JP2007108219A - 音声復号装置 - Google Patents

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典宏 占部
Yuji Fujiwara
裕士 藤原
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雄二 灘本
Naoko Oi
直子 大井
Masaki Saga
正樹 佐賀
Shuichi Kasai
秀一 笠井
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Abstract

【課題】付加情報がない場合にも過去の付加情報を利用して音声データの復号を行える音声復号装置を提供する。
【解決手段】音声データ受信部が送信帯域を新たに指定した後または送信単位の受信を開始した後であって音声データ分離部が付加情報を分離する前までは付加情報記憶部に記憶された付加情報を選択する一方、音声データ分離部が付加情報を分離した後は音声データ分離部が分離した付加情報を選択する付加情報選択部と、選択された付加情報に基づいて音声データ分離部で分離された高域データを復号し、復号された高域データと前記低域復号部で復号された低域データとを合成する帯域拡張部と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、高域データと低域データおよび付加情報から構成される音声データを復号する場合に、復号開始直後でも高域データの復号が可能な音声復号装置に関する。
音声符号化方式の一つにAAC(Advanced Audio Coding)がある。これは、デジタル放送やインターネットでなどで広く用いられている。しかしながら、ビットレートが低い場合、高い周波数の音は歪みを生じたものとなってしまうという課題があった。
そこで、これを解決する手段として、AAC+SBR(Spectral Band Replication)が提案され、例えば、非特許文献1に記載されている。これは、低い周波数帯域の情報はAACを用いて符号化し、AACで符号化した情報に高域の周波数帯域の情報を付加することで、高域の周波数帯域の音質劣化を防ぐものである。
AAC+SBRは幾つかのフレームから構成される。図2は1フレーム内のデータ構成を示した図である。1フレームはAACデータとSBRデータから構成され、さらに、SBRデータはSBR付加情報とSBR圧縮データからなる。SBR付加情報はSBR圧縮データの復号に必要なデータであり、SBR圧縮データで復号可能な周波数帯域などが記載される。なお、SBR付加情報はすべてのフレームに含まれる必要はない。例えば、AAC+SBRを放送用に用いる場合、SBR付加情報は1秒間に2回送信されることが望ましいとされている。
AAC+SBRを復号する場合、まず、AACデータを復号し、AAC復号データを得る。次に、AAC復号データとSBR付加情報からSBR圧縮データの復号を行う。最後に、復号した両データを合成し、出力音を得る。したがって、AACが復号可能だがAAC+SBRは復号不可能である音声復号装置の場合でも、AACデータ部分のみを復号することが可能となる。また、SBR付加情報が送られないフレームに対しては、直前のSBR付加情報を参照してSBR圧縮データの復号を行う。
ISO/IEC14496−3:2001/AMD 1 Information technorogy――Coding of audio−visual objects―― Part3:Audio AMENDMENT1:Bandwidth extension
AAC+SBRを地上デジタル放送に利用する場合を考える。地上デジタル放送では、放送局ごとに符号化装置が異なるため、送信する音声フォーマットも異なることが予想される。そこで、視聴放送局の変更があった場合には、直前のSBR付加情報を参照することなく、AACデータのみを復号し、SBR付加情報が送られた時点でAAC+SBRの復号を開始することが一般的である。
しかしながら、前述のとおり、SBR付加情報は1秒に2回しか送信されないため、視聴放送局変更直後に必ずしもSBR付加情報が取得できるとは限らない。したがって、視聴放送局変更直後には、SBR+AACのデータが送られているにも関わらず、AACデータに対応する音声しか出力されないという課題があった。
