JP2007107754A - 熱交換器および熱交換器の製造方法 - Google Patents

熱交換器および熱交換器の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2007107754A
JP2007107754A JP2005296557A JP2005296557A JP2007107754A JP 2007107754 A JP2007107754 A JP 2007107754A JP 2005296557 A JP2005296557 A JP 2005296557A JP 2005296557 A JP2005296557 A JP 2005296557A JP 2007107754 A JP2007107754 A JP 2007107754A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tube
material layer
brazing
fin
region
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005296557A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4626472B2 (ja
Inventor
Akihisa Izuhara
彰久 出原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2005296557A priority Critical patent/JP4626472B2/ja
Publication of JP2007107754A publication Critical patent/JP2007107754A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4626472B2 publication Critical patent/JP4626472B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)

Abstract

【課題】チューブとインナーフィン、アウターフィンとのろう付不良を防止することが可能な熱交換器および熱交換器の製造方法を提供すること。
【解決手段】各部材を仮固定するときに、チューブ11とインナーフィン母材120との間に挟持されるろう材層122とフラックス層112とからなる第1移動材料層の厚さ、および、チューブ11とアウターフィン母材200との間に挟持されるろう材層202とフラックス層112とからなる第2移動材料層の厚さを、それぞれ5〜30μmとするとともに、ろう材層122の厚さを、ろう材層202の厚さに対し、100〜300%とする。そして、同時にろう付を行なう。
【選択図】図4

