JP2007108455A - 自動合焦制御装置および自動合焦制御方法 - Google Patents

自動合焦制御装置および自動合焦制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】被写体の明るさに急激に変化があった場合でも比較的正確に被写体像を合焦させる。
【解決手段】被写体を撮像した被写体像を表す画像データが得られる。得られた画像データから被写体像の合焦の程度を表すAF評価値が算出される。また,被写体像の明るさを表す測光値が算出される。AF評価値が測光値で割られることにより正規化されたAF評価値が算出される。正規化されたAF評価値にもとづいて被写体像の合焦制御が行われる。被写体の明るさが変化すると,AF評価値が変化する。AF評価値にもとづいて合焦制御が行われると,被写体の明るさが急激に変化した場合に誤った合焦制御が行われることがあるが,正規化されたAF評価値を用いて合焦制御が行われるので,比較的正確な合焦制御が行われる。
【選択図】図2

Description

この発明は,自動合焦制御装置および自動合焦制御方法ならびにディジタル・カメラにおける自動合焦制御装置および自動合焦制御方法に関する。
ディジタル・スチル・カメラでは,自動合焦制御の機能を有していることが多い。自動合焦制御によりピントの合った被写体像が得られる。所定の明るさ以上の場合には高速の画面レートで高速に自動合焦制御を行い,暗い場合には通常の画面レートで自動合焦制御が行われるものがある(特許文献1)。
特開平11−103412号公報
しかしながら,被写体の明るさが急激に変化した場合には必ずしも精度の良い合焦制御ができないことがある。
この発明は,被写体の明るさが急激に変化した場合でも精度良く合焦制御を行うことを目的とする。
第1の発明による自動合焦制御装置は,被写体を撮像し,被写体像を表す画像データを出力する固体電子撮像装置,上記固体電子撮像装置の受光面前方に移動自在に配置された撮像レンズ,上記被写体の輝度を測光して測光値を算出する測光手段,上記固体電子撮像装置から出力された画像データにもとづいて,上記被写体像の合焦の程度を表すAF評価値を算出するAF評価値算出手段,上記AF評価値算出手段によって算出されたAF評価値を上記測光手段によって算出された測光値を用いて正規化する正規化手段,および上記正規化手段によって正規化されたAF評価値にもとづいて,上記撮像レンズを合焦位置に位置決めする撮像レンズ位置決め手段を備えていることを特徴とする。
第1の発明は,上記自動合焦制御装置に適した自動合焦制御方法も提供している。すなわち,この方法は,固体電子撮像装置を用いて被写体を撮像し,被写体像を表す画像データを得,上記固体電子撮像装置の受光面前方に移動自在に撮像レンズを配置し,上記被写体の輝度を測光して測光値を算出し,上記固体電子撮像装置から出力された画像データにもとづいて,上記被写体像の合焦の程度を表すAF評価値を算出し,算出されたAF評価値を,算出された測光値を用いて正規化し,正規化されたAF評価値にもとづいて,上記撮像レンズを合焦位置に位置決めするものである。
第1の発明によると,被写体の輝度が測光され,測光値が得られる。また,被写体像の合焦の程度を表すAF評価値が算出される。AF評価値が測光値により正規化され,正規化されたAF評価値を用いて撮像レンズが合焦位置に位置決めされる。
被写体の明るさが急激に変化すると,その変化に伴いAF評価値が低下することがある。すると,AF評価値にもとづいて撮像レンズを位置決めしてもピントの合った被写体像が得られないことがある。第1の発明によると,AF評価値が測光値により正規化されるので,被写体の明るさの変化に伴うAF評価値の変動が補正される。正規化されたAF評価値にもとづいて撮像レンズが位置決めされるので,比較的正確に撮像レンズを合焦位置に位置決めできる。
分割測光を行い,分割測光値を得てもよい。また,被写体像を複数の領域に分割して,それぞれの領域ごとの分割AF評価値を算出するようにしてもよい。分割AF評価値を対応する分割測光値によって正規化してもよいし,分割AF評価値を,被写体像全体の測光値によって正規化してもよい。
第2の発明による自動合焦制御装置は,一定周期で被写体を撮像し,被写体像を表す画像データを一定周期で出力する固体電子撮像装置,上記固体電子撮像装置の受光面前方に移動自在に配置された撮像レンズ,上記固体電子撮像装置から出力されたn(nは自然数)駒目の被写体像の明るさと上記固体電子撮像装置から出力された(n+1)駒目の被写体像の明るさとを算出する明るさ算出手段,上記明るさ算出手段によって算出されたn駒目の被写体像の明るさと(n+1)駒目の被写体像の明るさとの差を算出する差分算出手段,上記差分算出手段によって算出された明るさの差が一定以上かどうかを判定する判定手段,および上記判定手段によって明るさの差が一定以上ではないと判定されたことに応じて,上記(n+1)駒目の被写体像を表す画像データを用いて上記撮像レンズを合焦位置に位置決めし,上記判定手段によって明るさの差が一定以上であると判定されたことに応じて,上記(n+1)駒目の被写体像の合焦制御を停止する合焦制御手段を備えていることを特徴とする。
第2の発明は,上記自動合焦制御装置に適した自動合焦制御方法も提供している。すなわち,この方法は,固体電子撮像装置を用いて,一定周期で被写体を撮像し,被写体像を表す画像データを一定周期で得,上記固体電子撮像装置の受光面前方に移動自在に撮像レンズを配置し,上記固体電子撮像装置から出力されたn(nは自然数)駒目の被写体像の明るさと上記固体電子撮像装置から出力された(n+1)駒目の被写体像の明るさとを算出し,算出されたn駒目の被写体像の明るさと(n+1)駒目の被写体像の明るさとの差を算出し,算出された明るさの差が一定以上かどうかを判定し,明るさの差が一定以上ではないと判定されたことに応じて,上記(n+1)駒目の被写体像を表す画像データを用いて上記撮像レンズを合焦位置に位置決めし,明るさの差が一定以上であると判定されたことに応じて,上記(n+1)駒目の被写体像の合焦制御を停止するものである。
第2の発明によると,n駒目の被写体像の明るさと(n+1)駒目の被写体像の明るさとの差が算出される。算出された差が一定以上あると,n駒目の被写体像の明るさと(n+1)駒目の被写体像の明るさとの間で急減な変化があるとされ,合焦制御が停止させられる。被写体像の明るさに急激な変化があったにもかかわらず,自動合焦制御が行われると,誤った自動合焦制御となることがあり,見苦しい画像となってしまうことがある。第2の発明によると,被写体像の明るさに急激な変化があると,合焦制御が停止させられるので,見苦しい画像となってしまうことを未然に防止できる。
