPS衛星12a等の数が6個以上であれば、端末20は、ステップST6において、GPS衛星12a等の数が6個以上であると判断する。そして、端末20は、平均信号強度がマイナス(−)130dBm以上であるか否かを判断する(ステップST7)。このステップST7も、信号強度評価ステップの一例である。
そして、端末20は、平均信号強度がマイナス(−)130dBm以上であると判断した場合には、屋外を示す環境情報168bを生成する(ステップST8)。このステップST8も、測位環境情報生成ステップの一例である。
これに対して、端末20は、ステップST7において、平均信号強度がマイナス(−)130dBm以上ではないと判断した場合には、窓際又はビル街のいずれかに位置することを示す環境情報168cを生成する(ステップST81)。
以上により、端末20は、位置情報とともに、屋内屋外を含む環境情報を送信することができる。
(第2の実施の形態について)
次に、第2の実施の形態について、図6等を使用して、説明する。
第2の実施の形態の測位システム10A(図1参照)の構成は、第1の実施の形態の測位システム10と多くの構成が共通するため共通する部分は同一の符号等とし、説明を省略し、以下、相違点を中心に説明する。
測位システム10Aにおける端末20A(図1参照)は、屋外、屋内を示す環境情報168a及び168bのほかに、ビル街であることを示す環境情報168d(図6参照)及び屋内の窓際であることを示す環境情報168e(図6参照)を生成することができる。
すなわち、第1の実施の形態の端末20は、現在位置が屋内か屋外か不明である場合に、窓際又はビル街のいずれかに位置することを示す環境情報168c(図3参照)を生成したが、端末20Aは、以下の構成によって、さらに、屋内の窓際か、ビル街かを区別することができる。
図6は、第2の実施の形態の端末20Aの主なソフトウエア構成を示す概略図である。
図6に示すように、端末20Aは、第2記憶部150に、屋内決定用信号強度情報170を格納している。屋内決定用信号強度情報170は例えば、マイナス(−)145dBm以下の信号強度を示している。屋内決定用信号強度情報170に示される信号強度の範囲もまた、屋内対応信号強度範囲の一例である。
制御部100は、環境情報生成プログラム124Aに基づいて、信号強度情報158に示される各GPS衛星12a等の信号強度を参照し、信号強度がマイナス(−)145dBm以下のGPS衛星12a等が3個以上か否かを判断する。信号強度が小さいGPS衛星12a等が、一定数以上存在すれば、屋内であると判断することができる。したがって、3個以上という数は、現在位置が屋内であることを判断するための参考数量である。
そして、制御部100は、信号強度がマイナス(−)145dBm以下のGPS衛星12a等が3個以上であれば、屋内を示す環境情報168aを生成する。
図6に示すように、端末20Aは、第2記憶部150に、屋外決定用信号強度情報172を格納している。屋外決定用信号強度情報172は例えば、マイナス(−)130dBm以上の信号強度を示している。屋外決定用信号強度情報172に示される信号強度の範囲もまた、屋外対応信号強度範囲の一例である。
制御部100は、環境情報生成プログラム124Aに基づいて、信号強度情報158に示される各GPS衛星12a等の信号強度を参照し、信号強度がマイナス(−)130dBm以上のGPS衛星12a等が4個以上か否かを判断する。信号強度が大きいGPS衛星12a等が、一定数以上存在すれば、屋外であると判断することができる。したがって、4個以上という数は、現在位置が屋外であることを判断するための参考数量である。
そして、制御部100は、信号強度がマイナス(−)130dBm以上のGPS衛星12a等が4個以上であれば、屋外を示す環境情報168bを生成する。
上述の基準によって現在位置が屋内であるか屋内であるかを判断できない場合であっても、端末20Aは、さらに以下の構成によって、現在位置の環境を特定することができる。
図6に示すように、端末20Aは、第1記憶部110に、仰角情報生成プログラム128を格納している。仰角情報生成プログラム128は、制御部100が、現在位置情報154を生成する際に受信した信号S1等の発信元の各GPS衛星12a等の仰角を示す仰角情報174を生成するためのプログラムである。すなわち、仰角情報生成プログラム128と制御部100は、仰角情報生成手段の一例である。
具体的には、制御部100は、アルマナック152aによって現在時刻におけるGPS衛星12a等の衛星軌道上の位置を算出する。そして、制御部100は、GPS衛星12a等の衛星軌道上の位置と、現在位置座標情報154aに示される座標に基づいて、各GPS衛星12a等の仰角を算出する。
