JP2007106096A - 固形糊繰出用容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】固形糊の詰替作業時に、詰替用固形糊が、固形糊繰出用容器側に、保持されたかどうかが明瞭となるようにして、誤って固形糊がつぶれるような支障をきたすことがない固形糊繰出用容器を提供する。
【解決手段】本体筒2の一端に装着された尾栓3の回動により、尾栓3と一体に形成されたねじ杆5を本体筒2内で回動させることによって、本体筒2内を昇降させるようにしたスライダー7に装着させた固形糊4の前端部4aを、本体筒2より出没自在とするための固形糊繰出用容器において、固形糊4の後端部を糊受部材8に保持させるとともに、この糊受部材8を、着脱可能に前記スライダー7に係着させることにより、固形糊4を、スライダー7に間接的に装着させるようにする。
【選択図】図6

Description

本発明は、固形糊の詰替えを容易にした固形糊繰出用容器に関する。
固形糊繰出用容器における固形糊の詰替方法としては、たとえば特許文献1、同2などに記載されているものがある。
特許文献1においては、図17に示すように、本体筒(01)の一端に装着された尾栓(02)の回動により、尾栓(02)と一体に形成されたねじ杆(03)を筒体(01)内で回動させることによって、このねじ杆(03)との螺合と、本筒体(01)の内周面に軸線方向に設けた案内突条(04)による案内とによって、本筒体(01)内を昇降させるスライダー(05)を備え、このスライダー(05)に柱状の固形糊の前端部を出没自在とするようにした繰出式固形糊において、消耗した固形糊を保持していたスライダー(05)をねじ杆(03)から取外した後、他のスライダー(05)に保持されている詰替用固形糊(06)を収容したカートリッジケース(07)の後端開口(07a)を、前記本筒体(01)の前端開口(01a)に外嵌し、スライダー(05)の軸線位置に設けてある螺溝(05a)と、ねじ杆(03)とを螺合させ、尾栓(02)の回動により、スライダー(05)に保持されている詰替用固形糊(06)を、本筒体(01)内に収容するようにした詰替方法が提案されている。
しかし、この詰替方法においては、詰替作業時に、詰替用固形糊(06)を保持しているスライダー(05)とねじ杆(03)とが、螺合しうる位置にあるかどうかが必ずしも明瞭ではない。そのため、カートリッジケース(07)を本筒体(01)に強く押し当て、詰替用固形糊(06)が押しつぶされてしまう場合があり、詰替えた固形糊(06)の円滑な使用に支障をきたすとともに、その程度が大きいときには、使用不能になる虞もある。特許文献2における詰替方法にも、同様の問題がある。
特開2003−231572号公報 実用新案登録第3080106号公報
本発明は、上記の問題点に鑑み、固形糊の詰替作業時に、詰替用固形糊が、固形糊繰出用容器側に、保持されたかどうかが明瞭となるようにして、誤って詰替用固形糊が収容されているカートリッジケースを、固形糊繰出用容器における筒体に強く押し当てて、固形糊がつぶれてしまうような支障をきたすことがない固形糊繰出用容器を提供することを目的とする。
上記課題は、特許請求の範囲における各請求項に示すように、下記の構成を備える発明によって解決される。
(1) 本体筒の一端に装着された尾栓の回動により、尾栓と一体に形成されたねじ杆を本体筒内で回動させることによって、このねじ杆との螺合と、本体筒の内周面に軸線方向に設けた案内突条による案内とによって、本体筒内を昇降させるスライダーを備え、このスライダーに柱状の固形糊を装着させて、本体筒より固形糊の前端部を出没自在とするための固形糊繰出用容器において、固形糊の後端部を糊受部材に保持させるとともに、この糊受部材を、着脱可能に前記スライダーに係着させることにより、固形糊をスライダーに間接的に装着させるようにした固形糊繰出用容器とする。
(2) 上記(1)項において、糊受部材とスライダーの両者のうち、一方に係止爪を、他方に係合部を設け、これらの係止爪と係合部の少なくとも一方を弾性変形可能とし、この弾性変形を利用して係止爪を係合部に係止させることにより、糊受部材を、スライダーに着脱可能に係着させるようにする。
(3) 上記(1)項または(2)項において、糊受部材とスライダーの一方に設けた係止爪を、他方に設けた係合部に係止させるようにするため、糊受部材をスライダーに対して相対的に回転させるためのガイド部を設ける。