第3の発明は,一定周期で被写体を撮像し,被写体像を表す画像データを一定周期で出力する固体電子撮像装置を備えたディジタル・カメラにおいて,上記撮像装置の受光面前方に移動自在に配置された撮像レンズ,上記撮像装置から一定周期で出力される画像データにもとづいて上記撮像レンズを合焦位置に位置決めする撮像レンズ位置決め手段,上記ディジタル・カメラがパンされたかどうかを判定するパン判定手段,上記パン判定手段によってパンされたと判定されたことに応じて,上記固体電子撮像装置から出力された画像データによって表される被写体像のうち,上記被写体像の1/2未満の画像部分である画像端部エリアのパン前後の明るさが一定の明るさ以下に低下または一定の明るさ以上に増加したかどうかを判定する明るさ判定手段,および上記明るさ判定手段によって上記対象部分の明るさが一定の明るさ以下に低下または一定の明るさ以上に増加したと判定されたことに応じて,上記撮像レンズ位置決め手段による位置決めを停止する停止手段を備えていることを特徴とする。
第3の発明は,上記ディジタル・カメラの自動合焦制御装置に適した方法も提供している。すなわち,この方法は,一定周期で被写体を撮像し,被写体像を表す画像データを一定周期で出力する固体電子撮像装置を備えたディジタル・カメラにおいて,上記撮像装置の受光面前方に移動自在に撮像レンズを配置し,上記撮像装置から一定周期で出力される画像データにもとづいて上記撮像レンズを合焦位置に位置決めし,上記ディジタル・カメラがパンされたかどうかを判定し,パンされたと判定されたことに応じて,上記固体電子撮像装置から出力された画像データによって表される被写体像のうち,上記被写体像の1/2未満の画像部分である画像端部エリアのパン前後の明るさが一定の明るさ以下に低下または一定の明るさ以上に増加したかどうかを判定し,上記対象部分の明るさが一定の明るさ以下に低下または一定の明るさ以上に増加したと判定されたことに応じて,上記撮像レンズの位置決めを停止するものである。
第3の発明によると,ディジタル・カメラのパンが行われたかどうかが判定される。パンが行われていると,被写体像の1/2未満の画像部分である画像端部エリアのパン前後の明るさが一定の明るさ以下に低下または一定の明るさ以上に増加したかどうかが判定される。一定の明るさ以下に低下または一定の明るさ以上に増加していると判定されると,撮像レンズの位置決めが停止させられる。パンさせられると被写体像の一部の明るさが急激に変化することがある。一定の明るさ以下に低下または一定の明るさ以上に増加していると判定されると,撮像レンズの位置決めが停止させられるので,明るさの急激な変化により,撮像レンズを誤った位置に位置決めしてしまうことを未然に防止できる。とくに,被写体像の1/2未満の画像部分である画像端部エリアの明るさにもとづいて判定しているので,被写体像全体の明るさにもとづいて判定する場合に比べて迅速に判定できる。
上記パン判定手段によってパンされていると判定されたことに応じてパン速度を検出するパン速度検出手段,および上記パン速度検出手段によって検出されたパン速度が速くなるほど大きくなるように,上記対象部分を決定する決定手段をさらに備えることが好ましい。
第4の発明による自動合焦制御装置は,一定周期で被写体を撮像し,被写体像を表す画像データを一定周期で出力する固体電子撮像装置,上記固体電子撮像装置の受光面前方に移動自在に配置された撮像レンズ,上記固体電子撮像装置から出力されたn(nは自然数)駒目の被写体像を表す画像データにもとづいてn駒目の被写体像の合焦の程度を表す第1のAF合焦評価値と,上記固体電子撮像装置から出力された(n+1)駒目の被写体像を表す画像データにもとづいて(n+1)駒目の被写体像の合焦の程度を表す第2の合焦評価値とを算出するAF評価値算出手段,上記AF評価値算出手段によって算出された上記第2のAF評価値にもとづいて上記撮像レンズを合焦位置に位置決めする撮像レンズ位置決め手段,上記AF評価値算出手段によって算出された上記第1のAF評価値と上記第2のAF評価値との差が一定以上あるかどうかを判定する差分判定手段,上記差分判定手段によって上記第1のAF評価値と上記第2のAF評価値との差が一定以上あると判定されたことに応じて,上記撮像レンズ位置決め手段による位置決め中かどうかを判定する合焦動作判定手段,および上記合焦動作判定手段によって上記撮像レンズ位置決め手段による位置決め中ではないと判定されたことに応じて,上記撮像レンズ位置決め手段による位置決め制御を停止する停止手段を備えていることを特徴とする。
第4の発明は,上記自動合焦制御装置に適した自動合焦制御方法も提供している。すなわち,この方法は,固体電子撮像装置を用いて,一定周期で被写体を撮像し,被写体像を表す画像データを一定周期で得,上記固体電子撮像装置の受光面前方に移動自在に撮像レンズを配置し,上記固体電子撮像装置から出力されたn(nは自然数)駒目の被写体像を表す画像データにもとづいてn駒目の被写体像の合焦の程度を表す第1のAF合焦評価値と,上記固体電子撮像装置から出力された(n+1)駒目の被写体像を表す画像データにもとづいて(n+1)駒目の被写体像の合焦の程度を表す第2の合焦評価値とを算出し,算出された上記第2のAF評価値にもとづいて上記撮像レンズを合焦位置に位置決めし,算出された上記第1のAF評価値と上記第2のAF評価値との差が一定以上あるかどうかを判定し,上記第1のAF評価値と上記第2のAF評価値との差が一定以上あると判定されたことに応じて,上記撮像レンズの位置決め中かどうかを判定し,上記撮像レンズの位置決め中ではないと判定されたことに応じて,上記撮像レンズの位置決め制御を停止するものである。
第4の発明によると,n駒目の被写体像の合焦の程度を表す第1のAF評価値および(n+1)駒目の合焦の程度を表す第2のAF評価値が算出される。第1のAF評価値と第2のAF評価値との差が一定以上あるかどうかが判定され,一定以上あると判定されたことに応じて,撮像レンズの位置決め中かどうかが判定される。撮像レンズの位置決め中でなければ,被写体像の明るさが急激に変化したと考えられるので,撮像レンズの位置決め制御が停止させられる。撮像レンズの位置制御中は,第1のAF評価値と第2のAF評価値との差が一定以上となることがあるが,撮像レンズの位置制御中の場合には撮像レンズの位置決め制御を停止しないので,撮像レンズの位置制御中による第1のAF評価値と第2のAF評価値と差が一定以上となった場合における撮像レンズの位置決め制御の停止という誤動作を回避できる。