制御部100は、生成した仰角情報174を、第2記憶部150に格納する。
図6に示すように、端末20Aは、第1記憶部110に、高仰角衛星情報生成プログラム130を格納している。高仰角衛星情報生成プログラム130は、制御部100が、仰角情報174を参照し、仰角が、高仰角範囲情報176に示される高仰角範囲内のGPS衛星12a等を示す高仰角衛星情報178を生成するためのプログラムである。高仰角範囲情報176に示される高仰角範囲として、例えば、60度以上の仰角が、予め規定されている。60度以上の仰角は、高仰角範囲内の一例である。そして、高仰角衛星情報生成プログラム130と制御部100は、高仰角測位衛星情報生成手段の一例である。
図1に示すように、例えば、GPS衛星12c,12d,12e及び12fが、60度以上の仰角である。
そこで、制御部100は、GPS衛星12c乃至12fを示す高仰角衛星情報178を生成し、第2記憶部150に格納する。
図6に示すように、端末20Aは、第1記憶部110に、高仰角衛星信号強度評価プログラム132を格納している。高仰角衛星信号強度評価プログラム132は、制御部100が、高仰角衛星情報178に示されるGPS衛星12c乃至12fからの信号S3等の信号強度が、高仰角衛星予想信号強度情報180に示される高仰角衛星予想信号強度であるか否かを判断するためのプログラムである。高仰角衛星予想信号強度の信号強度の範囲は、予想強度範囲の一例である。そして、高仰角衛星信号強度評価プログラム132と制御部100は、高仰角測位衛星信号強度評価手段の一例である。
高仰角衛星予想信号強度の信号強度は、例えば、マイナス(−)130dBm以上である。
制御部100は、環境情報生成プログラム124Aに基づいて、仰角が60度以上のGPS衛星の信号強度がすべてマイナス(−)130dBm以上であれば、屋外のビル街P2(図1参照)を示す環境情報168dを生成する。ビル街P2は、屋外において信号強度が劣化する屋外信号強度劣化領域の一例である。
これに対して、制御部100は、環境情報生成プログラム124Aに基づいて、仰角が60度以上のGPS衛星の信号強度のうち、1つでもマイナス(−)130dBm未満であれば、屋内の窓際を示す環境情報168eを生成する。屋内の窓際は、屋内において屋内決定用信号強度以上の信号強度の信号S8等を受信することができる屋内強信号受信可能領域の一例である。
例えば、建物16(図1参照)内の空間Sにおいて、窓16aの近傍である窓際においては、窓16aを通して、比較的強い信号強度の信号S8等を受信することができるため、信号強度がマイナス(−)145dBm以下のGPS衛星12a等が3個以上という条件を満たさず、屋内を示す環境情報168aを生成することができない場合がある。
また、屋外において、例えば、ビル街P2においては、信号S1等がビル14a等に反射して減衰するため、信号強度がマイナス(−)130dBm以下のGPS衛星12a等が4個以上という条件を満たさず、屋外を示す環境情報168bを生成することができない場合がある。
すなわち、屋内、屋外のいずれに属するか不明確な領域が存在する。
ここで、例えば、天頂付近に位置する高仰角のGPS衛星12c乃至12fに着目すると、屋外においては、ビル街P2であっても天頂付近は開けているから、高仰角のGPS衛星からの信号S3等を直接波として受信することができる。このため、高仰角のGPS衛星からの信号S3等の信号強度は屋内よりも大きいはずである。一方、屋内においては、天頂付近は建物16の屋根の存在によって、高仰角のGPS衛星12c乃至12fからの信号S3等は受信することができないか、信号強度が減衰している。このため、高仰角のGPS衛星12c乃至12fからの信号S3等の信号強度は屋外よりも小さいはずである。すなわち、天頂付近に位置する高仰角のGPS衛星12c等からの信号S3等の信号強度に着目することによって、現在位置が屋内か屋外かを判断することができる。
この点、端末20Aは、高仰角衛星情報178に示される仰角が60度以上の高仰角のGPS衛星12c乃至12fの信号強度が、高仰角衛星予想信号強度範囲内か否かを判断することができる。
これにより、端末20Aは、現在位置情報154とともに、屋内屋外を含む環境情報168を送信することができるのみならず、屋内屋外のいずれに属するか不明確な場合においても、屋内屋外のいずれに属するかを特定することができる。そして、屋外において屋内屋外のいずれに属するか不明確な領域は、例えば、ビル街である。また、屋内において屋内屋外のいずれに属するか不明確な領域は、例えば、窓際である。この点、端末20は、ビルを示す環境情報168d又は窓際を示す環境情報168eを生成し、送信することができる。
