JP2007104758A - 直流モータ - Google Patents
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Abstract
【課題】電機子との対向平面において垂直方向に磁束が生じる平板形状のマグネットを使用しつつ、振動発生要因の一つであるコギングトルクを確実に低減できる直流モータを提供する。
【解決手段】電機子との対向平面において垂直方向に磁束が生じるように着磁された平板形状のマグネットをヨークの内側面に等角度間隔に並設して使用する場合、マグネット開角度(モータ軸中心におけるマグネット幅方向両端部間の中心角)とコギングトルクとの関係を検討し、その検討結果に基づいて、コギングトルクの低減が確実なマグネット開角度が34.5°〜52°内となるようにマグネットの幅寸法が設定される。
【選択図】図4
【解決手段】電機子との対向平面において垂直方向に磁束が生じるように着磁された平板形状のマグネットをヨークの内側面に等角度間隔に並設して使用する場合、マグネット開角度(モータ軸中心におけるマグネット幅方向両端部間の中心角)とコギングトルクとの関係を検討し、その検討結果に基づいて、コギングトルクの低減が確実なマグネット開角度が34.5°〜52°内となるようにマグネットの幅寸法が設定される。
【選択図】図4
Description
本発明は、直流モータに関するものである。
振動対策と出力向上を目指した直流モータとして、例えば特許文献1に開示されているものがある。この直流モータは、固定子に設けるマグネットの個数を6個(固定子側の磁極数を6極)とし、電機子に設ける巻線の個数を8個(電機子側の磁極数を8極)として構成されている。また、整流子のセグメントの個数を24個としており、電機子コアの対応するティースに8個の巻線がそれぞれ集中巻きにて巻装されるとともに所定のセグメントに接続され、各巻線が1つの閉ループを構成するように結線されている。
このような構成の直流モータにおいて更に低振動化したものが、例えば特許文献2に開示されている。この特許文献2の直流モータでは、ヨークが多角筒形状(文献2の図3)、若しくは多角筒形状に準じる筒形状(文献2の図1)に形成されることから、ハウジングが変形し難い形状となっている。つまり、電機子の回転時の磁気変動によるハウジングの変形が生じ難く、このハウジングの変形によるモータの振動が抑制される。
これに加え、マグネットの内側面(電機子との対向面)の円弧形状において、その円弧の曲率半径が電機子の外周面の曲率半径よりも大きく設定され、マグネットの周方向中央部から両端部に向かうほど電機子の外周面との距離(エアギャップ)が次第に大きくなるように構成されている。これによりコギングトルクが低減され、このことによってもモータの振動が抑制される。
また、マグネットの周方向中央部から両端部に向かうほど電機子の外周面との距離を次第に大きくするための目的とマグネットの形成を容易とする目的とから、マグネットを平板形状とすることも考えられる。この平板状のマグネットを上記した多角筒形状のヨークの平面部分にそれぞれ固着することで、モータの低振動化とマグネットの形成容易化が可能となる。
特開2004−88915号公報
特開2005−20914号公報
ところで、マグネットを平板形状とした場合、マグネットの電機子との対向平面において垂直方向に磁束が生じるように着磁するのが容易であり一般的である。そのため、マグネットを幅方向(モータの周方向)に延出し、隣接するマグネットと近接配置するほど(軸中心角が60°に近づくほど)、隣接するマグネットの幅方向端部の磁束が相互にオーバーラップし、これにより振動発生要因の一つであるコギングトルクが逆に増加してしまう。
そこで、マグネットの対向平面のいずれにおいても磁束が軸中心に向くように着磁して、隣接するマグネットの幅方向端部の磁束が相互にオーバーラップしないようにすることが考えられるが、この場合、マグネットの中央部から端部となるほど磁束の向きを次第に内側に変化させるように着磁する必要があり、着磁が煩雑となってしまう。
これに対し、垂直方向に磁束が生じるように着磁された平板形状のマグネットを使用しつつ該マグネットを幅方向に十分に小さく形成すれば、隣接するマグネットの幅方向端部の磁束が相互にオーバーラップすることを防止できるが、これによりコギングトルクが確実に低減するかは不明である。また、マグネットを幅方向に小さく形成すると、磁束量も小さくなるため、モータ出力が低下することも懸念される。
