JP2007113400A - 可変動弁機構 - Google Patents

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Abstract

【課題】小型かつ簡単な構成によって安定したバルブ特性を得る。
【解決手段】2バンク構造のエンジン2において、気筒3の上方に排気カムシャフト5と吸気カムシャフト7とを設ける。排気カムシャフト5をクランク軸4に連結し、吸気カムシャフト7上に複数の吸気カム15を左右対称に設ける。排気カムシャフト5と吸気カムシャフト7とをリンク8で接続し、排気カムシャフト5の回転運動を吸気カムシャフト7の揺動運動に変換する。排気カムシャフト5の軸端にシャフト5の半回転あたりのリンク8の変位量を変更する可変装置29を設ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数の気筒が配列された内燃機関において、バルブ特性を制御する可変動弁機構に関する。
従来、リンクを用いてバルブのリフト量、作用角および開閉タイミングを制御する可変動弁機構が知られている。例えば、図9に示す特許文献1の可変動弁機構100は、内燃機関のクランク軸に連結されたカムシャフト101を備えている。カムシャフト101上には、回転カム102が一体回転可能に固定されるとともに、バルブ103を開閉する揺動カム104が相対回動可能に支持されている。
カムシャフト101と平行なコントロールシャフト105上には、揺動アーム106が可変カム107を介して支持されている。揺動アーム106の入力端はリング状リンク108を介して回転カム102に連結され、揺動アーム106の出力端がロッド状リンク109を介して揺動カム104に連結されている。そして、コントロールシャフト105をアクチュエータで駆動し、可変カム107の偏心回転により揺動アーム106を変位させて、揺動カム104の揺動角度を内燃機関の運転状態に応じて変更するように構成されている。
特開平11−324625号公報
ところが、従来の可変動弁機構100によると、バルブ103を開閉する揺動カム104が回転運動するカムシャフト101上に支持されているので、揺動カム104を揺動運動させるために、カムシャフト101と揺動カム104とを長大な2本のリンク108,109で接続する必要があった。また、揺動カム104の揺動角度を変更するために、二本のリンク108,109の間に揺動アーム106を介在させ、揺動アーム106を支持するコントロールシャフト105上に可変カム107を設ける必要もあった。
このため、可変動弁機構100が大型化し、設置スペースが大きくなり、部品数が増え、構成が複雑化し、組付誤差によってバルブ特性が不安定になりやすいという問題点があった。特に、複数の気筒を備えた多気筒内燃機関、例えば、2バンク構造のガソリンエンジン等の場合は、二本のカムシャフト101にそれぞれ可変動弁機構100を設置する必要があるため、両方の機構100の誤差によって、気筒間にバルブ特性のバラツキが生じやすくなるという問題点があった。
本発明の目的は、上記課題を解決し、小型かつ簡単な構成によって安定したバルブ特性が得られる可変動弁機構を提供することにある。
上記の課題を解決するために、本発明の可変動弁機構は、複数の気筒が配列された内燃機関において、各気筒に設けられた吸気バルブ又は排気バルブのどちらか一方のバルブを開閉するカムを備えたカムシャフトと、カムシャフトを該シャフトの軸線周りで揺動する駆動手段と、カムシャフトの揺動角度を内燃機関の運転状態に応じて変更する可変手段とからなることを特徴とする。
上記可変動弁機構において、好ましくは、次の手段を採用できる。
(1)カムシャフト上に複数のカムを該シャフトの軸心に関して対称状に設けること。この構成によれば、複数のカムがシャフト軸線の両側でそれぞれ同等の角度で揺動するとともに、その揺動角度を可変手段によって均等に制御して、気筒間のバルブ特性のバラツキを抑制できる利点がある。
