JP2007102869A - 光ディスク装置、トラッキングエラー信号選択方法 - Google Patents

光ディスク装置、トラッキングエラー信号選択方法 Download PDF

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Abstract

【課題】複数の方式により生成されたトラッキングエラー信号の何れが適切かを選択して、安定したトラッキングサーボを実現する。
【解決手段】光ディスク10にレーザ光を照射する光ピックアップヘッド(PUH)11を、光ディスク10に対して複数の異なる位置にレーザ光が照射されるように駆動する。フォトディテクタ11bは、レーザ光の反射光をもとにして光検知信号を出力する。DPD生成部13aとDPP生成部13bは、光検知信号をもとにして、それぞれの方式によるトラッキングエラー信号を生成する。エラー信号モニタ回路14は、DPD生成部13a及びDPP生成部13bの複数の異なる位置において生成されたトラッキングエラー信号の状態を判定する。CPU25は、複数の異なる位置に対応するDPD方式とDPP方式のトラッキングエラー信号の状態をもとに、トラッキングエラー信号を選択する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、光ディスクからトラッキングサーボに用いるトラッキングエラー信号を検出する光ディスク装置、同装置におけるトラッキングエラー信号選択方法に関する。
光ディスク装置に挿入されたディスクの種類を判別する方法としては、コントロールデータゾーン等の既記録データを読み取って判断する方法が考えられる。しかし、既記録データを読み取るためには、フォーカスサーボ、トラッキングサーボをオン状態にして、トラックを補足しておく必要がある。このトラック補足のためには、十分安定したトラッキングエラー信号が得られていることが必要条件となる。
例えばDVD(Digital Versatile Disk)の記録/再生に用いられるトラッキングエラー信号には、主にDPD(Deferential Phase Detection)方式と(D)PP((Differential)Push Pull)方式の2つのタイプがある。2つの方式によるトラッキングエラー信号は、ディスクの種類や状態(ファイナライズ/非ファイナライズ)、あるいは検出位置(半径位置)の違いによって状態が異なっている。例えば、両方のトラッキングエラー信号が有効であったり、一方のトラッキングエラー信号のみが有効であったりする。
従って、光ディスク装置に挿入されたディスクの種類や状態、検出位置に応じて、トラッキングサーボに適切なトラッキングエラー信号を選択しなければならない。
しかし、光ディスク装置が複数種類の光ディスクを扱うことができる場合、装着された光ディスクの種類や状態が確定されていなければ、2つのトラッキングエラー信号のうち何れを選択すればよいか判定することは非常に困難である。
例えば、装着された光ディスクのある半径位置で検出されたDPD方式によるトラッキングエラー信号が有効であったとしても、別の半径位置では無効となるため適切なトラッキングエラー信号ではない可能性がある。
こうして、不適切なトラッキングエラー信号を選択してしまうと、トラックはずれ、データリードができない等の不具合が発生し、著しく性能を悪化させてしまう。
従来、トラックピッチの異なる複数の記録可能ディスクを記録/再生する光ディスクシステムにおいて、対物レンズをアップまたはダウン移動させると同時に対物レンズをディスクの半径方向に振動させる間に複数の判別用信号を検出し、この検出された複数の判別用信号(トラッキングエラー信号、フォーカスエラー信号および/または受光素子の和信号)を利用してトラックピッチの異なる光ディスクタイプを判別する方法が考えられている(特許文献1参照)。
特開2005−32424公報
このように従来の光ディスク装置では、複数種類の光ディスクを扱う場合に、挿入された光ディスクの種類や状態が確定されていなければ、最適なトラッキングエラー信号の選択が困難であるため、誤ったトラッキングエラー信号の選択によって性能の悪化を招く場合があった。
本発明の課題は、複数の方式により生成されたトラッキングエラー信号の何れが適切かを選択して、安定したトラッキングサーボを実現することができる光ディスク装置、トラッキングエラー信号選択方法を提供することにある。