なお、本実施の形態とは異なり、端末20Aは、ビルを示す環境情報168dに替えて、屋外において電波強度が弱い領域を一般的に示す環境情報を生成してもよいし、窓際を示す環境情報168eにおいて多くの信号S1等を受信することができる領域を一般的に示す環境情報を生成してもよい。
(測位システム10Aの動作例について)
以上が本実施の形態に係る測位システム10Aの構成であるが、以下、その動作例を主に図7を使用して説明する。
なお、端末20Aが建物16内の空間Sの窓16aの近傍(図1参照)に位置し、信号強度がマイナス(−)145dBm以下のGPS衛星12aが3個以上ではなく、信号強度がマイナス(−)130dBm以上のGPS衛星12aが4個以上でもないという前提条件において、以下説明する。
図7は本実施の形態に係る測位システム10Aの動作例を示す概略フローチャートである。
まず、端末20Aは、GPS衛星12a等から信号S1等を受信する(図7のステップST101)。
続いて、端末20Aは、現在位置情報154(図6参照)を生成する(ステップST102)。
続いて、端末20Aは、信号強度情報158を生成する(ステップST103)。
続いて、端末20Aは、信号強度がマイナス(−)145dBm以下のGPS衛星12aが3個以上であるか否かを判断する(ステップST104)。上述のように、信号強度がマイナス(−)145dBm以下のGPS衛星12a等が3個以上ではないから、端末20Aは、信号強度がマイナス(−)145dBm以下のGPS衛星12aが3個以上ではないと判断し、ステップST105に進む。
ステップST105において、端末20Aは、信号強度がマイナス(−)130dBm以上のGPS衛星12a等が4個以上であるか否かを判断する。上述のように、信号強度がマイナス(−)130dBm以上のGPS衛星12aが4個以上ではないから、端末20Aは、信号強度がマイナス(−)130dBm以上のGPS衛星12a等が4個以上ではないと判断し、ステップST106に進む。
ステップST106において、端末20Aは、仰角が60度以上のGPS衛星12c等の信号強度がすべてマイナス(−)130dBm以上か否かを判断する。
上述のように、端末20Aは建物16内に位置するから、高仰角のGPS衛星12c等の信号強度は減衰する。したがって、仰角が60度以上のGPS衛星12c等のうち、少なくとも1個のGPS衛星からの信号は、マイナス(−)130dBm以上ではない。
そこで、端末20Aは、仰角が60度以上のGPS衛星12c等の信号強度がすべてマイナス(−)130dBm以上ではないと判断し、屋内の窓際を示す環境情報168eを生成する(ステップST117)。
続いて、端末20Aは、現在位置情報154と環境情報168eを位置管理センター50に送信する(ステップST108)。
なお、上述の前提条件と異なり、端末20Aがビル街20Aに位置し、高仰角のGPS衛星12c乃至12fから直接波を受信することができ、仰角が60度以上のGPS衛星12c乃至12fの信号強度がすべてマイナス(−)130dBm以上である場合には、ステップST106において、端末20Aは、仰角が60度以上のGPS衛星12c乃至12fの信号強度がすべてマイナス(−)130dBm以上であると判断し、屋外のビル街を示す環境情報168dを生成する(ステップST107)。
また、上述の前提条件と異なり、端末20Aが建物16(図1参照)の窓16aから離間した場所に位置し、信号強度がマイナス(−)145dBm以下のGPS衛星12a等が3個以上である場合には、ステップST104において、端末20Aは、信号強度がマイナス(−)145dBm以下のGPS衛星12a等が3個以上であると判断し、屋内を示す環境情報168aを生成する。
また、上述の前提条件と異なり、端末20Aがオープンスカイ領域P1に位置し、信号強度がマイナス(−)130dBm以上のGPS衛星12a等が4個以上である場合には、ステップST105において、端末20Aは、信号強度がマイナス(−)130dBm以上のGPS衛星12a等が4個以上であると判断し、屋外を示す環境情報168bを生成する。
以上で説明したように、端末20Aは、現在位置情報154とともに、屋内屋外を含む環境情報168を送信することができるのみならず、屋内屋外のいずれに属するか不明確な場合においても、屋内屋外のいずれに属するかを特定することができる。さらに、端末20は、ビル街を示す環境情報168d又は窓際を示す環境情報168eを送信することができる。