つまり、このような平板形状のマグネットを使用した場合に、マグネットの幅寸法をどの程度に設定すればよいかが不明であり、マグネットの幅寸法を好適な寸法に設定することが望まれている。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、第1の目的は、電機子との対向平面において垂直方向に磁束が生じる平板形状のマグネットを使用しつつ、振動発生要因の一つであるコギングトルクを確実に低減することができる直流モータを提供することにある。また、第2の目的は、第1の目的に加え、十分な磁束量を確保しモータ出力を向上することができる直流モータを提供することにある。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、6個の平板形状のマグネットをヨーク内側面に等角度間隔に並設されてなる固定子と、24個のセグメントを有する整流子を備え、電機子コアの対応するティースに8個の巻線をそれぞれ集中巻きにて巻装するとともに所定のセグメントに接続し、各巻線が1つの閉ループを構成するように結線されてなる電機子と、前記整流子の所定のセグメントに摺接する陽極側及び陰極側給電ブラシと、を備え、前記給電ブラシから前記整流子を通じて供給される駆動電源に基づいて前記電機子が回転するように構成される直流モータであって、前記マグネットは、前記電機子との対向平面において垂直方向に磁束が生じるように着磁されてなり、モータ軸中心における幅方向両端部間の中心角が34.5°〜52°に設定されてなることをその要旨とする。
同構成によれば、電機子との対向平面において垂直方向に磁束が生じるように着磁された平板形状のマグネットをヨーク内側面に等角度間隔に並設して使用する場合、各マグネットは、モータ軸中心における幅方向両端部間の中心角(以下、マグネット開角度という)が34.5°〜52°となるように構成される。このマグネット開角度とコギングトルクとの関係を検討した結果(図4参照)、このマグネット開角度の範囲内では、コギングトルクが確実に低減される。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の直流モータにおいて、前記マグネットは、更に、モータ軸中心における前記幅方向両端部間の中心角が35.5°〜52°に設定されてなることをその要旨とする。
同構成によれば、マグネット開角度が35.5°〜52°に設定されることで、このマグネット開角度と、コギングトルク及び磁束量との関係を検討した結果(図4参照)、このマグネット開角度の範囲内では、コギングトルクの低減とともに、十分な磁束量が得られる。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の直流モータにおいて、前記マグネットは、更に、モータ軸中心における前記幅方向両端部間の中心角が40°〜52°に設定されてなることをその要旨とする。
同構成によれば、マグネット開角度が40°〜52°に設定されることで、このマグネット開角度と、コギングトルク及び磁束量との関係を検討した結果(図4参照)、このマグネット開角度の範囲内では、コギングトルクの低減とともに、より十分な磁束量が得られる。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の直流モータにおいて、前記マグネットは、更に、モータ軸中心における前記幅方向両端部間の中心角が44°〜46.5°に設定されてなることをその要旨とする。
同構成によれば、マグネット開角度が44°〜46.5°に設定されることで、このマグネット開角度と、コギングトルク及び磁束量との関係を検討した結果(図4参照)、このマグネット開角度の範囲内では、コギングトルクの十分な低減とともに、より十分な磁束量が得られる。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか1項に記載の直流モータにおいて、前記ヨークは、多角筒形状に形成され、前記マグネットは、前記ヨークの平面部分に固着されてなることをその要旨とする。
同構成によれば、ヨークを多角筒形状、例えば六角筒形状とし、その平面部分に平板形状のマグネットを固着することから、平板形状のマグネットの固着が容易であり、またヨークの形状が単純でその形成が容易である。また、ヨークの外側面も平面となるため、モータを設置し易い。
従って、本発明によれば、電機子との対向平面において垂直方向に磁束が生じる平板形状のマグネットを使用しつつ、振動発生要因の一つであるコギングトルクを確実に低減することができる直流モータを提供することができる。また、十分な磁束量を確保可能なマグネット開角度となるようにマグネットを構成することで、モータ出力を向上することができる。
