JP2013135309A - 信号処理装置、信号処理方法、プログラム、および記録媒体、並びに、信号処理システム - Google Patents

信号処理装置、信号処理方法、プログラム、および記録媒体、並びに、信号処理システム Download PDF

Info

Publication number
JP2013135309A
JP2013135309A JP2011283816A JP2011283816A JP2013135309A JP 2013135309 A JP2013135309 A JP 2013135309A JP 2011283816 A JP2011283816 A JP 2011283816A JP 2011283816 A JP2011283816 A JP 2011283816A JP 2013135309 A JP2013135309 A JP 2013135309A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
acoustic signal
acoustic
unit
synchronization
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2011283816A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazutomo Kenmochi
千智 劔持
Kyosuke Matsumoto
恭輔 松本
Shusuke Takahashi
秀介 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP2011283816A priority Critical patent/JP2013135309A/ja
Priority to US13/719,617 priority patent/US20130162904A1/en
Priority to CN2012105553933A priority patent/CN103177720A/zh
Publication of JP2013135309A publication Critical patent/JP2013135309A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/04Synchronising
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N21/00Selective content distribution, e.g. interactive television or video on demand [VOD]
    • H04N21/40Client devices specifically adapted for the reception of or interaction with content, e.g. set-top-box [STB]; Operations thereof
    • H04N21/43Processing of content or additional data, e.g. demultiplexing additional data from a digital video stream; Elementary client operations, e.g. monitoring of home network or synchronising decoder's clock; Client middleware
    • H04N21/4302Content synchronisation processes, e.g. decoder synchronisation
    • H04N21/4307Synchronising the rendering of multiple content streams or additional data on devices, e.g. synchronisation of audio on a mobile phone with the video output on the TV screen
    • H04N21/43072Synchronising the rendering of multiple content streams or additional data on devices, e.g. synchronisation of audio on a mobile phone with the video output on the TV screen of multiple content streams on the same device
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N21/00Selective content distribution, e.g. interactive television or video on demand [VOD]
    • H04N21/40Client devices specifically adapted for the reception of or interaction with content, e.g. set-top-box [STB]; Operations thereof
    • H04N21/43Processing of content or additional data, e.g. demultiplexing additional data from a digital video stream; Elementary client operations, e.g. monitoring of home network or synchronising decoder's clock; Client middleware
    • H04N21/439Processing of audio elementary streams
    • H04N21/4394Processing of audio elementary streams involving operations for analysing the audio stream, e.g. detecting features or characteristics in audio streams
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N21/00Selective content distribution, e.g. interactive television or video on demand [VOD]
    • H04N21/80Generation or processing of content or additional data by content creator independently of the distribution process; Content per se
    • H04N21/81Monomedia components thereof
    • H04N21/8106Monomedia components thereof involving special audio data, e.g. different tracks for different languages

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)

Abstract

【課題】主音響信号に同期させて主音響信号と同一または類似の副音響信号を出力することができるようにする。
【解決手段】主音響同期特徴量取得部は、放送波を通じて取得された主音響信号の特徴量を抽出する。副音響同期特徴量取得部は、ネットワークを通じて取得された副音響信号の特徴量を抽出する。音響同期処理部は、主音響信号と副音響信号の特徴量に基づいて、主音響信号と副音響信号の同期情報を生成する。音響合成部40は、同期情報に基づいて、主音響信号と副音響信号を合成する。本技術は、例えば、テレビジョン受像機に適用することができる。
【選択図】図2

