JP2003318453A - 熱電発電システム及び熱電発電ユニット - Google Patents

熱電発電システム及び熱電発電ユニット

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JP2003318453A
JP2003318453A JP2002125095A JP2002125095A JP2003318453A JP 2003318453 A JP2003318453 A JP 2003318453A JP 2002125095 A JP2002125095 A JP 2002125095A JP 2002125095 A JP2002125095 A JP 2002125095A JP 2003318453 A JP2003318453 A JP 2003318453A
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JP
Japan
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power generation
thermoelectric power
generation system
thermoelectric
heat
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Application number
JP2002125095A
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English (en)
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Hidetoshi Kobayashi
秀年 小林
Shunsuke Fujimori
俊介 藤森
Hiroshi Maeda
浩 前田
Hiroo Aoki
博夫 青木
Hiroshi Kuriyama
弘 栗山
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INGS SHINANO KK
Original Assignee
INGS SHINANO KK
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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    • Y02E10/10Geothermal energy

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一般家庭、各種商業施設、各種製造施設、各
種公共施設などで発電を行ってもそれほど運転コストが
高くならず、そのためにこれらの施設において広く普及
させることが可能な熱電発電システムを提供することを
目的とする。 【解決手段】 温泉水を熱源として熱電発電を行うため
の熱電発電装置であって、一般家庭、各種商業施設、各
種製造施設、各種公共施設などに設置され、風呂、暖房
などに用いる温泉水を貯蔵する温水タンク30に温泉水
を供給するための供給ライン32に接続されたサブタン
ク120と、このサブタンク120中の温泉水を熱源と
して熱電発電を行う熱電発電装置150と、を有するこ
とを特徴とする熱電発電装置110。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、温泉水を利用して
効率のよい発電を行うことのできる熱電発電システムに
関する。また、この熱電発電システムに用いるための熱
電発電ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】温泉水を利用して発電を行う熱電発電シ
ステムは、太陽光を利用して発電を行う太陽光発電シス
テムとは異なり、太陽光の利用ができない夜間において
も発電を行うことができるという特徴を有しており、太
陽光発電システムとともに、その普及が期待されてい
る。
【0003】図12は、熱電発電システムに用いられる
熱電発電素子の熱電発電機能を説明するための図であ
る。図12(a)は多数のペルチェ素子が直列に接続さ
れた構造を有する熱電発電素子800の熱電発電機能を
説明する図であり、図12(b)は多数のペルチェ素子
が並列に接続された構造を有する熱電発電素子802の
熱電発電機能を説明する図である。
【0004】熱電発電素子800は、図12(a)に示
されるように、吸熱側電極830Hと放熱側電極830
Lとの間に、P型半導体810Pと、N型半導体810
Nとを交互にπ型に配列させた構造を、吸熱側セラミク
ス820Hと放熱側セラミクス820Lとでさらにサン
ドイッチした構造を有している。
【0005】このため、吸熱側電極830H側を、熱水
に接触させる等の手段により放熱側電極830L側より
も高温状態とすると、熱電発電素子800の上部(吸熱
側電極830H側)においては周囲からエネルギを吸収
して電子がエネルギレベルの低い状態から高い状態へと