Description

本発明は、ろう材を用いてチューブとフィンとを接合した熱交換器および熱交換器の製造方法に関する。
従来技術として、下記特許文献1に開示された熱交換器用の扁平チューブがあり、このチューブには内部にコルゲート型のインナーフィンがろう付接合されている。チューブとインナーフィンとを接合するためのろう材層は、予めインナーフィンにクラッドされており、チューブにはクラッドされていない。
これは、ろう付後の芯材(被ろう付材)の侵食を抑制するためであり、ろう材は可能な限り少量に抑えることが望ましいことが記載されている。
特開2005−106389号公報(第12頁)
しかしながら、上記従来技術では、ろう材量を抑制していくとろう付を安定して行なうことが難しく、ろう付不良を発生する場合があるという問題がある。また、上記従来技術では、ろう付性に係るろう材以外のフラックス等について開示されていない。
本発明者は、チューブにインナーフィンとアウターフィンとを接合してなる熱交換器において、ろう材やフラックス等のろう付性に関与する(寄与する)材料の量や配置について鋭意検討を行ない、チューブとフィンとを安定してろう付接合するための好ましい構成を見出した。
本発明は、上記点に鑑みてなされたものであり、チューブとフィンとのろう付不良を防止することが可能な熱交換器および熱交換器の製造方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明の熱交換器では、
内部流体を流通するためのチューブ(11)と、
チューブ(11)の内側面の第1領域(11c)に接合されたコルゲート型のインナーフィン(12)と、
チューブ(11)の外側面の第2領域(11d)に接合されたコルゲート型のアウターフィン(20)とを備え、
第1領域(11c)と第2領域(11d)とがチューブ(11b)を挟んで対向する熱交換器であって、
母材(120)のチューブ第1領域(11c)側の全面に第1ろう材層(122)がクラッドされたインナーフィン(12)を、チューブ(11)の第1領域(11c)に当接するように仮固定し、
母材(200)のチューブ第2領域(11d)側の全面に第2ろう材層(202)がクラッドされたアウターフィン(20)を、チューブ(11)の第2領域(11d)に当接するように仮固定し、
チューブ(11)、インナーフィン(12)、およびアウターフィン(20)の仮固定体を加熱して、チューブ(11)にインナーフィン(12)およびアウターフィン(20)を同時にろう付接合してなり、
第1ろう材層(122)を含み、インナーフィン(12)をチューブ(11)に仮固定するときにチューブ(11)とインナーフィン母材(120)との間に挟持され、加熱するときに流動もしくは飛散する第1移動材料層(112、122)は、厚さが5〜30μmであり、
第2ろう材層(202)を含み、アウターフィン(20)をチューブ(11)に仮固定するときにチューブ(11)とアウターフィン母材(200)との間に挟持され、加熱するときに流動もしくは飛散する第2移動材料層(112、202)は、厚さが5〜30μmであるとともに、
第1ろう材層(122)の厚さは、第2ろう材層(202)の厚さに対し、100〜300%であることを特徴としている。
これによると、チューブ(11)とインナーフィン(12)とのろう付接合、およびチューブ(11)とアウターフィン(20)とのろう付接合が、いずれも良好な熱交換器とすることができる。
第1移動材料層(112、122)および第2移動材料層(112、202)は、厚さが5μm未満であると、ろう材等のろう付に関与する材料が不足し良好なろう付が行なわれ難い。また、厚さが30μmを超えると、チューブ(11)とインナーフィン母材(120)との間隔およびチューブ(11)とアウターフィン母材(200)との間隔が大きくなり良好なろう付が行なわれ難い。
一方、第1ろう材層(122)の厚さが第2ろう材層(202)の厚さに対し100%未満であると、溶融したろう材が冷却固化するときに母材同士を引き合う力が、アウターフィン(20)側の方が大きくなり過ぎ、チューブ(11)とアウターフィン母材(200)とは良好にろう付が行なわれるものの、チューブ(11)とインナーフィン母材(120)とは良好なろう付が行なわれ難い。
また、第1ろう材層(122)の厚さが第2ろう材層(202)の厚さに対し300%を超えると、溶融したろう材が冷却固化するときに母材同士を引き合う力が、インナーフィン(12)側の方が大きくなり過ぎ、チューブ(11)とインナーフィン母材(120)とは良好にろう付が行なわれるものの、チューブ(11)とアウターフィン母材(200)とは良好なろう付が行なわれ難い。
したがって、請求項1に記載の発明によれば、チューブ(11)とインナーフィン(12)との間およびチューブ(11)とアウターフィン(20)との間のいずれにおいても、ろう付不良を防止することができる。
また、請求項2に記載の発明の熱交換器のように、第1移動材料層(112、122)および第2移動材料層(112、202)は、いずれも、ろう材層(122、202)とともにチューブ(11)の表面に形成されたフラックス材層(112)を含むものとすることができる。
また、請求項3に記載の発明の熱交換器では、チューブ(11)は、一対の平板部(11b)の両辺同士をそれぞれ接続してなる扁平チューブであり、チューブ(11)の第1領域(11c)および第2領域(11d)を、平板部(11b)の両面に形成したことを特徴としている。
