JP2007105854A - 研磨パッドの貼り付け方法および研磨パッドの貼り付け用治具 - Google Patents

研磨パッドの貼り付け方法および研磨パッドの貼り付け用治具 Download PDF

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Abstract

【課題】 上下各定盤への研磨パッドの貼付作業を容易にする。
【解決手段】 両面研磨装置の研磨パッドの貼り付け方法において、研磨パッドを押圧するためのローラ装置48が透孔内に位置して固定されたパッド貼付専用キャリアを、前記ローラ装置48が上下定盤14,16のラジアル方向を向くようにホルダーにセットする工程と、上定盤14および下定盤16を相対的に接近させ、上下定盤14,16により前記ローラ装置48を所定の押圧力で挟み込む工程と、上下定盤14,16によりローラ装置48を所定の押圧力で挟み込んだまま、上下定盤14,16を互いに反対方向に等速で回転させ、ローラ装置48により研磨パッドを上下定盤14,16の研磨面に押し付けて貼付する工程を具備する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、両面研磨装置の研磨パッドの貼り付け方法とこれに用いて好適な研磨パッドの貼り付け用治具に関する。
ウェーハ等のウェーハの両面を同時に研磨する両面研磨装置が知られている。両面研磨装置には種々のタイプのものが提供されているが、例えば、互いに独立して回転する下定盤と上定盤との間で、ウェーハを保持するキャリアを自転しない円運動をさせることにより、上定盤と下定盤によってウェーハの両面を同時に研磨するタイプのもの(特許文献1)がある。以下に、従来技術における両面研磨装置について説明する。
図7は、特許文献1に記載されている両面研磨装置の組み立て斜視図である。図8は図7の側断面図である。
この両面研磨装置100は、薄平板に透孔が設けられて成るキャリア12と、ウェーハ10に対して相対的に移動して研磨する研磨面を有する上定盤14及び下定盤16と、キャリア12を自転しない円運動をさせ、透孔12a内で上定盤14と下定盤16との間に保持されたウェーハ10を旋回移動させるキャリア旋回駆動装置20と、研磨面14a,16aとウェーハ10が接触してウェーハ10を研磨する研磨部へ液状の研磨剤を供給すべく、上定盤14および/または下定盤16に設けた研磨剤供給用の孔(図示せず)から、液状の研磨剤を排出させるよう、圧送する圧送供給手段85とを備えている。
特開2000−42912号公報
ところで、研磨装置は、ウェーハ等のウェーハを研磨するに伴って研磨手段である研磨パッドが徐々に消耗してしまうため、定期的に研磨パッドを交換しなければならない。上述のような両面研磨装置においては、上定盤と下定盤に貼付された研磨パッドをそれぞれ交換しなければならないが、上定盤に貼付されている研磨パッドの交換は、不自然な姿勢での作業となり、作業時間が長くなってしまうといった課題がある。
また、研磨装置において、ウェーハと当接する研磨面には非常に精密な平坦度が要求されているため、上下それぞれの定盤と研磨パッドとの間は確実に密着させなければならない。ところが、下定盤においては比較的容易に研磨パッドを確実に密着させることができるものの、上定盤においては作業姿勢が不自然であること等から研磨パッドを確実に研磨面に密着させることは困難である。このことから、上定盤の研磨パッドはウェーハに対して凹凸した状態で当接するため、ウェーハを不均一に研磨してしまい、製品の歩留まりが低下してしまうといった課題もある。
そこで、本発明は上記課題を解決すべくなされたものであり、その目的とするところは、上下各定盤の研磨パッド交換において、作業姿勢が不自然な状態になることを防ぎ、上下各定盤への研磨パッドの貼付作業が容易になる両面研磨装置における研磨パッドの貼り付け方法とこれに用いて好適な研磨パッド貼り付け用治具を提供することにある。
本発明は上記目的を達成するため次の構成を備える。