これにより、例えば、端末20Aを保持する甲が、建物16の窓際にいる場合に、位置管理センター50を介して端末20Aの現在位置情報154及び環境情報168eを受信した救助者は、例え、現在位置情報154は建物16の近傍の屋外を示しているとしても、建物16内に入り、しかも窓際を直ちに探索し、甲を発見することができる。
(プログラム及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体等について)
コンピュータに上述の動作例の衛星信号受信ステップと、現在位置情報生成ステップと、信号強度情報生成ステップと、平均信号強度情報生成ステップと、信号強度評価ステップと、測位環境情報生成ステップと、情報送信ステップ等を実行させるための測位装置の制御プログラムとすることができる。
また、このような測位装置の制御プログラム等を記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体等とすることもできる。
これら測位装置の制御プログラム等をコンピュータにインストールし、コンピュータによって実行可能な状態とするために用いられるプログラム格納媒体は、例えばフロッピー(登録商標)のようなフレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)、CD−R(Compact Disc−Recordable)、CD−RW(Compact Disc−Rewritable)、DVD(Digital Versatile Disc)などのパッケージメディアのみならず、プログラムが一時的若しくは永続的に格納される半導体メモリ、磁気ディスクあるいは光磁気ディスクなどで実現することができる。
本発明は、上述の各実施の形態に限定されない。さらに、上述の各実施の形態は、相互に組み合わせて構成するようにしてもよい。
本発明の実施の形態の測位システムを示す概略図である。 端末の主なハードウエア構成を示す概略図である。 端末の主なソフトウエア構成を示す概略図である。 端末が送信する情報の一例を示す図である。 測位システムの動作例を示す概略フローチャートである。 端末の主なソフトウエア構成を示す概略図である。 測位システムの動作例を示す概略フローチャートである。
符号の説明
10,10A・・・測位システム、12a,12b,12c,12d,12e,12f,12g,12h・・・GPS衛星、20,20A・・・端末、112・・・測位プログラム、114・・・衛星数情報生成プログラム、116・・・・信号強度情報生成プログラム、118・・・平均信号強度情報生成プログラム、120・・・GPS衛星数評価プログラム、122・・・平均信号強度評価プログラム、124,124A・・・環境情報生成プログラム、126・・・情報送信プログラム、128・・・仰角情報生成プログラム、130・・・高仰角衛星情報生成プログラム、132・・・高仰角衛星信号強度評価プログラム

Claims (6)

  1. 測位衛星からの信号である衛星信号を受信する衛星信号受信手段と、
    前記衛星信号に基づいて、現在位置を示す現在位置情報を生成する現在位置情報生成手段と、
    前記衛星信号の信号強度を示す信号強度情報を生成する信号強度情報生成手段と、
    前記信号強度情報に示される前記信号強度が、屋内領域に対応する屋内対応信号強度範囲内であるか否か、及び/又は、屋外領域に対応する屋外対応信号強度範囲内であるか否かを判断する信号強度評価手段と、
    前記信号強度評価手段による判断結果に基づいて、現在位置が前記屋内領域内であるか、又は、前記屋外領域内であるかを示す情報を含む測位環境情報を生成する測位環境情報生成手段と、
    前記現在位置情報及び前記測位環境情報を送信する情報送信手段と、
    を有することを特徴とする測位装置。
  2. 複数の前記測位衛星からの前記衛星信号の前記信号強度の平均強度を示す平均信号強度情報を生成する平均信号強度情報生成手段を有し、
    前記信号強度評価手段は、前記平均強度が、前記屋内対応信号強度範囲内であるか否か、及び/又は、前記屋外対応信号強度範囲内であるか否かを判断する構成となっていることを特徴とする請求項1に記載の測位装置。
  3. 受信した前記衛星信号の発信元の前記測位衛星の仰角を示す仰角情報を生成する仰角情報生成手段と、
    前記仰角が、予め規定した高仰角範囲内である前記測位衛星を示す高仰角測位衛星情報を生成する高仰角測位衛星情報生成手段と、
