JP2007107267A - 雨水等の貯水施設用骨格ブロック及びこれを用いた雨水等の貯水施設 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 掘穴2内に配設され複数の骨格ブロック4を組み立てて構成されている空間保持骨格5を形成する骨格ブロック4は、平板状の基台41と基台41の一方の面に立設され先端に支持体側嵌合部42aを有する支持体42と、支持体42が立設された基台面に設けられ支持体側嵌合部42aが嵌合する基台側嵌合部43とを有し、かつ一対の骨格ブロック4を支持体42が立設された面同士を対向させたとき、一方の骨格ブロック4の支持体側嵌合部42aが他方の骨格ブロック4の基台側嵌合部43に嵌合可能になっていることを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
その1つのタイプは、降水を一時的に貯水施設に貯えておいて、少しずつ下水に流したり、周囲に浸透させて都市型の洪水を防ぐ目的で設けられているもの(一時貯水型)である。もう一つのタイプは、貯水施設に貯めた雨水を防火水として、あるいは花壇、菜園等の散水用として利用する目的で設けられたもの(貯水型)である。
特に昨今では、夏季の水不足等に備えて、新しくビルや団地を建設する場合には、しばしばこの種の雨水等の貯水施設が設けられるようになってきている。
これは図16に示すように、予め地面1を掘り下げて、例えば平面形状が長方形の掘穴2を形成し、しかる後この掘穴2の内表面(側面2a及び底面2bを含む)を砂利や不織布等で覆い内張層3を形成する。尚、貯水型の雨水等の貯留施設であれば防水シ−トで覆う。
尚、図15において、符号10は貯水部2への雨水等の流入口を、符号11は流出口を示している。
ところがこの種の骨格ブロック4を用いた場合、以下のような問題がある。
すなわち、この種の貯水施設の場合、空間保持骨格ブロック構造体5内部に土砂が流れ込み易いことから、定期的に土砂の沈殿状態を確認し、もし土砂の堆積量が多い場合には、貯水施設内の貯水が空になったとき、土砂をすくい上げ、取り除かねばならない。
しかしながら、特許文献1記載の容器型の骨格ブロック4を上下縦横に組み付けたものでは、容器型の骨格ブロック4間の隙間があまりないため、例えば入り口側から奥の方まで見え難い。また骨格ブロック4内の土砂の堆積量は外部からほとんど見えないため、目視による確認が困難である、という問題がある。
また骨格ブロック4を上下縦横に組み立てる際、骨格ブロック4が容器型であると、作業者は容器を構成する太い胴部に腕を回して抱え込んで運搬したり、組み立てたりしなければならない。そのため運搬時前方が見え難い、運び難く、組み立て作業もやり難い等作業性が悪い、という問題もある。
また、上下に組み付ける骨格ブロックとして異なる形状のものを使用することも可能であるが、同一形状の骨格ブロックを使用する方がより効率的である。そこで請求項1記載の骨格ブロックは、同一形状の骨格ブロックを、例えば、2個用意し、この一対の骨格ブロック同士を、支持体が立設された面同士を対向させたとき、一方の骨格ブロックの支持体の支持体側嵌合部が他方の骨格ブロックの基台側嵌合部に嵌合せしめることができるようになっている。そのため、基本的には1種類の骨格ブロックで空間保持骨格ブロック構造体を形成できるので、骨格ブロックの組み立て作業が容易になる。
また容器型のものと異なり、複数個の骨格ブロック同士を上下縦横に組み付けて空間保持骨格ブロック構造体を構築するときに、例えば支持体の部分の外径が細いため、これを抱いたり、掴んだりし易い。また、基台の部分の厚さも比較的薄いため、容易に掴むこともできる。そのため、状況に応じた運搬方法を選択することもできる。このように請求項2記載の骨格ブロックを用いると運搬が容易で、空間保持骨格ブロック構造体の組み立て作業も容易になる。