すなわち、本発明に係る研磨パッド貼り付け方法は、研磨面に研磨パッドが貼付された下定盤と、該下定盤の上方に上下動自在に支持装置により支持され、研磨面に研磨パッドが貼付された上定盤と、該下定盤と上定盤との間にホルダーを介して配置され、ウェーハを保持する透孔を有するキャリアと、前記上下定盤を軸線を中心として回転駆動する駆動装置と、前記ホルダーに連結され、キャリアをホルダーを介して自転しない円運動からなる旋回運動をさせる旋回駆動装置とを具備し、上下定盤を回転させ、かつキャリアを旋回運動させることにより、上下定盤間に挟まれたウェーハの両面を研磨する両面研磨装置の、前記上下定盤の研磨面に前記研磨パッドを同時に貼付する研磨パッドの貼り付け方法において、前記キャリアを前記ホルダーから取り外す工程と、前記上定盤および下定盤の研磨面に研磨パッドを仮貼付する工程と、前記キャリアとほぼ同じ大きさに形成されると共に、透孔を有し、前記研磨パッドを押圧するためのローラ装置が前記透孔内に位置して固定されたパッド貼付専用キャリアを、前記ローラ装置が上下定盤のラジアル方向を向くように前記ホルダーにセットする工程と、前記上定盤および下定盤を相対的に接近させ、上下定盤により前記ローラ装置を所定の押圧力で挟み込む工程と、前記上下定盤によりローラ装置を所定の押圧力で挟み込んだまま、上下定盤を互いに反対方向に等速で回転させ、前記ローラ装置により前記研磨パッドを上下定盤の研磨面に押し付けて貼付する工程を具備することを特徴とする。
前記パッド貼付専用キャリアを、前記ホルダーに上下方向に移動可能に装着すると好適である。
また、前記ローラ装置が複数本固定されているパッド貼付専用キャリアを用いることを特徴とする。
前記ローラ装置の1本に、前記上下定盤の中心を越える長さを有するものを用いると好適である。
また、前記ローラ体を、前記シャフト軸の軸線方向に分割された複数の分割ローラ体により構成したローラ装置を用いると好適である。
この場合に、前記パッド貼付専用キャリアに複数個の前記ローラ装置をセットし、一のローラ装置における分割ローラ体の端縁部の軌跡が、他のローラ装置における分割ローラ体の端縁部の軌跡と重複しないように設定すると好適である。
また、前記ローラ体の外周面に、所定幅を有する突出部が螺旋状に形成されたローラ装置を用いることもできる。
を特徴とする請求項1〜4いずれか1項記載の研磨パッド貼付方法。
また本発明に係る研磨パッド貼り付け用治具は、研磨面に研磨パッドが貼付された下定盤と、該下定盤の上方に上下動自在に支持装置により支持され、研磨面に研磨パッドが貼付された上定盤と、該下定盤と上定盤との間にホルダーを介して配置され、ウェーハを保持する透孔を有するキャリアと、前記上下定盤を軸線を中心として回転駆動する駆動装置と、前記ホルダーに連結され、キャリアをホルダーを介して自転しない円運動からなる旋回運動をさせる旋回駆動装置とを具備し、上下定盤を回転させ、かつキャリアを旋回運動させることにより、上下定盤間に挟まれたウェーハの両面を研磨する両面研磨装置の、前記上下定盤の研磨面に前記研磨パッドを同時に貼付する研磨パッドの貼り付け治具において、前記キャリアに替えて前記ホルダーに装着可能に設けられると共に、透孔を有するパッド貼付専用キャリアと、該パッド貼付専用キャリアの透孔内に位置して固定され、前記パッド貼付専用キャリアが前記ホルダーにセットされた際、上下定盤の研磨面に仮貼り付けされた前記研磨パッドを押圧可能なローラ装置とを具備することを特徴とする。
前記パッド貼付専用キャリアが、前記ホルダーに上下方向に移動可能に構成されていることを特徴とする。
また、前記パッド貼付専用キャリアに前記ローラ装置が複数本固定されていることを特徴とする。
また、前記ローラ装置の1本が、前記上下定盤の中心を越える長さを有するものであることを特徴とする。
また、前記ローラ体が、前記シャフト軸の軸線方向に分割された複数の分割ローラ体により構成されていることを特徴とする。
また、前記パッド貼付専用キャリアに複数個の前記ローラ装置がセットされ、一のローラ装置における分割ローラ体の端縁部の軌跡が、他のローラ装置における分割ローラ体の端縁部の軌跡と重複しないように設定されていることを特徴とする。
また、前記ローラ体の外周面に、所定幅を有する突出部が螺旋状に形成されていることを特徴とする。
本発明により、上定盤への研磨パッドの貼り付け作業が容易になり、作業時間を大幅に短縮することができる。また、上定盤と下定盤への研磨パッドの貼り付け精度が向上し、ウェーハを均等に研磨することができるため、両面研磨装置における歩留まりを向上させることができる。
