JP2007103854A - 磁気シールド装置 - Google Patents

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敬介 藤崎
Masahiro Fujikura
昌浩 藤倉
Jiro Mino
二郎 美野
Tai Tamaki
耐 田巻
Yoneo Yamada
米男 山田
Takeshi Saito
健 斉藤
Kentaro Chikuma
顯太郎 筑摩
Hiroyuki Hirano
裕之 平野
Toshito Morita
俊人 森田
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Abstract

【課題】 磁気シールド装置のシールド性能を向上させる。
【解決手段】 磁気シールド装置構成する6面のうちの4面を、シールドすべき磁場の方向に平行な磁化容易軸をもつ方向性電磁鋼板の積層体で構成する。シールドすべき磁場の方向が平行の場合は、天井11と床12と2側面14、16を水平の磁化容易軸をもつ方向性電磁鋼板を積層して形成する。天井11と床12は平坦に、側面14、16はすだれ形状に構成する。その他の2面13、15は、磁化容易軸が直交する方向性電磁鋼板の積層体で構成される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、装置内部あるいは外部で発生する磁場をシールドする磁気シールド装置に関する。
MRI装置のような強い磁場を利用する装置あるいは大電流を使用する装置は、発生する磁場を外部に漏らさないように磁気シールドして使用されている。また、外部から進入する磁場によって、精密測定装置などの影響を避けるためにも磁気シールドの必要性がある。従来、磁気シールドを確実に行うには、磁場発生源又は外部磁場を遮蔽すべき箇所を、鋼板のような磁性体によって密閉する構造が採用されていた。しかしながら、密閉構造では、熱の放散あるいは保守に関して問題があった。また、例えば病院のMRI室などのシールドルームが密閉構造では、入室する人間に圧迫感を与えるという場合もあった。近年、密閉構造をとるのではなく、磁性体をすだれ状に配置して磁気シールドする開放型磁気シールド装置の提案がされた(特許文献1参照)。しかしながら、密閉構造であってもすだれ状であっても、シールドする磁場の方向を特に考慮するものではなかった。例えば、シールドすべき磁場が予めわかっている場合の対策が不十分であった。また、開放型磁気シールド装置の場合、構造上床が鋼板の幅の分だけ嵩上げしなければいけなく、既存設備の取替えの場合、そのための改造工事が必要であった。改造工事は、静粛であるべき病院内に大きな振動音を発生する場合が多く、設置工事上の課題があった。
特開2002−164686号公報
本発明は、上記問題点に着目して、シールドする磁場の方向を考慮して、磁気シールド性能を高める磁気シールド装置を提供するものである。更に、磁気シールド装置の設置に際し、嵩上げ工事を不要にする磁気シールド装置を提供するものである。
本発明の第1の態様は、単一又は複数枚積層した電磁鋼板を部材とし、互いに対向する第1及び第2の面と、該第1及び第2の面に接続する第3〜第6の面からなる磁気シールド装置であって、前記第3〜第6の面は前記第1及び第2の面の対向方向に磁化容易軸を持つ方向性電磁鋼板からなることを特徴とする。また、前記第3〜第6の面のうちの対向する2面は、前記方向性電磁鋼板からなる平坦な面とすることもできる。
本発明の第2の態様は、単一又は複数枚積層した電磁鋼板を部材とし、互いに対向する第1及び第2の面と、該第1及び第2の面に接続する第3〜第6の面からなる磁気シールド装置であって、前記第3〜第6の面のうちの対向する2面は、磁化容易軸が直交するように複数枚積層した方向性電磁鋼板からなる平坦な面であり、前記第3〜第6の面のうちの他の2面は、第1及び第2の面の対向方向に磁化容易軸を持つ方向性電磁鋼板からなることを特徴とする。