上記の課題を解決するために、第1の発明は、SBR付加情報、低域データおよび高域データを含み得る送信単位が間欠的に連続することにより構成される音声データを、音声データの送信される帯域を指定して、送信単位毎に順次受信する音声データ受信部と、受信された送信単位内に付加情報が含まれるか否かを判定し、送信単位内に付加情報が含まれると判定した場合には含まれる付加情報を抽出する付加情報抽出部と、抽出された付加情報を記憶する付加情報記憶部と、受信された音声データを付加情報、低域データおよび高域データにそれぞれ分離する音声データ分離部と、分離された低域データを復号する低域デコータと、音声データ受信部が送信帯域を新たに指定した後または送信単位の受信を開始した後であって音声データ分離部が付加情報を分離する前までは付加情報記憶部に記憶された付加情報を選択する一方、音声データ分離部が付加情報を分離した後は音声データ分離部が分離した付加情報を選択する付加情報選択部と、選択された付加情報に基づいて音声データ分離部で分離された高域データを復号し、復号された高域データと低域デコータで復号された低域データとを合成する帯域拡張部を備えることを特徴としている。
第2の発明は、音声データ分離部は、付加情報抽出部が複数の送信単位について付加情報の有無を判定した後、音声データの分離を開始することを特徴としている。
第3の発明は、付加情報記憶部は、音声データ受信部で指定され得る帯域毎に付加情報を記憶し、付加情報選択部は、音声データ受信部が送信帯域を新たに指定した後または送信単位の受信を開始した後であって音声データ分離部が付加情報を分離する前までは、音声データ受信部で指定された帯域に対応する付加情報を選択することを特徴としている。
第1の発明によれば、付加情報がない場合にも過去の付加情報を利用して音声データの復号を行うことができる。
第2の発明によれば、音声と映像が同期した状態で出力することができる。
第3の発明によれば、送信帯域ごとに異なる過去のSBR付加情報を利用することができ、より適切にSBR圧縮データの復号を行うことができる。
以下では、地上デジタル放送などのデジタル放送受信装置に本発明の音声復号装置を用いた場合に限定して、本発明の実施の形態を記述する。しかし、インターネットなどのストリーミング放送などに使用しても構わない。
(実施の形態)
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。図1は、本発明の実施形態に関わるデジタル放送受信装置101の構成を示すブロック図である。
このデジタル放送受信装置101は、キー入力部1、受信部2、放送データ分離部3、映像デコーダー4、LCD5、音声データバッファ6、音声データ分離部7、低域デコータ8、付加情報抽出部9、付加情報記憶部10、付加情報選択部11、スイッチ12、帯域拡張部13、スピーカー14から構成される。
キー入力部1はユーザーからの入力を受け付け、その情報を受信部2に送るものであり、例えば、リモコンである。また、キー入力部1から入力される情報として、「放送局Aを視聴する」などの視聴放送局情報や、「視聴を終了する」などの視聴終了情報がある。
受信部2は、キー入力部1から送られる視聴放送局情報に合う放送を受信し、受信した放送データを放送データ分離部3へ送る。また、キー入力部1から送られる視聴放送局情報が現在視聴中の視聴放送局情報と異なる場合、キー入力部1から送られる視聴放送局情報を音声データバッファ6、付加情報抽出部9、付加情報選択部11、スイッチ12、帯域拡張部13に送る。受信部2は、付加情報、低域データおよび高域データを含み得る送信単位が間欠的に連続することにより構成される音声データを、音声データの送信される帯域を指定して、送信単位毎に順次受信する。受信部2は、本発明の音声データ受信部の一例である。
放送データ分離部3は、受信部2から送られる放送データを音声データと映像データに分離し、映像データを映像デコーダー4へ、音声データを音声データバッファ6へ送る。映像デコーダー4は放送データ分離部3から送られる映像データを復号し、LCD5に送る。LCD5は映像デコーダー4で復号されたデータを表示する。なお、LCD5は本発明の表示手段を表す一例であり、これに限定されるものではない。例えば、有機ELやCRT、プラズマディスプレイなどでもよい。
音声データバッファ6は、放送データ分離部3から送られる音声データを一時的に記憶するものである。また、音声データバッファ6は、視聴放送局が変更となり、受信部2から視聴放送局情報が送られた場合、記憶中の音声データを消去する。
