JP2007102639A - 衝突判定装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】とくに前方立体物の位置を正確に求めることなく、前方立体物が自己に接触する可能性を統計的に考慮して推定し、自然な感覚で制御を行う。
【解決手段】制御ユニット5は、判定対象とする立体物の現在の前後方向加速度、前後方向速度、前後方向位置をカメラ等の誤差を考慮して統計処理して演算し、これらの値を基に、Δt秒後の前後方向加速度、前後方向速度、前後方向位置を統計処理にて演算し、Δt秒後の前後方向位置を基に、Δt秒後の接触確率を演算する。そして、前方立体物との接触確率が低い場合はそのままとし、この状態から接触確率が高まるとモニタ6を通じてドライバに情報を提供し、更にこの障害物情報表示の状態から接触確率が高まるとスピーカ7から音声による警報を発生し、更にこの警報制御の状態から接触確率が高まると自動ブレーキ制御装置8に減速信号を出力して一定の自動ブレーキを作動させる。
【選択図】図2

Description

本発明は、ステレオカメラ、単眼カメラ、ミリ波レーダ等で検出した前方の立体物に対し、接触の可能性を判定する衝突判定装置に関する。
近年、車両においては、車載したカメラ等により前方の走行環境を撮影し、前方立体物を認識して自車両との衝突の可能性を推定する様々な運転支援制御装置が提案され、実用化されている。こうした前方立体物と自車両との衝突の可能性を推定する装置においては、前方立体物の位置を正確に把握することが要求されるものの、カメラ等による検出は、誤差を含むため、誤差を考慮して前方立体物の位置を特定する必要がある。
そこで、例えば、特開2004−37239号公報では、複数のセンサのそれぞれが同一の対象物を検出した際の位置および速度の誤差に関する正規分布に基づき、特定された位置および速度の誤差から、検出した対象物のそれぞれが位置的および速度的に同一の対象物である確率として第1および第2の確率を算出し、これら第1の確率と第2の確率とに基づき、検出した対象物のそれぞれが同一の対象物である確率として第3の確率を算出する。そして、第3の確率が閾値を超えた場合に、検出した対象物のそれぞれを同一の対象物として判断する技術が開示されている。
特開2004−37239号公報
しかしながら、上述の特許文献1で開示されるように、前方立体物の現在位置を正確に判断したとしても、その前方立体物が自車両と接触するまでに、どのような位置で推移するかまでは、正確に予測することは不可能であるという問題がある。また、こうした不確定要素は、前方立体物を検出するカメラ等の誤差が大きければ大きくなり、こうした要因をも考慮して制御できる自然なシステムが望ましい。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、とくに前方立体物の位置を正確に求めることなく、前方立体物が自己に接触する可能性を統計的に考慮して推定し、自然な感覚で制御を行うことができる衝突判定装置を提供することを目的としている。
本発明は、周辺の立体物を検出する立体物検出手段と、上記立体物の現在の運動と位置状態を統計処理にて演算する現在状態処理手段と、上記統計処理にて演算した現在の運動と位置状態を基に上記立体物の予め設定した時間後の運動と位置状態を統計処理により推定する状態推定手段と、上記立体物の上記推定した予め設定した時間後の位置状態を基に上記立体物と接触する接触確率を演算する接触確率演算手段とを備えたことを特徴としている。
本発明による衝突判定装置は、とくに前方立体物の位置を正確に求めることなく、前方立体物が自己に接触する可能性を統計的に考慮して推定し、自然な感覚で制御を行うことが可能となる。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。
図1乃至図4は本発明の実施の第1形態を示し、図1は車両に搭載した運転支援制御装置の概略構成図、図2は運転支援制御プログラムのフローチャート、図3は現在からΔt秒後に至る判定対象とする立体物の統計的な位置の説明図、図4は接触確率の説明図である。
図1において、符号1は自動車等の車両(自車両)で、この車両1には、衝突判定装置としての車両用運転支援制御装置2が搭載されている。この車両用運転支援制御装置2は、ステレオカメラ3、ステレオ画像認識装置4、制御ユニット5を有して主要に構成されており、この車両用運転支援制御装置2では、基本的に、後述の運転支援制御プログラムに従って制御され、前方立体物との接触確率(演算の詳細は後述する)に応じて、そのままの状態維持、障害物情報表示、警報制御、及び、自動ブレーキ制御の何れかを実行する。
