JP2007103861A - 屋外工作物 - Google Patents

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Toshiki Tsubota
敏樹 坪田
Kazunobu Oota
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Abstract

【課題】設置場所の制限が少なく、また、比較的安価にて電力を生起することができる屋外工作物を提供する。
【解決手段】温度差を付与することで電力を発生させる熱電変換材料を取付けるか、又は、熱電変換材料により少なくとも一部分を形成することで熱電変換部を備え、該温度変換部に温度差を生じさせて電力を生起させるようにした。
【選択図】 図1

Description

本発明は、自然現象を利用して電力を生起することができる屋外工作物に関するものである。
自然現象を利用して電力を生起することができる屋外工作物は、現在地球環境の保護や省エネルギー等を目的として盛んに研究及び実用化がなされてきている。かかる屋外工作物としてよく知られているものは、太陽電池装置や風力発電装置を取付けて太陽光や風を受けることで電力が生起されるもので、太陽光によるものとしては、遮音パネルの少なくとも一方の面に設けられたフェライトを含む板と、この板の上に配置された電極が非金属材料からなる太陽電池パネルとを備えたことを特徴とする太陽電池パネル一体型遮音パネルが開示されている(例えば、特許文献1)。
また、金属プレート集放熱部をもった標識板と、その裏側に融点−50℃〜0℃のゲル状蓄電剤を熱伝播可能に封入して設けた容器と、容器の裏面に接して設けた断熱材と、その裏面に設けた裏板とを一体化した道路標識において、前記蓄熱剤を封入した容器と断熱材との間に電熱ヒーターを介装し、前記電気ヒーターを風車を備えた風力発電機に接続し、風力発電エネルギーによる加熱と太陽熱とにより晴天時及び風雪時に蓄熱剤に蓄熱し、寒冷時の標識面に対する着氷雪を防止するよう構成した風力発電式道路標識が開示されている(例えば特許文献2)。
特開平8−253913号公報 特開平8−20920号公報
しかしながら、太陽光や風力を用いて発電を行うのでは、太陽光が照射される場所や、風が通り抜ける場所を選んで設置しなければ高い効率での発電を行うことができず、設置場所が限られるものであった。また、太陽電池装置や風力発電装置は高価なものとなりがちであり、費用対効果を考慮した場合に設置がためらわれる場合がある。
本発明は上記の如き課題に鑑みてなされたものであり、設置場所の制限が少なく、また、比較的安価に電力を生起することができる屋外工作物を提供せんとするものである。
上記目的を達成するため、本発明は以下のような構成としている。即ち、本発明に係わる屋外工作物は、温度差を付与することで電力を発生させる熱電変換材料を取付けるか、又は、前記熱電変換材料を用いて少なくとも一部分を形成することで熱電変換部が備えられていることを特徴とするものである。
本発明に係わる屋外工作物によれば、例えば太陽光の照射等により屋外工作物に備えられた熱電変換部に温度差が生じさせると、熱電変換部にゼーベック効果による電力が生起され、その電力が屋外工作物に供給されて利用できる。即ち、本発明に係わる屋外工作物によれば、屋外工作物に備えられた熱電変換部に温度差を生じさせるのみで電力が生起されるため、温度差が生じる場所であればどのような場所にも設置することができるとともに、設置されていても目立たなくするのが容易であり、設置場所の制限を少なくできる。また、熱電変換材料は、太陽電池装置や風力発電装置等と比べて安価なものであり、比較的安価に電力を生起させることができる。
