JP2007110009A - 半導体回路とその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 pチャネルSOIトランジスタとnチャネルSOIトランジスタの両方でリーク電流を低減できるようにした半導体回路とその製造方法を提供する。
【解決手段】 SOI基板10に、pチャネルSOIトランジスタ20とnチャネルSOIトランジスタ40とを有し、pチャネルSOIトランジスタ20のソース電極21とVdd端子1とが接続され、nチャネルSOIトランジスタ40のソース電極41とVss端子5とが接続されているインバータ回路100であって、pチャネルSOIトランジスタ20のボディ23直下の高抵抗基板6に設けられたn型バックゲート電極28と、nチャネルSOIトランジスタ40のボディ43直下の高抵抗基板6に設けられたp型バックゲート電極48と、を有し、n型バックゲート電極28はVdd端子1に接続され、p型バックゲート電極48はVss端子5に接続されている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、半導体回路とその製造方法に関し、特に、Silicon on Insulator(SOI)基板上に形成された半導体回路のリーク電流を低減する技術に関する。
近年、半導体分野においてSOI(Silicon on Insulator)デバイスの実用化が進んでいる。特に65nm世代以降では、電源電圧のスケーリングとカットオフ電流のトレードオフが顕著になり、SOIデバイスを用いたサブスレッショルド係数の改善が必須となってきている。このような観点で、完全空乏型SOIデバイスは、理想的なサブスレッショルド係数60mV/decを容易に実現するため、将来のデバイスとして非常に有望である。
図9(a)、(b)は、従来例に係るインバータ回路90の一例を示す回路図である。図9(a)に示すように、このインバータ回路90は、pチャネルSOIトランジスタ92と、nチャネルSOIトランジスタ94とからなり、両トランジスタともボディ電位はフローティング状態となっている。従来のSOIデバイス技術では、大別してボディ電位を固定する方法とボディ電位を浮遊状態(フローティング)とする方法に分けられている。また更に、ボディ電位を固定する方法は、ソース電位に固定する方法(ソースタイ型)やゲート電極に固定する方法(ダイナミック・スレッショルドMOS型)等がある。しかし、何れもボディを接続する余分な面積を必要とする為、最近のSOIデバイス技術はボディ電位をフローティングにする方法が主流となりつつある。その一方で、ボディ電位固定でもフローティングでもnチャネルSOIトランジスタ94と、pチャネルSOIトランジスタ92の絶縁膜を挟んだシリコン基板側、即ちバックゲート側は同一電極として纏められ、その両方ともフローティング(floating)にするか、GND(Vss)に固定されるかであった。より好ましくは、シリコン基板側の電位が閾値の変動に影響を及ぼさないように、通常GNDに接続される事が多かった(図9(b))。
なお、特許文献1には、SOIトランジスタに於けるボディ電位の接続に関する技術が開示されている。
特開平8−228145号公報
図9(a)に示したインバータ回路90では、nチャネルSOIトランジスタ94のバックゲートはVssに固定され、そのソース電位とバックゲート電位との間の電位差は0となる。従って、nチャネルSOIトランジスタ94の閾値は、バックゲートバイアスが0の本来の閾値を実現する。
しかしながら、pチャネルSOIトランジスタ92に着目してみると、そのバックゲートはVssに固定され、ソースにはVddが印加されるので、ソース電位とバックゲート電位との間の電位差は−Vddとなる。これは、pチャネルSOIトランジスタ92のボディにバックゲート側から−Vddの電圧を印加することと同じであり、図10の矢印で示すように、pチャネルSOIトランジスタ92の閾値はデプレッション側にシフトしてしまう。このような理由から、図9(a)に示したインバータ回路90では、p型SOIトランジスタ92のソース、ドレイン間でリーク電流が増えることになる。特にインバータ回路の入力がHigh、出力がLowの状態に於いてその効果は大きくなる。
逆に、図9(a)において、pチャネルSOIトランジスタ92とnチャネルSOIトランジスタ94のバックゲート側をそれぞれVdd端子に接続すると、図10に示すように、今度はnチャネルSOIトランジスタ94の閾値がデプレッション側にシフトしてしまう。このため、入力がLow状態で待機しているインバータ回路90で、nチャネルSOIトランジスタ94のソース、ドレイン間でのリーク電流が増えることになる。
本発明は、このような問題を解決するものであって、pチャネルSOIトランジスタとnチャネルSOIトランジスタの両方でリーク電流を低減できるようにした半導体回路とその製造方法の提供を目的とする。
