JP2007113628A - スラストころ軸受 - Google Patents

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Abstract

【課題】回転軸に組み付けたスラストころ軸受が回転軸から脱落せず、使用時にスラストころ軸受の連れ回りにより回転軸に微小摩耗を生じさせないこと。
【解決手段】環状薄板よりなる一対のインナレース2とアウタレース3との間に、保持器5に保持された複数のニードルローラ4が介在させられ、インナーレース2の内周側に回転軸41を挿入する内円筒部22が形成され、内円筒部22の内周面に、回転軸41の円柱状の凸部42の外周面に形成されたネジ42と螺合するネジ溝22aが形成されているので、スラストころ軸受の回転軸への組付時に、回転軸の凸部の外周面のネジとインナレースの内円筒部の内周面のネジ溝とを螺合させ、インナレースを回転軸に一体に結合させ、回転軸からのスラストころ軸受の脱落を防止し、使用時にスラストころ軸受の連れ回りを生じさせず、回転軸に微小摩耗を生じないようにした。
【選択図】図1

Description

本発明はスラストころ軸受に係り、特に組立時におけるころ軸受の脱落を防止するようにしたものに関する。
従来のスラストころ軸受ユニットは、放射方向に配列された複数のころを保持した保持器と、この保持器に対向して設けられ、複数のころと当接する少なくとも1個の円輪状のレースとを有するスラストころ軸受と、上記レースの周縁部との係合により、レースに結合され、且つケーシングの保持部に嵌合保持される合成樹脂製の保持具とから構成されている。
そして、この保持具は、レースと重ね会わされる円輪状のスペーサ部と、スペーサ部の周縁部に形成された短円筒状で、且つ円周方向に亘って複数に分割された周壁とを有しており、この周壁は主としてスラストころ軸受と保持具とを不離に結合する保持壁と、主としてケーシングの保持部と弾性的に係合する係合壁とで構成されている。
そして、スラストころ軸受ユニットの保持具のスペーサ部をケーシングの保持部である凹部に挿入すると、係合壁は内方に向けて弾性的に変形しつつ、凹部内に押し込まれて圧入され、保持具が凹部の内側から不用意に外れることが防止される(例えば、特許文献1参照)。
実開平1−133520号公報(第1頁、第2図)
しかしながら、従来のスラストころ軸受ユニットは、保持具の係合壁を弾性的に変形させてケーシングの保持部である凹部に圧入するようにしているため、組立時にケーシングからスラストころ軸受ユニットを引き離すような大きな力がケーシング又はスラストころ軸受ユニットに働くと、保持具と共にスラストころ軸受がケーシングから脱落してしまうおそれがあると共に、使用時におけるスラストころ軸受の連れ回りによりケーシングに微小摩耗を生じさせるという問題があった。
本発明は係る問題点を解決するためになされたもので、回転軸又は静止体に組み付けたスラストころ軸受が回転軸又は静止体から脱落しないようにすると共に、使用時におけるスラストころ軸受の連れ回りにより回転軸又は静止体に微小摩耗を生じさせないようにしたスラストころ軸受を得ることを目的とする。
本発明に係るスラストころ軸受は、環状薄板よりなる一対のインナレースとアウタレースとの間に、保持器に保持された複数のローラが介在させられているスラストころ軸受において、前記インナーレースの内周側に軸を挿入する内円筒部が形成され、該内円筒部の内周面に、前記軸の円柱状の凸部の外周面に形成されたネジと螺合するネジ溝が形成されているものである。
また、本発明に係るもう1つのスラストころ軸受は、環状薄板よりなる一対のインナレースとアウタレースとの間に、保持器に保持された複数のローラが介在させられているスラストころ軸受において、前記アウタレースの外周側に筒体の凹部に挿入する外円筒部が形成され、該外円筒部の外周面に、前記筒体の凹部の内周面に形成されたネジ溝と螺合するネジが形成されているものである。
さらに、本発明に係るもう1つ別のスラストころ軸受は、環状薄板よりなる一対のインナレースとアウタレースとの間に、保持器に保持された複数のローラが介在させられているスラストころ軸受けにおいて、前記インナーレースの内周側に軸を挿入する内円筒部が形成され、該内円筒部の内周面に、前記軸の円柱状の凸部の外周面に形成されたネジと螺合するネジ溝が形成され、前記アウタレースの外周側に筒体の凹部に挿入する外円筒部が形成され、該外円筒部の外周面に、前記筒体の凹部の内周面に形成されたネジ溝と螺合するネジが形成されているものである。