以下、本発明の好適な実施例を添付図面に基づいて詳細に説明する。
(第1実施形態)
本実施形態は、板状のワークであるシリコンのウェーハ10を研磨する両面研磨装置100であり、基本構成は、従来例における両面研磨装置100と同様である。以下に、両面研磨装置100の基本構成について図7,図8および図1を用いてさらに詳細に説明する。ここに、図1は、連繋手段の要部を示す説明断面図である。
なお、以下ではウェーハで説明するが、本発明において、ウェーハとはシリコンウェーハに限定されるものではなく、ガラス等の広く被研磨物を含むものである。
上定盤14は、シリンダ装置等により構成された支持装置18により、下定盤16に対して接離動自在に支持されている。また、上下の定盤14、16のそれぞれの研磨面には、研磨パッド14a、16aが付けられており、その研磨パッド14a、16aによって研磨面が形成されている。ウェーハ10は円形であり、同じく円形のキャリア12に形成された透孔12a内に遊嵌されており、透孔12aの中ではフリーに自転可能なサイズになっている。
18は支持装置であり、流体シリンダ等により構成されている。支持装置18は、下定盤16に対して上定盤14を接離動自在に支持している。また、支持装置18はウェーハ10を両面研磨する際および、上定盤14および下定盤16に研磨パッド14a,16aを貼り付けする際において、上定盤14を下定盤16に押圧する押圧力が調整可能に設けられている。
20はキャリア旋回駆動装置であり、キャリア12を、上定盤14と下定盤16の研磨面と平行な面内で自転しない円運動をさせ、透孔12a内で上定盤14と下定盤16の間に保持されたウェーハ10を旋回移動させる。このキャリア旋回駆動装置20は次の構成を備える。
24は偏心アームであり、上下の定盤14、16の軸線Lに平行でキャリアホルダー22に軸着されるホルダー側の軸24a、およびそのホルダー側の軸24aに平行であると共に、所定の距離をおいて基体30(図8参照)に軸着される基体側の軸24bを備えている。すなわち、クランク機構のクランクアームと同様な機能を備えるように形成されている。この偏心アーム24は、本実施例では基体30とキャリアホルダー22との間の4ヶ所に配され、キャリアホルダー22を支持すると共に、基体側の軸24bを中心にホルダー側の軸24aを旋回させることで、キャリアホルダー22を基体30に対して自転しない円運動をさせる。
ホルダー側の軸24aは、キャリアホルダー22の外周面に突起して設けられた軸受け部22cに回転可能に挿入・軸着されている。これにより、キャリア12は上下の定盤14、16の軸線Lから偏心Mして旋回(自転しない円運動)する。その円運動の半径は、ホルダー側の軸24aと基体側の軸24bとの間隔(偏心Mの距離)と同じであり、キャリア12の全ての点が同一の小円の軌跡を描く運動となる。
また、28はタイミングチェーンであり、各偏心アーム24の基体側の軸24bに同軸に固定されたスプロケット25(本実施例では4個)に掛け回されている。このタイミングチェーン28と4個のスプロケット25は、4個の偏心アーム24が同期して円運動するよう、4個の基体側の軸24bどうしを連繋して同期させる同期手段を構成している。この同期手段は、簡単な構成であり、キャリア12を好適且つ安定的に運動させることができる。これによってウェーハ10の研磨精度を向上でき、ウェーハ10の平坦度を向上させることができる。なお、同期手段としては、本実施例に限られることはなく、タイミングチェーン、またはギア等を用いてもよいのはもちろんである。32はモータ(例えば、ギャードモータ)であり、34は出力軸に固定された出力ギヤである。出力ギア34は偏心アーム24の基体側の軸24bに同軸に固定されたギア26に噛合している。これにより、偏心アーム24を基体側の軸24bを中心に回転させる旋回駆動装置が構成されている。
なお、回転駆動装置は、各偏心アーム24にそれぞれ対応して配された複数のモータ(例えば、電動モータ)を利用することもできる。電動モータであれば、電気的に同期を取ることで、複数の偏心アーム24を同期運動させ、キャリア12をスムースに運動させることができる。また、本実施例では偏心アーム24を4個配設した場合について説明したが、本実施の形態ではこれに限らず、偏心アーム24は最低3個あれば、キャリアホルダー22を好適に支持することができる。
