JP2007113244A - 床材 - Google Patents

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正文 宮内
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Abstract

【課題】本発明は、床材を固定するために釘を打ち込む時に、釘打ち機による釘の打ち込み位置を容易に決めることができ、釘の打ち込みによる雄実の割れが少なく、また、釘頭による床材の膨れが生じない床材を提供する。
【解決手段】本発明の床材は、その左右の長手部に雄実部2と雌実部3とが形成されており、雄実部2は上側端面7、雄実4及び下側端面8で構成されており、雄実4の上面には、基端部に膨出部5が形成されていて該膨出部5によって雄実4の基端部と先端側との間に段差部6が形成されており、雄実部2の上側端面には、膨出部5の上面と連なる凹溝13が凹設されており、雌実部3の上方突出部10には、その先端下隅部を切り欠いた切欠部12が形成されているので、段差部6によって釘打ち機による釘の打ち込み位置を容易に決めることができ、釘頭を凹溝13と切欠部12とで形成される空間に収容できるので釘頭による床材の膨れを防止できる。
【選択図】図4

Description

本願発明は、床材の長手部に形成された雄実部と雌実部とを互いに突き合わせて実接合する床材に関するものである。
従来、図5に示すような、木質基材の左右の長手部に雄実42と雌実44が形成されている床材41はよく知られている。この床材41は、雄実42の表面側の基部から釘47を打ち込んで床材を床下地46に固定し、この固定した床材41の雄実42に、別の床材41の雌実44を被嵌合することによって床材を貼っていく。この床材41は、床材を床下地に固定するための釘47の釘頭47aが床材の側端面に露出することになるため、この釘頭47aにより隣り合う床材41間に隙間ができたり、床が膨れるという問題がある。そこで、図6に示すような、雄実42の上側端面に、釘頭用凹溝43を凹設するとともに、雌実44の表側の開口縁に切欠部45を設けた床材が考えられ(特許文献1)、この床材41は、釘頭用凹溝43内から釘47を床下地46に打ち込むようにしたので、釘47の釘頭47aが、釘頭用凹溝43内に収められて床材41の側端面に露出しなくなり、上記問題は解消された。
実開平4−36042号公報
図6に示す従来の床材41は、床板41を床下地46に固定するために雄実42に釘47を打ち込むとき、釘47を所定の位置に打ち込もうとすると、その打込み位置を決めるのに時間がかかる。また、その位置決めした位置に釘47を打ち込もうとしても、雄実42の上面が平らであり、平らな面に斜め方向に釘を打つため、打ち込み位置が横にずれてしまい一定の位置に釘を揃えて、一定の打入角度で釘を打ち込むことが難しい。さらに、最近では、床鳴りを防止するため等により固定力の強いステープルを使用するケースが増え、また、床材表面も耐傷性が要求されて硬いものへと移行し、塗装仕上げも平滑なものになってきているため、釘を所定の位置に所定の打入角度で打ち込むことが一層難しくなってきている。
また、上記従来の床材41は、雌実44から雄実42に負荷が作用すると、釘頭用凹溝43の雄実42の上面部に応力が集中して雄実42が破損するおそれがあるし、雄実42の下側の下側端面48が釘47の打ち込み位置の近傍にあるため、釘47を大きい角度(例えば、65度)で打ち込むと雄実42が割れるおそれがある。
本発明は上記課題を解決するためのものであり、床材の左右の長手部に雄実部と雌実部とが形成されている床材において、雄実部は上側端面、雄実及び下側端面で構成されており、雄実の上面には、基端部に膨出部が形成されていて該膨出部によって雄実の基端部と先端側との間に段差部が形成されており、雌実部の上方突出部には、その先端下隅部を切り欠いた切欠部が形成されている。上記構成の床材は、床材を床下地に固定するために、釘打ち機によって釘を打ち込む場合に、釘打ち機の先端を雄実の上面に形成されている段差部に当接させるだけで、釘打ち位置を、所定の位置に素早く位置決めをすることができ、位置決めした先端を支点として釘打ち機を回転させ、釘打ち機の上方部を、雄実部の上側端面から一定距離だけ離間させ、上側端面を基準面として釘打ち機を傾斜させて釘を打ち込むことができるので、その打ち込み角度も一定にすることができ、また、釘を打ち込む際に段差部によって横ずれすることがない。雄実は、段差部より基部側が厚く形成されており、雄実の強度を増すとともに、雄実に作用する負荷による応力を段差部によって分散させることができる。さらに、仮に、釘が十分に打ち込まれなかった場合でも、所定位置に所定角度で打ち込んだ釘の釘頭を、切欠部で形成される空間に収容して、床材が膨れることを防止できる。
さらに、本発明は、床材の左右の長手部に雄実部と雌実部とが形成されている床材において、雄実部は上側端面、雄実及び下側端面で構成されており、前記上側端面には、雄実の上面より高い位置に凹溝が凹設されていて凹溝の下面と雄実の上面との間に段差部が形成されており、雌実部の上方突出部には、その先端下隅部を切り欠いた切欠部が形成したものでもよい。
さらに、雄実部の下側端面が、前記段差部よりも雄実の先端側に位置している床材では、釘を大きい角度で打ち込んでも雄実部の割れをすくなくすることができる。
