JP2007107792A - 換気扇の構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来、一つのファンの回転方向を切替スイッチで切替えることにより、屋内の空気を屋外へ排出する排気運転と、屋外の空気を屋内へ取り入れる吸気運転を選択できる換気扇がある。しかし、従来の換気扇の構成を全く変更するものであり、汎用性と、部品の有効利用が図れない。
【構成】一方の開口と他方の開口を備えた換気扇用のカバーと、この他方の開口に設けた少なくともシャッタープレート及びシャッター枠でなるシャッターを備えた換気扇であって、他方の開口に複数本設けたスライドレール及び/又はガイドレールにシャッター枠を移動可能、かつ所定の箇所で回転可能に設け、他方の開口を境として、シャッターの開口方向を、可変可能とした換気扇の構造である。
【選択図】図1

Description

本発明は、吸気及び/又は排気用として利用できる換気扇の構造であって、所定の位置におけるシャッターの回転を利用して吸気用の換気扇、又は排気用の換気扇として利用可能なマルチ型の換気扇の構造に関する。
従来、この種の換気扇は、吸気用と、排気用に区別され、建屋の換気扇取付外枠に固止される構成であった。従って、ハウス(建屋)内の温湿度管理を、例えば、ハウス内の作物の育苗、生長、摘採等の各種の生育状況、又は作物の種類、また土壌及び/又は気候等の他の生育条件等によって、最適な状況にするには必ずしも十分とは云えないこと、また農作物の収穫の増大と、高品質の農作物を生育するには、改良の余地が考えられること等の問題点を抱えている。
この問題点を改良するために、一基の換気扇であっても、その吸込(吸気)及び/又は吹出(排気)方向を適宜変更できる構成を採用すれば、ハウス内の温湿度管理をかなり精緻に行い得ることと、この一基の換気扇による吸込及び/又は吹出方向への変更は、従来の構造に変更を加えることで、可能であること等を知見したので、ここに、本願発明を提案する。
この本願発明は、シャッター枠を、換気扇取付外枠に複数本突設したスライドレールに移動可能、かつ回転可能に設ける構成とすることで、このシャッター枠を回転しても、このシャッター枠が換気扇のカバーに衝突しない構成とし、当該換気扇のシャッターの方向(吸気「吸込」方向/排気方向)を変更可能とする。この変更を介して一台の換気扇を吸気用の換気扇と、排気用の換気扇に選択できる構成を提案する。そして、この選択できる換気扇を利用して、ハウス内の温度及び/又は湿度を選択的に変更可能とする構造である。
そして、この提案を踏まえて従来技術を検索したので、その一例を説明する。以下、文献(1)〜文献(3)とする。この文献(1)は特開2003−294282の「換気扇」であって、一つのファンの回転方向を切替スイッチで切替えることにより、屋内の空気を屋外へ排出する排気運転と、屋外の空気を屋内へ取り入れる吸気運転を選択できる換気扇であり、この発明は、マイナスイオン発生装置を備え、該マイナスイオン発生装置を換気扇の吸気時に動作させるようにしたことを特徴とする。また文献(2)は特開2003−278221の「トイレ用送風換気扇」であって、トイレ用送風換気扇において、送風手段からの送風方向を屋外又は室内に切替えるための手段として回転駆動可能な切替ダンパーを内蔵する構成であり、この発明は、夏場の暑い時期の冷却と、冬場の寒い時期の換気暖房を図り、快適なトイレの使用を可能とすることにある。そして、また文献(3)は特開平9−151895号の「換気扇」であって、建物の開口部に取付けられる換気扇の円環状の枠体と、枠体の周方向に移動可能に支持し、開口部に取付けられる支持手段と、前記枠体を周方向に移動させる駆動手段とを備え、枠体が回転することで該枠体の羽根体が一体に回転する構成であり、この発明は、従来のように羽根体の回転領域内に駆動手段はなく、空気の移動を妨げるものがないので、極めて効率良く送風することにある。