本発明は以上説明したとおり、環状薄板よりなる一対のインナレースとアウタレースとの間に、保持器に保持された複数のローラが介在させられているスラストころ軸受において、前記インナーレースの内周側に軸を挿入する内円筒部が形成され、該内円筒部の内周面に、軸の円柱状の凸部の外周面に形成されたネジと螺合するネジ溝が形成されているので、スラストころ軸受を軸に組み付ける場合、軸の凸部の外周面に設けられたネジとインナレースの内円筒部の内周面に形成されたネジ溝とを螺合することにより、インナレースが軸に一体に結合されることとなり、組付時に軸からスラストころ軸受が脱落することが防止され、使用時には軸が回転した場合、スラストころ軸受の連れ回りが生じることはなく、軸に微小摩耗を生じさせることがないという効果がある。
また、環状薄板よりなる一対のインナレースとアウタレースとの間に、保持器に保持された複数のローラが介在させられているスラストころ軸受において、前記アウタレースの外周側に筒体の凹部に挿入する外円筒部が形成され、該外円筒部の外周面に、前記筒体の凹部の内周面に形成されたネジ溝と螺合するネジが形成されているので、スラストころ軸受を筒体に組み付ける場合、筒体の凹部の外周面に設けられたネジとアウタレースの外円筒部の外周面に形成されたネジとを螺合することにより、アウタレースが筒体に一体に結合されることとなり、組付時に筒体からスラストころ軸受が脱落することが防止され、使用時には筒体に対するスラストころ軸受の連れ回りはなく、筒体に微小摩耗を生じさせることがないという効果がある。
さらに、環状薄板よりなる一対のインナレースとアウタレースとの間に、保持器に保持された複数のローラが介在させられているスラストころ軸受けにおいて、前記インナーレースの内周側に軸を挿入する内円筒部が形成され、該内円筒部の内周面に、前記軸の円柱状の凸部の外周面に形成されたネジと螺合するネジ溝が形成され、前記アウタレースの外周側に筒体の凹部に挿入する外円筒部が形成され、該外円筒部の外周面に、前記筒体の凹部の内周面に形成されたネジ溝と螺合するネジが形成されているので、スラストころ軸受を軸に組み付ける場合は、軸の凸部の外周面に設けられたネジとインナレースの内円筒部の内周面に形成されたネジ溝とを螺合することにより、インナレースが軸に一体に結合され、又スラストころ軸受を筒体に組み付ける場合には、筒体の凹部の外周面に設けられたネジとアウタレースの外円筒部の外周面に形成されたネジとを螺合することにより、アウタレースが筒体に一体に結合されることとなり、組付時に軸と筒体からスラストころ軸受が脱落することが防止され、使用時に軸が回転した場合、スラストころ軸受の連れ回りが生じることはなく、軸に微小摩耗を生じさせることがなく、軸の回転によりスラストころ軸受が回転した場合、筒体に対するスラストころ軸受の連れ回りはなく、筒体に微小摩耗を生じさせることがないという効果がある。
実施の形態1.
図1は本発明の実施の形態1のスラストころ軸受を示す断面図、図2は同スラストころ軸受を回転軸に組み込んだ状態を示す断面図、図3は同スラストころ軸受の分解状態を示す斜視図、図4は同スラストころ軸受のインナレースを示す断面図である。
図1に示すように、本発明の実施の形態1に係るスラストころ軸受1は、ともに環状に形成された一対のインナレース2及びアウタレース3と、これらの両レース2、3間に設けられたニードルローラ4と、このニードルローラ4を保持する保持器5とを有して構成されている。
そのインナレース2は、径方向に配置された環状薄板によって形成された本体部21と、この本体部21の内側端部からアウタレース3側に折曲形成された内円筒部22と、この内円筒部22の端部に径方向外方へ折曲形成された保持器抜止め用の環状突片23とによって構成されており、Lレースと呼ばれている。このインナレース2の各部は、例えば鋼板をプレス成形することによって一体に成形されている。
このインナレース2は、その内円筒部22が回転軸41の端面中央に突出するよう設けられた円柱状の凸部42に挿着され、その本体部21が回転軸41の端面に当接する。
また、インナレース2の内円筒部22の内周面には、図1及び図4に示すように、回転軸41の円柱状の凸部42の外周面にタップ加工により形成されたネジ42aと螺合させるネジ溝22aがタップ加工によって形成されている。
