JP2007102043A - 定着用ローラ、定着装置、および画像形成装置 - Google Patents

定着用ローラ、定着装置、および画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】画像形成プロセスに対する悪影響を防止しつつ、優れた定着性を有する定着用ローラ、定着装置、および画像形成装置を提供すること。
【解決手段】本発明の定着用ローラは、記録媒体に担持された未定着像を該記録媒体に定着させる定着処理に用いるものであって、ローラ状をなす基部91Aと、基部91Aの外周面上に設けられた弾性層91Bと、弾性層91Bの外周面上に設けられた離型層91Cと、弾性層91Bの少なくとも一方の端面の露出を防止する露出防止手段を構成するカバー層91Dとを有する。
【選択図】図4

Description

本発明は、定着用ローラ、定着装置、および画像形成装置に関するものである。
電子写真方式を採用するプリンタ、複写機、ファクシミリなどの画像形成装置は、露光、現像、転写、定着のプロセスにより、紙などの記録媒体上に、トナーからなる画像を形成する(例えば、特許文献1参照)。このような画像形成装置には、トナーにより形成されたトナー像を未定着状態で担持する紙等の記録媒体に加熱および加圧することにより、前記トナー像を前記記録媒体に定着させる定着装置が備えられている。
かかる定着装置は、一般に、互いに圧接回転する円柱状または円筒状の定着ローラおよび加圧ローラと、この定着ローラを加熱するハロゲンヒータとを有している。前記定着ローラおよび前記加圧ローラの前記圧接により形成されたニップに、記録媒体を通紙することにより、前記記録媒体を加熱および加圧して、前記記録媒体上に形成されたトナー像を前記記録媒体に定着させる。
特許文献1において、加圧ローラは、芯金と、この芯金の周囲を覆うゴム製の弾性層と、この弾性層の周囲を覆う離型層とを有している。このような加圧ローラに設けられた弾性層は、その弾性により、ニップ幅を大きいものとして定着性を向上させる。
また、特許文献1では、弾性層と離型層とは加圧ローラの軸線方向で同等の長さとなっていて、弾性層の端面が外部に露出している。そのため、弾性層内に含まれる低分子量成分が外部へ漏れ出し、画像形成装置内で画像形成プロセスに悪影響を与える場合がある。例えば、弾性層がシリコンゴムで構成されている場合、弾性層内の低分子量シロキサンが画像形成装置内へ漏れ出し、帯電処理のためのコロナ帯電器に付着して、コロナ帯電器の帯電特性を悪化させる場合がある。このような場合、帯電不良により感光体表面に帯電ムラを生じさせて、画像品質が低下する。
特開平6−214481号公報
本発明の目的は、画像形成プロセスに対する悪影響を防止しつつ、優れた定着性を有する定着用ローラ、定着装置、および画像形成装置を提供することにある。
このような目的は、下記の本発明により達成される。
本発明の定着用ローラは、記録媒体に担持された未定着像を該記録媒体に定着させる定着処理に用いる定着用ローラであって、
円筒状または円柱状をなす基部と、
前記基部の外周面上に設けられた弾性層と、
前記弾性層の外周面上に設けられた離型層と、
前記弾性層の端面の少なくとも一方の端面の露出を防止する露出防止手段とを有することを特徴とする。
これにより、弾性層を構成する材料に含まれる低分子量成分が弾性層の端面から漏出するのを防止することができる。このような定着用ローラを用いると、弾性層の弾性により、ニップ幅を大きいものとし、優れた定着性を発揮することができる。また、低分子量成分が画像形成装置内で画像形成プロセスに悪影響を与えるのを防止して、高品位な画像を得ることができる。
本発明の定着用ローラでは、前記離型層は、前記弾性層の外周面に接合してなるチューブ状部材であることが好ましい。
これにより、離型層の耐久性を優れたものとし、長期使用により離型層が損傷して定着用ローラの外表面から低分子量成分が漏れ出すのを防止することができる。
本発明の定着用ローラでは、前記離型層は、前記弾性層の端面側まで延出して形成され、その延出した部分が前記露出防止手段を構成していることが好ましい。
これにより、露出防止手段の耐久性をより優れたものとすることができる。その結果、低分子量成分の漏出を長期に亘りより確実に防止することができる。
本発明の定着用ローラでは、前記離型層と別体として形成され、前記弾性層の端面を覆うカバー層を有し、該カバー層が前記露出防止手段を構成することが好ましい。