特開2003−294282 特開2003−278221 特開平9−151895号
前記文献(1)、(2)は室内外方向への空気の吸気及び/又は排気を目的とする構成であるが、文献(1)はモータの回転方向の切替えによる構成であり、また文献(2)は回転駆動可能な切替ダンパーによる構成であり、何れも装置内への信号と、その機構に他の作用を付加することで、目的を達成することを意図する。従って、有効ではあるが、従来装置の有効利用が図れないこと、そして、これに付随して、資材及び/又は工場設備等の活用性と、省資源化及び/又は省力化、並びに作業段取り・効率の向上化等の面で改良の余地が考えられる。
また文献(3)は、支持部材に換気扇の枠体(換気扇枠体)を回転可能に設けることで、この枠体と羽根体を一体に回転する構成である。従って、この発明は、建屋に換気扇枠体が回転可能であるが、本発明が意図する室内外方向への空気の吸気及び/又は排気をすることはできない。
上記に鑑み本願発明は、シャッター枠を、換気扇取付外枠に複数本突設したスライドレールに移動可能、かつ回転可能に設け、このシャッター枠を回転しても、このシャッター枠が換気扇のカバーに衝突しない構成とすることで、当該換気扇のシャッターの方向(吸気方向/排気方向)を変更可能とする。この変更を介して一台の換気扇を吸気用の換気扇と、排気用の換気扇に選択できる構成を提案して、ハウス内の温度及び/又は湿度を選択的に変更可能とする構造である。
請求項1の発明は、ハウス内の温度(湿度)管理を、従来の設備の有効活用と、シャッターの方向転換を利用して簡易かつ確実に行うこと、必要時には既設のシャッターにも僅かな工夫で設置可能とすること等を意図する。そして、この請求項1では、この構成を採用してもハウスにおける略全ての動作及び/又は機械の移動等の農作業に必要とする所作を図ること、経済性のメリットを図ること、又は故障の心配が皆無なシャッターの開口方向を、可変可能とした換気扇の構造を提供すること等を意図する。
請求項1は、吸気又は排気用の一方の開口と排気又は吸気用の他方の開口を備えた換気扇用のカバーと、このカバーの他方の開口に設けた少なくとも複数枚のシャッタープレート及びシャッター枠でなるシャッターを備えた換気扇であって、
このカバーの他方の開口に突出するようにしてシャッターの移動を可能とする移動手段を設け、この移動手段の先端側で前記シャッターを回転した際に、このシャッターのシャッター枠が、前記少なくともカバーに衝止せずに回転可能としたことを特徴とする換気扇の構造である。
請求項2の発明は、請求項1の目的を達成すること、この目的の達成に最適な換気扇の構造を提案することを意図する。
請求項2は、吸気又は排気用の一方の開口と排気又は吸気用の他方の開口を備えた換気扇用のカバーと、このカバーの他方の開口に設けた少なくとも複数枚のシャッタープレート及びシャッター枠でなるシャッターと、このシャッターに設けたファンと、このファン用のモータを備えた換気扇であって、
このカバーの他方の開口に突出するようにしてシャッターの移動を可能とする移動手段を設け、この移動手段の先端側で前記シャッターを回転した際に、このシャッターのシャッター枠が、前記少なくともカバーに衝止せずに回転可能としたことを特徴とする換気扇の構造である。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2の目的を達成すること、この目的の達成に最適な換気扇取付外枠とシャッター枠の構造を提案することを意図する。
請求項3は、請求項1又は請求項2に記載の移動手段を、換気扇取付外枠に複数本設けたスライドレール及び/又はガイドレールと、このスライドレールに沿って移動する移動体で構成し、この移動体に止め具を介して前記シャッターのシャッター枠の上枠を枢支し、また前記ガイドレールに前記シャッター枠の下枠を枢支し、この上下枠の先端側で、このシャッターを回転可能としたことを特徴とする換気扇の構造である。
