JPH11289783A - 太陽発電装置 - Google Patents

太陽発電装置

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JPH11289783A
JPH11289783A JP10086639A JP8663998A JPH11289783A JP H11289783 A JPH11289783 A JP H11289783A JP 10086639 A JP10086639 A JP 10086639A JP 8663998 A JP8663998 A JP 8663998A JP H11289783 A JPH11289783 A JP H11289783A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
solar cell
cell panel
cooling unit
power
cooling
Prior art date
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Pending
Application number
JP10086639A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeo Matsumoto
武雄 松本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
HAKKO ELECTRIC
Hakko Electronics Co Ltd
Original Assignee
HAKKO ELECTRIC
Hakko Electronics Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by HAKKO ELECTRIC, Hakko Electronics Co Ltd filed Critical HAKKO ELECTRIC
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Publication of JPH11289783A publication Critical patent/JPH11289783A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/40Solar thermal energy, e.g. solar towers
    • Y02E10/46Conversion of thermal power into mechanical power, e.g. Rankine, Stirling or solar thermal engines

Abstract

(57)【要約】 【課題】 全体としての発電効率を改善する。 【解決手段】 太陽電池パネル11と、太陽電池パネル
11の裏面に付設する熱発電素子12、12…と、熱発
電素子12、12…を冷却する冷却ユニット20とを設
ける。熱発電素子12、12…は、太陽電池パネル11
と冷却ユニット20との温度差によって発電するととも
に、太陽発電パネル11を冷却してその発電効率の低下
を抑え、全体としての発電効率を大きく向上させること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、全体としての発
電効率を一層高めることができる太陽発電装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】太陽発電には、太陽光を直接電力に変換
する太陽電池パネルを使用するのが一般的である。
【0003】このものは、太陽電池を縦横に配列して平
面状のパネルに形成されている。そこで、このものは、
建物の屋根上等に設置し、太陽電池に太陽光が照射され
ると、太陽光によって発電することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】かかる従来技術による
ときは、太陽電池は、太陽光のエネルギの10数%を電
力に変換することができるが、残りを熱エネルギとして
損失させてしまい、発電効率が高くないという欠点があ
る。なお、太陽電池は、一般に、熱エネルギにより高温
に加熱されると、一層発電効率が低下する。
【0005】そこで、この発明の目的は、かかる従来技
術の問題に鑑み、太陽電池パネルと、熱発電素子と、冷
却ユニットとを組み合わせることによって、全体として
の発電効率を大きく改善することができる太陽発電装置
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めのこの発明の構成は、太陽電池パネルと、太陽電池パ
ネルの裏面に付設する熱発電素子と、熱発電素子の放熱
側を冷却する冷却ユニットとを備えてなり、熱発電素子
は、太陽電池パネル、冷却ユニットの温度差によって発
電することをその要旨とする。
【0007】なお、太陽電池パネル、熱発電素子は、複
合素子を形成することができる。
【0008】また、冷却ユニットは、水を冷媒とするこ
とすることができ、循環路付きの温水タンクを有しても
よい。
【0009】なお、冷却ユニットは、アンモニアを冷媒
としてもよい。
【0010】
【作用】かかる発明の構成によるときは、熱発電素子
は、太陽電池パネルの裏面に付設されているから、太陽
光によって発電する太陽電池パネルが高温に加熱される
と、太陽電池パネルと冷却ユニットとの温度差によって
発電することができ、太陽電池パネルと合わせ、全体と
しての発電効率を高くすることができる。また、熱発電
素子は、太陽電池パネルから吸熱して太陽電池パネルを
冷却し、太陽電池パネルの発電効率の低下を防止する。
なお、熱発電素子は、金属半導体、セラミックス半導体
等の熱電半導体を熱的に並列に電気的に直列に接続し、
熱電効果を利用して熱エネルギを直接電力に変換するペ
ルチェ素子を使用する。
【0011】太陽電池パネル、熱発電素子は、複合素子
を形成することによって、相互間の絶縁被膜を極めて薄
くして熱伝導率を最大にすることができる。
【0012】冷却ユニットは、水を冷媒とすることによ