これにより、定着用ローラの製造工程において、露出防止手段を比較的簡単に形成することができる。
本発明の定着用ローラでは、前記カバー層と前記離型層とは重なり範囲をもって設けられていることが好ましい。
これにより、カバー層の耐久性をより優れたものとすることができる。その結果、低分子量成分の漏出を長期に亘りより確実に防止することができる。
本発明の定着用ローラでは、前記カバー層は、成膜法により成膜された膜であることが好ましい。
これにより、カバー層の耐久性をより優れたものとすることができる。その結果、低分子量成分の漏出を長期に亘りより確実に防止することができる。
本発明の定着装置は、互いに圧接回転する第1のローラおよび第2のローラと、前記第1のローラを加熱するヒータとを有し、未定着像を担持する記録媒体を前記第1のローラと第2のローラとの間に通過させながら加圧・加熱することにより、前記未定着像を前記記録媒体に定着させる定着装置であって、
前記第1のローラおよび前記第2のローラのうちの少なくとも一方は、本発明の定着用ローラであることを特徴とする。
これにより、画像形成プロセスに対する悪影響を防止しつつ、優れた定着性を発揮することができる。
本発明の定着装置では、前記第1のローラが前記定着用ローラであることが好ましい。
第1のローラはヒータにより加熱されるため第2のローラに比べて高温となりやすい。したがって、第1のローラを本発明の定着用ローラとすると、本発明の効果が顕著となる。
本発明の定着装置では、前記第1のローラの軸線方向での長さは、前記第2のローラの軸線方向での長さよりも大きいことが好ましい。
これにより、第1のローラの端部と第2のローラの外周面との接触を防止して、第1のローラの端部の耐久性を優れたものとすることができる。また、第1のローラの端部の弾性と第1のローラの他の部分の弾性とが異なってしまっても、当該端部が定着に寄与しないので、定着性が悪化するのを防止することができる。
本発明の定着装置では、前記第1のローラにおいて、前記離型層と別体として形成され、前記弾性層の端面を覆うカバー層を有し、該カバー層が前記露出防止手段を構成することが好ましい。
これにより、定着用ローラの製造工程において、露出防止手段を比較的簡単に形成することができる。特に、このように離型層と別体のカバー層で露出防止手段が構成されていても、カバー層(特に、カバー層と離型層との接合部)に対し第2のローラの外表面との接触による無理な力がかからないので、カバー層の耐久性を優れたものとすることができる。
本発明の定着装置では、前記第1のローラにおいて、前記離型層は、前記弾性層の外周面に接合してなるチューブ状部材であり、前記カバー層は、成膜法により成膜された膜であることが好ましい。
これにより、カバー層の耐久性をより優れたものとすることができる。その結果、低分子量成分の漏出を長期に亘りより確実に防止することができる。特に、カバー層の弾性が低くても、カバー層に対し第2のローラ外表面との接触による無理な力がかからないので、カバー層の耐久性を優れたものとすることができる。
本発明の定着装置では、前記第1のローラおよび前記第2のローラの双方が前記定着用ローラであることが好ましい。
これにより、本発明の効果をより顕著なものとすることができる。
本発明の定着装置では、前記第2のローラにおいて、前記離型層は、前記弾性層の外周面に接合してなるチューブ状部材であり、前記離型層は、前記弾性層の端面側まで延出して形成され、その延出した部分が前記露出防止手段を構成していることが好ましい。
これにより、露出防止手段の耐久性をより優れたものとすることができる。その結果、低分子量成分の漏出を長期に亘りより確実に防止することができる。特に、このように露出防止手段が離型層と一体となっているため、第2のローラの露出防止手段が第1のローラの外周面に接触しても、本発明の効果を長期に亘り発揮することができる。また、第2のローラの外周面を滑らかな1つの面とすることができるので、第2のローラの端部と第1のローラの外周面との接触により第1のローラの外周面が損傷するのを防止することができる。
本発明の定着装置では、前記第2のローラにおいて、前記弾性層の端部の外径がその端面に向け漸減していることが好ましい。
これにより、第2のローラの端部と第1のローラの外周面との接触圧力を低減することができる。そのため、第2のローラの端部と第1のローラの外周面との接触により第1のローラの外周面が損傷するのを防止することができる。