(4) 上記(3)項において、スライダーを、内周面にねじ杆との螺合部を有する案内筒体と、この案内筒体の後端部に設けた係合部とより形成し、この案内筒体の外周面に後方に向かって収斂するガイド溝を設けるとともに、糊受部材にガイド係止片を設け、これらガイド溝とガイド係止片とよりガイド部を構成し、ガイド係止片をガイド溝によって案内させることにより、糊受部材をスライダーに対して相対的に回転させて、糊受部材に設けた係止片を、スライダーに設けた係合部に係止させるようにする。
(5) 上記(4)項において、スライダーを、内周面にねじ杆との螺合部を有し、外周面に後方に向かって収斂するガイド溝を備える案内筒体と、この案内筒体の後端部に同軸に設けた、前記案内筒体よりも大きい径を有し、かつ係合部を備える外筒とより形成し、一方、糊受部材を、前端部に固形糊保持部を備え、かつスライダーにおける案内筒体に外嵌しうるとともに係止部を備える被案内筒体より構成し、この被案内筒体の内周面にガイド係止片を設け、このガイド係止片を、スライダーのガイド溝によって案内させるようにする。
(6) 上記(4)項または(5)項において、スライダーにおける案内筒体の外周面に設けた後方に向かって収斂するガイド溝の後端に、このガイド溝に連続して軸線方向の副ガイド溝を設ける。
(7) 本体筒の一端に装着された尾栓の回動により、尾栓と一体に形成されたねじ杆を本体筒内で回動させることによって、このねじ杆との螺合と、本体筒の内周面に軸線方向に設けた案内突条による案内とによって、本体筒内を昇降させるスライダーを備え、このスライダーに柱状の固形糊を装着させて、本体筒より固形糊の前端部を出没自在とするための固形糊繰出用容器において、固形糊の後端部を糊受部材に保持させ、この糊受部材を、着脱可能にスライダーに係着させることにより、固形糊をスライダーに間接的に装着させるとともに、糊受部材をスライダーに係着させる際に、スライダーに対する糊受部材の回転位置を定めるための回転位置決め手段として、糊受部材とスライダーとの対向面に、その一方に突状嵌合部、他方に凹状被嵌合部を、これらの嵌合時に、外部から視認しうるように設け、嵌合によって回転位置決めをなしうるようにした固形糊繰出用容器とする。
(8) 上記(7)項において、糊受部材とスライダーの両者のうち、一方に係止爪を、他方に係合部を設け、これらの係止爪と係合部の少なくとも一方を弾性変形可能とし、この弾性変形を利用して係止爪を係合部に係止させることにより、糊受部材を、スライダーに着脱可能に係着させるようにする。
(9) 上記(7)項または(8)項において、糊受部材を、筒内部をねじ杆の挿通孔とする軸線方向の糊受筒体を、糊受基台の中央の前後に突出させて設けるとともに、糊受筒体前部に固形糊の保持部を設け、糊受筒体後部を角柱状嵌合部とし、かつ糊受基台後面に、後端部に係止爪を有する係止片を突設することにより形成し、一方、スライダーを、スライダー基台の中央に、後部の内周面にねじ杆との螺合部を有し、前部に凹状被嵌合部を有する軸線方向のスライダー筒体を、前方に突出させて設けるとともに、スライダー基台に前記係止爪を係止しうる係合部を設けることにより形成する。
(10) 上記(7)項または(8)項において、糊受部材を、筒内部をねじ杆の挿通孔とする糊受筒体を、糊受基台の中央の前後に突出させて設けるとともに、糊受筒体前部に固形糊の保持部を設け、糊受筒体後部を角柱状嵌合部とし、かつ糊受基台後面を後方に向けて縮径する円錐台状となし、この円錐台状の側周面に周方向の環状溝係合部を設けることにより形成し、一方、スライダーを、中央にねじ杆との螺合部を有するスライダー基台の前面中央に、凹状被嵌合部を有するスライダー筒体を設けるとともに、スライダー基台に前記環状溝係合部に係止しうる係止爪を前端部に有する前方向きの係止片を設けることにより形成する。
(11) 上記(9)項または(10)項において、糊受筒体前部の筒外周面に、固形糊を保持するための鍔状保持部を設ける。
本発明によると、次のような効果が奏せられる。
請求項1記載の発明によれば、スライダーを交換することなく、このスライダーに、予め詰替用固形糊を保持させた糊受部材を着脱可能に係着させて固形糊の詰替作業を行うものであるため、従来の詰替作業におけるように、詰替用固形糊を保持させたスライダーを、ねじ杆に螺合させるという面倒な作業が不要であり、詰替用固形糊が収容されているカートリッジケースを、固形糊繰出用容器における本体筒に強く押し当てて固形糊がつぶれてしまうというような虞がない。
請求項2記載の発明によれば、係止爪が係合部に弾性変形により係止されるため、係止が確実になされるとともに、詰替用固形糊を保持した糊受部材が、スライダーに係着されたかどうかが、視覚的のみならず、係止爪が係合部に弾性変形により係止されるときに発生する弾き音により、聴覚的にも明瞭に知ることができる。
