JP2007109750A - 電気・電子部品およびその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 限られた領域を有効に利用して電気・電子部品にトレーサビリティを容易にする製品情報をマーキングすることを目的とする。
【解決手段】 部品表面に、少なくとも一部が重なるように複数の文字及び/又は図形をマーキングした電気・電子部品であって、マーキングの少なくとも一部が、可視光で確認可能な染料あるいは顔料によるマーキング、あるいは物理的な凹凸によるマーキングであり、マーキングの他の一部が、波長が300nm〜450nmである近紫外線で発色する蛍光物質を含む染料あるいは顔料によるマーキングであることを特徴とした。
【選択図】 図1

Description

本発明は、携帯電話等の通信機器を含む一般的な電気・電子機器の回路基板に搭載された電子部品に関する。
一般的な電気・電子部品は回路基板に様々な電子部品を搭載して目的の機能を発現させている。
電気・電子機器が不具合状態に至った際に故障原因の解析として搭載されている電子部品のトレーサビリティが必要となる。そのために搭載部品には製品名、製造ロット番号などの製品固有情報が基板などに実装された後に、電気・電子部品の上面すなわち外観上容易に視認できる面に印字いわゆるマーキングされることが多い。
プリント配線板の表面に、けい光体材料を含むインクによる表示を設けた例(特許文献1)や同じくプリント配線板のソルダーレジストに蛍光性染料や蛍光性顔料を添加することで目視あるいは機械検査を容易にする方法(特許文献2)が開示されている。
実開平2−142566 特開平5−110233
従来の電気・電子部品へのマーキングはインクジェットやレーザーマーキングあるいは機械的な刻印などが一般的に実施されている。それは以下の理由があったからである。
電気・電子部品は一般に金属、セラミック、樹脂などで構成されており文字や記号をマーキングするためにはインクなどの染料、顔料を付着させるか物理的に凹凸を形成して点や線を描写できるからである。
しかしながら電気・電子機器の小型化・高機能化に伴い内蔵される電気・電子部品の外形寸法は小さくなり続けておりマーキング可能な領域には限度があった。
そこで本発明では、限られた領域を有効に利用して電気・電子部品にトレーサビリティを容易にする製品情報をマーキングすることを目的とする。
第1の発明は、部品表面に、少なくとも一部が重なるように複数の文字及び/又は図形がマーキングされた電気・電子部品であって、マーキングの少なくとも一部が、可視光で確認可能な染料あるいは顔料によるマーキング、あるいは物理的な凹凸によるマーキングであり、マーキングの他の一部が、波長が300nm〜450nmである近紫外線で発色する蛍光物質を含む染料あるいは顔料によるマーキングであることを特徴とする電気・電子部品である。
可視光で確認可能な染料あるいは顔料、蛍光物質を含む染料あるいは顔料は、インクジェットにより印字してもよいし、スタンプなどで転写してもよい。蛍光物質としてはエオシン、フルオロセイン、メチレンブルーなどの有機系染料やZnSやCaSなどの無機系顔料や各社から様々な蛍光性染料および顔料が販売されているが、蛍光性を示す物であれば何を使用しても良い。物理的な凹凸によるマーキングは、レーザーマーキングなどで行うのが好ましい。
本発明においては、従来方法でマーキングされた状態に一部あるいは全部重なって近紫外線で発色する蛍光物質をマーキングされていることを特徴とする。
第2の発明は、部品表面に、少なくとも一部が重なるように複数の文字及び/又は図形がマーキングされた電気・電子部品の製造方法であって、電気・電子部品の表面に、可視光で確認可能な染料あるいは顔料によるマーキング、あるいは物理的な凹凸によるマーキングを施す工程と、前記工程の後、波長が300nm〜450nmである近紫外線で発色する蛍光物質を含む染料あるいは顔料によるマーキングを施す工程を備えることを特徴とする電気・電子部品の製造方法である。
上記の方法により限られたマーキング領域に従来のマーキング内容を阻害することなく新たに製品情報をマーキングすることが可能であり、搭載部品に既に製品情報が印字してある場合でも搭載部品を使用して組み立てた製品名や製造ロットなどの製品情報も重ねてマーキングできる。すなわち、より多くの製品固有情報が表示・記録できることからトレーサビリティが向上し産業上非常に有意となる。