本発明の画像形成装置は、露光・帯電・転写・定着を含む一連の画像形成プロセスにより画像を記録媒体に形成する画像形成装置であって、
本発明の定着装置を備えることを特徴とする。
これにより、低分子量成分が画像形成装置内で画像形成プロセスに悪影響を与えるのを防止して、高品位な画像を得ることができる。
以下、本発明の定着用ローラ、定着装置およびこれを備える画像形成装置の好適な実施形態を添付図面に基づいて説明する。
<第1実施形態>
本発明の第1の実施形態を図1ないし図4に基づいて説明する。
図1は、本発明にかかる画像形成装置の1実施形態を示す全体構成の模式的断面図、図2は、図1に示す画像形成装置に備えられた定着装置の好適な実施形態を示す模式的断面図、図3は、図2におけるA−A線断面図、図4は、図3の定着装置の定着ローラおよび加圧ローラの端部の構成を説明するための部分拡大図である。
≪画像形成装置≫
本発明の定着装置に先立ち、本発明の定着装置を備える画像形成装置を簡単に説明する。
図1に示す本実施形態の画像形成装置10は、露光・現像・転写・定着を含む一連の画像形成プロセスによって、紙やOHPシート等の記録媒体に画像を形成するものである。このような画像形成装置10は、図1に示すように、静電的な潜像を担持し図示矢印方向に回転する感光体20を有し、その回転方向に沿って順次、帯電ユニット30、露光ユニット40、現像ユニット50、一次転写ローラ60、クリーニングユニット75が配設されている。また、画像形成装置10は、図1にて下部に、紙などの記録媒体Pを収容する給紙トレイ82が設けられ、その給紙トレイ82に対して記録媒体Pの搬送方向下流に、二次転写ローラ80、定着装置90が記録媒体Pの搬送方向に沿って順次配設されている。また、画像形成装置10には、記録媒体の両面に画像を形成する場合に、定着装置90によって一方の面に定着処理された記録媒体Pを表裏反転させて二次転写ローラ80へ帰還させるための搬送部88が設けられている。
感光体20は、円筒状の導電性基材(図示せず)と、その外周面に形成された感光層(図示せず)とを有し、その軸線まわりに図1中矢印方向に回転可能となっている。
帯電ユニット30は、コロナ帯電などにより感光体20の表面を一様に帯電するための装置である。
露光ユニット40は、図示しないパーソナルコンピュータなどのホストコンピュータから画像情報を受けこれに応じて、一様に帯電された感光体20上に、レーザを照射することによって、静電的な潜像を形成する装置である。
現像ユニット50は、ブラック現像装置51と、マゼンタ現像装置52と、シアン現像装置53と、イエロー現像装置54との4つの現像装置を有し、これらの現像装置を感光体20上の潜像に対応して選択的に用いて、前記潜像をトナー像として可視化する装置である。ブラック現像装置51はブラック(K)トナー、マゼンタ現像装置52はマゼンタ(M)トナー、シアン現像装置53はシアン(C)トナー、イエロー現像装置54はイエロー(Y)トナーを用いて現像を行う。
本実施形態におけるYMCK現像ユニット50は、前述の4つの現像装置51、52、53、54を選択的に感光体20に対向するように、回転可能となっている。具体的には、このYMCK現像ユニット50は、軸50aを中心として回転可能な保持体55の4つの保持部55a、55b、55c、55dにそれぞれ4つの現像装置51、52、53、54が保持されており、保持体55の回転により、4つの現像装置51、52、53、54が相対位置関係を維持したまま、感光体20に選択的に対向するようになっている。
中間転写体61は、エンドレスベルト状の中間転写ベルト70を有し、この中間転写ベルト70は、で張架されており、駆動ローラ71の回転により、図1に示す矢印方向に、感光体20とほぼ同じ周速度にて回転駆動される。
一次転写ローラ60は、感光体20に形成された単色のトナー像を中間転写ベルト70に転写するための装置である。
中間転写ベルト70上には、ブラック、マゼンタ、シアン、イエローのうちの少なくとも1色のトナー像が担持され、例えばフルカラー画像の形成時に、ブラック、マゼンタ、シアン、イエローの4色のトナー像が順次重ねて転写されて、フルカラーのトナー像が形成される。本実施形態では、駆動ローラ71が、後述する二次転写ローラ80のバックアップローラとしても機能する。また、一次転写ローラ60、駆動ローラ71、従動ローラ72は、基体73によって支持されている。