上記AF評価値算出手段は,たとえば,n駒目の被写体像を第1の複数の領域に分割した場合のそれぞれの領域ごとに第1のAF評価値を算出し,(n+1)駒目の被写体像を上記第1の複数の領域に対応した第2の複数の領域に分割した場合のそれぞれの領域ごとに第2のAF評価値を算出するものである。この場合,上記停止手段は,上記位置決め中ではないと判定され,かつ上記第1の複数の領域のそれぞれの領域のAF評価値と上記第2の複数の領域のそれぞれの領域AF評価値との差の分布幅が一定以下の場合に上記撮像レンズの位置決めを停止することが好ましい。差の分布幅が一定値よりも大きい場合には,シーンが変わったと考えられる。差の分布幅が一定値よりも大きく,シーンが変わった場合には,撮像レンズの位置決めが停止させられずに位置決め動作が行われるので,シーンの変化後の被写体像を合焦させることができる。
第5の発明による自動合焦制御装置は,一定周期で被写体を撮像し,被写体像を表す画像データを一定周期で出力する固体電子撮像装置,上記固体電子撮像装置の受光面前方に移動自在に配置された撮像レンズ,上記固体電子撮像装置から出力されたn(nは自然数)駒目の被写体像を表す画像データにもとづいてn駒目の被写体像の合焦の程度を表す第1のAF合焦評価値と,上記固体電子撮像装置から出力された(n+1)駒目の被写体像を表す画像データにもとづいて(n+1)駒目の被写体像の合焦の程度を表す第2の合焦評価値とを算出するAF評価値算出手段,上記AF評価値算出手段によって算出された上記第2のAF評価値にもとづいて上記撮像レンズを合焦位置に位置決めする撮像レンズ位置決め手段,上記AF評価値算出手段によって算出された上記第1のAF評価値と上記第2のAF評価値との差が一定以上あるかどうかを判定する差分判定手段,上記差分判定手段によって上記第1のAF評価値と上記第2のAF評価値との差が一定以上あると判定されたことに応じて,上記第1の被写体像と上記第2の被写体像との間に一定以上の変化があったかどうかを判定する変化判定手段,および上記変化判定手段によって上記一定以上のパターン変化があったと判定されたことに応じて,上記撮像レンズ位置決め手段による位置決め制御を停止する停止手段を備えていることを特徴とする。
第5の発明は,上記自動合焦制御装置に適した自動合焦制御方法も提供している。すなわち,この方法は,固体電子撮像装置を用いて,一定周期で被写体を撮像し,被写体像を表す画像データを一定周期で得,上記固体電子撮像装置の受光面前方に移動自在に撮像レンズを配置し,上記固体電子撮像装置から出力されたn(nは自然数)駒目の被写体像を表す画像データにもとづいてn駒目の被写体像の合焦の程度を表す第1のAF合焦評価値と,上記固体電子撮像装置から出力された(n+1)駒目の被写体像を表す画像データにもとづいて(n+1)駒目の被写体像の合焦の程度を表す第2の合焦評価値とを算出し,算出された上記第2のAF評価値にもとづいて上記撮像レンズを合焦位置に位置決めし,算出された上記第1のAF評価値と上記第2のAF評価値との差が一定以上あるかどうかを判定し,上記第1のAF評価値と上記第2のAF評価値との差が一定以上あると判定されたことに応じて,上記第1の被写体像と上記第2の被写体像との間に一定以上の変化があったかどうかを判定し,上記一定以上のパターン変化があったと判定されたことに応じて,上記撮像レンズの位置決め制御を停止するものである。
第5の発明においても,n駒目の被写体像の合焦の程度を表す第1のAF評価値と(n+1)駒目の合焦の程度を表す第2のAF評価値とが算出される。第1のAF評価値と第2のAF評価値との差が一定以上あるかどうかが判定され,一定以上あると判定されたことに応じて,第1の被写体像と第2の被写体像との間に一定以上の変化があったかどうかが判定される。一定以上の変化がなければ,被写体像の明るさが急激に変化したと考えられるので,撮像レンズの位置決め制御が停止させられる。第1の被写体像と第2の被写体像との間に一定以上のパターン変化があった場合にはシーンの変化などが考えられる。このようにシーン変化などにより第1の被写体像と第2の被写体像との間に一定以上の変化があった場合には撮像レンズの位置決め制御は停止させられないので,第2の被写体像を合焦させることができる。シーン変化による撮像レンズの位置決め制御の停止という誤動作を回避できる。
第6の発明による自動合焦制御装置は,一定周期で被写体を撮像し,被写体像を表す画像データを一定周期で出力する固体電子撮像装置,上記固体電子撮像装置の受光面前方に移動自在に配置された撮像レンズ,上記固体電子撮像装置から出力された画像データによって表されるn駒目の被写体像を第1の複数の測光領域に分割し,上記第1の複数の測光領域のそれぞれの測光領域内の画像の明るさを算出する第1の明るさ算出手段,上記固体電子撮像装置から出力された画像データによって表される(n+1)駒目の被写体像を上記第1の複数の測光領域に対応した第2の測光領域に分割し,第2の複数の測光領域のそれぞれの測光領域内の画像の明るさを算出する第2の明るさ算出手段,上記第1の複数の測光領域のそれぞれの測光領域の明るさと上記第2の複数の測光領域のそれぞれの測光領域の明るさとの差の分布幅が一定以下かどうかを判定する判定手段,および上記判定手段によって上記分布幅が一定より大きいと判定されたことに応じて,上記(n+1)駒目の被写体像を表す画像データにもとづいて,上記撮像レンズを合焦位置に位置決めし,上記判定手段によって上記分布幅が一定以下と判定されたことに応じて上記撮像レンズの位置決めを停止する合焦制御手段を備えていることを特徴とする。
第6の発明は,上記自動合焦制御装置に適した自動合焦制御方法も提供している。すなわち,この方法は,固体電子撮像装置を用いて,一定周期で被写体を撮像し,被写体像を表す画像データを一定周期で得,上記固体電子撮像装置の受光面前方に移動自在に撮像レンズを配置し,上記固体電子撮像装置から出力された画像データによって表されるn駒目の被写体像を第1の複数の測光領域に分割し,上記第1の複数の測光領域のそれぞれの測光領域内の画像の明るさを算出し,上記固体電子撮像装置から出力された画像データによって表される(n+1)駒目の被写体像を上記第1の複数の測光領域に対応した第2の測光領域に分割し,第2の複数の測光領域のそれぞれの測光領域内の画像の明るさを算出し,上記第1の複数の測光領域のそれぞれの測光領域の明るさと上記第2の複数の測光領域のそれぞれの測光領域の明るさとの差の分布幅が一定以下かどうかを判定し,上記分布幅が一定より大きいと判定されたことに応じて,上記(n+1)駒目の被写体像を表す画像データにもとづいて,上記撮像レンズを合焦位置に位置決めし,上記分布幅が一定以下と判定されたことに応じて上記撮像レンズの位置決めを停止するものである。