すなわち、前方立体物との接触確率が低い場合はそのままとし、この状態から接触確率が高まるとモニタ6を通じてドライバに情報を提供し(障害物情報表示)、更にこの障害物情報表示の状態から接触確率が高まるとスピーカ7より音声による警報を発生し(警報制御)、更にこの警報制御の状態から接触確率が高まると自動ブレーキ制御装置8に減速信号を出力して一定の自動ブレーキを作動させる(自動ブレーキ制御)。
ステレオカメラ3は、ステレオ光学系として例えば電荷結合素子(CCD)等の固体撮像素子を用いた1組の(左右の)CCDカメラで構成され、これら左右のCCDカメラは、それぞれ車室内の天井前方に一定の間隔をもって取り付けられ、車外の対象を異なる視点からステレオ撮像し、撮像信号をステレオ画像認識装置4に出力する。
また、自車両1には、自車速を検出する車速センサ9が設けられており、この自車速V0は、ステレオ画像認識装置4と制御ユニット5とに出力される。
ステレオ画像認識装置4は、ステレオカメラ3からの画像、車速センサ6からの自車速V0が入力され、ステレオカメラ3からの画像に基づき自車両1前方の立体物データと白線データの前方情報を検出し、自車両1の進行路(自車進行路)を推定する。そして、自車進行路上の自車両1に最も近い立体物を、自車両1に対して接触する可能性を判定する判定対象物として抽出し、この判定対象とする立体物までの距離x、判定対象とする立体物の前後方向速度Vx(距離xの微分値+自車速V0)、判定対象とする立体物の前後方向加速度ax(前後方向速度Vxの微分値)等の各データを制御ユニット5に出力する。
ここで、ステレオ画像認識装置4における、ステレオカメラ3からの画像の処理は、例えば以下のように行われる。まず、ステレオカメラ3で撮像した自車両1前方のステレオ画像に対し、対応する位置のずれ量から三角測量の原理によって距離情報を生成する。そして、このデータを基に、周知のグルーピング処理や、予め記憶しておいた3次元的な道路形状データ、立体物データ等と比較し、白線データ、道路に沿って存在するガードレール、縁石等の側壁データ、車両や歩行者等の立体物データを抽出する。立体物データでは、立体物までの距離と、この距離の時間的変化(自車両1に対する相対速度)が求められ、特に自車進行路上にある最も近い立体物が判定対象とする立体物として抽出される。このように、ステレオカメラ3及びステレオ画像認識装置4は、立体物情報検出手段及び判定対象物選択手段として設けられている。
制御ユニット5は、ステレオ画像認識装置4から判定対象とする立体物までの距離x、判定対象とする立体物の前後方向速度Vx(距離xの微分値+自車速V0)、判定対象とする立体物の前後方向加速度ax(前後方向速度Vxの微分値)等の各データ、及び、車速センサ9から自車速V0が入力される。
そして、判定対象とする立体物までの距離x、判定対象とする立体物の前後方向速度Vx(距離x+自車速V0)、判定対象とする立体物の前後方向加速度ax(前後方向速度Vxの微分値)等の各データを基に、これらの各データが真値を中心に、車両の前後方向を軸(x軸)とする正規分布で出力されていると仮定し、現在の前後方向加速度ax(0)、現在の前後方向速度Vx(0)、現在の前後方向位置x(0)を統計処理して以下のように演算する。尚、以下の各正規分布において、−∞<x<∞であり、各正規分布の分散は正の値である。
すなわち、現在の前後方向加速度ax(0)は、現在の前後方向加速度の平均値ax(0)aと、現在の前後方向加速度の偏差σax(0)で示される分散σax(0)を有する正規分布としてax(ax(0)a,σax(0))で演算する。
ax(ax(0)a,σax(0)
=(1/((2・π)1/2・σax(0)))
・exp(−(x−ax(0)a)/(2・σax(0))) …(1)
また、現在の前後方向速度Vx(0)は、現在の前後方向速度の平均値Vx(0)aと、現在の前後方向速度の偏差σvx(0)で示される分散σvx(0)を有する正規分布としてVx(Vx(0)a,σvx(0))で演算する。
Vx(Vx(0)a,σvx(0)
=(1/((2・π)1/2・σvx(0)))
・exp(−(x−Vx(0)a)/(2・σvx(0))) …(2)