本発明の実施形態における光ディスク装置は、トラックが形成されたディスクに光ピックアップヘッドからレーザ光を照射して情報を再生/記録する光ディスク装置において、前記光ピックアップヘッドから照射されたレーザ光の前記ディスクによる反射光をもとにして光検知信号を出力する光検知手段と、前記光検知手段により出力される光検知信号をもとにして、複数の異なる方式によるトラッキングエラー信号を生成するトラッキングエラー信号生成手段と、前記ディスクに対して複数の異なる位置にレーザ光が照射されるように前記光ピックアップヘッドを駆動する駆動手段と、前記駆動手段によって前記光ピックアップヘッドが駆動されることにより前記トラッキングエラー信号生成手段により生成される複数の異なる位置のそれぞれに対応する複数のトラッキングエラー信号の状態を判定する判定手段と、前記判定手段により判定された複数のトラッキングエラー信号の状態をもとに、特定の方式により生成されるトラッキングエラー信号を選択するトラッキングエラー信号選択手段と前記トラッキングエラー信号選択手段により選択されたトラッキングエラー信号に応じてトラッキングを制御する制御手段とを具備したことを特徴とする。
本発明によれば、複数の方式により生成されたトラッキングエラー信号の何れが適切かを選択して、安定したトラッキングサーボを実現することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本実施形態における光ディスク装置の構成を示すブロック図である。
記録媒体としての光ディスク10は、表面にスパイラル状のトラックが形成されており、スピンドルモータ21によって回転駆動される。本実施形態における光ディスク装置では、光ディスク10として例えばCD(Compact Disk)とDVD(Digital Versatile Disk)が使用可能であるものとする。
光ディスク10に対する情報の記録、再生は、光ピックアップヘッド(PUH)11から出力されるレーザ光によって行われる。
光ピックアップヘッド11には、レーザダイオード11a、コリメータレンズ、ビームスプリッタ、対物レンズ、シリンカドリカルレンズ、フォトディテクタ11b、レンズポジションセンサ等が含まれている。
レーザダイオード11aは、レーザ制御回路16による駆動制御によりレーザ光を出力する。なお、本実施形態における光ディスク装置では、複数の異なる波長のレーザを出力する複数のレーザダイオード11aが設けられており、挿入された光ディスク10(例えばCD、DVD)の何れかに応じてレーザ光が出力される。DVDについては、赤色レーザが用いられるDVD(例えばDVD−RAM)の他、青色レーザが用いられるHD−DVDを取り扱うことができるものとする。
レーザダイオード11aから出力されたレーザ光は、コリメータレンズ、ビームスプリッタ、光ピックアップヘッド11を介して光ディスク10上に照射される。光ディスク10からの反射光は、光ピックアップヘッド11、ビームスプリッタ、及びシリンカドリカルレンズを介して、フォトディテクタ11bに導かれる。フォトディテクタ11bは、例えば4分割の光検出セルから成り、これら光検出セルの検知信号をRFアンプ13に出力する。
RFアンプ13は、フォトディテクタ11bからの信号を処理して出力するもので、レーザ光のビームスポット中心とトラック中心との誤差を示すトラッキングエラー信号を生成するDPD生成部13a及びDPP生成部13bと、ジャストフォーカスからの誤差を示すフォーカスエラー信号を生成するフォーカスエラー信号生成部13cを有している。
DPD生成部13aは、DPD(Deferential Phase Detection)方式によりトラッキングエラー信号を生成するもので、フォトディテクタ11bから提供される4分割された光検出セルの検知信号の変化を利用してDPD方式トラッキングエラー信号を生成する。
DPP生成部13bは、DPP(Differential Push Pull)方式によりトラッキングエラー信号を生成するもので、フォトディテクタ11bから提供される4分割された光検出セルの検知信号の左右の強度差からDPP方式トラッキングエラー信号を生成する。
DPD生成部13a及びDPP生成部13bにより生成されたトラッキングエラー信号は、エラー信号モニタ回路14に供給される。エラー信号モニタ回路14は、2つの方式により生成されたトラッキングエラー信号を測定するもので、後述するエラー信号判定処理におけるRF信号(またはトラッキングエラー信号)の有無判定やトラッキングエラー信号の振幅判定等を実行する。トラッキングエラー信号の振幅判定では、例えば予め決められた閾値よりも振幅が大きいか否かを判定する。
一方、RFアンプ13から出力されるトラッキングエラー信号及びフォーカスエラー信号はサーボ制御回路18に供給される。