請求項4の発明は、請求項3の目的を達成すること、この目的の達成に最適な換気扇取付外枠と建屋の壁面の構造を提案することを意図する。
請求項4は、請求項3に記載の換気扇取付外枠を前記他方の開口に設け、この換気扇取付外枠は、建屋の壁面と同じ線上に位置する構成としたことを特徴とする換気扇の構造である。
請求項5の発明は、請求項1又は請求項2の目的を達成すること、この目的の達成に最適なスライドレール及び/又はガイドレールとシャッター枠の構造を提案することを意図する。
請求項5は、請求項1又は請求項2に記載の移動手段を、前記換気扇取付外枠の上下枠に突設したスライドレール及び/又はガイドレールで構成し、このスライドレール及び/又はガイドレールに止め具を介して前記シャッターのシャッター枠を移動可能に設け、このスライドレール及び/又はガイドレールの先端側で回転可能としたことを特徴とする換気扇の構造である。
請求項6の発明は、請求項5の目的を達成すること、この目的の達成に最適なスライドレール及び/又はガイドレールを提案することを意図する。
請求項6は、請求項5に記載のスライドレール及び/又はガイドレールに貫設した止め具を、シャッター枠の上下枠に設け、この止め具をこのスライドレール及び/又はガイドレールに設けた長孔に移動可能に設けたことを特徴とする換気扇の構造である。
請求項7の発明は、請求項1又は請求項2の目的を達成すること、この目的の達成に最適な第一・第二の上下側ブラケットとシャッター枠の構造を提案することを意図する。
請求項7は、請求項1又は請求項2に記載の移動手段を、前記換気扇取付外枠の上下枠に突設した第一の上下側ブラケットと、この第一の上下側ブラケットに枢支した第二の上下側ブラケットで構成し、この第二の上下側ブラケットを、第一の上下側ブラケットより突出可能とするとともに、また第二の上下側ブラケットを、第一の上下側ブラケットに重畳可能とし、この第二の上下側ブラケットの先端側に、前記シャッターのシャッター枠を止め具を介して枢支し、前記第二の上下側ブラケットの突出状態で、前記シャッターのシャッター枠を回転可能としたことを特徴とする換気扇の構造である。
請求項1の発明は、吸気又は排気用の一方の開口と排気又は吸気用の他方の開口を備えた換気扇用のカバーと、カバーの他方の開口に設けた少なくとも複数枚のシャッタープレート及びシャッター枠でなるシャッターを備えた換気扇であって、
カバーの他方の開口に突出するようにしてシャッターの移動を可能とする移動手段を設け、移動手段の先端側でシャッターを回転した際に、シャッターのシャッター枠が、少なくともカバーに衝止せずに回転可能とした換気扇の構造である。
従って、請求項1は、ハウス内の温度(湿度)管理を、従来の設備の有効活用と、シャッターの方向転換を利用して簡易かつ確実に行えること、必要時には既設のシャッターにも僅かな工夫で設置可能となること等の特徴がある。そして、この請求項1では、この構成を採用してもハウスにおける略全ての動作及び/又は機械の移動等の農作業に必要とする所作が図れること、経済性のメリットがあること、又は故障の心配が皆無なシャッターの開口方向を、可変可能とした換気扇の構造を提供できること等の特徴がある。
請求項2の発明は、吸気又は排気用の一方の開口と排気又は吸気用の他方の開口を備えた換気扇用のカバーと、カバーの他方の開口に設けた少なくとも複数枚のシャッタープレート及びシャッター枠でなるシャッターと、シャッターに設けたファンと、ファン用のモータを備えた換気扇であって、
カバーの他方の開口に突出するようにしてシャッターの移動を可能とする移動手段を設け、移動手段の先端側でシャッターを回転した際に、シャッターのシャッター枠が、少なくともカバーに衝止せずに回転可能とした換気扇の構造である。
