JP2007109690A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】SOS基板の素子形成領域の単結晶シリコン層とサファイア基板の間に絶縁膜層を形成する場合においても、素子形成領域に突合面による欠陥を形成しない手段を提供する。
【解決手段】サファイア基板に単結晶シリコン層を積層したSOS基板の単結晶シリコン層に、複数の半導体素子を形成した半導体装置において、SOS基板の素子形成領域のサファイア基板と単結晶シリコン層との間に形成された絶縁膜層と、絶縁膜層に隣接し、サファイア基板上に形成されたエピタキシャル層と、このエピタキシャル層を核とした単結晶シリコン層の絶縁膜層上へのエピタキシャル成長により形成された突合面と、絶縁膜層上の突合面を含む領域に形成され、隣合う素子形成領域間を絶縁分離する素子分離層とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、SOS(Silicon On Sapphire)基板を用いた半導体装置およびその製造方法に関する。
従来のサファイア(Al)基板上に単結晶シリコン層を積層したSOS基板に形成した半導体装置は、単結晶シリコン層にCMOS(Complementary MOS(Metal Oxide Semiconductor))構造の半導体素子を形成する場合に、サファイア基板上のNチャンネルMOS素子(nMOS素子という。)を形成する素子形成領域には絶縁膜層を設けずに、PチャンネルMOS素子(pMOS素子という。)を形成する素子形成領域に2酸化珪素(SiO)からなる絶縁膜層を設け、このサファイア基板上および絶縁膜層上にエピタキシャル成長により単結晶シリコン層を形成して素子形成領域の周囲に素子分離層を形成し、pMOS素子を形成する素子形成領域の単結晶シリコン層へのサファイア基板からのアルミニウムの拡散を防止してオフリーク特性を向上させている(例えば、特許文献1参照。)。
また、サファイア基板上に単結晶の窒化半導体層を積層した半導体基板において、サファイア基板と窒化半導体層との格子定数の不整合に起因する窒化半導体層の転位を軽減するために、サファイア基板上に格子定数の不整合を緩和するためのAlN等からなるバッファ層を介して第1の窒化半導体層を形成し、この第1の窒化半導体層上に第1の窒化半導体層とは組成の異なる第2の窒化半導体層を形成し、第2の窒化半導体層をストライプ状または島状にエッチングして第1の窒化半導体層を露出させた凹部を形成し、その上に第2の窒化半導体層と略同一組成にして第1の窒化半導体層を核とするよりも第2の窒化半導体層を核としたときの成長速度を速めた第3の窒化半導体層をエピタキシャル成長により形成し、凹部を横方向に成長する第3の窒化半導体層を凹部の中央部で突合させて窒化半導体基板を製造しているものがある(例えば、特許文献2参照。)。
更に、シリコン基板に絶縁膜を介して単結晶シリコン層を形成したSOI(Silicon On Insulator)基板において、単結晶シリコンからなるシリコン基板上にシリコン基板を露出させた開口を有する第1の絶縁膜を形成し、開口に露出しているシリコン基板をエピタキシャル成長させて第1の単結晶シリコン層を形成し、第1の単結晶シリコン層上および第1の絶縁膜上に第2の単結晶シリコン層と非結晶の非結晶シリコン層を同時に形成し、この第2の単結晶シリコン層上および非結晶シリコン層上に形成した第2の絶縁膜の一部をエッチングで開口して非結晶シリコン層を露出させ、エッチングにより非結晶シリコン層を除去した第1および第2の絶縁膜間の空洞に、第2の単結晶シリコン層を核としてエピタキシャル成長により第3の単結晶シリコン層を形成して薄い単結晶シリコン層を絶縁膜を介してシリコン基板上に積層したSOI基板を製造しているものもある(例えば、特許文献3参照。)。
特開2001−267577号公報(第2頁段落0008−第3頁段落0012、第1図) 特開2001−126991号公報(第4頁段落0018−第5頁段落0024、第1図) 特開平5−29214号公報(第3頁段落0007−段落0013、第1図)