36は下定盤回転用駆動装置であるモータであり、下定盤16を回転させる動力装置である。例えば、本実施形態のように、ギャードモータを用いることができ、その出力軸は下定盤16の回転軸に直結させてもよい。38は上定盤回転用駆動装置(以下、回転用モータということがある)であり、上定盤14を回転させる。下定盤回転用モータ36および上定盤回転用駆動装置38は、手動または制御手段による制御で回転方向および回転速度を自由に設定変更できるものとすれば、種々の研磨仕様に柔軟に対応できる。また、この両面研磨装置100では、キャリア12の透孔12a内に配されたウェーハ10を、上定盤14と下定盤16でサンドイッチにして、そのウェーハ10の研磨加工がなされる。この際、ウェーハ10を挟圧する力は、主に支持装置18による。支持装置18の流体シリンダの加圧力および/または減圧力を手動または制御手段により制御することで好適かつ容易に挟圧する力を調整できる。
ここで、キャリア12とキャリアホルダー22とを連繋する連繋手段50について説明する。図1は、連繋手段の要部を示す説明断面図である。連繋手段50は、キャリア12を、そのキャリア12が自転しないと共に、そのキャリア12の熱膨張による伸びを吸収するように、キャリアホルダー22へ連繋させることで保持させている。本実施例の連繋手段50では、図1に示すように、キャリアホルダー22側に設けられたピン23と、ピン23に遊嵌すべくキャリア12にそのキャリア12の熱膨張による伸び方向(本実施例では円形のキャリア12の径方向)にクリアランスが設けられて形成された穴12bとを備える。穴12bのクリアランスは、少なくともキャリア12の熱膨張による伸びを吸収する方向に好適に設ければよく、例えば、長穴に形成されていればよい。
本実施例において、キャリア12は、その外周縁についても熱膨張した際に好適にスライドできるように、キャリアホルダー22の内周面22aとの間にクリアランスが生じるように形成されている。すなわち、内周面22aの内径よりもキャリア12の外径が、所定の寸法小径に形成されている。そして、上述したようにキャリア12の熱膨張を考慮してクリアランスを設けておいたキャリア12の穴12bを、キャリアホルダー22のピン23に嵌めることで直接的にセットしてある。このようにキャリア12の熱膨張による伸びを吸収する連繋手段50を備えることで、簡単な構成でキャリア12をキャリアホルダー22に対して回り止めをした状態に好適に連繋させることができる。これにより、キャリア12の伸びを好適に逃がして吸収することができ、キャリア12の変形を防止できる。また、キャリア12は、キャリアホルダー22に嵌めることで装着する構成であるので、装着時における作業の簡素化がなされる。
次に、キャリアホルダー22に備えられるキャリア12の高さ調整機能について図1に基づいて説明する。23aはフランジ部であり、ピン23の中途部にワッシャー形状に一体に設けられている。このフランジ部23aは、キャリアホルダー22側に設けられ、キャリア12を保持すべく直接的に支持する支持部になっている。ピン23のフランジ部23aの下方には、ピン23をキャリアホルダー22の下段部22bに装着可能にネジ部23bが設けられている。そのネジ部23bのキャリアホルダー22の下段部22bに螺合する度合いを調整することで、フランジ部23aの高さ調整が可能に設けられている。このようにフランジ部23aを設けたことで、キャリア12の高さ位置を好適に調整して、キャリアホルダー22でキャリア12を適切に保持することができる。
すなわち、フランジ部23aの高さを調整すれば、下定盤16の研磨布16aが消耗して薄くなった場合等、条件の変化に好適に対応でき、その下定盤16の研磨布16a面とほぼ同じ高さで、キャリア12が撓みを生じないように好適に保持できる。従って、キャリア12を水平に好適に保持することができ、ウェーハ10の研磨割れや、研磨精度劣化を防止することができる。また、フランジ部23aの表面によって、キャリア12の外周面を部分的に受けることになり、キャリア12の伸縮による摺動を好適に支持することができる。すなわち、キャリア12の外周面(下面)とキャリアホルダー22側の上面との接地面積を小さくすることができるため、滑り摩擦抵抗を低減でき、キャリア12は好適に摺動できる。これにより、キャリア12の熱等による伸縮力が好適に開放され、キャリア12の歪みの発生を防止できる。