Description

本技術は、信号処理装置、信号処理方法、プログラム、および記録媒体、並びに、信号処理システムに関し、特に、主音響信号に同期させて主音響信号と同一または類似の副音響信号を出力することができるようにした信号処理装置、信号処理方法、プログラム、および記録媒体、並びに、信号処理システムに関する。
従来より、音響信号処理装置において、ユーザのニーズに合わせて出力音響の高音質化等が実現されている。
例えば、音響信号処理装置としてのテレビジョン受像機の製造業者は、音の広がりが出るようにテレビジョン受像機のデザインを工夫したり、テレビジョン受像機が備えるスピーカの性能を上げたり、高性能のスピーカを別売したりすることにより、出力音響の高音質化を実現している。また、ユーザが、テレビジョン受像機とは別にオーディオアンプやスピーカ等を用意することにより、出力音響の高音質化を実現する場合もある。
このように、ハードウェアによる高音質化が実現される一方、ソフトウェアによる高音質化も実現されている。例えば、周波数帯域を広げたり(例えば、特許文献1参照)、音の広がりを付加したり、聞き易い音質に調整したりするデジタル信号処理により、出力音響の高音質化が実現されている。
また、テレビジョン放送等は、使用可能な電波を周波数帯域を分け合って使用するため、伝送帯域が制限され、音響信号は、所定の圧縮符号化方式で伝送される。
例えば、日本の地上デジタル放送では、圧縮符号化方式としてMPEG2(Moving Picture Experts Group phase 2) AAC(Advanced Audio Coding)方式が採用されている。この圧縮符号化方式の符号化は、符号化前後の音響信号が一致しない不可逆符号化であり、符号化の過程で音質が劣化することが知られている。このような音質劣化により、特に携帯機器等で受信される、ワンセグ放送と呼ばれる、携帯電話機や移動体端末向けの1セグメントの地上デジタル放送では、音響が聞き取りにくいことがある。
また、インターネットを介してストリーミングされる音響も、不可逆符号化されていることが多い。
一方、移動体通信の通信規格としては、LTE(Long Term Evolution)等が考案されている。これにより、より多くの情報を通信することができる。
特開2008−139844号公報
例えば、上述したように、圧縮符号化等により音響信号の音質が劣化する場合、その音響信号の代わりに、音質劣化が少ない音響信号を出力することが望ましい。また、音響信号が、ユーザの所望する言語の音響信号ではない場合、その音響信号の代わりに、ユーザの所望する言語の音響信号を出力することが望ましい。また、音響信号が、ユーザの所望するタイプの音響信号ではない場合、その音響信号の代わりに、ユーザの所望するタイプの音響信号を出力することが望ましい。
即ち、音響信号処理装置において、所定の音響信号である主音響信号に同期させて、音質劣化が少ない音響信号、言語の異なる音響信号、タイプの異なる音響信号などの、主音響信号と同一または類似の副音響信号を出力することが望まれている。
主音響信号と副音響信号を同期する方法として、タイムコードを用いる方法が考えられるが、タイムコードを全ての副音響信号に設定する必要があり、放送番組等の副音響信号の編集に手間を要する。また、副音響信号が、自宅のサーバに記録された楽曲等のタイムコードが設定されていない音響信号である場合、同期を取ることができない。
本技術は、このような状況に鑑みてなされたものであり、主音響信号に同期させて主音響信号と同一または類似の副音響信号を出力することができるようにするものである。
本技術の第1の側面の信号処理装置は、第1の通信経路を通じて取得された第1の音響信号と、第2の通信経路を通じて取得された前記第1の音響信号に対応する第2の音響信号の、特徴量をそれぞれ算出する特徴量算出部と、前記特徴量算出部により算出された前記特徴量に基づいて、前記第1の音響信号と前記第2の音響信号の同期情報を生成する音響同期処理部と、前記音響同期処理部により生成された前記同期情報に基づいて、前記第1の音響信号と前記第2の音響信号を合成する音響合成部とを備える信号処理装置である。
本技術の第1の側面の信号処理方法、プログラム、および記録媒体に記録されるプログラムは、本技術の第1の側面の信号処理装置に対応する。
本技術の第1の側面においては、第1の通信経路を通じて取得された第1の音響信号と、第2の通信経路を通じて取得された前記第1の音響信号に対応する第2の音響信号の、特徴量がそれぞれ算出され、算出された前記特徴量に基づいて、前記第1の音響信号と前記第2の音響信号の同期情報が生成され、生成された前記同期情報に基づいて、前記第1の音響信号と前記第2の音響信号が合成される。
本技術の第2の側面の信号処理システムは、第1の通信経路を通じて第1の音響信号を送信する第1の送信部を有する第1の信号処理装置と、第2の通信経路を通じて前記第1の音響信号に対応する第2の音響信号を送信する第2の送信部を有する第2の信号処理装置と、前記第1の送信部から送信されてくる前記第1の音響信号を受信する第1の受信部と、前記第2の送信部から送信されてくる前記第2の音響信号を受信する第2の受信部と、前記第1の受信部により受信された前記第1の音響信号と、前記第2の受信部により受信された前記第2の音響信号の、特徴量をそれぞれ算出する特徴量算出部と、前記特徴量算出部により算出された前記特徴量に基づいて、前記第1の音響信号と前記第2の音響信号の同期情報を生成する音響同期処理部と、前記音響同期処理部により生成された前記同期情報に基づいて、前記第1の音響信号と前記第2の音響信号を合成する音響合成部とを有する第3の信号処理装置とを備える信号処理システムである。
本技術の第2の側面の信号処理方法は、本技術の第2の側面の信号処理システムに対応する。
本技術の第2の側面においては、第1の信号処理装置が、第1の通信経路を通じて第1の音響信号を送信し、第3の信号処理装置が、前記第1の信号処理装置から前記第1の音響信号を受信し、第2の信号処理装置が、第2の通信経路を通じて前記第1の音響信号に対応する第2の音響信号を送信し、前記第3の信号処理装置が、前記第2の信号処理装置から前記第2の音響信号を受信し、受信された前記第1の音響信号と前記第2の音響信号の、特徴量をそれぞれ算出し、算出された前記特徴量に基づいて、前記第1の音響信号と前記第2の音響信号の同期情報を生成し、生成された前記同期情報に基づいて、前記第1の音響信号と前記第2の音響信号を合成する。
本技術の第3の側面の信号処理装置は、所定の通信経路を通じて取得された第1の音響信号と、記憶部から読み出された前記第1の音響信号に対応する第2の音響信号の、特徴量をそれぞれ算出する特徴量算出部と、前記特徴量算出部により算出された前記特徴量に基づいて、前記第1の音響信号と前記第2の音響信号の同期情報を生成する音響同期処理部と、前記音響同期処理部により生成された前記同期情報に基づいて、前記第1の音響信号と前記第2の音響信号を合成する音響合成部とを備える信号処理装置である。
本技術の第3の側面の信号処理方法、プログラム、および記録媒体に記録されるプログラムは、本技術の第3の側面の信号処理装置に対応する。
本技術の第3の側面においては、所定の通信経路を通じて取得された第1の音響信号と、記憶部から読み出された前記第1の音響信号に対応する第2の音響信号の、特徴量がそれぞれ算出され、算出された前記特徴量に基づいて、前記第1の音響信号と前記第2の音響信号の同期情報が生成され、生成された前記同期情報に基づいて、前記第1の音響信号と前記第2の音響信号が合成される。
本技術の第4の側面の信号処理システムは、所定の通信経路を通じて第1の音響信号を送信する送信部を有する第1の信号処理装置と、前記第1の音響信号に対応する第2の音響信号を記憶する記憶部を有する第2の信号処理装置と、前記送信部から送信されてくる前記第1の音響信号を受信する受信部と、前記記憶部から読み出された前記第2の音響信号を取得する取得部と、前記受信部により受信された前記第1の音響信号と、前記取得部により取得された前記第2の音響信号の、特徴量をそれぞれ算出する特徴量算出部と、前記特徴量算出部により算出された前記特徴量に基づいて、前記第1の音響信号と前記第2の音響信号の同期情報を生成する音響同期処理部と、前記音響同期処理部により生成された前記同期情報に基づいて、前記第1の音響信号と前記第2の音響信号を合成する音響合成部とを有する第3の信号処理装置とを備える信号処理システムである。
本技術の第4の側面の信号処理方法は、本技術の第4の側面の信号処理システムに対応する。
本技術の第4の側面においては、第1の信号処理装置が、所定の通信経路を通じて第1の音響信号を送信し、第3の信号処理装置が、前記第1の信号処理装置から前記第1の音響信号を受信し、第2の信号処理装置が、前記第1の音響信号に対応する第2の音響信号を記憶する記憶部から前記第2の音響信号を読み出し、前記第3の信号処理装置は、前記第2の信号処理装置により読み出された前記第2の音響信号を取得し、受信された前記第1の音響信号と、読み出された前記第2の音響信号の、特徴量をそれぞれ算出し、算出された前記特徴量に基づいて、前記第1の音響信号と前記第2の音響信号の同期情報を生成し、生成された前記同期情報に基づいて、前記第1の音響信号と前記第2の音響信号を合成する。
本技術の第1乃至第4の側面によれば、主音響信号に同期させて主音響信号と同一または類似の副音響信号を出力することができる。
本技術を適用した信号処理システムの第1実施の形態の構成例を示す図である。 図1のテレビジョン受像機の第1の構成例を示すブロック図である。 図2の放送受信部の構成例を示すブロック図である。 図2のテレビジョン受像機における合成音響信号を説明する図である。 図2のテレビジョン受像機の番組出力処理を説明するフローチャートである。 図5の選局処理の詳細を説明するフローチャートである。 図5の放送受信処理の詳細を説明するフローチャートである。 図5の出力処理の詳細を説明するフローチャートである。 図8の副音響信号受信処理の詳細を説明するフローチャートである。 図1のテレビジョン受像機の第2の構成例を示すブロック図である。 図10のテレビジョン受像機の出力処理の詳細を説明するフローチャートである。 図11の副音響信号受信処理の詳細を説明するフローチャートである。 図11の合成処理の詳細を説明するフローチャートである。 本技術を適用した信号処理システムの第2実施の形態の構成例を示す図である。 本技術を適用した信号処理システムの第3実施の形態の構成例を示す図である。 図15のテレビジョン受像機の構成例を示すブロック図である。 図16のテレビジョン受像機の番組出力処理を説明するフローチャートである。 図17の選択処理の詳細を説明するフローチャートである。 図17の取得処理の詳細を説明するフローチャートである。 本技術を適用した信号処理システムの第4実施の形態の構成例を示す図である。 図20のテレビジョン受像機の構成例を示すブロック図である。 図21の受信部による放送受信処理を説明するフローチャートである。 コンピュータのハードウェアの構成例を示すブロック図である。
<第1実施の形態>
[信号処理システムの第1実施の形態の構成例]
図1は、本技術を適用した信号処理システムの第1実施の形態の構成例を示す図である。
図1の信号処理システム10は、テレビジョン受像機11が、ネットワークを介して、クラウドサービス装置12、放送局サーバ13、および自宅サーバ14と接続されることにより構成される。
テレビジョン受像機11は、信号処理装置として機能する。テレビジョン受像機11は、例えば、信号処理装置としての放送局からアンテナ11Aを介して送信されてくる地上デジタル放送の放送波を受信し、その放送波で送信されてくる放送信号を取得する。放送信号には、圧縮符号化された、地上デジタル放送の映像信号および主音響信号、付随情報としての番組情報などが含まれる。番組情報とは、主音響信号と同一または類似の副音響信号の取得先としてクラウドサービス装置12、放送局サーバ13、または自宅サーバ14を示す供給元情報、副音響信号を特定する特定情報などの情報である。
テレビジョン受像機11は、圧縮符号化された番組情報を復号し、その結果得られる番組情報に基づいて、副音響信号をクラウドサービス装置12、放送局サーバ13、または自宅サーバ14にネットワークを介して要求する。テレビジョン受像機11は、その要求に応じてネットワークを介して送信されてくる副音響信号を受信する。
テレビジョン受像機11は、地上デジタル放送の圧縮符号化された映像信号および主音響信号を復号する。テレビジョン受像機11は、復号の結果得られる主音響信号と副音響信号を同期させて合成し、合成音響信号を生成する。テレビジョン受像機11は、合成音響信号を、復号された映像信号とともに出力する。
なお、副音響信号の取得開始タイミングや通信速度により、映像信号の出力時にまだ副音響信号が取得されていない場合には、テレビジョン受像機11は、副音響信号が取得されるまで待機するようにしてもよいし、副音響信号が取得されるまで主音響信号を出力するようにしてもよい。ここでは、テレビジョン受像機11は、副音響信号が取得されるまで主音響信号を出力するものとする。
クラウドサービス装置12は、クラウドサービスを提供する信号処理装置であり、副音響信号を記憶する。クラウドサービス装置12は、テレビジョン受像機11の要求に応じて、記憶している副音響信号をテレビジョン受像機11に送信する。
放送局サーバ13は、地上デジタル放送の放送局により管理される信号処理装置としてのサーバであり、副音響信号を記憶している。放送局サーバ13は、テレビジョン受像機11の要求に応じて、記憶している副音響信号をテレビジョン受像機11に送信する。
自宅サーバ14は、テレビジョン受像機11のユーザが所有する信号処理装置としてのDLNA(Digital Living Network Alliance)サーバ、オーディオ機器に内蔵するサーバ等のサーバであり、副音響信号を記憶している。自宅サーバ14は、テレビジョン受像機11の要求に応じて、記憶している副音響信号をテレビジョン受像機11に送信する。なお、自宅サーバ14は、テレビジョン受像機11に内蔵されていてもよい。
また、副音響信号は、主音響信号と同一の圧縮符号化方式で符号化される必要はなく、一般的なテレビジョン受像機で再生可能な符号化されない音響信号であってもよい。また、副音響信号は、必要に応じて、ロスレス符号化やロッシー符号化等で符号化されてもよいが、副音響信号の符号化方式としては、テレビジョン受像機が復号化できる符号化方式が適切に選択される必要がある。
以上のような信号処理システム10では、例えば、副音響信号が、主音響信号とは異なる圧縮符号化方式で圧縮符号化された音響信号、圧縮符号化されていない音響信号等の音質劣化の少ない音響信号である場合、テレビジョン受像機11は、主音響信号に代えて、より高音質の副音響信号を出力することができる。
また、副音響信号が、主音響信号とは異なる言語の音響信号である場合、テレビジョン受像機11は、主音響信号に代えて、言語の異なる副音響信号を出力することができる。さらに、副音響信号が、主音響信号に対応する楽曲のカラオケ用の音響信号である場合、テレビジョン受像機11は、主音響信号に代えて、カラオケ用の副音響信号を出力することができる。また、副音響信号が、主音響信号のBGM(Background music)の音響信号である場合、テレビジョン受像機11は、主音響信号と逆位相の副音響信号を主音響信号と合成して出力することにより、主音響信号に対応する音響のうちのBGMを小さくすることができる。
さらに、副音響信号が、収録カメラの裏の観覧席や、数か所の応援席などで収録された試合の音響信号を、収録場所ごとに異なるチャンネルの音響信号として有する音響信号である場合、所定のチャンネルの副音響信号のみを、主音響信号に代えて出力することができる。これにより、例えば、2チームの試合の番組の副音響信号のうちの、所定のチームの応援席の音響信号のみを出力することができる。
[テレビジョン受像機の第1の構成例]
図2は、図1のテレビジョン受像機11の第1の構成例を示すブロック図である。
図2のテレビジョン受像機11は、副音響信号として、主音響信号とは異なる圧縮符号化方式で圧縮符号化された音響信号、圧縮符号化されていない音響信号等の音質劣化の少ない音響信号を受信し、主音響信号に代えて副音響信号を出力する。
具体的には、テレビジョン受像機11の放送受信部31は、アンテナ11Aを介して地上デジタル放送の放送波を受信する受信処理を行い、その放送波で送信されてくる放送信号のTS(Transport Stream)を取得し、DeMux処理部32に供給する。