一方、アウタレース3は、インナレース2に対し、ニードルローラ4を挟んで略対称に形成されており、環状薄板によって形成された本体部31と、この本体部31の外側端部に連設され、インナレース2側に折曲形成された外円筒部32と、この外円筒部32の端部に径方向内方へ折曲形成された保持器抜止め用の環状突片33とによって構成されており、Jレースと呼ばれている。このアウタレース3の各部は、例えば鋼板をプレス成形によって一体に形成されている。
このアウタレース3は、その本体部31がハウジング等の静止体の水平面に当接することができるようになっている。
また、保持器5は、一枚の環状板に周方向に等しい間隔をあけてニードルローラ4を収容する支持孔51が複数設けられて構成されている。
保持器5の各支持孔51内に収容されたニードルローラ4の軸線方向が回転軸41の軸心を中心とする放射線上に配置されており、ニードルローラ4の周面がインナレース2及びアウタレース3の本体部21、31の内面に当接している。
また、インナレース2の環状突起23はアウタレース3の本体部31と非接触、アウタレース3の環状突起33はインナレース2の本体部21と非接触となるように、インナレース2とアウタレース3は保持器5を挟んで組み付けられている。
従って、ニードルローラ4と本体部21、31とによって、回転軸41の軸線方向の加重を支えることができ、この状態でインナレース2及びアウタレース3が相対回転すると、ニードルローラ4が回転し、回転軸41に対する摩擦抵抗を軽減することができる。
この実施の形態1のスラストころ軸受1によれば、インナレース2の内円筒部22の内周面にネジ溝22aが形成されており、回転軸41の円柱状の凸部42の外周面にネジ42aが設けられているので、スラストころ軸受1を回転軸41に組み付ける場合、回転軸41の凸部42の外周面に設けられたネジ42aとインナレース2の内円筒部22の内周面に形成されたネジ溝22aとを螺合することにより、インナレース2が回転軸41に一体に結合される。
従って、スラストころ軸受1が回転軸41に組み付けられた場合、スラストころ軸受1が回転軸41と一体になるため、回転軸41からスラストころ軸受1が脱落することが防止される。
また、スラストころ軸受1と回転軸41とが一体であるため、使用時に回転軸41が回転した場合、スラストころ軸受1の連れ回りが生じることはなく、回転軸41に微小摩耗を生じさせることがない。
さらに、回転軸41の軸心とスラストころ軸受1の軸心とを略一致させることができ、使用時にスラストころ軸受1の回転を円滑にすることができる。
実施の形態2.
図5は本発明の実施の形態2のスラストころ軸受を示す断面図、図6は同スラストころ軸受をハウジングに組み込んだ状態を示す断面図、図7は同スラストころ軸受のアウタレースを示す断面図である。
この実施の形態2において、実施の形態1と同様の構成は同一符号を付して重複した構成の説明を省略する。
この実施の形態2は、ハウジング等の静止体51に凹部52が形成され、この凹部52にスラストころ軸受1のアウタレース3を挿着するようにした点が実施の形態1と異なっている。
即ち、この実施の形態2のスラスト軸受70では、アウタレース3が、実施の形態1のアウタレース3と略同様に、本体部31、外円筒部32及び環状突片33によって構成されているが、外円筒部32の外周面にタップ加工により、静止体51の凹部52の内周面にタップ加工により形成されたネジ溝52aに螺合するネジ32aが形成されている。
この実施の形態2のスラストころ軸受70によれば、アウタレース3の外円筒部32の内周面にネジ32aが形成されており、静止体51の円形状の凹部52の内周面にネジ溝52aが設けられているので、スラストころ軸受1を静止体51に組み付ける場合、静止体51の凹部52の外周面に設けられたネジ52aとアウタレース3の外円筒部32の外周面に形成されたネジ32aとを螺合することにより、アウタレース3が静止体51に一体に結合される。
従って、スラストころ軸受70が静止体51に組み付けられた場合、スラストころ軸受1が静止体51と一体になるため、静止体51からスラストころ軸受1が脱落することが防止される。
また、スラストころ軸受70と静止体51とが一体であるため、使用時に回転軸41の回転によりスラストころ軸受1が回転した場合、静止体51に対するスラストころ軸受70の連れ回りはなく、静止体51に微小摩耗を生じさせることがない。
さらに、静止体51の軸心とスラストころ軸受70の軸心とを略一致させることができ、使用時にスラストころ軸受70の回転を円滑にすることができる。
実施の形態3.