音声データ分離部7は、所定の条件を満足すると、音声データバッファ6にある音声データをAACデータ、SBR付加情報、およびSBR圧縮データに分離し、AACデータを低域デコータ8へ、SBR付加情報をスイッチ12へ、SBR圧縮データを帯域拡張部13へ送る。なお、所定の条件は、所定の時間が経過した場合でもよいし、音声データバッファ6に所定量が記憶された場合でもよい。
低域デコータ8は、音声データ分離部7で分離されたAACデータを復号してAAC復号データを得たのち、AAC復号データを帯域拡張部13へ送る。
付加情報抽出部9は、音声データバッファ6にある音声データのうち、SBR付加情報を含み、かつ、時間的に最も早く音声データバッファ6から音声データ分離部7に入力されるフレームのSBR付加情報を抽出する。もし、SBR付加情報が抽出できた場合には、受信部2から送られた視聴放送局情報と対応させるように、SBR付加情報を付加情報記憶部10に記憶する。付加情報抽出部9は、受信された送信単位内に付加情報が含まれるか否かを判定し、送信単位内に付加情報が含まれると判定した場合には含まれる付加情報を抽出する。
付加情報記憶部10は、受信したSBR付加情報を放送局ごとに記憶するものである。
付加情報選択部11は、付加情報記憶部10に記憶されているSBR付加情報の中から、受信部2から送られる視聴放送局情報に対応するSBR付加情報を選択し、スイッチ11に送る。
スイッチ12は、音声データ分離部7から送られるSBR付加情報と、付加情報選択部11から送られるSBR付加情報のどちらかを選択し、選択したSBR付加情報を帯域拡張部13に送る。なお、スイッチ12は、視聴放送局が変更となり、受信部2から視聴放送局情報が送られた場合、付加情報選択部11から送られるSBR付加情報を選択し、その後、音声データ分離部7からSBR付加情報が送られた場合、音声データ分離部7から送られるSBR付加情報を選択する。一旦、音声データ分離部7から送られるSBR付加情報を選択すると、視聴放送局が変更となり、受信部2から視聴放送局情報が送られるまで、音声データ分離部7から送られるSBR付加情報を選択し続ける。
帯域拡張部13は、低域デコータ8で復号されたAAC復号データ、音声データ分離部7によって分離されたSBR圧縮データ、およびスイッチ12が選択したSBR付加情報を用いて、SBR圧縮データの復号、AAC復号データの補正、復号された両データの合成などを行って出力音声を得たのち、出力音声をスピーカー14へ送る。また、帯域拡張部13は内部バッファを持っており、デコードに使用したSBR付加情報を記憶する。もし、SBR付加情報がスイッチ12から送られない場合には、帯域拡張部13はこの内部バッファに記憶されるSBR付加情報を用いてSBR圧縮データの復号を行う。また、視聴放送局が変更となり、受信部2より視聴放送局情報が送られた場合、帯域拡張部13は、内部バッファに記憶される情報を消去する。SBR付加情報がスイッチ12から送られず、かつ、内部バッファに記憶される情報が消去された状態では、SBR付加情報がなく、SBR圧縮データが復号されないため、AAC復号データのみがスピーカー14へ出力される。
スピーカー14は、帯域拡張部から送られる出力音声を出力するものであり、イヤホンやヘッドホンなどでもよい。
以上のように、音声データ分離部7がSBR付加情報分離しない場合にも、付加情報記憶部10に記憶されるSBR付加情報を使用してSBR圧縮データの復号を行うことができる。
次に、図面を参照して本発明の実施形態に関わるデジタル放送受信装置101の動作について説明する。図3は、デジタル放送受信装置101の視聴動作を示したフローチャートである。以下では、音声データ分離部7は、音声データバッファ6にある音声データの分離を開始する条件を音声データバッファ6に3フレーム分のデータが記憶されることとするが、この条件に制約されるものではない。
視聴動作を開始すると、ユーザーはキー入力部1を通じて視聴したいチャンネルを指定する(ステップS01)。その後、音声データバッファ6は、記憶する音声データを削除し、また、帯域拡張部13は内部バッファに記憶されるSBR付加情報の記憶を消去する(ステップS03)。さらに、スイッチ12は、付加情報選択部11から送られるSBR付加情報を選択するようにスイッチを移動する(ステップS05)。
次に、受信部2は、ステップS01で指定されたチャンネルに合った放送を受信し、受信した放送データを放送データ分離部3へ送る(ステップS07)。放送データ分離部3は、受信部2から送られる放送データを音声データと映像データに分離し、映像データを映像デコーダー4へ、音声データを音声データバッファ6へ送る。映像デコーダー4は映像データを復号し、LCD5は復号された映像データを表示する(ステップS09)。