移行し、下部(放熱側電極830L側)においては、電
子がエネルギレベルの高い状態から低い状態へと移行し
て余ったエネルギを周囲の結晶格子に与える。このた
め、熱が矢印D方向に伝達されるとともに熱電発電素子
800には起電力が生じる。
【0006】すなわち、N型半導体810Nにおいて電
子(−)が矢印B方向に、またP型半導体810Pにお
いてはホール(+)が矢印C方向に流れ、結果として電
流がN型半導体810NからP型半導体810Pの方向
(電子はP型半導体810PからN型半導体810Nの
方向)に流れることになる。
【0007】これによって、放熱側電極830Lに導電
線によって接続された電圧計V及び電流計Aの針が、発
生した電圧及び電流に応じて振れるとともに、負荷に電
流が流れ所定の動作を行われる。その結果、熱エネルギ
は電気エネルギに変換され、変換された電気エネルギー
は、負荷部分で有効に利用される。図12(b)の熱電
発電素子802においても、基本的には図12(a)の
熱電発電素子800の場合と同じように、熱電発電機能
を発揮する。
【0008】特開平11−247753号公報には、こ
のような熱電発電素子を用いて、熱水(温泉水)を利用
して効率のよい発電を行うことのできる熱電発電システ
ムや、この熱電発電システムに用いられる熱電発電装置
が開示されている。図13は、同公報に記載された熱電
発電装置の外観図である。図13に示されるように、こ
の熱電発電装置900は、熱水取込口930から熱水を
取り込み熱水排水口932より熱水を排水する熱水流路
922と、冷水取込口934から冷水を取り込み冷水排
水口936より冷水を排水する冷水流路926と、一端
部が熱水流路に熱的に接続され他端部が冷水流路に熱的
に接続された熱電発電素子924と、を備えている。
【0009】このため、熱水流と冷水流の温度差を熱電
発電素子924に与えることによって発電を行うように
しているため、常に新しい熱水と冷水が発電のために供
給され、熱電発電素子924の両端の温度差を維持し
て、高い発電効率を得ることができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来技術においては、常に新しい熱水と冷水が必要である
ため、一般家庭、各種商業施設、各種製造施設、各種公
共施設などで発電を行うためにはまだまだ運転コストが
高くついてしまい、そのためにこれらの施設において熱
電発電システムを広く普及させることが困難であるとい
う問題点があった。
【0011】そこで、本発明は、一般家庭、各種商業施
設、各種製造施設、各種公共施設などで発電を行っても
それほど運転コストが高くならず、そのためにこれらの
施設において広く普及させることが可能な熱電発電シス
テムを提供することを目的とする。また、本発明は、こ
のような熱電発電システムに好適に用いられる熱電発電
ユニットを提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】(1)本発明の熱電発電
システムは、温泉水を熱源として熱電発電を行うための
熱電発電システムであって、一般家庭、各種商業施設、
各種製造施設、各種公共施設などに設置され、風呂、暖
房などに用いる温泉水を貯蔵する温水タンクに温泉水を
供給するための供給ラインに接続された熱電発電用サブ
タンクと、この熱電発電用サブタンク中の温泉水を熱源
として熱電発電を行う熱電発電装置と、を有することを
特徴とする。
【0013】出願人(株式会社イングスシナノ)の本社
所在地である下諏訪町(長野県)は、温泉の町として広
く知られている。この下諏訪町においては、一般家庭、
各種商業施設、各種製造施設、各種公共施設などには、
温泉水が引かれ、それぞれ風呂、暖房などに用いられて
いる。温泉水は、これらの施設にそれぞれ分散して設置
されている温水タンクに常時供給されており、このた
め、温水タンクの温度は常時ほぼ一定に保たれている。
そして、この温水タンクに供給された温泉水は、必要に
応じて、さらに温泉、暖房器具などに供給されている。
【0014】本発明の熱電発電システムによれば、この
ようにすでに設置されている温水タンクに温泉水を供給
するための供給ラインに熱電発電用サブタンクを接続
し、この熱電発電用サブタンク中の温泉水を熱源として
用いて熱電発電を行うため、発電のためにとりたてて新
しい温泉水を必要としなくなり運転コストを安価なもの
にすることができる。このため、これらの施設において
広く普及させることが可能な熱電発電システムとなる。
【0015】また、上記した熱電発電用サブタンクは、
上記した温水タンクとは別体であるため、設置作業が容
易であり設置コストも安価になり、またメンテナンスも
容易であり運転コストも安価になる。このため、これら
の施設において広く普及させることが可能な熱電発電シ
ステムとなる。
【0016】(2)上記(1)に記載の熱電発電システ
ムにおいては、前記熱電発電用サブタンクは、前記供給
ライン中に設置されてなることが好ましい。
【0017】このように構成することにより、この熱電
発電用サブタンクには常に新鮮な温泉水が供給されるこ