DeMux処理部32は、放送受信部31から供給されるTSから、符号化された映像信号(以下、符号化映像信号という)、符号化された主音響信号(以下、符号化主音響信号という)、および符号化された番組情報(以下、符号化番組情報という)を抽出する。DeMux処理部32は、符号化映像信号を映像復号化部33に供給し、符号化番組情報をデータ復号化部36に供給し、符号化主音響信号を音響復号化部39に供給する。
映像復号化部33は、DeMux処理部32から供給される符号化映像信号を復号化し、その結果得られる映像信号を映像調整部34に供給する。映像調整部34は、映像復号化部33から供給される映像信号に対して、例えば、明るさ調整処理、色合い調整処理、輝度調整処理、傾き調整処理等の調整処理を行う。映像調整部34は、表示制御部として機能し、調整処理後の映像信号を映像出力部35に供給することにより映像を表示させる。映像出力部35は、映像調整部34から供給される映像信号に基づいて、映像を表示する。
データ復号化部36は、DeMux処理部32から供給される符号化番組情報を復号化し、その結果得られる番組情報をデータ処理部37に供給する。データ処理部37は、データ復号化部36から新たな番組情報が供給されたとき、保持している番組情報を更新する処理等を行う。データ処理部37は、更新された番組情報をパケット受信設定部38に供給する。
パケット受信設定部38は、データ処理部37から供給される番組情報の供給元情報が示す副音響信号の供給元を接続先として示すとともに、特定情報を示す制御信号をパケット受信部45に供給する。
音響復号化部39は、DeMux処理部32から供給される符号化主音響信号を復号化し、その結果得られる主音響信号を音響合成部40と主音響同期特徴量取得部43に供給する。
音響合成部40は、音響復号化部39から供給される主音響信号と副音響調整部53から供給される副音響信号を、所定の比率で合成し、合成音響信号を生成する。例えば、合成音響信号をAm、主音響信号をA1、主音響信号と副音響信号の合成比率をC1:C2、副音響信号をA2とすると、音響合成部40は、チャンネルごとに、以下の式(1)を用いて合成音響信号Amを生成する。
Am=C1×A1+C2×A2
・・・(1)
式(1)によれば、例えば、C1が0.5であり、C2が0.5である場合、主音響信号と副音響信号が平等に合成される。
なお、音響同期処理部51から主音響信号のみを出力する制御信号が供給されていない場合の合成比率C1:C2は、副音響信号の供給元で決定されてもよいし、テレビジョン受像機11のユーザにより決定されてもよい。ここでは、テレビジョン受像機11は、主音響信号に代えて副音響信号を出力するので、音響同期処理部51から主音響信号のみを出力する制御信号が供給されていない場合、C1が0であり、C2が1である。音響同期処理部51から主音響信号のみを出力する制御信号が供給される場合、C1は1であり、C2は0である。
このように、C1またはC2のいずれか一方が0である場合、音響合成部40は、上述した式(1)による合成を行わず、主音響信号または副音響信号をそのまま合成音響信号とするようにしてもよい。音響合成部40は、合成音響信号を音響調整部41に供給する。
音響調整部41は、音響合成部40から供給される合成音響信号に対して、音量調整処理、左右のバランス調整処理、広がりの付加処理等の調整処理を施し、調整処理後の合成音響信号Amの振幅が閾値(例えば、1.0)を超える場合、その振幅が閾値以下となるように、例えば、合成音響信号に対して、閾値でクリップする処理等を行う。音響調整部41は、その結果得られる合成音響信号を音響出力部42に供給する。
音響出力部42は、デジタルアンプ、D/A変換部、スピーカ等(いずれも図示せず)からなる。音響出力部42のデジタルアンプは、音響調整部41から供給される合成音響信号の音量を調整し、D/A変換部は、その結果得られる合成音響信号に対してD/A変換を行う。音響出力部42のスピーカは、D/A変換の結果得られるアナログ信号に対応する音響を出力する。
主音響同期特徴量取得部43は、特徴量算出部として機能し、音響復号化部39から供給される主音響信号から、所定の特徴量を、設計時に決定された分析長(以下、分析フレームという)ごとに取得する。例えば、分析フレーム長が256サンプルである場合、主音響同期特徴量取得部43は、256サンプルごとに帯域分割し、各帯域の時間信号のゲイン情報を特徴量として取得する。または、主音響同期特徴量取得部43は、256サンプルごとに時間周波数変換を施し、得られた周波数スペクトルから、周波数スペクトルが最大となる周波数、周波数スペクトルのパワーエンベロープの形状(例えば、ピークパワーの大きさ、ピークパワーからの傾き、第2ピークパワーの位置など)、基本周波数等を特徴量として取得する。
なお、特徴量は正規化されてもよいし、上述した特徴量の2以上であってもよい。また、主音響同期特徴量取得部43は、分析フレーム長ずつ移動して特徴量を抽出するのではなく、例えば分析フレーム長の半分のサンプル数(例えば、128サンプル)ずつ移動して、特徴量を抽出してもよい。即ち、主音響同期特徴量取得部43は、分析フレーム長をオーバーラップさせて特長量を抽出するようにしてもよい。主音響同期特徴量取得部43は、特徴量を主音響同期特徴量更新部44に供給する。
主音響同期特徴量更新部44は、循環バッファ等からなり、設計時に決定された数の特徴量を蓄積する。具体的には、主音響同期特徴量更新部44は、主音響同期特徴量取得部43から供給される特徴量を蓄積する。このとき、既に設計時に決定された数の特徴量が蓄積されている場合には、最も古い特徴量を、主音響同期特徴量取得部43から供給される特徴量に更新する。主音響同期特徴量更新部44は、蓄積されている特徴量を音響同期処理部51に供給する。
パケット受信部45は、パケット受信設定部38から供給される制御信号に応じて初期化処理等を行う。また、パケット受信部45は、制御信号に応じて、接続先であるクラウドサービス装置12と接続し、クラウドサービス装置12に特定情報で特定される副音響信号を要求する。さらに、パケット受信部45は、要求に応じてクラウドサービス装置12から送信されてくる副音響信号のパケットを受信し、一時的に保持する。
ペイロードデータ取得部46は、パケット受信部45に蓄積されたパケットからペイロードデータを取得し、保持する。また、ペイロードデータ取得部46は、ペイロードデータの中から、符号化された副音響信号(以下、符号化副音響信号という)、または、符号化されていない副音響信号を取得し、副音響復号化部47に供給する。
副音響復号化部47は、ペイロードデータ取得部46から符号化副音響信号が供給される場合、符号化副音響信号を復号化し、その結果得られる副音響信号を副音響信号更新部48に供給する。また、副音響復号化部47は、ペイロードデータ取得部46から副音響信号が供給される場合、その副音響信号をそのまま副音響信号更新部48に供給する。
副音響信号更新部48は、循環バッファ等からなり、設計時に決定された数の副音響信号を蓄積する。副音響信号更新部48は、蓄積されている副音響信号を副音響同期特徴量取得部49に供給する。
副音響同期特徴量取得部49は、特徴量算出部として機能し、主音響同期特徴量取得部43と同様に、副音響信号更新部48から供給される副音響信号から、所定の特徴量を分析フレームごとに取得し、副音響同期特徴量更新部50に供給する。なお、特徴量の抽出対象は、副音響信号のうちの、放送局により予め指定されたチャンネルの副音響信号だけであってもよい。
副音響同期特徴量更新部50は、主音響同期特徴量更新部44と同様に、循環バッファ等からなり、設計時に決定された数の特徴量を蓄積する。副音響同期特徴量更新部50は、蓄積されている特徴量を音響同期処理部51に供給する。
音響同期処理部51は、主音響同期特徴量更新部44と副音響同期特徴量更新部50から供給される特徴量に基づいて、副音響信号が主音響信号に同期するための補正量を、主音響信号と副音響信号の同期情報として算出する。
具体的には、例えば、音響同期処理部51は、主音響信号の各分析フレームの特徴量のベクトルと、副音響信号の各分析フレームの特徴量のベクトルの相関値を計算する。そして、音響同期処理部51は、相関値の最大値が、設計時に決定される閾値(例えば、0.7)以上である場合、同期位置が存在すると判断し、その相関値に対応する主音響信号と副音響信号の分析フレーム(以下、同期分析フレームという)の先頭位置間のサンプル数を補正量として算出する。一方、相関値の最大値が閾値未満である場合、同期位置が存在しないと判断する。
音響同期処理部51は、補正量が算出された場合、その補正量を副音響同期信号取得部52に供給する。一方、同期位置が存在しないと判断された場合、または、副音響同期特徴量更新部50から副音響信号の特徴量が供給されない場合、音響同期処理部51は、副音響同期信号取得部52と副音響調整部53に処理を行わない制御信号を供給する。また、音響同期処理部51は、音響合成部40に主音響信号のみを出力する制御信号を供給する。これにより、主音響信号と副音響信号の同期位置がない場合、または、副音響信号が取得されない場合、主音響信号に対応する音響が、映像とともに出力される。
なお、C1が0ではない場合などには、音響同期処理部51は、補正量を分析フレーム単位ではなく、サンプル単位で算出するようにしてもよい。
この場合、音響同期処理部51は、同期分析フレームを中心に、設計時に決定される一定時間分(例えば、1分析フレーム分)の音響信号の信号波形どうしの相関値を計算する。そして、音響同期処理部51は、その相関値の最大値が設計時に決定される閾値以上の場合には、同期位置が存在するとして、その相関値に対応する主音響信号と副音響信号のサンプル(以下、同期サンプルという)の位置間のサンプル数を補正量として算出する。一方、その相関値の最大値が閾値未満である場合、同期位置が存在しないと判断してもよいし、同期分析フレームの先頭位置間のサンプル数を補正量として算出してもよい。
なお、音響同期処理部51は、音響信号の信号波形どうしの相関値を、所定の帯域(例えば16バンド)単位で計算するようにしてもよい。この場合、音響同期処理部51は、主音響信号と副音響信号を所定の帯域単位で分割し、その結果得られる帯域分割信号の相関値を計算する。そして、同期サンプルの位置は、全帯域の相関値の最大値に対応する主音響信号と副音響信号のサンプルの位置、所定の帯域ごとの相関値の最大値が最も多い主音響信号と副音響信号のサンプルの位置、または所定の帯域ごとの相関値の最大値に対応する主音響信号と副音響信号のサンプルの平均位置とされる。
このように、音響同期処理部51は、所定の帯域ごとの相関値を用いて同期サンプルの位置を求めることにより、主音響信号または副音響信号が特定の帯域に相関値を小さくする要因となる音響信号を含む場合であっても、高精度の補正量を求めることができる。
副音響同期信号取得部52は、音響同期処理部51から供給される補正量に基づいて、副音響信号更新部48から副音響信号を読み出す。
副音響調整部53は、副音響同期信号取得部52から供給される副音響信号に対して既定の調整処理を行う。
例えば、副音響信号が、ドラマや映画等の主要な音響(例えば台詞など)の音響信号とBGMの音響信号を異なるチャンネルの音響信号として有する、音質劣化の少ない音響信号である場合、副音響調整部53は、BGMのチャンネルの音響信号に対して、レベルを下げる処理、頭部伝達関数(HRTF(Head-Related Transfer Function))を畳み込む等して仮想的にBGMを奥行きのある位置へ定位させる処理等を調整処理として行う。また、副音響調整部53は、主要な音響のチャンネルの音響信号に対して、レベルを上げる処理、HRTFを畳み込む等して仮想的に主要な音響をテレビジョン受像機11の正面に定位させる処理等を調整処理として行う。これにより、例えば、主要な音響が強調され、主要な音響が聞き易くなる。
なお、音響出力部42が、5.1chのシアターシステム等のマルチチャンネル再生システムである場合には、副音響調整部53は、例えば、BGMのチャンネルをリアスピーカのチャンネルとし、主要な音響のチャンネルをフロントスピーカのチャンネルとし、HRTFを畳み込む処理等を調整処理として行うようにしてもよい。
また、副音響信号が、収録カメラの裏の観覧席や、数ヶ所の応援席などで収録された試合の音響信号を、収録場所ごとに異なるチャンネルの音響信号として有する、音質劣化の少ない音響信号である場合、チャンネルごとにHRTFを畳み込む等して仮想的に後ろに定位させる処理等を調整処理として行う。これにより、試合の臨場感が向上する。
なお、音響出力部42がマルチチャンネル再生システムである場合には、副音響調整部53は、例えば、全チャンネルをリアスピーカのチャンネルとし、HRTFを畳み込む処理等を調整処理として行うようにしてもよい。副音響調整部53は、調整処理後の音響信号を、音響合成部40に供給する。
なお、本明細書では、副音響信号が常に存在し、常に主音響信号と副音響信号を合成して出力するものとするが、副音響信号は常に存在しなくてもよい。また、本明細書では、主音響信号と副音響信号を合成して出力する機能である拡張音響機能が常に有効であるものとするが、拡張音声機能を有効または無効にするユーザからの指示に応じて、副音響信号を取得するかしないかを決定するようにしてもよい。さらに、副音響信号の有無や、拡張音響機能を有効または無効にするユーザからの指示に応じて、音響復号化部39は、音響信号を主音響同期特徴量取得部43に供給してもよい。
[放送受信部の構成例]
図3は、図2の放送受信部31の構成例を示すブロック図である。
図3の放送受信部31は、チューナ70、A/D変換部71、復調処理部72、TS蓄積部73、およびTS取得部74により構成される。
チューナ70は、アンテナ11Aを介して受信される放送波から所定のチャンネルの放送波を抽出し、A/D変換部71に供給する。A/D変換部71は、チューナ70から供給される放送波に対してA/D変換を行い、その結果得られるデジタル信号を復調処理部72に供給する。
復調処理部72は、A/D変換部71から供給されるデジタル信号を復調し、その結果得られる放送信号のTSをTS蓄積部73に供給する。TS蓄積部73は、循環バッファ等からなり、復調処理部72から供給されるTSを一時的に蓄積する。TS取得部74は、TS蓄積部73から一定時間間隔でTSを取得し、図2のDeMux処理部32に供給する。
[合成音響信号の説明]
図4は、図2のテレビジョン受像機11における合成音響信号を説明する図である。
図4に示すように、副音響信号は、主音響信号より音質劣化の少ない音響信号である。音響合成部40では、主音響信号がミュートされ、主音響信号に同期する副音響信号が合成音響信号として出力される。
[テレビジョン受像機の処理の第1の例の説明]
図5は、図2のテレビジョン受像機11の番組出力処理を説明するフローチャートである。この番組出力処理は、例えば、ユーザが図示せぬ入力部を操作して視聴の開始をテレビジョン受像機11に指示したとき、開始される。
図5のステップS11において、テレビジョン受像機11の放送受信部31は、受信対象のチャンネルを選局する選局処理を行う。この選局処理の詳細は、後述する図6を参照して説明する。
ステップS12において、放送受信部31は、所定のチャンネルの放送信号を受信する放送受信処理を行う。この放送受信処理の詳細は、後述する図7を参照して説明する。
ステップS13において、テレビジョン受像機11は、映像信号と合成音響信号を出力する出力処理を行う。この出力処理の詳細は、後述する図8を参照して説明する。
ステップS14において、テレビジョン受像機11は、ユーザが図示せぬ入力部を操作して視聴の終了を指示したかどうかを判定する。ステップS14でユーザが視聴の終了を指示していないと判定された場合、処理はステップS11に戻り、ステップS11乃至S14の処理が繰り返される。
一方、ステップS14でユーザが視聴の終了を指示したと判定された場合、処理は終了する。
図6は、図5のステップS11の選局処理の詳細を説明するフローチャートである。
図6のステップS31において、放送受信部31のチューナ70(図3)は、ユーザが図示せぬ入力部を操作して視聴するチャンネルの変更を指示したかどうかを判定する。なお、最初のステップS31の処理時には、ユーザが視聴するチャンネルの変更を指示したと判定される。
ステップS31でユーザが視聴するチャンネルの変更を指示したと判定された場合、ステップS32において、チューナ70は、保持している、受信対象のチャンネルが変更されたことを示す変更フラグを有効にし、受信準備が整っていることを示す準備フラグをオフにする選局変更処理を行う。そして、処理は図5のステップS11に戻り、ステップS12に進む。