そのため、1種類の骨格ブロックを用いるだけで、下層に敷き詰めた骨格ブロック上に上層の骨格ブロックを千鳥配置で、すなわち隣接する4個の骨格ブロックに略等分に跨るように組み付けることが可能になる。その結果、下層の骨格ブロック同士を、その隣接する4隅部でお互いを連結しながら、その上に新たに骨格ブロックの層を容易に形成することができる。
このように下層の骨格ブロック同士を、別途連結部材等で連結することなく、上層に配置せしめる骨格ブロック自身で連結させながら上層を形成できる。そのため別途連結部材を用意する必要がなく、その分この骨格ブロックを用いた空間保持骨格ブロック構造体の組み立て作業が容易になる。
このように、対向して上下に位置する骨格ブロック同士の連結は、一方の骨格ブロックに形成されている嵌合突起と、他方の側の骨格ブロックの基台に形成した受け部、例えば嵌合穴とで行なうことができる。このように構造が簡単で、形成が容易な嵌合突起や嵌合受け部、例えば嵌合穴で骨格ブロックの組み付けができるので、空間保持骨格ブロック構造体の構築を容易に行うことができる。
このようにしてなる骨格ブロックによれば、骨格ブロックを水平方向に組み付け一体化することができる。その結果、組み上がった空間保持骨格ブロック構造体の機械的強度を向上させることができる。
ところで前述した請求項2記載の骨格ブロックのように、上下に骨格ブロックを、いわゆる千鳥配置で組み付けても、空間保持骨格ブロック構造体全体の機械的強度を向上させることができるが、このように水平方向に隣接する骨格ブロック同士を、隣接する基台外周部に設けた基台側嵌合部と、これが嵌合する外周嵌合受け部とで連結すれば、より一層機械的強度に優れた空間保持骨格ブロック構造体を構築することができる。
このように水平方向に隣接する骨格ブロック同士、具体的には基台同士の連結を、一方の骨格ブロックの基台外周部に設けた嵌合突起と、他方の骨格ブロックの基台外周部に設けた外周嵌合受け部、具体的には嵌合穴、という極めて簡単な構造で行うことができる。
このように骨格ブロックの基台の外形は、形状が簡単な、正方形、長方形または正多角形(5≦n)等で形成できるため、運搬や組み立て作業を容易に行うことができる。正多角形の場合には、基台同士をより隙間なく連続配置できる正六角形が好ましい。また、正方形や長方形の場合には、トラック等による運搬効率を高くすることもでき、特に好ましい。
このようにしてなる骨格ブロックは、構造が簡単であるため製造も容易で、しかも組み立ても容易である、という利点がある。
このようにしてなる骨格ブロックは、構造が極めて簡単かつ、形状も小さくできる。そのため取り扱いが容易で、運搬作業や組み立て作業が極めてようになる。
このようにしてなる骨格ブロックは、構造が簡単であるため製造も容易で、しかも組み立ても容易である、という利点がある。
このようにしてなる骨格ブロックは、構造が極めて簡単で、しかも形状も小さくできる。そのため取り扱いが容易で、運搬作業や組み立て作業が極めてようになる。
このようにしてなる樹脂製の骨格ブロックによれば、骨格ブロックを射出成形等で製造できるため、製造が容易で、それ故、低価格の骨格ブロックを得ることができる。
このように請求項12の空間保持骨格ブロック構造体は、前述した本発明の骨格ブロックを、上下縦横に、すなわち水平方向及び垂直方向に複数個組み付け構築するものである。このように所定数の骨格ブロックを3次元配列することで、機械的強度に優れ、組み立て作業性もよい空間保持骨格ブロック構造体を得ることができる。