更に、現在の前後方向位置x(0)は、現在の前後方向位置の平均値x(0)aと、現在の前後方向位置の偏差σx(0)で示される分散σx(0)を有する正規分布としてx(x(0)a,σx(0))で演算する。
x(x(0)a,σx(0)
=(1/((2・π)1/2・σx(0)))
・exp(−(x−x(0)a)/(2・σx(0))) …(3)
尚、上述の各分散σax(0),σvx(0),σx(0)は、ステレオ画像認識装置4や、認識対象物によって予め設定しておいた値であり、本実施の第1形態ではステレオカメラによる認識結果を用いるようにしているが、他にミリ波レーダによる認識では、速度精度が高いので分散は小さく設定することができる。
そして、これら演算した現在の前後方向加速度ax(0)、前後方向速度Vx(0)、前後方向位置x(0)を基に、予め設定しておいた時間Δt秒後(例えば、0.5秒後)の状態を以下のように統計処理して推定演算する。
すなわち、Δt秒後の前後方向加速度ax(Δt)は、Δt秒後の前後方向加速度の平均値ax(Δt)aと、Δt秒後の前後方向加速度の偏差σax(Δt)で示される分散σax(Δt)を有する正規分布としてax(ax(Δt)a,σax(Δt))で演算する。尚、本実施の第1形態では、等加速度運動と仮定して求めるものとし、
ax(Δt)=ax(ax(0)a,σax(0)
=ax(ax(Δt)a,σax(Δt)) …(4)
また、Δt秒後の前後方向速度Vx(Δt)は、Δt秒後の前後方向速度の平均値Vx(Δt)aと、Δt秒後の前後方向速度の偏差σvx(Δt)で示される分散σvx(Δt)を有する正規分布としてVx(Vx(Δt)a,σvx(Δt))で演算する。この際、現在の前後方向加速度ax(0)、前後方向速度Vx(0)を用いて、以下の(5)式の通り演算する。
Vx(Δt)=Vx(Vx(0)a,σvx(0)
+ax(ax(0)a,σax(0))・Δt
=Vx(Vx(0)a+ax(0)a・Δt,
(σvx(0)+σax(0)・Δt)
=Vx(Vx(Δt)a,σvx(Δt)) …(5)
更に、Δt秒後の前後方向位置x(Δt)は、Δt秒後の前後方向位置の平均値x(Δt)aと、Δt秒後の前後方向位置の偏差σx(Δt)で示される分散σx(Δt)を有する正規分布としてx(x(Δt)a,σx(Δt))で演算する。この際、現在の前後方向加速度ax(0)、前後方向速度Vx(0)、前後方向位置x(0)を用いて、以下の(6)式の通り演算する。
x(Δt)=x(x(0)a,σx(0)
+Vx(Vx(0)a,σvx(0))・Δt
+(1/2)・ax(ax(0)a,σax(0))・Δt
=x(x(0)a+Vx(0)a・Δt
+(1/2)・ax(0)a・Δt
(σx(0)+σvx(0)・Δt
+(1/2)・σax(0)・Δt
=x(x(Δt)a,σx(Δt)) …(6)
そして、上述の(6)式で得られる、判定対象とする立体物のΔt秒後の前後方向位置x(Δt)と自車両1の位置とに基づいて、以下の(7)式により接触確率R(Δt)を演算し、この接触確率R(Δt)の値の大きさに応じて、そのままの状態維持、障害物情報表示、警報制御、及び、自動ブレーキ制御の何れかを実行する。
R(Δt)=∫(x(x(Δt)a,σx(Δt)))dx …(7)
(但し、積分範囲は、−∞<x<0)
すなわち、判定対象とする立体物の現在の前後方向位置x(0)が、図3(a)に示すように、正規分布で示されるとすると、Δt/2秒後の前後方向位置x(Δt/2)は、図3(b)に示すような位置になると推定され、Δt秒後の前後方向位置x(Δt)は、図3(c)に示すような位置になると推定される。
これを、図4に示すように、自車両1の位置を、x軸上の0と仮定して積分し(積分範囲:−∞<x<0)、その面積を接触確率R(Δt)として演算するのである。尚、判定対象とする立体物のΔt秒後の前後方向位置x(Δt)は、正規分布の関数であるため、−∞<x<∞における積分の結果は、1.0である。
このように、本実施の第1形態においては、制御ユニット5は、現在状態処理手段、状態推定手段、接触確率演算手段、及び、制御手段としての機能を有して構成されている。
次に、車両用運転支援制御装置2で実行される実施の第1形態による運転支援制御プログラムを、図2のフローチャートで説明する。
まず、ステップ(以下、「S」と略称)101で、必要情報(画像情報、自車速V0)の読み込みを行い、S102に進み、ステレオ画像認識装置4は、判定対象とする立体物の抽出を行う。尚、本実施の第1形態では、特に自車進行路上にある最も近い立体物が判定対象とする立体物として抽出される。