第6の発明によると,n駒目の被写体像が第1の複数の測光領域に分割され,それぞれの測光領域内の画像の明るさが算出される。同様に,(n+1)駒目の被写体像が,第1の複数の測光領域に対応した第2の複数の測光領域に分割され,それぞれの測光領域内の画像の明るさが算出される。第1の複数の測光領域のそれぞれの測光領域の明るさと第2の複数の測光領域のそれぞれの測光領域の明るさとの差の分布幅が一定以下かどうかが判定される。一定より大きい場合には,(n+1)駒目の被写体像を表す画像データにもとづいて撮像レンズが合焦位置に位置決めされ,一定以下と判定された場合には撮像レンズの位置決めが停止させられる。分布幅が一定以上の場合にはシーンが変化したと考えられる。分布幅が一定以上の場合には撮像レンズの位置決めが行われるので,シーン変化後に得られる被写体像を合焦させることができる。n駒目の被写体像と(n+1)駒目の被写体像との間に明るさの急激な変化があった場合には撮像レンズの位置決め制御が停止させられるので,明るさ変化による誤動作を未然に防止できる。
図1は,ディジタル・スチル・カメラの電気的構成を示すブロック図である。
この実施例によるディジタル・スチル・カメラは,被写体を撮像して得られた画像データにもとづいて撮像レンズを合焦位置に位置決めできるものである。
ディジタル・スチル・カメラの全体の動作は,制御回路20によって統括される。この制御回路20には,CPU21,ディジタル・スチル・カメラの動作プログラム,所定のデータなどが記憶されているROM22およびデータを一時的に記憶するRAM23が含まれている。
ディジタル・スチル・カメラには,シャッタ・レリーズ・ボタンなどのボタン,モード設定ダイアル,スイッチが含まれる操作装置5が設けられており,この操作装置5から出力される操作信号は,制御回路20に与えられる。モード設定ダイアルにより,撮像モード,再生モードなどのモードが設定される。撮像モードには,スチル撮像モードのほかに動画撮像モードも規定されている。また,ディジタル・スチル・カメラには,ディジタル・スチル・カメラがパンされた場合に,パン量(パンの程度)を検出するパン量検出センサ16およびパン速度検出センサ17が含まれている。これらのパン量検出センサ16およびパン速度検出センサ17から出力される信号は,制御回路20に入力する。
CCD3の前方には絞り2および撮像レンズ1が設けられている。撮像レンズ1の光軸は,CCD3の受光面の光軸と一致しており,その光軸方向に移動自在に支持されている。撮像レンズ1の位置は,レンズ駆動回路11によって,被写体像がCCD3の受光面上に合焦するように制御される。絞り2は,絞り駆動回路12によって適正な露光量となるように絞り値が制御される。被写体が撮像されると,CCD3の受光面上に結像した被写体像を表す映像信号が撮像素子制御回路13の制御のもとに出力される。CCD3から出力された映像信号は,アナログ信号処理回路4に入力する。これらのレンズ駆動回路11,絞り駆動回路12および撮像素子制御回路13は,制御回路20によって制御される。
映像信号は,アナログ信号処理回路4において白バランス調整などの所定のアナログ信号処理が行われる。アナログ信号処理回路4から出力した映像信号は,アナログ/ディジタル変換回路5においてディジタル画像データに変換されてディジタル信号処理回路6および制御回路20に入力する。
この実施例によるディジタル・スチル・カメラでは,画像データを用いて撮像レンズ1を合焦位置に位置決めすることもできる。このために,制御回路20に入力した画像データから高周波数成分が抽出されることにより合焦データが得られる。得られた合焦データが,画像全体または画像の一部分の領域内において積算されることによりAF(合焦)評価値が得られる。得られたAF評価値にもとづいて,CCD3の受光面上に被写体像が合焦するような位置に撮像レンズ1がレンズ駆動回路11によって制御される。AF評価値にもとづく撮像レンズ1の位置決め制御について詳しくは後述する。
また,画像データはディジタル信号処理回路6においてガンマ補正などの所定のディジタル信号処理が行われる。ディジタル信号処理回路6から出力された画像データはメモリ7を介して表示装置10に与えられる。表示装置10の表示画面上に被写体像が表示される。
撮像モードが設定されると,一定周期で被写体が撮像され,被写体像を表す画像データが一定周期で得られる。被写体像を表す画像データは,上述のように制御回路20に入力する。撮像レンズ1が合焦位置となるように位置決めされるAF制御が行われる。スチル撮像モードでは,シャッタ・レリーズ・ボタンの押下に応じて,上述のようにしてディジタル信号処理回路6から出力された画像データがメモリ7に与えられ,一時的に記憶される。画像データはメモリ7から読み取られ,記録/再生制御回路8によってメモリ・カード9に記録される。動画撮像モードでは,動画撮像ボタンが押されている間,得られた画像データがメモリ・カード9に記録される。
再生モードが設定されると,メモリ・カード9に記録されている画像データが記録/再生制御回路8によって読み取られる。読み取られた画像データがメモリ7を介して表示装置10に与えられることにより,読み取られた画像データによって表される画像が表示される。
図2は,一定周期で被写体が撮像されることにより得られる被写体像の駒番号と,その駒番号の被写体像のときに得られる測光値等との関係を示している。
駒番号が増加するほど得られた被写体像の測光値(被写体輝度,被写体像の明るさ)は低下している。被写体が暗くなると画像データから高周波数成分を検出しづらくなるから,被写体像の測光値の低下に応じてAF評価値も低下している。したがって,AF評価値にもとづいて撮像レンズ1を合焦位置に位置決めすると,AF評価値の変動により被写体像が合焦していないと判断され,合焦制御ができないことがある。
これに対して,AF評価値を測光値で割ることにより得られた正規化されたAF評価値は,測光値の変動にかかわらず一定である。この実施例によるディジタル・スチル・カメラでは,正規化されたAF評価値を用いて撮像レンズ1が合焦位置に位置決めされる。被写体の明るさが急激に変化(急激に暗くなる場合のみならず急激に明るくなる場合も含む)しても撮像レンズ1を誤った位置に位置決めしてしまうことを未然に防止できる。
図3は,撮像レンズを位置決めする処理手順を示すフローチャートである。図4は,撮像により得られた被写体像の一例である。
被写体が撮像され,被写体像が得られる(ステップ31)。得られた被写体像(図4参照)が,複数のエリアに分けられる(ステップ32)。図4に示す例では,被写体像I1が25個のエリアA1〜A25に分けられているが,25個以外のエリアに分けられてもよいのはいうまでもない。
複数のエリアに分けられると,分けられた複数のエリアごとに測光値が算出される(ステップ33)。算出されたエリアごとの測光値から被写体像全体の平均測光値(被写体の平均測光値,被写体像の平均的な明るさ)が算出される(ステップ34)。