扁平チューブ(11)の平板部(11b)は比較的撓み易く、この平板部(11b)の両面にインナーフィン(12)とアウターフィン(20)とを接合してなる熱交換器では、ろう材が冷却固化するときに母材を引き合う力の影響を受け易い。したがって、請求項3に記載の発明によれば、チューブ(11)とインナーフィン(12)との間およびチューブ(11)とアウターフィン(20)との間のいずれにおいても、ろう付不良を防止することができる効果は大きい。
また、請求項4に記載の発明の熱交換器の製造方法では、
内部流体を流通するためのチューブ(11)の内側面の第1領域(11c)に接合したコルゲート型のインナーフィン(12)と、チューブ(11)の外側面の第2領域(11d)に接合したコルゲート型のアウターフィン(20)とを備え、第1領域(11c)と第2領域(11d)とがチューブ(11b)を挟んで対向する熱交換器の製造方法であって、
母材(120)のチューブ第1領域(11c)側の全面に第1ろう材層(122)がクラッドされたインナーフィン(12)を、チューブ(11)の第1領域(11c)に当接するように仮固定するインナーフィン仮固定工程(220)と、
母材(200)のチューブ第2領域(11d)側の全面に第2ろう材層(202)がクラッドされたアウターフィン(20)を、チューブ(11)の第2領域(11d)に当接するように仮固定するアウターフィン仮固定工程(230)と、
チューブ(11)、インナーフィン(12)、およびアウターフィン(20)の仮固定体を加熱して、チューブ(11)にインナーフィン(12)およびアウターフィン(20)を同時にろう付接合する接合工程(240)とを備え、
第1ろう材層(122)を含み、インナーフィン仮固定工程(220)を行なうときにチューブ(11)とインナーフィン母材(120)との間に挟持され、接合工程(240)を行なうときに流動もしくは飛散する第1移動材料層(112、122)の厚さを5〜30μmとし、
第2ろう材層(202)を含み、アウターフィン仮固定工程(230)を行なうときにチューブ(11)とアウターフィン母材(200)との間に挟持され、接合工程(240)を行なうときに流動もしくは飛散する第2移動材料層(112、202)の厚さを5〜30μmとするとともに、
第1ろう材層(122)の厚さを、第2ろう材層(202)の厚さに対し、100〜300%とすることを特徴としている。
これによると、請求項1に記載の熱交換器を製造することができる。したがって、チューブ(11)とインナーフィン(12)との間およびチューブ(11)とアウターフィン(20)との間のいずれにおいても、ろう付不良を防止することができる。
また、請求項5に記載の発明の製造方法では、チューブ(11)の内外両面にフラックス材層(112)を形成するフラックス材層形成工程(210)を備え、第1移動材料層(112、122)および第2移動材料層(112、202)は、いずれも、このフラックス材層(112)を含むことを特徴としている。
これによると、請求項2に記載の熱交換器を製造することができる。
また、請求項6に記載の発明の製造方法では、チューブ(11)は、一対の平板部(11b)の両辺同士をそれぞれ接続してなる扁平チューブであり、第1領域(11c)および第2領域(11d)を、平板部(11b)の両面に形成することを特徴としている。
これによると、請求項3に記載の熱交換器を製造することができる。
なお、上記各手段に付した括弧内の符号は、後述する実施形態記載の具体的手段との対応関係を示す一例である。
以下、本発明の実施の形態を図に基づいて説明する。
図1は、本発明を適用した一実施形態における熱交換器である蒸発器1の全体構成を示す外観斜視図であり、図2は、蒸発器1のコア部2に使用されるインナーフィンチューブ10の断面図である。
まず、車両用空調装置に用いられる蒸発器1について説明する。蒸発器1は冷凍サイクル中に配設されるものであって、圧縮機で高温高圧に圧縮され、放熱器で放熱冷却され、減圧装置で低温低圧に減圧された後の冷媒を蒸発させる熱交換器である。
蒸発器1は、図1に示すように、主にコア部2、上ヘッダタンク3、下ヘッダタンク4等より成る。コア部2は、複数のインナーフィンチューブ10と複数のアウターフィン20とを交互に積層して、その積層方向の両最外方のアウターフィン20の更に外方にサイドプレート25を配設したものである。
図2に示すように、インナーフィンチューブ10は、チューブ11内にインナーフィン12が挿入されて形成されている。
チューブ11は、薄肉(例えば厚さ0.2mm)のアルミニウム製帯状板材を折り曲げ加工することによって、長手方向(内部流体通路方向)に直交する横断面が扁平状(略長円形状)に形成された管部材である。
さらに具体的には、帯状板材の幅方向の略中央部を折り曲げることで屈曲部11aを形成して、この屈曲部11aから対向し合うように延びる2つの平板部11bの反屈曲部側(図2図示下方側、断面略長円形状の長径方向Xの一方の端部側)をかしめることで(かしめ部(係合部)111とすることで)、チューブ11は形成されている。
インナーフィン12は、チューブ11内を流通する内部流体に乱流効果を与えつつ伝熱面積を増大させるとともに、構造強度を向上するためのフィン部材である。インナーフィン12は、チューブ11と同様に薄肉(例えば厚さ0.1mm)のアルミニウム製帯状板材をローラ加工することによって、帯状板材の幅方向の中間部に波状となる波状部12aが形成されたコルゲート型のフィンである。
また、インナーフィン12の幅方向(チューブ11長径方向X)の両端部側は、この幅方向に沿って平板状となる平板部12b、12cとして形成されている。そして、インナーフィン12がチューブ11内に挿入される際に、一方の平板部12bがチューブ11の屈曲部11a内壁に当接して、他方の平板部12cがチューブ11のかしめ部111にかしめられている。