サーボ制御回路18は、フォーカスエラー信号に応じて、ドライバ20によりアクチュエータ23(フォーカシング・アクチュエータ)を駆動させて、光ピックアップヘッド11から出力されるレーザ光が光ディスク10の記録膜上にジャストフォーカスとなるようにフォーカスサーボを実行する。
また、サーボ制御回路18は、DPD生成部13a及びDPP生成部13bから出力されるトラッキングエラー信号のうち、後述するトラックエラータイプ選択処理によって選択された適切なトラッキングエラー信号に応じて、ドライバ20によりスレッドモータ22及びアクチュエータ23(トッラッキング/ラジアルチルト・アクチュエータ)を駆動させて、光ピックアップヘッド11から出力されるレーザ光が光ディスク10上に形成されたトラック上を常にトレースするようにトラッキングサーボを実行する。
ドライバ20は、サーボ制御回路18の制御のもとで、光ディスク10を回転させるスピンドルモータ21、光ピックアップヘッド11を半径方向(トラッキング方向)に移動させるスレッドモータ22、及びアクチュエータ23を駆動する。アクチュエータ23は、光ピックアップヘッド11からのレーザ光をフォーカシング方向(レンズの光軸方向)に移動させるフォーカシング・アクチュエータ、及び半径方向に移動させるトラッキング・アクチュエータ、或いは半径方向に傾ける(チルトさせる)ラジアルチルト・アクチュエータを含む。
CPU25は、メモリ26(RAM)を作業エリアとして使用して装置全体を総合的に制御するもので、メモリ26(ROM)に記憶されたプログラムに基づいて、インタフェース回路27を介してホストコンピュータから提供される動作コマンドに従って各部を制御する。本実施形態では、光ディスク装置に挿入された光ディスク10に対してジャストフォーカスした状態で複数の方式により生成されるトラッキングエラー信号から、トラッキングサーボに用いる適切なトラッキングエラー信号を選択するためのトラックエラータイプ選択処理を実行する(詳細については図4を参照しながら説明する)。
図2は、本実施形態における光ディスク装置において使用される代表的なディスクの物理フォーマット情報の領域位置と、それぞれのディスクの各領域で生成されるトラッキングエラー信号を示す図である。
図2では、青色レーザが用いられるHD−DVDと、赤色レーザが用いられるDVD(ファイナライズ済みDVD−RW、未記録DVD−RW、DVD−ROM)を例にしている。図2中の左側がディスクの中心方向(右側が外周方向)を示している。
図2(A1)は、HD−DVDから得られるDPD方式により生成されるトラッキングエラー信号、図2(A2)は、DPD方式により生成されるトラッキングエラー信号を示している。
同様に、図2(B1)(B2)はファイナライズ済みDVD−RW、図2(C1)(C2)は未記録DVD−RW、図2(D1)(D2)はDVD−ROMから得られるDPD方式とDPP方式により得られるトラッキングエラー信号をそれぞれ示している。
図2に示すように、ディスクの種類や状態(ファイナライズ/非ファイナライズ)、あるいは検出位置(半径位置)の違いによってトラッキングエラー信号の状態が異なっている。例えば、DVDの「Control Data」の領域に該当する半径位置においては、ファイナライズ済みDVD−RWと未記録DVD−RWにおいてDPD方式とDPP方式の両方のトラッキングエラー信号が生成され、DVD−ROMでは一方のみ(DPD)が生成される。また、HD−DVDの同じ位置では、何れのトラッキングエラー信号も取得されない。
さらに、ファイナライズ済みDVD−RWと未記録DVD−RWでは「Control Data」の領域において両方のトラッキングエラー信号が生成されていたとしても、未記録DVD−RWについては「Control Data」の領域を外れると、DPD方式によるトラッキングエラー信号が生成されなくなってしまう。
このように、ディスクの種類や状態、あるいは検出位置によってトラッキングエラー信号の状態が異なるため、装着された光ディスクの種類や状態が確定されていなければ、2つの方式によるトラッキングエラー信号のうち何れがトラッキングサーボに適切であるか判定することが困難となってしまう。本実施形態の光ディスク装置では、以下に説明するトラックエラータイプ選択処理により、挿入されたディスクの半径方向の複数箇所において得られる各方式により生成されるトラッキングエラー信号の状態を観測し、その状態をもとにして最適なトラッキングエラー信号を選択する。
次に、本実施形態における光ディスク装置の動作について、フローチャートを参照しながら説明する。
図3は、光ディスク装置にディスクが挿入されてデータリードが実行されるまでの処理動作を示すフローチャートである。