また、前記第1の態様及び第2の態様に関し、すべての面が平坦であって、閉空間を形成するように組立てられていてもよい。さらに、前記第3〜第6の面のうちの他の2面は、前記第1及び第2の面の対向方向に平行に、前記方向性電磁鋼板を間隔をあけて複数配置することもでき、前記第1及び第2の面は、磁化容易軸が互いに直交する方向性電磁鋼板からなるようにもできる。
本発明の第3の態様の磁気シールド装置は、磁化容易軸が周回するように配置した4面の単一又は複数枚積層した方向性電磁鋼板からなる筒状の第1及び第2の磁気シールドユニットを、第1及び第2の磁気シールドユニットが重なる2面では磁化容易軸が直交し、他の4面では磁化容易軸の方向がそろうように組み合わせてなることを特徴とする。
本発明の磁気シールド装置は、方向性電磁鋼板の磁化容易軸をそろえた少くとも2面を有するので、内部磁場および外部磁場いずれに対しても磁気シールド性能を高めることができる。つまり、磁気シールド装置の場合、そこに発生する磁束は一定であるので、シールド体にできるだけ磁束を捕捉させることができれば、相対的に漏れる磁束は低減し、シールド体としての磁気シールド性能が向上する。そもそも方向性電磁鋼板では、その圧延方向に磁化容易軸がそろい、磁化容易軸方向は少ない磁場で磁化されやすくなっている。したがって、方向性電磁鋼板の磁化容易軸方向を、方向性電磁鋼板の配設位置に生じる磁場の方向と同じにすると、シールド体に捕捉する磁束を大きくさせることができる。
また、本発明の磁気シールド装置は床が平坦にできるので、磁気シールド装置の設置に嵩上げ工事が不要となる。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。
図1に、本発明の一実施形態である開放型磁気シールド装置10を示す。天井11及び床12は平坦な構造とし、側面13〜16を開放構造とするものである。天井11及び床12は、積層した方向性電磁鋼板の磁化容易軸をすべて水平にそろえている。側面13〜16は、水平方向にシールド室を取り囲み、等間隔に配置された複数本の積層電磁鋼板からなり、さらに側面13と15は、天井11及び床12につながる複数本の積層電磁鋼板が等間隔に並んでいる。側面13〜16の水平方向にシールド室を取り囲む積層電磁鋼板は、垂直方向に積層されている。また、側面13と15に配置される垂直方向の積層電磁鋼板は、側面14又は16と平行な方向に積層されている。側面13と15は、電磁鋼板が格子状に並び、側面14、16では、電磁鋼板が水平方向にすだれ状に並んでいる。側面13〜16に使用する電磁鋼板も方向性電磁鋼板であり、その長手方向を磁化容易軸とする。このように、本実施形態では、天井11、床12、側面14,16の4面の方向性電磁鋼板の磁化容易軸を水平にそろえている。
磁気シールド装置に流れる磁束の方向は、一般に特定の方向にそろうことが多い。例えば、水平磁場方式のMRI装置で、ガントリーが側面15に近くに配置される場合には、磁束が側面14、16に平行に流れる。したがって、MRI装置で発生する磁場の磁束は、まずガントリー面(側面15)にあたり、上下左右に分かれて、側面14、16、天井11、床12を側面13に向かって流れることになる。
本発明は、この事実に着目して、水平な磁場をシールドする目的の磁気シールド装置を、天井11、床12、側面14,16の4面の方向性電磁鋼板の磁化容易軸を、各面の配設位置における磁場の方向にそろえるように構成して、磁気シールド性能を向上させるものである。
なお、図1(b)に示すように、平坦に形成される天井11’及び床12’は、方向性電磁鋼板を用いて、その磁化容易軸が交互に直交するように積層して構成し、平均的な磁気特性をもたせるようにしてもよい。このようにしても、図1(a)の磁気シールド装置10と同様、床が平坦であるので、既存施設に磁気シールド装置を設置する場合、床の嵩上げ工事が不要である。例えば病院では、大きな振動音を発生する改造工事を行なうことなく、移動式ベッドがスムースに、磁気シールド装置内に搬入できる磁気シールド装置を設置することができる。
図2〜図5に、図1(a)に示す磁気シールド装置のモデルを用いたシミュレーションによる漏洩磁束密度分布を示す。図1に示す構造の磁気シールド装置で、MRI装置の磁気シールドを想定し、ガントリー側のガントリー面は側面15、ベッド側のベッド面は側面13とする。磁場の方向は、水平すなわち側面14、16に平行とする。