請求項3記載の発明によれば、ガイド部によって、糊受部材とスライダーの一方に設けた係止爪が、他方に設けた係合部に良好に係止されるように、スライダーに対する糊受部材の回転位置が自動的に案内されるため、糊受部材の回転位置に気をとられることなく、詰替作業を円滑に行うことができる。
請求項4記載の発明によれば、糊受部材を、スライダーに対して相対的に後方に向けて移動させることにより、糊受部材におけるガイド係止片が、スライダーにおける案内筒体の外周面に設けられたガイド溝によって案内されて、スライダーに対する糊受部材の適正な回転位置が自動的に調整されるとともに、糊受部材の係止部が、スライダーの後端部に設けられた係合部に自動的に係止される。
請求項5記載の発明によれば、スライダーにおける案内筒体の外周面にガイド溝が設けられ、糊受部材の被案内筒体の内周面にガイド係止片が設けられているため、糊受部材の被案内筒体を、スライダーの案内筒体に外嵌させるだけで、ガイド係止片がガイド溝によって案内され、スライダーに対する糊受部材の回転位置が自動的に調整されるため、詰替作業を円滑に行うことができる。
請求項6記載の発明によれば、スライダーに対する糊受部材の回転位置が自動的に調整された後、引き続いて糊受部材を単に後方に向けて押し込むだけで、副ガイド溝に案内されて、係止片が係合部に確実に係止されるため、詰替作業を円滑に能率的に行うことができる。
請求項7記載の発明によれば、スライダーを交換することなく、このスライダーに、予め詰替用固形糊を保持させた糊受部材を着脱可能に係着させて固形糊の詰替作業を行うものであるため、従来の詰替作業におけるように、詰替用固形糊を保持させたスライダーを、ねじ杆に螺合させるという面倒な作業が不要であり、詰替用固形糊が収容されているカートリッジケースを、固形糊繰出用容器における本体筒に強く押し当てて固形糊がつぶれてしまうというような虞がない。
特に、糊受部材をスライダーに係着させる際に、スライダーに対する糊受部材の適正な回転位置決めを、外部から視認しながら容易に行えるため、固形糊の詰替作業を能率的に、かつ過誤によって固形糊をつぶしてしまうことなく実施することができる。
請求項8記載の発明によれば、係止爪が係合部に弾性変形により係止されるため、係止が確実になされるとともに、詰替用固形糊を保持した糊受部材が、スライダーに係着されたかどうかが、視覚的のみならず、係止爪が係合部に弾性変形により係止されるときに発生する弾き音により、聴覚的にも明瞭に知ることができる。
請求項9記載の発明によれば、固形糊の詰替作業時に、外部から視認しながら、角柱状嵌合部を凹状被嵌合部に嵌合させるだけで、スライダーに対する糊受部材の適正な回転位置が調整されるとともに、次いでそのまま糊受部材を、スライダーに対して相対的に後方に向けて移動させることにより、糊受部材の係止爪が、スライダーの係合部に自動的に係止され、固形糊がスライダーに糊受部材を介して装着される。
請求項10記載の発明によれば、固形糊の詰替作業時に、外部から視認しながら、角柱状嵌合部を凹状被嵌合部に嵌合させるだけで、スライダーに対する糊受部材の適正な回転位置が調整されるとともに、次いでそのまま糊受部材を、スライダーに対して相対的に後方に向けて移動させることにより、スライダーの係止爪が、糊受部材の環状溝係合部に自動的に係止され、固形糊がスライダーに糊受部材を介して装着される。
請求項11記載の発明によれば、固形糊が糊受部材に確実に保持され、固形糊の前端を、固形糊繰出用容器における本体筒の前端開口から繰り返し出没させても、固形糊が糊受部材から抜け落ちることを有効に防止することができる。
図1〜図6は、本発明の第1実施形態の固形糊繰出用容器に関する図面である。
図1は、本発明の固形糊繰出用容器に固形糊を収容したものを一部破断して示す中央縦断面図、図2は、詰替用固形糊を収容したカートリッジケースを一部破断して示す中央縦断面図、図3は、固形糊の詰替作業を行う際の要部拡大斜視図、図4,図5は、詰替作業を説明するための要部拡大正面図、図6は、同じく詰替作業を説明するための要部拡大縦断面図である。
本発明の固形糊繰出用容器(1)は、公知の固形糊繰出用容器と同様に、本体筒(2)の一端に装着された尾栓(3)の回動により、固形糊(4)の前端部(4a)を本体筒(2)の前端開口(2a)から出没自在としうるようになっている。
尾栓(3)と一体にねじ杆(5)が形成され、このねじ杆(5)との螺合と、本体筒(2)の内周面に軸線方向に設けられた案内突条(6)による案内とによって、スライダー(7)が、尾栓(3)の回動にともなって本体筒(2)内を昇降するようになっている。