次いで、S103に進み、制御ユニット5は、前述の(1)、(2)、(3)式により、判定対象とする立体物の、現在の前後方向加速度ax(0)、前後方向速度Vx(0)、前後方向位置x(0)を統計処理にて演算する。
次に、S104に進み、制御ユニット5は、前述の(4)、(5)、(6)式により、判定対象とする立体物の、Δt秒後の前後方向加速度ax(Δt)、前後方向速度Vx(Δt)、前後方向位置x(Δt)を統計処理にて演算する。
次いで、S105に進み、制御ユニット5は、判定対象とする立体物のΔt秒後の前後方向位置x(Δt)を基に、前述の(7)式により、Δt秒後の接触確率R(Δt)を演算する。
そして、S106に進み、Δt秒後の接触確率R(Δt)が0.4以上か否か判定し、0.4以上の場合はS107に進んで、自動ブレーキ制御装置8に減速信号を出力して一定の自動ブレーキを作動させ、プログラムを抜ける。
また、S106の判定の結果、Δt秒後の接触確率R(Δt)が0.4未満の場合は、S108に進んで、Δt秒後の接触確率R(Δt)が0.2以上か否か判定する。
このS108の判定の結果、Δt秒後の接触確率R(Δt)が0.2以上の場合はS109に進んで、スピーカ7から音声による警報を発生し、プログラムを抜ける。
また、S108の判定の結果、Δt秒後の接触確率R(Δt)が0.2未満の場合は、S110に進んで、Δt秒後の接触確率R(Δt)が0.1以上か否か判定する。
このS110の判定の結果、Δt秒後の接触確率R(Δt)が0.1以上の場合はS111に進み、モニタ6を通じてドライバに情報を提供しプログラムを抜ける。また、0.1未満の場合は、そのままプログラムを抜ける。
このように本発明の実施の第1形態によれば、判定対象とする立体物の現在の前後方向加速度ax(0)、前後方向速度Vx(0)、前後方向位置x(0)をカメラ等の誤差を考慮して統計処理して演算し、これらの値を基に、Δt秒後の前後方向加速度ax(Δt)、前後方向速度Vx(Δt)、前後方向位置x(Δt)を統計処理にて演算し、Δt秒後の前後方向位置x(Δt)を基に、Δt秒後の接触確率R(Δt)を演算する。このため、とくに前方立体物の位置を正確に求めることなく、前方立体物が自車両1に接触する可能性を統計的に考慮して推定し、自然な感覚で制御を行うことができる。
次に、図5乃至図7は本発明の実施の第2形態を示し、図5は運転支援制御プログラムのフローチャート、図6は現在からΔt秒後に至る判定対象とする立体物の統計的な位置の説明図、図7は接触確率の説明図である。尚、本発明の実施の第2形態は、判定対象とする立体物を前方の平面上の立体物とした点が前記第1形態とは異なり、他の構成作用効果は前記第1形態と同じであるので、同じ構成部には同じ符号を記し、説明は省略する。
すなわち、前記第1形態の図1において、ステレオ画像認識装置4は、ステレオカメラ3からの画像領域の中で、判定を実行する領域を設定し、該設定領域内に存在する全ての立体物を判定対象とする立体物として抽出する。この際、判定対象とする立体物として抽出された各立体物の識別番号iを、1〜nとする(以降、各符号に記される「i」は、立体物毎の番号とする)。尚、判定対象とする立体物は、設定領域の中で、最も近くにある立体物としても良く、或いは、最も近くにあるn個の立体物として設定することもできる。
制御ユニット5は、ステレオ画像認識装置4から判定対象とする全立体物までの距離xi、自車進行路を中心座標軸とする判定対象とする全立体物の横方向位置yi、判定対象とする全立体物の前後方向速度Vix(距離xiの微分値+自車速V0)、判定対象とする全立体物の横方向速度Viy(横方向位置yiの微分値)、判定対象とする全立体物の前後方向加速度aix(前後方向速度Vixの微分値)、判定対象とする全立体物の横方向加速度aiy(横方向速度Viyの微分値)等の各データ、及び、車速センサ9から自車速V0が入力される。
そして、判定対象とする全立体物までの距離xi、判定対象とする全立体物の前後方向速度Vix(距離x+自車速V0)、判定対象とする全立体物の前後方向加速度aix(前後方向速度Vixの微分値)等の各データを基に、これらの各データが真値を中心に、車両の前後方向を軸(x軸)とする正規分布で出力されていると仮定し、判定対象とする全立体物の現在の前後方向加速度aix(0)、現在の前後方向速度Vix(0)、現在の前後方向位置xi(0)を統計処理して以下のように演算する。尚、以下の各正規分布において、−∞<x<∞であり、各正規分布の分散は正の値である。