まず、CPU25は、ディスクが挿入されたことを検知すると(ステップA1)、ドライバ20によりスレッドモータ22を駆動させて、光ピックアップヘッド11を所定の位置に移動させる(ステップA2)。そして、この位置において挿入された光ディスク10に対して光ピックアップヘッド11からレーザ光を照射し、光ディスク10による反射光に応じて生成される検知信号からディスクの種類、ここではCD系、DVD系、HD−DVDの3種類の何れのディスクであるかを判別する。
例えば、CD系、DVD系、及びHD−DVDのディスクがディスクの種類によってデータを読み出すことが可能なレーザ光の波長が異なることを利用するもので、光ピックアップヘッド11から光ディスク10に対して照射するレーザ光を選択し、また光ディスク10からの反射光に対するディスクに応じた反射率補正等を実行して、データ読み出し可能なレーザ光を判別する。これにより挿入されたディスクの種類を判別する。
なお、光ピックアップヘッド11の初期位置は、信号が欠落してしまうBCA(Burst Cutting Area)などを除く、ディスクの違いに応じて最適なトラッキングエラー信号を選択できる可能性が高い位置が予め決められているものとする。
次に、ドライバ20によりアクチュエータ23(フォーカシングアクチュエータ)を駆動することによりフォーカスサーチを実行し、フォーカスサーボをオン状態とする(フォーカスサーボを閉ループにする)(ステップA4)。
次に、CPU25は、トラックエラータイプ選択処理を実行して、挿入された光ディスク10に対するトラッキングに用いるDPD方式あるいはDPP方式の何れかにより生成されたトラッキングエラー信号を選択する(ステップA5)。トラックエラータイプ選択処理の詳細については後述する(図4参照)。
トラックエラータイプ選択処理により何れかの方式によるトラッキングエラー信号が選択されると、このトラッキングエラー信号に応じてサーボ制御回路18によりトラッキングを実行する(トラッキングサーボを閉ループにする)(ステップA6)。
こうして、フォーカスサーボとトラッキングサーボをオン状態にして、挿入された光ディスク10の既記録データの読み取りを実行する(ステップA7)。これにより、光ディスク10の種類を最終的に判別することができる。
次に、本実施形態におけるトラックエラータイプ選択処理(ステップA5)の詳細について、図4に示すフローチャートを参照しながら説明する。
図4に示すフローチャートでは、光ディスク10の2箇所において生成されるトラッキングエラー信号の状態をもとに判定する場合の処理を示している。本実施形態では、アクチュエータ23(ラジアルチルトアクチュエータ)により光ピックアップヘッド11をチルトさせることにより、光ピックアップヘッド11から出力されるレーザ光を光ディスク10の複数箇所に照射する。
図5には、アクチュエータ23(ラジアルチルトアクチュエータ)により光ピックアップヘッド11をチルトさせる状態の一例を示している。
図5(A)は、アクチュエータ23(ラジアルチルトアクチュエータ)により光ピックアップヘッド11がチルトされていない状態を示し、図5(B)は、アクチュエータ23(ラジアルチルトアクチュエータ)により光ピックアップヘッド11を外周方向にチルトさせた状態を示している。図5(A)に示す状態で光ピックアップヘッド11からのレーザ光が照射される光ディスク10上の位置を(A)位置、同じく図5(B)の状態でレーザ光が照射される位置を(B)位置として説明する。この場合、(B)位置は(A)位置よりも外周側に近い位置となる。なお、図5(C)は、図5(A)に示す状態からアクチュエータ23(ラジアルチルトアクチュエータ)により光ピックアップヘッド11を内周方向にチルトさせた状態を示している。図5(C)の状態でレーザ光が照射される位置を(C)位置とする。(C)位置は(A)位置よりも内周側に近い位置となる。
例えば、(A)位置では、安定したトラッキングエラー信号がされていても、(B)位置では振幅が小さい不安定なトラッキングエラー信号しか得られない、また(C)位置ではトラッキングエラー信号が得られないといった状況があり得る。本実施形態では、光ピックアップヘッド11をアクチュエータ23(ラジアルチルトアクチュエータ)によりチルトさせることで複数箇所においてトラッキングエラー信号を検出する。
図4に示すフローチャートでは、(A)位置と(B)位置の2箇所からトラッキングエラー信号を検出する場合を例にして説明する((C)位置を用いたトラックエラータイプ選択処理については図7及び図8を用いて後述する)。