二次転写ローラ80は、中間転写ベルト70上に形成された単色やフルカラーなどのトナー像を、紙、フィルム、布等の記録媒体Pに転写するための装置である。
定着装置90は、前記トナー像の転写を受けた記録媒体Pを加熱および加圧することにより、前記トナー像を記録媒体Pに融着させて永久像として定着させるための装置である。この定着装置90は、本発明のローラユニットを備えるものである。なお、定着装置90については、後に詳述する。
クリーニングユニット75は、一次転写ローラ60と帯電ユニット30との間で感光体20の表面に当接するゴム製のクリーニングブレード76を有し、一次転写ローラ60によって中間転写ベルト70上にトナー像が転写された後に、感光体20上に残存するトナーをクリーニングブレード76により掻き落として除去するための装置である。
搬送部88は、定着装置90によって一方の面に定着処理された記録媒体Pを挟持搬送する搬送ローラ対88A、88Bと、搬送ローラ対88A、88Bによって搬送される記録媒体Pを表裏反転しつつレジローラ86へ向け案内する搬送路88Cとを備えている。これにより、記録媒体の両面に画像形成する場合に、定着装置90によって一方の面に定着処理された記録媒体Pを表裏反転して二次転写ローラ80へ帰還させる。
次に、このように構成された画像形成装置10の動作を説明する。
まず、図示しないホストコンピュータからの指令により、感光体20、現像ユニット50に設けられた現像ローラ(図示せず)、および中間転写ベルト70が回転を開始する。そして、感光体20は、回転しながら、帯電ユニット30により順次帯電される。
感光体20の帯電された領域は、感光体20の回転に伴って露光位置に至り、露光ユニット40によって、第1色目、例えばイエローYの画像情報に応じた潜像が前記領域に形成される。
感光体20上に形成された潜像は、感光体20の回転に伴って現像位置に至り、イエロー現像装置54によってイエロートナーで現像される。これにより、感光体20上にイエロートナー像が形成される。このとき、YMCK現像ユニット50は、イエロー現像装置54が、前記現像位置にて感光体20と対向している。
感光体20上に形成されたイエロートナー像は、感光体20の回転に伴って一次転写位置(すなわち、感光体20と一次転写ローラ60との対向部)に至り、一次転写ローラ60によって、中間転写ベルト70に転写(一次転写)される。このとき、一次転写ローラ60には、トナーの帯電極性とは逆の極性の一次転写電圧(一次転写バイアス)が印加される。なお、この間、二次転写ローラ80は、中間転写ベルト70から離間している。
前述の処理と同様の処理が、第2色目、第3色目および第4色目について繰り返して実行されることにより、各画像信号に対応した各色のトナー像が、中間転写ベルト70に重なり合って転写される。これにより、中間転写ベルト70上にはフルカラートナー像が形成される。
一方、記録媒体Pは、給紙トレイ82から、給紙ローラ84、レジローラ86によって二次転写ローラ80へ搬送される。
中間転写ベルト70上に形成されたフルカラートナー像は、中間転写ベルト70の回転に伴って二次転写位置(すなわち、二次転写ローラ80と駆動ローラ71との対向部)に至り、二次転写ローラ80によって記録媒体Pに転写(二次転写)される。このとき、二次転写ローラ80は中間転写ベルト70に押圧されるとともに二次転写電圧(二次転写バイアス)が印加される。
記録媒体Pに転写されたフルカラートナー像は、定着装置90によって加熱および加圧されて記録媒体Pに融着される。その後、記録媒体Pは、排紙ローラ対87によって画像形成装置10の外部へ排出される。
一方、感光体20は一次転写位置を経過した後に、クリーニングユニット75のクリーニングブレード76によって、その表面に付着しているトナーが掻き落とされ、次の潜像を形成するための帯電に備える。掻き落とされたトナーは、クリーニングユニット75内の残存トナー回収部に回収される。
記録媒体の両面に画像形成する場合には、定着装置90によって一方の面に定着処理された記録媒体Pを一旦排紙ローラ対87により挟持した後に、排紙ローラ対87を反転駆動するとともに、搬送ローラ対88A、88Bを駆動して、当該記録媒体Pを搬送路88Cを通じて表裏反転して二次転写ローラ80へ帰還させ、前述と同様の動作により、記録媒体Pの他方の面に画像を形成する。
≪定着装置≫
ここで、定着装置90を図2ないし図4に基づいて詳細に説明する。