チューブ11をなす板状部材には、ろう材をクラッドしていないベア材の表面に予めフラックス材層を形成したものを採用しており、インナーフィン12をなす板状部材には、両側の表面に予めろう材をクラッドしたクラッド材を採用している。
そして、インナーフィン12は、チューブ11内側面にろう付されインナーフィンチューブ10を構成している。インナーフィン12の波状部12aは、頂部12dがチューブ11平板部11bの内側面11c(本発明の第1領域に相当)にろう付されている。
図1に示すアウターフィン20は、両面に予めろう材がクラッドされた薄肉のアルミニウム製帯板材を波状にローラ加工したコルゲート型のフィンであり、表面に熱交換効率を高めるためのルーバ(図示せず)が形成されている。アウターフィン20は、インナーフィンチューブ10(チューブ11平板部11bの外側面11d、図2参照(本発明の第2領域に相当))にろう付けされている。
内側面11cと外側面11dとは、チューブ11平板部11bを挟んで対向する面であると言える。
なお、このチューブ11への両フィン12、20のろう付接合部は本発明を適用した要部であるので、詳細は製造方法とともに後述する。
サイドプレート25は、コア部2における補強部材を成すものであり、ろう材がクラッドされていないベア材からなるアルミニウム製平板材をプレス加工することにより成形されている。
サイドプレート25の長手方向端部側は、平板状に形成され、他の大半の部分はインナーフィンチューブ10、アウターフィン20の積層方向外方に開口するコの字状断面となるように形成されており、アウターフィン20にろう付けされている。
上ヘッダタンク3は、インナーフィンチューブ10の長手方向(延設方向、内部流体通路方向)に2分割された反チューブ側のタンクヘッダ31とチューブ側のプレートヘッダ32とから成り、キャップ33が設けられている。
タンクヘッダ31およびプレートヘッダ32は、それぞれ2つの半円形状あるいは2つの半矩形形状が接続される断面形状を有し、アルミニウム製平板材をプレス加工して成形されている。タンクヘッダ31には予め両面にろう材がクラッドされ、プレートヘッダ32には予め内側面にろう材がクラッドされている。
そして、両ヘッダ31、32が互いに嵌合、ろう付けされ、送風空気の流れ方向に2つの内部空間が並ぶ筒状体を形成している。
そして、上ヘッダタンク3の長手方向端部の開口部には、アルミニウム製平板材をプレス加工により成形したキャップ33がろう付けされ、この開口部を閉塞するようにしている。
さらに、上ヘッダタンク3の略中央部には2つの内部空間を図1図示左右方向に分割する2つのセパレータ34がろう付けされている。また、上ヘッダタンク3の図1図示セパレータ34よりも右側の領域においては、上ヘッダタンク3の2つの内部空間同士が図示しない複数の連通路により互いに連通するようにしている。
下ヘッダタンク4は、上記の上ヘッダタンク3に準ずるものであり、タンクヘッダ41とプレートヘッダ42とにより構成された筒状体の長手方向両端部の開口部にキャップ43が設けられている。ただし、上ヘッダタンク3の構成として説明したセパレータ34と連通路は設けられていない。
そして、上下ヘッダタンク3、4のコア部2側の壁面には、図示しないチューブ挿設口、サイドプレート用挿入口が長手方向に同一ピッチで設けられており、各インナーフィンチューブ10の長手方向端部側およびサイドプレート25の長手方向端部側がそれぞれ挿入され、ろう付けされている。これによってインナーフィンチューブ10は上下ヘッダタンク3、4の内部空間に連通し、また、サイドプレート25の長手方向端部側は上下ヘッダタンク3、4に支持されている。
なお、上ヘッダタンク3の図1図示左側近傍には、冷媒が流入する流入口51および冷媒が流出する流出口52が設けられたブロック状のジョイント5がろう付けされている。流入口51は上ヘッダタンク3の内部空間のうち、図1図示a部内と連通しており、流出口52は上ヘッダタンク3の内部空間のうち、図1図示b部内と連通している。
インナーフィンチューブ10は、上下ヘッダタンク3、4の2つの内部空間に対応して、外部流体である送風空気流れの上流側と下流側に2列に並ぶものとしている。
上記のように形成された蒸発器1においては、冷媒が流入口51から上ヘッダタンク3のa部内に流入した後、送風空気流れ下流側のインナーフィンチューブ10群を上下にUターンして流れ、上ヘッダタンク3の図1中、右側において送風空気流れ上流側のインナーフィンチューブ10群に移り同様に上下にUターンして、流出口52から流出する。この間に蒸発器1は、冷媒を蒸発させその蒸発潜熱によって送風空気を冷却する。
次に、本実施形態の熱交換器の製造方法について説明する。
本実施形態における熱交換器の製造装置においては、図3に概略工程順序を示すように、チューブ11となる帯板状部材の両面にフラックス材層112(図4参照)を形成する工程(ステップ210、本発明のフラックス材層形成工程に相当)、蒸発器1のコア部2を構成する扁平インナーフィンチューブ10の連続体を形成して所定長さに切断する工程(ステップ220チューブ体成形工程、本発明のインナーフィン仮固定工程に相当)、切断したインナーフィンチューブ10をフィン20やタンク部3、4等を構成する部材とともに仮組みする工程(ステップ230仮組み工程、本発明のアウターフィン仮固定工程に相当)、仮組み体(仮固定体)を加熱して構成部材の表面に適宜形成しておいたろう材層により各構成部材間をろう付接合する工程(ステップ240ろう付工程、本発明の接合工程に相当)、およびろう付後の蒸発器1の漏れ検査を行なう工程(ステップ250)を順次実行することにより蒸発器1は製造される。