とになるため、温泉水の温度低下がなく常時安定した熱
電発電を行うことが可能となる。
【0018】(3)上記(1)に記載の熱電発電システ
ムにおいては、前記熱電発電用サブタンクは、前記温水
タンクに併設して設置されてなることが好ましい。
【0019】このように構成することにより、この熱電
発電用サブタンクは、本来風呂、暖房などに用いる温泉
水を貯蔵する温水タンクに併設されて配置されることに
なるため、メンテナンスや管理が容易になる。
【0020】(4)上記(3)に記載の熱電発電システ
ムにおいては、前記熱電発電用サブタンクは、前記温水
タンクの底部に設置されてなることが好ましい。
【0021】前記温水タンクは、家庭などの施設に容易
に温泉水を供給できるようにするため、通常温泉水の使
用場所よりも高い場所に設置されている。このため、設
置作業が容易であり設置コストも安価になり、またメン
テナンスも容易であり運転コストも安価になる。このた
め、これらの施設において広く普及させることが可能な
熱電発電システムとなる。
【0022】また、上記したように、温水タンクは通常
温泉水の使用場所(風呂、暖房器具など)よりも高い場
所に設置されているため、温水タンクの下部には通常大
きな空間が存在し、放熱のためのスペースを十分確保す
ることができる。また、温水タンクの底は常に日陰とな
るため、熱電発電素子に太陽光が照射されることはな
く、そのため、熱電発電素子全体が温まって温度差が確
保できなくなることもなくなる。また、温水タンクの下
部は風通しがいいので、放熱効率も高く、その結果、熱
電発電効果も高くなる。
【0023】(5)上記(1)乃至(4)のいずれかに
記載の熱電発電システムにおいては、前記熱電発電装置
は、大気中に熱を放出する放熱部材をさらに有すること
が好ましい。
【0024】このように構成することにより、本発明の
熱電発電システムは、放熱のための冷却水を必ずしも必
要としないため、運転コストをさらに安価なものにする
ことができる。このため、これらの施設において広く普
及させることが可能な熱電発電システムとなる。
【0025】下諏訪町は諏訪湖を囲む諏訪盆地に位置し
ており、その標高は750メートル以上である。このた
め、冬季には、最低気温は氷点下10度以下となり、1
日を通じても気温が摂氏0度以下である日が多い。この
ため、極めて効率的に放熱部材から熱が放出されるの
で、熱電発電素子の温度差を十分確保することができ、
その結果、効率のよい熱電発電を行うことができる。な
お、下諏訪町においては、夏季においても日陰ではかな
り涼しいため、熱電発電用サブタンクを日陰に配置すれ
ば、熱電発電素子全体が温まって温度差が確保できなく
なることもない。
【0026】上記(5)に記載の熱電発電システムにお
いては、前記放熱部材は、水溜り、河川、雪、氷、水道
水などの冷熱留に接触可能な構造を有することが好まし
い。
【0027】このように構成することにより、放熱部材
から大気に放熱が行われるのに加えて、これらの冷熱留
にも放熱が行われることになる。このため、放熱効率が
向上する。
【0028】上記(5)に記載の熱電発電システムにお
いては、前記放熱部材に太陽光があたらないように構成
されたひさしをさらに有することが好ましい。
【0029】上記(5)において、熱電発電装置の放熱
効率をさらに向上させるためには放熱部材を大きくする
ことが好ましいが、こうすると放熱部材の一部が太陽光
に照射され放射効率が低下する可能性を生じる。このよ
うな場合であっても、このようなひさしを設けることに
よって、放熱効率の低下が抑制され、熱電発電効率の低
下を抑制することができる。
【0030】(6)上記(5)に記載の熱電発電システ
ムにおいては、前記サブタンクと前記放熱部材との間に
配置される格子状の断熱部材をさらに有し、この格子状
の断熱材の各空間部に熱電発電素子が収容されてなるこ
とが好ましい。
【0031】このように構成すると、熱電発電に寄与し
ない熱(熱伝導、熱放射、熱対流により温泉水から放熱
部材へ伝達されてしまう熱)の伝達が効果的に抑制され
る結果、熱電発電素子の放熱面における温度上昇が効果
的に抑制される。その結果、熱電発電効率が向上する。
【0032】(7)上記(1)乃至(4)のいずれかに
記載の熱電発電システムにおいいては、前記熱電発電装
置は、温泉水の熱を熱電発電素子の吸熱面に伝達するた
めのヒートパイプをさらに有してなることが好ましい。
【0033】ここで、ヒートパイプとは、内部に燈心状
の毛細管物質をライニングした真空状態の金属パイプに
少量の作動液を入れた熱輸送装置である。熱は、作動液
の蒸発によって一端から吸収され、蒸気の凝縮によって
他端で放出される。ヒートパイプは銀の数百倍以上の極
めて高い熱伝導性を有する。このため、本発明の熱電発
電システムにおいては、温泉水から熱電発電素子への熱
の伝達が容易に行われる結果、熱電発電効率を向上させ
ることができる。
【0034】この場合、管状のヒートパイプの一方端を
熱電発電素子の吸熱部に熱的に接触させることもできる
が、管状のヒートパイプの一方端を銅などの金属の吸熱