ここで熱電変換材料とは、2種類の金属や半導体に温度差を与えたときに熱起電力が発生するというゼーベック効果を応用した材料であり、電気的に閉鎖された系において温度差が生じた場合に電力が生起されるものである。このようなゼーベック効果が生じるものであれば用いられる材料は特に限定されるものではないが、屋外工作物が主として用いられる0℃〜60℃程度において生じる温度差において高い効率で電力が生起される材料、例えばBi2Te3(ビスマステルル)系材料、Sb2Te3(アンチモンテルル)系材料、Bi2Se3(ビスマスセレン)系材料等を好適に用いることができ、その中でもBi2Te3系材料が0℃〜60℃程度において生じる温度差において最も高い効率で電力が生起される。尚、Bi2Te3系材料は、Bi(ビスマス)とTe(テルル)の化合物に属し、その原子数比がBi:Te=2:3である。また、Sb2Te3系材料は、Sb(アンチモン)とTe(テルル)の化合物に属し、その原子数比がSb:Te=2:3である。更に、Bi2Se3系材料は、Bi(ビスマス)とSe(セレン)の化合物に属し、その原子数比がBi:Se=2:3である。
Bi2Te3系材料の具体的な材料としては、Sb2Te3との固溶体であるBi2Te3−Sb2Te3固溶体、Bi2Se3との固溶体であるBi2Te3−Bi2Se3固溶体、Sb2Te3及びBi2Se3との固溶体であるBi2Te3−Sb2Te3−Bi2Se3固溶体等が挙げられる。
通常、熱電変換材料の温度差により生起できる起電力は、温度差に比例するから、下記の式により算出することができる。但し、ゼーベック係数は温度差1℃当たりの起電力である。
起電力[E]=温度差[K]×ゼーベック係数[μVK-1
例えば、Bi2Te3−Bi2Se3固溶体として知られているBi2Te2.85Se0.15(原子数比で、Bi2Te3のTe側が、Te:Se=2.85:0.15)のn型素子の場合、常温付近におけるゼーベック係数が200μVK-1であるので、例えば高温部側が60℃、低温部側が35℃でその温度差が25℃であるときの起電力は、
E=(60−35)[K]×200[μVK-1]=5000[μV]=5[mV]
となる。
即ち、温度差が25℃である場合、Bi2Te2.85Se0.15のn型素子の1個当たりの起電力が5mVである。従って、300個の素子を直列に接続すれば、通常の電池の1.5Vの電力を得ることができ、屋外工作物の駆動電源として用いることができる。
また、Bi2Te3−Sb2Te3固溶体として知られるBi0.5Sb1.5Te3(原子数比で、Bi2Te3のBi側が、Bi:Sb=1.5:0.5)のp型素子の場合、常温付近におけるゼーベック係数が−200μVK-1であるので、例えば高温部側が60℃、低温部側が35℃でその温度差が25℃であるときの起電力は、
E=(60−35)[K]×200[μVK-1]=5000[μV]=5[mV]
となる。
即ち、温度差が25℃である場合、Bi0.5Sb1.5Te3のp型素子の1個当たりの起電力は5mVである。従って、300個の素子を直列に接続すれば、通常の電池の1.5Vの電力を得ることができ、屋外工作物の駆動電源として用いることができる。
その他の用いることができる熱電変換材料としては、例えばBi・Te(ビスマステルル)系材料、Si・Ge(シリコンゲルマニウム)系材料、Pb・Te(鉛テルル)系材料といった金属を用いたもの、β−FeSi2(鉄シリサイド)系材料、ZnO(酸化亜鉛)−Al23(多結晶アルミナ)系材料、ZnO(酸化亜鉛)−In23(酸化インジウム)系材料といった半導体を用いたものや、これらの金属と半導体を組み合わせたもの、SiGe(シリコンゲルマニュウム)、Mg2Si(マグネシウムシリサイド)、FeSi(鉄シリサイド)、CrSi(クロムシリサイド)、MnSi2(マンガンシリサイド)、Ru2Si3(ルテニムシリサイド)等のケイ化物、B9C、BP(リン化ボロン)、TiB2(ホウ化チタン)等のホウ化物、スクッテルダイト系化合物及びフィルドスクッテルダイト系化合物、クラスレート化合物、ホイッスラー合金及びハーフホイッスラー合金、層状コバルト酸化物、低次元化合物(量子井戸)、希土類・強相関性化合物(f−電子系)、ペロブスカイト型酸化物及びペロブスカイト関連型化合物、その他の導電性酸化物等を用いることができる。
また、前記屋外工作物は、道路付帯設備として用いられるものである。道路付帯設備であれば、太陽光の照射や道路からの排熱により熱電変換部に温度差を生じさせて電力を生起させることができる。道路には熱源となる車両等が多く存在して熱電変換部に温度差を生じさせる要因となることで、温度差による電力の生起を促進させることができ好ましい。