以上に第1実施形態における両面研磨装置100の基本構成について説明した。
次に、この両面研磨装置100における研磨パッド14a,16aの貼り付け方法および研磨パッド14a,16aの貼り付けに用いる治具について説明する。第1実施形態においては、キャリア12に替えてキャリアホルダー22に研磨パッド貼付専用キャリア(以下単に専用キャリアという)49を保持させる点を特徴としている。図2はキャリアホルダー22に専用キャリア49をセットした状態を示す。図3はローラ装置48の説明図である。
専用キャリア49は塩化ビニール等の樹脂板により円形に形成され、その外周部にピン23が緩く嵌入可能な、ラジアル方向に延びる長孔、またはピン23の外径より少し大きめの孔が形成され、キャリア12と交換して、キャリアホルダー22に装着可能となっている。これにより、専用キャリア49は、熱膨張したとしてもその膨張が長孔等によって吸収される。また専用キャリア49は、ホルダー22に対して上下方向に移動可能である。
専用キャリア49には、120°間隔で放射状に長孔状の透孔49aが設けられ、この各透孔49a内にローラ装置48が配置されている。
図2に示すように、専用キャリア49は、上下定盤14、16に対して偏心位置しているが、透孔49a内に配置されたローラ装置48は、上下定盤14、16に対してラジアル(径)方向を向くように設定されている。ローラ装置48は、専用キャリア49のキャリアホルダー22に対する取り付け位置によっては、上下定盤14、16の径方向とは異なる向きとなるので、取り付け時に上下定盤14、16の径方向を向くように専用キャリア49をキャリアホルダー22に取り付けるか、あるいは、キャリア旋回駆動装置20を作動して専用キャリア49を旋回させ、ローラ装置48が上下定盤14、16の径方向を向くように調整するのである。
なお、ローラ装置48がラジアル(径)方向を向くとは、シャフト軸44の軸芯がラジアル方向を向くことをいう。また、ラジアル方向を向くとは、完全に正確に径方向を向くことばかりでなく、径方向から若干の角度のずれがある場合を含むものである。
なお、研磨用のキャリア12は薄物とする必要があるが、専用キャリア49は薄物でなくともよく、剛性の高い材料を用いて、ローラ装置48を確実に保持するようにする。このように、専用キャリア49に剛性の高いものを用いることによって、研磨パッド貼り付けの際に、上下定盤14、16から強い押圧力でローラ装置48が挟圧されたとしても、専用キャリア49の破損を防止できる。
次に、ローラ装置48について説明する。
3本のローラ装置48は、上下定盤14、16の径方向を向いたとき、その径方向外側部分が、上下定盤14、16の周縁部までを確実に押圧できる長さ(外周縁よりも若干外方に突出してもよい)に設定され、また、3本のローラ装置48のうち1本は、その径方向中心側の部分が、上下定盤14、16の中心にまで達する長さか、該中心を越える長さのものに設定するとよい。これにより、上下定盤14、16の全面をローラ装置48によって押圧することができる。図4は、3本のローラ装置48のうちの1本を、上下定盤14、16のほぼ直径分をカバーできる長さに設定している。また、他の2本の短いローラ装置をこれに直交する方向に設けている。
図3に示すように、ローラ装置48は、シャフト軸44と、シャフト軸44に回転可能に取り付けられたローラ体46とよりなる。シャフト軸44は専用キャリア49にボルト47a等により固定されたL字をなす取付部47に両端縁が支持され、これにより、ローラ装置48は、透孔49a内に位置するようになされている。またローラ体46の直径は専用キャリア49の厚さよりも十分大きなものに設定され、専用キャリア49の上下面よりも上方および下方に突出し、上下定盤14、16面を押圧可能となっている。