音声データバッファ6は、ステップS09で分離された音声データを記憶する(ステップS11)。もし、3フレーム以上の音声データが記憶されている場合にはステップS15へ進み、3フレームに満たない場合はステップS07に戻り、3フレーム以上になるまでステップS07からステップS13を繰り返す(ステップS13)。
付加情報抽出部9は、音声データバッファ6に記憶される音声データのうち、SBR付加情報を含み、かつ、時間的に最も早く音声データバッファ6から音声データ分離部7に入力されるフレームのSBR付加情報を抽出する(ステップS15)。もし、SBR付加情報が抽出できた場合には、付加情報抽出部9は、受信部2から送られた視聴放送局情報と対応するようにSBR付加情報を付加情報記憶部10に記憶する(ステップS17)。その後、付加情報選択部11は、受信部2から送られた視聴放送局情報に対応するSBR付加情報を付加情報記憶部10から選択し、スイッチ12に送る(ステップS19)。
音声データ分離部7は、音声データバッファ6から送られる音声データをAACデータ、SBR付加情報、およびSBR圧縮データに分離し、AACデータを低域デコータ8へ、SBR付加情報をスイッチ12へ、SBR圧縮データを帯域拡張部13へ送る(ステップS21)。スイッチ12は、音声データ分離部7からSBR付加情報が送られたかを判定し(ステップS23)、送られた場合には、音声データ分離部7から送られるSBR付加情報を選択するようにスイッチを移動する(ステップS25)。なお、スイッチ12が既に音声データ分離部7から送られるSBR付加情報を選択するように設定されていた場合、何もしない。
ステップS27において、低域デコータ8は、音声データ分離部7で分離されたAACデータを復号してAAC復号データを得る。さらに、帯域拡張部13は、低域デコータ8で復号されたAAC復号データ、音声データ分離部7によって分離されたSBR圧縮データ、およびスイッチ12が選択したSBR付加情報を用いて、SBR圧縮データの復号、AAC復号データの補正、復号された両データの合成などを行って出力音声を得る。その後、スピーカー14は、帯域拡張部から送られる出力音声を出力する。
ステップS29において、受信部2は、キー入力部1から視聴放送局情報が送られ、かつ、その視聴放送局情報が現在視聴中の視聴放送局情報と異なるか否かを判定する。もし、異なる場合にはステップS03へ進み、そうでない場合には、ステップS31へ進む。
ステップS31において、受信部2は、キー入力部1から視聴終了情報が送られたか否かを判定する。もし、送られない場合には、ステップS07へ進み、送られた場合にはこのフローを終える。
次に、図面を参照して、本発明の実施形態に関わるデジタル放送受信装置101の電源投入後に出力される音声について説明する。図4は、送信される音声データと、その出力音を模式的に表したものである。なお、音声データバッファ6にある音声データを音声データ分離部に出力する条件として、音声データバッファ6に3フレーム分が記憶されていることとする。
電源投入前(時間t0)、付加情報記憶部10にはSBR付加情報H0が記憶されていたとする。また、時間t1でSBR付加情報が送られず、SBR圧縮データS1、AACデータA1のみが送られたとする。時間t2、時間t3でもSBR付加情報が送られず、時間t4で初めてSBR付加情報H4が送られたとする。同様に時間t5、t6、t7でもSBR付加情報が送られず、時間t8でSBR付加情報H8が送られたとする。
時間t1において、音声データバッファ6にはSBR圧縮データS1とAACデータA1が記憶される。SBR付加情報はないため、付加情報抽出部9は何も抽出しない。したがって、付加情報記憶部10には、電源投入前に記憶されていたSBR付加情報H0がそのまま記憶され続ける。また、音声データバッファ6に3フレーム分の音声データが記憶されていないため、音声データ分離部7は何も分離せず、音声は全く出力されない。
時間t3において、音声データバッファ6にSBR圧縮データS1、S2、S3とAACデータA1、A2,A3が記憶される。3フレーム分の音声データが記憶されたため、音声データ分離部7は音声データバッファ6に記憶される音声データのうち、最古のデータであるSBR圧縮データS1とAACデータA1を分離する。さらに、低域デコーダーはAACデータA1を復号する。また、スイッチ12は、付加情報記憶部10のSBR付加情報を選択するように設定されているため、帯域拡張部13は付加情報記憶部10に記憶されるSBR付加情報H0を用いてSBR圧縮データの復号を行い、音声データを拡張して出力音を得る。