以下、本発明を具体化した一実施の形態を図面に従って説明する。
図1に示すように、本実施形態の直流モータ101は、固定子102と該固定子102に対して回転する電機子103とを備えている。固定子102は、六角筒形状のヨーク104と、該ヨーク104の各平面部分の内周面にそれぞれ固着され等角度間隔に並設される6個の平板形状(直方体形状)のマグネット105とを備えてなる。本実施の形態のマグネット105は、ネオジ磁石にて形成されており、図2に示すように、電機子103との対向平面105aにおいて垂直方向に磁束が生じるように着磁されている。そして、この固定子102のマグネット105の内側には、電機子103が回転可能に収容されている。
図1に示すように、本実施形態の直流モータ101は、固定子102と該固定子102に対して回転する電機子103とを備えている。固定子102は、六角筒形状のヨーク104と、該ヨーク104の各平面部分の内周面にそれぞれ固着され等角度間隔に並設される6個の平板形状(直方体形状)のマグネット105とを備えてなる。本実施の形態のマグネット105は、ネオジ磁石にて形成されており、図2に示すように、電機子103との対向平面105aにおいて垂直方向に磁束が生じるように着磁されている。そして、この固定子102のマグネット105の内側には、電機子103が回転可能に収容されている。
電機子103は、回転軸106と、放射状に延びる8つのティースT1〜T8を有し回転軸106に固定される電機子コア107と、各ティースT1〜T8に集中巻きにて巻装されてなる8個の巻線M1〜M8とを備えている。因みに、ティースT1〜T8間には、スロットS1〜S8が形成されている。
また、電機子103には、外周面に24個のセグメント1〜24が周方向に並設され回転軸106に固定される整流子108が備えられている。ここで、図3(a)に示すように、巻線M1の両端子は隣接のセグメント2,3にそれぞれ接続され、巻線M2の両端子は巻線M1が接続されるセグメント2,3に対し1つのセグメント4を置いた隣接のセグメント5,6にそれぞれ接続されている。巻線M3の両端子は巻線M2が接続されるセグメント5,6に対し1つのセグメント7を置いた隣接のセグメント8,9にそれぞれ接続されるというようにこれを繰り返し、各巻線M1〜M8は対応するセグメントにそれぞれ接続されている。整流子108のセグメント1〜24は、更に、セグメント1,9,17の組やセグメント5,13,21の組というように、120°間隔に配置されるセグメント同士が短絡されて同電位とされている。そして、図3(b)に示すように、巻線M1〜M8は、1つの閉ループを構成するように結線されている。
整流子108のセグメント1〜24には、互いに180°間隔に配置され回転軸106を挟んで対向する陽極側給電ブラシ109aと陰極側給電ブラシ109bとが摺接する。そして、各給電ブラシ109a,109bは、外部からの電源供給に基づいて整流子108を通じて電機子103(巻線M1〜M8)に給電を行い、モータ101が回転駆動するように構成されている。
このような構成の直流モータ101において、上記した平板形状のマグネット105の幅寸法、この場合、モータ軸中心Oにおけるマグネット105の幅方向両端部間の中心角θ(本実施の形態では、マグネット開角度θという)について検討してみた。因みに、本実施の形態で用いるマグネット105は6個なので、個々のマグネット105におけるマグネット開角度θの最大値は60°である。そのため、マグネット開角度θを最大60°まで変化させた場合、その最大60°における磁束量及びコギングトルクを100%とすると、各マグネット開角度θにおける磁束量及びコギングトルクは図4に示すように変化する。
詳述すると、マグネット開角度θを34°付近から増加させると、その増加に伴ってコギングトルクは減少し、34.5°にて100%以下となり、36°において極小値30%となる。マグネット開角度θが36°を超えると40°までコギングトルクが一旦増加し、該40°にて極大値80%となる。マグネット開角度θが40°を超えると45°までコギングトルクが再び減少する。
マグネット開角度θが45°になると、コギングトルクが最小値10%となり、該45°を超えるとコギングトルクが再び増加する。このとき、マグネット開角度θが44°から46.5°の範囲においては、コギングトルクが上記極小値の30%以下となる。マグネット開角度θが52°になると、コギングトルクが100%を超え、その後、極大値を迎えて、60°にてコギングトルクが100%となる。