スライダー(7)には、固形糊(4)を保持した糊受部材(8)が、着脱自在に係着されており、尾栓(3)を回動させることにより、固形糊(4)の前端部(4a)を本体筒(2)の前端開口(2a)から出没させることができる。
糊受部材(8)にも、スライダー(7)と同様に、案内突条(6)との係合溝が設けられている。
図3,図6に示すように、スライダー(7)は、内周面に、ねじ杆(5)との螺合部(9)を有する案内筒体(10)と、この案内筒体(10)の後端部に同軸に設けた、前記案内筒体(10)よりも大きい径を有する外筒(11)とより形成されている。
案内筒体(10)の外周面(10a)には、後方に向かって収斂する正面視ほぼ逆三角形状のガイド溝(12)が設けられ、このガイド溝(12)の後端には、連続して軸線方向の副ガイド溝(13)が設けられている。
外筒(11)の周壁(11a)には、係合部として、周方向に等間隔に4個の係合孔(14)が設けられている。
図2,図3,図6に示すように、カートリッジケース(15)に収容した詰替用固形糊(16)は、糊受部材(8)に保持されている。糊受部材(8)は、前端部に固形糊保持部(17)を備える被案内筒体(18)より構成されている。被案内筒体(18)には、同軸に内筒(19)が設けられており、被案内筒体(18)よりも前方に突出した内筒(19)部分の外周に、2段に鍔状部が設けられ、これらの鍔状部により固形糊保持部(17)が形成されている。
被案内筒体(18)の内周面には、周方向に等間隔に、4個の軸線方向のガイド係止片(20)が設けられている。
被案内筒体(18)における直径の両端位置に相当する部分は、後方(図3において下方)に延設され、後端に外向きの係止爪(21a)が付設された係止片(21)が設けられ、この係止片(21)の左右にはスリット(22)が設けられて係止片(21)が径方向に弾性変形可能となっている。
次に、詰替用固形糊(16)をスライダー(7)に装着して詰替作業を行うときの手順について説明する。
まず、図3に示すように、本体筒(2)のキャップ(23) (図1参照)を取り外し、尾栓(3)を回動して、スライダー(7)を本体筒(2)の前端開口(2a)より一部突出させる。
次いで、図2に示す詰替用固形糊(16)が収容されているカートリッジケース(15)のキャップ(24)を取り外し、カートリッジケース(15)を逆さにして、図3に示すように、糊受部材(8)をスライダー(7)に近づけ、図4に示すように、糊受部材(8)における被案内筒体(18)をスライダー(7)における案内筒体(10)に外嵌させて押し込む。これにより、被案内筒体(18)の内周面に設けられているガイド係止片(20)が、案内筒体(10)の外周面に設けられている後方に向かって収斂するガイド溝(12)に当接して案内され、糊受部材(8)は、スライダー(7)に対して相対的に回転し、糊受部材(8)の適正な回転位置が自動的に調整される。
このように、糊受部材(8)におけるガイド係止片(20)と、スライダー(7)におけるガイド溝(12)は、糊受部材(8)に設けた係止片(21)の係止爪(21a)を、スライダー(7)に設けた係合部(14)に係止させるために、スライダー(7)に対する糊受部材(8)の適正な回転位置を調整するためのガイド部として機能している。
次いで、更に糊受部材(8)を押し込み、スライダー(7)に対して相対的に後方に向けて移動させることにより、ガイド係止片(20)は、ガイド溝(12)に連続して軸線方向に設けられている副ガイド溝(13)に案内されるとともに、糊受部材(8)における係止片(21)の係止爪(21a)が、スライダー(7)における係合部(14)に係止される。
係止片(21)は、被案内筒体(18)の径方向に弾性変形可能になっているため、係止片(21)の係止爪(21a)が、係合部(14)に確実に係止されて、詰替用固形糊(16)が糊受部材(8)を介して、間接的にスライダー(7)に装着される。
次いで、尾栓(3)を回転して、詰替用固形糊(16)が保持されている糊受部材(8)を、スライダー(7)とともに、本体筒(2)内に引き込むことにより、詰替用固形糊(16)の詰替作業が終了する。
詰替えた固形糊(4)が消耗して、再び新しい詰替用固形糊(16)を詰替える際には、尾栓(3)を回転して、糊受部材(8)を本体筒(2)の前端開口(2a)から突出させ、糊受部材(8)の左右の係止片(21)を、外側から内側に向けて押し、弾性変形させることにより、係止片(21)の係止爪(21a)と、係合部(14)との係止を解き、糊受部材(8)をスライダー(7)から容易に取り外すことができる。
消耗した固形糊(4)は、糊受部材(8)とともに、あるいは糊受部材(8)と分離して廃棄処分すればよい。