定着装置90は、図2に示すように、互いに圧接回転する1対の定着ローラ(第1のローラ)91および加圧ローラ(第2のローラ)92と、定着ローラ91を加熱するためのヒータ93と、定着ローラ91の温度を検知するための温度検知体94と、定着ローラ91から定着後の記録媒体を分離するための分離部材95と、定着ローラ91および加圧ローラ92のそれぞれの周面の一部を覆うカバー96とを有している。
この定着装置90は、定着ローラ91および加圧ローラ92の圧接により形成されるニップ部Nに対し、図2にて下方から、未定着像を担持する記録媒体がニップ部Nへ搬送され、前記記録媒体を加熱および加圧することにより、前記未定着像を前記記録媒体に定着させる。本実施形態では、ニップ部Nに搬送される記録媒体は定着ローラ91側に未定着像を担持している。
定着ローラ91は、円筒状をなし、その軸線まわりに回転可能となっている。
また、定着ローラ91は、図2および図3に示すように、円柱状をなす金属製の基部(芯金)91Aと、基部91Aの外周面を覆う弾性層91Bと、弾性層91Bの外周面を覆う離型層91Cとを有している。
特に、定着ローラ91は、図3および図4に示すように、弾性層91Bの端面上に設けられたカバー層91Dを有する。このカバー層91Dは、弾性層91Bの端面の露出を防止する露出防止手段を構成する。このようなカバー層91Dが弾性層91Bの端面上に設けられていると、弾性層91Bを構成する材料に含まれる低分子量成分が弾性層91Bの端面から漏出するのを防止することができる。なお、カバー層91Dについては、後に詳述する。
このような定着ローラ91を用いると、弾性層91Bの弾性により、ニップ部Nの幅を大きいものとし、優れた定着性を発揮しつつ、低分子量成分が画像形成装置10内で画像形成プロセスに悪影響を与えるのを防止して、高品位な画像を得ることができる。例えば、弾性層91Bがシリコンゴムで構成されている場合、低分子量シロキサンが弾性層91Bの端部から漏れ出し、低分子量シロキサンが帯電ユニット30に付着して帯電性能を低下させるのを防止することができる。
以下、基部91A、弾性層91B、離型層91C、カバー層91Dを順次詳細に説明する。
基部91Aは、円筒状をなし、例えば鉄やアルミニウム合金などの金属で構成されている。このような基部91Aの外周面上をその全周に亘って覆うように弾性層91Bが形成されている。
弾性層91Bの構成材料としては、特に限定されないが、例えば、天然ゴム、イソプレンゴム、ブタジエンゴム、スチレン−ブタジエンゴム、ニトリルゴム、クロロプレンゴム、ブチルゴム、アクリルゴム、エチレン−プロピレンゴム、ヒドリンゴム、ウレタンゴム、シリコンゴム、フッ素ゴムのような各種ゴム材料(特に加硫処理したもの)や、スチレン系、ポリオレフィン系、ポリ塩化ビニル系、ポリウレタン系、ポリエステル系、ポリアミド系、ポリブタジエン系、トランスポリイソプレン系、フッ素ゴム系、塩素化ポリエチレン系等の各種熱可塑性エラストマーが挙げられ、これらのうちの1種または2種以上を混合して用いることができる。これらの中でも、弾性層91Bの構成材料としては、例えば、シリコンゴム、EPDM、フッ素ゴムなどを好適に用いることができる。
また、弾性層91Bの厚さは、後述する加圧ローラ92の弾性層92Bの厚さより小さいのが好ましい。より具体的には、弾性層91Bの厚さとしては、特に限定されないが、例えば、0.1〜3mmであるのが好ましく、0.5〜1.5mmであるのがより好ましい。これにより、図2に示すように、加圧ローラ92側が凹湾曲面をなすようなニップ部Nを確実に形成することができる。
このような弾性層91Bの外周面をその全周に亘って覆うように離型層91Cが形成されている。また、定着ローラ91の軸線方向において、離型層91Cの長さは、弾性層91Bの長さとほぼ同じになっていて、これらの両端面同士の位置がほぼ一致するようになっている。
また、離型層91Cの厚さは、10〜80μmであるのが好ましく、20〜50μmであるのがより好ましい。これにより、離型層91Cに必要な強度を保ちつつ、弾性層91Bの弾性を十分に発揮させることができる。
また、離型層91Cの構成材料としては、例えば、PTFE、PFAなどを好適に用いることができる。
また、離型層91Cは、弾性層91Bの外周面に接合してなるチューブ状部材であるのが好ましい。これにより、離型層91Cの耐久性を優れたものとし、長期使用により離型層91Cが損傷して定着ローラ91の外表面から低分子量成分が漏れ出すのを防止することができる。