ブロックに一旦接触させ、その吸熱ブロックを熱電発電
素子の吸熱部に熱的に接触させるようにしてもよい。
【0035】また、熱的接触効率を向上させるため、上
記したヒートパイプの一方端を箱型にしたものを用いる
ことが好ましい。
【0036】(8)本発明の熱電発電システムは、温泉
水を熱源として熱電発電を行うための熱電発電システム
であって、一般家庭、各種商業施設、各種製造施設、各
種公共施設などに設置され、風呂、暖房などに用いる温
泉水を熱源として熱電発電を行う熱電発電装置、を有す
る熱電発電システムであって、前記熱電発電装置は、前
記温泉水の熱を熱電発電素子の吸熱面に伝達するための
ヒートパイプを有してなることを特徴とする。
【0037】このように、本発明の熱電発電システム
は、上記(7)に記載した熱電発電システムのように温
泉水の供給ラインに接続された熱電発電用サブタンク中
の温泉水を熱源として熱電発電を行うものに限られず、
各家庭などに供給される温泉水を熱源として熱電発電を
行う熱電発電装置であればどのような熱電発電システム
であっても、上記(7)と同様の効果が得られる。すな
わち、ヒートパイプの極めて高い熱伝導率によって、温
泉水から熱電発電素子への熱の伝達が容易に行われる結
果、熱電発電効率を向上させることができるのである。
【0038】(9)本発明の熱電発電システムは、上記
(1)乃至(8)のいずれかに記載の熱電発電システム
であって、この熱電発電システムからの電力を集電する
集電装置と、この集電装置からの電力を交流に変換する
DC/ACインバータと、電力会社から購入する電力や
電力会社に売却する電力の量を計測する売買電力計と、
前記DC/ACインバータからの交流電力を家庭用負荷
又は/及び電力会社へ導いたり電力会社からの電力を家
庭用負荷に導いたりする分電盤と、これらの必要な制御
を行う制御回路と、をさらに備えたことを特徴とする。
【0039】本発明の熱電発電システムは、熱電発電素
子の放熱面における熱を大気中に放出するため、外気温
によって出力が変動する。また、各家庭などにおける電
力使用量も時間とともに変動する。しかしながら、上記
のように構成すると、電力があまったときは電力会社に
その電力を販売することができ、電力が足らないときは
その足らない電力を電力会社から購入することができ
る。このため、電力会社との電力の売買が容易になり、
国の代替エネルギー推進の政策にも沿うものとなる。
【0040】上記(9)に記載の熱電発電システムにお
いては、集電装置からの電力を蓄える充電池と、この充
電池に充電を行う充電回路と、をさらに備えたものであ
ることが好ましい。
【0041】このように構成すると、あまった電気の全
部又は一部は電力会社に販売せずに充電池に充電してお
くこともできる。充電池は、効率低下を抑制するため
に、各施設の屋内に設置することが好ましい。
【0042】上記(9)に記載の熱電発電システムにお
いては、日時や気温や湿度や温泉水の温度や前記売買電
力計で計測された結果などを表示するモニタリングシス
テムをさらに備えたものであることが好ましい。
【0043】このように構成すると、熱電発電装置によ
って発電された電力の量や、電力会社に販売した電力の
量(及び代金)、電力会社から購入した電力の量(及び
代金)の目に見える管理ができるようになる。すなわ
ち、熱電発電システムを導入した効果が目に見えるよう
になり、この熱電発電システム導入の効果を確認しなが
らこのシステムを運用することができる。この結果、火
力発電や原子力発電を代替する代替エネルギーの普及・
啓蒙にも役立つ。さらにこの熱電発電システムの効果を
デモンストレーションするためのモデルハウスを設置す
れば、さらに、火力発電や原子力発電を代替する代替エ
ネルギーの普及・啓蒙にも役立つ。
【0044】(10)本発明の熱電発電ユニットは、
(1)乃至(8)のいずれかに記載の熱電発電システム
に用いるための熱電発電ユニットであって、前記供給ラ
インに接続されるように構成された熱電発電用サブタン
クと、この熱電発電用サブタンク中の温泉水を熱源とし
て熱電発電を行うための熱電発電装置とを有してなるこ
とを特徴とする。
【0045】このため、本発明の熱電発電ユニットは、
上記(1)乃至(8)のいずれかに記載の優れた熱電発
電システムを構成する際に好適に用いることができる。
【0046】(11)本発明の熱電発電システムは、温
水を貯蔵する温水タンクと、この温水タンク中の温水を
熱源として熱電発電を行う熱電発電装置と、を有する熱
電発電システムであって、前記熱電発電装置は、前記温
水の熱を熱電発電素子の吸熱面に伝達するためのヒート
パイプを有してなることを特徴とする。
【0047】このように、本発明の熱電発電システム
は、上記(7)に記載した熱電発電システムのように温
泉水の供給ラインに接続された熱電発電用サブタンク中
の温泉水を熱源として熱電発電を行うものに限られず、
温水タンク中の温水を熱源として熱電発電を行う熱電発
電装置であればどのような熱電発電システムであって
も、上記(7)と同様の効果が得られる。すなわち、ヒ