以上の説明から理解できるように、本発明の床材は、釘の打ち込み位置を容易に決定できるとともに、釘の打ち込み角度の許容範囲が広がって施工がしやすく、また、床材を固定する釘頭による床材表面の膨れの発生を防止して、床材の美しい貼り上げが実現でき、施工者の技量の違いによる床材の貼り上がりの差を少なくすることができる。
以下、本発明による床材の好ましい実施の形態について、図面を参照してより詳細に説明する。図1は本発明の床材を示す一部切欠斜視図、図2は本発明の床材の接合状態を示す断面図、図3は上記床材の雄実部に釘打ち機によって釘を打ち込むときの説明図である。
図1に示す如く、木質基材で形成された床材1は長手方向の両側端面に、床材1を突き合わせて実接合するための雄実部2と雌実部3とが形成されている。雄実部2は、雄実4と、雄実4の上側に形成された上側端面7と、雄実4の下側に形成された下側端面8とで構成されており、雄実4の上面には、基端部に幅の狭い膨出部5が形成されており、該膨出部5によって雄実4の基端部と先端側との間に段差部6が形成されている。膨出部5は、雄実4の基部を厚くして雄実4の強度を増すとともに、雄実4に作用する負荷による応力を分散させることができ、膨出部5によって形成された段差部6は、釘打ち機の釘打ちの位置決めするためのガイドとして機能する。段差部6は、床材1が12〜15mmの厚さのものでは、その段差が0.5〜3.0mmであるのが好ましく、また、段差部6の位置は、釘打ち機の構成や釘の打ち込み角度等を考慮して決めることになるが、通常は、雄実部2の上側端面7から0〜3.0mm(膨出部5の幅が0〜3.0mm)の位置に形成することになる。
ところで、膨出部5の幅が約1mm以下の場合は、図4に示すように、雄実部2の上側端面7に釘頭用の凹溝13が凹設されている。すなわち、膨出部5の幅が、例えば、0.5mmのようなきわめて狭い場合には、雄実部2の上側端面7に、膨出部5の上面と連なる凹溝13が凹設されており、また、雄実4の上面に膨出部が形成されない(膨出部5の幅が0mm)場合には、雄実部2の上側端面7における雄実の上面より高い位置に凹溝13を凹設して、雄実4の上面と凹溝13の下面との間に段差部6が形成されるようにしている。凹溝13は、雄実部2の上側端面7近くに釘15を打ち込む場合に、釘頭15aで上側端面7が傷つくことを防止するとともに、打ち込んだ釘15の釘頭15aを凹溝13内に収めて釘頭15aによって床材1が膨出するのを防止する。
雄実4の下側端面8は、雄実4に形成されている段差部6より雄実4の先端側に位置されており、釘を、例えば、65度程度の大きい角度で打ち込んでも雄実4の割れが少なくなり、釘の打ち込み角度の許容範囲を広くすることができる。
雌実部3には、雌実9が上側突条10と下側突条11とで形成されており、雌実9の上側突条10は、下側突条11よりその突条幅が広く構成されており、雄実部2の上側端面7と接当して床面を形成する。また、上側突条10の先端下面には面取りするように切欠部12が形成されており、床材1と床材1とを突き合わせて実接合したときに、雌実9に打ち込まれた釘の釘頭15aや雄実4の膨出部5が切欠部12によって形成される空間部に収納されるため、床面が釘頭15aによって膨れることがない。
本発明の床材1を床下地材16に固定するための釘打ち作業について図3に基づいて説明すると、釘打ち機14の先端を雄実4に形成されている段差部6に当接させ、その先端を支点として釘打ち機14を回転させ、釘打ち機14の上方部を、雄実部2の上側端面7から一定の距離だけ離間させた状態で釘15を打ち込む。その際、釘打ち機14は段差部6のガイド作用により容易に釘の打ち込み位置を一定の位置に決めることができ、また、雄実部2の上側端面7を基準面として釘打ち機14の傾きを定めることができるので、打ち込み角度を一定にすることができる。さらに、釘15を雄実部2の上側端面7近くに打ち込む場合には、上側端面7に凹溝13が凹設されているので、打ち込む釘の釘頭15aによって上側端面7が傷つくのを少なくできるとともに、打ち込んだ釘15の釘頭15aを凹溝13内に収めて、釘頭15aによって床材1が膨出するのを防止することができる。
以上、本発明の実施形態について詳述したが、本発明は、前記の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の精神を逸脱しない範囲で、種々の設計変更を行うことができるものである。例えば、雄実4の上面に形成される膨出部5は、連続して形成されたものではなく、釘を打つ位置の部分に形成されたものでもよく、その場合には、床材の長手方向に間隔をおいて打ち込む釘の位置を一定間隔毎にすることができる。また、上側突条10の先端下面に形成されている切欠部12は、雄実4の膨出部5が入り込むように、段部が形成されるように切り欠いてもよい。
本発明の一形態の床材を示す一部切欠斜視図。 上記床材の接合状態を示す部分拡大断面図。 上記床材の釘打ち作業を説明するための側面図。 本発明の他の形態の床材を示す一部切欠斜視図。 従来例の床材の接合状態を示す部分拡大断面図。 他の従来例の床材の接合状態を示す部分拡大断面図。
符号の説明
1…床材、2…雄実部、3…雌実部、4…雄実、5…膨出部、6…段差部、7…上側端面、8…下側端面、9…雌実、10…上側突条、11…下側突条、12…切欠部、13…凹溝、14…釘打ち機、15…釘、16…床下地材