また、前記道路付帯設備は、高架道路、舗装路面、防音壁、道路標識、道路反射鏡、視線誘導標、道路鋲、防護柵、投物防止柵、防風雪柵、信号機、橋梁、照明灯、縁石ブロック、車両衝突時用の衝撃吸収体、トンネル内装板、トンネル間仕切り壁、車止めからなる群から選ばれた少なくとも1つとして用いられるものである。これらの道路付帯設備は、太陽光の照射や道路からの排熱により熱電変換部に温度差を生じさせて電力を生起させることができ、各々が備えている機能を発揮させつつ電力を生起させることで、道路付帯設備としての付加価値を更に高めることができ好ましい。
また、前記屋外工作物は、住宅又は住宅の外構として用いられるものである。住宅又は住宅の外構であれば、太陽光の照射等により熱電変換部に温度差を生じさせて電力を生起させることができ、生起された電力を容易に家庭用として用いることができるようになり好ましい。
また、前記屋外工作物は、東屋、シェルター、自転車置き場上屋として用いられるものである。これらの屋外工作物は、太陽光の照射等により熱電変換部に温度差を生じさせて電力を生起させることができる。これらの屋外工作物は、屋外に設置されて屋根面積が大きく、比較的温度差が生じ易いものであり、温度差による発電効率を高めることができ好ましい。
本発明に係わる屋外工作物によれば、屋外工作物に備えられた熱電変換部に温度差を生じさせるのみで電力を生起させることができるため、温度差が生じる場所であればどのような場所にも設置することができ、設置場所の制限が少なくできる。また、熱電変換材料は、太陽電池装置や風力発電装置等と較べて安価なものであり、電力を生起させるのに比較的安価にて行うことができる。
本発明に係わる実施の形態について、図面に基づき以下に具体的に説明する。
図1は、本発明に係わる屋外工作物である道路付帯設備の例を示すものである。道路Rには、車両Mが走行する舗装路面1Aと、舗装路面1Aの側縁に設けられた縁石ブロック1Fと、縁石ブロック1F上に設けられた道路鋲1Cと、舗装路面1Aの側縁に沿って設けられたガードレールである防護柵1Dと、更に、道路R上に立設された道路標識1B及び照明灯1Eといった道路付帯設備が備えられ、各々の道路付帯設備について熱電変換部2を設けて電力を生起させることができる。尚、縁石ブロック1Fは、道路Rの車道部と歩道部とを区別して車両運転者及び歩行者に車道部と歩道部との境界を判別させる目的で設置されるものであり、道路鋲1Cは、夜間に発光体を発光させて車両運転者に道路Rの車道部と歩道部との境界を明示して注意を促す目的で設置されるものであり、更に、防護柵1Dは、道路Rの車道部から車両Mが外れて歩道部に進入するのを防いで歩道部を通行する歩行者を車両Mから防護する目的で設置されるものである。また、道路標識1Bは、道路Rの交通に関する案内・警戒・規制・指示等を文字や記号によって表示して道路Rの安全かつ円滑な利用を図る目的で設置されるものであり、照明灯1Eは、道路Rを照らして夜間に道路Rを走行する車両及び歩行者の安全を図る目的で設置されるものである。
図2は、舗装路面1Aに熱電変換部2を設けた例を示すもので、(a)は昼間時、(b)は夜間時である。舗装路面1Aの路面又はその近くから地中に熱電変換部2を埋め込んで設けている。まず、(a)に示す昼間時においては、太陽光の照射や車両からの排熱等により、熱電変換部2の上方が高温部Hとなり、地中に埋設された下方が低温部Cとなる。従って、熱電変換部2内に、熱電変換材料を用いて電気的に閉鎖された系を上下方向に設けておくことにより、高温部Hと低温部Cにより熱電変換部2に温度差を生じさせて電力が生起されることとなる。また、(b)に示す夜間においては、逆に昼間に蓄積された地熱により下方が高温部H、上方が低温部Cとなり、これによって熱電変換部2に温度差を生じさせて電力を生起させることができる。
図3は、防護柵1Dに熱電変換部2を設けた例を示すもので、(a)は昼間時、(b)は夜間時である。まず、(a)の昼間時においては、防護柵1Dに太陽光が照射される面側(図中左面側)が高温部Hとなり、太陽光により日陰となる部分(図中右側部分)が低温部Cとなる。このように照射される側と日陰となる部分とを予め想定した上で、各々に亘って熱電変換材料を用いて電気的に閉鎖された系を形成する熱電変換部2を設けておくことにより、高温部Hと低温部Cとにより熱電変換部2に温度差を生じさせて電力を生起させることができる。また、(b)の夜間時においては、車道部側(図中左側)が自動車の排熱や舗装路面1Aから放射される熱等により比較的高温となることから、車道部側が高温部H、その反対側(図中右側)が低温部Cとなり、これによって熱電変換部2に温度差を生じさせて電力を生起させることができる。