(2)カムシャフトを駆動する駆動手段が、内燃機関のクランク軸によって回転される駆動軸と、駆動軸の回転運動をカムシャフトの揺動運動に変換する運動変換部材とを含むこと。この構成によれば、クランク軸の動力を利用してカムシャフトを揺動できる利点がある。ただし、カムシャフトを油圧又は電動モータ等の専用アクチュエータで駆動することも可能である。
(3)運動変換部材がリンクを含み、リンクの一端を駆動軸に連結し、リンクの他端をカムシャフトに連結すること。より好ましくは、一本のリンクの一端を駆動軸の軸心から偏倚した位置に連結し、該リンクの他端をカムシャフトの軸心から偏倚した位置に連結すること。この構成によれば、一本のリンクを用いて、駆動軸の回転運動をカムシャフトの揺動運動に変換できる利点がある。
(4)可変手段が、駆動軸の半回転あたりのリンクの変位量を変更する可変部材と、可変部材を駆動するアクチュエータとを含むこと。可変部材としては、回動運動する部材、直線運動する部材等を例示できる。アクチュエータとしては、油圧ピストン、油圧モータ、電動モータ、電磁ソレノイド、圧電素子等を例示できる。この構成によれば、リンクの往動ストロークと復動ストロークとを等しくし、カムシャフトの両方向への揺動角度を均等に変更できる利点がある。
(5)可変部材及びアクチュエータをカムシャフト又は駆動軸のどちらか一方の軸端に設けること。この構成によれば、従来のコントロールシャフトを不要にでき、可変動弁機構の設置スペースをより一層縮小できるとともに、リンクの間近でカムシャフトの揺動角度を正確に変更できる利点がある。
(6)駆動軸が駆動カムシャフトを含み、駆動カムシャフト上に吸気バルブ又は排気バルブのどちらか他方のバルブを開閉するカムを設けること。この構成によれば、排気カムシャフト又は吸気カムシャフトを駆動軸として利用するので、可変動弁機構の全体を可変機能を備えない通常タイプの動弁機構と同等にレイアウトできる利点がある。
(7)複数の気筒を二つのグループに分け、第一グループの気筒に割り当てられた第一カムに第一休止カムを並設し、第二グループの気筒に割り当てられた第二カムに第二休止カムを並設し、カムシャフトを軸線方向へ往復駆動するアクチュエータを設けること。この構成によれば、多気筒内燃機関において、バルブを開閉するカムとバルブを開閉しない休止カムとをアクチュエータで切換え、例えば、半数の気筒を動作させ、残り半数の気筒を休止させるなど、バルブ特性の可変機能に気筒の選択機能を追加して、内燃機関を運転状態に応じてより多様に制御できる利点がある。
本発明の可変動弁機構によれば、カムシャフト自体が揺動するので、カムシャフト上のカムを揺動運動させるための部品が不要となる。従って、可変動弁機構の全体を少数の部品で小型かつ簡単に構成できるとともに、組付誤差を少なくしてバルブ特性を安定させることができるという優れた効果を奏する。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1に示すように、この実施形態の可変動弁機構1は、複数の気筒3を二つのバンクA,Bに分けて配列した内燃機関2において、気筒3の上方に排気カムシャフト5と吸気カムシャフト7とを備えている。排気カムシャフト5はクランク軸4に連結され、駆動軸として機能する。吸気カムシャフト7には、各気筒3に設けられた複数の吸気バルブ17を開閉する吸気カム15が吸気カムシャフト7の軸心に関して対称状に設けられている。
