JP2007103318A - X線管 - Google Patents

X線管 Download PDF

Info

Publication number
JP2007103318A
JP2007103318A JP2005295718A JP2005295718A JP2007103318A JP 2007103318 A JP2007103318 A JP 2007103318A JP 2005295718 A JP2005295718 A JP 2005295718A JP 2005295718 A JP2005295718 A JP 2005295718A JP 2007103318 A JP2007103318 A JP 2007103318A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electron gun
ray
target
tube
housing portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2005295718A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4786285B2 (ja
Inventor
Tsutomu Inazuru
務 稲鶴
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hamamatsu Photonics KK
Original Assignee
Hamamatsu Photonics KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority to JP2005295718A priority Critical patent/JP4786285B2/ja
Application filed by Hamamatsu Photonics KK filed Critical Hamamatsu Photonics KK
Priority to CN2006800372703A priority patent/CN101283432B/zh
Priority to EP06811118.6A priority patent/EP1933359B1/en
Priority to KR1020087002482A priority patent/KR101237653B1/ko
Priority to PCT/JP2006/319770 priority patent/WO2007043391A1/ja
Priority to US12/089,086 priority patent/US7831020B2/en
Priority to TW095137188A priority patent/TWI427664B/zh
Publication of JP2007103318A publication Critical patent/JP2007103318A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4786285B2 publication Critical patent/JP4786285B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J35/00X-ray tubes
    • H01J35/02Details
    • H01J35/04Electrodes ; Mutual position thereof; Constructional adaptations therefor
    • H01J35/06Cathodes
    • H01J35/065Field emission, photo emission or secondary emission cathodes
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J35/00X-ray tubes
    • H01J35/02Details
    • H01J35/04Electrodes ; Mutual position thereof; Constructional adaptations therefor
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J35/00X-ray tubes
    • H01J35/02Details
    • H01J35/14Arrangements for concentrating, focusing, or directing the cathode ray
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J35/00X-ray tubes
    • H01J35/02Details
    • H01J35/16Vessels; Containers; Shields associated therewith
    • H01J35/18Windows
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05GX-RAY TECHNIQUE
    • H05G1/00X-ray apparatus involving X-ray tubes; Circuits therefor
    • H05G1/08Electrical details
    • H05G1/26Measuring, controlling or protecting
    • H05G1/30Controlling
    • H05G1/32Supply voltage of the X-ray apparatus or tube
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J2235/00X-ray tubes
    • H01J2235/16Vessels
    • H01J2235/163Vessels shaped for a particular application
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J2235/00X-ray tubes
    • H01J2235/18Windows, e.g. for X-ray transmission

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Toxicology (AREA)
  • X-Ray Techniques (AREA)

Abstract

【課題】所望の出力を得つつFODを短くでき、拡大透視画像の拡大率を高めることができるX線管を提供することを目的とする。
【解決手段】ターゲット5dを収容すると共に、端部にX線出射窓10が設けられた管状のターゲット収容部3と、ターゲット収容部3に取り付けられ、ターゲット収容部3の管軸C3と交差する管軸C1を有する管状の電子銃収容部11とを有し、電子銃収容部11の管軸C1に対して平行となる電子銃15の中心線C4が、電子銃収容部11の管軸C1からX線出射窓10側にオフセットしているX線管1とした。
【選択図】 図3