つづいて,各エリアのAF評価値が算出される(ステップ35)。
算出された各エリアのAF評価値のうち,いずれか一のAF評価値が平均測光値により割られ,正規化されたAF評価値が算出される(ステップ36)。このようにして得られた正規化されたAF評価値を用いて撮像レンズ1が合焦位置に位置決めされる(ステップ37)。正規化されたAF評価値を用いて撮像レンズ1が位置決めされるので,上述のように被写体の明るさが暗いまたは明るい場合でも比較的正確に位置決めできる。
上述の実施例では,いずれか一のAF評価値が平均測光値により割られて正規化されたAF評価値が得られているが,いずれか一のAF評価値が,そのAF評価値が得られたエリアの測光値で割られることにより正規化されたAF評価値を算出するようにしてもよいし,被写体像全体のAF評価値を被写体像全体の測光値により割ることにより正規化されたAF評価値を算出するようにしてもよいのはいうまでもない。
図5および図6は,他の実施例を示すものである。この実施例では,被写体が一定周期で撮像されている場合に,隣接する2つの駒の被写体像のそれぞれの明るさの差が一定以上あるときには,急激に被写体像の明るさが変化したとみなして撮像レンズの位置決め制御を停止するものである。
図5は,一定周期で被写体を撮像することにより得られた複数駒の被写体像の一例である。
被写体が一定周期で撮像されることにより,(n-1)駒目の被写体像I(n-1),n駒目の被写体像In,(n+1)駒目の被写体像I(n+1)などが得られる。ここで,n駒目の被写体像Inの明るさに比べて,(n+1)駒目の被写体像I(n+1)の明るさが急激に暗くなったものとする(暗くなったことを示すために,被写体像I(n+1)にはハッチングが施されている)。すると,この実施例においては,被写体像I(n+1)を表す画像データにもとづく撮像レンズの位置決め制御が停止させられる。
図6は,撮像レンズの位置決め制御を示すフローチャートである。
被写体が一定周期で撮像され,被写体像が得られる(ステップ41)。得られた被写体像の平均測光値(平均的な明るさ)が算出される(ステップ42)。現在の駒の被写体像の平均測光値と前の駒の被写体像の平均測光値との差が算出される(ステップ43)。
算出された差が一定以上なければ(ステップ44でNO),前の駒の被写体像と現在の駒の被写体像との間で一定の明るさの変化が無かったと考えられる。現在の駒の被写体像を表す画像データにもとづいて撮像レンズを位置決めするAF制御が行われる(ステップ46)。たとえば,図5において(n-1)駒目の被写体像I(n-1)の明るさとn駒目の被写体像Inの明るさとは余り変化がなかったとすると,被写体像Inを表す画像データを用いてAF制御が行われる。
算出された差が一定以上あれば(ステップ44でYES),前の駒の被写体像と現在の駒の被写体像との間で一定の明るさの変化があったと考えられる。すると,誤動作を未然に防止するためにAF制御が停止させられる(ステップ45)。上述したように,図5において,n駒目の被写体像Inの明るさと(n+1)駒目の被写体像I(n+1)の明るさとの変化が一定以上あったとすると,被写体像I(n+1)を表す画像データを用いたAF制御は停止させられる。AF制御の誤動作によって見苦しい画像となってしまうことを回避できる。
図7から図10は,他の実施例を示すものである。この実施例においては,ディジタル・スチル・カメラがパンされたかどうかが判定される。パンされると,被写体像の端部の測光値が一定以上変化した場合には,被写体像の明るさが急激に変化したと考えられて,画像データにもとづくAF制御が停止させられる。
図7は,撮像レンズの位置決め制御の処理手順を示すフローチャートである。
一定周期で被写体が撮像され,被写体像が得られる(ステップ51)。得られた被写体像が複数のエリアに分けられ(ステップ52),各エリアの測光値が算出される(ステップ53 )。
つづいて,前の駒の被写体像から現在の駒の被写体像が得られるまでの間におけるディジタル・スチル・カメラのパン量が検出される(ステップ54)。パンされていると判定されると(ステップ54でNO),パン速度が検出される(ステップ56)。検出されたパン速度に応じて画像端部エリアが決定される(ステップ57)。
この実施例においては,被写体像の1/2未満の領域である画像端部エリアが規定され,その画像端部エリア内の測光値(明るさ)が前の駒の被写体像と現在の駒の被写体像との間で一定以上変化があったかどうかが判断される。一定以上変化があった場合には,上述したように誤動作を回避するためにAF制御が停止させられる。とくにこの実施例においては,パン速度に応じて画面端部のエリアが決定される。
図8は,被写体像と画像端部エリアとの関係を示している。
画像端部エリアは,いずれも被写体像I2の1/2未満のエリアに規定されている。この図においては,被写体像I2の右側が画像端部エリアとされている。被写体像I2の右端から1/4,1/6,1/8,1/16および1/32のエリアが画像端部エリアとして規定されている。これらのエリアのうち,パン速度に応じて画像端部エリアが決定される。パン方向に応じて画像端部エリアが決定されることが好ましい。たとえば,右方向にパンされる場合には,図8に示すように右側のエリアが画像端部エリアとされ,左方向にパンされる場合には,左側のエリアが画像端部とされる。パン方向を検出するためにはパン方向検出センサ(パン方向検出手段)がディジタル・スチル・カメラに設けられることとなろう。
図9は,パン速度と画像端部エリアとの関係を示している。
パン速度が速くなるほど,狭い画像端部エリアとされる。この図においては,パン速度v1〜v2,v2〜v3,v3〜v4またはv5〜v6の場合には,画像端部エリアは,それぞれ1/32,1/16,1/8,1/6および1/4のものが選択される。但し,v1>v2>v3>v4>v5>v6である。パン速度が速くなるほど狭い画像端部エリアにもとづいて測光値が一定以上変化したかどうかを判断するので,判断に要する時間が短くなる。迅速に判断を終了でき,他の処理を行うことができるようになる。
図7に戻って,前の駒の被写体像と現在の駒の被写体像との間で画像端部の測光値が一定以上変化した場合には(ステップ58でNO),上述したようにAF制御の誤動作を防止するためにAF制御が停止させられる(ステップ59)。測光値の変化が一定以下となった時にAF制御が行われることとなる。
パンされていない場合(ステップ55でNO),パンされていたとしても画像端部エリアの測光値が一定以上変化していない場合(ステップ58でNO)には,いずれも得られた画像データにもとづいてAF制御が行われる(ステップ60)。
図10は,画像端部エリアの他の一例である。