〔発明1〕 上記目的を達成するために、発明1の半導体回路は、半導体基板と、絶縁層と、半導体層とが積層された構造の基板に、pチャネルトランジスタとnチャネルトランジスタとを有し、前記pチャネルトランジスタのソース電極は高電位電源線に接続され、前記nチャネルトランジスタのソース電極は低電位電源線に接続されている半導体回路であって、前記pチャネルトランジスタの前記ソース電極とドレイン電極とに挟まれたボディ領域に対して前記絶縁層を介して向かい合う側の前記半導体基板に設けられた第1のバックゲート領域と、前記nチャネルトランジスタの前記ソース電極とドレイン電極とに挟まれたボディ領域に対して前記絶縁層を介して向かい合う側の前記半導体基板に設けられた第2のバックゲート領域と、を有し、前記第1のバックゲート領域は前記高電位電源線に接続され、前記第2のバックゲート領域は前記低電位電源線に接続されていることを特徴とするものである。
ここで、「半導体基板」は例えば単結晶のシリコン基板であり、「絶縁層」は例えばシリコン酸化膜であり、「半導体層」は例えば単結晶のシリコン層である。また、「高電位電源線」とは例えばVddの電位を持つ正極の電源端子のことであり、「低電位電源線」とは例えばVssの電位を持つ負極の電源端子のことである。
発明1の半導体回路によれば、pチャネルトランジスタについては、その待機時に、ソース電極とn型バックゲート領域との電位差が0又は0に近い値となるので、ソース電極、ドレイン電極間のリーク電流を低くすることできる。また、nチャネルトランジスタについても、その待機時に、ソース電極とp型バックゲート領域との電位差が0又は0に近い値となるので、ソース電極、ドレイン電極間のリーク電流を低くすることができる。つまり、pチャネルトランジスタとnチャネルトランジスタとの両方でリーク電流を低減することができる。
〔発明2〕 発明2の半導体回路は、発明1の半導体回路において、前記半導体基板は、抵抗率ρが100[Ω・cm]以上の高抵抗基板であり、前記第1のバックゲート領域と前記第2のバックゲート領域は前記半導体基板内で離間して設けられていることを特徴とするものである。
このような構成であれば、第1のバックゲート領域と第2のバックゲート領域との間は高抵抗基板によって仕切られるので、第1のバックゲート領域と第2のバックゲート領域との間の耐圧を高めることができ、両領域間でのリーク電流を低減することができる。
〔発明3〕 発明3の半導体回路は、発明2の半導体回路において、前記半導体基板は略Intrinsicであり、前記第1のバックゲート領域はn型不純物原子を含有し、前記第2のバックゲート領域はp型不純物原子を含有し、前記第1のバックゲート領域と前記第2のバックゲート領域とは、前記第1のバックゲート領域と前記第2のバックゲート領域との間に位置する前記半導体基板と併せてp−i−nダイオードを成すことを特徴とするものである。
ここで、「略Intrinsic」とは、キャリア濃度が1.45×1010[cm−3]以上1.2×1014[cm−3]以下(ボロンドープ時)あるいは抵抗率ρが100[Ω・cm]以上ということである。
このような構成であれば、高電位電源線から半導体基板側を経て低電位電源線へ流れるリーク電流は、p−i−nダイオードに流れる逆方向電流となるので、リーク電流を非常に低く抑える事が出来る。
〔発明4〕 発明4の半導体回路は、発明1から発明3のいずれか1つの半導体回路において、前記半導体基板と、前記絶縁層と、前記半導体層とが積層された構造の前記基板とは、前記半導体基板上に前記絶縁層として埋め込み酸化シリコン膜が形成され、前記埋め込み酸化シリコン膜上に前記半導体層として単結晶シリコン膜が形成されたSOI基板であることを特徴とするものである。
〔発明5〕 発明5の半導体回路は、発明1から発明4のいずれか1つの半導体回路において、前記半導体基板と、前記絶縁層と、前記半導体層とが積層された構造の前記基板とは、前記半導体基板上に前記絶縁層として埋め込み酸化シリコン膜が形成され、前記埋め込み酸化シリコン膜上に前記半導体層として単結晶シリコン膜が形成されたSOI基板であることを特徴とするものである。
このような構成であれば、高電位電源線から第1のpチャネルトランジスタのソースに供給される電圧は、第2のpチャネルトランジスタを経由することによって降下する。また、低電位電源線から第1のnチャネルトランジスタのソースに供給される電圧は、第2のnチャネルトランジスタを経由することによって降下する。
従って、例えば、高電位電源線の電位をVddとし、低電位電源線の電位をVssとし、第1のpチャネルトランジスタのソース電位をVd1とし、第1のnチャネルトランジスタのソース電位をVs1としたとき(Vss<Vs1<Vd1<Vdd)、その電位差は(Vdd−Vd1)>0、(Vss−Vs1)<0となる。これは、第1のpチャネルトランジスタおよび、第2のnチャネルトランジスタの両方を、閾値を上昇させる方向(エンハンスメント側)へシフトさせる。よって、電位差0の場合と比べて、リーク電流をより低減することができる。