図2に示すように、排気カムシャフト5と吸気カムシャフト7との間には一本のリンク8が介装され、リンク8の一端が排気カムシャフト5の軸線から偏倚した位置に連結され、リンク8の他端が吸気カムシャフト7の軸線から偏倚した位置に連結されている。排気カムシャフト5とリンク8とは、吸気カムシャフト7を自身の軸線周りで揺動する駆動手段を構成している。排気カムシャフト5の軸端には、該シャフト5の半回転あたりのリンク8の変位量を変更する可変部材23と、可変部材23を駆動するアクチュエータ28とが内蔵されている。そして、可変部材23とアクチュエータ28とが、吸気カムシャフト7の揺動角度を内燃機関2の運転状態に応じて変更する可変装置29を構成している。
図1〜図6は本発明の実施例1を示す。図1に示すように、この可変動弁機構1は2バンク構造の自動車用ガソリンエンジン2に装備されている。エンジン2は4本、6本又は8本の気筒3を備え、そのうち半数の気筒3がクランク軸4より片側の第一バンクAに配列され、残り半数の気筒3が反対側の第二バンクBに配列されている。第一バンクAの気筒3と第二バンクBの気筒3とは、クランク軸4の両側にV型となる姿勢又は水平な姿勢で対向配置されている。
各バンクA,Bの可変動弁機構1は気筒3の上方に排気カムシャフト5を備えている。排気カムシャフト5は、クランク軸4によりベルト(又はチェーン)6を介して一方向に全回転され、可変動弁機構1の駆動軸として機能する。排気カムシャフト5の下方には、吸気カムシャフト7が排気カムシャフト5と平行に設けられている。吸気カムシャフト7は、排気カムシャフト5により一本のリンク8を介して揺動され、可変動弁機構1の従動カムシャフトとして機能する。
図1、図2に示すように、排気カムシャフト5上には複数の排気カム10が交互に180°の角度をおいて固定され、排気カムシャフト5の回転に伴い、各気筒3の排気バルブ13が排気カム10のカムプロフィールに従いロッカアーム12を介して開閉される。吸気カムシャフト7上には複数の吸気カム15が吸気カムシャフト7の軸心に関して左右対称状に固定され、吸気カムシャフト7の揺動に伴い、各気筒3の吸気バルブ17が吸気カム15のカムプロフィールに従いロッカアーム16を介して開閉される。ロッカアーム16は、基端がピボット18で支持され、中間部に吸気カム15と係合するローラ19を備えている。
図2、図3に示すように、排気カムシャフト5の一方の軸端にはベルト6に噛み合うプーリ21(又はスプロケット)が固定され、プーリ21の偏心位置にキャビティ22が形成されている。キャビティ22にはカップ型の可変部材23が回動可能に収められ、可変部材23の端面にピン24が排気カムシャフト5の軸心Oを通る円周C上に位置するように突設されている。吸気カムシャフト7の一端には軸端部材25が固定され、軸端部材25の偏心位置にピン26が突設されている。リンク8は、排気カムシャフト5側のピン24に連結される入力端8aと、吸気カムシャフト7側のピン26に連結される出力端8bとを備え、排気カムシャフト5の回転運動を吸気カムシャフト7の揺動運動に変換するようになっている。
キャビティ22にはアクチュエータとしてのピストン28が可変部材23と並べて収められ、可変部材23とピストン28とにより可変装置29が構成されている。キャビティ22は排気カムシャフト5上の油路を介して油圧コントローラ(図示略)に接続され、油圧コントローラによってピストン28のストロークがエンジン2の運転状態に応じて制御される。可変部材23及びピストン28にはそれぞれ傾斜スプライン23a,28aが形成され、スプライン23a,28aの係合によって可変部材23がピストン28のストロークに応じた角度で回動される。そして、可変部材23がピン24を介してリンク8の入力端8aの位置を調整して、排気カムシャフト5の半回転あたりのリンク8のストロークを変更するようになっている。
次に、可変動弁機構1の作用を図3〜図6に従って説明する。図3は排気カム10が気筒3の排気バルブ13を全開しているときの状態を示す。このとき、可変装置29の可変部材23はピン24を排気カムシャフト5の軸心Oと一致する位置に配置している。このため、排気カムシャフト5が回転しても、リンク8は動かず、吸気カムシャフト7、ロッカアーム16が共に静止し、吸気バルブ17が閉鎖位置に保持される。