ートパイプの極めて高い熱伝導率によって、温水から熱
電発電素子への熱の伝達が容易に行われる結果、高い熱
電発電効率を得ることができるのである。
【0048】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて、本発明の実
施の形態を詳しく説明する。
【0049】(実施形態1)図1は、本発明の実施形態
1に係る熱電発電システム100の説明図である。図2
は 本発明の実施形態1に係る熱電発電システムの部分
拡大図である。図1及び図2に示されるように、実施形
態1に係る熱電発電システム100は、温泉水を熱源と
して熱電発電を行うための熱電発電システムである。
【0050】温水タンク30は、暖房などに用いる温泉
水を貯蔵する温水タンクであって、一般家庭、各種商業
施設、各種製造施設、各種公共施設などに設置されてい
る。温水タンク30には、供給ライン32を介して温泉
水が常時又は間欠的に供給されている。温泉水の供給は
取水バルブ32Vの開閉により行っている。また、温水
タンク30にはオーバーフローした温泉水を排水するた
めのオーバーフロー管34と、温水タンク30の底にた
まったゴミなどを除去するためのドレイン管36が接続
されている。ゴミなどを除去する際にはドレインバルブ
36Vを開くことにより行う。この除去されたゴミなど
は、オーバーフローした温泉水とともに排水溝42に排
出される。屋内に設置された風呂桶22などに温泉水を
供給するための屋内導入管38が接続されている。温泉
水の供給は屋内導入バルブ38Vの開閉により行う。
【0051】熱電発電システム100は、温水タンク3
0に温泉水を供給するための供給ライン32に接続され
た熱電発電ユニット110を備えている。そして、この
熱電発電ユニット110は、サブタンク本体130とこ
のサブタンク本体を断熱するために設けられた断熱材1
40とからなる熱電発電用サブタンク120と、熱電発
電素子Aと断熱材160と放熱部材170とを備えた熱
電発電装置150と、を備えている。この熱電発電装置
150は、熱電発電用サブタンク120中の温泉水を熱
源として熱電発電を行う。熱電発電ユニット110は、
電力線52を介して、発電された電力を屋内制御装置5
4に送電する。
【0052】熱電発電システム100によれば、各家庭
などにすでに設置されている温水タンク30に温泉水を
供給するための供給ライン32に熱電発電ユニット11
0を接続し、この熱電発電ユニット110中の熱電発電
用サブタンク中の温泉水を熱源として用いて熱電発電を
行うため、発電のためにとりたてて新しい温泉水を必要
としなくなり運転コストを安価なものにすることができ
る。このため、これらの施設において広く普及させるこ
とが可能な熱電発電システムとなる。
【0053】また、熱電発電用ユニット110は、温水
タンク30とは別体であるため、設置作業が容易であり
設置コストも安価になり、またメンテナンスも容易であ
る。このため、実施形態1に係る熱電発電システム10
0は、これらの施設において広く普及させることが可能
な熱電発電システムとなる。また、熱電発電ユニット1
10は、供給ライン30中に設置されているため、熱電
発電用サブタンク120には常に新鮮な温泉水が供給さ
れることになるため、温泉水の温度低下がなく常時安定
した熱電発電を行うことが可能となる。
【0054】図2に示されるように、熱電発電装置15
0は、放熱部材170をさらに有している。このため、
熱電発電システム100は、放熱のための冷却水を必ず
しも必要としなくなり、運転コストをさらに安価なもの
にすることができる。このため、これらの施設において
広く普及させることが可能な熱電発電システムとなる。
【0055】この熱電発電システム100においては、
放熱部材170は、水溜り、河川、雪、氷、水道水など
の冷熱留に接触可能な構造とすることもできる。このよ
うに構成すれば、放熱効率がさらに向上する。なかで
も、放熱部材170を水道水に接触可能な構造とするこ
とが好ましい。水道水には常に新鮮な冷水が供給されて
いるため高い放熱効率が得られるととも、水道水が少々
温まっても困らないからである。
【0056】熱電発電システム100においては、放熱
部材170に太陽光があたらないように構成されたひさ
しをさらに設置することもできる。熱電発電装置150
の放熱効率をさらに向上させるためには放熱部材170
を大きくすることが好ましいが、こうすると放熱部材の
一部が太陽光に照射され放射効率が低下する可能性を生
じる。このような場合であっても、このようなひさしを
設けることによって、放熱効率の低下が抑制され、熱電
発電効率の低下を抑制することができる。。
【0057】図3は、本発明の実施形態1に係る熱電発
電システム100のブロック図である。図3に示される
ように、この熱電発電システム100は、この熱電発電
装置150からの電力を集電する集電装置と、この集電
装置からの電力を交流に変換するDC/ACインバータ
と、電力会社に販売する電力の量や電力会社から購入す
る電力の量を計測する売買電力計と、前記DC/ACイ