〔発明6〕 発明6の半導体回路の製造方法は、半導体基板と、絶縁層と、半導体層とが積層された構造の基板に、pチャネルトランジスタと、nチャネルトランジスタとを有する半導体回路の製造方法であって、前記pチャネルトランジスタのソース電極とドレイン電極とに挟まれるボディ領域に対して前記絶縁膜を介して向かい合う側の前記半導体基板に第1のバックゲート領域を形成する工程と、前記nチャネルトランジスタのソース電極とドレイン電極とに挟まれるボディ領域に対し前記絶縁膜を介して向かい合う側の前記半導体基板に第2のバックゲート領域を形成する工程と、前記pチャネルトランジスタの前記ソース電極を高電位電源線に接続し、前記nチャネルトランジスタの前記ソース電極を低電位電源線に接続する工程と、前記第1のバックゲート領域を前記高電位電源線に接続し、前記第2のバックゲート領域を前記低電位電源線に接続する工程と、を含むことを特徴とするものである。
このような構成であれば、pチャネルトランジスタとnチャネルトランジスタの両方でリーク電流を低減できるようにした半導体回路を提供することができる。
本発明は、半導体pチャネルトランジスタとnチャネルトランジスタとを含んだ構成の論理回路に適用して極めて好適である。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら説明する。
(1)第1実施形態
図1は、本発明の第1実施形態に係る半導体回路の構成例を示す回路図である。
図1に示すように、この半導体回路はSOI(Silicon on Insulator)基板に形成されたインバータ回路100であり、導電型がp型の電界効果トランジスタ(以下、「pチャネルSOIトランジスタ」という。)20と、導電型がn型の電界効果トランジスタ(以下、「nチャネルSOIトランジスタ」という。)40と、を組み合わせたものである。このインバータ回路100では、pチャネルSOIトランジスタ20とnチャネルSOIトランジスタ40の両方が、完全空乏型のSOIトランジスタである。
図1に示すように、pチャネルSOIトランジスタ20のソース電極はVddの電位を持つ正極の電源端子(以下、「Vdd端子」という。)1に接続され、nチャネルSOIトランジスタ40のソース電極はVssの電位を持つ負極の電源端子(以下、「Vss端子」という。)5に接続されている。また、pチャネルSOIトランジスタ20とnチャネルSOIトランジスタ40の各ゲート電極は互いに接続され、またその各ドレイン電極も互いに接続されている。
さらに、このインバータ回路100では、pチャネルSOIトランジスタ20と、nチャネルSOIトランジスタ40とにバックゲート電極がそれぞれ独立して設けられており、且つ、pチャネルSOIトランジスタ20のバックゲート電極はVdd端子1に接続され、nチャネルSOIトランジスタ40のバックゲート電極はVss端子5に接続されている。
図2は、インバータ回路100の構成例を示す断面図である。図2に示すように、このインバータ回路100は、SOI基板10の例えばLOCOS酸化膜11によって素子分離されたシリコン層にpチャネルSOIトランジスタ20とnチャネルSOIトランジスタ40とが並べて形成された構造となっている。
図2に示すように、SOI基板10は、高抵抗基板6と、高抵抗基板6上に形成された絶縁層7と、絶縁層7上に形成されたシリコン層とから構成されている。高抵抗基板6は例えば真性(intrinsic)半導体に近い単結晶シリコンからなり、その抵抗率ρは例えば100Ω・cm以上(例えば1000Ω・cm)である。また、絶縁層7は例えばシリコン酸化膜からなる。
pチャネルSOIトランジスタ20は、シリコン層に形成されたp型のソース電極21及びドレイン電極22と、ソース電極21とドレイン電極22とに挟まれたシリコン層(即ち、ボディ)23上にゲート絶縁膜を介して形成されたゲート電極25と、ゲート電極25直下の高抵抗基板6に形成されたn型バックゲート電極28と、を含んだ構成となっている。図2に示すように、ボディ23とn型バックゲート電極28は絶縁層(即ち、キャパシタ)7を挟んで向かい合う配置となっている。このn型バックゲート電極28は、n型の導電型不純物(例えば、リンやヒ素)が高抵抗基板6に選択的に注入され、拡散することによって形成された、n型不純物原子(ドナー)を含んだ不純物拡散層である。