図4および図5は、工程別コア部要部断面図であり、コルゲート型のアウターフィン20の頂部20dを通る断面を示している。図4は、仮組み工程230完了時の状態を示しており、図5は、ろう付工程240完了時の状態を示している。
図4に示すように、蒸発器1を構成する各部材を仮組み(仮固定)したときには、チューブ11平板部11bの内側面11cにインナーフィン12が当接し仮固定されており、チューブ11平板部11bの外側面11dにアウターフィン20が当接し仮固定されている。
チューブ11の表面には、前述のフラックス材層形成工程210により、予め(例えば片面8μmの)フラックス材層112が形成されている。また、インナーフィン12の両面には予め(例えば片面12μmの)ろう材層(第1ろう材層に相当)122が形成されている。したがって、チューブ11とインナーフィン母材120との間には、フラックス材層112およびろう材層122が挟持されている。
一方、アウターフィン20の両面には予め(例えば片面6μmの)ろう材層(第2ろう材層に相当)202が形成されている。したがって、チューブ11とアウターフィン母材200との間には、フラックス材層112およびろう材層202が挟持されている。
そして、ろう付工程240を実行すると、図5に示すように、図4で図示したインナーフィン12表面のろう材層122が、溶融して流動した後冷却固化してフィレット122aを形成し、チューブ11内側面11cとインナーフィン12頂部12dとを接合する。
一方、図4で図示したアウターフィン20表面のろう材層202が、溶融して流動した後冷却固化してフィレット202aを形成し、チューブ11外側面11dとアウターフィン20頂部20dとを接合する。
図4で図示したフラックス材層112は、ろう付工程の加熱により酸化皮膜の除去等を行ない、一部は飛散し残部は残留するが、図5では残留成分の図示は省略している。本実施形態では、所謂ノコロックフラックスを採用して不活性ガス(例えば窒素ガス)雰囲気中でろう付を行なっており、このフラックス残渣成分の洗浄を不要としている。
図4および図5から明らかなように、仮組み工程においてフラックス材層112とろう材層122とにより離れて配置されたインナーフィン母材120とチューブ11とは、ろう付工程においてろう材層122のろう材により接合される。
また、仮組み工程においてフラックス材層112とろう材層202とにより離れて配置されたアウターフィン母材200とチューブ11とは、ろう付工程においてろう材層202のろう材により接合される。
インナーフィン12をチューブ11に仮固定するときにチューブ11とインナーフィン母材120との間に挟持され、加熱するときに流動もしくは飛散するフラックス材層112およびろう材層122が、本実施形態における第1移動材料層であると言える。
また、アウターフィン20をチューブ11に仮固定するときにチューブ11とアウターフィン母材200との間に挟持され、加熱するときに流動もしくは飛散するフラックス材層112およびろう材層202が、本実施形態における第2移動材料層であると言える。
これら第1、第2移動材料層は、ろう付に寄与する材料から構成されているものの、これらの層の厚さを大きくすると母材間の間隔が大きくなってしまう。
本発明者は、この移動材料層の厚さに着目して検討を行ない、ろう付不良を抑制することが可能な好ましい範囲を見出した。
フラックス材層112とろう材層122とからなる第1移動材料層、および、フラックス材層112とろう材層202とからなる第2移動材料層は、いずれも厚さが5〜30μmであることが好ましい。
これは、第1移動材料層の厚さおよび第2移動材料層の厚さが5μm未満であると、ろう材およびフラックス材のろう付に寄与する材料が不足し良好なろう付が行なわれ難い。また、厚さが30μmを超えると、チューブ11とインナーフィン母材120との間隔およびチューブ11とアウターフィン母材200との間隔が大きくなり過ぎ、良好なろう付が行なわれ難くなるためである。
同様の理由により、第1移動材料層および第2移動材料層のそれぞれの厚さは、10〜25μmであることがより好ましく、14〜20μmであることがより一層好ましい。
また、本発明者は、移動材料層の厚さだけでなく、インナーフィン12の表面にクラッドされたろう材層122の厚さとアウターフィン20の表面にクラッドされたろう材層202の厚さとの比率が、ろう付性に影響することも見出している。
具体的には、ろう付接合工程において溶融したろう材が冷却固化するときには、被接合部材となる両母材(チューブ材とフィン部材)とを引き合う(引き寄せ合う)力を発生し、この引き合う力に大きな差があると、発生力が小さい側においてろう付不良が発生し易くなることを見出した。
第1ろう材層であるインナーフィン側ろう材層122の厚さは、第2ろう材層であるアウターフィン側ろう材層202の厚さに対し、100〜300%であることが好ましい。
これは、ろう材層122の厚さがろう材層202の厚さに対し100%未満であると、溶融したろう材が冷却固化するときに母材同士を引き合う力が、アウターフィン20側の方が大きくなり過ぎ、チューブ11とアウターフィン母材200とは良好にろう付が行なわれるものの、チューブ11とインナーフィン母材120とは良好なろう付が行なわれ難いためである。
また、ろう材層122の厚さが第2ろう材層202の厚さに対し300%を超えると、溶融したろう材が冷却固化するときに母材同士を引き合う力が、インナーフィン12側の方が大きくなり過ぎ、チューブ11とインナーフィン母材120とは良好にろう付が行なわれるものの、チューブ11とアウターフィン母材200とは良好なろう付が行なわれ難いためである。