図4はエンジン2の低速回転時に吸気バルブ17を小さなリフト量で開閉するときの状態を示す。このときは、可変装置29が可変部材23を小さな角度で回動し、ピン24を排気カムシャフト5の軸心Oから僅かに離れた位置に配置している。この状態で、図4(a)に示すように、排気カムシャフト5が半回転すると、リンク8が小さなストロークで吸気カムシャフト7側へ往動する。そして、吸気カムシャフト7が時計回り方向へ僅かに揺動し、片側の吸気カム15がロッカアーム16を介して吸気バルブ17を小さなリフト量で開放する。
図4(b)に示すように、排気カムシャフト5が続けて半回転すると、リンク8が往動時と同じストロークで排気カムシャフト5側へ復動する。そして、吸気カムシャフト7が反時計回り方向へ僅かに揺動し、反対側の吸気カム15がロッカアーム16を介して吸気バルブ17を小さなリフト量で開放する。従って、図6の曲線(イ)に示すように、吸気バルブ17のリフト量と作用角が共に縮小し、開放タイミングが遅く閉鎖タイミングが早く制御される。なお、図6の曲線(ホ)は排気バルブ13のリフト量と作用角を示す。
図5はエンジン2の高速回転時に吸気バルブ17を大きなリフト量で開閉するときの状態を示す。ここでは、可変装置29が可変部材23を大きな角度で回動し、ピン24を排気カムシャフト5の軸心Oから遠く離れた位置に配置している。この状態で、図5(a)に示すように、排気カムシャフト5が半回転すると、リンク8が大きなストロークで往動する。そして、吸気カムシャフト7が時計回り方向へ大きな角度で揺動し、片側の吸気カム15がロッカアーム16を介して吸気バルブ17を大きなリフト量で開放する。
図5(b)に示すように、排気カムシャフト5が続けて半回転すると、リンク8が往動時と同じストロークで復動する。そして、吸気カムシャフト7が反時計回り方向へ大きな角度で揺動し、反対側の吸気カム15がロッカアーム16を介して吸気バルブ17を大きなリフト量で開放する。このため、図6の曲線(ロ)に示すように、吸気バルブ17のリフト量と作用角が共に拡大し、開放タイミングが早く閉鎖タイミングが遅く制御される。従って、可変装置29によりリンク8のストロークを変更することで、図6の曲線(ハ),(ニ)に示すように、吸気バルブ17の特性を任意の中間値に的確に制御することができる。
図7、図8は本発明の実施例2を示す。この可変動弁機構31は、吸気カムシャフト7上に休止カムを備え、直列3,4気筒又はV型6,8気筒の自動車用ガソリンエンジンにおいて、二つのグループの気筒を交互に駆動できるように構成されている。なお、排気カムシャフト5の構成、吸気カムシャフト7を揺動するための構成、吸気カムシャフト7の揺動角度を変更するための構成は、それぞれ実施例1と同じである。
図7に示す気筒配列例では、吸気カムシャフト7上に#1気筒と#3気筒の吸気バルブ17を開閉する吸気カム15と、#2気筒と#4気筒の吸気バルブ17を開閉する吸気カム15とが吸気カムシャフト7の軸心に関して左右対称状に配列されている。なお、吸気バルブ17は各気筒にそれぞれ二本ずつ設けられ、ロッカアーム16が二本の吸気バルブ17を同時に開閉できるようにT字形に形成されている。
また、吸気カムシャフト7上には気筒と同数の真円形の休止カム32a〜32dが固定されている。#1気筒と#2気筒を休止させるための休止カム32a,32bは、吸気カムシャフト7の軸線方向片側において吸気カム15に並設されている。#3気筒と#4気筒を休止させるための休止カム32c,32dは、吸気カムシャフト7の軸線方向反対側において吸気カム15に並設されている。そして、吸気カムシャフト7の軸端部材25に、吸気カムシャフト7を軸線方向へ往復駆動する油圧又は電動のアクチュエータ33が内蔵されている。