図2は、磁場中心の高さにおける、側面14又は16からの距離と磁束密度との関係を示す磁束密度減衰曲線であり、図3は、側面16と側面15とのコーナー部の側面16と15で作る角度を2等分した方向での磁束密度減衰曲線である。また、図4及び図5は、おのおのガントリー面(側面15)と、これに対抗するベッド面(側面13)からの距離と磁束密度との関係を示す磁束密度減衰曲線である。
各図の横軸は、磁性材すなわち電磁鋼板からの距離(mm)であり、縦軸は、磁束密度(mT)である。いずれも、(1)シールドなし、(2)方向性電磁鋼板の磁化容易軸方向を互いに直交させて、方向性電磁鋼板を積層して、天井と床とを構成したもの(従来例)、(3)磁化容易軸方向を磁場方向にそろえて、方向性電磁鋼板を積層して、天井と床とを構成したもの(本実施形態)とを比較している。いずれの場合も、本実施形態は、従来例と比較して、漏れ磁場が2割から5割減少していることが分かる。これは、天井と床の方向性電磁鋼板を、磁化容易軸をそろえて積層して構成した効果であり、天井と床とで捕捉される磁束が増大した結果である。
図6に、本発明の第2の実施形態である密閉型磁気シールド装置の概要を示す。
本実施形態の密閉型磁気シールド装置20は、天井21と床22と側面23〜26は、すべて平坦な方向性電磁鋼板を積層して構成され、天井21と床22と側面24と側面26とは、方向性電磁鋼板の磁化容易軸がすべて水平方向にそろえて積層されている。側面23と側面25とは、積層する方向性電磁鋼板の磁化容易軸は、交互に直交するように配置されている。図面の矢印は、これを図式的に示すものである。
従来の密閉型磁気シールド装置は、6面ともに、積層する方向性電磁鋼板の磁化容易軸が交互に直交するように積層して、それぞれ同数になるようにし、平均的な磁気特性を持たせていた。しかしながら、前述のように、磁気シールドを行なう対象の磁場の方向は、所定の方向に定まっている場合が多く、密閉型の場合も、本実施形態のように、方向性電磁鋼板の磁化容易軸を方向性電磁鋼板の配設位置における磁束の方向にそろえることによって、磁気シールド性能を高めることができる。
すなわち、水平方向の磁場をシールドする場合、本実施形態の、方向性電磁鋼板の磁化容易軸がすべて水平方向にそろえて積層されている天井21と床22と側面24と側面26とを、シールドすべき磁場の方向にそろえるように配置する。
図7に、シミュレーション結果を示す。密閉型の6面体シールド装置をモデル化し、磁束方向を水平方向とし、一方は、6面ともに磁化容易軸を直交させて積層した方向性電磁鋼板を用いたもの(従来例)で、他方は、天井面21と、床面22と、側面のうち磁束方向と平行な2面(側面24,26)を磁化容易軸をそろえて積層した方向性電磁鋼板とし、残りの磁束の方向に直交する2側面(側面23,25)を、従来と同様に磁化容易軸を直交させて積層した方向性電磁鋼板を用いたもの(本実施形態)である。
図7は、高さを磁束の中心(コイル中心)として、4側面での漏洩磁場分布をシミュレートした。側面23及び25では両者に大きな相違は認められないが、側面24及び26では、明らかに漏れ磁場が低減している。
以上、磁気シールド装置内部で発生する磁場をシールドする例を説明したが、外部磁場を遮蔽する磁気シールド装置においても、同様のことがいえる。すなわち、例えば地磁気は、南北方向に向いているので、地磁気の影響を防ぐ場合には、磁気シールド装置を地磁気の方向すなわち南北方向に、本発明の磁化容易軸をそろえた積層方向性電磁鋼板の4面を配置するようにすればよい。
また、水平磁場に対する磁気シールド装置を説明したが、垂直磁場に対しても同様に考えることができる。この場合も方向性電磁鋼板の配設位置における磁場の方向に本発明の磁化容易軸をそろえた積層方向性電磁鋼板の4面を配置すればよく、言い換えれば、磁化容易軸をそろえた4面がすべて側面になるように磁気シールド装置を構成すればよい。例えば、図1(b)に示すような磁化容易軸を直交して積層した電磁鋼板からなる天井と床を備え、鉛直方向に磁化容易軸をもつ積層電磁鋼板をすだれ状に配置して4側面とし、垂直磁場をシールドするようにできる。