一方、ステップS31でユーザが視聴するチャンネルの変更を指示していないと判定された場合、処理は図5のステップS11に戻り、ステップS12に進む。
図7は、図5のステップS12の放送受信処理の詳細を説明するフローチャートである。
図7のステップS51において、放送受信部31のチューナ70(図3)は、変更フラグに基づいて、受信対象のチャンネルが変更されたかどうかを判定する。ステップS51で受信対象のチャンネルが変更されたと判定された場合、処理はステップS52に進む。
ステップS52において、チューナ70は、選局するチャンネルをユーザにより指示されたチャンネルに設定する処理や初期化処理等を受信局設定処理として行う。そして、チューナ70は、変更フラグを無効にするとともに、準備フラグをオンにし、処理をステップS53に進める。
一方、ステップS51で受信対象のチャンネルが変更されていないと判定された場合、処理はステップS53に進む。
ステップS53において、チューナ70は、アンテナ11Aを介して受信される放送波から、ステップS52で選局するチャンネルとして設定されたチャンネルの放送波を抽出し、A/D変換部71に供給する。
ステップS54において、A/D変換部71は、チューナ70から供給される放送波に対してA/D変換を行い、その結果得られるデジタル信号を復調処理部72に供給する。
ステップS55において、復調処理部72は、A/D変換部71から供給されるデジタル信号を復調する。
ステップS56において、復調処理部72は、復調の結果得られる放送信号のTSをTS蓄積部73に供給し、蓄積させる。
ステップS57において、TS取得部74は、保持している、TS蓄積部73に蓄積されたTSの状態情報(例えば、まだ読み出されていないTSの量等)を更新する。そして、処理は図5のステップS12に戻り、ステップS13に進む。
図8は、図5のステップS13の出力処理の詳細を説明するフローチャートである。
図8のステップS71において、DeMux処理部32は、図3のTS取得部74に保持されているTSの状態情報を確認し、まだ読み出されていないTSが存在するかどうかを判定する。ステップS71でまだ読み出されていないTSが存在すると判定された場合、ステップS72において、DeMux処理部32は、TS取得部74からTSを取得する。
ステップS73において、DeMux処理部32は、TS取得部74から取得したTSから、符号化映像信号、符号化主音響信号、および符号化番組情報を抽出する。DeMux処理部32は、符号化映像信号は映像復号化部33に供給し、符号化番組情報をデータ復号化部36に供給し、符号化主音響信号を音響復号化部39に供給する。
ステップS74において、映像復号化部33は、DeMux処理部32から供給される符号化映像信号を復号化し、その結果得られる映像信号を映像調整部34に供給する。ステップS75において、映像調整部34は、映像復号化部33から供給される映像信号に対して調整処理を行い、映像出力部35に供給する。
ステップS76において、音響復号化部39は、DeMux処理部32から供給される符号化主音響信号を復号化し、その結果得られる主音響信号を音響合成部40と主音響同期特徴量取得部43に供給する。
ステップS77において、テレビジョン受像機11は、副音響信号を受信する副音響信号受信処理を行う。この副音響信号受信処理の詳細は、後述する図9を参照して説明する。ステップS77の処理後、処理はステップS78に進む。
ステップS78において、副音響復号化部47は、ペイロードデータ取得部46にまだ読み出されていない副音響信号が存在するかどうかを判定する。ステップS78で副音響信号が存在すると判定された場合、ステップS79において、副音響復号化部47は、副音響信号が符号化されている場合、符号化副音響信号を復号化する。また、副音響復号化部47は、副音響信号が符号化されていない場合、その副音響信号をそのままにする。
ステップS80において、副音響復号化部47は、副音響信号を副音響信号更新部48に供給し、蓄積させる。ステップS81において、主音響同期特徴量取得部43と副音響同期特徴量取得部49は、それぞれ、音響復号化部39からの主音響信号、副音響信号更新部48からの副音響信号から、所定の特徴量を分析フレームごとに取得する。そして、主音響同期特徴量取得部43は、取得された特徴量を主音響同期特徴量更新部44に供給して蓄積させ、副音響同期特徴量取得部49は、取得された特徴量を副音響同期特徴量更新部50に供給して、蓄積させる。
ステップS82において、音響同期処理部51は、主音響信号の各分析フレームの特徴量のベクトルと、副音響信号の各分析フレームの特徴量のベクトルの相関値を計算する。
ステップS83において、音響同期処理部51は、主音響信号と副音響信号の同期位置が存在するかどうか、即ちステップS82で計算された相関値の最大値が所定の閾値以上であるかどうかを判定する。
ステップS83で主音響信号と副音響信号の同期位置が存在すると判定された場合、音響同期処理部51は、同期分析フレームの先頭位置間のサンプル数を補正量として算出する。そして、音響同期処理部51は、その補正量を副音響同期信号取得部52に供給する。
ステップS84において、副音響同期信号取得部52は、音響同期処理部51から供給される補正量に基づいて、副音響信号更新部48から副音響信号を読み出す。
ステップS85において、副音響調整部53は、副音響同期信号取得部52から供給される副音響信号に対して調整処理を行い、音響合成部40に供給する。
ステップS86において、音響合成部40は、音響復号化部39から供給される主音響信号と副音響調整部53から供給される副音響信号を、所定の比率で合成し、合成音響信号を生成する。そして、音響合成部40は、合成音響信号を音響調整部41に供給し、処理をステップS89に進める。
一方、ステップS71でまだ読み出されていないTSが存在しないと判定された場合、ステップS88において、テレビジョン受像機11は、所定の映像と音響を生成する既定映像音響生成処理を行う。具体的には、映像調整部34は、受信対象のチャンネルの局番号や番組のタイトル、出力準備中である旨のメッセージ等の映像信号を生成し、映像出力部35に供給する。また、音響合成部40は、出力準備中である旨のメッセージ等の音響信号を生成し、音響調整部41に供給する。そして、処理はステップS89に進む。
また、ステップS78でペイロードデータ取得部46にまだ読み出されていない副音響信号が存在しないと判定された場合、または、ステップS83で主音響信号と副音響信号の同期位置が存在しないと判定された場合、音響同期処理部51は、副音響同期信号取得部52と副音響調整部53に処理を行わない制御信号を供給する。また、音響同期処理部51は、音響合成部40に主音響信号のみを出力する制御信号を供給し、処理をステップS87に進める。
ステップS87において、音響合成部40は、音響復号部39から供給される主音響信号を合成音響信号として音響調整部41に供給し、処理をステップS89に進める。
ステップS89において、音響調整部41は、音響合成部40から供給される合成音響信号に対して調整処理を行い、音響出力部42に供給する。
ステップS90において、映像出力部35は、映像調整部34から供給される映像信号に基づいて、映像を表示する。また、音響出力部42は、音響調整部41から供給される合成音響信号の音量を調整してD/A変換を行い、その結果得られるアナログ信号に対応する音響を出力する。そして、処理は図5のステップS13に戻り、ステップS14に進む。
なお、図8のステップS73の抽出処理、ステップS74,S76,S79の復号化処理、ステップS81の特徴量取得処理、ステップS82の相関値計算処理等は、並列に処理されてもよい。
図9は、図8のステップS77の副音響信号受信処理の詳細を説明するフローチャートである。
図9のステップS101において、データ復号化部36は、DeMux処理部32から供給される符号化番組情報を復号化し、その結果得られる番組情報をデータ処理部37に供給する。
ステップS102において、データ処理部37は、番組情報が変更されたか、即ちデータ復号化部36から供給される番組情報が、保持している番組情報と異なっているか、または、最初の番組情報であるかを判定する。ステップS102で番組情報が変更されたと判定された場合、データ処理部37は、保持している番組情報を更新する処理等を行う。そして、データ処理部37は、更新された番組情報をパケット受信設定部38に供給し、処理をステップS103に進める。
ステップS103において、パケット受信設定部38は、パケット受信部45にパケットの受信を停止させ、データ処理部37から供給される番組情報の供給元情報が示す副音響信号の供給元を接続先として示すとともに、特定情報を示す制御信号をパケット受信部45に供給する。これにより、パケット受信部45は、パケットの受信を停止して初期化処理等を行う。また、パケット受信部45は、制御信号が示す接続先であるクラウドサービス装置12と接続し、クラウドサービス装置12に特定情報で特定される副音響信号を要求する。
一方、ステップS102で番組情報が変更されていないと判定された場合、処理はステップS104に進む。
ステップS104において、パケット受信部45は、接続先から特定情報により特定される副音響信号のパケットを受信し、一時的に保持する。
ステップS105において、ペイロードデータ取得部46は、パケット受信部45に蓄積されたパケットからペイロードデータを取得し、保持する。
ステップS106において、ペイロードデータ取得部46は、保持している、ペイロードデータの状態情報(例えば、まだ読み出されていないペイロードデータの量等)を更新する。そして、処理は図8のステップS77に戻り、ステップS78に進む。ステップS78では、この状態情報に基づいて判定が行われる。
以上のように、図2のテレビジョン受像機11は、主音響信号と副音響信号の特徴量を抽出し、その特徴量に基づいて同期情報を生成し、同期情報に基づいて主音響信号と副音響信号を合成する。これにより、主音響信号に同期させて副音響信号を出力することができるので、番組の音響を音質劣化の少ない音響に違和感なく変更することができる。
なお、図2のテレビジョン受像機11は、クラウドサービス装置12から副音響信号を受信したが、放送局サーバ13または自宅サーバ14から副音響信号を受信する場合も、接続先が放送局サーバ13または自宅サーバ14になること以外同様である。
[テレビジョン受像機の第2の構成例]
図10は、図1のテレビジョン受像機11の第2の構成例を示すブロック図である。
図10に示す構成のうち、図2の構成と同じ構成には同じ符号を付してある。重複する説明については適宜省略する。
図10のテレビジョン受像機11の構成は、主に、パケット受信部45、副音響調整部53、音響合成部40の代わりに、パケット受信部91、副音響調整部92、音響合成部93が設けられている点が図2の構成と異なる。
図10のテレビジョン受像機11は、副音響信号として、主音響信号に対応する楽曲のカラオケ用の音響信号または楽曲の音響信号を自宅サーバ14から受信し、主音響信号と副音響信号を合成して出力する。なお、特定情報としては、主音響信号に対応する楽曲を特定する楽曲情報(例えば、タイトル、番組のタイトル等)が用いられるものとする。
具体的には、テレビジョン受像機11のパケット受信部91は、パケット受信設定部38から供給される制御信号に応じて初期化処理等を行う。また、パケット受信部91は、読み出し制御部として機能し、制御信号に応じて、接続先である自宅サーバ14と接続し、自宅サーバ14に楽曲情報で特定される楽曲の副音響信号を要求することにより、副音響信号の読み出しを制御する。
これにより、自宅サーバ14は、楽曲情報で特定される楽曲の副音響信号を検索する。このとき、楽曲情報が番組のタイトル等である場合には、自宅サーバ14は、その番組で使用されている楽曲のタイトルなどをネットワーク経由で他のサーバから検索し、そのタイトルなどで特定される楽曲の副音響信号を検索する。自宅サーバ14は、検索の結果得られる副音響信号を読み出してテレビジョン受像機11に送信する。
パケット受信部91は、取得部として機能し、要求に応じて自宅サーバ14から送信されてくる副音響信号のパケットを取得し、一時的に保持する。
副音響調整部92は、副音響同期信号取得部52から供給される副音響信号に対して既定の調整処理を行う。例えば、副音響信号が、演奏パートごとの音響信号を異なるチャンネルの音響信号として有する音響信号である場合、副音響調整部92は、ユーザにより選択された演奏パートの音響信号をミュートする処理、HRTFを畳み込む等して各演奏パートを所定の仮想位置へ定位させることにより臨場感を向上させる処理等を調整処理として行う。
なお、音響出力部42がマルチチャンネル再生システムである場合には、副音響調整部92は、チャンネルごとに、そのチャンネルに対応するスピーカの位置に応じて予め決定される係数を副音響信号に乗じる処理を調整処理として行うようにしてもよい。副音響調整部92は、調整処理後の音響信号を、音響合成部93に供給する。
音響合成部93は、図2の音響合成部40と同様に、音響復号化部39から供給される主音響信号と副音響調整部92から供給される副音響信号を、所定の比率で合成し、合成音響信号を生成する。
なお、副音響信号がカラオケ用の楽曲の音響信号である場合、音響同期処理部51から主音響信号のみを出力する制御信号が供給されていない場合のC1は0であり、C2は1である。
一方、主音響信号が、BGMの音響信号と主要な音響の音響信号を異なるチャンネルの音響信号として有する音響信号であり、副音響信号が、主音響信号に対応するBGMの音響信号である場合、音響同期処理部51から主音響信号のみを出力する制御信号が供給されていない場合のC1とC2は0.5である。但し、この場合、副音響信号は、主音響信号と逆位相にされ、副音響信号のサンプリング周波数が主音響信号のサンプリング周波数と同一になるようにサンプリング周波数が変換されて、合成される。音響合成部93は、合成音響信号を音響調整部41に供給する。
[テレビジョン受像機の処理の第2の例の説明]
図10のテレビジョン受像機11の番組出力処理は、図5のステップS13の出力処理を除いて図5の番組出力処理と同様であるので、出力処理についてのみ説明する。
図11は、図10のテレビジョン受像機11の出力処理の詳細を説明するフローチャートである。
図11のステップS121乃至S126の処理は、図8のステップS71乃至S76の処理と同様であるので、説明は省略する。
ステップS127において、図10のテレビジョン受像機11は、副音響信号受信処理を行う。この副音響信号受信処理の詳細は、後述する図12を参照して説明する。ステップS127の処理後、処理はステップS128に進む。
ステップS128乃至S135の処理は、図8のステップS78乃至S85の処理と同様であるので、説明は省略する。
ステップS136において、音響合成部93は、音響復号化部39から供給される主音響信号と副音響調整部92から供給される副音響信号を合成する合成処理を行う。この合成処理の詳細は、後述する図13を参照して説明する。ステップS136の処理後、処理はステップS139に進む。
ステップS137乃至S140の処理は、図8のステップS87乃至S90の処理と同様であるので、説明は省略する。
図12は、図11のステップS127の副音響信号受信処理の詳細を説明するフローチャートである。
図12のステップS151において、データ復号化部36は、DeMux処理部32から供給される符号化番組情報を復号化し、その結果得られる番組情報をデータ処理部37に供給する。
ステップS152において、データ処理部37は、番組情報が変更されたかを判定する。ステップS152で番組情報が変更されたと判定された場合、データ処理部37は、保持している番組情報を更新する処理等を行う。そして、データ処理部37は、更新された番組情報をパケット受信設定部38に供給し、処理をステップS153に進める。
ステップS153において、パケット受信設定部38は、データ処理部37から供給される番組情報の供給元情報が示す副音響信号の供給元を接続先として示すとともに、特定情報を示す制御信号をパケット受信部91に供給する。そして、処理はステップS154に進む。
一方、ステップS152で番組情報が変更されていないと判定された場合、処理はステップS154に進む。
ステップS154において、パケット受信部91は、カラオケ機能が有効であるかどうかを判定する。具体的には、ユーザは、図示せぬ入力部を操作して、主音響信号の代わりにカラオケ用の副音響信号を出力するカラオケ機能を有効にする指示を行ったり、無効にする指示を行ったりすることができる。そして、ユーザの指示に応じて、カラオケ機能は有効にされたり、無効にされたりする。パケット受信部91は、そのカラオケ機能が有効であるかどうかを判定する。