Description

本発明は、X線をX線出射窓から取り出すX線管に関するものである。
X線は物体に対して透過性の良い電磁波であり、物体の内部構造の非破壊・非接触観察に多用されている。X線管は、電子銃から出射された電子をターゲットに入射させてX線を発生するのが、通例である。X線管は、特許文献1に記載のように電子銃を収容する管状部材(以下、「電子銃収容部」という。)が、ターゲットを収容する管状部材(以下、「ターゲット収容部」という。)に取り付けられている。ターゲット収容部の管軸と電子銃収容部の管軸とは直交しており、電子銃から出射された電子は、ターゲットに衝突し、ターゲットからX線が発生する。X線は、X線管のX線出射窓を透過し、外部の試料に照射される。試料を透過したX線は、各種X線画像撮像手段で撮像される。
米国特許第6,229,876号明細書
ところで、各種X線画像撮像手段で撮像される拡大透視画像の拡大率は、ターゲットへの電子入射位置(X線の焦点位置)からX線出射窓までの距離(Focus Object Distance、以下、「FOD」という。)が短いほど大きくなり、非破壊・非接触観察によって行われる検査の精度が高くなる。そのため、FODを短くすることが望まれていた。
しかしながら、従来のX線管でFODを短くするためには、ターゲットをX線出射窓側に近接させる必要があり、それに伴い電子銃収容部をもX線出射窓側にずらす必要があった。そして、従来のX線管で電子銃収容部をX線出射窓側にずらした場合でも、電子銃収容部をX線出射窓から突出させないようにするためには、電子銃収容部を小型にする必要があった。電子銃収容部を小型にすると、電子銃収容部の内部空間が狭くなり、その内部空間に収められる電子銃をも小型にする必要があった。電子銃の小型化には、電子銃を構成する各部材を精度良く製造するのが困難になるという製造上の課題のみならず、各部材間での耐電圧能の保持といった設計的な課題も生じるため、小型化しつつも所望の出力を有する電子銃を実現するのは非常に困難であった。また、内部空間が狭くなるために電子銃を収めるのが難しくなってX線管を組み立てる際の作業効率も低下した。そのため、従来のX線管では所望の出力を得つつFODを短くすることは難しかった。
本発明は、所望の出力を得つつFODを短くでき、拡大透視画像の拡大率を高めることができるX線管を提供することを目的とする。
以上の課題を解決するため、本発明は、電子銃から出射された電子をターゲットに入射することにより、ターゲットでX線を発生させるX線管において、ターゲットを収容すると共に、端部にX線出射窓が設けられた管状のターゲット収容部と、ターゲット収容部に取り付けられ、ターゲット収容部の管軸と交差する管軸を有する管状の電子銃収容部とを有し、電子銃収容部の管軸に対して平行となる電子銃の中心線が、電子銃収容部の管軸からX線出射窓側にオフセットしていることを特徴とする。
このX線管では、電子銃の中心線が、電子銃収容部の管軸よりもX線出射窓側にオフセットしているため、電子銃の中心線が電子銃収容部の管軸に一致していた従来のX線管に比べてFODを短くすることができ、撮像される拡大透視画像の拡大率を高めることができる。そして、電子銃収容部を小型化する必要がないので、所望の出力の電子銃の採用を可能にする。さらに、電子銃を電子銃収容部に収める際の作業負担を軽減してX線管を組み立てる際の作業効率が向上する。
また、上記の電子銃は、電子を発生させるカソードを含む電子発生部と、カソードで発生した電子を加速させながら集束させる筒状の集束電極とを有し、電子銃収容部には、集束電極の先端部分が嵌合される窪み部が設けられ、この窪み部は、電子銃収容部の管軸からX線出射窓側に偏って形成されているようにしてもよい。
このようにすれば、電子銃収容部に形成された窪み部分に集束電極を嵌合させることで電子銃の位置決めが可能となり、電子銃の位置決めが容易になってX線管を組み立てる際の作業効率が上がる。
また、上記の電子発生部と集束電極の外周とは絶縁体を介して接続され、絶縁体は、集束電極の外周のうち、X線出射窓側の領域を避けて配置されているようにしてもよい。
このX線管では、電子銃収容部内で電子銃をX線出射窓側に偏らせて収容しても絶縁体が邪魔になりにくく、電子銃をX線出射窓に一層近づけることができる。その結果、FODを一層短くすることが可能になる。
また、電子銃収容部内に設けられたガス吸収部を更に備え、ガス吸収部は、電子銃収容部の内部空間において電子銃よりもX線出射窓から遠い側に配置されているようにしてもよい。
電子銃収容部の内部空間のうち、電子銃よりもX線出射窓から遠い側の空間を広くできるので、この空間にガス吸収部を配置しやすく、内部空間の有効活用を図ることができる。また、ガス吸収部の大きさや設置する位置についての選択の自由度が広がり、電子銃収容部内の真空状態を保つのに効果的なガス吸収を可能にする。
本発明に係るX線管によれば、所望の出力を得つつFODを短くでき、拡大透視画像の拡大率を高めることができる。
以下、図面を参照して本発明に係るX線管の実施の形態について説明をする。