しかしながら、上述した従来の特許文献1の技術においては、pMOS素子を形成する単結晶シリコン層を絶縁膜層上にエピタキシャル成長により形成しているため、絶縁膜層上に形成される単結晶シリコン層はサファイア基板上に形成された単結晶シリコン層から絶縁膜層上に成長し、素子形成領域の単結晶シリコン層に横方向のエピタキシャル成長に伴う突合面が形成され、ゲート酸化膜下のチャンネル領域や、ソース領域およびドレイン領域とチャンネル領域との接合領域に突合面が形成されると、突合面には多数の欠陥が残存しているので、この欠陥によるゲート酸化膜の絶縁性の低下や接合領域の接合リークが生じやすいという問題がある。
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたもので、SOS基板の素子形成領域の単結晶シリコン層とサファイア基板の間に絶縁膜層を形成する場合においても、素子形成領域に突合面による欠陥を形成しない手段を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するために、サファイア基板に単結晶シリコン層を積層したSOS基板の単結晶シリコン層に、複数の半導体素子を形成した半導体装置において、前記SOS基板の素子形成領域のサファイア基板と単結晶シリコン層との間に形成された絶縁膜層と、前記絶縁膜層に隣接し、前記サファイア基板上に形成されたエピタキシャル層と、該エピタキシャル層を核とした単結晶シリコン層の前記絶縁膜層上へのエピタキシャル成長により形成された突合面と、前記絶縁膜層上の突合面を含む領域に形成され、隣合う前記素子形成領域間を絶縁分離する素子分離層とを備えたことを特徴とする。
このように、本発明は、エピタキシャル層を核とした単結晶シリコン層の絶縁膜層上へのエピタキシャル成長に伴う突合面を、半導体素子を形成する素子形成領域を避けて、素子分離層に存在させるようにしたことによって、欠陥の多い突合面を素子分離層に含ませることができ、素子形成領域の単結晶シリコン層に欠陥が形成されることがなくなり、接合リークやゲート酸化膜の絶縁性の低下を防止して歩留まりの高い、高信頼性のSOS構造の半導体装置を得ることができるという効果が得られる。
以下に、図面を参照して本発明による半導体装置の実施例について説明する。
図1は実施例の半導体装置のMOSFETの断面を示す説明図、図2は実施例のSOS基板の上面を示す説明図である。
図1において、1は半導体装置に形成された半導体素子としてのMOSFET(MOS Field Effect Transistor)である。
SOS基板2のサファイア基板3には、図2に示すように半導体素子を形成する領域としての2点鎖線で示す素子形成領域4、およびサファイア基板3と単結晶シリコン層としてのシリコン結晶層5との格子定数の不整合を緩和する緩衝膜としての機能を有する2酸化珪素等の絶縁性材料からなる絶縁膜層6を形成する領域としての1点鎖線で示す絶縁膜層形成領域7、絶縁膜層6上にエピタキシャル成長によりシリコン結晶層5を形成するときの核となる単結晶シリコンである図1に破線で示すエピタキシャル層8を形成する領域としての絶縁膜層形成領域7に隣接したエピタキシャル層形成領域9が交互に設定されている。
SOS基板2に設定された絶縁膜層形成領域7は少なくとも2つの隣合う素子形成領域4を含む領域として設定され、本実施例の絶縁膜層形成領域7は2列の素子形成領域4を含む帯状の領域として設定され、この絶縁膜層形成領域7に隣接するエピタキシャル層形成領域9も帯状の領域として設定されている。
MOSFET1(図示の例は、MOSFETの一種であるnMOS素子)は、SOS基板2に設定された素子形成領域4のシリコン結晶層5に一の型(図示の例ではP型)の不純物を拡散させた拡散層として形成されたチャンネル領域10と、2酸化珪素等からなるゲート酸化膜11を介してチャンネル領域10に対向するゲート電極12、ゲート電極12の側面に形成された2酸化珪素等からなるサイドウォール13、およびシリコン結晶層5のチャンネル領域10に隣接する他の型(図示の例ではN型)の不純物を拡散させた拡散層として形成されたソース領域14とドレイン領域15、2酸化珪素等からなる中間絶縁層16に埋設されてソース領域14とドレイン領域15とをそれぞれ配線17とを接続するコンタクト18等を備えて構成されており、配線17を介して他の素子または端子等と電気的に接続してゲート電極12に加えられた電位によりソース領域14とドレイン領域15の間のチャンネル領域10に形成されるチャンネルを流れる電流を制御する。