加えて請求項14記載の空間保持骨格ブロック構造体は、請求項12記載の空間保持骨格ブロック構造体を構成する骨格ブロックが、同一形状の骨格ブロックのみ複数個組み付けて構成したものであることを特徴とするものである。
このようにしてなる空間保持骨格ブロック構造体は、1種類または極めて少ない種類の骨格ブロックで構築できるため、組み立て作業を極めて効率的に行うことができる。
このようにしてなる雨水等の貯水施設によれば、骨格ブロックを組み付けて構成した空間保持骨格ブロック構造体の定期的な土砂堆積量確認検査等に際して、空間保持骨格ブロック構造体内部の見通しをよくすることができる。それ故、構造体内部の目視検査等を容易に行うことができる。
因みに、この基台側嵌合部43としては嵌合穴であることが一般的であるが、支持体側嵌合部42a側を嵌合穴にし、基台側嵌合部43を嵌合突起にすることもできる。
尚、以下の図においては、丸が、例えば嵌合穴等からなる嵌合受け部である基台側嵌合部43を、二重丸が先端に、例えば突起状の支持体側嵌合部42aを有する支持体42を示している。図2では図を判り易くするため、左上方から右下方に引かれている対角線上に配置されている基台側嵌合部43には寸法を入れていないが、右上方から左下方に引かれている対角線上に設けられている支持体42と同様の位置関係にある。
尚、図2で、右側の骨格ブロック4は2段目を形成する骨格ブロック4を示しており、1段目の骨格ブロック4に載せる前に、支持体42側を上にした状態を示す平面図である。この2段目の骨格ブロック4を矢印が示すように上下を逆さにして1段目の骨格ブロック4上に載せて組み付ける。
尚、図3において、符号41aは上下方向に積層した基台41同士を連結する連結突起を示し、符号41bは、連結突起41aが嵌合する連結穴を示している。因みに、図3(b)は、骨格ブロック4の基台41を下方から見た平面図を示している。
図2に示すものとの相違点は、両方の対角線上に支持体42と基台側嵌合部43とが各々1個ずつ、しかも図4に示すように支持体42、基台側嵌合部43が一方の辺側に片よって形成されている点にある。各支持体42、基台側嵌合部43の位置は、いずれも図2に記載のものと同様に、対角線の長さをlとしたとき、基台41の中心45から(l/4)の位置に形成されている。
因みに、図2に示す骨格ブロック4との相違点は、骨格ブロック4の外形が図2に示すものが正方形であるのに対して、図5の骨格ブロック4は略長方形である点のみである。
また、図4に示すものは、骨格ブロック4の基台41の一方の対角線上に、基台41の中心45を挟んで、かつ中心45から等距離に支持体42(支持体側嵌合部42a)と基台側嵌合部43とを有し、他方の対角線上に前記基台41の中心45を挟んで、かつ前記一方の対角線上に設けられている支持体42(支持体側嵌合部42a)及び基台側嵌合部43と線対称になるように支持体側嵌合部42a及び基台側嵌合部43を有していることを特徴としている。ここで線対称の対称軸は、基台41の中心45と、支持体42間の中心を通る線のことである。
以下に具体的に説明する。まず図2に示す骨格ブロック4を4個、支持体42が上を向くように、かつ互いに隣接する骨格ブロック4の中心45同士を結ぶ2対の直線同士が骨格ブロック4の外形、すなわち、この例では正方形を成すように同一方向を向けて互いに隣接させて平面状に並べる。この状態の各4個の骨格ブロック4の隣接する4隅(図6において、一点鎖線で囲んだ部分)に等分に跨るように、並べてある骨格ブロック4と同一形状の骨格ブロック4を、並べてある4個の骨格ブロック4に対向させた状態で載せる。対向させた骨格ブロック4(図6の右側に描かれている骨格ブロック4)の支持体42の先端の支持体側嵌合部42aを、対向する相手方、すなわち図6において左側の一点鎖線で囲まれている範囲内の各骨格ブロック4の隣接する四隅に存在する各基台側嵌合部43に嵌合させる。同時に、自身の基台側嵌合部43に一点鎖線の範囲内にある支持体42の先端の支持体側嵌合部42aをそれぞれ嵌合させる。