図1〜図4に示すように、X線管1は、密封型のX線管である。X線管1は、ターゲット収容部としての管状の真空外囲器本体3を有し、真空外囲器本体3内には後述するターゲット5dが設けられた陽極5が収容されている。真空外囲器本体3は、陽極5を支持する略円筒状のバルブ7と、X線出射窓10を有する略円筒状のヘッド部9と、バルブ7とヘッド部9とを連結するリング部材7bとからなり、真空外囲器本体3に電子銃収容部11が溶接されて真空外囲器2となる。また、バルブ7とヘッド部9とは共通の管軸C3となるようにリング部材7bに固定されている。ヘッド部9には、管軸C3方向における一端にX線出射窓10が設けられている。一方、ガラス(絶縁体)からなるバルブ7の管軸C3方向における他端は、開口を閉じるように縮径していき、陽極5の基端部5aの一部を外部に露出させた状態で、陽極5を真空外囲器本体3内の所望の位置に保持する。つまり、真空外囲器本体3は、その一端にX線出射窓10を有するとともに、他端で陽極5を保持している。なお、以下の説明における上下は、真空外囲器本体3の管軸C3方向における一端側(X線出射窓10側)を上、真空外囲器本体3の管軸C3方向における他端側(陽極5の保持側)を下とする。
バルブ7の上端部には、リング部材7bが融着されている。リング部材7bは、金属製の円筒部材であり、上端に環状のフランジが形成されている。リング部材7bの上端は、ヘッド部9の下端部に当接して溶接される。
ヘッド部9は、略円筒形状である金属製の部材であり、その外周に環状のフランジ部9aが形成されている。ヘッド部9は、フランジ部9aを挟んで下部9bと上部9cに分かれ、バルブ7との間で管軸C3が共通するように下部9bの下端部にリング部材7bが溶接されている。ヘッド部9の上部9cには、その端部の開放を閉塞するようにBe材からなるX線出射窓10が設けられている。さらに、上部9cには、真空外囲器2内を真空にするための排気孔9eが形成され、排気孔9eには図示しない排気管が固定されている。また、ヘッド部9内には、略円筒状であって金属製の内筒管13が、ヘッド部9との間で管軸C3を共通するように配置されている。
ヘッド部9の上部9cには、その外周に平面部9dが形成され、その平面部9dには、電子銃収容部11を装着するためのヘッド部側貫通孔9fが形成されている。これに対し、ヘッド部9内に配置された内筒管13には、電子銃収容部11を装着するために、ヘッド部側貫通孔9fよりも小径となる内筒管側貫通孔13fが形成されている。そして、大径のヘッド部側貫通孔9f側から見て、小径の内筒管側貫通孔13fは、大径のヘッド部側貫通孔9f内に位置すると共に、X線出射窓10側に偏心して配置されている(図4参照)。
図3及び図5に示すように、電子銃15が収容される電子銃収容部11は管状であり、電子銃収容部11の一端部には、縮径して突き出た円筒状の首部11aが設けられ、その首部11aには、さらに円筒状の突出部11bが設けられている。首部11aは、電子銃収容部11の管軸C1と同心的に配置され、突出部11bの中心軸線C2は、電子銃収容部11の管軸C1に対して平行であり、外方に偏心(オフセット)している。
図4及び図6に示すように、電子銃収容部11の首部11aがヘッド部9のヘッド部側貫通孔9fに嵌め込まれ、突出部11bが内筒管13の内筒管側貫通孔13fに嵌め込まれる。これによって、電子銃収容部11は、電子銃収容部11の管軸C1が、真空外囲器本体3の管軸C3に略直交するようにヘッド部9に位置決めされる。この電子銃収容部11はヘッド部9に溶接される。さらに、電子銃収容部11内には、電子銃15が収容されており、電子銃15から出射された電子がターゲット5dに衝突してX線を発生する。
図1及び図3に示すように、バルブ7、ヘッド部9及び内筒管13は同心的に配置され、共通の管軸C3を有する。そして、陽極5は、管軸C3上に直状に延在している。陽極5は、電子の入射によって所望のエネルギーを有するX線を発生するターゲット5dと、ターゲット5dを支持すると共にターゲット5dに電圧を供給するターゲット支持体5eからなる。ターゲット支持体5eは、銅からなる円柱状部材であり、基端部5aにおいてバルブ7によって保持されている。ターゲット支持体5eの先端部5bは、X線出射窓10側でヘッド部9に囲まれた領域内に配置されている。先端部5bには、電子銃15と対向するように傾斜面5cが形成され、傾斜面5cには、タングステンからなる円盤状のターゲット5dが、その電子入射面が傾斜面5cと平行になるように埋設されている。ターゲット5dに電子が入射すると、ターゲット5dからX線が発生する。このX線をX線管1の外部に取り出すための出射経路L1(図6参照)は、真空外囲器本体3の管軸C3に沿って延びている。そして、出射経路L1上に、X線出射窓10が設けられており、X線出射窓10を透過したX線は試料に照射される。
X線管1では、ターゲット5dが電子入射位置すなわちX線の焦点に配置されており、この焦点からX線出射窓10までの距離(FOD)が短いほど、撮像される拡大透視画像の拡大率は大きくなり、非破壊・非接触観察によって行われる検査の精度が高くなる。X線管1では、FODを短くするために、電子銃15から出射される電子の出射位置をX線出射窓10に近づけ、それに伴って、陽極5に設けられたターゲット5dをX線出射窓10に近づけている。
以下、電子銃15から出射される電子の出射位置をX線出射窓10に近づけることを可能した電子銃15及び電子銃収容部11の詳細について図5及び図6を参照して説明する。
前述のように、電子銃収容部11の首部11aは、ヘッド部9のヘッド部側貫通孔9fに嵌め込まれ、さらに、突出部11bが内筒管13の内筒管側貫通孔13fに嵌め込まれる。これによって、ヘッド部9に対する電子銃収容部11の位置決めがなされる。内筒管側貫通孔13fは、ヘッド部側貫通孔9fからX線出射窓10側に偏って配置されている。そのため、内筒管側貫通孔13fに嵌め込まれた突出部11bの中心軸線C2は、首部11aの中心軸線(電子銃収容部11の管軸)C1に対してX線出射窓10側に偏心(オフセット)している。