従って、請求項2は、請求項1の目的を達成できること、この目的の達成に最適な換気扇の構造を提案できること等の特徴がある。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載の移動手段を、換気扇取付外枠に複数本設けたスライドレール及び/又はガイドレールと、スライドレールに沿って移動する移動体で構成し、移動体に止め具を介してシャッターのシャッター枠の上枠を枢支し、またガイドレールにシャッター枠の下枠を枢支し、上下枠の先端側で、シャッターを回転可能とした換気扇の構造である。
従って、請求項3は、請求項1又は請求項2の目的を達成できること、この目的の達成に最適な換気扇取付外枠とシャッター枠の構造を提案できること等の特徴がある。
請求項4の発明は、請求項3に記載の換気扇取付外枠を他方の開口に設け、換気扇取付外枠は、建屋の壁面と同じ線上に位置する構成とした換気扇の構造である。
従って、請求項4は、請求項3の目的を達成できること、この目的の達成に最適な換気扇取付外枠と建屋の壁面の構造を提案できること等の特徴がある。
請求項5の発明は、請求項1又は請求項2に記載の移動手段を、換気扇取付外枠の上下枠に突設したスライドレール及び/又はガイドレールで構成し、スライドレール及び/又はガイドレールに止め具を介してシャッターのシャッター枠を移動可能に設け、スライドレール及び/又はガイドレールの先端側で回転可能とした換気扇の構造である。
従って、請求項5は、請求項1又は請求項2の目的を達成できること、この目的の達成に最適なスライドレール及び/又はガイドレールとシャッター枠の構造を提案できること等の特徴がある。
請求項6の発明は、請求項5に記載のスライドレール及び/又はガイドレールに貫設した止め具を、シャッター枠の上下枠に設け、止め具をスライドレール及び/又はガイドレールに設けた長孔に移動可能に設けた換気扇の構造である。
従って、請求項6は、請求項5の目的を達成できること、この目的の達成に最適なスライドレール及び/又はガイドレールを提案できること等の特徴がある。
請求項7の発明は、請求項1又は請求項2に記載の移動手段を、換気扇取付外枠の上下枠に突設した第一の上下側ブラケットと、第一の上下側ブラケットに枢支した第二の上下側ブラケットで構成し、第二の上下側ブラケットを、第一の上下側ブラケットより突出可能とするとともに、また第二の上下側ブラケットを、第一の上下側ブラケットに重畳可能とし、第二の上下側ブラケットの先端側に、シャッターのシャッター枠を止め具を介して枢支し、第二の上下側ブラケットの突出状態で、シャッターのシャッター枠を回転可能とした換気扇の構造である。
従って、請求項7は、請求項1又は請求項2の目的を達成できること、この目的の達成に最適な第一・第二の上下側ブラケットとシャッター枠の構造を提案できること等の特徴がある。
本発明の一例を説明する。
以下、本発明の図面の説明をする。図1〜図5は従来の換気扇のカバーに改良したシャッターを装着した第一の実施例であり、図1は換気扇の吸気状態を側面視した断面模式図、図2は換気扇の排気状態を側面視した断面模式図、図3は、スライドレール及び/又はガイドレールとシャッターの取付関係を説明する要部の拡大側面模式図、図4は、スライドレール及び/又はガイドレールとシャッターの取付関係を説明する要部の拡大正面模式図、図5は、スライドレールとシャッターの取付関係を説明する要部の拡大平面模式図、図6〜図11は第二の実施例であり、第一の実施例の別の例であり、図6は換気扇の吸気状態を側面視した断面模式図、図7は換気扇の吸気状態を平面視した断面模式図、図8は吸気状態を正面視した模式図、また図9は換気扇の排気状態を側面視した断面模式図、図10は排気状態を平面視した断面模式図、図11は排気状態を正面視した模式図、図12、図13は第三の実施例であり、第一の実施例のさらに別の例であり、図12は換気扇の吸気状態を側面視した断面模式図、図13は換気扇の排気状態を側面視した断面模式図である。