すなわち、現在の前後方向加速度aix(0)は、現在の前後方向加速度の平均値aix(0)aと、現在の前後方向加速度の偏差σiax(0)で示される分散σiax(0)を有する正規分布としてaix(aix(0)a,σiax(0))で演算する。
aix(aix(0)a,σiax(0)
=(1/((2・π)1/2・σiax(0)))
・exp(−(x−aix(0)a)/(2・σiax(0))) …(8)
また、現在の前後方向速度Vix(0)は、現在の前後方向速度の平均値Vix(0)aと、現在の前後方向速度の偏差σivx(0)で示される分散σivx(0)を有する正規分布としてVix(Vix(0)a,σivx(0))で演算する。
Vix(Vix(0)a,σivx(0)
=(1/((2・π)1/2・σivx(0)))
・exp(−(x−Vix(0)a)/(2・σivx(0))) …(9)
更に、現在の前後方向位置xi(0)は、現在の前後方向位置の平均値xi(0)aと、現在の前後方向位置の偏差σix(0)で示される分散σix(0)を有する正規分布としてxi(xi(0)a,σix(0))で演算する。
xi(xi(0)a,σix(0)
=(1/((2・π)1/2・σix(0)))
・exp(−(x−xi(0)a)/(2・σix(0))) …(10)
同様に、判定対象とする全立体物の横方向位置yi、判定対象とする全立体物の横方向速度Viy(横方向位置yiの微分値)、判定対象とする全立体物の横方向加速度aiy(横方向速度Viyの微分値)等の各データを基に、これらの各データが真値を中心に、車両の横方向を軸(y軸)とする正規分布で出力されていると仮定し、判定対象とする全立体物の現在の横方向加速度aiy(0)、現在の横方向速度Viy(0)、現在の横方向位置yi(0)を統計処理して以下のように演算する。尚、以下の各正規分布において、−∞<y<∞であり、各正規分布の分散は正の値である。
すなわち、現在の横方向加速度aiy(0)は、現在の横方向加速度の平均値aiy(0)aと、現在の横方向加速度の偏差σiay(0)で示される分散σiay(0)を有する正規分布としてaiy(aiy(0)a,σiay(0))で演算する。
aiy(aiy(0)a,σiay(0)
=(1/((2・π)1/2・σiay(0)))
・exp(−(y−aiy(0)a)/(2・σiay(0))) …(11)
また、現在の横方向速度Viy(0)は、現在の横方向速度の平均値Viy(0)aと、現在の横方向速度の偏差σivy(0)で示される分散σivy(0)を有する正規分布としてViy(Viy(0)a,σivy(0))で演算する。
Viy(Viy(0)a,σivy(0)
=(1/((2・π)1/2・σivy(0)))
・exp(−(y−Viy(0)a)/(2・σivy(0))) …(12)
更に、現在の横方向位置yi(0)は、現在の横方向位置の平均値yi(0)aと、現在の横方向位置の偏差σiy(0)で示される分散σiy(0)を有する正規分布としてyi(yi(0)a,σiy(0))で演算する。
yi(yi(0)a,σiy(0)
=(1/((2・π)1/2・σiy(0)))
・exp(−(y−yi(0)a)/(2・σiy(0))) …(13)
尚、上述の各分散σiax(0),σivx(0),σix(0),σiay(0),σivy(0),σiy(0)は、ステレオ画像認識装置4や、認識対象物によって予め設定しておいた値であり、本実施の第2形態ではステレオカメラによる認識結果を用いるようにしているが、他にミリ波レーダによる認識では、速度精度が高いので分散は小さく設定することができる。
そして、これら演算した現在の前後方向加速度aix(0)、前後方向速度Vix(0)、前後方向位置xi(0)、横方向加速度aiy(0)、横方向速度Viy(0)、横方向位置yi(0)を基に、予め設定しておいた時間Δt秒後(例えば、0.5秒後)の状態を以下のように統計処理して推定演算する。
すなわち、Δt秒後の前後方向加速度aix(Δt)は、Δt秒後の前後方向加速度の平均値aix(Δt)aと、Δt秒後の前後方向加速度の偏差σiax(Δt)で示される分散σiax(Δt)を有する正規分布としてaix(aix(Δt)a,σiax(Δt))で演算する。尚、本実施の第2形態では、等加速度運動と仮定して求めるものとし、