時間t4において、音声データバッファ6にSBR圧縮データS2、S3、S4、AACデータA2,A3、A4、および、SBR付加情報H4が記憶される。この中にSBR付加情報が存在するため、付加情報抽出部9はSBR付加情報H4を抽出し、付加情報記憶部10に記憶する。スイッチ12は、付加情報記憶部10のSBR付加情報を選択するように設定されているため、帯域拡張部13は付加情報記憶部10に記憶されるSBR付加情報H4を用いてSBR圧縮データの復号を行い、音声データを拡張して出力音を得る。
時間t6において、音声データ分離部7は、SBR圧縮データS4、AACデータA4、および、SBR付加情報H4を分離する。音声データ分離部7がSBR付加情報を分離したため、スイッチ12は、音声データ分離部7から送られるSBR付加情報を選択するように設定される。よって、帯域拡張部13は音声データ分離部7が分離するSBR付加情報H4を用いてSBR圧縮データの復号を行い、音声データを拡張して出力音を得る。
以上の処理を行うことで、復号中の音声データからSBR付加情報を取得できない場合にも、付加情報記憶部10に記憶されるSBR付加情報を利用して、SBR圧縮データの復号を行うことができる(時刻t3)。また、音声データバッファ6に所定量の音声データを記憶することで、復号中の音声データよりも未来の音声データからSBR付加情報を取得し、SBR圧縮データの復号を行うことができる(時刻t4、t5)。
本発明は、特に付加情報が非連続的に送られるデジタル音声放送において、視聴開始後からも高音質の音声を再生させることに有用である。
本発明の実施形態に関わる音声復号装置を用いたデジタル放送受信装置101の構成を示すブロック図 AAC+SBRのデータ構成を示す模式図 発明の実施形態に関わるデジタル放送受信装置101の視聴動作を示したフローチャート 送信される音声データと、その出力音を示す模式図
符号の説明
1 キー入力部
2 受信部
3 放送データ分離部
4 映像デコーダー
5 LCD
6 音声データバッファ
7 音声データ分離部
8 低域デコータ
9 付加情報抽出部
10 付加情報記憶部
11 付加情報選択部
12 スイッチ
13 帯域拡張部
14 スピーカー
101 デジタル放送受信装置

Claims (3)

  1. 付加情報、低域データおよび高域データを含み得る送信単位が間欠的に連続することにより構成される音声データを、前記音声データの送信される帯域を指定して、前記送信単位毎に順次受信する音声データ受信部と、
    前記受信された送信単位内に付加情報が含まれるか否かを判定し、前記送信単位内に付加情報が含まれると判定した場合には前記含まれる付加情報を抽出する付加情報抽出部と、
    前記抽出された付加情報を記憶する付加情報記憶部と、
    前記受信された音声データを付加情報、低域データおよび高域データにそれぞれ分離する音声データ分離部と、
    前記分離された低域データを復号する低域復号部と、
    前記音声データ受信部が前記送信帯域を新たに指定した後または前記送信単位の受信を開始した後であって前記音声データ分離部が付加情報を分離する前までは前記付加情報記憶部に記憶された付加情報を選択する一方、前記音声データ分離部が付加情報を分離した後は前記音声データ分離部が分離した付加情報を選択する付加情報選択部と、
    前記選択された付加情報に基づいて前記音声データ分離部で分離された高域データを復号し、前記復号された高域データと前記低域復号部で復号された低域データとを合成する帯域拡張部と、
    を備える音声復号装置。
  2. 前記音声データ分離部は、前記付加情報抽出部が複数の送信単位について付加情報の有無を判定した後、前記音声データの分離を開始する、
    請求項1に記載の音声復号装置。
  3. 前記付加情報記憶部は、前記音声データ受信部で指定され得る帯域毎に付加情報を記憶し、
    前記付加情報選択部は、前記音声データ受信部が前記送信帯域を新たに指定した後または前記送信単位の受信を開始した後であって前記音声データ分離部が付加情報を分離する前までは、前記音声データ受信部で指定された帯域に対応する付加情報を選択する、
    請求項1または2に記載の音声復号装置。
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