突出部11bの内周面11cは、電子銃収容部11の内側から見た場合に窪み部に相当し、電子銃15における集束電極17の先端部分が嵌め込まれている。集束電極17は有底円筒形状の金属からなり、陽極5側の一方の端部は開放されて円形のアパーチャ17fが形成されている。電子銃15の中心線C4となる集束電極17の中心軸線は、突出部11bの中心軸線C2と一致している。突出部11bの最先端部11dは、その内径を縮径するように形成されており、最先端部11dの内周面とアパーチャ17fが形成された集束電極17の先端部分とが当接することで、電子銃15の中心線C4方向での位置決めを容易にしている。また、集束電極17の他方の端部に設けられた底部17gには、電子が通過するための貫通孔17hが中央に形成されている。集束電極17は、絶縁体19を介して電子発生部21に接続されている。電子発生部21は、集束電極17の底部17gに近接して配置された円板状のグリッド電極21aを有する。グリッド電極21aはカップ状に形成されると共に、集束電極17の底部17gと対面する部位に、貫通孔17hと同軸となる貫通孔17jを有する。さらに、グリッド電極21aの内部には絶縁体23が固定され、絶縁体23にはヒータ25が固定されている。そして、ヒータ25の先端にはカソード26が固定され、カソード26はグリッド電極21aに近接して配置されている。電子発生部21には、電子銃15を電子銃収容部11内の所望の位置に保持するとともに、電子銃15を構成する各部材のそれぞれに必要な電力を供給するための直状のステムピン27が固定されており、各ステムピン27は、電子銃収容部11の端部を塞ぐステム基板29を貫通して外部に露出している。
ステムピン27からヒータ25に電力が供給されてカソード26が熱せられると、カソード26から電子が放出される。すると、グリッド電極21aによって所望の量に調節された電子が貫通孔17j及び貫通孔17hを通過し、集束電極17によって加速されながら集束され、アパーチャ17fから出射される。電子銃の中心線C4は、電子銃収容部11の管軸C1に平行であり、X線出射窓10側にオフセットしている。そのため、電子銃15を小型にすることなく、電子銃15から出射される電子の出射位置をX線出射窓10側に近づけることができ、それに合わせて、陽極5のターゲット5dの位置もX線出射窓10に近づいてFODを短くすることができる。
集束電極17のアパーチャ17fから出射された電子は、正の高電圧に引加されている陽極5により、高速度に加速されながらターゲット5dに衝突する。
電子の衝突によってターゲット5dから発生したX線は、X線出射窓10を透過し、試料に照射され、試料を透過したX線は、各種X線画像撮像手段によって試料の拡大透視画像として撮像される。本発明に係るX線管1では、従来のX線管に比べてFODが短くなっており、撮像される拡大透視画像の拡大率が大きくなっている。
続いて、集束電極17の外周と電子発生部21とを接続して互いの位置関係を保持する絶縁体19について、図7及び図8を参照して詳細に説明する。図7は、絶縁体19を介して接続された集束電極17と電子発生部21とを拡大して示す断面図であり、図8は、図7のVIII−VIII線に沿う断面図である。
セラミックスやガラスからなる絶縁体19は、集束電極17の外周のうち、X線出射窓10側の領域A1(図7及び図8の斜線部分)を避けて配置されている。より具体的には、集束電極17の外周のうち、X線出射窓10から遠い側のおおよそ下半分の領域に絶縁体19が配置されている。半円筒状の絶縁体19は、円弧状の脚部19a,19bに固定されることにより、集束電極17及び電子発生部21の外面から所定の距離だけ離れた位置に配置されている。また、一方の脚部19aは、集束電極17の外面に溶接され、他方の脚部19bは、電子発生部21のグリッド電極21aの外面に溶接されている。
このように、X線出射窓10側の領域A1を避けて絶縁体19を配置すると、電子銃15を電子銃収容部11内でX線出射窓10側に偏らせて配置する際に絶縁体19が邪魔になりにくく、電子銃15の構造自体を小型化することなく電子銃15の中心線C4をX線出射窓10側に一層近づけることができ、所望の出力を得つつFODを短くするのに効果的である。
続いて、変形例に係る絶縁体35について、図9及び図10を参照して詳細に説明する。図9は、絶縁体35を介して接続された集束電極17と電子発生部21とを拡大して示す断面図であり、図10は、図9のX−X線に沿う断面図である。
絶縁体35も、絶縁体19と同様に、集束電極17の外周のうち、X線出射窓10側の領域A2(図9及び図10の斜線部分)を避けて、X線出射窓10から遠い側のおおよそ下半分の領域に配置されている。直方体形状の絶縁体35には、U字状の二つの脚部35a,35bが固定されていることにより、集束電極17及び電子発生部21の外面から所定の距離だけ離れた位置に配置されている。絶縁体35は、X線出射窓10から最も離れた位置17b、位置17bから90°の位相差をもって線対称の関係をなす左右の各位置17c,17dの計三箇所に配置され、一方の脚部35aは、集束電極17の外面に溶接され、他方の脚部35bは、電子発生部21のグリッド電極21aの外面に溶接されている。
このように、X線出射窓10側の領域A2を避けて絶縁体35を配置すると、電子銃15を電子銃収容部11内でX線出射窓10側に偏らせて配置する際に邪魔になりにくく、電子銃15の構造自体を小型化することなく電子銃15の中心線C4をX線出射窓10側に一層近づけることができ、所望の出力を得つつFODを短くするのに効果的である。