一方、磁束量については、マグネット開角度θを34°付近から増加させると、その増加に伴って磁束量も増加し、35.5°において磁束量が100%を超える。マグネット開角度θが48°になると、磁束量が最大値105%となり、該48°を境に減少に転じる。そして、マグネット開角度θが60°において、磁束量が100%となる。
このような検討結果に基づいて、マグネット105におけるマグネット開角度θが34.5°〜52°の範囲内では、コギングトルクが100%以下に低減される良好な範囲であることがわかった。
また、マグネット開角度θが35.5°〜52°の範囲内では、コギングトルクが低減されつつ、磁束量も100%を超えるより良好な範囲であることがわかった。
また、マグネット開角度θが40°〜52°の範囲内では、コギングトルクが低減されつつ、磁束量が最大値を含む高い水準で十分に得られるより一層良好な範囲であることがわかった。
また、マグネット開角度θが40°〜52°の範囲内では、コギングトルクが低減されつつ、磁束量が最大値を含む高い水準で十分に得られるより一層良好な範囲であることがわかった。
この範囲の中でも、マグネット開角度θが44°〜46.5°の範囲内においては、磁束量を最大値に近い高い水準で十分に得ることができながらも、コギングトルクが最も低い水準に低減でき、コギングトルク低減の観点からは望ましい範囲であることがわかった。
これらを踏まえ、本実施の形態の直流モータ101では、上記したマグネット開角度θからマグネット105の幅寸法が設定され、コギングトルクの低減と磁束量の増大が図られている。これにより、本実施の形態では、モータ101の低振動化と高出力化が図られている。
次に、本実施の形態の特徴的な作用効果を記載する。
(1)本実施の形態では、電機子103との対向平面105aにおいて垂直方向に磁束が生じるように着磁された平板形状のマグネット105をヨーク104の内側面に等角度間隔に並設して使用する場合、マグネット開角度θと、コギングトルク及び磁束量との関係を検討した。その検討結果である図4に基づいて、本実施の形態では、マグネット開角度θが図4に示す好適な範囲内となるようにマグネット105の幅寸法が設定されている。従って、コギングトルクを確実に低減でき、しかも十分な磁束量を得ることができる。そのため、モータ101の低振動化と高出力化を確実に行うことができる。
(1)本実施の形態では、電機子103との対向平面105aにおいて垂直方向に磁束が生じるように着磁された平板形状のマグネット105をヨーク104の内側面に等角度間隔に並設して使用する場合、マグネット開角度θと、コギングトルク及び磁束量との関係を検討した。その検討結果である図4に基づいて、本実施の形態では、マグネット開角度θが図4に示す好適な範囲内となるようにマグネット105の幅寸法が設定されている。従って、コギングトルクを確実に低減でき、しかも十分な磁束量を得ることができる。そのため、モータ101の低振動化と高出力化を確実に行うことができる。
(2)本実施の形態では、ヨーク104を六角筒形状とし、その平面部分に平板形状のマグネット105を固着することから、平板形状のマグネット105の固着が容易であり、またヨーク104の形状が単純でその形成が容易である。また、ヨーク104の外側面も平面となるため、モータ101を設置し易い。
尚、本発明の実施の形態は、以下のように変更してもよい。
・上記実施の形態では、ヨーク104を六角筒形状としたが、他の多角筒形状としてもよい。例えば、マグネット105の幅と同等に設定した平面部分が1つ置きに設けられる十二角筒形状にヨークを構成してもよい。つまり、上記実施の形態によればマグネット105間には隙間が生じるため、マグネット105を固着する平面部分の幅を該マグネット105と同等とすれば、その平面部分間に位置する平面部分がマグネット105の幅方向端部に当接し、マグネット105を容易に位置決めできる。またこれに限らず、ヨークを多角筒形状以外の形状としてもよい。また、図1のようにヨーク104の厚みを周方向において均一としたが、例えばマグネット105が固着される平面部分を薄くし、角部を肉厚としてもよい。