ンバータからの交流電力を家庭用負荷又は/及び電力会
社へ導いたり、電力会社からの電力を家庭用負荷に導い
たりする分電盤と、これらの必要な制御を行う制御回路
と、をさらに備えている。
【0058】熱電発電システム100は、熱電発電素子
Aの放熱面における熱を大気中に放出するため、外気温
によって出力が変動する。また、各家庭などにおける電
力使用量も時間とともに変動する。しかしながら、この
ように構成すると、電力があまったときは電力会社にそ
の電力を販売することができ、電力が足らないときはそ
の足らない電力を電力会社から購入することができる。
このため、電力会社との電力の売買が容易になり、国の
代替エネルギー推進の政策にも沿うものとなる。
【0059】熱電発電システム100は、集電装置から
の電力を蓄える充電池と、この充電池に充電を行う充電
回路と、をさらに備えている。このため、あまった電気
の全部又は一部は電力会社に販売せずに充電池に充電し
ておくこともできる。充電池は、効率低下を抑制するた
めに、各施設の屋内に設置することが好ましい。
【0060】熱電発電システム100は、日時、天候、
気温、湿度、温泉水の温度、前記売買電力計で計測され
た結果、熱電発電装置の異常などを知らせるアラーム情
報などを表示するモニタリングシステムをさらに備えて
いる。このため、熱電発電装置150によって発電され
た電力の量や、電力会社に販売した電力の量(及び代
金)、電力会社から購入した電力の量(及び代金)が、
目に見えるようになりる。すなわち、熱電発電システム
100を導入した効果が目に見えるようになり、この熱
電発電システム100の導入の効果を確認しながらこの
システムを利用することができる。この結果、火力発電
や原子力発電を代替する代替エネルギーの普及・啓蒙に
も役立つ。さらにこの熱電発電システムの効果をデモン
ストレーションするためのモデルハウスを設置すれば、
さらに、火力発電や原子力発電を代替する代替エネルギ
ーの普及・啓蒙にも役立つ。
【0061】(実施形態2)図4は、本発明の実施形態
2に係る熱電発電システム200の説明図である。図5
は 本発明の実施形態2に係る熱電発電システム200
の部分拡大図である。実施形態2が実施形態1と異なる
のは、以下の点である。すなわち、実施形態1では、熱
電発電ユニット110が供給ライン32中に設置されて
いるのに対して、実施形態2では、熱電発電ユニット2
10は、温水タンク30の底部に併設して設置されてい
る。
【0062】図4に示されているように、温水タンク3
0は、家庭などの施設に容易に温泉水を供給できるよう
にするため、通常温泉水の使用場所よりも高い場所に設
置されている。このため、熱電発電ユニット210の設
置作業が容易であり設置コストも安価になり、またメン
テナンスも容易になる。このため、実施形態2に係る熱
電発電システム200はこれらの施設において広く普及
させることが可能な熱電発電システムとなる。
【0063】また、温水タンク30は通常温泉水の使用
場所(風呂、暖房器具など)よりも高い場所に設置され
ているため、温水タンクの下部には通常大きな空間が存
在し、放熱のためのスペースを十分確保することができ
る。また、温水タンク30の底は常に日陰となるため、
熱電発電素子250に太陽光が照射されることはなく、
そのため、熱電発電素子全体が温まって温度差が確保で
きなくなることもなくなる。また、温水タンク30の下
部は風通しがいいので、放熱効率も高く、その結果、熱
電発電効果も高くなる。
【0064】(実施形態3)図6は、本発明の実施形態
3に係る熱電発電システム300の説明図である。図7
は 本発明の実施形態3に係る熱電発電システム300
の部分拡大図である。実施形態3が実施形態1と異なる
のは、以下の点である。すなわち、実施形態1では、熱
電発電装置150が熱電発電用サブタンク120中の温
泉水を熱源として熱電発電を行っているのに対して、熱
電発電装置350は、前記熱電発電ユニット310中に
配置された供給ライン32中の温泉水の熱を箱状のヒー
トパイプ380を用いて汲み上げて熱電発電素子Aの吸
熱面に伝達するように構成している。このため、ヒート
パイプ380の極めて高い熱伝導率によって、温泉水か
ら熱電発電素子Aへの熱の伝達が容易に行われる結果、
高い熱電発電効率が得られている。
【0065】(実施形態4)図8は、本発明の実施形態
4に係る熱電発電システム400の説明図である。図9
は 本発明の実施形態4に係る熱電発電システム400
の部分拡大図である。実施形態4が実施形態1と異なる
のは、以下の点である。すなわち、実施形態1では、熱
電発電ユニット110が供給ライン310中に配置され
ているのに対して、実施形態4では、熱電発電ユニット
410は温水タンク30の蓋420に配置されている。
また、、実施形態1では、熱電発電装置150は、熱電
発電用サブタンク120中の温泉水を熱源として熱電発
電を行っているのに対して、実施形態4では、温水タン
ク30中の温泉水を熱源として熱電発電を行っている。
また、実施形態1では、熱電発電用サブタンク120中