なお、この変形例では、三箇所に絶縁体35を設けたが、二箇所に設けたり、また、四箇所以上に絶縁体を設けるようにしてもよい。例えば、二箇所に設ける例として、図10における中心線C4を挟んで対称となる左右の位置17c,17dにのみ絶縁体を設けても良い。また、位置17c,17dに限らず、位置17c,17dよりもX線出射窓10から遠い側にずらして設けても良い。その際、図10において、中心線C4とX線出射窓10から最も離れた位置17bとを結ぶ線分と、中心線C4と絶縁体とを結ぶ線分とが為す角度が、二つの絶縁体で等しいのが好ましく、その角度は80°〜60°の間、より好ましくは75°〜65°であるとよい。
次に、ガス吸収部に相当するゲッター31について説明する。図6に示すように、ゲッター31は、ジルコニウムまたはチタンからなる棒状の部材であり、電子銃収容部11内で、ステムピン33に通電可能に固定されている。ゲッター31を通電することで、ゲッター31が活性してガス吸着機能を奏し、電子銃収容部11及び真空外囲器本体3内の真空状態が保たれる。
また、ゲッター31は、電子銃収容部11の内部空間において電子銃15よりもX線出射窓10から遠い側に配置されている。X線管1では、電子銃15が電子銃収容部11内でX線出射窓10側に偏って配置されているため、電子銃15よりもX線出射窓10から遠い側の空間は広くなっており、ゲッター31を設け易く、また、内部空間の有効利用が可能となるため、ゲッター31を大きくでき、また、設置する場所の自由度も広がる。そのため、電子銃収容部11や真空外囲器本体3内を真空に保つのに好適なゲッター31の大きさや設置する場所を適宜に選択できる。
以上のX線管1では、電子銃15の中心線C4が電子銃収容部11の管軸C1よりもX線出射窓10側にオフセットしているため、陽極5に設けられたターゲット5dもX線出射窓10に近づき、FODを短くすることができる。その結果、撮像される拡大透視画像の拡大率は大きくなり、非破壊・非接触観察によって行われる検査の精度が高くなる。
また、X線管1では、電子銃15を小型にすることなく、電子銃15を電子銃収容部11内でX線出射窓10側に偏らせて配置することでFODを短くしている。そのため、電子銃収容部11の小型化が抑えられるため、電子銃15の小型化に伴って発生する問題、例えば、電子銃15を構成する各部材を精度良く製造することが困難になるという製造上の問題、各部材間での耐電圧能の保持といった設計的な問題が生じ難く、所望の出力の電子銃15を採用することができる。また、電子銃収容部11の小型化が抑えられるために、ステム基板29の小型化も抑えられ、ステム基板29を貫通するステムピン27,33の配置や本数を決定する上での設計上の負担が軽減される。また、電子銃収容部11内に電子銃15を収容する際の作業負担が軽減され、X線管1を組み立てる際の作業効率が向上する。
また、X線管1では、電子銃15の集束電極17を電子銃収容部11の突出部11bの内周面11cに嵌合することで、電子銃15の位置が決まるため、電子銃収容部11内での電子銃15の位置決めが容易になる。また、集束電極17が突出部11bの内周面11cに嵌合することで、集束電極17は電子銃収容部11に安定して保持される。その結果として、電子銃15全体を電子銃収容部11内で安定して保持することができる。
本発明は、前述した実施形態に限定されない。例えば、ターゲット5dの材質は、タングステンに限定されず、その他のX線発生用材料であってもよい。また、ターゲット5dを陽極5の一部に設ける場合に限定されず、陽極5の全体を所望のX線発生用材料で一体に形成し、陽極5自体がターゲットとなるようにしてもよい。さらに、真空外囲器本体(ターゲット収容部)3にターゲット5dが収容される場合の「収容」とは、ターゲット5dの全体を収容している場合に限定されず、例えば、陽極5自体がターゲットになる場合には、ターゲットの一部が真空外囲器本体(ターゲット収容部)3から露出している状態も含まれる。また、管状の真空外囲器本体(ターゲット収容部)3とは、円形の管状に限定されず、矩形、その他の形状であってもよく、また、ストレートに伸びる管状に限定されず、カーブまたは屈曲した管状であってもよい。また、真空外囲器本体(ターゲット収容部)3の管軸C3と電子銃収容部11の管軸C4との交差は、略直交する場合に限定されず、傾いていても良い。また、ゲッター31は、通電することなくガス吸着機能を奏するものであってもよい。
本発明に係るX線管の一実施形態を示す分解斜視図である。 本発明に係るX線管の斜視図である。 本発明に係るX線管の断面図である。 図3のIV−IV線に沿う断面図である。 電子銃収容部の斜視図である。 電子銃収容部及び電子銃の断面図である。 絶縁体を介して接続された集束電極とカソードとを拡大して示す断面図である。 図7のVIII−VIII線に沿う断面図である。 変形例に係る絶縁体を介して接続された集束電極とカソードとを拡大して示す断面図である。 図9のX−X線に沿う断面図である。
符号の説明
1…X線管、3…真空外囲器本体(ターゲット収容部)、5…陽極、5d…ターゲット、7…バルブ、9…ヘッド部、13…内筒管、11…電子銃収容部、11b…突出部、11c…内周面(窪み部)、10…X線出射窓、15…電子銃、17…集束電極、19,35…絶縁体、21…電子発生部、26…カソード、31…ゲッター(ガス吸収部)、L1…X線出射経路、C1…電子銃収容部の管軸、C4…電子銃の中心線、A1,A2…X線出射窓側の領域。