図1に示した道路付帯設備群において、例えば道路標識1Bでは支柱1B1や標識板1B2に熱電変換部2を設けて電力を生起させることが可能である。即ち、道路標識1Bは、熱電変換部2を支柱1B1にその表面近傍と内部とに亘って埋め込むように設けておくことにより、太陽光の照射や道路からの排熱等により支柱1B1の表面側が高温部、支柱1B1の内部側が低温部となり、これによって熱電変換部2に温度差を生じさせて電力を生起させることができる。また、道路標識1Bは、熱電変換部2を標識板1B2の裏面に取付けて設けておくことにより、太陽光の照射等により上側が高温部、下側が低温部となり、これによって熱電変換部2に温度差を生じさせて電力を生起させることができる。
また、図1に示した道路付帯設備群において、道路鋲1C及び縁石ブロック1Fは、熱電変換部2を道路鋲1C及び縁石ブロック1Fにその上下面近傍に亘って埋め込むように設けておくことにより、太陽光の照射等により道路鋲1C及び縁石ブロック1Fの上面側が高温部、道路鋲1C及び縁石ブロック1Fの下面側が低温部となり、これによって熱電変換部2に温度差を生じさせて電力を生起させることができる。
更に、図1に示した道路付帯設備群において、照明灯1Eでは支柱1E1や灯具1E2に熱電変換部2を設けて電力を生起させることが可能である。即ち、照明灯1Eは、支柱1E1の表面近傍と内部とに亘るように、熱電変換部2を支柱1E1に埋め込んで設けておくことにより、太陽光の照射や道路からの排熱等により支柱1E1の表面側が高温部、支柱1E1の内部側が低温部となり、これによって熱電変換部2に温度差を生じさせて電力を生起させることができる。また、照明灯1Eは、灯具1E2の内部に電熱変換部2を上下方向に亘って設けておくことにより、太陽光の照射等により灯具1E2内の上側が高温部、灯具1E2内の下側が低温部となり、これによって熱電変換部2に温度差を生じさせて電力を生起させることができる。尚、照明灯1Eの灯具1E2は、夜間時においては、電球等の発光部(図示せず)からの発熱を利用して熱電変換部2に温度差を生じさせることもできる。
また、図1においては図示していないが、車両及び歩行者の通行を制御する信号機についても照明灯1Eと同様に、支柱や信号灯部に熱電変換部2を設けておくことにより、太陽光の照射や道路からの排熱等を利用するとともに、信号灯部の発光体によって生じる発熱も利用して熱電変換部2に温度差を生じさせ、電力を生起させることができる。
図4は、本発明に係わる屋外工作物である道路付帯設備の他の例を示す説明図である。道路Rは高架橋上に設けられたもので、車両Mの通行する高架道路1Gと、高架道路1Gの両側端に沿って設けられた防音壁1Hを備えている。高架道路1Gは、車両Mが通行する路面1G1又はその近傍と、路面1G1の裏面である桁裏面1G2又はその近傍とに亘って熱電変換部2を設けて電力を生起させることが可能である。即ち、高架道路1Gでは、路面1G1は太陽光の照射や自動車の排熱等によって比較的高温になり易いが、桁裏面1G2は風が通り抜けることから冷却し易く、路面1G1と桁裏面1G2との間の温度差が著しく、熱電変換部2を路面1G1又はその近傍と、桁裏面1G2又はその近傍とに亘って埋め込むように高架道路1Gに設けておくことにより、熱電変換部2に温度差を生じさせて高い効率で電力を生起させることができる。
また、防音壁1Hについても、上述の防護柵1Dと同様に熱電変換部2を設けて電力を生起させることが可能である。防音壁1Hは、車両Mから発生される騒音を高架道路1Gの外側へ漏れないようにする目的で設置されるものであり、防音パネル1H1を段積みして上端に笠木1H2を取付けて形成される。防音壁1Hは、熱電変換部2を防音パネル1H1の表裏近傍に亘って埋め込むように設けておくことにより、昼間時においては、太陽光の照射により防音パネル1H1の表面側又は裏面側が高温部、その反対側が低温部となり、夜間時においては、道路からの排熱等により防音パネル1H1の表面側が高温部、その反対側の裏面側が低温部となり、これによって熱電変換部2に温度差を生じさせて電力を生起させることができる。また、防音壁1Hは、熱電変換部2を防音パネル1H1と笠木1H2とに上下方向に亘って設けておくことにより、昼間時においては、太陽光の照射により上側が高温部、下側が低温部となり、夜間時においては、道路からの排熱等により下側が高温部、上側が低温部となり、これによって熱電変換部2に温度差を生じさせて電力を生起させることができる。