図7に示すものにおいても、まず4個の骨格ブロック4を、支持体42(支持体側嵌合部42a)が上を向くように、しかも互いに隣接する骨格ブロック4の中心45同士を結ぶ2対の直線同士が、骨格ブロック4の外形、すなわち、正方形を成すように同一方向に向けて互いに隣接させて平面状に並べる。
この状態の各4個の骨格ブロック4の隣接する4隅(一点鎖線で囲んだ部分)に等分に跨るように、並べてある骨格ブロック4と同一形状の骨格ブロック4を、並べてある4個の骨格ブロック4に対向させた状態で、矢印が示すように反転させて載せる。
別の言い方をすると、図8に示されているものも前述した図2に示すものと同じように、骨格ブロック4の基台41の一方の対角線上に、基台41の中心45を挟んで、かつ中心45から等距離に支持体42(支持体側嵌合部42a)を有し、他方の対角線上に基台41の中心45を挟んで、かつ中心45から支持体42(支持体側嵌合部42a)までの距離と等しい距離に基台側嵌合部43を有している。
この実施例のものも、下層に隣接して並べた骨格ブロック4同士を連結しながら上層の骨格ブロック4を敷き詰めることができ、特別に別途、連結部材を用意する必要もない。
より詳細には、骨格ブロック4の基台41の一方の対角線上に、基台41の中心45を挟んで、かつ中心45に近い方に支持体側嵌合部42aを遠い位置に基台側嵌合部43とを点対称の位置に有し、他方の対角線上にも同様に、基台41の中心45を挟んで、かつ前記一方の対角線上に設けられている支持体側嵌合部42a及び基台側嵌合部43と線対称になるように支持体側嵌合部42a及び基台側嵌合部43を有している。ここでいう線対称の対称軸は、基台41の中心45と、左右の支持体42間の中心を通る線のことである。
このようにすれば、一方の骨格ブロック4の支持体42(支持体側嵌合部42a)が一点鎖線で示されている範囲内の基台側嵌合部43に嵌合し、被せた側の骨格ブロック4の基台側嵌合部43が相手側の支持体側嵌合部42aに嵌合する。
この実施例のものも、隣接する各骨格ブロック4同士を、連結部材を用いることなく連結でき、空間保持骨格ブロック構造体5の組み立て作業を容易に行える。
尚、実際には、これら骨格ブロック4の周囲に、さらに多数の骨格ブロック4をお互いに隣接させながら組み付けていく。因みに、図10で2層目を形成する骨格ブロック4は、1層目の骨格ブロック4に対してすべて千鳥配置に組み付けて、2層目全体を形成する。尚、前記各実施例では、支持体42や基台側嵌合部43については、支持体42、42間、基台側嵌合部43、43間、あるいは支持体42と基台側嵌合部43間の距離を大きくとれる、支持体42あるいは基台側嵌合部43をそれぞれ対角線上に配置したもののみ説明したが、これ以外の配置方法もある。例えば、基台41が正方形の場合、正方形の中心45を通り、かつ対向する2辺に直交する互いに直角な2本の線上に、中心45挟んで互いに等距離の位置に支持体42あるいは基台側嵌合部43を形成してもよい。このような骨格ブロック4を2個、支持体42同士を対向させて、一方の骨格ブロック4の支持体側嵌合部42aを他方の骨格ブロック4の基台側嵌合部43に嵌合させるように、必要なら、例えば90°回転させて組み込む。