の温泉水の熱をサブタンク本体130の金属部材を介し
て伝達させているのに対して、実施形態4では、温水タ
ンク30中の温泉水の熱をヒートパイプ490を介して
伝達させている。
【0066】このため、実施形態4に係る熱電発電シス
テム400においては、熱電発電用サブタンクを別途設
置する必要がないという利益がある。また、ヒートパイ
プの極めて高い熱伝導率によって、温泉水から熱電発電
素子への熱の伝達が容易に行われる結果、高い熱電発電
効率が得られるという利益もある。
【0067】実施形態4においては、管状のヒートパイ
プ494の一方端を箱型にしたヒートパイプ490を用
い、この箱型部分492を、銅の吸熱ブロック480に
一旦熱的に接触させ、その吸熱ブロック480を熱電発
電素子Aの吸熱部に熱的に接触させるようにしている。
【0068】(実施形態5)図10は、本発明の実施形
態5に係る熱電発電システム500の説明図である。図
11は 本発明の実施形態5に係る熱電発電システム5
00の部分拡大図である。実施形態5が実施形態4と異
なるのは、以下の点である。すなわち、実施形態4で
は、熱電発電ユニット410が温水タンク30の蓋42
0に配置されているのに対して、実施形態5では、熱電
発電ユニット510が温水タンク30の側面520に配
置されている。このため、メンテナンスのために蓋を開
閉する必要が生じる場合であっても、わざわざ熱電発電
ユニットを取り外す必要がなくなるため、便利であると
いう利益がある。
【0069】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1に係る熱電発電システムの
説明図である。
【図2】本発明の実施形態1に係る熱電発電システムの
部分拡大図である。
【図3】本発明の実施形態1に係る熱電発電システムの
ブロック図である。
【図4】本発明の実施形態2に係る熱電発電システムの
説明図である。
【図5】本発明の実施形態2に係る熱電発電システムの
部分断面図である。
【図6】本発明の実施形態3に係る熱電発電システムの
説明図である。
【図7】本発明の実施形態3に係る熱電発電システムの
部分断面図である。
【図8】本発明の実施形態4に係る熱電発電システムの
説明図である。
【図9】本発明の実施形態4に係る熱電発電システムの
部分断面図である。
【図10】本発明の実施形態5に係る熱電発電システム
の説明図である。
【図11】本発明の実施形態5に係る熱電発電システム
の部分断面図である。
【図12】熱電発電素子の熱電発電機構を説明するため
の図である。
【図13】従来の熱電発電装置の外観図である。
【符号の説明】
10・・・熱電発電システム 20・・・家屋 22・・・浴槽 30・・・温水タンク 32・・・供給ライン 32V・・・取水バルブ 34・・・オーバーフロー管 36・・・ドレイン管 36V・・・ドレインバルブ 38・・・屋内導入管 38V・・・屋内導入バルブ 40・・・地面 42・・・排水溝 52・・・電力線 54・・・屋内制御装置 100、200、300、400、500・・・熱電発
電システム 110、210、310、410、510・・・熱電発
電ユニット 120、220・・・熱電発電用サブタンク 130、230・・・サブタンク本体 140、240、340、440、540・・・断熱材 150、250、350、450、550・・・熱電発
電装置 160、260、360、460、560・・・断熱材 170、270、370、470、570・・・放熱部
材 330・・・熱電発電ユニット内壁材 330・・・熱電発電ユニット本体 380・・・ヒートパイプ 420・・・温水タンクの蓋 480、580・・・金属ブロック 490、590・・・ヒートパイプ 492、592・・・箱型部 494、594・・・管状部 520・・・温水タンクの側部 800・・・熱電発電素子 810N・・・N型半導体 810P・・・P型半導体 820H・・・吸熱側セラミック 820L・・・放熱側セラミック 830H・・・吸熱側電極 830L・・・放熱側セラミック 900・・・熱電発電装置 922・・・吸熱面 924・・・熱電発電素子 926・・・放熱面 930・・・温水導入口 932・・・温水排水口 934・・・冷水導入口 936・・・冷水排水口 V・・・電圧計 A・・・電流計 A2・・・半導体層 A1・・・吸熱側電極 A3・・・放熱側電極
フロントページの続き (72)発明者 前田 浩 長野県諏訪郡下諏訪町北四王5415番地ノ1 株式会 社イングスシナノ内 (72)発明者 青木 博夫 長野県長野市稲里町中氷鉋876番地2 (72)発明者 栗山 弘 長野県諏訪郡下諏訪町9383番地1

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 温泉水を熱源として熱電発電を行うため
    の熱電発電システムであって、 一般家庭、各種商業施設、各種製造施設、各種公共施設
    などに設置され、風呂、暖房などに用いる温泉水を貯蔵
    する温水タンクに温泉水を供給するための供給ラインに
    接続された熱電発電用サブタンクと、 この熱電発電用サブタンク中の温泉水を熱源として熱電