aix(Δt)=aix(aix(0)a,σiax(0)
=aix(aix(Δt)a,σiax(Δt)) …(14)
また、Δt秒後の前後方向速度Vix(Δt)は、Δt秒後の前後方向速度の平均値Vix(Δt)aと、Δt秒後の前後方向速度の偏差σivx(Δt)で示される分散σivx(Δt)を有する正規分布としてVix(Vix(Δt)a,σivx(Δt))で演算する。この際、現在の前後方向加速度aix(0)、前後方向速度Vix(0)を用いて、以下の(15)式の通り演算する。
Vix(Δt)=Vix(Vix(0)a,σivx(0)
+aix(aix(0)a,σiax(0))・Δt
=Vix(Vix(0)a+aix(0)a・Δt,
(σivx(0)+σiax(0)・Δt)
=Vix(Vix(Δt)a,σivx(Δt)) …(15)
更に、Δt秒後の前後方向位置xi(Δt)は、Δt秒後の前後方向位置の平均値xi(Δt)aと、Δt秒後の前後方向位置の偏差σix(Δt)で示される分散σix(Δt)を有する正規分布としてxi(xi(Δt)a,σix(Δt))で演算する。この際、現在の前後方向加速度aix(0)、前後方向速度Vix(0)、前後方向位置xi(0)を用いて、以下の(16)式の通り演算する。
xi(Δt)=xi(xi(0)a,σix(0)
+Vix(Vix(0)a,σivx(0))・Δt
+(1/2)・aix(aix(0)a,σiax(0))・Δt
=xi(xi(0)a+Vix(0)a・Δt
+(1/2)・aix(0)a・Δt
(σix(0)+σivx(0)・Δt
+(1/2)・σiax(0)・Δt
=xi(xi(Δt)a,σix(Δt)) …(16)
また、Δt秒後の横方向加速度aiy(Δt)は、Δt秒後の横方向加速度の平均値aiy(Δt)aと、Δt秒後の横方向加速度の偏差σiay(Δt)で示される分散σiay(Δt)を有する正規分布としてaiy(aiy(Δt)a,σiay(Δt))で演算する。尚、本実施の第2形態では、等加速度運動と仮定して求めるものとし、
aiy(Δt)=aiy(aiy(0)a,σiay(0)
=aiy(aiy(Δt)a,σiay(Δt)) …(17)
また、Δt秒後の横方向速度Viy(Δt)は、Δt秒後の横方向速度の平均値Viy(Δt)aと、Δt秒後の横方向速度の偏差σivy(Δt)で示される分散σivy(Δt)を有する正規分布としてViy(Viy(Δt)a,σivy(Δt))で演算する。この際、現在の横方向加速度aiy(0)、横方向速度Viy(0)を用いて、以下の(18)式の通り演算する。
Viy(Δt)=Viy(Viy(0)a,σivy(0)
+aiy(aiy(0)a,σiay(0))・Δt
=Viy(Viy(0)a+aiy(0)a・Δt,
(σivy(0)+σiay(0)・Δt)
=Viy(Viy(Δt)a,σivy(Δt)) …(18)
更に、Δt秒後の横方向位置yi(Δt)は、Δt秒後の横方向位置の平均値yi(Δt)aと、Δt秒後の横方向位置の偏差σiy(Δt)で示される分散σiy(Δt)を有する正規分布としてyi(yi(Δt)a,σiy(Δt))で演算する。この際、現在の横方向加速度aiy(0)、横方向速度Viy(0)、横方向位置yi(0)を用いて、以下の(19)式の通り演算する。
yi(Δt)=yi(yi(0)a,σiy(0)
+Viy(Viy(0)a,σivy(0))・Δt
+(1/2)・aiy(aiy(0)a,σiay(0))・Δt
=yi(yi(0)a+Viy(0)a・Δt
+(1/2)・aiy(0)a・Δt
(σiy(0)+σivy(0)・Δt
+(1/2)・σiay(0)・Δt
=yi(yi(Δt)a,σiy(Δt)) …(19)
ここで、前後方向(x軸方向)及び横方向(y軸方向)を考慮した平面上における、立体物iのΔt秒後の存在確率ri(x,y,Δt)は、上述の(16)式、及び、(19)式を用いて、以下の(20)式により演算される。
ri(x,y,Δt)=xi(xi(Δt)a,σix(Δt)
×yi(yi(Δt)a,σiy(Δt))…(20)
そして、上述の(20)式で得られる、判定対象とする立体物iのΔt秒後の存在確率ri(x,y,Δt)と自車両1の位置とに基づいて、以下の(21)式により各立体物毎に接触確率Ri(Δt)を演算し、以下(22)式により演算される全立体物の接触確率の総計Rt(Δt)の値の大きさに応じて、そのままの状態維持、障害物情報表示、警報制御、及び、自動ブレーキ制御の何れかを実行する。