しかしながら、骨格ブロック4としては、これら基台41の外形が正方形、長方形のものに限らず、例えば図11に示す骨格ブロック4のように、基台41が十字状のものであってもよいし、これ以外の、例えば正方形以上の正多角形状のものであってもよい。正多角形なら、基台同士をより隙間なく連続配置できる正六角形が好ましい。特に、正方形や長方形にすれば、トラック等による運搬効率を高くすることもできさらに好ましい
基台41の外形を正方形か長方形か、あるいはまた図11に示すような矩形以外のものにするかは、雨水等の貯水施設の設置場所やその形状、求められる耐荷重や組み立ての容易性等、種々の条件を考慮して決定すればよい。
また支持体42の形状は他にも、実施例のように裁頭円錐状のものに限らず、裁頭角錐状のもの等他の形状にすることもできる。
また前述した各実施例では触れていないが、骨格ブロック4の基台41の外周部には、骨格ブロック4を水平方向に互いに隣接して配置する場合、突起状の外周嵌合部50aとこの外周嵌合部50aが嵌る外周嵌合受け部50bを設けておいてもよい。このようにしておけば、仮に骨格ブロック4を図6〜図9に示すように千鳥配置にしない場合でも、隣接する骨格ブロック4同士の基台41同士を特別の連結部材を用意することなく連結することができる。その結果、空間保持骨格ブロック構造体5の機械的強度を向上させることもできるし、組み立て作業も容易になる。もちろん千鳥配置と組み合わせれば、空間保持骨格ブロック構造体5の機械的強度をより一層高めることができる。
またその外形を正方形や長方形のものにできるので、トラック等での運搬に際し、積載効率を上げることができる利点もある。
2 掘穴
3 内張層
4 骨格ブロック
5 空間保持骨格ブロック構造体
9 被覆層
10 流入口
11 流出口
41 基台
42 支持体
42a 支持体側嵌合部
43 基台側嵌合部
50a 外周嵌合部
50b 外周嵌合受け部
Claims (16)
- 地面を掘り下げて設けられ上部が開口している掘穴と、該掘穴内に配設され複数の骨格ブロックを組み立てて構成されている空間保持骨格ブロック構造体と、前記掘穴の上部の開口を覆う被覆層とを有する雨水等の貯水施設に使用する前記骨格ブロックであって、該骨格ブロックは、平板状の基台と、該基台の一方の面に立設され先端に支持体側嵌合部を有する支持体と、該支持体が立設された側の前記基台面に設けられ前記支持体側嵌合部が嵌合可能な基台側嵌合部とを有し、かつ一対の前記骨格ブロックを前記支持体が立設された基台面同士を対向させたとき、一方の骨格ブロックの前記支持体側嵌合部が他方の骨格ブロックの前記基台側嵌合部に嵌合できることを特徴とする雨水等の貯水施設用骨格ブロック。
- 地面を掘り下げて設けられ上部が開口している掘穴と、該掘穴内に配設され複数の骨格ブロックを組み立てて構成されている空間保持骨格ブロック構造体と、前記掘穴の上部の開口を覆う被覆層とを有する雨水等の貯水施設に使用する前記骨格ブロックであって、該骨格ブロックは、平板状の基台と、該基台の一方の面に立設され先端に支持体側嵌合部を有する支持体と、該支持体が立設された側の前記基台面に設けられ前記支持体側嵌合部が嵌合可能な基台側嵌合部とを有し、かつ前記骨格ブロック4個を前記支持体が上を向くように、しかも隣接する骨格ブロックの中心を結ぶ直線同士が前記骨格ブロックの外形を成すように同一方向を向けて互いに隣接させて平面状に並べ、この状態の前記各4個の骨格ブロックの隣接する4隅に等分に跨るように前記骨格ブロックと同一形状の骨格ブロックを前記4個の骨格ブロックに前記支持体が立設された基台面同士を対向させたとき、対向させた骨格ブロック同士の支持体側嵌合部が対向する相手方骨格ブロックの基台側嵌合部にそれぞれ嵌合できることを特徴とする雨水等の貯水施設用骨格ブロック。