アクチュエータ33は、エンジン2のコントローラによって可変部材23の一回転(排気カムシャフト7の一回転)につき一ストロークを実行するように制御され、吸気カム15と休止カム32a〜32dとをロッカアーム16に交互に位置決めする。従って、図7(a)に示すように、吸気カムシャフト7が矢印F方向へ駆動されたときには、#3気筒と#4気筒が休止状態に保持され、#1気筒と#2気筒の吸気バルブ17が開閉される。また、図7(b)に示すように、吸気カムシャフト7が矢印R方向へ駆動されたときには、#1気筒と#2気筒が休止状態に保持され、#3気筒と#4気筒の吸気バルブ17が開閉される。
本発明は前記実施例に限定されるものではなく、例えば以下のように、発明の趣旨から逸脱しない範囲で適宜変更して具体化することもできる。
(1)図2の可変装置29において、可変部材23及びピストン28を吸気カムシャフト7の軸端部材25に内蔵すること。
(2)吸気カムシャフトを駆動軸として用い、吸気カムシャフトによりリンクを介して排気カムシャフトを揺動し、排気カムの揺動角度を可変装置によりエンジンの運転状態に応じて変更すること。
本発明の実施例1を示す可変動弁機構の全体図である。 実施例1の可変動弁機構において排気カムシャフト及び吸気カムシャフトの構成を示す斜視図である。 実施例1の可変動弁機構において排気バルブを開閉するときの作用を示す機構図である。 実施例1の可変動弁機構において吸気バルブを小さなリフト量で開閉するときの作用を示す機構図である。 実施例1の可変動弁機構において吸気バルブを大きなリフト量で開閉するときの作用を示す機構図である。 バルブリフト量と作用角の関係を示す特性図である。 本発明の実施例2を示す可変動弁機構の平面図である。 実施例2の可変動弁機構において排気カムシャフト及び吸気カムシャフトの構成を示す斜視図である。 従来の可変動弁機構を示す断面図である。
符号の説明
1 可変動弁機構(実施例1)
2 エンジン
3 気筒
4 クランク軸
5 排気カムシャフト
7 吸気カムシャフト
8 リンク
10 排気カム
13 排気バルブ
15 吸気カム
17 吸気バルブ
23 可変部材
28 ピストン
29 可変装置
31 可変動弁機構(実施例2)
32 休止カム
33 アクチュエータ

Claims (7)

  1. 複数の気筒が配列された内燃機関において、各気筒に設けられた吸気バルブ又は排気バルブのどちらか一方のバルブを開閉するカムを備えたカムシャフトと、カムシャフトを該シャフトの軸線周りで揺動する駆動手段と、カムシャフトの揺動角度を内燃機関の運転状態に応じて変更する可変手段とからなることを特徴とする可変動弁機構。
  2. 前記カムシャフト上に複数のカムを該シャフトの軸心に関して対称状に設けたことを特徴とする請求項1記載の可変動弁機構。
  3. 前記駆動手段が、内燃機関のクランク軸によって回転される駆動軸と、駆動軸の回転運動をカムシャフトの揺動運動に変換する運動変換部材とを含む請求項2記載の可変動弁機構。
  4. 前記運動変換部材がリンクを含み、リンクの一端を駆動軸に連結し、リンクの他端をカムシャフトに連結した請求項3記載の可変動弁機構。
  5. 前記可変手段が、駆動軸の半回転あたりのリンクの変位量を変更する可変部材と、可変部材を駆動するアクチュエータとを含む請求項4記載の可変動弁機構。
  6. 前記可変部材及びアクチュエータをカムシャフト又は駆動軸のどちらか一方の軸端に設けた請求項5記載の可変動弁機構。
  7. 前記駆動軸が駆動カムシャフトを含み、駆動カムシャフト上に吸気バルブ又は排気バルブのどちらか他方のバルブを開閉するカムを設けた請求項3〜6のいずれか一項に記載の可変動弁機構。
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