nチャネルSOIトランジスタ40は、シリコン層に形成されたn型のソース電極41及びドレイン電極42と、ソース電極41とドレイン電極42とに挟まれたボディ43上にゲート絶縁膜を介して形成されたゲート電極45と、ゲート電極45直下の高抵抗基板6に形成されたp型バックゲート電極48と、を含んだ構成となっている。図2に示すように、このnチャネルSOIトランジスタ40においても、そのボディ43とp型バックゲート電極48は絶縁層7を挟んで向かい合う配置となっている。このp型バックゲート電極48は、p型の導電型不純物(例えば、ボロン)が高抵抗基板6に選択的に注入され、拡散することによって形成された、p型不純物原子(アクセプター)を含んだ不純物拡散層である。
図2に示すように、このインバータ回路100では、n型バックゲート電極28とp型バックゲート電極48は所定の距離だけ離されており、この部分だけを見ると、p−i−nダイオードを構成している。図2に示すように、n型バックゲート電極28はVdd電位に固定され、p型バックゲート電極48はVss電位に固定されているので、p−i−nダイオードにとっては逆バイアス状態となっている。それゆえ、n型バックゲート電極48とp型バックゲート電極48との間で電流はほとんど流れない。また、バックゲート電極間のi領域を十分長く(例えば1um以上)確保することによって、p−i−nダイオードの耐圧の確保と、リーク電流の低減が同時に達成できる。
次に、図1及び図2を参照しながら、インバータ回路100の動作例について説明する。
図1において、インバータ回路100の入力端子Vinに信号Highを入力すると、pチャネルSOIトランジスタ20はオフ(待機)し、nチャネルSOIトランジスタ40はオンする。その結果、インバータ回路100の出力端子Voutから信号Lowが出力される。このとき、pチャネルSOIトランジスタ20のソース電極21はVdd電位に固定され、且つ、pチャネルSOIトランジスタ20のボディ直下のn型バックゲート電極28もVdd電位に固定されている。従って、pチャネルSOIトランジスタ20のボディ23と、n型バックゲート電極28との電位差はほぼ0となるので、図10に示したような閾値の変動が防止され、ソース電極21と、ドレイン電極22との間のリーク電流を低減することができる。
また、図1において、インバータ回路100の入力端子Vinに信号Lowを入力すると、pチャネルSOIトランジスタ20はオンし、nチャネルSOIトランジスタ40はオフ(待機)する。その結果、インバータ回路100の出力端子Voutから信号Highが出力される。このとき、nチャネルSOIトランジスタ40のソース電極41はVss電位に固定され、且つ、nチャネルSOIトランジスタ40のボディ43直下のp型バックゲート電極48もVss電位に固定される。従って、pチャネルSOIトランジスタ20のボディ43と、p型バックゲート電極48との電位差はほぼ0となるので、ソース電極21と、ドレイン電極22との間のリーク電流を低減することができる。
次に、上述したインバータ回路100の製造方法について説明する。
図3(a)〜図5は、インバータ回路100の製造方法を示す工程図である。
図3(a)に示すように、まず始めに、高抵抗基板6(たとえば抵抗率ρ=1000Ω・cm)上にSOI構造を形成する。SOI構造は、従来技術であるSIMOX法(Separation by Implant Oxidation)法や、貼り合せ法であっても良い。高抵抗基板6は抵抗率が高い程良いが、この例では、p型不純物で軽くドープされたρ=1000Ω・cm程度のものを用いる。高抵抗基板6は望ましくは真性半導体(intrinsic)が良い。
次に、図3(b)に示すように、シリコン層8上にレジストパターン51を形成して、n型バックゲート電極を形成する領域の高抵抗基板6にn型不純物(例えば、リン)をイオンプランテーション法により導入する。また、これと前後して、p型バックゲート電極を形成する領域の高抵抗基板6にp型不純物(例えば、ボロン)をイオンプランテーション法により導入する。そして、図3(c)に示すように、SOI基板10のシリコン層8表面にパッド酸化膜52を200Å程度形成し、その上にシリコン窒化膜を形成する。
次に、フォトリソグラフィ法及びドライエッチ法によりシリコン窒化膜をパターニングし、図3(c)に示すように、pチャネルSOIトランジスタ20とnチャネルSOIトランジスタ40とを形成する領域(以下、「素子領域」という。)を覆い、素子分離領域を露出させる窒化膜パターン53を形成する。
次に、図4(a)に示すように、この窒化膜パターン53をマスクにシリコン層を熱酸化して、LOCOS酸化膜11を形成する。このとき、バックゲート電極を形成する領域に注入した不純物は十分拡散し、それぞれn型バックゲート電極28とp型バックゲート電極48とが形成される。
ここで、Vdd端子に接続されるバックゲート電極28をn型、Vss端子に接続されるバックゲート電極48をp型としたのは、Vdd電圧及びVss電圧を印加する際に、p−i−nダイオードに対して逆バイアスを印加するような形態とし、これにより、バックゲート電極28、48間でのリーク電流を低減させるためである。特に、バックゲート電極間のi領域を十分長く確保すれば、p−i−nダイオードの耐圧の確保と、リーク電流の低減が同時に達成できる。