図5は、本発明に係わる屋外工作物である道路付帯設備の他の例である投物防止柵を示すもので、(a)は正面図、(b)は側面図である。投物防止柵1Iは、跨線橋等の側縁に設けられ、跨線橋等の下方を交差する鉄道や道路等への投物の落下を防止させる目的で設置されるものであり、一般に上端までの高さが2〜2.5mとなるよう金網製のフェンス1I1が取付けられて形成される。本例においては、フェンス1I1の前面側に一体に橋梁用防護柵1I2が設けられて形成されている。投物防止柵1Iでは、金網製フェンス1I1や橋梁用防護柵1I2に熱電変換部2を設けて電力を生起させることが可能である。即ち、投物防止柵1Iは、太陽光の照射や道路からの排熱等により金網製フェンス1I1や橋梁用防護柵1I2の表面側又は裏面側が高温部、その反対側が低温部となり、金網製フェンス1I1や橋梁用防護柵1I2にその表裏に亘って熱電変換部2を設けることにより、熱電変換部2に温度差を生じさせて電力を生起させることができる。
図6は、本発明に係わる屋外工作物である道路付帯設備の更に他の例である防風雪柵1Jを示す説明図である。防風雪柵1Jは、吹き上げ風又は吹き払い風を生じさせることにより、道路上に雪が積もったり、吹雪の際に視界が悪化したりするのを防止させる目的で設置されるものである。本例の挙げる防風雪柵1Jは、支柱1J1間に防風板1J2が上下方向5段に設けられ、防風板1J2が前後に斜めに設けられていることにより、吹き上げ風又は吹き払い風を生じさせるようになっている。防風雪柵1Jは、一般に風の吹き抜ける場所に設置されるものであり、風が当たる面と、風が当たらない面との間に温度差が生じ易い。この温度差が生じる部分、例えば支柱1J1の表裏面や、防風板1J2の表裏面に亘って埋め込むように熱電変換部2を支柱1J1や防風板1J2に設けておくことにより、熱電変換部2に温度差を生じさせて高い効率で電力を生起させることができる。
図7は、本発明に係わる屋外工作物である道路付帯設備の更に他の例である橋梁1Kを示す説明図である。橋梁1Kは、河川や港湾、又は掘割を跨いで設けられるものであり、本例においては桁1K1の上方にトラス1K2が設けられている。トラス1K2を含めて桁1K1の上側は、太陽光の照射及び自動車からの排熱や道路から放射される熱等によって比較的高温となり易いが、桁1K1の下側は風が通り抜けることから冷却され易く、かかる桁1K1の上側と下側との間の温度差が著しいから、熱電変換部2を桁1K1にその上側と下側とに亘って埋め込むように設けておくことにより、熱電変換部2に温度差を生じさせて高い効率で電力を生起させることができる。また、トラス1K2は、一般に鉄骨等の金属製であり、太陽光等により熱せられ易いことから、トラス1K2を含めて熱電変換部2を形成することにより更に高い効率で電力を生起させることができる。
図8は、本発明に係わる屋外工作物である道路付帯設備の更に他の例を示すもので、(a)は視線誘導標1L、(b)は道路反射鏡1Mを示す説明図である。まず、(a)に示す視線誘導標1Lは、道路のカーブ部側縁に設けられ、道路のカーブの方向がどの方向であるかを指示する等の目的で設置されるものであり、支柱1L2の上端付近に視線誘導部1L1を取付けて形成されている。この視線誘導標1Lは、視線誘導部1L1や支柱1L2に熱電変換部2を設けて電力を生起させることが可能である。即ち、視線誘導標1Lは、太陽光の照射や道路からの排熱等により視線誘導部1L1の表側又は裏側が高温部、その反対側が低温部となり、熱電変換部2を視線誘導部1L1にその表側と裏側とに亘って内蔵するように設けておくことにより、これによって熱電変換部2に温度差を生じさせて電力を生起させることができる。また、視線誘導部1L1は、確実に車道側に向けて設置されるものであり、道路からの排熱等を受ける方向は一定していることから、熱電変換部2を設けるにおいてその場所決めが容易なものとなり得る。また、支柱1L2の表面近傍と内部とに亘るように、熱電変換部2を支柱1L2に埋め込んで設けておくことにより、太陽光の照射や道路からの排熱等により支柱1L2の表面側が高温部、支柱1L2の内部側が低温部となり、これによって熱電変換部2に温度差を生じさせて電力を生起させることができる。