図8に示す画像端部エリアは,被写体像I2の右側であったが,図10に示す画像端部エリアは,被写体像I3を横方向および縦方向にそれぞれ5分割した場合に内部の領域62を除いたもっとも外周に位置する領域61である(ハッチングで示されている)。
画像端部エリアが外周に位置している(すべての辺に接して設けられている)ことによりパン方向を検出する必要が無い。
また,上述の実施例においてはパン速度に応じて画像端部エリアの大きさを決定しているが,パン速度に無関係に一定の大きさの画像端部エリアを規定しておいてもよい。
図11から図13は,さらに他の実施例を示すものである。この実施例では,前の駒の被写体像のAF評価値と現在の駒の被写体像のAF評価値との変化量が検出され,その変化量が一定以上の場合において,AF制御中ではなく,かつ前の駒の被写体像パターンと現在の駒の被写体像パターンとの間に一定以上の変化が無いときにAF制御が停止させられるものである。AF評価値が変化する場合には,被写体の明るさが急激に変化した場合だけでなく,AF制御中の場合,シーン変化などで被写体像のパターンが変化した場合などがある。この実施例においてはAF制御中の場合,被写体像のパターンが変化した場合には,AF評価値の変化にかかわらずAF制御が行われる。誤ってAF制御が停止させられるのが未然に防止できる。
図11は,AF制御の処理手順を示すフローチャートである。
一定周期で被写体が撮像され,被写体像が得られる(ステップ71)。得られた被写体像が複数のエリアに分けられる(ステップ72)。分けられた各エリアのAF評価値が算出される(ステップ73)。現在の駒の所定のエリア(分けられたエリアのうちの一のエリア)のAF評価値と,前の駒の所定のエリア(現在の駒の所定のエリアに対応するエリア)のAF評価値との差が算出される(ステップ74)。
図12は,前(n駒目)の駒の被写体像の一例であり,図13は,現在(n+1駒目)の駒の被写体像の一例である。
図12を参照して,前の駒の被写体像I4が複数のエリアA1〜A16に分割される。これらのエリアA1〜A16ごとにAF評価値Pn1〜Pn16が得られる。
図13を参照して,同様に,現在の駒の被写体像I5が複数のエリアA1〜A16に分割される。これらのエリアA1〜A16ごとにAF評価値P(n+1)1〜P(n+1)16が得られる。
このようにして得られたAF評価値のうち,対応するエリアのAF評価値の差が検出される。例えば,エリアA6であれば,差はP(n+1)6−Pn6となる。
図11に戻って,差が一定以上変化していると(ステップ75でYES),AF制御中かどうかが確認される(ステップ76)。AF制御中であれば,差の変化が起こるのでそのAF制御が続行される(ステップ78)。AF制御中でなければ(ステップ76でNO),現在の駒の被写体像と前の駒の被写体像との間で一定以上のパターン変化(シーン変化)があったかどうかが確認される。パターン変化があった場合にはAF評価値は低下するので,そのままAF制御が行われる(ステップ78)。
差が一定以上変化したにもかかわらず,AF制御中でもなく,かつ現在の駒と前の駒との間に一定以上のパターン変化が無い場合には(ステップ77でNO),被写体の明るさが急激に変化したと考えられるので,AF制御は行われない。
図14は,図11の変形例を示すもので,AF制御の処理手順を示すフローチャートである。この図において,図11に示す処理と同一の処理については同一符号を付して説明を省略する。
図11に示す実施例においては,現在の駒の被写体像と前の駒の被写体像との間に一定以上のパターン変化があった場合にはAF制御が行われないが,図14においては,各エリアのAF評価値の差の分布幅(標準偏差)が一定以下の場合にはAF制御が行われず(ステップ79でYES),一定以下の場合にはAF制御が行われる(ステップ79でNO)。シーン変化があった場合には,差の分布幅が一定以下となり,AF制御が行われることとなる。シーン変化の場合にAF制御が行われないことを未然に防止できる。
図15は,さらに他の実施例を示すものでAF制御の処理手順を示すフローチャートである。
一定周期で被写体が撮像され(ステップ81),被写体像が複数のエリアに分けられる(ステップ82)。各エリアの測光値が算出され(ステップ83),現在の駒の被写体像での各エリアの測光値と前の駒の被写体像での各エリアの測光値との差が算出される(ステップ84)。
各エリアの差の分布幅(標準)偏差が一定以下かどうかが判断される(ステップ85)。
一定以下でなければ(ステップ85でNO),シーンが変化したと考えられるのでAF制御が行われる(ステップ89)。一定以下であれば(ステップ85でYES),明るさが変化した可能性がある。このため,平均差分値が算出される(ステップ86)。平均差分値が一定以上あれば(ステップ87でYES),明るさが変化しているのでAF制御が停止させられる(ステップ88)。平均差分値が一定以下であれば(ステップ87でNO),AF制御が行われる(ステップ89)。この場合も,シーン変化を考慮して明るさ変動の場合においてAF制御を停止させることができる。
ディジタル・スチル・カメラの電気的構成を示すブロック図である。 複数駒得られた被写体像とそれらの被写体像のAF評価値等との関係を示している。 AF制御の処理手順を示すフローチャートである。 複数のエリアに分けられた被写体像を示している。 撮像によって得られた被写体像の一例である。 AF制御の処理手順を示すフローチャートである。 AF制御の処理手順を示すフローチャートである。 被写体像と画像端部エリアとの関係を示している。 パン速度と画像端部エリアとの関係を示している。 被写体像と画像端部エリアとの関係を示している。 AF制御の処理手順を示すフローチャートである。 複数のエリアに分けられた被写体像を示している。 複数のエリアに分けられた被写体像を示している。 AF制御の処理手順を示すフローチャートである。 AF制御の処理手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1 撮像レンズ
3 CCD
11 レンズ駆動回路
16 パン量検出センサ
17 パン速度検出センサ
20 制御回路
21 CPU

Claims (14)

  1. 被写体を撮像し,被写体像を表す画像データを出力する固体電子撮像装置,
    上記固体電子撮像装置の受光面前方に移動自在に配置された撮像レンズ,
    上記被写体の輝度を測光して測光値を算出する測光手段,
    上記固体電子撮像装置から出力された画像データにもとづいて,上記被写体像の合焦の程度を表すAF評価値を算出するAF評価値算出手段,
    上記AF評価値算出手段によって算出されたAF評価値を上記測光手段によって算出された測光値を用いて正規化する正規化手段,および