次に、窒化膜パターン53と、パッド酸化膜52とを除去する。そして、図4(b)に示すように、シリコン層8の表面にゲート絶縁膜9を形成する。次に、ゲート絶縁膜9上にゲート電極となるポリシリコン膜を形成し、フォトリソグラフィ法及びドライエッチ法により、ポリシリコン膜をパターニングしてゲート電極25、45を形成する。ポリシリコン膜の代わりにTiN、TaNなどを使用して、メタル電極を形成しても良い。
次に、図4(c)に示すように、ゲート電極25、45の側壁にサイドウォール54を形成する。そして、ソース電極とドレイン電極とを形成するために、pチャネルSOIトランジスタ20の形成領域にはp型不純物を、nチャネルSOIトランジスタ40の形成領域にはn型不純物をそれぞれ導入する。この時、バックゲート電極の極性に影響が出ないよう、p型不純物及びn型不純物を浅く打ち込む。
また、ソースドレイン端をLDD構造にする場合は、サイドウォール54形成前に低濃度の不純物を打ち込んでおく。次に、不純物活性化のアニールを行った後、図5に示すように、層間絶縁膜55を堆積させ、コンタクト孔をドライエッチ法により開口する。このとき、n型バックゲート電極とp型バックゲート電極を層間絶縁膜55上に引き出すために、層間絶縁膜55上から各バックゲート電極上に至るコンタクト孔も形成しておく。その後、層間絶縁膜55上にアルミニウム層を堆積させ、パターニングを施す。これにより、pチャネルSOIトランジスタ20のソース電極21とn型バックゲート電極とをVdd端子に接続し、nチャネルSOIトランジスタ40のソース電極41とp型バックゲート電極とをVss端子に接続する。
このように、本発明の第1実施形態によれば、pチャネルSOIトランジスタ20については、その待機時に、ソース電極21とn型バックゲート電極28との電位差がほぼ0となるので、ソース電極21とドレイン電極22との間のリーク電流を低くすることできる。また、nチャネルSOIトランジスタ40についても、その待機時に、ソース電極41とp型バックゲート電極48との電位差がほぼ0となるので、ソース電極41とドレイン電極22との間のリーク電流を低くすることができる。つまり、相補的なバックゲート電圧制御が可能となり、pチャネルSOIトランジスタ20とnチャネルSOIトランジスタ40の両方でリーク電流を低減することができる。これにより、低電圧動作と低スタンバイ電流とを両立した回路を提供することができる。
この第1実施形態では、高抵抗基板6が本発明の「半導体基板」に対応し、シリコン層8が本発明の「半導体層」に対応している。また、pチャネルSOIトランジスタ20が本発明の「pチャネルトランジスタ」に対応し、nチャネルSOIトランジスタ40が本発明の「nチャネルトランジスタ」に対応している。さらに、n型バックゲート電極28が本発明の「第1のバックゲート領域」に対応し、p型バックゲート電極48が本発明の「第2のバックゲート領域」に対応している。また、Vdd端子1が本発明の「高電位電源線」に対応し、Vss端子5が本発明の「低電位電源線」に対応している。
なお、この第1実施形態では、本発明をインバータ回路に適用した場合について説明した。しかしながら、本発明の適用はインバータ回路に限られることはなく、それ以外のCMOS論理回路でも良い。例えば、図6に示すように、本発明はNAND回路にも適用可能である。
図6に示すように、このNAND回路200は、pチャネルSOIトランジスタ121、122と、nチャネルSOIトランジスタ141、142とによって構成されている。pチャネルSOIトランジスタ121、122は、図1及び図2に示したpチャネルSOIトランジスタ20と同一構造であり、同一特性である。また、nチャネルSOIトランジスタ141、142は、図1及び図2に示したnチャネルSOIトランジスタ40と同一構造であり、同一特性である。つまり、pチャネルSOIトランジスタ121、122は、そのボディ直下の高抵抗基板にn型のバックゲート電極を有し、このn型バックゲート電極は全てVdd端子1に接続されている。また、nチャネルSOIトランジスタ141、142は、そのボディ直下の高抵抗基板にp型のバックゲート電極を有し、このp型バックゲート電極は全てVss端子5に接続されている。本発明では、n型バックゲート電極とp型バックゲート電極は、それぞれ隔離されている必要はあるが、n型バックゲート同士(図6ではpチャネルトランジスタ121、122それぞれのバックゲート領域)、p型バックゲート同士(図6ではnチャネルトランジスタ141、142それぞれのバックゲート領域)は一つに領域としてまとめても良い(以下の形態についても同様)。