同様の理由により、第1ろう材層の厚さは、第2ろう材層の厚さに対し、115〜260%であることがより好ましく、130〜240%であることがより一層好ましい。
なお、ろう材層122の厚さをろう材層202の厚さに対し同等もしくは厚めに設定することが好ましいのは、チューブとフィンとの接合面積の差やチューブの剛性(内外方への撓み易さの差)等が影響しているためであると推定される。
上述の構成および製造方法によれば、チューブ11とインナーフィン12との間およびチューブ11とアウターフィン20との間のいずれにおいても、ろう付接合を良好に行なうことが可能であり、ろう付不良を防止することができる。
また、チューブ11とフィン12、20とを接合するためのろう材をフィン12、20側にクラッドしているので、チューブ11側にクラッドした場合より、ろう材をクラッドする面積を大きくすることができ、上記第1、第2移動材料層を薄くすることが容易である。
図6は、本実施形態とは逆構成の比較例を例示している。すなわち、両フィン12、20側にフラックス層112Aを形成し、チューブ11の表面にろう材層122A、202Aを形成した場合を図示している。
図4と図6とを比較して明らかなように、例えばチューブ11とインナーフィン12の1ろう付箇所には、インナーフィン12の1ピッチ分の1面に配置されたろう材が適用される。図示上下方向のインナーフィン12の1ピッチの長さは、図4、図6とも同一であるが、沿面距離はチューブ11よりインナーフィン12の方が長いので、図4のろう材層122の厚さは、図6のろう材層122Aに対し、例えば約半分程度に薄くすることができる。これは、アウターフィン20側においても同様である。
また、上述のように、ろう材層を設ける沿面距離を長くし、ろう材層の厚さを薄くすることができるので、ろう付接合工程において、タンク部3、4等において構成部材同士を接合するろう材がチューブ11とフィン12、20とを接合するろう材と繋がったとしても、タンク部等から溶融ろう材がチューブフィン接合部に移動することを抑制することができる。
さらに、チューブ11は、一対の平板部11bの両辺同士をそれぞれ接続してなる扁平チューブであり、チューブ11平板部11bの両面にインナーフィン12およびアウターフィン20が接合している。
扁平チューブ11の平板部11bは屈曲部11a等に比較して撓み易いので、ろう材が冷却固化するときに母材を引き合う力の影響を比較的受け易い。したがって、平板部11bの両面において母材を引き合う力をバランスさせ、チューブ11とインナーフィン12との間およびチューブ11とアウターフィン20との間のいずれにおいても、ろう付不良を防止することができる効果は大きい。
(他の実施形態)
上記一実施形態では、第1、第2移動材料層は、フラックス材層およびろう材層により構成されていたが、両移動材料層は、仮固定されたときにチューブとフィン母材との間に挟持され、加熱されたときに流動もしくは飛散する成分からなるものであればよい。
例えば、真空ろう付法等を採用しフラックス材を用いない場合には、ろう材層のみを移動材料層とすることができる。また、フラックス材を採用する場合であっても、仮固定後にフラックス材を供給する場合には、フラックス材はチューブとフィン母材との間に挟持されることはないので、ろう材層のみが移動材料層ということになる。
また、上記一実施形態では、各フィン12、20の接合側の全面にろう材をクラッドすると説明していたが、製造上の制約等により極一部にろう材層が形成されていないものであってもよい。すなわち、接合側の略全面であれば実質的に全面であると言える。
また、上記一実施形態では、ヘッダタンクはタンクヘッダとプレートヘッダ等を組み合わせて構成していたが、タンク構成はこれに限定されるものではない。例えば、一体筒状のタンク本体部にキャップ等を組み合わせるものであってもよい。また、ヘッダタンクの配置は、コア部2の上下に限定されるものではない。
また、上記一実施形態では、チューブ11は1枚の板状部材により形成されていたが、複数の部材により構成するものであってもよい。例えば、2枚の板状部材を組み合わせてチューブとし、断面長径方向の両端部に係合部を形成したものであってもよい。また、インナーフィン12の幅方向端部(上記一実施形態における平板部12b、12c)がチューブ11に接合されていないものであってもよい。
また、上記一実施形態では、熱交換器は蒸発器1であったが、これに限定されるものではない。例えば、車載用の凝縮器、ヒータコア、ラジエータ等の熱交換器であってもよいし、定置式の熱交換器であっても、本発明は広く適用することが可能である。
本発明を適用した一実施形態における熱交換器である蒸発器1の全体構成を示す外観斜視図である。 蒸発器1のコア部2に使用されるインナーフィンチューブ10の断面図である。 蒸発器1の概略製造工程を示す図である。 工程別コア部要部断面図であり、仮組み工程の状態を示している。 工程別コア部要部断面図であり、ろう付工程の状態を示している。 比較例におけるコア部要部断面図であり、仮組み工程の状態を示している。
符号の説明
1 蒸発器(熱交換器)
11 チューブ
11b 平板部
11c 内側面(第1領域)
11d 外側面(第2領域)
12 インナーフィン
20 アウターフィン
112 フラックス材層(第1、第2移動材料層の一部)
120 母材(インナーフィン母材)
122 ろう材層(第1ろう材層、第1移動材料層の一部)
200 母材(アウターフィン母材)
202 ろう材層(第2ろう材層、第2移動材料層の一部)
210 フラックス材層形成工程
220 チューブ体成形工程(インナーフィン仮固定工程)
230 仮組み工程(アウターフィン仮固定工程)
240 ろう付工程(接合工程)