MOSFET1を形成する素子形成領域4の周囲には、隣合う素子形成領域4間を電気的に絶縁分離するための2酸化珪素等からなる素子分離層19が形成されている。
また、素子形成領域4のシリコン結晶層5とSOS基板2のサファイア基板3との間には絶縁膜層6が形成されており、この素子形成領域4のシリコン結晶層5下の絶縁膜層6の少なくとも1方は、隣の素子形成領域4のシリコン結晶層5下に達するように延在し、その間の絶縁膜層6上の素子分離層19は、絶縁膜層6上へのエピタキシャル成長によるシリコン結晶層5の形成に伴う突合面20(図1に破線で示す。)がシリコン結晶層5に存在する部位では、その突合面20を含む領域に形成される。
このように、本実施例の素子分離層19は、素子形成領域4のシリコン結晶層5に突合面20が存在しないようにするために、絶縁膜層6上のシリコン結晶層5に形成された突合面20を含む領域にされる。
以下に、図3を用い、Pで示す工程に従って本実施例の半導体装置の製造方法について説明する。
なお、図3は図2のA−A断面線に沿った断面図として示した説明図である。
P1、サファイア基板3上にCVD(Chemical Vapor Deposition)法により薄い膜厚(例えば1〜100nm)の2酸化珪素の膜を形成し、形成した2酸化珪素の膜をフォトリソグラフィによりパターニングして絶縁膜層形成領域7をマスキングし、エッチングにより2酸化珪素の膜を除去して2酸化珪素からなる絶縁膜層6を選択的に形成する。
P2、絶縁膜層6上のマスクを除去し、絶縁膜層6を選択的に形成したサファイア基板3をSiHガス雰囲気中で加熱(例えば700〜1000℃)し、図4に示すように層間絶縁膜7の間のエピタキシャル層形成領域9のサファイア基板3上に単結晶シリコン層であるエピタキシャル層8を形成すると共に、絶縁膜層6上にポリシリコンからなるポリシリコン層21を形成する。
つまり、サファイア基板3の絶縁膜層6が形成されている領域以外の領域であるエピタキシャル層形成領域9では、単結晶サファイアであるサファイア基板3のエピタキシャル層形成領域9のサファイア基板3の結晶格子に存在するアルミニウム原子が起点となってシリコンのエピタキシャル成長が進行するので単結晶シリコン層が形成されるが、絶縁膜層6上ではエピタキシャル成長が絶縁膜層6に妨げられてポリシリコンからなるポリシリコン層21が形成される。
P3、形成されたエピタキシャル層8をフォトリソグラフィによりパターニングしてポリシリコン層21およびこれに隣接するエピタキシャル層8の一部を残してマスク22を形成し、非晶質化イオンとしてのシリコンをイオン注入(例えば1013〜1016イオン/cm)してポリシリコン層21およびこれに隣接するエピタキシャル層8の一部を非晶質化し、非晶質領域23を形成する。
P4、非晶質領域23を形成した後、工程P3で形成したマスク22を除去し、窒素、アルゴン等の不活性ガス雰囲気中で高温熱処理(例えば600〜1400℃)を行うことによりシリコン結晶層5を形成する。
このとき、非晶質領域23に隣接する単結晶シリコン層であるエピタキシャル層8はエピタキシャル成長における核として機能し、非晶質領域23との隣接部から横方向の固相エピタキシャル成長により非晶質領域23が単結晶化してシリコン結晶層5が形成され、サファイア基板3上の全ての領域に単結晶シリコン層が形成される。
この場合に、横方向のエピタキシャル成長は両側のエピタキシャル層8から均等に進行するので、横方向に成長したシリコン結晶層5がエピタキシャル層8の間の中央部(本実施例では隣合う素子形成領域4の間の中央部)で突き合わされ、そこに突合面20が形成される。