このような構成であれば、pチャネルSOIトランジスタ121、122とnチャネルSOIトランジスタ141、142の両方とも、その待機時にボディとバックゲート領域との電位差がほぼ0となる。つまり、相補的なバックゲート電圧制御が可能となり、pチャネルSOIトランジスタ121、122とnチャネルSOIトランジスタ141、142の両方でリーク電流を低減することができる。それゆえ、NAND回路においても、低電圧動作と低スタンバイ電流とを両立することができる。
また、図7に示すように、本発明はNOR回路に適用しても良い。図1に示すように、このNOR回路300は、pチャネルSOIトランジスタ221、222と、nチャネルSOIトランジスタ241、242とによって構成されている。pチャネルSOIトランジスタ221、222は、図1及び図2に示したpチャネルSOIトランジスタ20と同一構造であり、同一特性である。また、nチャネルSOIトランジスタ241、242は、図1及び図2に示したnチャネルSOIトランジスタ40と同一構造であり、同一特性である。このNOR回路300では、pチャネルSOIトランジスタの221、222ボディ直下のn型バックゲート電極は全てVdd端子1に接続されている。また、nチャネルSOIトランジスタ241、242のボディ直下のp型バックゲート電極は全てVss端子5に接続されている。このような構成であれば、インバータ回路100や、NAND回路200と同様に、pチャネルSOIトランジスタとnチャネルSOIトランジスタの両方でリーク電流を低減することができるので、低電圧動作と低スタンバイ電流との両立が可能である。
尚、本実施例ではSOI基板上に形成されたSOIトランジスタ回路を引用して述べたが、本発明はこれに限るものではない。絶縁層上の半導体層として、ガラス基板上の多結晶シリコン膜、サファイヤ基板上の単結晶シリコン膜、等の半導体層に形成される全ての半導体回路や、SOQ基板(Silicon on Quartz)、SGOI基板(Silicongermanium on Insulator)、GOI基板(Germanium on Insulator)に形成される全ての半導体回路に適用できるものである。
(2)第2実施形態
図8は、本発明の第2実施形態に係る半導体回路の構成例を示す回路図である。図8において、図1、図2及び図7と同一の構成を有する部分には同一符号を付し、その詳細説明は省略する。
図8に示すように、この半導体回路は、SOI基板に形成されたCMOS論理回路400であり、図1及び図2に示したインバータ回路100と、図7に示したNOR回路300と、配線401と、配線405と、pチャネルSOIトランジスタ421と、nチャネルSOIトランジスタ441と、インバータ450と、を含んだ構成となっている。
pチャネルSOIトランジスタ421は、インバータ回路100及びNOR回路300と、Vdd端子1との接続をオン/オフするスイッチ素子である。このpチャネルSOIトランジスタ421は、pチャネルSOIトランジスタ20と同一構造であり、同一特性である。
また、nチャネルSOIトランジスタ441は、インバータ回路100及びNOR回路300と、Vss端子5との接続をオン/オフするスイッチ素子である。このnチャネルSOIトランジスタ441は、図1及び図2に示したnチャネルSOIトランジスタ40と同一構造であり、同一特性である。
このCMOS論理回路400では、入力端子VctlとpチャネルSOIトランジスタ421のゲート電極との間にインバータ450が配置されている。これにより、pチャネルSOIトランジスタ421とnチャネルSOIトランジスタ441とが同じタイミングでオン又はオフ(即ち、同期)するようになっている。例えば、入力端子Vctlに信号Highを入力すると、pチャネルSOIトランジスタ421とnチャネルSOIトランジスタ441の両方が同時にオンし、インバータ回路100とNOR回路300とに電源VddとVssとが供給される(実際には、pチャネルSOIトランジスタ421、nチャネルSOIトランジスタ441を経由することにより電圧降下が生じ、配線401の電位はVd1、配線405の電位はVs1となる。従って、より正確にはVd1、Vs1が供給される)ようになっている。また、入力端子Vctlに信号Lowを入力すると、pチャネルSOIトランジスタ421とnチャネルSOIトランジスタ441の両方が同じタイミングでオフし、インバータ回路100とNOR回路300とに対する電源Vdd及びVssの供給が遮断されるようになっている。