Claims (4)

  1. 電子銃から出射された電子をターゲットに入射することにより、前記ターゲットでX線を発生させるX線管において、
    前記ターゲットを収容すると共に、端部にX線出射窓が設けられた管状のターゲット収容部と、
    前記ターゲット収容部に取り付けられ、前記ターゲット収容部の管軸と交差する管軸を有する管状の電子銃収容部とを有し、
    前記電子銃収容部の前記管軸に対して平行となる前記電子銃の中心線が、前記電子銃収容部の前記管軸から前記X線出射窓側にオフセットしていることを特徴とするX線管。
  2. 前記電子銃は、電子を発生させるカソードを含む電子発生部と、前記カソードで発生した電子を加速させながら集束させる筒状の集束電極とを有し、
    前記電子銃収容部には、前記集束電極の先端部分が嵌合される窪み部が設けられ、この窪み部は、前記電子銃収容部の前記管軸から前記X線出射窓側に偏って形成されていることを特徴とする請求項1記載のX線管。
  3. 前記電子発生部と前記集束電極の外周とは絶縁体を介して接続され、前記絶縁体は、前記集束電極の外周のうち、前記X線出射窓側の領域を避けて配置されていることを特徴とする請求項2記載のX線管。
  4. 前記電子銃収容部内に設けられたガス吸収部を更に備え、
    前記ガス吸収部は、前記電子銃収容部の内部空間において前記電子銃よりも前記X線出射窓から遠い側に配置されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載のX線管。
JP2005295718A 2005-10-07 2005-10-07 X線管 Active JP4786285B2 (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005295718A JP4786285B2 (ja) 2005-10-07 2005-10-07 X線管
EP06811118.6A EP1933359B1 (en) 2005-10-07 2006-10-03 X-ray tube and x-ray source including it
KR1020087002482A KR101237653B1 (ko) 2005-10-07 2006-10-03 X선관 및 이를 포함하는 x선원
PCT/JP2006/319770 WO2007043391A1 (ja) 2005-10-07 2006-10-03 X線管及びそれを含むx線源
CN2006800372703A CN101283432B (zh) 2005-10-07 2006-10-03 X射线管和包含其的x射线源
US12/089,086 US7831020B2 (en) 2005-10-07 2006-10-03 X-ray tube and X-ray source including it
TW095137188A TWI427664B (zh) 2005-10-07 2006-10-05 X-ray tube and X-ray source containing it