まず、CPU25は、(A)位置において検出される光検知信号をもとに、RFアンプ13において生成されるDPD方式とDPP方式のトラッキングエラー信号の状態を判定するためのエラー信号判定処理を実行する(ステップB1)。
図6は、エラー信号判定処理の動作について説明するためのフローチャートである。
まず、エラー信号判定処理では、DPPモードとする(ステップC1)。すなわち、フォトディテクタ11bから出力される光検知信号をもとにDPP生成部13bにより生成されるトラッキングエラー信号について、エラー信号モニタ回路14により振幅判定を実行させる。
エラー信号モニタ回路14は、DPP方式により生成されたトラッキングエラー信号について、予め決められた閾値(第1の閾値)と比較し、閾値よりも振幅が大きいか否かを判定する。CPU25は、エラー信号モニタ回路14による判定結果、すなわち閾値より振幅が「大」あるいは「小」を示すデータをメモリ26に記憶させる(ステップC2)。なお、閾値判定の結果と共にレベルを記憶しておく。
次に、DPD方式によるトラッキングエラー信号の判定に移行する。ここで、エラー信号モニタ回路14により、RFアンプ13からのDPD方式によるトラッキングエラー信号(RF信号)が無いことが検知された場合(ステップC3、No)、CPU25は、DPD方式のトラッキングエラー信号に対する判定結果を閾値より大きくないものとして「小」を示すデータをメモリ26に記憶させる(ステップC4)。
一方、DPD方式によるトラッキングエラー信号がある場合にはDPDモードとして、DPD生成部13aにより生成されるトラッキングエラー信号について、エラー信号モニタ回路14により振幅判定を実行させる。
エラー信号モニタ回路14は、DPD方式により生成されたトラッキングエラー信号について、予め決められた閾値(第2の閾値)と比較し、閾値よりも振幅が大きいか否かを判定する。CPU25は、エラー信号モニタ回路14による判定結果、すなわち閾値より振幅が「大」あるいは「小」を示すデータをメモリ26に記憶させる(ステップC6)。なお、閾値判定の結果と共にレベルを記憶しておく。
なお、DPP方式のトラッキングエラー信号を判定するための第1の閾値と、DPD方式にわるトラッキングエラー信号を判定するための第2の閾値とは、それぞれの信号に対して適切な判定をするために異なる値とすることができる。
こうして、CPU25は、DPP方式とDPD方式のトラッキングエラー信号のそれぞれについて振幅判定の結果が得られると、(A)位置において適切とすべきトラッキングエラー信号が何れの方式によるトラッキングエラー信号であるかを判定する(ステップC7)。
図6に示す例では、DPPモードの判定結果が「小」、DPDモードの判定結果が「小」である場合には、DPP方式のトラッキングエラー信号を選択する。同様にして、DPPモード「小」、DPDモード「大」の場合にはDPD方式、DPPモード「大」、DPDモード「小」の場合にはDPP方式、DPPモード「大」、DPDモード「大」の場合にはDPP方式のトラッキングエラー信号をそれぞれ選択する。
なお、図6に示す判定結果では、DPPモードの判定結果とDPDモードの判定結果が特定の条件に該当する場合に、予め決められた特定の方式によるトラッキングエラー信号を選択するものとしている。すなわち、DPPモードの判定結果とDPDモードの判定結果が異なる場合には、DPP方式によるトラッキングエラー信号を選択するものとしている。
2つのトラッキングエラー信号に対しても異なる判定結果が得られた場合、この判定結果からは何れか一方を選択できないため、こうした場合には、最適なトラッキングエラー信号である可能性が高いとしてDPP方式によるトラッキングエラー信号を選択するようにしている。
こうして、(A)位置におけるエラー信号判定処理が終了すると、CPU25は、ドライバ20によりアクチュエータ23(ラジアルチルトアクチュエータ)を駆動して、レーザ光の照射位置を(B)位置に変更する(ステップB2)。
ここで、CPU25は、(B)位置において検出される光検知信号をもとに、RFアンプ13において生成されるDPD方式とDPP方式のトラッキングエラー信号の状態を判定するためのエラー信号判定処理を実行する(ステップB3)。なお、(B)位置におけるエラー信号判定処理は、前述した(A)位置と同様にして実行されるものとして詳細な説明を省略する(図6参照)。
(B)位置におけるエラー信号判定処理が終了すると、CPU25は、(A)位置と(B)位置でのトラッキングエラー信号判定結果に基づいて、現在の光ピックアップヘッド11の位置における最適なトラッキングエラー信号の方式を判定する(ステップB4,B5)。