このようにして形成されたシリコン結晶層5は引張応力状態となる。つまり上記工程P2で説明したように、エピタキシャル層8の形成におけるシリコンのエピタキシャル成長は、サファイア基板3の結晶格子に存在するアルミニウム原子が起点となって進行するので、単結晶シリコンと単結晶サファイアの結晶構造の格子定数の差、つまりサファイアの格子定数が小さいことによりエピタキシャル成長した薄いシリコン層であるエピタキシャル層8に圧縮応力が生じ、これに隣接するシリコン結晶層5が引っ張られて引張応力状態となる。
P5、形成されたシリコン結晶層5をフォトリソグラフィによりパターニングして素子形成領域4を覆うマスク24を形成し、LOCOS(Local Oxidation Of Silicon)法により、隣合う素子形成領域4の間を絶縁分離する素子分離層19を形成する。
このとき、上記工程P4で形成された突合面20は、隣合う素子形成領域4の間の中央部に位置しているので、素子分離層19が自動的に突合面20を含む領域に形成されると共に、エピタキシャル層8を含む領域にも素子分離層19が形成される。
また、図5に示すように列方向の隣合う素子形成領域4の間の絶縁膜層6上にもそれぞれ素子分離層19が形成され、素子分離層19で周囲を囲まれた素子形成領域4がSOS基板2に形成される。
その後は通常のMOSFETの製造工程と同様に、シリコン結晶層5にチャンネル領域10、ゲート酸化膜11、ゲート電極12およびソース領域14とドレイン領域15、これらと配線17を接続するコンタクト18を形成して図1に示す本実施例の半導体装置のMOSFET1が形成される。
このように、nMOS素子の素子形成領域4のシリコン結晶層5とサファイア基板3との間に絶縁膜層6を形成すれば、チャンネルが形成されるチャンネル領域10の圧縮応力状態を解消して、チャンネル領域10を引張応力状態にあるシリコン結晶層5に形成することができ、SOS基板2に形成するnMOS素子のチャンネル領域10内を移動する電子の移動度を高くすることができ、オン電流を増大させてnMOS素子のトランジスタ特性を向上させることができる。
なお、上記工程P1において、絶縁膜層6は2酸化珪素により形成するとして説明したが、絶縁膜層6の材料は窒化珪素(Si)であってもよい。絶縁膜層6を窒化珪素の膜とすれば、その後にエピタキシャル成長により形成されるシリコン結晶層5の引張応力状態を更に高めてnMOS素子のトランジスタ特性を更に向上させることができる。
また、上記工程P4において、高温熱処理は不活性ガス雰囲気中で行うとして説明したが、酸化雰囲気、水素雰囲気、真空雰囲気等の雰囲気中で行うようにしてもよい。
また、上記工程P6において、素子分離層19はLOCOS法により形成するとして説明したが、素子分離層19の形成は素子形成領域4にマスク24を形成した後に、シリコン結晶層5に異方性エッチングにより絶縁膜層6またはサファイア基板3に達する溝を形成し、そこにCVD法等により2酸化珪素等を堆積するSTI(Shallow Trench Isolation)法により形成するようにしてもよい。
以上説明したように、本実施例では、エピタキシャル層を核としたシリコン結晶層の絶縁膜層上へのエピタキシャル成長に伴う突合面を、MOSFET等の半導体素子を形成する素子形成領域を避けて、素子分離層に存在させるようにしたことによって、欠陥の多い突合面を素子分離層に含ませることができ、素子形成領域のシリコン結晶層に欠陥が形成されることがなくなり、接合リークやゲート酸化膜の絶縁性の低下を防止して歩留まりの高い、高信頼性のSOS構造の半導体装置を得ることができる。
また、核としたエピタキシャル層を含む領域に素子分離層を形成するようにしたことによって、サファイア基板と単結晶シリコンとの格子定数の不整合や熱膨張係数の相違により欠陥が多数含まれる領域を素子分離層とすることができ、素子形成領域のシリコン結晶層を欠陥の極めて少ない領域とすることができる。
なお、本実施例においては、絶縁膜層形成領域に素子形成領域を2列に配置するとして説明したが、絶縁膜層形成領域に配置する素子形成領域は前記に限らず、3列以上であってもよい。この場合において突合面は、絶縁膜層形成領域の中央部に形成されるので、中央部を挟んで配置された隣合う素子形成領域の間に突合面が形成され、そこに上記と同様の素子分離層が自動的に形成される。