図1〜図5に示す第一の実施例において、1は換気扇のカバーであり、このカバー1はハウスAの換気扇取付外枠2に設けられる他方の開口1bと、ハウスAの壁側A2に位置し、外部に開口する一方の開口1aを有する。この換気扇取付外枠2の左右上枠20、20(以下、単独の番号で表示する。以下省略)にはスライドレール3が、またその左右下枠21にはガイドレール30がそれぞれ設けられており、このスライドレール3にはベアリング7を介してシャッターのシャッター枠4を支持する移動体6が移動自在に設けられている。次にシャッター枠4とスライドレール3及び/又はガイドレール30の支持関係を説明すると、この移動体6には止め具8を軸支し、この止め具8を前記シャッター枠4の上枠40の内側に枢着する。またガイドレール30には止め具80を軸支し、この止め具80は前記シャッター枠4の下枠41に枢着する。従って、移動体6をスライドレール3に沿ってハウスAの内側A1に移動すると、このシャッター枠4がこの内側A1に移動し、またこの移動体6の先端側がスライドレール3の先端側に位置するとともに、この移動時にシャッター枠4の下枠41がガイドレール30の先端側に位置する。即ち、スライドレール3は移動体6を確実にフォローするために、カイドレール30の略倍の長さを有する。これにより、シャッター枠4を略水平状態で移動し、またハウスA内での作業及び/又は移動の安定性と、安全性を保障する。また、チャンネル形状のガイドレール30とし、このガイドレール30の凹部にシャッター枠4の下枠41を挿入する構成でも可能である。図中10はシャッター枠4に設けたシャッタープレート取付板で、このシャッタープレート取付板10には複数枚のシャッタープレート11が開閉自在に枢支されている。そして、このシャッタープレート11はファン12の回転で開放され、その回転停止で閉塞される。また13はこのファン12を駆動するモータである。また図示しないがシャッタープレート11は静圧式もあり得る。尚、このシャッタープレート11は連結板(図示せず)で同時に開閉することもできる。
以上のような構成において、換気扇の方向変換により、一方の開口1aが吸気用として機能し、他方の開口1bが排気用として機能する例を示した図1においては、移動体6がスライドレール3の略中心より先端側(図面に向かって右側)に向かってあり、その略中心に止め具8がある状態で、かつシャッター枠4(シャッター枠4には、止め具8、80又はファン12及びモータ13等が共に移動及び/又は停止する)の上枠40が同位置にあるときは、このシャッター枠4の下枠41及び/又は止め具80はガイドレール30の先端側に位置する。この状態では、シャッタープレート11がハウスAの内側A1にあり、ファン12及びモータ13がハウスAの壁側A2に位置する。この状態では、一方の開口1aが吸気側となり、また他方の開口1bが排気側となる。この状態において、ファン12を回転することで、シャッタープレート11が開放し、外気がハウスA内に導入される。この空気(風)の流れを矢印「イ」で示す。そして、この状態から、シャッター枠4を止め具8、80を支点として回転し、同時にファン12及びモータ13を回転する。この回転の際に、シャッター枠4の先端側が少なくともカバー1に衝止することなくスムーズに回転でき(カバー1以外に衝止する例では、その手当てをする)、換気扇(シャッター枠4、止め具8、80又はファン12及びモータ13等)は、反転され、前述の向きと逆になる。そこで、移動体6(又はシャッター等)を押し、この移動体6の略全体をスライドレール3内に挿入し、移動体6に設けた止め具8がスライドレール3の基端側(図面に向かって左側)に至らしめるとともに、このシャッター枠4の下枠41(止め具80)をガイドレール30の基端側に至らしめると、シャッター枠4は、ちょうど、換気扇取付外枠2内に収まる。この状態は、図2に示す如く、シャッター枠4が他方の開口1bであって、換気扇取付外枠2と同じ線上に位置する。この状態では、ファン12及びモータ13がハウスAの内側A1にあり、シャッタープレート11がハウスAの壁側A2の外側に位置する。この状態では、他方の開口1bが吸気側となり、また一方の開口1aが排気側となる。従って、ファン12を回転することで、シャッタープレート11が開放し、ハウスA内の空気がハウスA外に排気される。この空気の流れを矢印「ロ」で示す。