また、ローラ体46は、図3に示すように、シャフト軸44の軸方向に複数に分割された分割ローラ体46aにより構成されている。すなわち、各分割ローラ体46a,46a,・・・はシャフト軸44周りに各々独立して回転可能である。このように、分割ローラ体46a,46a,・・・を採用することにより、ローラ体46が上下定盤14、16に当接して回転する際に、上下定盤14、16の内周側と外周側との周速差を吸収できる。すなわち、ローラ体46を多数の分割ローラ体46aに分割することにより、各分割ローラ体46aの外周側と内周側とでは周速差がそれだけ小さくなるため、一本もののローラ体における周速差によるすべり量に比較して、大幅に少ないすべり量にすることができる。これにより、ローラ体46のすべり(こじり)によって研磨パッド14a、16aが損傷されてしまうことがなく、高精度で定盤の研磨面に研磨パッド14a、16aを貼り付けすることができる。分割ローラ体46aの長さを小さくすればするほど、すべり量を小さくできることが理解されよう。
この反面、複数の分割ローラ体46aによりローラ体46を構成すると、ローラ体46に、隣接する分割ローラ体46a同士の当接部分に若干の隙間が生じてしまい、この隙間部分により研磨パッドが押圧されない状態が生じるおそれがある。これに対処するためには、図5に例示的に示すように、複数個のローラ装置48をセットし、複数のローラ装置48のうち、少なくとも一つのローラ装置48aにおける隣接する分割ローラ体46aの当接部分(つなぎ目部分)の位置が他のローラ装置48bにおける隣接する分割ローラ体46aの当接部分の位置とずれるようにローラ装置48を構成するようにするとよい。このようにすることで、一のローラ装置48aにおける分割ローラ体46aの端縁部の軌跡が、他のローラ装置48bにおける分割ローラ体46aの端縁部の軌跡と重複しなくなり、研磨パッド14a、16aを万遍なく押圧するので、精度良く研磨パッド14a、16aを研磨面に貼り付けることができる。
次に、両面研磨装置における研磨パッドの貼り付け方法について説明する。
まず、支持装置18のシリンダを伸縮させることにより、上定盤14を下定盤16から離反させる。
次に、キャリアホルダー22からキャリア12を取り外す。
次いで、上定盤14と下定盤16の研磨面に貼付されている磨耗した研磨パッド14を取り外し、各研磨面を清掃した後、新しい研磨パッド14a、14bを上定盤14および下定盤16の研磨面に仮貼り付けする。研磨パッド14の貼り付け面には両面テープ等の接着手段が取り付けられ、この接着手段により仮貼付するのである。
なお、両面研磨装置に研磨パッド14a、16aを新規に取り付ける場合には、上定盤14と下定盤16から研磨パッド14a、16aを取り外す作業と、各研磨面の清掃作業が省略可能である。
上下各定盤14、16の各研磨面に研磨パッド14a、16aを仮貼付した後、キャリアホルダー22に専用キャリア49をセットする。この場合に、専用キャリア49に配設されたローラ装置48が上下定盤14、16の径方向を向くように専用キャリア49をキャリアホルダー22にセットする。なお、専用キャリア49をキャリアホルダー22にセットした際、ローラ装置48が、上下定盤14、16の径方向からずれている場合には、キャリア旋回駆動装置20を作動させ、キャリアホルダー22を旋回移動させて、ローラ装置48が上下定盤14、16の径方向を向いた位置でキャリアホルダー22の旋回を停止させるようにする。
このように、キャリア12の代わりに専用キャリア49をセットした後、支持装置18のシリンダを伸縮させることにより、上定盤14を下定盤16に接近させる。上定盤14がローラ装置48のローラ体46を所定の力で下定盤16に押圧する状態(ローラ体46が上定盤14と下定盤16により挟圧された状態)にした後、上定盤14と下定盤16をモータ等の回転駆動手段により、それぞれを等速度で互いに反対方向に回転させる。なお、キャリア旋回駆動装置20は作動させない。
これにより、上下定盤14、16に仮貼付された研磨パッド14a、16aはローラ体46によって所定の押圧力で万遍なく押圧され、上下定盤14、16の研磨面上に自動的に貼付されることとなる。なお、専用キャリア49はキャリアホルダー22に対して上下動可能なので、すなわち、浮遊状態であるので、ローラ装置48は、剛性を有する専用キャリア49に影響されることなく、均一な押圧力で上下定盤面を押圧し、これによって精度よく研磨パッド14a、16aを貼付することができる。