図8は本発明の実施の形態2のスラストころ軸受を示す断面図である。
この実施の形態3において、実施の形態1と同様の構成は同一符号を付して重複した構成の説明を省略する。
この実施の形態3のスラストころ軸受80は、実施の形態1のスラストころ軸受1と実施の形態2のスラストころ軸受70とを合体させた構成とするものである。
即ち、この実施の形態3のスラスト軸受80では、インナレース2の内円筒部22の内周面に回転軸41の円柱状の凸部42の外周面にタップ加工により形成されたネジ42aと螺合させるネジ溝22aがタップ加工によって形成されている。
さらに、アウタレース3の外円筒部32の外周面にタップ加工により、静止体51の凹部52の内周面にタップ加工により形成されたネジ溝52aに螺合するネジ32aが形成されている。
従って、この実施の形態3のスラストころ軸受80は、回転軸41又は静止体51及びこれら両方にそれぞれ螺着により組み付けることが可能になる。
なお、上記実施の形態1、2のアウタレース3はそのいずれも、その外円筒部32の先端全周に保持器抜止め用の環状突片33を形成するようにしているが、この実施の形態3では、図8に示す如く、その環状突片33の代わりに、外円筒部32の先端で周方向に等間隔をおいた数カ所にカシメにより内方に突出する保持器抜止め用の突部43を設けるようにしている。
また、上記実施の形態1、2のアウタレース3についても、外円筒部32の先端に実施の形態3と同様の保持器抜止め用の突部43を設けるようにしてもよいことはいうまでもない。
即ち、この実施の形態3のスラストころ軸受80では、回転軸41の凸部42の外周面に設けられたネジ42aとインナレース2の内円筒部22の内周面に形成されたネジ溝22aとを螺合することにより、インナレース2が回転軸41に一体に結合される。
また、静止体51の凹部52の外周面に設けられたネジ52aとアウタレース3の外円筒部32の外周面に形成されたネジ32aとを螺合することにより、アウタレース3が静止体51に一体に結合される。
従って、スラストころ軸受80が回転軸41と静止体51に組み付けられた場合、スラストころ軸受1のインナーレース2が回転軸41と一体になると共に、アウタレース3が静止体51と一体になり、回転軸41と静止体51からスラストころ軸受80が脱落することが防止される。
また、スラストころ軸受80のとインナーレース2が回転軸41とが一体であるため、回転軸41が回転した場合、スラストころ軸受80の連れ回りが生じることはなく、回転軸41に微小摩耗を生じさせることがなく、スラストころ軸受70のアウタレース3と静止体51とが一体であるため、使用時に回転軸41の回転によりスラストころ軸受80が回転したときに、静止体51に対するスラストころ軸受80の連れ回りはなく、静止体51に微小摩耗を生じさせることがない。
さらに、回転軸41の軸心及び静止体51の軸心とスラストころ軸受1の軸心とを略一致させることができ、使用時にスラストころ軸受1の回転を円滑にすることができる。
なお、本発明のスラストころ軸受が組み付けられる前記回転軸41と静止体51については、適用個所により、軸41が固定され、静止体51が筒体として回転する組合せで使用されても、前記同様の効果をもたらすものであることはいうまでもない。
本発明の実施の形態1のスラストころ軸受を示す断面図。 同スラストころ軸受を回転軸に組み込んだ状態を示す断面図。 同スラストころ軸受の分解状態を示す斜視図。 同スラストころ軸受のインナレースを示す断面図。 本発明の実施の形態2のスラストころ軸受を示す断面図。 同スラストころ軸受をハウジングに組み込んだ状態を示す断面図。 同スラストころ軸受のアウタレースを示す断面図。 本発明の実施の形態2のスラストころ軸受を示す断面図。
符号の説明
1 スラストころ軸受、2 インナレース、3 アウタレース、4 ニードルローラ、21 本体部、22 内円筒部、22a ネジ溝、41 回転軸、42 凸部、42a ネジ。

Claims (3)

  1. 環状薄板よりなる一対のインナレースとアウタレースとの間に、保持器に保持された複数のローラが介在させられているスラストころ軸受において、
    前記インナーレースの内周側に軸を挿入する内円筒部が形成され、該内円筒部の内周面に、前記軸の円柱状の凸部の外周面に形成されたネジと螺合するネジ溝が形成されていることを特徴とするスラストころ軸受。
  2. 環状薄板よりなる一対のインナレースとアウタレースとの間に、保持器に保持された複数のローラが介在させられているスラストころ軸受において、
    前記アウタレースの外周側に筒体の凹部に挿入する外円筒部が形成され、該外円筒部の外周面に、前記筒体の凹部の内周面に形成されたネジ溝と螺合するネジが形成されていることを特徴とするスラストころ軸受。
  3. 環状薄板よりなる一対のインナレースとアウタレースとの間に、保持器に保持された複数のローラが介在させられているスラストころ軸受において、
    前記インナーレースの内周側に軸を挿入する内円筒部が形成され、該内円筒部の内周面に、前記軸の円柱状の凸部の外周面に形成されたネジと螺合するネジ溝が形成され、
    前記アウタレースの外周側に筒体の凹部に挿入する外円筒部が形成され、該外円筒部の外周面に、前記筒体の凹部の内周面に形成されたネジ溝と螺合するネジが形成されていることを特徴とするスラストころ軸受。
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