また、(b)に示す道路反射鏡1Mは、見通しの悪い交差点やカーブ部に設けられ、車両運転者に他の車両や歩行者等の存在を確認させる目的で設置されるものであり、支柱1M2に鏡体1M1が取付けられて形成される。道路反射鏡1Mは、鏡体1M1や支柱1M2に熱電変換部2を設けて電力を生起させることが可能である。即ち、道路反射鏡1Mの鏡体1M1は鏡面を有するものであり、鏡体1M1の鏡面側は光をほぼ全反射することから比較的高温になり易く、鏡体1M1の鏡面側と裏面側との間の温度差が著しい。従って、道路反射鏡1Mは、熱電変換部2を鏡体1M1にその鏡面側と裏面側とに亘って内蔵するように設けておくことにより、熱電変換部2に温度差を生じさせて高い効率で電力を生起させることができる。また、道路反射鏡1Mは、熱電変換部2を支柱1M2にその表面近傍と内部とに亘って埋め込むように設けておくことにより、太陽光の照射や道路からの排熱等により支柱1M2の表面側が高温部、支柱1M2の内部側が低温部となり、これによって熱電変換部2に温度差を生じさせて電力を生起させることができる。
図9は、本発明に係わる屋外工作物である道路付帯設備の更に他の例を示すもので、(a)は車両衝突時用の衝撃吸収体1N、(b)は車止め1Qを示す説明図である。まず、(a)に示す車両衝突時用の衝撃吸収体1Nは、道路の中央分離帯の端部や分岐部等に設けられ、車両が衝突した際の衝撃を緩和吸収して人や車両の被害を軽減させる目的で設置されるものである。この車両衝突時用の衝撃吸収体1Nは、内部に水を充填して用いるものであり、水の比熱の大きさから昼間時と夜間時における表面と内部との温度差が大きく発生する。従って、衝撃吸収体1Nにその表面近傍と内部とに亘って埋め込むように熱電変換部2を設けておくことにより、昼間時においては、太陽光の照射や道路からの排熱によって表面側が高温部、内部側が低温部となり、夜間時においては、昼間に暖められた水により内部側が高温部、表面側が低温部となり、これによって熱電変換部2に温度差を生じさせて高い効率で電力を生起させることができる。
また、(b)に示す車止め1Qは、道路Rの車道部と歩道部との境界に立設され、車両の歩道部への通行を規制させる目的で設置されるものである。かかる車止め1Qは弾性を有するものであるが、これも太陽光の照射や道路からの排熱によって表面と内部とに温度差が生じ易い。従って、車止め1Qは、熱電変換部2を表面近傍と内部とに亘って埋め込むように設けておくことにより、太陽光の照射や道路からの排熱によって車止め1Qの表面側が高温部、車止め1Qの内部側が低温部となり、これによって熱電変換部2に温度差を生じさせて電力を生起させることができる。尚、車止め1Qは弾性を有するものに限らず、単なる金属柱状のものについても適用することができる。
図10は、本発明に係わる屋外工作物である道路付帯設備が適用されたトンネルTNの断面図である。トンネルTNの内面には、トンネルTN内の美観向上や車両運転者の不安感の軽減を目的としてトンネル内装板1Rが設置されることが多くなってきているが、トンネル内装板1RはトンネルTN内面に近接していることから、トンネルTNの内気との温度差が生じ易い。従って、熱電変換部2をトンネル内装板1Rにその表裏面近傍に亘って埋め込むように設けておくことにより、トンネル内装板1Rの裏面側はトンネルTN内面に近接していることから冷却され易いから、トンネル内装板1Rの表面側が高温部、トンネル内装板1Rの裏面側が低温部となり、これによって熱電変換部2に温度差を生じさせて高い効率で電力を生起させることができる。
