JP2007104852A - サーボモータのpwm駆動方法及び装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、PWM指令信号の異常をディジタルコンパレータの比較により判定し、バッファ回路からの出力を禁止して、モータ及びパワー素子へのストレス付加を防止することを目的とする。
【解決手段】本発明によるサーボモータのPWM駆動方法及び装置は、各レジスタ(3〜5)からの出力信号(A)をディジタルコンパレータ(12〜14)の指令上限値(B)と比較し、A>Bの時に出力禁止信号(21)をバッファ回路(22)に入力して出力を禁止し、サーボモータの駆動を禁止する方法と構成である。
【選択図】図1
【解決手段】本発明によるサーボモータのPWM駆動方法及び装置は、各レジスタ(3〜5)からの出力信号(A)をディジタルコンパレータ(12〜14)の指令上限値(B)と比較し、A>Bの時に出力禁止信号(21)をバッファ回路(22)に入力して出力を禁止し、サーボモータの駆動を禁止する方法と構成である。
【選択図】図1
Description
本発明は、サーボモータPWM駆動方法及び装置に関し、特に、PWM指令信号が正常であるか否かを指令上限値と比較して判定し、異常の場合にはバッファ回路から駆動回路への出力を禁止し、CPU暴走又は制御プログラムのデバック時の誤まったPWM信号の出力によって駆動回路のパワー素子又はモータ等に過電流によるストレスを与える危険性を回避し、サーボモータを正常に駆動するための新規な改良に関する。
従来、用いられていたこの種のサーボモータのPWM駆動方法としては、例えば、特許文献1の比例ディザを有するディジタル・パルス幅変調器及びディジタル・パルス幅変調方法、特許文献2のサーボモータ制御装置、特許文献3,4のPWM方式駆動方法を挙げることができる。
従来のPWM方式によるサーボモータの駆動方法は、以上のように構成されているため、次のような課題が存在していた。
すなわち、前述の各特許文献に開示された構成においては、何れも、PWM指令信号はレジスタを経てPWM信号生成回路に入力され、バッファ回路を経て駆動回路へ供給されていたため、上位のCPU又はDSPからのPWM指令信号に対する監視が行われておらず、CPU又はDSPから誤まったPWM指令信号がきた場合、それによって生成されたPWM信号によってモータに過電流が供給されてしまい、結果的に駆動回路のパワー素子やモータにストレスを与え、損傷等の原因となることもあった。
すなわち、前述の各特許文献に開示された構成においては、何れも、PWM指令信号はレジスタを経てPWM信号生成回路に入力され、バッファ回路を経て駆動回路へ供給されていたため、上位のCPU又はDSPからのPWM指令信号に対する監視が行われておらず、CPU又はDSPから誤まったPWM指令信号がきた場合、それによって生成されたPWM信号によってモータに過電流が供給されてしまい、結果的に駆動回路のパワー素子やモータにストレスを与え、損傷等の原因となることもあった。
本発明によるサーボモータのPWM駆動方は、データバスを介してPWM指令信号を、3相のレジスタを経てPWM信号生成回路に入力し、前記PWM信号生成回路を経て得られた3相のPWM信号をバッファ回路を介して駆動モータの駆動回路へ供給するようにしたサーボモータのPWM駆動方法において、前記各レジスタからの出力信号を指令上限値が入力されたディジタルコンパレータに入力して前記指令上限値と比較し、前記出力信号が前記指令上限値よりも大の場合に、前記各ディジタルコンパレータの出力側に接続された出力禁止手段から出力される出力禁止信号を前記バッファ回路に入力し、前記バッファ回路から前記駆動回路への出力を禁止する方法であり、また、前記各レジスタは、アドレスバスに接続されたアドレスデコーダからの3相の相選択信号により選択される方法であり、また、本発明によるサーボモータのPWM駆動装置は、データバスを介してPWM指令信号を、3相のレジスタを経てPWM信号生成回路に入力し、前記PWM信号生成回路を経て得られた3相のPWM信号をバッファ回路を介して駆動モータの駆動回路へ供給するようにしたサーボモータのPWM駆動装置において、前記各レジスタの出力信号に接続され指令上限値が入力された複数のディジタルコンパレータと、前記各ディジタルコンパレータと前記バッファ回路間に接続されゲート回路からなる出力禁止手段とを備え、前記各ディジタルコンパレータにて前記各レジスタからの出力信号を指令上限値と比較し、前記出力信号が前記指令上限値よりも大の場合に、前記出力禁止手段からの出力禁止信号を前記バッファ回路に入力し、前記バッファ回路から前記駆動回路への出力を禁止するようにした構成であり、また、前記各レジスタには、アドレスバスに接続されたアドレスデコーダが接続され、前記アドレスデコーダからの3相の相選択信号が前記各レジスタに入力されるようにした構成である。