・上記実施の形態では、ヨーク104を六角筒形状としたが、他の多角筒形状としてもよい。例えば、マグネット105の幅と同等に設定した平面部分が1つ置きに設けられる十二角筒形状にヨークを構成してもよい。つまり、上記実施の形態によればマグネット105間には隙間が生じるため、マグネット105を固着する平面部分の幅を該マグネット105と同等とすれば、その平面部分間に位置する平面部分がマグネット105の幅方向端部に当接し、マグネット105を容易に位置決めできる。またこれに限らず、ヨークを多角筒形状以外の形状としてもよい。また、図1のようにヨーク104の厚みを周方向において均一としたが、例えばマグネット105が固着される平面部分を薄くし、角部を肉厚としてもよい。
・上記実施の形態では、整流子108において120°間隔に配置されるセグメント同士を短絡して同電位とし、給電ブラシ109a,109bの数を1組としたが、同電位となるセグメントに対し給電ブラシを配置可能であるため(最大3組)、給電ブラシの個数はこの範囲で適宜変更してもよい。また、ブラシの配置も120°間隔で選択可能である。因みに、給電ブラシを最大3組とした場合には、セグメントの短絡を行う必要がないため、短絡に関する部材を省略できる。
・上記実施の形態では、マグネット105をネオジ磁石にて形成したが、フェライト磁石等、その他の磁石にて形成してもよい。
1〜24…セグメント、102…固定子、103…電機子、104…ヨーク、105…マグネット、105a…対向平面、107…電機子コア、108…整流子、109a,109b…給電ブラシ、T1〜T8…ティース、M1〜M8…巻線。
Claims (5)
- 6個の平板形状のマグネットをヨーク内側面に等角度間隔に並設されてなる固定子と、
24個のセグメントを有する整流子を備え、電機子コアの対応するティースに8個の巻線をそれぞれ集中巻きにて巻装するとともに所定のセグメントに接続し、各巻線が1つの閉ループを構成するように結線されてなる電機子と、
前記整流子の所定のセグメントに摺接する陽極側及び陰極側給電ブラシと、
を備え、前記給電ブラシから前記整流子を通じて供給される駆動電源に基づいて前記電機子が回転するように構成される直流モータであって、
前記マグネットは、前記電機子との対向平面において垂直方向に磁束が生じるように着磁されてなり、モータ軸中心における幅方向両端部間の中心角が34.5°〜52°に設定されてなることを特徴とする直流モータ。 - 請求項1に記載の直流モータにおいて、
前記マグネットは、更に、モータ軸中心における前記幅方向両端部間の中心角が35.5°〜52°に設定されてなることを特徴とする直流モータ。 - 請求項2に記載の直流モータにおいて、
前記マグネットは、更に、モータ軸中心における前記幅方向両端部間の中心角が40°〜52°に設定されてなることを特徴とする直流モータ。 - 請求項3に記載の直流モータにおいて、
前記マグネットは、更に、モータ軸中心における前記幅方向両端部間の中心角が44°〜46.5°に設定されてなることを特徴とする直流モータ。 - 請求項1〜4のいずれか1項に記載の直流モータにおいて、
前記ヨークは、多角筒形状に形成され、
前記マグネットは、前記ヨークの平面部分に固着されてなることを特徴とする直流モータ。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005288246A JP2007104758A (ja) | 2005-09-30 | 2005-09-30 | 直流モータ |
US11/528,629 US20070075602A1 (en) | 2005-09-30 | 2006-09-28 | DC motor and manufacturing method for the same |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2009100528A (ja) * | 2007-10-16 | 2009-05-07 | Mitsuba Corp | 直流モータ、および減速機付直流モータ |
JP2010166737A (ja) * | 2009-01-16 | 2010-07-29 | Mitsuba Corp | 直流モータ |
CN107749704A (zh) * | 2017-12-01 | 2018-03-02 | 深圳市昱森机电有限公司 | 低噪声直流电机及降低电磁噪音的方法 |
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2005
- 2005-09-30 JP JP2005288246A patent/JP2007104758A/ja active Pending
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