ステップS154でカラオケ機能が有効であると判定された場合、処理はステップS155に進む。ステップS155において、パケット受信部91は、自宅サーバ14に楽曲情報で特定される楽曲のカラオケ用の副音響信号を要求する情報を生成し、処理をステップS157に進める。
一方、ステップS154でカラオケ機能が有効ではないと判定された場合、処理はステップS156に進む。ステップS156において、パケット受信部91は、自宅サーバ14に楽曲情報で特定される楽曲の副音響信号を要求する情報を生成し、処理をステップS157に進める。
ステップS157において、パケット受信部91は、副音響信号を要求するかどうか、即ちカラオケ機能の有効性または番組情報が変更されたかどうかを判定する。ステップS157で副音響信号を要求すると判定された場合、パケット受信部91は、初期化処理等を行う。
そして、ステップS158において、パケット受信部91は、ステップS155またはS156で生成された情報を自宅サーバ14に送信することにより、自宅サーバ14に副音響信号を要求する。
ステップS159において、パケット受信部91は、要求に応じて自宅サーバ14から副音響信号が送信されてきたかどうかを判定する。ステップS159で自宅サーバ14から副音響信号が送信されてきたと判定された場合、処理はステップS160に進む。
ステップS160乃至S162の処理は、図9のステップS104乃至S106の処理と同様であるので、説明は省略する。ステップS162の処理後、処理は図11のステップS127に戻り、ステップS128に進む。
一方、ステップS157で要求しないと判定した場合、処理は図11のステップS127に戻り、ステップS128に進む。また、ステップS159で要求に応じて自宅サーバ14から副音響信号が送信されてきていないと判定された場合、例えば、自宅サーバ14が副音響信号を記憶していない場合や自宅サーバ14との通信にエラーが発生している場合、処理は図11のステップS127に戻り、ステップS128に進む。
図13は、図11のステップS136の合成処理の詳細を説明するフローチャートである。
図13のステップS180において、音響合成部83は、副音響信号のサンプリング周波数を変換する必要があるかどうかを判定する。例えば、副音響信号と主音響信号のサンプリング周波数が同一ではない場合、ステップS180で副音響信号のサンプリング周波数を変換する必要があると判定され、処理はステップS181に進む。
ステップS181において、音響合成部93は、副音響信号のサンプリング周波数が主音響信号のサンプリング周波数と同一になるように、副音響信号のサンプリング周波数を変換し、処理をステップS182に進める。
一方、副音響信号と主音響信号のサンプリング周波数が同一である場合、ステップS180で副音響信号のサンプリング周波数を変換する必要がないと判定され、処理はステップS182に進む。
ステップS182において、音響合成部93は、副音響信号が楽曲の音響信号であるかどうか、即ちカラオケ機能が無効であるかどうかを判定する。ステップS182で副音響信号が楽曲の音響信号であると判定された場合、処理はステップS183に進む。
ステップS183において、音響合成部93は、サンプリング周波数が変換された副音響信号の位相を主音響信号の逆位相にし、処理をステップS184に進める。
一方、ステップS182で副音響信号が楽曲の音響信号ではないと判定された場合、即ち副音響信号がカラオケ用の音響信号である場合、処理はステップS184に進む。
ステップS184において、音響合成部93は、図2の音響合成部40と同様に、主音響信号と副音響信号を所定の比率で合成し、合成音響信号を生成する。
なお、副音響信号がカラオケ用の楽曲の音響信号である場合、音響同期処理部51から主音響信号のみを出力する制御信号が供給されていない場合のC1は0であり、C2は1である。一方、副音響信号が楽曲の音響信号である場合、音響同期処理部51から主音響信号のみを出力する制御信号が供給されていない場合のC1とC2は0.5である。また、音響同期処理部51から主音響信号のみを出力する制御信号が供給されている場合のC1は1であり、C2は0である。ステップS184の処理後、処理は図11のステップS136に戻り、ステップS137に進む。
以上のように、図10のテレビジョン受像機11は、主音響信号と副音響信号の特徴量を抽出し、その特徴量に基づいて同期情報を生成し、同期情報に基づいて主音響信号と副音響信号を合成する。これにより、主音響信号に同期させて副音響信号を出力することができるので、例えば、番組の楽曲の音響をカラオケ用の楽曲の音響に違和感なく変更することができる。また、例えば、番組のBGMを、そのBGMの逆位相の音響によって小さくすることができる。
なお、図10のテレビジョン受像機11は、自宅サーバ14から副音響信号を受信したが、放送局サーバ13またはクラウドサービス装置12から副音響信号を受信する場合も、接続先が放送局サーバ13またはクラウドサービス装置12になること以外同様である。
<第2実施の形態>
[信号処理システムの第2実施の形態の構成例]
図14は、本技術を適用した信号処理システムの第2実施の形態の構成例を示す図である。
図14に示す構成のうち、図1の構成と同じ構成には同じ符号を付してある。重複する説明については適宜省略する。
図14の信号処理システム110の構成は、主に、テレビジョン受像機11の代わりに携帯端末111が設けられている点が図1の構成と異なる。信号処理システム110では、携帯端末111が、地上デジタル放送の13セグメントのうちの1セグメントのみを用いて行われるワンセグ放送を受信し、そのワンセグ放送の主音響信号と副音響信号を合成する。
具体的には、携帯端末111は、例えば、放送局からアンテナ111Aを介して送信されてくるワンセグ放送の放送波を受信し、その放送波で送信されてくる放送信号を取得する。携帯端末111は、放送信号のうちの符号化番組情報を復号し、その結果得られる番組情報に基づいて、副音響信号をクラウドサービス装置12、放送局サーバ13、または自宅サーバ14にネットワークを介して要求する。テレビジョン受像機11は、その要求に応じてネットワークを介して送信されてくる副音響信号を受信する。
携帯端末111は、ワンセグ放送の符号化映像信号および符号化主音響信号を復号する。携帯端末111は、復号の結果得られる主音響信号と副音響信号を合成して、合成音響信号を生成する。携帯端末111は、合成音響信号を、復号の結果得られる映像信号とともに出力する。
携帯端末111の具体的な処理は、地上デジタル放送ではなくワンセグ放送の放送波を受信すること以外、テレビジョン受像機11と同様であるので、説明は省略する。但し、携帯端末111は、移動するため、トンネルの中等の電波の受信が困難な状況を想定する必要がある。従って、例えば、図3のTS蓄積部73の蓄積容量は、テレビジョン受像機11に比べて増加され、テレビジョン受像機11に比べて多くのTSがTS蓄積部73に蓄積されてから、TS取得部74によるTSの取得が行われる。
<第3実施の形態>
[信号処理システムの第3実施の形態の構成例]
図15は、本技術を適用した信号処理システムの第3実施の形態の構成例を示す図である。
図15に示す構成のうち、図1の構成と同じ構成には同じ符号を付してある。重複する説明については適宜省略する。
図15の信号処理システム130の構成は、主に、録画装置131が新たに設けられる点、および、テレビジョン受像機11の代わりにテレビジョン受像機132が設けられている点が図1の構成と異なる。信号処理システム130では、テレビジョン受像機132が、録画装置131に録画されているテレビジョン放送の放送信号を受信し、放送信号のうちの主音響信号と副音響信号を合成する。
具体的には、録画装置131は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)レコーダ等からなる。録画装置131は、図示せぬアンテナを介して放送局から送信されてくる地上デジタル放送の放送波を受信し、その放送波で送信されてくる放送信号のTSを取得し、記録する。
テレビジョン受像機132は、録画装置131から放送信号のTSを読み出す。テレビジョン受像機132は、図1のテレビジョン受像機11と同様に、その放送信号のうちの符号化番組情報を復号し、その結果得られる番組情報に基づいて、副音響信号をクラウドサービス装置12、放送局サーバ13、または自宅サーバ14にネットワークを介して要求する。テレビジョン受像機132は、テレビジョン受像機11と同様に、その要求に応じてネットワークを介して送信されてくる副音響信号を受信する。
テレビジョン受像機132は、テレビジョン受像機11と同様に、放送信号のうちの符号化映像信号および符号化主音響信号を復号する。テレビジョン受像機132は、テレビジョン受像機11と同様に、復号の結果得られる主音響信号と副音響信号を合成して、合成音響信号を生成する。テレビジョン受像機11は、合成音響信号を、復号の結果得られる映像信号とともに出力する。
[テレビジョン受像機の構成例]
図16は、図15のテレビジョン受像機132の構成例を示すブロック図である。
図16に示す構成のうち、図2の構成と同じ構成には同じ符号を付してある。重複する説明については適宜省略する。
図16のテレビジョン受像機132の構成は、主に、放送受信部31の代わりに取得部151が設けられている点が図2の構成と異なる。
取得部151は、ユーザにより指定された放送信号のTSを録画装置131から所定の処理単位で取得し、DeMux処理部32に供給する。
[テレビジョン受像機の処理の説明]
図17は、図16のテレビジョン受像機132の番組出力処理を説明するフローチャートである。この番組出力処理は、例えば、ユーザが図示せぬ入力部を操作して視聴の開始をテレビジョン受像機132に指示したとき、開始される。
図17のステップS201において、テレビジョン受像機132の取得部151は、再生対象の放送信号を選択する選択処理を行う。この選択処理の詳細は、後述する図18を参照して説明する。
ステップS202において、取得部151は、録画装置131から再生対象の放送信号を取得する取得処理を行う。この取得処理の詳細は、後述する図19を参照して説明する。
ステップS203およびS204の処理は、それぞれ、図5のステップS13,S14の処理と同様であるので、説明は省略する。
図18は、図17のステップS201の選択処理の詳細を説明するフローチャートである。
図18のステップS221において、取得部151は、図示せぬ入力部を操作してユーザが再生する番組の変更を指示したかどうかを判定する。なお、最初のステップS221の処理時には、ユーザが再生する番組の変更を指示したと判定される。
ステップS221でユーザが再生する番組の変更を指示したと判定された場合、ステップS222において、取得部151は、保持している、再生対象の番組が変更されたことを示す番組変更フラグを有効にし、取得準備が整っていることを示す取得準備フラグをオフにする選択変更処理を行う。そして、処理は図17のステップS201に戻り、ステップS202に進む。
一方、ステップS221でユーザが再生する番組の変更を指示していないと判定された場合、処理は図17のステップS201に戻り、ステップS202に進む。
図19は、図17のステップS202の取得処理の詳細を説明するフローチャートである。
図19のステップS241において、取得部151は、番組変更フラグに基づいて、再生対象の番組が変更されたかどうかを判定する。ステップS241で再生対象の番組が変更されたと判定された場合、処理はステップS242に進む。
ステップS242において、取得部151は、録画装置131からの放送信号の取得を停止し、ユーザにより指示された番組の放送信号の取得を開始する。そして、取得部151は、番組変更フラグを無効にするとともに、取得準備フラグをオンにする。そして、処理は図17のステップS202に戻り、ステップS203に進む。
一方、ステップS241で再生対象の番組が変更されていないと判定された場合、処理は図17のステップS202に戻り、ステップS203に進む。
以上のように、図15のテレビジョン受像機132は、主音響信号と副音響信号の特徴量を抽出し、その特徴量に基づいて同期情報を生成し、同期情報に基づいて主音響信号と副音響信号を合成する。これにより、主音響信号に同期させて副音響信号を出力することができる。その結果、録画装置131が主音響信号の音質を下げて記録した場合であっても、高音質の主音響信号からなる副音響信号を主音響信号に代えて出力することにより、高音質の音響を違和感なく出力することができる。よって、録画装置131は、主音響信号の音質を下げて記録することにより、データ量を削減することができる。
なお、第3実施の形態では、録画装置131が、放送信号をTS形式で記録したが、他の形式で記録するようにしてもよい。
また、図15のテレビジョン受像機132は、クラウドサービス装置12から副音響信号を受信したが、放送局サーバ13または自宅サーバ14から副音響信号を受信する場合も、接続先が放送局サーバ13または自宅サーバ14になること以外同様である。
<第4実施の形態>
[信号処理システムの第4実施の形態の構成例]
図20は、本技術を適用した信号処理システムの第4実施の形態の構成例を示す図である。
図20に示す構成のうち、図1の構成と同じ構成には同じ符号を付してある。重複する説明については適宜省略する。
図20の信号処理システム170の構成は、主に、テレビジョン受像機11、放送局サーバ13の代わりに、テレビジョン受像機171、放送局サーバ172−1乃至172−Nが設けられている点が図1の構成と異なる。信号処理システム170では、テレビジョン受像機171が、放送局サーバ172−1乃至172−Nからネットワークを介して地上デジタル放送の放送信号のTSを受信し、放送信号のうちの主音響信号と副音響信号を合成する。
具体的には、テレビジョン受像機171は、放送局サーバ172−1乃至172−Nからネットワークを介して放送信号のTSを取得する。テレビジョン受像機171は、図1のテレビジョン受像機11と同様に、その放送信号のうちの符号化番組情報を復号し、その結果得られる番組情報に基づいて、副音響信号をクラウドサービス装置12、放送局サーバ172−1乃至172−N、または自宅サーバ14にネットワークを介して要求する。テレビジョン受像機171は、テレビジョン受像機11と同様に、その要求に応じてネットワークを介して送信されてくる副音響信号を受信する。
テレビジョン受像機171は、テレビジョン受像機11と同様に、放送信号のうちの符号化映像信号および符号化主音響信号を復号する。テレビジョン受像機171は、テレビジョン受像機11と同様に、復号の結果得られる主音響信号と副音響信号を合成して、合成音響信号を生成する。テレビジョン受像機171は、合成音響信号を、復号の結果得られる映像信号とともに出力する。
放送局サーバ172−1乃至172−Nは、それぞれ、地上デジタル放送の放送局により管理されるサーバであり、放送信号と副音響信号を記憶している。なお、以下では、放送局サーバ172−1乃至172−Nを特に区別する必要がない場合、それらをまとめて放送局サーバ172という。
放送局サーバ172は、放送信号をネットワークを介して配信する。また、放送局サーバ172は、テレビジョン受像機171の要求に応じて、記憶している副音響信号をテレビジョン受像機171に送信する。
[テレビジョン受像機の構成例]
図21は、図20のテレビジョン受像機171の構成例を示すブロック図である。
図21に示す構成のうち、図2の構成と同じ構成には同じ符号を付してある。重複する説明については適宜省略する。
図21のテレビジョン受像機171の構成は、主に、放送受信部31の代わりに受信部191が設けられている点が図2の構成と異なる。
受信部191は、放送局サーバ172からネットワークを介して地上デジタル放送の放送信号のTSパケットを受信し、そのTSパケットから放送信号のTSを取得する。受信部191は、放送信号のTSを蓄積する。受信部191は、蓄積されている放送信号のTSをDeMux処理部32に供給する。
[テレビジョン受像機の処理の説明]
図20のテレビジョン受像機171の番組出力処理は、図5のステップS12の放送受信処理を除いて、図5の番組出力処理と同様であるので、放送受信処理についてのみ説明する。
図22は、図21の受信部191による放送受信処理を説明するフローチャートである。
図22のステップS261において、受信部191は、変更フラグに基づいて、受信対象のチャンネルが変更されたかどうかを判定する。ステップS261で受信対象のチャンネルが変更されたと判定された場合、処理はステップS262に進む。