本発明によるサーボモータのPWM駆動方法及び装置は、以上のように構成されているため、次のような効果を得ることができる。
すなわち、PWM指令信号はレジスタを経た後、ディジタルコンパレータで指令上限値と比較され、PWM指令信号が指令上限値よりも大の場合には出力禁止が行われ、バッファ回路から駆動回路への出力は禁止され、過電流等によるパワー素子及びモータへのストレスを防止することができる。
すなわち、PWM指令信号はレジスタを経た後、ディジタルコンパレータで指令上限値と比較され、PWM指令信号が指令上限値よりも大の場合には出力禁止が行われ、バッファ回路から駆動回路への出力は禁止され、過電流等によるパワー素子及びモータへのストレスを防止することができる。
本発明は、PWM指令信号が正常であるか否かを指令上限値と比較して判定し、異常の場合にはバッファ回路から駆動回路への出力を禁止し、CPU暴走又は制御プログラムのデバック時の誤まったPWM信号の出力によって駆動回路のパワー素子又はモータ等に過電流によるストレスを与える危険性を回避し、サーボモータを正常に駆動するようにしたサーボモータのPWM駆動方法及び装置を提供することを目的とする。
以下、図面と共に本発明によるサーボモータのPWM駆動方法及び装置の好適な実施の形態について説明する。
図1において符号1で示されるものは、上位のCPU又はDSPからデータバス2を経て送られてくるPWM指令信号であり、このPWM指令信号1は、U,V,W相用の第1、第2、第3レジスタ3,4,5に各々入力されている。
図1において符号1で示されるものは、上位のCPU又はDSPからデータバス2を経て送られてくるPWM指令信号であり、このPWM指令信号1は、U,V,W相用の第1、第2、第3レジスタ3,4,5に各々入力されている。
前記各レジスタ3,4,5には、アドレスバス6に接続されたアドレスデコータ7からのアドレスであるU相選択信号8、V相選択信号9及びW相選択信号10が選択的に入力されるように構成され、上位のCPU又はDSPからの指令によって各レジスタ3,4,5が順次選択されるように構成されている。
前記各レジスタ3,4,5からの出力信号Aは、PWM用クロック11Aで駆動される周知のPWM信号生成回路11のU相指令11a、V相指令11b、W相指令11cに各々入力されていると同時に、予め設定された指令上限値Bが入力された3相用のディジタルコンパレータ12,13,14に入力され、各ディジタルコンパレータ12,13,14において前記出力信号Aと指令上限値Bとが比較されるように構成されている。
前記各ディジタルコンパレータ12,13,14の出力12a,13a,14aは、例えば、3入力型のゲート回路(他のゲート回路でも可)からなる出力禁止手段20に入力され、この出力禁止手段20からは出力禁止信号21が出力されてバッファ回路22に入力されるように構成されている。
前記PWM信号生成回路11で生成された3相のPWM信号25は、遅延回路26及び反転回路27を介して前記バッファ回路22に入力され、このバッファ回路22からパワーボードの駆動回路23へ駆動信号24が送られてサーボモータが駆動されるように構成されている。
次に、動作について述べる。まず、前記PWM指令信号1が各レジスタ3,4,5に入力され、その出力信号Aが前記PWM信号生成回路11に入力され、生成された各PWM信号25は遅延回路26及びバッファ回路22を経て駆動回路23へ送られサーボモータの駆動が行われる。
前述の場合、上位のCPU又はDSPから送られるPWM指令信号1に異常等がなければ、各ディジタルコンパレータ12,13,14における前記出力信号Aと指令上限値Bの関係はA<Bであるため、出力禁止手段20からの出力禁止信号21は出力されることはなく、サーボモータは正常に駆動されるが、前記CPU又はDSPの暴走やプログラムデバック時のミス等により、誤まったPWM指令信号1が各レジスタ3,4,5に入力された場合、各ディジタルコンパレータ12,13,14における出力信号Aと指令上限値Bの関係はA>Bとなり、出力禁止手段20への入力が“H”となるための出力禁止信号21がバッファ回路22に入力され、このバッファ回路22からは駆動信号24の出力が禁止されてサーボモータの駆動が停止される。