図4に示す例では、(A)位置の判定結果が「DPP」、(B)位置の判定結果が「DPP」である場合には、DPP方式のトラッキングエラー信号を選択する。同様にして、(A)位置の判定結果が「DPP」、(B)位置の判定結果が「DPD」の場合にはDPD方式、(A)位置の判定結果が「DPD」、(B)位置の判定結果が「DPP」の場合にはDPP方式、(A)位置の判定結果が「DPD」、(B)位置の判定結果が「DPD」の場合にはDPD方式のトラッキングエラー信号をそれぞれ選択する。
なお、図4に示す判定結果では、(A)位置と(B)位置の判定結果が特定の条件(判定結果の一致)に該当しない場合に、予め決められた特定の方式によるトラッキングエラー信号を選択するものとしている。すなわち、(A)位置と(B)位置の判定結果が異なる場合には、前述と同じ理由により、DPP方式によるトラッキングエラー信号を選択するものとしている。
こうして、トラックエラータイプ選択処理により何れかの方式によるトラッキングエラー信号が選択されると、このトラッキングエラー信号に応じてサーボ制御回路18によりトラッキングが実行される。
このようにして、光ディスク10の半径方向の複数箇所で生成されるトラッキングエラー信号の状態をもとに、DPP方式あるいはDPP方式によって生成された何れかのトラッキングエラー信号を選択するので、光ディスク10に挿入された光ディスク10の種類や状態(ファイナライズ/非ファイナライズ)、あるいは検出位置(半径位置)の違いがあるとしても、より確実に適切なトラッキングエラー信号を選択することができる。従って、トラッキングサーボの安定度を向上させることができる。
なお、(A)位置と(B)位置の判定結果が同じとなる場合には、(A)位置と(B)位置との間の何れかの位置(例えば中間)に光ピックアップヘッド11からのレーザ光が照射されるように、アクチュエータ23(ラジアルチルトアクチュエータ)を駆動し、この位置で検出されるトラッキングエラー信号を用いてトラッキングを実行するようにしても良い。すなわち、(A)位置と(B)位置の判定結果が同じである場合には、その間の位置で同様の判定を実行したとすると、その判定結果が(A)(B)位置と同じであることが確実である。従って、(A)位置と(B)位置との間で検出されるトラッキングエラー信号を用いることで、より安定したトラッキングが期待できる。
なお、前述した説明では、図5に示す(A)位置と(B)位置の2箇所で生成されるトラッキングエラー信号の状態をもとにトラッキングエラー信号の選択を実行しているが、3箇所以上で生成されるトラッキングエラー信号の状態をもとにトラッキングエラー信号を選択するようにしても良い。
図7は、図5に示す3箇所において生成されるトラッキングエラー信号の状態をもとにトラッキングエラー信号を選択するトラックエラータイプ選択処理を説明するためのフローチャートである。
なお、図7のステップD1〜D4に示す処理は、図4のステップB1〜B4とほぼ同じであるので詳細な説明を省略する。
図4に示すトラックエラータイプ選択処理では、ステップB4において、(A)位置と(B)位置の判定結果が異なる場合には、予め決められたDPP方式のトラッキングエラー信号を選択するものとしている。
ここでは、(A)位置と(B)位置の判定結果が異なる場合には、何れか一方の方式によるトラッキングエラー信号を選択できないものと判定し(ステップD5、No)、さらにCPU25は、ドライバ20によりアクチュエータ23(ラジアルチルトアクチュエータ)を駆動して、レーザ光の照射位置を(C)位置に変更し、(C)位置を対象とするエラー信号判定処理を実行する(ステップD6)。エラー信号判定処理は、図6のフローチャートに従い実行する。
CPU25は、(C)位置におけるエラー信号判定処理が終了すると、(A)位置、(B)位置、及び(C)位置でのトラッキングエラー信号判定結果に基づいて、現在の光ピックアップヘッド11の位置における最適なトラッキングエラー信号の方式を判定する(ステップD7)。
図8は、(A)(B)(C)位置で生成されるトラッキングエラー信号の判定結果と選択されるトラッキングエラー信号の方式の関係を示す図である。
図8に示す例では、(A)位置、(B)位置、(C)位置のそれぞれにおいて、前述したDPDモードおよびDPPモードでのトッラッキングエラー信号の振幅による「大」、「小」の判定を行い、その判定結果に基づいて図8に示すトラッキングエラー信号の選択を行う。
ここでは、(A)(B)(C)位置のうち少なくとも隣り合った2つの位置において、DPDモードおよびDPPモードの一方が「大」となった場合に、そのモードのトッラッキングエラー信号を選択するようにしている。また、両方のモードがその条件を満足する場合は、DPP方式を選択する。これらの条件に該当しない場合は、やはりDPP方式を選択するようにしている。