また、本実施例においては、図1においてMOSFETをnMOS素子として図示したが、pMOS素子であっても同様である。この場合にチャンネル領域はN型拡散層として、ソース領域およびドレイン領域はP型拡散層として形成される。
実施例の半導体装置のMOSFETの断面を示す説明図 実施例のSOS基板の上面を示す説明図 実施例の半導体装置の製造方法を示す説明図 実施例の工程P2の上面を示す説明図 実施例の工程P5の上面を示す説明図
符号の説明
1 MOSFET
2 SOS基板
3 サファイア基板
4 素子形成領域
5 シリコン結晶層
6 絶縁膜層
7 絶縁膜層形成領域
8 エピタキシャル層
9 エピタキシャル層形成領域
10 チャンネル領域
11 ゲート酸化膜
12 ゲート電極
13 サイドウォール
14 ソース領域
15 ドレイン領域
16 中間絶縁層
17 配線
18 コンタクト
19 素子分離層
20 突合面
21 ポリシリコン層
22、24 マスク
23 非晶質領域

Claims (8)

  1. サファイア基板に単結晶シリコン層を積層したSOS(Silicon On Sapphire)基板の単結晶シリコン層に、複数の半導体素子を形成した半導体装置において、
    前記SOS基板の素子形成領域のサファイア基板と単結晶シリコン層との間に形成された絶縁膜層と、前記絶縁膜層に隣接し、前記サファイア基板上に形成されたエピタキシャル層と、該エピタキシャル層を核とした単結晶シリコン層の前記絶縁膜層上へのエピタキシャル成長により形成された突合面と、前記絶縁膜層上の突合面を含む領域に形成され、隣合う前記素子形成領域間を絶縁分離する素子分離層とを備えたことを特徴とする半導体装置。
  2. 請求項1において、
    前記核としたエピタキシャル層を含む領域に、素子分離層を形成したことを特徴とする半導体装置。
  3. 請求項1または請求項2において、
    前記素子分離層を、LOCOS(Local Oxidation Of Silicon)法により形成したことを特徴とする半導体装置。
  4. 請求項1または請求項2において、
    前記素子分離層を、STI(Shallow Trench Isolation)
    法により形成したことを特徴とする半導体装置。
  5. サファイア基板にシリコン層を積層したSOS基板の単結晶シリコン層に、複数の半導体素子を形成する半導体装置の製造方法において、
    前記サファイア基板上の少なくとも隣合う2つの素子形成領域を含む絶縁膜層形成領域に絶縁膜層を形成する工程と、
    前記サファイア基板上の前記絶縁膜層以外の領域にエピタキシャル層を形成し、前記絶縁膜層上にシリコン層を形成する工程と、
    前記シリコン層と、該シリコン層に隣接するエピタキシャル層の一部をイオン注入により非晶質化させて非晶質領域を形成する工程と、
    該非晶質領域を、該非晶質領域に隣接する前記エピタキシャル層を核としてエピタキシャル成長により単結晶化して前記絶縁膜層上にシリコン結晶層を形成して突合面を形成する工程と、
    前記シリコン結晶層の突合面を含む領域に素子分離層を形成する工程とを備えることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  6. 請求項5において、
    前記突合面を含む領域に素子分離層を形成する工程で、前記エピタキシャル層を含む領域に、素子分離層を形成することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  7. 請求項5または請求項6において、
    前記素子分離層を形成する工程で、該素子分離層をLOCOS法により形成することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  8. 請求項5または請求項6において、
    前記素子分離層を形成する工程で、該素子分離層をSTI法により形成することを特徴とすることを特徴とする半導体装置の製造方法。
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