従って、過電流によるモータやパワー素子へのストレスのかかりを回避することができる。
尚、前述の図1の構成は全てディジタル処理で構成されている。
従って、過電流によるモータやパワー素子へのストレスのかかりを回避することができる。
尚、前述の図1の構成は全てディジタル処理で構成されている。
本発明は、PWM方式のサーボモータに限ることなく、他のモータ駆動制御にも適用可能である。
1 PWM指令信号
2 データバス
3 第1レジスタ
4 第2レジスタ
5 第3レジスタ
6 アドレスバス
7 アドレスデコーダ
8 U相選択信号
9 V相選択信号
10 W相選択信号
11 PWM信号生成回路
12,13,14 ディジタルコンパレータ
A 出力信号
B 指令上限値
20 出力禁止手段
21 出力禁止信号
22 バッファ回路
23 駆動回路
24 駆動信号
25 PWM信号
2 データバス
3 第1レジスタ
4 第2レジスタ
5 第3レジスタ
6 アドレスバス
7 アドレスデコーダ
8 U相選択信号
9 V相選択信号
10 W相選択信号
11 PWM信号生成回路
12,13,14 ディジタルコンパレータ
A 出力信号
B 指令上限値
20 出力禁止手段
21 出力禁止信号
22 バッファ回路
23 駆動回路
24 駆動信号
25 PWM信号
Claims (4)
- データバス(2)を介してPWM指令信号(1)を、3相のレジスタ(3〜5)を経てPWM信号生成回路(11)に入力し、前記PWM信号生成回路(11)を経て得られた3相のPWM信号(25)をバッファ回路(22)を介して駆動モータの駆動回路(23)へ供給するようにしたサーボモータのPWM駆動方法において、
前記各レジスタ(3〜5)からの出力信号(A)を指令上限値(B)が入力されたディジタルコンパレータ(12〜14)に入力して前記指令上限値(B)と比較し、前記出力信号(A)が前記指令上限値(B)よりも大の場合に、前記各ディジタルコンパレータ(12〜14)の出力側に接続された出力禁止手段(20)から出力される出力禁止信号(21)を前記バッファ回路(22)に入力し、前記バッファ回路(22)から前記駆動回路(23)への出力を禁止することを特徴とするサーボモータのPWM駆動方法。 - 前記各レジスタ(3〜5)は、アドレスバス(6)に接続されたアドレスデコーダ(7)からの3相の相選択信号(8〜10)により選択されることを特徴とする請求項1記載のサーボモータのPWM駆動方法。
- データバス(2)を介してPWM指令信号(1)を、3相のレジスタ(3〜5)を経てPWM信号生成回路(11)に入力し、前記PWM信号生成回路(11)を経て得られた3相のPWM信号(25)をバッファ回路(22)を介して駆動モータの駆動回路(23)へ供給するようにしたサーボモータのPWM駆動装置において、
前記各レジスタ(3〜5)の出力信号(A)に接続され指令上限値(B)が入力された複数のディジタルコンパレータ(12〜14)と、前記各ディジタルコンパレータ(12〜14)と前記バッファ回路(22)間に接続されゲート回路からなる出力禁止手段(20)とを備え、
前記各ディジタルコンパレータ(12〜14)にて前記各レジスタ(3〜5)からの出力信号(A)を指令上限値(B)と比較し、前記出力信号(A)が前記指令上限値(B)よりも大の場合に、前記出力禁止手段(20)からの出力禁止信号(21)を前記バッファ回路(22)に入力し、前記バッファ回路(22)から前記駆動回路(23)への出力を禁止するように構成したことを特徴とするサーボモータのPWM駆動装置。 - 前記各レジスタ(3〜5)には、アドレスバス(6)に接続されたアドレスデコーダ(7)が接続され、前記アドレスデコーダ(7)からの3相の相選択信号(8〜10)が前記各レジスタ(3〜5)に入力されるように構成したことを特徴とする請求項3記載のサーボモータのPWM駆動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005294680A JP2007104852A (ja) | 2005-10-07 | 2005-10-07 | サーボモータのpwm駆動方法及び装置 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105938363A (zh) * | 2016-06-24 | 2016-09-14 | 广州三晶电气股份有限公司 | 一种电动汽车驱动器的电机驱动算法调试系统及调试方法 |
-
2005
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