また、前記のように、ローラ装置48のローラ体46を適宜個数の複数個に分割した分割ローラ体46aに形成することによって、一本もののローラ体における周速差によるすべり量に比較して、大幅に少ないすべり量にすることができる。これにより、ローラ体46のすべり(こじり)によって研磨パッド14a、16aが損傷されてしまうことがなく、高精度で定盤の研磨面に研磨パッド14a、16aを貼り付けすることができる。
また、図5に示すように、一のローラ装置48aの隣接する分割ローラ体46aの当接部位が、他のローラ装置48bの隣接する分割ローラ体46bの当接部位とずれるようにローラ装置48を構成するようにすることで、一のローラ装置48aにおける分割ローラ体46aの端縁部の軌跡が、他のローラ装置48bにおける分割ローラ体46aの端縁部の軌跡と重複しなくなり、研磨パッド14を万遍なく押圧するので、精度良く研磨パッド14を研磨面に貼り付けることができる。
上下各定盤14、16に研磨パッド14a、16aを貼付した後、再び支持装置18のシリンダを伸縮させて、上定盤14を下定盤16から離反させる。そして専用キャリア49をキャリアホルダー22から取外し、研磨用のキャリア12をキャリアホルダー22に取り付けて、研磨パッド14a、16aの貼付作業が完了する。
なお、上記実施の形態では、ローラ装置48のローラ体46を分割ローラ体46aで構成するようにしたが、図6に示すように、ローラ体46の表面に、所要幅を有する螺旋状の突出部60を形成するようにしてもよい。ローラ体46に設けられた螺旋状の突出部60は、ローラ体46の回転により上下各定盤14、16の研磨面に仮貼付された各研磨パッド14a、16aと研磨面との間に侵入した空気を上下各定盤14、16の外周方向に排出させる作用をなし、上下各定盤14、16と各研磨パッド14a、16aとを高精度に密着させることができる。
また、螺旋状の突出部60間には溝部が存在するから、上下定盤14、16の内周側と外周側との周速差を緩和する機能を有する。すなわち、上下定盤14、16の外側の周速の方が内周側の周速よりも大きく、これに接するローラ体46は上下定盤14、16の外周側と内周側とでこすれる度合いが相違するが、突出部60間の溝部により、その接触による摩擦力が開放されるからである。
連繋手段の要部を示す説明断面図である。 キャリアホルダーに専用キャリアをセットした状態を示す平面図である。 ローラ装置の説明側面図である。 上下定盤のほぼ直径分の長さを有するローラ装置を用いた専用キャリアをキャリアホルダーにセットした状態を示す平面図である。 複数のローラ装置の、隣接する分割ローラ体の当接部位をずらした状態を示す説明図である。 ローラ装置のローラ体外表面に所要幅を有する螺旋状の突出部を形成した実施の形態を示す説明図である。 特許文献1に記載されている両面研磨装置の組み立て斜視図である。 図7の側断面図である。
符号の説明
10 ウェーハ
12 キャリア
12a 透孔
14 上定盤
16 下定盤
18 支持装置
20 キャリア旋回駆動装置
22 キャリアホルダー
30 基体
32 モータ
36 モータ(下定盤回転駆動装置)
38 上定盤回転用駆動装置(モータ)
44 シャフト軸
46 ローラ体
46a 分割ローラ体
48 ローラ装置
49 研磨パッド貼付専用キャリア
49a 透孔
60 突出部

Claims (14)

  1. 研磨面に研磨パッドが貼付された下定盤と、該下定盤の上方に上下動自在に支持装置により支持され、研磨面に研磨パッドが貼付された上定盤と、該下定盤と上定盤との間にホルダーを介して配置され、ウェーハを保持する透孔を有するキャリアと、前記上下定盤を軸線を中心として回転駆動する駆動装置と、前記ホルダーに連結され、キャリアをホルダーを介して自転しない円運動からなる旋回運動をさせる旋回駆動装置とを具備し、上下定盤を回転させ、かつキャリアを旋回運動させることにより、上下定盤間に挟まれたウェーハの両面を研磨する両面研磨装置の、前記上下定盤の研磨面に前記研磨パッドを同時に貼付する研磨パッドの貼り付け方法において、
    前記キャリアを前記ホルダーから取り外す工程と、
    前記上定盤および下定盤の研磨面に研磨パッドを仮貼付する工程と、