    上記正規化手段によって正規化されたAF評価値にもとづいて,上記撮像レンズを合焦位置に位置決めする撮像レンズ位置決め手段,
    を備えた自動合焦制御装置。
  2. 一定周期で被写体を撮像し,被写体像を表す画像データを一定周期で出力する固体電子撮像装置,
    上記固体電子撮像装置の受光面前方に移動自在に配置された撮像レンズ,
    上記固体電子撮像装置から出力されたn(nは自然数)駒目の被写体像の明るさと上記固体電子撮像装置から出力された(n+1)駒目の被写体像の明るさとを算出する明るさ算出手段,
    上記明るさ算出手段によって算出されたn駒目の被写体像の明るさと(n+1)駒目の被写体像の明るさとの差を算出する差分算出手段,
    上記差分算出手段によって算出された明るさの差が一定以上かどうかを判定する判定手段,および
    上記判定手段によって明るさの差が一定以上ではないと判定されたことに応じて,上記(n+1)駒目の被写体像を表す画像データを用いて上記撮像レンズを合焦位置に位置決めし,上記判定手段によって明るさの差が一定以上であると判定されたことに応じて,上記(n+1)駒目の被写体像の合焦制御を停止する合焦制御手段,
    を備えた自動合焦制御装置。
  3. 一定周期で被写体を撮像し,被写体像を表す画像データを一定周期で出力する固体電子撮像装置を備えたディジタル・カメラにおいて,
    上記撮像装置の受光面前方に移動自在に配置された撮像レンズ,
    上記撮像装置から一定周期で出力される画像データにもとづいて上記撮像レンズを合焦位置に位置決めする撮像レンズ位置決め手段,
    上記ディジタル・カメラがパンされたかどうかを判定するパン判定手段,
    上記パン判定手段によってパンされたと判定されたことに応じて,上記固体電子撮像装置から出力された画像データによって表される被写体像のうち,上記被写体像の1/2未満の画像部分である画像端部エリアのパン前後の明るさが一定の明るさ以下に低下または一定の明るさ以上に増加したかどうかを判定する明るさ判定手段,および
    上記明るさ判定手段によって上記対象部分の明るさが一定の明るさ以下に低下または一定の明るさ以上に増加したと判定されたことに応じて,上記撮像レンズ位置決め手段による位置決めを停止する停止手段,
    を備えたディジタル・カメラの自動合焦制御装置。
  4. 上記パン判定手段によってパンされていると判定されたことに応じてパン速度を検出するパン速度検出手段,および
    上記パン速度検出手段によって検出されたパン速度が速くなるほど大きくなるように,上記対象部分を決定する決定手段,
    をさらに備えた請求項3に記載のディジタル・カメラの自動合焦制御装置。
  5. 一定周期で被写体を撮像し,被写体像を表す画像データを一定周期で出力する固体電子撮像装置,
    上記固体電子撮像装置の受光面前方に移動自在に配置された撮像レンズ,
    上記固体電子撮像装置から出力されたn(nは自然数)駒目の被写体像を表す画像データにもとづいてn駒目の被写体像の合焦の程度を表す第1のAF合焦評価値と,上記固体電子撮像装置から出力された(n+1)駒目の被写体像を表す画像データにもとづいて(n+1)駒目の被写体像の合焦の程度を表す第2の合焦評価値とを算出するAF評価値算出手段,
    上記AF評価値算出手段によって算出された上記第2のAF評価値にもとづいて上記撮像レンズを合焦位置に位置決めする撮像レンズ位置決め手段,
    上記AF評価値算出手段によって算出された上記第1のAF評価値と上記第2のAF評価値との差が一定以上あるかどうかを判定する差分判定手段,
    上記差分判定手段によって上記第1のAF評価値と上記第2のAF評価値との差が一定以上あると判定されたことに応じて,上記撮像レンズ位置決め手段による位置決め中かどうかを判定する合焦動作判定手段,および
    上記合焦動作判定手段によって上記撮像レンズ位置決め手段による位置決め中ではないと判定されたことに応じて,上記撮像レンズ位置決め手段による位置決め制御を停止する停止手段,
    を備えた自動合焦制御装置。
  6. 上記AF評価値算出手段が,n駒目の被写体像を第1の複数の領域に分割した場合のそれぞれの領域ごとに第1のAF評価値を算出し,(n+1)駒目の被写体像を上記第1の複数の領域に対応した第2の複数の領域に分割した場合のそれぞれの領域ごとに第2のAF評価値を算出するものであり,
    上記停止手段が,上記位置決め中ではないと判定され,かつ上記第1の複数の領域のそれぞれの領域のAF評価値と上記第2の複数の領域のそれぞれの領域AF評価値との差の分布幅が一定以下の場合に上記撮像レンズの位置決めを停止するものである,
    請求項5に記載の自動合焦制御装置。
  7. 一定周期で被写体を撮像し,被写体像を表す画像データを一定周期で出力する固体電子撮像装置,
    上記固体電子撮像装置の受光面前方に移動自在に配置された撮像レンズ,
    上記固体電子撮像装置から出力されたn(nは自然数)駒目の被写体像を表す画像データにもとづいてn駒目の被写体像の合焦の程度を表す第1のAF合焦評価値と上記固体電子撮像装置から出力された(n+1)駒目の被写体像を表す画像データにもとづいて(n+1)駒目の被写体像の合焦の程度を表す第2の合焦評価値とを算出するAF評価値算出手段,
    上記AF評価値算出手段によって算出された上記第2のAF評価値にもとづいて上記撮像レンズを合焦位置に位置決めする撮像レンズ位置決め手段,
    上記AF評価値算出手段によって算出された上記第1のAF評価値と上記第2のAF評価値との差が一定以上あるかどうかを判定する差分判定手段,
    上記差分判定手段によって上記第1のAF評価値と上記第2のAF評価値との差が一定以上あると判定されたことに応じて,上記第1の被写体像と上記第2の被写体像との間に一定以上のパターン変化があったかどうかを判定する変化判定手段,および
    上記変化判定手段によって上記一定以上の変化があったと判定されたことに応じて,上記撮像レンズ位置決め手段による位置決め制御を停止する停止手段,
    を備えた自動合焦制御装置。
  8. 一定周期で被写体を撮像し,被写体像を表す画像データを一定周期で出力する固体電子撮像装置,
    上記固体電子撮像装置の受光面前方に移動自在に配置された撮像レンズ,
    上記固体電子撮像装置から出力された画像データによって表されるn駒目の被写体像を第1の複数の測光領域に分割し,上記第1の複数の測光領域のそれぞれの測光領域内の画像の明るさを算出する第1の明るさ算出手段,