このようにして、光ディスク10の半径方向のより多くの位置(ここでは3箇所)で生成されるトラッキングエラー信号の状態をもとに、DPP方式あるいはDPP方式によって生成された何れかのトラッキングエラー信号を選択することにより、より確実に適切なトラッキングエラー信号を選択することができる。
なお、図7のフローチャートに示すトラックエラータイプ選択処理では、(A)位置と(B)位置におけるトラッキングエラー信号判定処理の結果から、何れかの方式のトラッキングエラー信号を選択できる場合には、その時点でトラックエラータイプ選択処理を終了するので必要以上に処理時間を必要としないですむ。
また、3箇所のそれぞれについてエラー信号判定処理を実行し、その後、3箇所における判定結果をもとに、図8に示すようにしてトラッキングエラー信号を選択することも可能である。
また、図7のフローチャートに示すトラックエラータイプ選択処理では、初期位置とする(A)位置(第1位置)と、(A)位置から外周方向に位置する(B)位置(第2位置)を対象として先にエラー信号判定処理を実行しているが、(A)位置と内周方向に位置する(C)位置(第3位置)を先に対象としてエラー信号判定処理を実行しても良い。
また、(A)位置(第1位置)と、(A)位置から外周方向に位置する(B)位置(第2位置)を対象として先にエラー信号判定処理を実行した後、(A)位置を基準として(B)位置とは逆の内周方向に(C)位置を設定しているが、(B)位置と同じ方向に(C)位置を設定しても良い。すなわち、光ディスク10の半径方向で(B)位置とは異なる距離で(C)位置を設定する。この場合、外周方向に(B)位置と(C)位置を設定するだけでなく、(A)位置に対して内周方向に(B)位置と(C)位置を設定するようにしても良い。
さらに、前述した説明では、光ディスク10の半径方向の3箇所におけるトラッキングエラー信号について判定をしているが、4箇所以上を対象とすることも可能である。
また、前述した説明では、光ピックアップヘッド11をチルトさせることにより、光ディスク10の複数の箇所におけるトラッキングエラー信号を生成しているが、光ピックアップヘッド11のレーザ光の位置をスレッドモータ22、或いはトッラッキング・アクチュエータを駆動させることで半径方向の複数箇所に移動させて、それぞれの位置でトラッキングエラー信号を生成するようにしても良い。
さらに、上記実施の形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜の組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施の形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題の少なくとも1つが解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果の少なくとも1つが得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
本発明の実施の形態における光ディスク装置の構成を示すブロック図。 本実施形態における光ディスク装置において使用される代表的なディスクの物理フォーマット情報の領域位置と、それぞれのディスクの各領域で生成されるトラッキングエラー信号を示す図。 本実施形態における光ディスク装置にディスクが挿入されてデータリードが実行されるまでの処理動作を示すフローチャート。 本実施形態におけるトラックエラータイプ選択処理(ステップA5)の詳細について説明するためのフローチャート。 アクチュエータ23(ラジアルチルトアクチュエータ)により光ピックアップヘッド11をチルトさせる状態の一例を示す図。 本実施形態におけるエラー信号判定処理の動作について説明するためのフローチャート。 本実施形態における3箇所において生成されるトラッキングエラー信号の状態をもとにトラッキングエラー信号を選択するトラックエラータイプ選択処理を説明するためのフローチャート。 本実施形態における3箇所において生成されるトラッキングエラー信号の判定結果と選択されるトラッキングエラー信号の方式の関係を示す図。
符号の説明
10…光ディスク、11…光ピックアップヘッド(PUH)、11a…レーザダイオード、11b…フォトディテクタ、13…RFアンプ、13a…DPD生成部、13b…DPP生成部、13c…フォーカスエラー信号生成部、14…エラー信号モニタ回路、16…レーザ制御回路、18…サーボ制御回路、20…ドライバ、21…スピンドルモータ、22…スレッドモータ、23…アクチュエータ、25…CPU、26…メモリ、27…インタフェース回路(I/F)。