このCMOS論理回路400では、pチャネルSOIトランジスタ421のソース電極がVdd端子1に接続され、そのドレイン電極が配線401に接続されている。また、このpチャネルSOIトランジスタ421のボディ直下のn型バックゲート電極はVdd端子1に接続されている。さらに、インバータ回路100のpチャネルSOIトランジスタ20のソース電極と、NOR回路300のpチャネルSOIトランジスタ221、222のソース電極は配線401に接続されており、pチャネルSOIトランジスタ40のボディ直下のn型バックゲート電極と、pチャネルSOIトランジスタ221、222のボディ直下のn型バックゲート電極は、配線401を跨いでVdd端子1に接続されている。
一方、Vss側では、nチャネルSOIトランジスタ441のソース電極はVss端子5に接続され、そのドレイン電極は配線405に接続されている。また、このnチャネルSOIトランジスタ441のボディ直下のp型バックゲート電極はVss端子5に接続されている。さらに、インバータ回路100のnチャネルSOIトランジスタ40のソース電極と、NOR回路300のnチャネルSOIトランジスタ241、242のソース電極は配線405に接続されており、nチャネルSOIトランジスタ40のボディ直下のp型バックゲート電極と、nチャネルSOIトランジスタ241、242のボディ直下のp型バックゲート電極は、配線405を跨いでVss端子5に接続されている。
ところで、このCMOS論理回路400では、例えば入力端子Vctlに信号Highを入力し、インバータ回路100の入力端子Vinに信号Highを入力すると、pチャネルSOIトランジスタ20は待機状態となり、そのソース電極の電位はVddよりも電位が僅かに低いVd1となる。これは、先に説明したように、Vdd端子1とpチャネルSOIトランジスタ20との間にスイッチ素子であるpチャネルSOIトランジスタ421が配置されており、このpチャネルSOIトランジスタ421において電圧降下が生じるためである。このため、図2において、pチャネルSOIトランジスタ20のボディ23と、その直下のn型バックゲート電極28との電位差は、(Vd1−Vdd)<0となる。これは、絶縁層(キャパシタ)7を挟んでn型バックゲート電極28からボディ23に電圧(Vdd−Vd1)>0を印加することと同じである。従って、電位差0の場合と比べて、pチャネルSOIトランジスタ20のソース、ドレイン間のリーク電流をより低減することができる。
また、図8において、例えば入力端子Vctlに信号Highを入力し、インバータ回路100の入力端子Vinに信号Lowを入力すると、nチャネルSOIトランジスタ40は待機状態となり、nチャネルSOIトランジスタ40のボディと、その直下のp型バックゲート電極との電位差は、(Vs1−Vss)>0となる。これは、図2において、絶縁層(キャパシタ)7を挟んでp型バックゲート電極48からボディ43に電圧(Vss−Vs1)<0を印加することと同じである。従って、電位差0の場合と比べて、nチャネルSOIトランジスタ40のソース、ドレイン間のリーク電流をより低減することができる。
この第2実施形態では、pチャネルSOIトランジスタ20が本発明の「第1のpチャネルトランジスタ」に対応し、nチャネルSOIトランジスタ40が本発明の「第1のnチャネルトランジスタ」に対応している。また、n型バックゲート電極28が本発明の「第1のn型バックゲート領域」に対応し、p型バックゲート電極48が本発明の「第1のp型バックゲート領域」に対応している。さらに、pチャネルSOIトランジスタ421が本発明の「第2のpチャネルトランジスタ」に対応し、nチャネルSOIトランジスタ441が本発明の「第2のnチャネルトランジスタ」に対応している。
第1実施形態に係るインバータ回路100の構成例を示す回路図。 インバータ回路100の構成例を示す断面図。 インバータ回路100の製造方法を示す工程図(その1)。 インバータ回路100の製造方法を示す工程図(その2)。 インバータ回路100の製造方法を示す工程図(その3)。 NAND回路200の構成例を示す回路図。 NOR回路300の構成例を示す回路図。 第2実施形態に係るCMOS論理回路400の構成例を示す回路図。 従来例に係るインバータ回路90の構成例を示す回路図。 SOIトランジスタのI−V特性を示す概念図。
符号の説明
1 Vdd端子、5 Vss端子、6 高抵抗基板、7 絶縁層、8 シリコン層、9 ゲート絶縁膜、10 SOI基板、11 LOCOS酸化膜、20,121,122,221,222,421 pチャネルSOIトランジスタ、21,41 ソース電極、22 ドレイン電極、23,43 ボディ、25,45 ゲート電極、28 n型バックゲート電極、40,141,142,241,242,441 nチャネルSOIトランジスタ、48 p型バックゲート電極、51 レジストパターン、52 パッド酸化膜、53 窒化膜パターン、54 サイドウォール、55 層間絶縁膜、100 インバータ回路、200 NAND回路、300 NOR回路、400 CMOS論理回路、401 配線(Vd1)、405 配線(Vs1)、450 インバータ

Claims (6)