以上の方法により、本装置では、簡単に誰でも、ハウスAに設置した換気扇を吸気用と排気用に選択して使用でき、好ましい生育環境が確保できる。そして、この例では、シャッタープレート11がハウスAの内側A1、又はハウスAの壁側A2の外側等に位置する場合でも、このシャッタープレート11の状態は同じであり、空気の流れを下方向に誘導し、確実な外気の導入と、ハウスA内の換気が図れる。
尚、図6〜図11に示す第二の実施例では、このスライドレール3及び/又はガイドレール30に開設した長孔300、3000(以下、単独の番号「300」で表示する。尚、ガイドレール30は前述の例の如く、凹部では長孔3000をなくすことも可能である)には、シャッター枠4に設けた止め具8、80(以下、単独の番号「8」で表示する)の一方が挿入されており、またこの止め具8の他方はシャッター枠4の上下枠40、41に設けられている。このように、このシャッター枠4を支持する止め具8をスライドレール3の長孔300等に挿入する構成であるので、このシャッター枠4は、この止め具8を介して、スライドレール3に移動可能及び/又は回転自在に取付けられている。そして、このスライドレール3及び/又はガイドレール30とシャッター枠4との間には移動用及び/又は移転用として有効となる摺接防止用、又は従来のシャッター枠4の利用、また各部材の保守管理及び/又は取付け等の容易化等を図るために図示しないがクリアランスを形成することもあり得る。またこの長孔300に挿入された止め具8の端部にはナット等の抜け防止部材(図示せず)を設け、止め具8及び/又はシャッター枠4の落下防止及び/又は回転を可能とする。また図示しないが、シャッター枠4を長孔300等の両端側で固定できるための手段を設け、換気扇の可動時の移動及び/又は騒音等を防止するように構成されている。また止め具8をスライドレール3に設けるに際し、支持体を利用して設けることも可能である。他の構成は前述の例に準ずる。
以上のような構成において、換気扇の方向変換により、一方の開口1aが吸気用として機能し、他方の開口1bが排気用として機能する例を示した図6〜8においては、スライドレール3の長孔300の先端側に止め具8が位置し、かつシャッター枠4が同位置にある。従って、シャッタープレート11がハウスAの内側A1にあり、ファン12及びモータ13がハウスAの壁側A2に位置する。この状態では、一方の開口1aが吸気側となり、また他方の開口1bが排気側となる。従って、ファン12を回転することで、シャッタープレート11が開放し、外気がハウスA内に導入される。この空気(風)の流れを矢印「ハ」で示す。そして、この状態から、シャッター枠4を止め具8を支点として回転し、同時にファン12及びモータ13を回転する。この回転の際に、シャッター枠4の先端がカバー1に衝止することなくスムーズに回転でき、換気扇は、反転され、前述の向きと逆になる。そこで、換気扇を押し、シャッター枠4の止め具8を長孔300に沿って移動し、その基端側に止め具8を至らしめる。そうすると、図9に示す如く、シャッター枠4が他方の開口1bであって、換気扇取付外枠2と同じ線上に位置する。この状態では、ファン12及びモータ13がハウスAの内側A1にあり、シャッタープレート11がハウスAの壁側A2の外側に位置する。この状態では、他方の開口1bが吸気側となり、また一方の開口1aが排気側となる。従って、ファン12を回転することで、シャッタープレート11が開放し、ハウスA内の空気がハウスA外に排気される。この空気の流れを矢印「ニ」で示す。
以上の方法により、本装置では、簡単に誰でも、ハウスAに設置した換気扇を吸気用と排気用に選択して使用でき、好ましい生育環境が確保できること等は前述の例に準ずる。