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005295718A JP4786285B2 (ja) 2005-10-07 2005-10-07 X線管

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007103318A true JP2007103318A (ja) 2007-04-19
JP4786285B2 JP4786285B2 (ja) 2011-10-05

Family

ID=37942635

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005295718A Active JP4786285B2 (ja) 2005-10-07 2005-10-07 X線管

Country Status (7)

Country Link
US (1) US7831020B2 (ja)
EP (1) EP1933359B1 (ja)
JP (1) JP4786285B2 (ja)
KR (1) KR101237653B1 (ja)
CN (1) CN101283432B (ja)
TW (1) TWI427664B (ja)
WO (1) WO2007043391A1 (ja)

Families Citing this family (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009019791A1 (ja) * 2007-08-09 2009-02-12 Shimadzu Corporation X線管装置
KR101823876B1 (ko) * 2011-07-22 2018-01-31 한국전자통신연구원 스페이서를 이용한 적층형 엑스선관 장치
CN102595754B (zh) * 2012-01-06 2015-05-13 同方威视技术股份有限公司 辐射器件安装箱、油冷循环系统以及x射线发生器
JP2016173926A (ja) * 2015-03-17 2016-09-29 東芝電子管デバイス株式会社 X線管
USD773668S1 (en) 2015-05-25 2016-12-06 Toshiba Electron Tubes & Devices Co., Ltd. X-ray tube for medical use
JP1539596S (ja) * 2015-05-25 2015-12-07
USD773669S1 (en) 2015-05-25 2016-12-06 Toshiba Electron Tubes & Devices Co., Ltd. X-ray tube for medical use
USD773670S1 (en) * 2015-05-25 2016-12-06 Toshiba Electron Tubes & Devices Co., Ltd. X-ray tube for medical use
US10556129B2 (en) * 2015-10-02 2020-02-11 Varian Medical Systems, Inc. Systems and methods for treating a skin condition using radiation
JP6867224B2 (ja) * 2017-04-28 2021-04-28 浜松ホトニクス株式会社 X線管及びx線発生装置
JP6543378B1 (ja) * 2018-04-12 2019-07-10 浜松ホトニクス株式会社 X線発生装置
JP7089396B2 (ja) * 2018-04-12 2022-06-22 浜松ホトニクス株式会社 X線発生装置
JP6543377B1 (ja) * 2018-04-12 2019-07-10 浜松ホトニクス株式会社 X線発生装置
CN109119312A (zh) * 2018-09-30 2019-01-01 麦默真空技术无锡有限公司 一种磁扫描式的x射线管
EP3923312B1 (en) * 2019-04-15 2024-04-24 Canon Anelva Corporation X-ray generation device and x-ray imaging device
JP6792676B1 (ja) * 2019-07-24 2020-11-25 浜松ホトニクス株式会社 X線管
US11719652B2 (en) * 2020-02-04 2023-08-08 Kla Corporation Semiconductor metrology and inspection based on an x-ray source with an electron emitter array
US11164713B2 (en) * 2020-03-31 2021-11-02 Energetiq Technology, Inc. X-ray generation apparatus
KR20230060450A (ko) 2021-10-26 2023-05-04 경북대학교 산학협력단 물푸레나무무병징바이러스를 접종할 수 있는 감염성 클론 및 이의 용도
US20230243762A1 (en) * 2022-01-28 2023-08-03 National Technology & Engineering Solutions Of Sandia, Llc Multi-material patterned anode systems