Ri(Δt)=∫∫(ri(x,y,Δt))dxdy …(21)
(但し、積分範囲は、(Δt秒後における前後方向自車位置)<x<∞,
−∞<y<(Δt秒後における横方向自車位置))
Rt(Δt)=Σi=1 Ri(Δt) …(22)
すなわち、判定対象とする立体物(例えば、2つの立体物(i=1、i=2))の現在の平面上の位置(xi(xi(0)a,σix(0))、yi(yi(0)a,σiy(0)))が、存在確率ri(x,y,0)として、図6(a)に示すように、x−y平面上の正規分布で示されるとすると、Δt/2秒後には、図6(b)に示すような存在確率ri(x,y,Δt/2)の位置になると推定され、Δt秒後には、図6(c)に示すような存在確率ri(x,y,Δt)の位置になると推定される。
これを 図7に示すように、自車両1の位置を基準として、判定対象とする立体物iの存在確率ri(x,y,Δt)を積分することにより、その体積を、その立体物iに対する接触確率Ri(Δt)として演算するのである。この際、判定対象とする立体物が複数存在する場合は、これらの総計Rt(Δt)の値を判定の基準とする。
次に、車両用運転支援制御装置2で実行される実施の第2形態による運転支援制御プログラムを、図5のフローチャートで説明する。
まず、S201で、必要情報(画像情報、自車速V0)の読み込みを行い、S202に進み、ステレオ画像認識装置4は、判定対象とする立体物の抽出を行う。尚、本実施の第2形態では、ステレオカメラ3からの画像領域の中で、判定を実行する領域を設定し、該設定領域内に存在する全ての立体物を判定対象とする立体物として抽出する。
次いで、S103に進み、制御ユニット5は、前述の(8)、(9)、(10)、(11)、(12)、(13)式により、判定対象とする全立体物の、現在の前後方向加速度aix(0)、前後方向速度Vix(0)、前後方向位置xi(0)、横方向加速度aiy(0)、横方向速度Viy(0)、横方向位置yi(0)を統計処理にて演算する。
次に、S204に進み、制御ユニット5は、前述の(14)、(15)、(16)、(17)、(18)、(19)式により、判定対象とする立体物の、Δt秒後の前後方向加速度aix(Δt)、前後方向速度Vix(Δt)、前後方向位置xi(Δt)、横方向加速度aiy(Δt)、横方向速度Viy(Δt)、横方向位置yi(Δt)を統計処理にて演算する。
次いで、S205に進み、制御ユニット5は、判定対象とする全立体物のΔt秒後の前後方向位置xi(Δt)、横方向位置yi(Δt)を基に、前述の(20)式により、前後方向(x軸方向)及び横方向(y軸方向)を考慮した平面上における、立体物iのΔt秒後の存在確率ri(x,y,Δt)を演算する。
次に、S206に進み、全立体物iのΔt秒後の存在確率ri(x,y,Δt)を基に、前述の(21)式により、全立体物の接触確率Ri(Δt)を演算する。
次いで、S207に進み、前述の(22)式により、全立体物の接触確率の総計Rt(Δt)を演算する。
そして、S208に進み、全立体物の接触確率の総計Rt(Δt)が0.20以上か否か判定し、0.20以上の場合はS209に進んで、自動ブレーキ制御装置8に減速信号を出力して一定の自動ブレーキを作動させ、プログラムを抜ける。
また、S208の判定の結果、全立体物の接触確率の総計Rt(Δt)が0.20未満の場合は、S210に進んで、全立体物の接触確率の総計Rt(Δt)が0.10以上か否か判定する。
このS210の判定の結果、全立体物の接触確率の総計Rt(Δt)が0.10以上の場合はS211に進んで、スピーカ7から音声による警報を発生し、プログラムを抜ける。
また、S210の判定の結果、全立体物の接触確率の総計Rt(Δt)が0.10未満の場合は、S212に進んで、全立体物の接触確率の総計Rt(Δt)が0.05以上か否か判定する。
このS212の判定の結果、全立体物の接触確率の総計Rt(Δt)が0.05以上の場合はS213に進み、モニタ6を通じてドライバに情報を提供しプログラムを抜ける。また、0.05未満の場合は、そのままプログラムを抜ける。