り、取扱いを簡便にするとともに、優れた冷却効果を実
現することができる。
【0013】循環路付きの温水タンクを有する冷却ユニ
ットは、熱発電素子によって加温される水を温水タンク
に貯留し、温水として任意の用途に使用することができ
る。
【0014】冷却ユニットは、アンモニアを冷媒とする
ことにより、水とともにアンモニアを再生、分離、凝
縮、蒸発、吸収の各工程を循環させ、吸収式の冷却シス
テムとして作動させることができる。なお、アンモニア
は、臭化リチウムに代えてもよい。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を以って発明の実施の
形態を説明する。
【0016】太陽発電装置は、太陽電池パネル11と、
熱発電素子12、12…と、冷却ユニット20とを備え
てなる(図1)。
【0017】太陽電池パネル11は、多数の太陽電池を
組み合わせて平面状のパネルに形成されている。また、
各熱発電素子12は、太陽電池パネル11の裏面に吸熱
側を密接して付設されており、太陽電池パネル11とと
もに複合素子を形成している。
【0018】冷却ユニット20は、温水タンク21と、
熱発電素子12、12…の放熱側に密接させる冷却パネ
ル22と、温水タンク21、冷却パネル22を接続する
循環路23、23とを有し、水Wを冷媒としている。冷
却パネル22は、熱発電素子12、12…の放熱側に熱
的に密着されている。
【0019】太陽電池パネル11は、太陽光を受光して
発電し、同時に、熱損失によって温度上昇する。一方、
熱発電素子12、12…は、太陽電池パネル11と、冷
却ユニット20の冷却パネル22との温度差によって発
電することができる。このとき、熱発電素子12、12
…は、太陽電池パネル11から吸熱するとともに冷却パ
ネル22側に放熱することにより、太陽電池パネル11
の過大な温度上昇を抑えることができる。また、冷却ユ
ニット20は、水Wを介して熱発電素子12、12…の
放熱側を冷却し、熱発電素子12、12…の発電効率を
良好に維持する。
【0020】冷却パネル22内の水Wは、熱発電素子1
2、12…によって加熱されると、循環路23、23を
介して温水タンク21との間に自然循環する。そこで、
温水タンク21は、水Wを温水として貯留し、任意の用
途に使用することができる。なお、温水タンク21の水
Wは、必要に応じ、図示しない水源から補給して所定の
水位に保持するものとする。
【0021】かかる太陽発電装置の太陽電池パネル1
1、熱発電素子12、12…は、たとえばインバータ1
1a、12a、充放電コントローラ32、分電ユニット
33を介して負荷34、商用電力系統NWに接続するこ
とができる(図2)。ただし、図2において、熱発電素
子12は、1個のみが代表的に図示されている。また、
充放電コントローラ32には、バッテリBが接続されて
いる。
【0022】充放電コントローラ32は、太陽電池パネ
ル11、熱発電素子12、12…の合計発電電力Pg 、
バッテリBの充放電電力Pb として、電力Pa =Pg +
Pbを分電ユニット33に出力する。ただし、充放電電
力Pb は、バッテリBの放電時に正符号をとり、バッテ
リBの充電時に負符号をとる。すなわち、電力Pa は、
バッテリBが充電中であり、Pg <|Pb |であると
き、負符号となって分電ユニット33から充放電コント
ローラ32側に流れ、それ以外のとき、正符号となって
充放電コントローラ32から分電ユニット33側に流れ
る。
【0023】一方、負荷34の消費電力Pc として、分
電ユニット33の受電端における電力Ph は、Ph =P
a −Pc である。ただし、電力Ph は、Ph >0のと
き、分電ユニット33から商用電力系統NWに売電され
る売電電力を示し、Ph <0のとき、分電ユニット33
が商用電力系統NWから受電する受電電力を示す。
【0024】以上の説明において、冷却ユニット20
は、水Wを自然循環させるに代えて、強制循環させても
よい。また、冷却ユニット20は、アンモニアまたは臭
化リチウムを冷媒とすることにより、吸収式の冷却シス
テムとしてもよい。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、太陽電池パネルの裏面に熱発電素子を付設し、熱発
電素子を冷却する冷却ユニットを設けることによって、
熱発電素子は、太陽電池パネルと冷却ユニットとの温度
差によって発電するとともに、太陽電池パネルを冷却し
てその発電効率の低下を最少に抑えることができるか
ら、全体としての発電効率を大きく改善することができ
るという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 全体構成説明図
【図2】 電気系統図
【符号の説明】
11…太陽電池パネル 12…熱発電素子 20…冷却ユニット 21…温水タンク 23…循環路

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 太陽電池パネルと、該太陽電池パネルの
    裏面に付設する熱発電素子と、該熱発電素子の放熱側を
    冷却する冷却ユニットとを備えてなり、前記熱発電素子
    は、前記太陽電池パネル、冷却ユニットの温度差によっ
    て発電することを特徴とする太陽発電装置。
  2. 【請求項2】 前記太陽電池パネル、熱発電素子は、複
    合素子を形成することを特徴とする請求項1記載の太陽
    発電装置。
  3. 【請求項3】 前記冷却ユニットは、水を冷媒とするこ
    とを特徴とする請求項1または請求項2記載の太陽発電
    装置。
  4. 【請求項4】 前記冷却ユニットは、循環路付きの温水
    タンクを有することを特徴とする請求項3記載の太陽発
    電装置。
  5. 【請求項5】 前記冷却ユニットは、アンモニアを冷媒
    とすることを特徴とする請求項1または請求項2記載の
    太陽発電装置。
JP10086639A 1998-03-31 1998-03-31 太陽発電装置 Pending JPH11289783A (ja)

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