    発電を行う熱電発電装置と、を有することを特徴とする
    熱電発電システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の熱電発電システムにお
    いて、前記サブタンクは、前記供給ライン中に設置され
    てなることを特徴とする熱電発電システム。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の熱電発電システムにお
    いて、前記サブタンクは、前記温水タンクに併設して設
    置されてなることを特徴とする熱電発電システム。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の熱電発電システムにお
    いて、前記サブタンクは、前記温水タンクの底部に設置
    されてなることを特徴とする熱電発電システム。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれかに記載の熱電
    発電システムにおいて、前記熱電発電装置は、大気中に
    熱を放出する放熱部材をさらに有することを特徴とする
    熱電発電システム。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の熱電発電システムにお
    いて、前記サブタンクと前記放熱部材との間に配置され
    る格子状の断熱部材をさらに有し、この格子状の断熱材
    の各空間部に熱電発電素子が収容されてなることを特徴
    とする熱電発電システム。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至4のいずれかに記載の熱電
    発電システムにおいいて、前記熱電発電装置は、温泉水
    の熱を熱電発電素子の吸熱面に伝達するためのヒートパ
    イプをさらに有してなることを特徴とする熱電発電装
    置。
  8. 【請求項8】 温泉水を熱源として熱電発電を行うため
    の熱電発電システムであって、 一般家庭、各種商業施設、各種製造施設、各種公共施設
    などに設置され、風呂、暖房などに用いる温泉水を熱源
    として熱電発電を行う熱電発電装置、を有する熱電発電
    システムであって、 前記熱電発電装置は、前記温泉水の熱を熱電発電素子の
    吸熱面に伝達するためのヒートパイプを有してなること
    を特徴とする熱電発電システム。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至8のいずれかに記載の熱電
    発電システムであって、 この熱電発電システムからの電力を集電する集電装置
    と、 この集電装置からの電力を交流に変換するDC/ACイ
    ンバータと、 電力会社から購入する電力や電力会社に売却する電力の
    量を計測する売買電力計と、 前記DC/ACインバータからの交流電力を家庭用負荷
    又は/及び電力会社へ導いたり電力会社からの電力を家
    庭用負荷に導いたりする分電盤と、 これらの必要な制御を行う制御回路と、をさらに備えた
    ことを特徴とする熱電発電システム。
  10. 【請求項10】 請求項1乃至8のいずれかに記載の熱
    電発電システムに用いるための熱電発電ユニットであっ
    て、前記供給ラインに接続されるように構成された熱電
    発電用サブタンクと、この熱電発電用サブタンク中の温
    泉水を熱源として熱電発電を行うための熱電発電装置と
    を有してなることを特徴とする熱電発電ユニット。
  11. 【請求項11】 温水を貯蔵する温水タンクと、 この温水タンク中の温水を熱源として熱電発電を行う熱
    電発電装置と、を有する熱電発電システムであって、 前記熱電発電装置は、前記温水の熱を熱電発電素子の吸
    熱面に伝達するためのヒートパイプを有してなることを
    特徴とする熱電発電システム。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006136188A (ja) * 2004-10-08 2006-05-25 Ings Shinano:Kk 熱電発電装置及び熱電発電システム
JP2007103861A (ja) * 2005-10-07 2007-04-19 Kyushu Institute Of Technology 屋外工作物
JP2011211764A (ja) * 2010-03-29 2011-10-20 Panasonic Corp 熱電変換装置
JP2015202158A (ja) * 2014-04-11 2015-11-16 有限会社よしおか 入浴施設の温水給水装置
KR101902146B1 (ko) * 2018-02-19 2018-11-08 박종덕 저온 지열 발전을 이용한 냉난방 시스템

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