図7〜図11は、本発明の第2実施形態の固形糊繰出用容器(101)に関する図面である。
図7は、本発明の固形糊繰出用容器に固形糊を収容したものを部分破断して示す中央縦断面図、図8は、詰替用固形糊を収容したカートリッジケースを部分破断して示す中央縦断面図、図9は、固形糊の詰替作業を行う際の要部拡大斜視図、図10,図11は、詰替作業を説明するための要部拡大縦断面図である。
図7に示すように、本発明の固形糊繰出用容器(101)は、公知の固形糊繰出用容器と同様に、本体筒(102)の一端に装着された尾栓(103)の回動により、固形糊(104)の前端部(104a)を本体筒(102)の前端開口(102a)から出没自在としうるようになっている。
尾栓(103)と一体にねじ杆(105)が形成され、このねじ杆(105)との螺合と、本体筒(102)の内周面に軸線方向に設けられた案内突条(106)による案内とによって、スライダー(107)が、尾栓(103)の回動にともなって本体筒(102)内を昇降するようになっている。
スライダー(107)には、固形糊(104)を保持した糊受部材(108)が、着脱自在に係着されており、尾栓(103)を回動させることにより、固形糊(104)の前端部(104a)を本体筒(102)の前端開口(102a)から出没させることができる。
図9,図11に示すように、スライダー(107)は、後面周縁に縁枠(109)が設けられたスライダー基台(110)と、このスライダー基台(110)の中央に軸線方向に前方に突出させて設けられたスライダー筒体(111)とより構成されている。
スライダー筒体(111)は、後部の内周面にねじ杆(105)との螺合部(112)を有するとともに、前部における筒孔(113)の断面をほぼ正方形として、凹状被嵌合部(113)が形成されている。
スライダー基台(110)には、係合部としてスライダー筒体(111)の周囲に4個の係合孔(114)が等間隔で穿設されている。
一方、糊受部材(108)は、円板状の糊受基台(115)の中央に、前後に突出させて設けられた軸線方向の糊受筒体(116)と、糊受基台(115)の後面に、周方向に等間隔に後方に向けて突設された4個の係止片(117)とより形成されている。糊受筒体(116)の前部の筒外周面には、固形糊(104)を保持するための鍔状保持部(118)が設けられ、糊受筒体(116)の後部は、突状嵌合部として角柱状嵌合部(119)が形成されている。
係止片(117)は、糊受筒体(116)の径方向に弾性変形可能となっており、係止片(117)の後端部には、外向きの係止爪(117a)が設けられている。
図8に示すように、カートリッジケース(120)に収容されている詰替用の固形糊(104)は、糊受部材(108)に保持されている。
次に、固形糊(104)を詰替える際の作業について説明する。
まず、図9に示すように、本体筒(102)のキャップ(121)(図7参照)を取り外し、尾栓(103)を回動して、スライダー(107)を本体筒(102)の前端開口(102a)より一部突出させる。
次いで、図8に示す詰替用の固形糊(104)が収容されているカートリッジケース(120)のキャップ(122)を取り外し、カートリッジケース(120)を逆さにして、図9に示すように、糊受部材(108)をスライダー(107)に近づけ、図4に示すように、糊受部材(108)における角柱状嵌合部(119)を、スライダー(107)におけるスライダー筒体(111)の筒孔(凹状被嵌合部)(113)内に嵌合させる。
角柱状嵌合部(119)と、凹状被嵌合部(113)は、外部から視認しうるようになっているため、角柱状嵌合部(119)を凹状被嵌合部(113)内に容易に嵌合させることができるとともに、この嵌合によって、スライダー(107)に対する糊受部材(108)の適正な回転位置が自動的に調整される。
次いで、更に、カートリッジケース(120)を後方に向けて押して糊受部材(108)を押し込むことにより、糊受部材(108)における係止片(117)の後端に設けられている係止爪(117a)が、スライダー(107)における係合孔(114)の内周縁に当接し、係止片(117)は、内方に向けて弾性変形する。
次いで、更に糊受部材(108)を押し込み、スライダー(107)に対して相対的に後方に向けて移動させることにより、図11に示すように、係止爪(117a)が、係合孔(114)に係止される。この係止により、固形糊(104)が、糊受部材(108)を介して、間接的にスライダー(107)に装着される。