- 前記骨格ブロックの支持体側嵌合部と基台側嵌合部は、いずれか一方が嵌合突起であり、他方が前記嵌合突起に嵌合する嵌合穴であることを特徴とする請求項1または請求項2記載の雨水等の貯水施設用骨格ブロック。
- 前記骨格ブロックはその基台外周部に外周嵌合部と外周嵌合受け部とを有していて、前記骨格ブロック同士を水平方向縦横に隣接配置させたとき、一方の骨格ブロックの前記外周嵌合部が隣接する他方の骨格ブロックの前記外周嵌合受け部にそれぞれ嵌合できることを特徴とする請求項1〜請求項3いずれかに記載の雨水等の貯水施設用骨格ブロック。
- 前記骨格ブロックの外周嵌合部と外周嵌合受け部は、いずれか一方が嵌合突起であり、他方が前記嵌合突起に嵌合する嵌合穴であることを特徴とする請求項4記載の雨水等の貯水施設用骨格ブロック。
- 前記骨格ブロックの基台の外形は、正方形、長方形または正多角形(5≦n)のいずれかであることを特徴とする請求項1〜請求項5いずれかに記載の雨水等の貯水施設用骨格ブロック。
- 前記骨格ブロックの基台の一方の対角線上に、前記基台の中心を挟んで、かつ中心から等距離に支持体側嵌合部を有し、他方の対角線上に前記基台の中心を挟んで、かつ中心から前記支持体側嵌合部までの距離と等しい距離に基台側嵌合部を有することを特徴とする請求項1〜請求項6いずれかに記載の雨水等の貯水施設用骨格ブロック。
- 前記骨格ブロックの基台の一方の対角線上に、前記基台の中心を挟んで、かつ中心から等距離に支持体側嵌合部を各々1個ずつ有し、他方の対角線上に前記基台の中心を挟んで、かつ中心から前記支持体側嵌合部までの距離と等しい距離に基台側嵌合部を各々1個ずつ有することを特徴とする請求項7記載の雨水等の貯水施設用骨格ブロック。
- 前記骨格ブロックの基台の一方の対角線上に、前記基台の中心を挟んで、かつ中心から等距離に支持体側嵌合部を有し、他方の対角線上に前記基台の中心を挟んで、かつ前記一方の対角線上に設けられている支持体側嵌合部及び基台側嵌合部と線対称になるように支持体側嵌合部及び基台側嵌合部を有していることを特徴とする請求項1〜請求項6いずれかに記載の雨水等の貯水施設用骨格ブロック。
- 前記骨格ブロックの基台の一方の対角線上に、前記基台の中心を挟んで、かつ中心から等距離に支持体側嵌合部と基台側嵌合部とを各々1個ずつ有し、他方の対角線上に前記基台の中心を挟んで、かつ前記一方の対角線上に設けられている支持体側嵌合部及び基台側嵌合部と線対称になるように支持体側嵌合部及び基台側嵌合部を有していることを特徴とする請求項9記載の雨水等の貯水施設用骨格ブロック。
- 前記骨格ブロックは樹脂製の骨格ブロックであることを特徴とする請求項1〜請求項10いずれかに記載の雨水等の貯水施設用骨格ブロック。
- 請求項1〜請求項11いずれかに記載の骨格ブロックを水平方向及び垂直方向に複数個組み付けて構成されることを特徴とする空間保持骨格ブロック構造体。
- 請求項12記載の空間保持骨格ブロック構造体を構成する骨格ブロックは、少なくとも水平方向または垂直方向のいずれか一方は、同一形状の骨格ブロックを複数個組み付けて構成したものであることを特徴とする空間保持骨格ブロック構造体。
- 請求項12記載の空間保持骨格ブロック構造体を構成する骨格ブロックは、同一形状の骨格ブロックのみ複数個組み付けて構成したものであることを特徴とする空間保持骨格ブロック構造体。
- 請求項1〜請求項11いずれかに記載の骨格ブロックを用いてなる空間保持骨格ブロック構造体を有する雨水等の貯水施設。
- 請求項12〜請求項14いずれかに記載の空間保持骨格ブロック構造体を有することを特徴とする雨水等の貯水施設。
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