図8、9に、磁気シールド装置をユニットとして構成する第3の実施形態を示す。図8(a)に示すように、磁化容易軸をそろえた方向性電磁鋼板を厚み方向に積層した4枚の積層体31〜34を組み合わせて、断面が矩形の筒状の第1の密閉型磁気シールドユニット30を構成する。4枚の積層体31〜34を構成する方向性電磁鋼板の磁化容易軸は、図の矢印に示すように、筒状ユニット30を周回するようにそろっている。図8(b)に示す第2の密閉型磁気シールドユニット40も、図8(a)と同様に、磁化容易軸をそろえた方向性電磁鋼板を厚み方向に積層した4枚の積層体41〜44を組み合わせて構成され、方向性電磁鋼板の磁化容易軸は、図の矢印に示すように、筒状ユニット40を周回している。ただし、ユニット40は、ユニット30にくらべてわずかに小さく、ユニット30に嵌合するように構成される。
図9に、ユニット30とユニット40とを組み合わせてなる磁気シールド装置50を示す。ユニット30とユニット40の開口部が互いに閉じられるように組み合わされて、密閉型の磁気シールド装置50が完成する。組み合わせた結果、例えば、積層体31と積層体41と重なり、積層体33と43とが重なることになる。このように、磁気シールド装置50の対抗する一対の面が、両ユニットの積層体が重なって形成され、そこでは方向性電磁鋼板の磁化容易軸が直交している。しかしながら、それ以外の4面では、磁化容易軸が一方向にそろっているので、この磁化容易軸がそろっている4面をシールドすべき磁場の方向に合わせて、磁気シールド装置を配置する。装置内部あるいは外部の垂直な磁場を遮蔽したい場合、図示のとおり、磁化容易軸がそろっている4面を垂直方向にするように配置すればよく、装置内部あるいは外部の水平な磁場を遮蔽したい場合、図示のものを90度回転させて、磁化容易軸がそろっている4面を水平方向にするように配置すればよい。なお。ここでは予め組み立てたユニット30とユニット40を組み合わせて、磁気シールド装置50を組み立てるように説明したが、積層体31〜34と積層体41〜44により磁気シールド装置50を組み立てて、組み立てた結果ユニット30とユニット50とが構成されるようにもできる。
図10は、開放型の磁気シールドユニットの一例を示す。図10(a)に示す第1の開放型磁気シールドユニット60は、図の上下の面を、方向性電磁鋼板を磁化容易軸をそろえて厚み方向に積層した積層体61、63で形成し、積層体61と63とを他の対向する2面を、すだれ状に配置した方向性電磁鋼板の積層体62、64で形成したものである。すだれ状の積層体62、64は、長手方向を磁化容易軸とし、上下の積層体61と63の磁化容易軸とあわせて、磁化容易軸が、周回するように配置されている。図の矢印は、磁化容易軸を示す。
図10(b)は、開放型磁気シールドユニット60に組み合わされる第2の開放型磁気シールドユニットであり、第1のユニット60と同様に、すだれ状の積層体72、64は、長手方向を磁化容易軸とし、上下の平坦な積層体61と63の磁化容易軸とあわせて、磁化容易軸が、周回するように配置されている。両者を組み合わせることによって、6面からなる磁気シールド装置が構成される。この場合、対向する平坦な積層体61と71、及び積層体63と73が重なって、磁化容易軸が直交する2面が構成され、それ以外のすだれ状の積層体62、64、72及び74からなる4面が、磁化容易軸がそろった面となる。天井と床面が平坦な構造が望ましいので、この例は、装置内又は装置外に発生する垂直な磁場をシールドするために好適である。この場合も、シールド装置の施工現場で、積層体から組み立てることによって、結果的にユニット60とユニット70を構成するようにもできる。
なお、平坦な積層体61、63、71及び73に代えて、すだれ状の積層体を用いてユニットを構成し、組み合わせた結果、一対の対向する格子構造の2面と、それ以外の磁化容易軸のそろった4面とをもつ磁気シールド装置とすることもできる。