    上記固体電子撮像装置から出力された画像データによって表される(n+1)駒目の被写体像を上記第1の複数の測光領域に対応した第2の測光領域に分割し,第2の複数の測光領域のそれぞれの測光領域内の画像の明るさを算出する第2の明るさ算出手段,
    上記第1の複数の測光領域のそれぞれの測光領域の明るさと上記第2の複数の測光領域のそれぞれの測光領域の明るさとの差の分布幅が一定以下かどうかを判定する判定手段,および
    上記判定手段によって上記分布幅が一定より大きいと判定されたことに応じて,上記(n+1)駒目の被写体像を表す画像データにもとづいて,上記撮像レンズを合焦位置に位置決めし,上記判定手段によって上記分布幅が一定以下と判定されたことに応じて上記撮像レンズの位置決めを停止する合焦制御手段,
    を備えた自動合焦制御装置。
  9. 固体電子撮像装置を用いて被写体を撮像し,被写体像を表す画像データを得,
    上記固体電子撮像装置の受光面前方に移動自在に撮像レンズを配置し,
    上記被写体の輝度を測光して測光値を算出し,
    上記固体電子撮像装置から出力された画像データにもとづいて,上記被写体像の合焦の程度を表すAF評価値を算出し,
    算出されたAF評価値を,算出された測光値を用いて正規化し,
    正規化されたAF評価値にもとづいて,上記撮像レンズを合焦位置に位置決めする,
    自動合焦制御方法。
  10. 固体電子撮像装置を用いて,一定周期で被写体を撮像し,被写体像を表す画像データを一定周期で得,
    上記固体電子撮像装置の受光面前方に移動自在に撮像レンズを配置し,
    上記固体電子撮像装置から出力されたn(nは自然数)駒目の被写体像の明るさと上記固体電子撮像装置から出力された(n+1)駒目の被写体像の明るさとを算出し,
    算出されたn駒目の被写体像の明るさと(n+1)駒目の被写体像の明るさとの差を算出し,
    算出された明るさの差が一定以上かどうかを判定し,
    明るさの差が一定以上ではないと判定されたことに応じて,上記(n+1)駒目の被写体像を表す画像データを用いて上記撮像レンズを合焦位置に位置決めし,明るさの差が一定以上であると判定されたことに応じて,上記(n+1)駒目の被写体像の合焦制御を停止する,
    自動合焦制御方法。
  11. 一定周期で被写体を撮像し,被写体像を表す画像データを一定周期で出力する固体電子撮像装置を備えたディジタル・カメラにおいて,
    上記撮像装置の受光面前方に移動自在に撮像レンズを配置し,
    上記撮像装置から一定周期で出力される画像データにもとづいて上記撮像レンズを合焦位置に位置決めし,
    上記ディジタル・カメラがパンされたかどうかを判定し,
    パンされたと判定されたことに応じて,上記固体電子撮像装置から出力された画像データによって表される被写体像のうち,上記被写体像の1/2未満の画像部分である画像端部エリアのパン前後の明るさが一定の明るさ以下に低下または一定の明るさ以上に増加したかどうかを判定し,
    上記対象部分の明るさが一定の明るさ以下に低下または一定の明るさ以上に増加したと判定されたことに応じて,上記撮像レンズの位置決めを停止する,
    ディジタル・カメラの自動合焦制御方法。
  12. 固体電子撮像装置を用いて,一定周期で被写体を撮像し,被写体像を表す画像データを一定周期で得,
    上記固体電子撮像装置の受光面前方に移動自在に撮像レンズを配置し,
    上記固体電子撮像装置から出力されたn(nは自然数)駒目の被写体像を表す画像データにもとづいてn駒目の被写体像の合焦の程度を表す第1のAF合焦評価値と上記固体電子撮像装置から出力された(n+1)駒目の被写体像を表す画像データにもとづいて(n+1)駒目の被写体像の合焦の程度を表す第2の合焦評価値とを算出し,
    算出された上記第2のAF評価値にもとづいて上記撮像レンズを合焦位置に位置決めし,
    算出された上記第1のAF評価値と上記第2のAF評価値との差が一定以上あるかどうかを判定し,
    上記第1のAF評価値と上記第2のAF評価値との差が一定以上あると判定されたことに応じて,上記撮像レンズの位置決め中かどうかを判定し,
    上記撮像レンズの位置決め中ではないと判定されたことに応じて,上記撮像レンズの位置決め制御を停止する,
    自動合焦制御方法。
  13. 固体電子撮像装置を用いて,一定周期で被写体を撮像し,被写体像を表す画像データを一定周期で得,
    上記固体電子撮像装置の受光面前方に移動自在に撮像レンズを配置し,
    上記固体電子撮像装置から出力されたn(nは自然数)駒目の被写体像を表す画像データにもとづいてn駒目の被写体像の合焦の程度を表す第1のAF合焦評価値と,上記固体電子撮像装置から出力された(n+1)駒目の被写体像を表す画像データにもとづいて(n+1)駒目の被写体像の合焦の程度を表す第2の合焦評価値とを算出し,
    算出された上記第2のAF評価値にもとづいて上記撮像レンズを合焦位置に位置決めし,
    算出された上記第1のAF評価値と上記第2のAF評価値との差が一定以上あるかどうかを判定し,
    上記第1のAF評価値と上記第2のAF評価値との差が一定以上あると判定されたことに応じて,上記第1の被写体像と上記第2の被写体像との間に一定以上のパターン変化があったかどうかを判定し,
    上記一定以上の変化があったと判定されたことに応じて,上記撮像レンズの位置決め制御を停止する,
    自動合焦制御方法。
  14. 固体電子撮像装置を用いて,一定周期で被写体を撮像し,被写体像を表す画像データを一定周期で得,
    上記固体電子撮像装置の受光面前方に移動自在に撮像レンズを配置し,
    上記固体電子撮像装置から出力された画像データによって表されるn駒目の被写体像を第1の複数の測光領域に分割し,上記第1の複数の測光領域のそれぞれの測光領域内の画像の明るさを算出し,
    上記固体電子撮像装置から出力された画像データによって表される(n+1)駒目の被写体像を上記第1の複数の測光領域に対応した第2の測光領域に分割し,第2の複数の測光領域のそれぞれの測光領域内の画像の明るさを算出し,
    上記第1の複数の測光領域のそれぞれの測光領域の明るさと上記第2の複数の測光領域のそれぞれの測光領域の明るさとの差の分布幅が一定以下かどうかを判定し,
    上記分布幅が一定より大きいと判定されたことに応じて,上記(n+1)駒目の被写体像を表す画像データにもとづいて,上記撮像レンズを合焦位置に位置決めし,上記分布幅が一定以下と判定されたことに応じて上記撮像レンズの位置決めを停止する,
    自動合焦制御方法。

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