そして、スライドレール3及び/又はガイドレール30は、換気扇取付外枠2の上下枠20、21とシャッター枠4の上下枠40、41にそれぞれ設けられているが、一例であり、位置及び/又は本数などは限定されない。
尚、図12、図13に示す第三の実施例では、この換気扇取付外枠2に上下枠20、21の中心に第一の上下側ブラケット50、51を設け、この第一の上下側ブラケット50、51には第二の上下側ブラケット52、53が軸54、55を介して枢支される。この第二の上下側ブラケット52、53の先端側には止め具8a、80aによりシャッター枠4が枢支される。この構成では、第一の上下側ブラケット50、51に第二の上下側ブラケット52、53が重畳された図12の状態では、第二の上下側ブラケット52、53に設けた止め具8a、80a及び/又はシャッター枠4は、ちょうど、換気扇取付外枠2の軸線上にある。従って、シャッタープレート11がハウスAの内側A1にあり、ファン12及びモータ13がハウスAの壁側A2に位置する。この状態では、一方の開口1aが吸気側となり、また他方の開口1bが排気側となる。従って、ファン12を回転することで、シャッタープレート11が開放し、外気がハウスA内に導入される。この空気の流れを矢印「ホ」で示す。そして、シャッター枠4を支持する軸54、55を支点として、このシャッター枠4を回転することで、これに付随して第二の上下側ブラケット52、53が同時に回転する。この回転により、図13に示す如く、第一の上下側ブラケット50、51の先端側に第二の上下側ブラケット52、53が突出する。これにより、この突出した第二の上下側ブラケット52、53の先端側に設けた止め具8a、80aを介してシャッター枠4が支持される。この状態では、ファン12及びモータ13がハウスAの内側A1にあり、シャッタープレート11がハウスAの壁側A2の外側に位置する。この状態では、他方の開口1bが吸気側となり、また一方の開口1aが排気側となる。従って、ファン12を回転することで、シャッタープレート11が開放し、ハウスA内の空気がハウスA外に排気される。この空気の流れを矢印「へ」で示す。
この第三の実施例においても、他の構成及び/又は特徴は、それぞれ前述の第一・第二の実施例に準ずる。
尚、前述した各実施例において、換気扇(シャッター枠4)の移動を、ワイヤー、歯車、リンク機構等の移動手段を利用して自動化し、また回転方法をモータ等の駆動手段を利用して自動化することも可能であり、簡便化と省力化等に寄与できる。また止め具8には滑車等の移動の容易化を図る手段を付加することも可能である。また以上は農事関係で説明したが、畜産関係、工場関係、又は家庭用関係でも採用できる構成であり、この他の例では汚染・熱気・悪臭等の解消に有効性がある。さらに図示しないが、換気扇(シャッター枠4)が内側A1にあるときには、シャッターの側面側がビニール等で閉塞されていることは勿論である。
図1は第一の実施例の換気扇の吸気状態を側面視した断面模式図 図2は第一の実施例の換気扇の排気状態を側面視した断面模式図 図3は第一の実施例のスライドレール及び/又はガイドレールとシャッターの取付関係を説明する要部の拡大側面模式図 図4は第一の実施例のスライドレール及び/又はガイドレールとシャッターの取付関係を説明する要部の拡大正面模式図 図5は第一の実施例のスライドレールとシャッターの取付関係を説明する要部の拡大平面模式図 図6は第二の実施例の換気扇の吸気状態を側面視した断面模式図 図7は第二の実施例の換気扇の吸気状態を平面視した断面模式図 図8は第二の実施例の換気扇の吸気状態を正面視した模式図 図9は第二の実施例の換気扇の排気状態を側面視した断面模式図 図10は第二の実施例の換気扇の排気状態を平面視した模式図 図11は第二の実施例の換気扇の排気状態を正面視した模式図 図12は第三の実施例の換気扇の吸気状態を側面視した断面模式図 図13は第三の実施例の換気扇の排気状態を側面視した断面模式図