近紫外線で発光する蛍光物質は通常の可視光の条件下では透明あるいは薄く見える程度で従来の染料・顔料による印字内容を判別することを妨げない。もちろん物理的な凹凸によるマーキングの上に重ねて近紫外線で発光する蛍光物質を印字しても下地のマーキング内容が判別不能にはならない。
本発明の一実施例に係るマーキング方法について以下詳細に説明する。
図2はチップ部品を搭載した電子部品上に通常実施されている製品方向を示すドット表示および製品名、製造ロット番号などをレーザーマーキングした例である。
図1は図2の状態である電子部品に蛍光物質を含むインクをインクジェットにより重ね書きした状態である。可視光下では蛍光物質は透明あるいは薄くしか判別できないので図2と同様な状態に見える。この電子部品に近紫外線を発光するブラックライトあるいは捕虫器用ランプとも呼ばれるケミカルランプなどを照射することで蛍光物質が発光し図1の状態で判読できる。
図3は金属パッケージを装着した電子部品で金属パッケージ表面にはレーザーマーキングによる製品方向を示すドット、製品名、製造ロットが刻印されている。携帯電話に使用されるアンテナスイッチモジュールなどでは製品サイズは小さい物で4532(長手方向4.5mm、短手方向3.2mm)であり製品名や製造ロット番号などを表示しようとすると当然文字数にもよるが文字サイズは1mmより小さくなる。
図4は図3で示した製品の表面に更に蛍光物質を含むインクをインクジェットで印字した例を示す。既に印字されている製品名、製造ロットに関係なく金属パッケージ全体を利用して製品情報を印字することが可能である。英数字や記号以外にもバーコードあるいはQRコードなどの2次元バーコードなども印字することが出来る。もちろん通常の可視光下では蛍光物質で印字した部分は、ほとんど見えないので図3と同様な状態で見える。近紫外線を照射することにより図3のように可視光で見えていた印字内容より蛍光物質での発光が顕著になり強調されて容易に判読できる。必要に応じて画像処理による自動判別も可能となる。
本発明によれば、簡単な方法によって、電気・電子部品の製品固有情報を製品自身にマーキングすることが出来るために電気・電子部品を使用した電気・電子機器での製品管理や故障解析時でのトレーサビリティを容易にかつ精度を向上することが出来る。
本発明の一実施例に係る電気・電子部品への蛍光物質を従来の印字に重ねてマーキングして近紫外線を照射した場合の例である。 本発明の一実施例に係る電気・電子部品への蛍光物質を従来の印字に重ねてマーキングして可視光下で見える例である。 本発明の一実施例に係る電気・電子部品への蛍光物質を従来の印字に重ねてマーキングして近紫外線を照射した場合の例である。 本発明の一実施例に係る電気・電子部品への蛍光物質を従来の印字に重ねてマーキングして可視光下で見える例である。
符号の説明
1 製品の方向性を示すドット
2 製品名
3 製品固有情報
4 製品固有情報(続き)
5 金属パッケージ
6 製品の方向性を示すドット
7 製品名
8 製造ロット
9 製品固有情報
10 製品固有情報(続き)

Claims (2)

  1. 部品表面に、少なくとも一部が重なるように複数の文字及び/又は図形がマーキングされた電気・電子部品であって、
    マーキングの少なくとも一部が、可視光で確認可能な染料あるいは顔料によるマーキング、あるいは物理的な凹凸によるマーキングであり、
    マーキングの他の一部が、波長が300nm〜450nmである近紫外線で発色する蛍光物質を含む染料あるいは顔料によるマーキングであることを特徴とする電気・電子部品。
  2. 部品表面に、少なくとも一部が重なるように複数の文字及び/又は図形がマーキングされた電気・電子部品の製造方法であって、
    電気・電子部品の表面に、可視光で確認可能な染料あるいは顔料によるマーキング、あるいは物理的な凹凸によるマーキングを施す工程と、
    前記工程の後、波長が300nm〜450nmである近紫外線で発色する蛍光物質を含む染料あるいは顔料によるマーキングを施す工程を備えることを特徴とする電気・電子部品の製造方法。
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