(a)は、本発明の第1の実施形態である開放型磁気シールド装置を示す図であり、(b)は、その変形例を示す図である。 第1の実施形態の磁気シールドの有効性を示す図である。 第1の実施形態の磁気シールドの有効性を示す図である。 第1の実施形態の磁気シールドの有効性を示す図である。 第1の実施形態の磁気シールドの有効性を示す図である。 本発明の第2の実施形態である密閉型磁気シールド装置を示す図である。 第2の実施形態の磁気シールドの有効性を示す図である。 本発明の第3の実施形態である密閉型磁気シールドユニットを示す図である。 第3の実施形態である密閉型磁気シールドユニットを組み合わせた磁気シールド装置を示す図である。 本発明の第3の実施形態である開放型磁気シールドユニットを示す図である。
符号の説明
10 開放型磁気シールド装置
11 天井
12 床
13〜16 側面
20 密閉型磁気シールド装置
21 天井
22 床
23〜26 側面
30、40 密閉型磁気シールドユニット
50 密閉型磁気シールド装置
60、70 開放型磁気シールドユニット

Claims (13)

  1. 単一又は複数枚積層した電磁鋼板を部材とし、互いに対向する第1及び第2の面と、該第1及び第2の面に接続する第3〜第6の面からなる磁気シールド装置であって、
    前記第3〜第6の面は前記第1及び第2の面の対向方向に磁化容易軸を持つ方向性電磁鋼板からなることを特徴とする磁気シールド装置。
  2. 前記第3〜第6の面のうちの対向する2面は、前記方向性電磁鋼板からなる平坦な面であることを特徴とする請求項1に記載の磁気シールド装置。
  3. 単一又は複数枚積層した電磁鋼板を部材とし、互いに対向する第1及び第2の面と、該第1及び第2の面に接続する第3〜第6の面からなる磁気シールド装置であって、
    前記第3〜第6の面のうちの対向する2面は、磁化容易軸が直交するように複数枚積層した方向性電磁鋼板からなる平坦な面であり、前記第3〜第6の面のうちの他の2面は、第1及び第2の面の対向方向に磁化容易軸を持つ方向性電磁鋼板からなることを特徴とする磁気シールド装置。
  4. すべての面が平坦であって、閉空間を形成するように組立てられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の磁気シールド装置。
  5. 前記第3〜第6の面のうちの他の2面は、前記第1及び第2の面の対向方向に平行に、前記方向性電磁鋼板を間隔をあけて複数配置したことを特徴とする請求項2又は3に記載の磁気シールド装置。
  6. 前記第1及び第2の面は、磁化容易軸が互いに直交する方向性電磁鋼板からなることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の磁気シールド装置。
  7. 前記第1及び第2の面は、方向性電磁鋼板を複数格子状に配置して、磁化容易軸が互いに直交するようにしたことを特徴とする請求項5に記載の磁気シールド装置。
  8. 前記第1及び第2の面は、磁化容易軸が直交するように積層された平坦な方向性電磁鋼板からなることを特徴とする請求項5に記載の磁気シールド装置。
  9. 前記第3〜第6の面のうちの対向する平坦な2面を、上面と底面とすることを特徴とする請求項2〜8のいずれか1項に記載の磁気シールド装置。
  10. 前記第1及び第2の面を、上面と底面とすることを特徴とする請求項1に記載の磁気シールド装置。
  11. 磁化容易軸が周回するように配置した4面の単一又は複数枚積層した方向性電磁鋼板からなる筒状の第1及び第2の磁気シールドユニットを、第1及び第2の磁気シールドユニットが重なる2面では磁化容易軸が直交し、他の4面では磁化容易軸の方向がそろうように組み合わせてなることを特徴とする磁気シールド装置。
  12. 前記第1及び第2の磁気シールドユニットは、各4面が平坦な方向性電磁鋼板からなることを特徴とする請求項11に記載の磁気シールド装置。
  13. 前記第1及び第2の磁気シールドユニットは、平坦な方向性電磁鋼板からなる面と、方向性電磁鋼板を間隔をあけて複数配置してなる面との組み合わせからなることを特徴とする請求項11に記載の磁気シールド装置。
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