Claims (6)

  1. 内部流体を流通するためのチューブ(11)と、
    前記チューブ(11)の内側面の第1領域(11c)に接合されたコルゲート型のインナーフィン(12)と、
    前記チューブ(11)の外側面の第2領域(11d)に接合されたコルゲート型のアウターフィン(20)とを備え、
    前記第1領域(11c)と前記第2領域(11d)とが前記チューブ(11b)を挟んで対向する熱交換器であって、
    母材(120)の前記第1領域(11c)側の全面に第1ろう材層(122)がクラッドされた前記インナーフィン(12)を、前記第1領域(11c)に当接するように仮固定し、
    母材(200)の前記第2領域(11d)側の全面に第2ろう材層(202)がクラッドされた前記アウターフィン(20)を、前記第2領域(11d)に当接するように仮固定し、
    前記チューブ(11)、前記インナーフィン(12)、および前記アウターフィン(20)の仮固定体を加熱して、前記チューブ(11)に前記インナーフィン(12)および前記アウターフィン(20)を同時にろう付接合してなり、
    前記第1ろう材層(122)を含み、前記インナーフィン(12)を前記チューブ(11)に仮固定するときに前記チューブ(11)と前記インナーフィン母材(120)との間に挟持され、前記加熱するときに流動もしくは飛散する第1移動材料層(112、122)は、厚さが5〜30μmであり、
    前記第2ろう材層(202)を含み、前記アウターフィン(20)を前記チューブ(11)に仮固定するときに前記チューブ(11)と前記アウターフィン母材(200)との間に挟持され、前記加熱するときに流動もしくは飛散する第2移動材料層(112、202)は、厚さが5〜30μmであるとともに、
    前記第1ろう材層(122)の厚さは、前記第2ろう材層(202)の厚さに対し、100〜300%であることを特徴とする熱交換器。
  2. 前記第1移動材料層(112、122)および前記第2移動材料層(112、202)は、いずれも前記チューブ(11)の表面に形成されたフラックス材層(112)を含むことを特徴とする請求項2に記載の熱交換器。
  3. 前記チューブ(11)は、一対の平板部(11b)の両辺同士をそれぞれ接続してなる扁平チューブであり、
    前記第1領域(11c)および前記第2領域(11d)を、前記平板部(11b)の両面に形成したことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の熱交換器。
  4. 内部流体を流通するためのチューブ(11)の内側面の第1領域(11c)に接合したコルゲート型のインナーフィン(12)と、前記チューブ(11)の外側面の第2領域(11d)に接合したコルゲート型のアウターフィン(20)とを備え、前記第1領域(11c)と前記第2領域(11d)とが前記チューブ(11b)を挟んで対向する熱交換器の製造方法であって、
    母材(120)の前記第1領域(11c)側の全面に第1ろう材層(122)がクラッドされた前記インナーフィン(12)を、前記第1領域(11c)に当接するように仮固定するインナーフィン仮固定工程(220)と、
    母材(200)の前記第2領域(11d)側の全面に第2ろう材層(202)がクラッドされた前記アウターフィン(20)を、前記第2領域(11d)に当接するように仮固定するアウターフィン仮固定工程(230)と、
    前記チューブ(11)、前記インナーフィン(12)、および前記アウターフィン(20)の仮固定体を加熱して、前記チューブ(11)に前記インナーフィン(12)および前記アウターフィン(20)を同時にろう付接合する接合工程(240)とを備え、
    前記第1ろう材層(122)を含み、前記インナーフィン仮固定工程(220)を行なうときに前記チューブ(11)と前記インナーフィン母材(120)との間に挟持され、前記接合工程(240)を行なうときに流動もしくは飛散する第1移動材料層(112、122)の厚さを5〜30μmとし、
    前記第2ろう材層(202)を含み、前記アウターフィン仮固定工程(230)を行なうときに前記チューブ(11)と前記アウターフィン母材(200)との間に挟持され、前記接合工程(240)を行なうときに流動もしくは飛散する第2移動材料層(112、202)の厚さを5〜30μmとするとともに、
    前記第1ろう材層(122)の厚さを、前記第2ろう材層(202)の厚さに対し、100〜300%とすることを特徴とする熱交換器の製造方法。
  5. 前記チューブ(11)の内外両面にフラックス材層(112)を形成するフラックス材層形成工程(210)を備え、
    前記第1移動材料層(112、122)および前記第2移動材料層(112、202)は、いずれも前記フラックス材層(112)を含むことを特徴とする請求項4に記載の熱交換器の製造方法。
  6. 前記チューブ(11)は、一対の平板部(11b)の両辺同士をそれぞれ接続してなる扁平チューブであり、
    前記第1領域(11c)および前記第2領域(11d)を、前記平板部(11b)の両面に形成することを特徴とする請求項4または請求項5に記載の熱交換器の製造方法。
JP2005296557A 2005-10-11 2005-10-11 熱交換器および熱交換器の製造方法 Active JP4626472B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005296557A JP4626472B2 (ja) 2005-10-11 2005-10-11 熱交換器および熱交換器の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005296557A JP4626472B2 (ja) 2005-10-11 2005-10-11 熱交換器および熱交換器の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007107754A true JP2007107754A (ja) 2007-04-26
JP4626472B2 JP4626472B2 (ja) 2011-02-09