Claims (7)

  1. トラックが形成されたディスクに光ピックアップヘッドからレーザ光を照射して情報を再生/記録する光ディスク装置において、
    前記光ピックアップヘッドから照射されたレーザ光の前記ディスクによる反射光をもとにして光検知信号を出力する光検知手段と、
    前記光検知手段により出力される光検知信号をもとにして、複数の異なる方式によるトラッキングエラー信号を生成するトラッキングエラー信号生成手段と、
    前記ディスクに対して複数の異なる位置にレーザ光が照射されるように前記光ピックアップヘッドを駆動する駆動手段と、
    前記駆動手段によって前記光ピックアップヘッドが駆動されることにより前記トラッキングエラー信号生成手段により生成される複数の異なる位置のそれぞれに対応する複数のトラッキングエラー信号の状態を判定する判定手段と、
    前記判定手段により判定された複数のトラッキングエラー信号の状態をもとに、特定の方式により生成されるトラッキングエラー信号を選択するトラッキングエラー信号選択手段と
    前記トラッキングエラー信号選択手段により選択されたトラッキングエラー信号に応じてトラッキングを制御する制御手段と
    を具備したことを特徴とする光ディスク装置。
  2. 前記駆動手段は、前記光ピックアップヘッドのレーザ光を前記ディスクの半径方向に移動させる、または傾けることにより、前記光ピックアップヘッドから前記ディスクに対して複数の異なる箇所にレーザ光を照射させることを特徴とする請求項1記載の光ディスク装置。
  3. 前記トラッキングエラー信号選択手段は、
    前記判定手段により判定された各トラッキングエラー信号の状態が特定の条件に該当しない場合に、予め決められた特定の方式によるトラッキングエラー信号を選択することを特徴とする請求項1記載の光ディスク装置。
  4. 前記判定手段により判定された各トラッキングエラー信号の状態が特定の条件に該当しない場合に、前記駆動手段によりさらに別の位置にレーザ光が照射されるように前記光ピックアップヘッドを駆動し、
    前記トラッキングエラー選択手段は、
    前記駆動手段によって前記光ピックアップヘッドが駆動されることにより前記トラッキングエラー信号生成手段によりさらに生成されるトラッキングエラー信号の状態を含めて、特定の方式により生成されるトラッキングエラー信号を選択することを特徴とする請求項1記載の光ディスク装置。
  5. 前記駆動手段は、初期位置とする第1位置と、前記第1位置から前記ディスクの半径方向に位置する第2位置と、前記第1位置から前記第2位置と同じ方向の前記第2位置とは異なる距離に位置する第3位置の何れかにレーザ光が照射されるように選択的に前記光ピックアップヘッドを駆動することを特徴とする請求項1または請求項4記載の光ディスク装置。
  6. 前記駆動手段は、初期位置とする第1位置と、前記第1位置から前記ディスクの外周方向に位置する第2位置と、前記第1位置から内周方向に位置する第3位置の何れかにレーザ光が照射されるように選択的に前記光ピックアップヘッドを駆動することを特徴とする請求項1または請求項4記載の光ディスク装置。
  7. トラックが形成されたディスクにレーザ光を照射する光ピックアップヘッドを、挿入されたディスクに対して複数の異なる位置にレーザ光が照射されるように駆動する駆動ステップと、
    前記駆動ステップにより駆動された前記光ピックアップヘッドから照射されたレーザ光の前記ディスクによる反射光をもとにして、前記複数の異なる位置のそれぞれに対応する光検知信号を出力する光検知ステップと、
    前記光検知ステップにより出力される前記複数の異なる位置にそれぞれ対応する光検知信号をもとにして、複数の異なる方式によるトラッキングエラー信号を生成するトラッキングエラー信号生成手段と、
    前記トラッキングエラー信号生成ステップにより生成される複数の異なる位置のそれぞれに対応する複数のトラッキングエラー信号の状態を判定する判定ステップと、
    前記判定ステップにより判定された複数のトラッキングエラー信号の状態をもとに、特定の方式により生成されるトラッキングエラー信号を選択するトラッキングエラー信号選択ステップと
    前記トラッキングエラー信号選択ステップにより選択されたトラッキングエラー信号に応じてトラッキングを制御する制御ステップとを含むことを特徴とするトラッキングエラー信号選択方法。
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