次いで、尾栓(103)を回転して、固形糊(104)を糊受部材(108)およびスライダー(107)とともに、本体筒(102)内に引き込むことにより、固形糊(104)の詰替作業が終了する。
詰替えた固形糊(104)が消耗して、再び新しい固形糊(104)を詰替える際には、尾栓(103)を回転して、糊受部材(108)を本体筒(102)の前端開口(102a)から突出させ、糊受部材(108)における係止爪(117a)と係合孔(114)との係止を解き、消耗した固形糊(104)を糊受部材(108)とともに、スライダー(107)から容易に取り外すことができる。消耗した固形糊(104)は、糊受部材(108)とともに、あるいは糊受部材(108)と分離して廃棄処分すればよい。
次いで、前記と同様にして、新しい固形糊(104)を詰替えればよい。
図12〜図16は、本発明の第3実施形態の固形糊繰出用容器(123)に関する図面であり、それぞれ第2実施形態の図7〜図11に相当する図面である。
図12に示すように、固形糊(124)は、第1実施形態の場合と同様に、糊受部材(125)を介して、スライダー(126)に間接的に装着されている。
図14,図16に示すように、糊受部材(125)は、糊受基台(127)と、その中央の前後に突出させて設けられた糊受筒体(128)とよりなる。糊受基台(127)は、後面が後方に向けて縮径する円錐台状をなし、この円錐台状の側周面に周方向の環状溝係合部(129)が設けられている。
糊受筒体(128)は、筒内部(128a)がねじ杆(130)の挿通孔となっており、糊受筒体(128)の前部外周面には、固形糊(124)を保持するための鍔状保持部(131)が設けられ、糊受筒体(128)の後部は、角柱状嵌合部(132)となっている。
一方、スライダー(126)は、中央にねじ杆(130)との螺合部(133)を有するスライダー基台(134)と、その前面中央に軸線方向に設けられたスライダー筒体(135)と、スライダー基台(134)の前面周縁に等間隔で前向きに設けられた4個の係止片(136)とよりなる。
スライダー筒体(135)の筒内は、糊受部材(125)における前記角柱状嵌合部(132)が嵌合しうる凹状被嵌合部(137)となっている。
係止片(136)は、その前端に内向きの係止爪(136a)が設けられている。
次に、固形糊(124)を詰替える際の作業について説明する。
まず、図14に示すように、本体筒(138)のキャップ(139)(図12参照)を取り外し、尾栓(140)を回動して、スライダー(126)を本筒体(138)の前端開口(138a)より一部突出させる。
次いで、図13に示す詰替用の固形糊(124)が収容されているカートリッジケース(141)のキャップ(142)を取り外し、カートリッジケース(141)を逆さにして、図14に示すように、糊受部材(125)をスライダー(126)に近づけ、図15に示すように、糊受部材(125)における角柱状嵌合部(132)を、スライダー(126)におけるスライダー筒体(135)の凹状被嵌合部(137)内に嵌合させる。
角柱状嵌合部(132)と、凹状被嵌合部(137)は、外部から視認しうるようになっているため、角柱状嵌合部(132)を凹状被嵌合部(137)内に容易に嵌合させることができるとともに、この嵌合によって、スライダー(126)に対する糊受部材(125)の適正な回転位置が自動的に調整される。
次いで、更にカートリッジケース(141)を後方に押して糊受部材(125)を押し込むことにより、スライダー(126)における係止片(136)の前端に設けられている係止爪(136a)が、糊受部材(125)における環状溝係合部(129)内に係止される。
次いで、更に糊受部材(125)を押し込み、スライダー(126)に対して相対的に後方に向けて移動させることにより、図16に示すように、係止片(136)の前端外側面(136b)が、本体筒(138)の前端開口(138a)における内周面(138b)に当接して、係止爪(136a)が内向きに押され、糊受部材(125)における環状溝係合部(129)に堅固に係止される。
このように、係止片(136)が本体筒(138)の外側にある間は、係止片(136)の前端外側面(136b)を、本体筒(138)の前端開口(138a)における内周面(138b)よりも、外側に位置するように予め形成しておくことにより、係止片(136)を本体筒(138)内に引き込むことにより、係止爪(136a)を環状溝係合部(129)に確実に、かつ堅固に係止させることができる。
次いで、尾栓(140)を回転して、固形糊(124)を糊受部材(125)およびスライダー(126)とともに、本体筒(138)内に引き込むことにより、固形糊(124)の詰替作業が終了する。