    前記キャリアとほぼ同じ大きさに形成されると共に、透孔を有し、前記研磨パッドを押圧するためのローラ装置が前記透孔内に位置して固定されたパッド貼付専用キャリアを、前記ローラ装置が上下定盤のラジアル方向を向くように前記ホルダーにセットする工程と、
    前記上定盤および下定盤を相対的に接近させ、上下定盤により前記ローラ装置を所定の押圧力で挟み込む工程と、
    前記上下定盤によりローラ装置を所定の押圧力で挟み込んだまま、上下定盤を互いに反対方向に等速で回転させ、前記ローラ装置により前記研磨パッドを上下定盤の研磨面に押し付けて貼付する工程を具備することを特徴とする研磨パッドの貼り付け方法。
  2. 前記パッド貼付専用キャリアを、前記ホルダーに上下方向に移動可能に装着することを特徴とする請求項1記載の研磨パッドの貼り付け方法。
  3. 前記ローラ装置が複数本固定されているパッド貼付専用キャリアを用いることを特徴とする請求項1または2記載の研磨パッドの貼付方法。
  4. 前記ローラ装置の1本に、前記上下定盤の中心を越える長さを有するものを用いることを特徴とする請求項3記載の研磨パッドの貼付方法。
  5. 前記ローラ体を、前記シャフト軸の軸線方向に分割された複数の分割ローラ体により構成したローラ装置を用いることを特徴とする請求項1〜4いずれか1項記載の研磨パッドの貼付方法。
  6. 前記パッド貼付専用キャリアに複数個の前記ローラ装置をセットし、一のローラ装置における分割ローラ体の端縁部の軌跡が、他のローラ装置における分割ローラ体の端縁部の軌跡と重複しないように設定されていることを特徴とする請求項5記載の研磨パッドの貼り付け方法。
  7. 前記ローラ体の外周面に、所定幅を有する突出部が螺旋状に形成されたローラ装置を用いることを特徴とする請求項1〜4いずれか1項記載の研磨パッド貼付方法。
  8. 研磨面に研磨パッドが貼付された下定盤と、該下定盤の上方に上下動自在に支持装置により支持され、研磨面に研磨パッドが貼付された上定盤と、該下定盤と上定盤との間にホルダーを介して配置され、ウェーハを保持する透孔を有するキャリアと、前記上下定盤を軸線を中心として回転駆動する駆動装置と、前記ホルダーに連結され、キャリアをホルダーを介して自転しない円運動からなる旋回運動をさせる旋回駆動装置とを具備し、上下定盤を回転させ、かつキャリアを旋回運動させることにより、上下定盤間に挟まれたウェーハの両面を研磨する両面研磨装置の、前記上下定盤の研磨面に前記研磨パッドを同時に貼付する研磨パッドの貼り付け治具において、
    前記キャリアに替えて前記ホルダーに装着可能に設けられると共に、透孔を有するパッド貼付専用キャリアと、
    該パッド貼付専用キャリアの透孔内に位置して固定され、前記パッド貼付専用キャリアが前記ホルダーにセットされた際、上下定盤の研磨面に仮貼り付けされた前記研磨パッドを押圧可能なローラ装置とを具備することを特徴とする研磨パッドの貼り付け用治具。
  9. 前記パッド貼付専用キャリアが、前記ホルダーに上下方向に移動可能に装着されることを特徴とする請求項8記載の研磨パッドの貼り付け用治具。
  10. 前記パッド貼付専用キャリアに前記ローラ装置が複数本固定されていることを特徴とする請求項8または9記載の研磨パッドの貼り付け用治具。
  11. 前記ローラ装置の1本が、前記上下定盤の中心を越える長さを有するものであることを特徴とする請求項10記載の研磨パッドの貼り付け用治具。
  12. 前記ローラ体が、前記シャフト軸の軸線方向に分割された複数の分割ローラ体により構成されていることを特徴とする請求項8〜11いずれか1項記載の研磨パッドの貼り付け用治具。
  13. 前記パッド貼付専用キャリアに複数個の前記ローラ装置がセットされ、一のローラ装置における分割ローラ体の端縁部の軌跡が、他のローラ装置における分割ローラ体の端縁部の軌跡と重複しないように設定されていることを特徴とする請求項12記載の研磨パッドの貼り付け用治具。
  14. 前記ローラ体の外周面に、所定幅を有する突出部が螺旋状に形成されていることを特徴とする請求項8〜11いずれか1項記載の研磨パッド貼り付け用治具。
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