ステップS262において、受信部191は、受信する放送信号の放送局サーバ172をユーザにより指示されたチャンネルの放送局サーバ172に設定する処理や初期化処理等を受信局サーバ設定処理として行う。そして、受信部191は、変更フラグを無効にするとともに、準備フラグをオンにし、処理をステップS263に進める。
一方、ステップS261で受信対象のチャンネルが変更されていないと判定された場合、処理はステップS263に進む。
ステップS263において、受信部191は、ステップS262で受信する放送信号の放送局サーバ172として設定された放送局サーバ172から、ネットワークを介して放送信号のTSパケットを受信し、そのTSパケットに含まれるTSを蓄積する。
ステップS264において、受信部191は、保持している、蓄積されたTSの状態情報(例えば、まだ読み出されていないTSの量等)を更新する。そして、放送受信処理は終了する。
なお、図21のテレビジョン受像機171は、クラウドサービス装置12から副音響信号を受信したが、放送局サーバ172または自宅サーバ14から副音響信号を受信する場合も、接続先が放送局サーバ172または自宅サーバ14になること以外同様である。
また、説明は省略するが、副音響信号が、主音響信号とは異なる言語の音響信号である場合や、主音響信号とは異なる言語の音響信号を含む場合も、上述した副音響信号が主音響信号より音質劣化の少ない音響信号である場合と同様に行われる。このとき、副音響信号が、主音響信号とは異なる言語の音響信号とBGMの音響信号を、各チャンネルの音響信号として有する音響信号である場合には、副音響信号が、ドラマや映画等の主要な音響(例えば台詞など)の音響信号とBGMの音響信号を異なるチャンネルの音響信号として有する、音質劣化の少ない音響信号である場合と同様の調整処理が、副音響信号に対して行われる。
また、主音響信号と副音響信号の合成方法は、上述した方法以外の方法であってもよい。例えば、所定の区間の副音響信号のみが主音響信号と合成されるようにしてもよい。また、副音響信号の全チャンネルのうちの、主音響信号と同期のとれる音響信号のチャンネル以外のチャンネルの副音響信号が主音響信号と合成されるようにしてもよい。これにより、例えば、副音響信号が、主音響信号に対応する複数の言語の音響信号を、言語ごとに異なるチャンネルの音響信号として有する音響信号である場合、主音響信号に対応する所定の言語の音響と、その言語以外の副音響信号に対応する言語の音響を同時に出力することができる。
さらに、主音響信号と副音響信号は、上述した信号に限定されない。
また、特定情報は、必ずしも、放送信号に含まれる必要はなく、ユーザによりネットワークを介してダウンロードされたり、ユーザにより自宅サーバ14に記憶されたりしてもよい。
<第5実施の形態>
[本技術を適用したコンピュータの説明]
上述した一連の処理は、ハードウェアにより実行することもできるし、ソフトウェアにより実行することもできる。一連の処理をソフトウェアにより実行する場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、コンピュータにインストールされる。ここで、コンピュータには、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータや、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば汎用のパーソナルコンピュータなどが含まれる。
図23は、上述した一連の処理をプログラムにより実行するコンピュータのハードウェアの構成例を示すブロック図である。
コンピュータにおいて、CPU(Central Processing Unit)201,ROM(Read Only Memory)202,RAM(Random Access Memory)203は、バス204により相互に接続されている。
バス204には、さらに、入出力インタフェース205が接続されている。入出力インタフェース205には、入力部206、出力部207、記憶部208、通信部209、及びドライブ210が接続されている。
入力部206は、キーボード、マウス、マイクロフォンなどよりなる。出力部207は、ディスプレイ、スピーカなどよりなる。記憶部208は、ハードディスクや不揮発性のメモリなどよりなる。通信部209は、ネットワークインタフェースなどよりなる。ドライブ210は、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、又は半導体メモリなどのリムーバブルメディア211を駆動する。
以上のように構成されるコンピュータでは、CPU201が、例えば、記憶部208に記憶されているプログラムを、入出力インタフェース205及びバス204を介して、RAM203にロードして実行することにより、上述した一連の処理が行われる。
コンピュータ(CPU201)が実行するプログラムは、例えば、パッケージメディア等としてのリムーバブルメディア211に記録して提供することができる。また、プログラムは、ローカルエリアネットワーク、インターネット、デジタル衛星放送といった、有線または無線の伝送媒体を介して提供することができる。
コンピュータでは、プログラムは、リムーバブルメディア211をドライブ210に装着することにより、入出力インタフェース205を介して、記憶部208にインストールすることができる。また、プログラムは、有線または無線の伝送媒体を介して、通信部209で受信し、記憶部208にインストールすることができる。その他、プログラムは、ROM202や記憶部208に、あらかじめインストールしておくことができる。
なお、コンピュータが実行するプログラムは、本明細書で説明する順序に沿って時系列に処理が行われるプログラムであっても良いし、並列に、あるいは呼び出しが行われたとき等の必要なタイミングで処理が行われるプログラムであっても良い。
なお、本明細書において、システムとは、複数の構成要素(装置、モジュール(部品)等)の集合を意味し、すべての構成要素が同一筐体中にあるか否かは問わない。したがって、別個の筐体に収納され、ネットワークを介して接続されている複数の装置、及び、1つの筐体の中に複数のモジュールが収納されている1つの装置は、いずれも、システムである。
また、本技術の実施の形態は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本技術の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
例えば、本技術は、1つの機能をネットワークを介して複数の装置で分担、共同して処理するクラウドコンピューティングの構成をとることができる。
また、上述のフローチャートで説明した各ステップは、1つの装置で実行する他、複数の装置で分担して実行することができる。
さらに、1つのステップに複数の処理が含まれる場合には、その1つのステップに含まれる複数の処理は、1つの装置で実行する他、複数の装置で分担して実行することができる。
なお、本技術は、以下のような構成もとることができる。
(1)
第1の通信経路を通じて取得された第1の音響信号と、第2の通信経路を通じて取得された前記第1の音響信号に対応する第2の音響信号の、特徴量をそれぞれ算出する特徴量算出部と、
前記特徴量算出部により算出された前記特徴量に基づいて、前記第1の音響信号と前記第2の音響信号の同期情報を生成する音響同期処理部と、
前記音響同期処理部により生成された前記同期情報に基づいて、前記第1の音響信号と前記第2の音響信号を合成する音響合成部と
を備える信号処理装置。
(2)
前記第1の通信経路を通じて取得された、前記第1の音響信号に対応する映像信号の表示を制御する表示制御部
をさらに備える
前記(1)に記載の信号処理装置。
(3)
前記第1の通信経路は、放送波であり、
前記第2の通信経路は、前記放送波により受信された付随情報に基づいて決定される
前記(1)または(2)に記載の信号処理装置。
(4)
前記第1の通信経路と前記第2の通信経路は同一である
前記(1)または(2)に記載の信号処理装置。
(5)
前記第2の音響信号は、前記第1の音響信号の音質劣化が少ない音響信号であり、
前記音響合成部は、前記同期情報に基づいて、前記第1の音響信号と前記第2の音響信号を0対1の割合で合成する
前記(1)乃至(4)のいずれかに記載の信号処理装置。
(6)
前記第2の音響信号は、前記第1の音響信号と言語が異なる音響信号であり、
前記音響合成部は、前記同期情報に基づいて、前記第1の音響信号と前記第2の音響信号を0対1の割合で合成する
前記(1)乃至(4)のいずれかに記載の信号処理装置。
(7)
前記第2の音響信号は、前記第1の音響信号に対応する楽曲のカラオケ用の楽曲の音響信号であり、
前記音響合成部は、前記同期情報に基づいて、前記第1の音響信号と前記第2の音響信号を0対1の割合で合成する
前記(1)乃至(4)のいずれかに記載の信号処理装置。
(8)
前記第1の音響信号は、BGM(Background music)の音響信号と主要な音響の音響信号を異なるチャンネルの音響信号として有する音響信号であり、
前記第2の音響信号は、前記BGMの音響信号であり、
前記音響合成部は、前記第2の音響信号を、前記BGMのチャンネルの音響信号の逆位相で前記第1の音響信号に合成する
前記(1)乃至(4)のいずれかに記載の信号処理装置。
(9)
信号処理装置が、
第1の通信経路を通じて取得された第1の音響信号と、第2の通信経路を通じて取得された前記第1の音響信号に対応する第2の音響信号の、特徴量をそれぞれ算出する特徴量算出ステップと、
前記特徴量算出ステップの処理により算出された前記特徴量に基づいて、前記第1の音響信号と前記第2の音響信号の同期情報を生成する音響同期処理ステップと、
前記音響同期処理ステップの処理により生成された前記同期情報に基づいて、前記第1の音響信号と前記第2の音響信号を合成する音響合成ステップと
を含む信号処理方法。
(10)
コンピュータを、
第1の通信経路を通じて取得された第1の音響信号と、第2の通信経路を通じて取得された前記第1の音響信号に対応する第2の音響信号の、特徴量をそれぞれ算出する特徴量算出部と、
前記特徴量算出部により算出された前記特徴量に基づいて、前記第1の音響信号と前記第2の音響信号の同期情報を生成する音響同期処理部と、
前記音響同期処理部により生成された前記同期情報に基づいて、前記第1の音響信号と前記第2の音響信号を合成する音響合成部と
を備える信号処理装置して機能させるためのプログラム。
(11)
前記(10)に記載のプログラムが記録されている記録媒体。
(12)
第1の通信経路を通じて第1の音響信号を送信する第1の送信部
を有する第1の信号処理装置と、
第2の通信経路を通じて前記第1の音響信号に対応する第2の音響信号を送信する第2の送信部
を有する第2の信号処理装置と、
前記第1の送信部から送信されてくる前記第1の音響信号を受信する第1の受信部と、
前記第2の送信部から送信されてくる前記第2の音響信号を受信する第2の受信部と、
前記第1の受信部により受信された前記第1の音響信号と、前記第2の受信部により受信された前記第2の音響信号の、特徴量をそれぞれ算出する特徴量算出部と、
前記特徴量算出部により算出された前記特徴量に基づいて、前記第1の音響信号と前記第2の音響信号の同期情報を生成する音響同期処理部と、
前記音響同期処理部により生成された前記同期情報に基づいて、前記第1の音響信号と前記第2の音響信号を合成する音響合成部と
を有する第3の信号処理装置と
を備える信号処理システム。
(13)
第1乃至第3の信号処理装置を備える信号処理システムの、
前記第1の信号処理装置は、第1の通信経路を通じて第1の音響信号を送信し、
前記第3の信号処理装置は、前記第1の信号処理装置から前記第1の音響信号を受信し、
前記第2の信号処理装置は、第2の通信経路を通じて前記第1の音響信号に対応する第2の音響信号を送信し、
前記第3の信号処理装置は、前記第2の信号処理装置から前記第2の音響信号を受信し、
前記第3の信号処理装置は、受信された前記第1の音響信号と前記第2の音響信号の、特徴量をそれぞれ算出し、
前記第3の信号処理装置は、算出された前記特徴量に基づいて、前記第1の音響信号と前記第2の音響信号の同期情報を生成し、
前記第3の信号処理装置は、生成された前記同期情報に基づいて、前記第1の音響信号と前記第2の音響信号を合成する
信号処理方法。
(14)
所定の通信経路を通じて取得された第1の音響信号と、記憶部から読み出された前記第1の音響信号に対応する第2の音響信号の、特徴量をそれぞれ算出する特徴量算出部と、
前記特徴量算出部により算出された前記特徴量に基づいて、前記第1の音響信号と前記第2の音響信号の同期情報を生成する音響同期処理部と、
前記音響同期処理部により生成された前記同期情報に基づいて、前記第1の音響信号と前記第2の音響信号を合成する音響合成部と
を備える信号処理装置。
(15)
前記第1の音響信号を特定する情報に基づいて、前記記憶部から前記第2の音響信号を読み出すように制御を行う読み出し制御部
をさらに備える
前記(14)に記載の信号処理装置。
(16)
信号処理装置が、
所定の通信経路を通じて取得された第1の音響信号と、記憶部から読み出された前記第1の音響信号に対応する第2の音響信号の、特徴量をそれぞれ算出する特徴量算出ステップと、
前記特徴量算出ステップの処理により算出された前記特徴量に基づいて、前記第1の音響信号と前記第2の音響信号の同期情報を生成する音響同期処理ステップと、
前記音響同期処理ステップの処理により生成された前記同期情報に基づいて、前記第1の音響信号と前記第2の音響信号を合成する音響合成ステップと
を含む信号処理方法。
(17)
コンピュータを、
所定の通信経路を通じて取得された第1の音響信号と、記憶部から読み出された前記第1の音響信号に対応する第2の音響信号の、特徴量をそれぞれ算出する特徴量算出部と、
前記特徴量算出部により算出された前記特徴量に基づいて、前記第1の音響信号と前記第2の音響信号の同期情報を生成する音響同期処理部と、
前記音響同期処理部により生成された前記同期情報に基づいて、前記第1の音響信号と前記第2の音響信号を合成する音響合成部と
を備える信号処理装置として機能させるためのプログラム。
(18)
前記(17)に記載のプログラムが記録されている記録媒体。
(19)
所定の通信経路を通じて第1の音響信号を送信する送信部
を有する第1の信号処理装置と、
前記第1の音響信号に対応する第2の音響信号を記憶する記憶部
を有する第2の信号処理装置と、
前記送信部から送信されてくる前記第1の音響信号を受信する受信部と、
前記記憶部から読み出された前記第2の音響信号を取得する取得部と、
前記受信部により受信された前記第1の音響信号と、前記取得部により取得された前記第2の音響信号の、特徴量をそれぞれ算出する特徴量算出部と、
前記特徴量算出部により算出された前記特徴量に基づいて、前記第1の音響信号と前記第2の音響信号の同期情報を生成する音響同期処理部と、
前記音響同期処理部により生成された前記同期情報に基づいて、前記第1の音響信号と前記第2の音響信号を合成する音響合成部と
を有する第3の信号処理装置と
を備える信号処理システム。
(20)
第1乃至第3の信号処理装置を備える信号処理システムの、
前記第1の信号処理装置は、所定の通信経路を通じて第1の音響信号を送信し、
前記第3の信号処理装置は、前記第1の信号処理装置から前記第1の音響信号を受信し、
前記第2の信号処理装置は、前記第1の音響信号に対応する第2の音響信号を記憶する記憶部から前記第2の音響信号を読み出し、
前記第3の信号処理装置は、前記第2の信号処理装置により読み出された前記第2の音響信号を取得し、
前記第3の信号処理装置は、受信された前記第1の音響信号と、読み出された前記第2の音響信号の、特徴量をそれぞれ算出し、
前記第3の信号処理装置は、算出された前記特徴量に基づいて、前記第1の音響信号と前記第2の音響信号の同期情報を生成し、
前記第3の信号処理装置は、生成された前記同期情報に基づいて、前記第1の音響信号と前記第2の音響信号を合成する
信号処理方法。
10 信号処理システム, 11 テレビジョン受像機, 12 クラウドサービス装置, 13 放送局サーバ, 14 自宅サーバ, 31 放送受信部, 34 映像調整部, 41 音響合成部, 43 主音響同期特徴量取得部, 45 パケット受信部, 49 副音響同期特徴量取得部, 51 音響同期処理部, 91 パケット受信部, 93 音響合成部, 110 信号処理システム, 111 携帯端末, 130 信号処理システム, 132 テレビジョン受像機, 170 信号処理システム, 171 テレビジョン受像機, 172−1乃至172−N 放送局サーバ