  1. 半導体基板と、絶縁層と、半導体層とが積層された構造の基板に、pチャネルトランジスタとnチャネルトランジスタとを有し、前記pチャネルトランジスタのソース電極は高電位電源線に接続され、前記nチャネルトランジスタのソース電極は低電位電源線に接続されている半導体回路であって、
    前記pチャネルトランジスタの前記ソース電極とドレイン電極とに挟まれたボディ領域に対して前記絶縁層を介して向かい合う側の前記半導体基板に設けられた第1のバックゲート領域と、
    前記nチャネルトランジスタの前記ソース電極とドレイン電極とに挟まれたボディ領域に対して前記絶縁層を介して向かい合う側の前記半導体基板に設けられた第2のバックゲート領域と、を有し、
    前記第1のバックゲート領域は前記高電位電源線に接続され、前記第2のバックゲート領域は前記低電位電源線に接続されていることを特徴とする半導体回路。
  2. 前記半導体基板は、抵抗率ρが100[Ω・cm]以上の高抵抗基板であり、
    前記第1のバックゲート領域と前記第2のバックゲート領域は前記半導体基板内で離間して設けられていることを特徴とする請求項1に記載の半導体回路。
  3. 前記半導体基板は略Intrinsicであり、前記第1のバックゲート領域はn型不純物原子を含有し、前記第2のバックゲート領域はp型不純物原子を含有し、
    前記第1のバックゲート領域と前記第2のバックゲート領域とは、前記第1のバックゲート領域と前記第2のバックゲート領域との間に位置する前記半導体基板と併せてp−i−nダイオードを成すことを特徴とする請求項2に記載の半導体回路。
  4. 前記半導体基板と、前記絶縁層と、前記半導体層とが積層された構造の前記基板とは、前記半導体基板上に前記絶縁層として埋め込み酸化シリコン膜が形成され、前記埋め込み酸化シリコン膜上に前記半導体層として単結晶シリコン膜が形成されたSOI基板であることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の半導体回路。
  5. 前記pチャネルトランジスタを第1のpチャネルトランジスタとし、前記nチャネルトランジスタを第2のチャネルトランジスタとしたとき、
    前記半導体層に設けられ、前記第1のpチャネルトランジスタの前記ソース電極と前記高電位電源線との間に電気的に挿入接続された第2のpチャネルトランジスタと、
    前記半導体層に設けられ、前記第1のnチャネルトランジスタの前記ソース電極と前記低電位電源線との間に挿入接続された第2のnチャネルトランジスタと、
    前記第2のpチャネルトランジスタの前記ソース電極とドレイン電極とに挟まれたボディ領域に対して前記絶縁層を介して向かい合う側の前記半導体基板に設けられた第3のバックゲート領域と、
    前記第2のnチャネルトランジスタの前記ソース電極とドレイン電極とに挟まれたボディ領域に対して前記絶縁層を介して向かい合う側の前記半導体基板に設けられた第4のバックゲート領域と、を有し、
    前記第3のバックゲート領域は前記高電位電源線に接続され、前記第4のバックゲート領域は前記低電位電源線に接続されていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の半導体回路。
  6. 半導体基板と、絶縁層と、半導体層とが積層された構造の基板に、pチャネルトランジスタと、nチャネルトランジスタとを有する半導体回路の製造方法であって、
    前記pチャネルトランジスタのソース電極とドレイン電極とに挟まれるボディ領域に対して前記絶縁膜を介して向かい合う側の前記半導体基板に第1のバックゲート領域を形成する工程と、
    前記nチャネルトランジスタのソース電極とドレイン電極とに挟まれるボディ領域に対し前記絶縁膜を介して向かい合う側の前記半導体基板に第2のバックゲート領域を形成する工程と、
    前記pチャネルトランジスタの前記ソース電極を高電位電源線に接続し、前記nチャネルトランジスタの前記ソース電極を低電位電源線に接続する工程と、
    前記第1のバックゲート領域を前記高電位電源線に接続し、前記第2のバックゲート領域を前記低電位電源線に接続する工程と、を含むことを特徴とする半導体回路の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009207030A (ja) * 2008-02-29 2009-09-10 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 電力増幅回路および無線通信回路
WO2021094878A1 (ja) * 2019-11-15 2021-05-20 株式会社半導体エネルギー研究所 半導体装置

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