符号の説明
1 カバー
1a 一方の開口
1b 他方の開口
2 換気扇取付外枠
20 上枠
21 下枠
3 スライドレール
30 ガイドレール
300 長孔
3000 長孔
4 シャッター枠
40 上枠
41 下枠
6 移動体
7 ベアリング
8 止め具
8a 止め具
80 止め具
80a 止め具
10 シャッタープレート取付板
11 シャッタープレート
12 ファン
13 モータ
50 第一の上側ブラケット
51 第一の下側ブラケット
52 第二の上側ブラケット
53 第二の下側ブラケット
54 軸
55 軸
A ハウス
A1 内側
A2 壁側

Claims (7)

  1. 吸気又は排気用の一方の開口と排気又は吸気用の他方の開口を備えた換気扇用のカバーと、このカバーの他方の開口に設けた少なくとも複数枚のシャッタープレート及びシャッター枠でなるシャッターを備えた換気扇であって、
    このカバーの他方の開口に突出するようにしてシャッターの移動を可能とする移動手段を設け、この移動手段の先端側で前記シャッターを回転した際に、このシャッターのシャッター枠が、前記少なくともカバーに衝止せずに回転可能としたことを特徴とする換気扇の構造。
  2. 吸気又は排気用の一方の開口と排気又は吸気用の他方の開口を備えた換気扇用のカバーと、このカバーの他方の開口に設けた少なくとも複数枚のシャッタープレート及びシャッター枠でなるシャッターと、このシャッターに設けたファンと、このファン用のモータを備えた換気扇であって、
    このカバーの他方の開口に突出するようにしてシャッターの移動を可能とする移動手段を設け、この移動手段の先端側で前記シャッターを回転した際に、このシャッターのシャッター枠が、前記少なくともカバーに衝止せずに回転可能としたことを特徴とする換気扇の構造。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の移動手段を、換気扇取付外枠に設けた複数本のスライドレール及び/又はガイドレールと、このスライドレールに沿って移動する移動体で構成し、この移動体に止め具を介して前記シャッターのシャッター枠の上枠を枢支し、また前記ガイドレールに前記シャッター枠の下枠を枢支し、この上下枠の先端側で、このシャッターを回転可能としたことを特徴とする換気扇の構造。
  4. 請求項3に記載の換気扇取付外枠を前記他方の開口に設け、この換気扇取付外枠は、建屋の壁面と同じ線上に位置する構成としたことを特徴とする換気扇の構造。
  5. 請求項1又は請求項2に記載の移動手段を、前記換気扇取付外枠の上下枠に突設したスライドレール及び/又はガイドレールで構成し、このスライドレール及び/又はガイドレールに止め具を介して前記シャッターのシャッター枠を移動可能に設け、このスライドレール及び/又はガイドレールの先端側で回転可能としたことを特徴とする換気扇の構造。
  6. 請求項5に記載のスライドレール及び/又はガイドレールに貫設した止め具を、シャッター枠の上下枠に設け、この止め具をこのスライドレール及び/又はガイドレールに設けた長孔に移動可能に設けたことを特徴とする換気扇の構造。
  7. 請求項1又は請求項2に記載の移動手段を、前記換気扇取付外枠の上下枠に突設した第一の上下側ブラケットと、この第一の上下側ブラケットに枢支した第二の上下側ブラケットで構成し、この第二の上下側ブラケットを、第一の上下側ブラケットより突出可能とするとともに、また第二の上下側ブラケットを、第一の上下側ブラケットに重畳可能とし、この第二の上下側ブラケットの先端側に、前記シャッターのシャッター枠を止め具を介して枢支し、前記第二の上下側ブラケットの突出状態で、前記シャッターのシャッター枠を回転可能としたことを特徴とする換気扇の構造。
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