また、近年、トンネルTN内で車道部の水はねや排気ガスから歩道部を隔離するためにトンネル間仕切り壁1Sが設けられる場合が増えつつあるが、このトンネル間仕切り壁1Sの歩道部側と車道部側の内気が隔てられていることによる温度差を利用して電力を生起させることが可能である。即ち、熱電変換部2をトンネル間仕切り壁1Sにその表裏面(歩道部側に臨む面と車道部側に臨む面)近傍に亘って埋め込むように設けておくことにより、車道部側の内気が道路からの排熱によって加熱されていることから、トンネル間仕切り壁1Sの車道部側に臨む裏面側が高温部、トンネル間仕切り壁1Sの歩道部側に臨む表面側が低温部となり、これによって熱電変換部2に温度差を生じさせて電力を生起させることができる。更に、トンネル内装板1R及びトンネル間仕切り壁1Sに設けられた熱電変換部2により生起された電力は、トンネルTN内の照明等に用いることで有効に利用することができる。
図11は、本発明に係わる屋外工作物である住宅及び住宅の外構を示す説明図である。住宅3Aは、屋根部3A1及び外壁部3A2を備えた戸建住宅であり、屋根部3A1の表面及びその近傍は、太陽光が照射されることで高温となり屋根裏又は屋内との温度差が生じる。従って、熱電変換部2を屋根部3A1にその表裏面近傍に亘って埋め込むように設けておくことにより、昼間時においては、太陽光の照射により屋根部3A1の表面及び近傍が高温部、屋根部3A1の裏面及びその近傍が低温部となり、夜間時においては、室内の内気により屋根部3A1の裏面側及びその近傍が高温部、屋根部3A1の表面側及びその近傍が低温部となり、これによって熱電変換部2に温度差を生じさせて電力を生起させることができる。また、外壁部3A2については屋外と屋内とで、とりわけ夏季及び冬季においては空調の使用によって大きな温度差が生じる。従って、熱電変換部2を外壁部3A2にその表裏面近傍に亘って埋め込むように設けておくことにより、夏季においては、太陽光の照射や空調の冷気により外壁部3A2の表面及びその近傍が高温部、外壁部3A2の裏面及びその近傍が低温部となり、冬季においては、空調の暖気により外壁部3A2の裏面及びその近傍が高温部、外壁部3A2の表面及びその近傍が低温部となり、これによって熱電変換部2に温度差を生じさせて電力を生起させることができる。これらの熱電変換部2により生起された電力は、そのまま太陽光発電と同様に伝送ロスなくして家庭用として用いることができる。
また、本例においてはメッシュフェンスを例示しているが、住宅の外構3Bにも熱電変換部2を設けて電力を生起させることが可能である。住宅の外構3Bは、支柱3B1間にメッシュパネル3B2が取付けられて形成されたものであるが、熱電変換部2を支柱3B1にその表面に亘って設けたり、メッシュパネル3B2を形成している線材に熱電変換材料を用いて形成させて熱電変換部2としたりすることで、太陽光の照射等によって生じる温度差を利用して、熱電変換部2に温度差を生じさせて電力を生起させることができる。生起された電力は、住宅3Aの場合と同様に殆ど伝送ロスなく家庭用の電源として用いることができる。
図12は、本発明に係わる屋外工作物である東屋、シェルター及び自転車置き場上屋を示す説明図である。まず、(a)に示す東屋4Aは、公園や庭園、広場等において休憩施設として設けられる周囲に壁のない簡単な屋根付き建築物であり、支柱4A2の上端に屋根部4A1が取付けられて形成されたものである。この東屋4Aは、屋根部4A1の表面積が大きいことから熱電変換部2を設けることができる面積が大きく、広い面積に熱電変換部2を設けて大量の電力を生起させることが可能である。即ち、東屋4Aは、熱電変換部2を屋根部4A1にその表裏近傍に亘って埋め込むように設けておくことにより、太陽光の照射によって屋根部4A1の表面が熱せられることで屋根部4A1の表面及びその近傍が高温部、屋根部4A1の裏面及びその近傍が低温部となり、その温度差を利用して熱電変換部2に温度差を生じさせて電力を生起させることができる。勿論、支柱4A2にも熱電変換部2を設けて電力を生起させることが可能である。
また、(b)に示すシェルター4Bは、バス乗り場、タクシー乗り場等において日除け、雨除け用として設けられ、屋根部4B1を支柱4B2により両持ち状に支持して形成されたものであり、(c)に示す自転車置き場上屋は、自転車置き場において自転車を雨露から避けるために設けられ、屋根部4C1を支柱4C2により片持ち状に吊り支持して形成されたものである。シェルター4B及び自転車置き場上屋4Cについても、屋根部4B1及び4C1の表面積が大きく、これらに熱電変換部2を設けて大量の電力を生起させることが可能である。