Claims (20)

  1. 第1の通信経路を通じて取得された第1の音響信号と、第2の通信経路を通じて取得された前記第1の音響信号に対応する第2の音響信号の、特徴量をそれぞれ算出する特徴量算出部と、
    前記特徴量算出部により算出された前記特徴量に基づいて、前記第1の音響信号と前記第2の音響信号の同期情報を生成する音響同期処理部と、
    前記音響同期処理部により生成された前記同期情報に基づいて、前記第1の音響信号と前記第2の音響信号を合成する音響合成部と
    を備える信号処理装置。
  2. 前記第1の通信経路を通じて取得された、前記第1の音響信号に対応する映像信号の表示を制御する表示制御部
    をさらに備える
    請求項1に記載の信号処理装置。
  3. 前記第1の通信経路は、放送波であり、
    前記第2の通信経路は、前記放送波により受信された付随情報に基づいて決定される
    請求項1に記載の信号処理装置。
  4. 前記第1の通信経路と前記第2の通信経路は同一である
    請求項1に記載の信号処理装置。
  5. 前記第2の音響信号は、前記第1の音響信号の音質劣化が少ない音響信号であり、
    前記音響合成部は、前記同期情報に基づいて、前記第1の音響信号と前記第2の音響信号を0対1の割合で合成する
    請求項1に記載の信号処理装置。
  6. 前記第2の音響信号は、前記第1の音響信号と言語が異なる音響信号であり、
    前記音響合成部は、前記同期情報に基づいて、前記第1の音響信号と前記第2の音響信号を0対1の割合で合成する
    請求項1に記載の信号処理装置。
  7. 前記第2の音響信号は、前記第1の音響信号に対応する楽曲のカラオケ用の楽曲の音響信号であり、
    前記音響合成部は、前記同期情報に基づいて、前記第1の音響信号と前記第2の音響信号を0対1の割合で合成する
    請求項1に記載の信号処理装置。
  8. 前記第1の音響信号は、BGM(Background music)の音響信号と主要な音響の音響信号を異なるチャンネルの音響信号として有する音響信号であり、
    前記第2の音響信号は、前記BGMの音響信号であり、
    前記音響合成部は、前記第2の音響信号を、前記BGMのチャンネルの音響信号の逆位相で前記第1の音響信号に合成する
    請求項1に記載の信号処理装置。
  9. 信号処理装置が、
    第1の通信経路を通じて取得された第1の音響信号と、第2の通信経路を通じて取得された前記第1の音響信号に対応する第2の音響信号の、特徴量をそれぞれ算出する特徴量算出ステップと、
    前記特徴量算出ステップの処理により算出された前記特徴量に基づいて、前記第1の音響信号と前記第2の音響信号の同期情報を生成する音響同期処理ステップと、
    前記音響同期処理ステップの処理により生成された前記同期情報に基づいて、前記第1の音響信号と前記第2の音響信号を合成する音響合成ステップと
    を含む信号処理方法。
  10. コンピュータを、
    第1の通信経路を通じて取得された第1の音響信号と、第2の通信経路を通じて取得された前記第1の音響信号に対応する第2の音響信号の、特徴量をそれぞれ算出する特徴量算出部と、
    前記特徴量算出部により算出された前記特徴量に基づいて、前記第1の音響信号と前記第2の音響信号の同期情報を生成する音響同期処理部と、
    前記音響同期処理部により生成された前記同期情報に基づいて、前記第1の音響信号と前記第2の音響信号を合成する音響合成部と
    を備える信号処理装置して機能させるためのプログラム。
  11. 請求項10に記載のプログラムが記録されている記録媒体。
  12. 第1の通信経路を通じて第1の音響信号を送信する第1の送信部
    を有する第1の信号処理装置と、
    第2の通信経路を通じて前記第1の音響信号に対応する第2の音響信号を送信する第2の送信部
    を有する第2の信号処理装置と、
    前記第1の送信部から送信されてくる前記第1の音響信号を受信する第1の受信部と、
    前記第2の送信部から送信されてくる前記第2の音響信号を受信する第2の受信部と、
    前記第1の受信部により受信された前記第1の音響信号と、前記第2の受信部により受信された前記第2の音響信号の、特徴量をそれぞれ算出する特徴量算出部と、
    前記特徴量算出部により算出された前記特徴量に基づいて、前記第1の音響信号と前記第2の音響信号の同期情報を生成する音響同期処理部と、
    前記音響同期処理部により生成された前記同期情報に基づいて、前記第1の音響信号と前記第2の音響信号を合成する音響合成部と
    を有する第3の信号処理装置と
    を備える信号処理システム。
  13. 第1乃至第3の信号処理装置を備える信号処理システムの、
    前記第1の信号処理装置は、第1の通信経路を通じて第1の音響信号を送信し、
    前記第3の信号処理装置は、前記第1の信号処理装置から前記第1の音響信号を受信し、
    前記第2の信号処理装置は、第2の通信経路を通じて前記第1の音響信号に対応する第2の音響信号を送信し、
    前記第3の信号処理装置は、前記第2の信号処理装置から前記第2の音響信号を受信し、
    前記第3の信号処理装置は、受信された前記第1の音響信号と前記第2の音響信号の、特徴量をそれぞれ算出し、
    前記第3の信号処理装置は、算出された前記特徴量に基づいて、前記第1の音響信号と前記第2の音響信号の同期情報を生成し、
    前記第3の信号処理装置は、生成された前記同期情報に基づいて、前記第1の音響信号と前記第2の音響信号を合成する
    信号処理方法。
  14. 所定の通信経路を通じて取得された第1の音響信号と、記憶部から読み出された前記第1の音響信号に対応する第2の音響信号の、特徴量をそれぞれ算出する特徴量算出部と、
    前記特徴量算出部により算出された前記特徴量に基づいて、前記第1の音響信号と前記第2の音響信号の同期情報を生成する音響同期処理部と、
    前記音響同期処理部により生成された前記同期情報に基づいて、前記第1の音響信号と前記第2の音響信号を合成する音響合成部と
    を備える信号処理装置。
  15. 前記第1の音響信号を特定する情報に基づいて、前記記憶部から前記第2の音響信号を読み出すように制御を行う読み出し制御部
    をさらに備える
    請求項14に記載の信号処理装置。
  16. 信号処理装置が、
    所定の通信経路を通じて取得された第1の音響信号と、記憶部から読み出された前記第1の音響信号に対応する第2の音響信号の、特徴量をそれぞれ算出する特徴量算出ステップと、
    前記特徴量算出ステップの処理により算出された前記特徴量に基づいて、前記第1の音響信号と前記第2の音響信号の同期情報を生成する音響同期処理ステップと、
    前記音響同期処理ステップの処理により生成された前記同期情報に基づいて、前記第1の音響信号と前記第2の音響信号を合成する音響合成ステップと
    を含む信号処理方法。
  17. コンピュータを、
    所定の通信経路を通じて取得された第1の音響信号と、記憶部から読み出された前記第1の音響信号に対応する第2の音響信号の、特徴量をそれぞれ算出する特徴量算出部と、
    前記特徴量算出部により算出された前記特徴量に基づいて、前記第1の音響信号と前記第2の音響信号の同期情報を生成する音響同期処理部と、
    前記音響同期処理部により生成された前記同期情報に基づいて、前記第1の音響信号と前記第2の音響信号を合成する音響合成部と
    を備える信号処理装置として機能させるためのプログラム。
  18. 請求項17に記載のプログラムが記録されている記録媒体。
  19. 所定の通信経路を通じて第1の音響信号を送信する送信部
    を有する第1の信号処理装置と、
    前記第1の音響信号に対応する第2の音響信号を記憶する記憶部
    を有する第2の信号処理装置と、
    前記送信部から送信されてくる前記第1の音響信号を受信する受信部と、
    前記記憶部から読み出された前記第2の音響信号を取得する取得部と、
    前記受信部により受信された前記第1の音響信号と、前記取得部により取得された前記第2の音響信号の、特徴量をそれぞれ算出する特徴量算出部と、
    前記特徴量算出部により算出された前記特徴量に基づいて、前記第1の音響信号と前記第2の音響信号の同期情報を生成する音響同期処理部と、
    前記音響同期処理部により生成された前記同期情報に基づいて、前記第1の音響信号と前記第2の音響信号を合成する音響合成部と
    を有する第3の信号処理装置と
    を備える信号処理システム。
  20. 第1乃至第3の信号処理装置を備える信号処理システムの、
    前記第1の信号処理装置は、所定の通信経路を通じて第1の音響信号を送信し、
    前記第3の信号処理装置は、前記第1の信号処理装置から前記第1の音響信号を受信し、
    前記第2の信号処理装置は、前記第1の音響信号に対応する第2の音響信号を記憶する記憶部から前記第2の音響信号を読み出し、
    前記第3の信号処理装置は、前記第2の信号処理装置により読み出された前記第2の音響信号を取得し、
    前記第3の信号処理装置は、受信された前記第1の音響信号と、読み出された前記第2の音響信号の、特徴量をそれぞれ算出し、
    前記第3の信号処理装置は、算出された前記特徴量に基づいて、前記第1の音響信号と前記第2の音響信号の同期情報を生成し、
    前記第3の信号処理装置は、生成された前記同期情報に基づいて、前記第1の音響信号と前記第2の音響信号を合成する
    信号処理方法。
JP2011283816A 2011-12-26 2011-12-26 信号処理装置、信号処理方法、プログラム、および記録媒体、並びに、信号処理システム Pending JP2013135309A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011283816A JP2013135309A (ja) 2011-12-26 2011-12-26 信号処理装置、信号処理方法、プログラム、および記録媒体、並びに、信号処理システム
US13/719,617 US20130162904A1 (en) 2011-12-26 2012-12-19 Signal processing device, signal processing method, program, recording medium, and signal processing system
CN2012105553933A CN103177720A (zh) 2011-12-26 2012-12-19 信号处理装置和方法、程序、记录介质和信号处理系统