このように本発明の実施の第2形態によれば、判定対象とする全立体物の現在の前後方向加速度aix(0)、前後方向速度Vix(0)、前後方向位置xi(0)、横方向加速度aiy(0)、横方向速度Viy(0)、横方向位置yi(0)をカメラ等の誤差を考慮して統計処理して演算し、これらの値を基に、Δt秒後の前後方向加速度aix(Δt)、前後方向速度Vix(Δt)、前後方向位置xi(Δt)、横方向加速度aiy(Δt)、横方向速度Viy(Δt)、横方向位置yi(Δt)を統計処理にて演算する。そして、Δt秒後の存在確率ri(x,y,Δt)を演算し、このΔt秒後の存在確率ri(x,y,Δt)を基に、各々の接触確率Ri(Δt)を演算して、これらの接触確率の総計Rt(Δt)の値の大きさに応じて警報等の制御を行うようになっている。このため、前方平面上に存在する全立体物を対象とした、より広範な領域で、とくに前方立体物の位置を正確に求めることなく、前方立体物が自車両1に接触する可能性を統計的に考慮して推定し、自然な感覚で警報制御等を行うことができる。
尚、本実施の第1、第2形態では、先行車の認識をステレオカメラからの画像を基に行うようになっているが、他の技術、例えば、ミリ波レーダと単眼カメラからの情報を基に認識するものであっても良い。
本発明の実施の第1形態による、車両に搭載した運転支援制御装置の概略構成図 同上、運転支援制御プログラムのフローチャート 同上、現在からΔt秒後に至る判定対象とする立体物の統計的な位置の説明図 同上、接触確率の説明図 本発明の実施の第2形態による、運転支援制御プログラムのフローチャート 同上、現在からΔt秒後に至る判定対象とする立体物の統計的な位置の説明図 同上、接触確率の説明図
符号の説明
1 自車両
2 車両用運転支援制御装置(衝突判定装置)
3 ステレオカメラ(立体物情報検出手段、判定対象物選択手段)
4 ステレオ画像認識装置(立体物情報検出手段、判定対象物選択手段)
5 制御ユニット(現在状態処理手段、状態推定手段、接触確率演算手段、制御手段)
6 モニタ
7 スピーカ
8 自動ブレーキ制御装置
9 車速センサ

Claims (6)

  1. 周辺の立体物を検出する立体物検出手段と、
    上記立体物の現在の運動と位置状態を統計処理にて演算する現在状態処理手段と、
    上記統計処理にて演算した現在の運動と位置状態を基に上記立体物の予め設定した時間後の運動と位置状態を統計処理により推定する状態推定手段と、
    上記立体物の上記推定した予め設定した時間後の位置状態を基に上記立体物と接触する接触確率を演算する接触確率演算手段と、
    を備えたことを特徴とする衝突判定装置。
  2. 上記衝突判定装置は移動体に搭載され、上記接触確率の値を基に減速制御と、警報制御と、注意情報の提供の少なくとも一つを行う制御手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の衝突判定装置。
  3. 上記立体物は、前方に存在する立体物であって、
    上記現在状態処理手段で統計処理にて演算する上記立体物の現在の運動と位置状態は、自車両の前後方向の分布で求め、
    上記状態推定手段で推定する上記立体物の予め設定した時間後の運動と位置状態は、上記予め設定した時間後の自己の前後方向の分布で求め、
    上記接触確率演算手段は、上記立体物の位置状態の上記予め設定した時間後の上記前後方向の分布と自己位置とに基づき上記接触確率を演算することを特徴とする請求項1又は請求項2記載の衝突判定装置。
  4. 上記立体物は、前方の平面上に存在する立体物であって、
    上記現在状態処理手段で統計処理にて演算する上記立体物の現在の運動と位置状態は、自己の前後方向の分布と横方向の分布で求め、
    上記状態推定手段で推定する上記立体物の予め設定した時間後の運動と位置状態は、上記予め設定した時間後の自己の前後方向の分布と横方向の分布で求め、
    上記接触確率演算手段は、上記立体物の位置状態の上記予め設定した時間後の上記前後方向の分布と上記横方向の分布と自己位置とに基づき上記接触確率を演算することを特徴とする請求項1又は請求項2記載の衝突判定装置。
  5. 上記衝突判定装置は、検出した立体物の中から接触する可能性を判定するための立体物を抽出する判定立体物選択手段を備え、
    上記判定立体物選択手段で選択する立体物は、予め複数設定することを特徴とする請求項4記載の衝突判定装置。
  6. 上記制御手段は、上記複数の判定立体物毎に演算する接触確率の合計の値を基に減速制御と、警報制御と、注意情報の提供の少なくとも一つを行うことを特徴とする請求項5記載の衝突判定装置。
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