即ち、シェルター4B及び自転車置き場上屋4Cは、熱電変換部2を屋根部4B1及び4C1にその表裏近傍に亘って埋め込むように設けておくことにより、太陽光の照射によって屋根部4B1及び4C1の表面が熱せられることで屋根部4B1及び4C1の表面及びその近傍が高温部、屋根部4B1及び4C1の裏面及びその近傍が低温部となり、その温度差を利用して熱電変換部2に温度差を生じさせて電力を生起させることができる。また、シェルター4B及び自転車置き場上屋4Cは、支柱4B2及び4C2にも熱電変換部2を設けて電力を生起させることが可能である。更に、シェルター4Bや自転車置き場上屋4Cについては、目隠しや降雨の遮蔽を図る仕切板4B3及び4C3が設けられる場合が多く、これらに熱電変換部2を設けて電力を生起させることが可能である。即ち、熱電変換部2を仕切板4B3及び4C3にその表裏の近傍に亘って埋め込むように設けておくことにより、太陽光の照射によって屋根部4B1及び4C1の表面が熱せられることで屋根部4B1及び4C1の表面及びその近傍が高温部、屋根部4B1及び4C1の裏面及びその近傍が低温部となり、その温度差を利用して熱電変換部2に温度差を生じさせて電力を生起させることができる。
また、東屋4A、シェルター4B及び自転車置き場上屋4Cについては、屋根部4A1,4B1,4C1や仕切板4B3,4C3が設けられていることで夜間時は暗くなり、保安上等の理由で照明が設けられる場合が多いが、かかる照明の電源として、生起された電力を用いることもできる。
本発明に係わる屋外工作物である道路付帯設備が適用された道路の一例を示す説明図である。 道路付帯設備における熱電変換部による電力の生起を説明する断面図である。 道路付帯設備における熱電変換部による電力の生起を説明する側面図である。 本発明に係わる屋外工作物である道路付帯設備が適用された道路の、他の例を示す説明図である。 本発明に係わる屋外工作物である道路付帯設備の、投物防止柵を示す説明図である。 本発明に係わる屋外工作物である道路付帯設備の、防風雪柵を示す説明図である。 本発明に係わる屋外工作物である道路付帯設備の、橋梁を示す説明図である。 本発明に係わる屋外工作物である道路付帯設備の、視線誘導標及び道路反射鏡を示す説明図である。 本発明に係わる屋外工作物である道路付帯設備の、車両衝突時用の衝撃吸収体及び車止めを示す説明図である。 本発明に係わる屋外工作物である道路付帯設備が適用されたトンネルの断面図である。 本発明に係わる屋外工作物である住宅及び住宅の外構を示す説明図である。 本発明に係わる屋外工作物である東屋、シェルター及び自転車置き場上屋を示す説明図である。
符号の説明
1A…舗装路面、1B…道路標識、1C…道路鋲、1D…防護柵、1E…照明灯、1F…縁石ブロック、1G…高架道路、1H…防音壁、1I…投物防止柵、1J…防風雪柵、1K…橋梁、1L…視線誘導標、1M…道路反射鏡、1N…車両衝突時用の衝撃吸収体、1Q…車止め、1R…トンネル内装板、1S…トンネル間仕切り壁、2…熱電変換部、3A…住宅、3B…住宅の外構、4A…東屋、4B…シェルター、4C…自転車置き場上屋

Claims (6)

  1. 温度差を付与することで電力を発生する熱電変換材料を取付けるか、又は、前記熱電変換材料を用いて少なくとも一部分を形成することで熱電変換部が備えられていることを特徴とする屋外工作物。
  2. 前記熱電変換材料は、Bi2Te3系材料、Sb2Te3系材料、Bi2Se3系材料からなる群から選ばれた少なくとも一つであることを特徴とする請求項1に記載の屋外工作物。
  3. 前記屋外工作物は、道路付帯設備であることを特徴とする請求項1に記載の屋外工作物。
  4. 前記道路付帯設備は、舗装路面、防音壁、道路標識、道路反射鏡、視線誘導標、道路鋲、防護柵、投物防止柵、防風雪柵、信号機、橋梁、照明灯、縁石ブロック、車両衝突時用の衝撃吸収体、トンネル内装板、トンネル間仕切り壁、車止めからなる群から選ばれた少なくとも1つであることを特徴とする請求項3に記載の屋外工作物。
  5. 前記屋外工作物は、住宅又は住宅の外構であることを特徴とする請求項1に記載の屋外工作物。
  6. 前記屋外工作物は、東屋、シェルター、自転車置き場上屋であることを特徴とする請求項1に記載の屋外工作物。
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