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011283816A JP2013135309A (ja) 2011-12-26 2011-12-26 信号処理装置、信号処理方法、プログラム、および記録媒体、並びに、信号処理システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2013135309A true JP2013135309A (ja) 2013-07-08

Family

ID=48637527

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011283816A Pending JP2013135309A (ja) 2011-12-26 2011-12-26 信号処理装置、信号処理方法、プログラム、および記録媒体、並びに、信号処理システム

Country Status (3)

Country Link
US (1) US20130162904A1 (ja)
JP (1) JP2013135309A (ja)
CN (1) CN103177720A (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6349977B2 (ja) * 2013-10-21 2018-07-04 ソニー株式会社 情報処理装置および方法、並びにプログラム
CA2947324C (en) * 2014-04-30 2019-09-17 Motorola Solutions, Inc. Method and apparatus for discriminating between voice signals
GB2539875B (en) * 2015-06-22 2017-09-20 Time Machine Capital Ltd Music Context System, Audio Track Structure and method of Real-Time Synchronization of Musical Content
CN109688460B (zh) * 2018-12-24 2021-05-18 深圳创维-Rgb电子有限公司 一种数字电视画面的辅音输出方法、数字电视及存储介质
CN115223578B (zh) * 2022-09-21 2023-07-14 浙江地芯引力科技有限公司 一种音频信号同步方法、装置、设备及存储介质

Also Published As

Publication number Publication date
CN103177720A (zh) 2013-06-26
US20130162904A1 (en) 2013-06-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10657974B2 (en) Priority information for higher order ambisonic audio data
CN108616800B (zh) 音频的播放方法和装置、存储介质、电子装置
JP5119239B2 (ja) デジタル放送受信装置
US20100262913A1 (en) Method and system for editing content in server
WO2012042295A1 (en) Audio scene apparatuses and methods
JP2013135309A (ja) 信号処理装置、信号処理方法、プログラム、および記録媒体、並びに、信号処理システム
KR102452146B1 (ko) 시그널링 방법들 및 장치
KR20040084508A (ko) 멀티미디어 데이터를 디지털 오디오 방송 데이터에다중화하는 장치와 그 방법 및 그 역다중화 방법
WO2010131105A1 (en) Synchronization of audio or video streams
KR101287086B1 (ko) 멀티미디어 재생 장치 및 방법
Meltzer et al. First experiences with the MPEG-H TV audio system in broadcast
JP5957161B1 (ja) 放送信号送受信システムおよび放送信号送受信方法
JPWO2005117275A1 (ja) 受信装置
JP6343171B2 (ja) 受信装置
JP5957050B2 (ja) 放送信号受信装置、テレビジョン受像機、制御プログラム、および記録媒体
JP6099250B2 (ja) 放送送出装置、及び受信機
JP6175207B1 (ja) 放送信号受信装置、放送信号受信方法、テレビジョン受像機、制御プログラム、および記録媒体
JP2013041197A (ja) デジタル放送受信装置
JP6175208B1 (ja) 放送信号送受信システム、および放送信号送受信方法
JP6140381B1 (ja) 放送信号送受信システム、および放送信号送受信方法
JP6181898B1 (ja) 放送信号送受信システムおよび放送信号送受信方法
JP6181897B1 (ja) 放送信号受信装置、放送信号受信方法、テレビジョン受像機、制御プログラム、および記録媒体
JP6374053B2 (ja) 放送信号受信装置、放送信号受信方法、テレビジョン受像機、制御プログラム、および記録媒体
JP5957156B2 (ja) 放送信号送受信システムおよび放送信号送受信方法
JP6341809B2 (ja) 放送信号送受信システムおよび放送信号送受信方法