本発明の第1実施形態の固形糊繰出用容器に固形糊を収容したものを一部破断して示す中央縦断面図である。 同じく第1実施形態における詰替用固形糊を収容したカートリッジケースを、一部破断して示す中央縦断面図である。 同じく第1実施形態における固形糊の詰替作業を行う際の要部拡大斜視図である。 同じく第1実施形態における詰替作業を説明するための要部拡大正面図である。 同じく第1実施形態における詰替作業を説明するための要部拡大正面図である。 同じく第1実施形態における詰替作業を説明するための要部拡大縦断面図である。 本発明の第2実施形態の固形糊繰出用容器に固形糊を収容したものを部分破断して示す中央縦断面図である。 同じく第2実施形態における詰替用固形糊を収容したカートリッジケースを、部分破断して示す中央縦断面図である。 同じく第2実施形態における固形糊の詰替作業を行う際の要部拡大斜視図である。 同じく第2実施形態における詰替作業を説明するための要部拡大縦断面図である。 同じく第2実施形態における詰替作業を説明するための要部拡大縦断面図である。 本発明の第3実施形態の固形糊繰出用容器に固形糊を収容したものを部分破断して示す中央縦断面図である。 同じく第3実施形態における詰替用固形糊を収容したカートリッジケースを、部分破断して示す中央縦断面図である。 同じく第3実施形態における固形糊の詰替作業を行う際の要部拡大斜視図である。 同じく第3実施形態における詰替作業を説明するための要部拡大縦断面図である。 同じく第3実施形態における詰替作業を説明するための要部拡大縦断面図である。 従来の固形糊繰出用容器における固形糊の詰替作業を説明するための中央縦断面図である。
符号の説明
(1)固形糊繰出用容器
(2)本体筒
(2a)前端開口
(3)尾栓
(4)固形糊
(4a)前端部
(5)ねじ杆
(6)案内突条
(7)スライダー
(8)糊受部材
(9)螺合部
(10)案内筒体
(10a)外周面
(11)外筒
(11a)周壁
(12)ガイド溝
(13)副ガイド溝
(14)係合孔(係合部)
(15)カートリッジケース
(16)詰替用固形糊
(17)固形糊保持部
(18)被案内筒体
(19)内筒
(20)ガイド係止片
(21)係止片
(21a)係止爪
(22)スリット
(23)(24)キャップ
(101)固形糊繰出用容器
(102)本体筒
(102a)前端開口
(103)尾栓
(104)固形糊
(104a)前端部
(105)ねじ杆
(106)案内突条
(107)スライダー
(108)糊受部材
(109)縁枠
(110)スライダー基台
(111)スライダー筒体
(112)螺合部
(113)凹状被嵌合部
(114)係合孔(係合部)
(115)糊受基台
(116)糊受筒体
(117)係止片
(117a)係止爪
(118)鍔状保持部
(119)角柱状嵌合部
(120)カートリッジケース
(121)(122)キャップ
(123)固形糊繰出用容器
(124)固形糊
(125)糊受部材
(126)スライダー
(127)糊受基台
(128)糊受筒体
(128a)筒内部
(129)環状溝係合部
(130)ねじ杆
(131)鍔状保持部
(132)角柱状嵌合部
(133)螺合部
(134)スライダー基台
(135)スライダー筒体
(136)係止片
(136a)係止爪
(136b)外側面
(137)凹状被嵌合部
(138)本体筒
(138a)前端開口
(139)キャップ
(140)尾栓
(141)カートリッジケース
(142)キャップ
(01)本体筒
(01a)前端開口
(02)尾栓
(03)ねじ杆
(04)案内突条
(05)スライダー
(05a)螺溝
(06)詰替用固形糊
(07)カートリッジケース
(07a)後端開口

Claims (11)

  1. 本体筒の一端に装着された尾栓の回動により、尾栓と一体に形成されたねじ杆を本体筒内で回動させることによって、このねじ杆との螺合と、本体筒の内周面に軸線方向に設けた案内突条による案内とによって、本体筒内を昇降させるスライダーを備え、このスライダーに柱状の固形糊を装着させて、本体筒より固形糊の前端部を出没自在とするための固形糊繰出用容器において、
    固形糊の後端部を糊受部材に保持させるとともに、この糊受部材を、着脱可能に前記スライダーに係着させることにより、固形糊をスライダーに間接的に装着させるようにしたことを特徴とする固形糊繰出用容器。
  2. 糊受部材とスライダーの両者のうち、一方に係止爪を、他方に係合部を設け、これらの係止爪と係合部の少なくとも一方を弾性変形可能とし、この弾性変形を利用して係止爪を係合部に係止させることにより、糊受部材を、スライダーに着脱可能に係着させるようにしたことを特徴とする請求項1記載の固形糊繰出用容器。