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5590039A (en) * 1978-12-28 1980-07-08 Jeol Ltd X-ray generator
JPH03155029A (ja) * 1989-11-14 1991-07-03 Shimadzu Corp X線銃
JPH11224625A (ja) * 1998-02-06 1999-08-17 Hamamatsu Photonics Kk X線管
JP2003132825A (ja) * 2001-10-19 2003-05-09 Hamamatsu Photonics Kk X線管
WO2005077069A2 (en) * 2004-02-09 2005-08-25 Varian Medical Systems Technologies, Inc. Cathode head with focal spot control

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US1942007A (en) 1930-01-09 1934-01-02 Westinghouse Lamp Co Soft x-ray tube
EP0009946A1 (en) * 1978-10-02 1980-04-16 Pfizer Inc. X-ray tube
DE3838539A1 (de) 1988-11-14 1990-05-17 Philips Patentverwaltung Roentgenroehre
US5077771A (en) 1989-03-01 1991-12-31 Kevex X-Ray Inc. Hand held high power pulsed precision x-ray source
JP2713860B2 (ja) 1994-04-26 1998-02-16 浜松ホトニクス株式会社 X線管装置
JP4043571B2 (ja) * 1997-12-04 2008-02-06 浜松ホトニクス株式会社 X線管
EP1096543B1 (en) * 1998-07-09 2009-03-25 Hamamatsu Photonics K.K. X-ray tube
US6229876B1 (en) 1999-07-29 2001-05-08 Kevex X-Ray, Inc. X-ray tube
JP4889871B2 (ja) * 2001-03-29 2012-03-07 浜松ホトニクス株式会社 X線発生装置
KR101096338B1 (ko) * 2003-09-16 2011-12-20 하마마츠 포토닉스 가부시키가이샤 Ⅹ선관
CN101636156B (zh) * 2006-12-28 2012-05-02 株式会社微生物科技 没食子酸烷基酯的药物组合物

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5590039A (en) * 1978-12-28 1980-07-08 Jeol Ltd X-ray generator
JPH03155029A (ja) * 1989-11-14 1991-07-03 Shimadzu Corp X線銃
JPH11224625A (ja) * 1998-02-06 1999-08-17 Hamamatsu Photonics Kk X線管
JP2003132825A (ja) * 2001-10-19 2003-05-09 Hamamatsu Photonics Kk X線管
WO2005077069A2 (en) * 2004-02-09 2005-08-25 Varian Medical Systems Technologies, Inc. Cathode head with focal spot control

Also Published As

Publication number Publication date
CN101283432A (zh) 2008-10-08
JP4786285B2 (ja) 2011-10-05
KR101237653B1 (ko) 2013-02-27
EP1933359A4 (en) 2012-05-30
EP1933359B1 (en) 2013-12-25
TW200723339A (en) 2007-06-16
WO2007043391A1 (ja) 2007-04-19
US20090161830A1 (en) 2009-06-25
US7831020B2 (en) 2010-11-09
CN101283432B (zh) 2010-08-18
KR20080052553A (ko) 2008-06-11
TWI427664B (zh) 2014-02-21
EP1933359A1 (en) 2008-06-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4786285B2 (ja) X線管
JP4954526B2 (ja) X線管
JP4954525B2 (ja) X線管
JP2007066694A (ja) X線管
JP4068332B2 (ja) X線管、及び、x線管の製造方法
JP5479276B2 (ja) X線照射装置
US6229876B1 (en) X-ray tube
JP4261691B2 (ja) X線管
WO2006009053A1 (ja) 固定陽極x線管とそれを用いたx線検査装置及びx線照射装置
JP2009026600A (ja) 電子銃およびx線源
JP5458472B2 (ja) X線管
JP4963622B2 (ja) X線管
JP2012004060A (ja) X線源、その調整装置および調整方法
JP4370576B2 (ja) X線発生装置
JP2003132825A (ja) X線管
KR20240024613A (ko) 조립성이 양호하고, 출사창에 평행한 타겟 면을 가지는 밀봉형 x선 발생 장치
JP2019133872A (ja) X線管
JP2019186093A (ja) X線管

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080930

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110222

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110415

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110712

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110713

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4786285

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140722

Year of fee payment: 3