Claims (6)

  1. 床材の左右の長手部に雄実部と雌実部とが形成されている床材において、雄実部は上側端面、雄実及び下側端面で構成されており、雄実の上面には、基端部に膨出部が形成されていて該膨出部によって雄実の基端部と先端側との間に段差部が形成されており、雌実部の上方突出部には、その先端下隅部を切り欠いた切欠部が形成されていることを特徴とする床材。
  2. 前記段差部が、前記上側端面から3.0mmの範囲内に形成されていることを特徴とする請求項1記載の床材。
  3. 前記雄実部の上側端面には、膨出部の上面と連なる凹溝が凹設されていることを特徴とする請求項1又は2記載の床材。
  4. 床材の左右の長手部に雄実部と雌実部とが形成されている床材において、雄実部は上側端面、雄実及び下側端面で構成されており、前記上側端面には、雄実の上面より高い位置に凹溝が凹設されていて凹溝の下面と雄実の上面との間に段差部が形成されており、雌実部の上方突出部には、その先端下隅部を切り欠いた切欠部が形成されていることを特徴とする床材。
  5. 前記雄実部の下側端面が、前記段差部よりも雄実の先端側に位置していることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項記載の床材。
  6. 前記段差部が、0.5〜3.0mmの段差であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項記載の床材。
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