  3. 糊受部材とスライダーの一方に設けた係止爪を、他方に設けた係合部に係止させるようにするため、糊受部材をスライダーに対して相対的に回転させるためのガイド部を設けたことを特徴とする請求項1または2記載の固形糊繰出用容器。
  4. スライダーを、内周面にねじ杆との螺合部を有する案内筒体と、この案内筒体の後端部に設けた係合部とより形成し、この案内筒体の外周面に後方に向かって収斂するガイド溝を設けるとともに、糊受部材にガイド係止片を設け、これらガイド溝とガイド係止片とよりガイド部を構成し、ガイド係止片をガイド溝によって案内させることにより、糊受部材をスライダーに対して相対的に回転させて、糊受部材に設けた係止片を、スライダーに設けた係合部に係止させるようにしたことを特徴とする請求項3記載の固形糊繰出用容器。
  5. スライダーを、内周面にねじ杆との螺合部を有し、外周面に後方に向かって収斂するガイド溝を備える案内筒体と、この案内筒体の後端部に同軸に設けた、前記案内筒体よりも大きい径を有し、かつ係合部を備える外筒とより形成し、一方、糊受部材を、前端部に固形糊保持部を備え、かつスライダーにおける案内筒体に外嵌しうるとともに係止部を備える被案内筒体より構成し、この被案内筒体の内周面にガイド係止片を設け、このガイド係止片を、スライダーのガイド溝によって案内させるようにしたことを特徴とする請求項4記載の固形糊繰出用容器。
  6. スライダーにおける案内筒体の外周面に設けた後方に向かって収斂するガイド溝の後端に、このガイド溝に連続して軸線方向の副ガイド溝を設けたことを特徴とする請求項4または5記載の固形糊繰出用容器。
  7. 本体筒の一端に装着された尾栓の回動により、尾栓と一体に形成されたねじ杆を本体筒内で回動させることによって、このねじ杆との螺合と、本体筒の内周面に軸線方向に設けた案内突条による案内とによって、本体筒内を昇降させるスライダーを備え、このスライダーに柱状の固形糊を装着させて、本体筒より固形糊の前端部を出没自在とするための固形糊繰出用容器において、
    固形糊の後端部を糊受部材に保持させ、この糊受部材を、着脱可能にスライダーに係着させることにより、固形糊をスライダーに間接的に装着させるとともに、糊受部材をスライダーに係着させる際に、スライダーに対する糊受部材の回転位置を定めるための回転位置決め手段として、糊受部材とスライダーとの対向面に、その一方に突状嵌合部、他方に凹状被嵌合部を、これらの嵌合時に、外部から視認しうるように設け、嵌合によって回転位置決めをなしうるようにしたことを特徴とする固形糊繰出用容器。
  8. 糊受部材とスライダーの両者のうち、一方に係止爪を、他方に係合部を設け、これらの係止爪と係合部の少なくとも一方を弾性変形可能とし、この弾性変形を利用して係止爪を係合部に係止させることにより、糊受部材を、スライダーに着脱可能に係着させるようにしたことを特徴とする請求項7記載の固形糊繰出用容器。
  9. 糊受部材を、筒内部をねじ杆の挿通孔とする軸線方向の糊受筒体を、糊受基台の中央の前後に突出させて設けるとともに、糊受筒体前部に固形糊の保持部を設け、糊受筒体後部を角柱状嵌合部とし、かつ糊受基台後面に、後端部に係止爪を有する係止片を突設することにより形成し、一方、スライダーを、スライダー基台の中央に、後部の内周面にねじ杆との螺合部を有し、前部に凹状被嵌合部を有する軸線方向のスライダー筒体を、前方に突出させて設けるとともに、スライダー基台に前記係止爪を係止しうる係合部を設けることにより形成したことを特徴とする請求項7または8記載の固形糊繰出用容器。
  10. 糊受部材を、筒内部をねじ杆の挿通孔とする糊受筒体を、糊受基台の中央の前後に突出させて設けるとともに、糊受筒体前部に固形糊の保持部を設け、糊受筒体後部を角柱状嵌合部とし、かつ糊受基台後面を後方に向けて縮径する円錐台状となし、この円錐台状の側周面に周方向の環状溝係合部を設けることにより形成し、一方、スライダーを、中央にねじ杆との螺合部を有するスライダー基台の前面中央に、凹状被嵌合部を有するスライダー筒体を設けるとともに、スライダー基台に前記環状溝係合部に係止しうる係止爪を前端部に有する前方向きの係止片を設けることにより形成したことを特徴とする請求項7または8記載の固形糊繰出用容器。
  11. 糊受筒体前部の筒外周面に、固形糊を保持するための鍔状保持部を設けたことを特徴とする請求項9または10記載の固形糊繰出用容器。
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