    前記高仰角測位衛星情報に示される前記測位衛星からの前記衛星信号の前記信号強度が、前記高仰角範囲内の前記測位衛星からの前記信号強度の予想強度範囲内であるか否かを判断する高仰角測位衛星信号強度評価手段と、
    を有し、
    前記測位環境情報生成手段は、さらに、前記高仰角測位衛星信号強度評価手段の判断結果に基づいて、現在位置が前記屋内領域内、前記屋外領域内、前記屋内領域において前記屋内対応信号強度範囲外の前記信号強度の前記衛星信号を受信する屋内強信号受信可能領域内、又は、前記屋外領域において前記屋外対応信号強度範囲外の前記信号強度の前記衛星信号を受信する屋外信号強度劣化領域内のいずれかを示す前記測位環境情報を生成する構成となっていることを特徴とする請求項1又は請求項2のいずれかに記載の測位装置。
  4. 測位装置が、測位衛星からの信号である衛星信号を受信する衛星信号受信ステップと、
    前記測位装置が、前記衛星信号に基づいて、現在位置を示す現在位置情報を生成する現在位置情報生成ステップと、
    前記測位装置が、前記衛星信号の信号強度を示す信号強度情報を生成する信号強度情報生成ステップと、
    前記測位装置が、複数の前記測位衛星からの前記衛星信号の前記信号強度の平均強度を示す平均信号強度情報を生成する平均信号強度情報生成ステップと、
    前記測位装置が、前記平均強度が、屋内領域に対応する屋内対応信号強度範囲内であるか否か、及び/又は、屋外領域に対応する屋外対応信号強度範囲内であるか否かを判断する信号強度評価ステップと、
    前記測位装置が、前記信号強度評価ステップにおける判断結果に基づいて、現在位置が前記屋内領域内であるか、又は、前記屋外領域内であるかを示す情報を含む測位環境情報を生成する測位環境情報生成ステップと、
    前記測位装置が、前記現在位置情報及び前記測位環境情報を送信する情報送信ステップと、
    を有することを特徴とする測位装置の制御方法。
  5. コンピュータに、
    測位装置が、測位衛星からの信号である衛星信号を受信する衛星信号受信ステップと、
    前記測位装置が、前記衛星信号に基づいて、現在位置を示す現在位置情報を生成する現在位置情報生成ステップと、
    前記測位装置が、前記衛星信号の信号強度を示す信号強度情報を生成する信号強度情報生成ステップと、
    前記測位装置が、複数の前記測位衛星からの前記衛星信号の前記信号強度の平均強度を示す平均信号強度情報を生成する平均信号強度情報生成ステップと、
    前記測位装置が、前記平均強度が、屋内領域に対応する屋内対応信号強度範囲内であるか否か、及び/又は、屋外領域に対応する屋外対応信号強度範囲内であるか否かを判断する信号強度評価ステップと、
    前記測位装置が、前記信号強度評価ステップにおける判断結果に基づいて、現在位置が前記屋内領域内であるか、又は、前記屋外領域内であるかを示す情報を含む測位環境情報を生成する測位環境情報生成ステップと、
    前記測位装置が、前記現在位置情報及び前記測位環境情報を送信する情報送信ステップと、
    を実行させることを特徴とする測位装置の制御プログラム。
  6. コンピュータに、
    測位装置が、測位衛星からの信号である衛星信号を受信する衛星信号受信ステップと、
    前記測位装置が、前記衛星信号に基づいて、現在位置を示す現在位置情報を生成する現在位置情報生成ステップと、
    前記測位装置が、前記衛星信号の信号強度を示す信号強度情報を生成する信号強度情報生成ステップと、
    前記測位装置が、複数の前記測位衛星からの前記衛星信号の前記信号強度の平均強度を示す平均信号強度情報を生成する平均信号強度情報生成ステップと、
    前記測位装置が、前記平均強度が、屋内領域に対応する屋内対応信号強度範囲内であるか否か、及び/又は、屋外領域に対応する屋外対応信号強度範囲内であるか否かを判断する信号強度評価ステップと、
    前記測位装置が、前記信号強度評価ステップにおける判断結果に基づいて、現在位置が前記屋内領域内であるか、又は、前記屋外領域内であるかを示す情報を含む測位環境情報を生成する測位環境情報生成ステップと、
    前記測位装置が、前記現在位置情報及び前記測位環境情報を送信する情報送信ステップと、
    を実行させることを特徴とする測位装置の制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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