Family

ID=38033758

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005296557A Active JP4626472B2 (ja) 2005-10-11 2005-10-11 熱交換器および熱交換器の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4626472B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1983587A2 (en) 2007-04-17 2008-10-22 Mitsumi Electric Co., Ltd. Driving device capable of obtaining a stable frequency characteristic
JP2010107146A (ja) * 2008-10-31 2010-05-13 Showa Denko Kk 熱交換器およびその製造方法
JP2015000433A (ja) * 2013-06-18 2015-01-05 日本軽金属株式会社 耐気密性アルミニウム配管構造物の施工方法
KR102155778B1 (ko) * 2020-06-05 2020-09-15 구일공조(주) 열교환기

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003343990A (ja) * 2002-05-28 2003-12-03 Calsonic Kansei Corp 熱交換器用チューブ
JP2004050185A (ja) * 2002-07-16 2004-02-19 Denso Corp 熱交換器の製造方法
JP2004156108A (ja) * 2002-11-07 2004-06-03 Denso Corp ろう付け用アルミニウムクラッド材
JP2004358519A (ja) * 2003-06-04 2004-12-24 Furukawa Sky Kk アルミニウム材のろう付け方法

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003343990A (ja) * 2002-05-28 2003-12-03 Calsonic Kansei Corp 熱交換器用チューブ
JP2004050185A (ja) * 2002-07-16 2004-02-19 Denso Corp 熱交換器の製造方法
JP2004156108A (ja) * 2002-11-07 2004-06-03 Denso Corp ろう付け用アルミニウムクラッド材
JP2004358519A (ja) * 2003-06-04 2004-12-24 Furukawa Sky Kk アルミニウム材のろう付け方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1983587A2 (en) 2007-04-17 2008-10-22 Mitsumi Electric Co., Ltd. Driving device capable of obtaining a stable frequency characteristic
JP2010107146A (ja) * 2008-10-31 2010-05-13 Showa Denko Kk 熱交換器およびその製造方法
JP2015000433A (ja) * 2013-06-18 2015-01-05 日本軽金属株式会社 耐気密性アルミニウム配管構造物の施工方法
KR102155778B1 (ko) * 2020-06-05 2020-09-15 구일공조(주) 열교환기

Also Published As

Publication number Publication date
JP4626472B2 (ja) 2011-02-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4724594B2 (ja) 熱交換器
JP5861549B2 (ja) チューブ及び該チューブを備えた熱交換器
US20070119581A1 (en) Heat exchanger tube
JPWO2004005831A1 (ja) 熱交換器用チューブ
JPH11311497A (ja) 複式熱交換器
WO2013151138A1 (ja) 熱交換器
JP2007147172A (ja) 熱交換器
JP2007125590A (ja) 熱交換器および熱交換器の製造方法
JP2006078163A (ja) 偏平管、偏平管製造用板状体および熱交換器
JP4626472B2 (ja) 熱交換器および熱交換器の製造方法
JP2007144470A (ja) 熱交換器の製造方法
JP2007113895A (ja) 熱交換器および熱交換器の製造方法
US20080245518A1 (en) Flat Tube Making Platelike Body, Flat Tube, Heat Exchanger and Process for Fabricating Heat Exchanger
JP2016097434A (ja) 熱交換器用チューブおよびその製造方法
JP2006297472A (ja) 熱交換器の製造方法、熱交換器のフィン、及び熱交換器のチューブ
JP2005331176A (ja) 熱交換器
JP2007278557A (ja) 熱交換器
JP4866571B2 (ja) 熱交換器
US20100206533A1 (en) Heat exchanger
JP5066709B2 (ja) 扁平管の製造方法
JP2009250600A (ja) 銅製扁平伝熱管
JP2008089188A (ja) 熱交換器
JP2005291693A (ja) 偏平管製造用板状体、偏平管、熱交換器および熱交換器の製造方法
JP2007007672A (ja) 熱交換器
JP2009008277A (ja) 熱交換器およびその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071213

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100621

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100629

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100803

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101012

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101025

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131119

Year of fee payment: 3

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4626472

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131119

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S802 Written request for registration of partial abandonment of right

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R311802

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250