このような離型層91Cの端面付近と基部91Aとの間をシールするように、前述した弾性層91Bの端面上にカバー層91Dが設けられている。
本実施形態では、離型層91Cとカバー層91Dとは別体として形成され、基部91Aの軸線方向にて離型層91Cの端面の位置と弾性層91Bの端面の位置はほぼ一致している。すなわち、カバー層91Dは、離型層91Cと別体として形成され、弾性層91Bの端面を覆う機能を有し、露出防止手段を構成する。これにより、定着ローラ91の製造工程において、カバー層91Dを比較的簡単に形成することができる。
また、カバー層91Dは、弾性層91Bの端面上から離型層91Cの外周面上にまで延びていて、カバー層91Dと離型層91Cとは重なり範囲をもって設けられている。これにより、カバー層91Dの耐久性をより優れたものとすることができる。その結果、低分子量成分の漏出を長期に亘りより確実に防止することができる。
また、カバー層91Dの構成材料としては、低分子量成分の漏出を防止することができるものであれば、特に限定されず、各種有機材料や各種無機材料を用いることができるが、弾性および耐熱性を有するものを好適に用いることができる。より具体的には、カバー層91Dの構成材料としては、例えば、PFA、FEP、フッ素ゴム等を用いることができる。
また、カバー層91Dは、蒸着法、スパッタ、スプレー塗装、ディッピング等の成膜法により成膜された膜であるのが好ましい。これにより、カバー層91Dの耐久性をより優れたものとすることができる。その結果、低分子量成分の漏出を長期に亘りより確実に防止することができる。なお、離型層91Cとカバー層91Dとは接着等により接合されていてもよい。
このような定着ローラ(第1のローラ)91はヒータ93により加熱されるため加圧ローラ(第2のローラ)92に比べて高温となりやすい。したがって、定着ローラ91を本発明の定着用ローラとすると、本発明の効果が顕著となる。
このような定着ローラ91の内部空間には、ハロゲンヒータ等のヒータ93が配設されている。
また、このような定着ローラ91の外周面に対し、例えばサーミスタのような温度検知体94が接触または近接して設けられている。このような温度検知体94によって検知された温度に基づき、図示しない制御手段により、定着ローラ91の外表面が目標温度となるように、前述したヒータ93の駆動が制御される。
加圧ローラ92は、円筒状または円柱状をなし、その軸線まわりに回転可能となっているとともに、定着ローラ91に圧接している。
また、加圧ローラ92は、図2および図3に示すように、円柱状をなす金属製の基部(芯金)92Aと、基部92Aの外周面を覆う弾性層92Bと、弾性層92Bの外周面を覆う離型層92Cとを有している。
このような加圧ローラ92の離型層92Cは、弾性層92Bの端面側まで延出して形成され、その延出した延出部92Dが、弾性層92Bの端面の露出を防止する露出防止手段を構成している。
このように、加圧ローラ92も本発明の定着用ローラである。すなわち、本実施形態では、定着ローラ91および加圧ローラ92の双方が本発明の定着用ローラである。これにより、前述したような本発明の効果を加圧ローラ92においても発揮し、本発明の効果をより顕著なものとすることができる。
以下、より具体的に加圧ローラ92を説明する。なお、以下の加圧ローラ92の説明において、前述した定着ローラ91と同様の事項に関しては、その説明を省略する。
加圧ローラ92の軸線方向での長さは、定着ローラ91の軸線方向での長さよりも小さくなっている。すなわち、定着ローラ91の軸線方向での長さは、加圧ローラ92の軸線方向での長さよりも大きくなっている。これにより、定着ローラ91のカバー層91Dと加圧ローラ92の外周面との接触を防止して、定着ローラ91のカバー層91Dの耐久性を優れたものとすることができる。また、定着ローラ91のカバー層91Dにより定着ローラ91の端部の弾性と定着ローラ91の他の部分の弾性とが異なってしまっても、当該端部が定着に寄与しないので、定着性が悪化するのを防止することができる。
また、定着ローラ91の軸線方向での長さは加圧ローラ92の軸線方向での長さよりも大きくなっていると、前述したように定着ローラ91の離型層91Cとカバー層91Dとを別体としても、カバー層91D(特に、カバー層91Dと離型層91Cとの接合部)に対し加圧ローラ92との接触による無理な力がかからないので、カバー層91Dの耐久性を優れたものとすることができる。
また、定着ローラ91の軸線方向での長さは加圧ローラ92の軸線方向での長さよりも大きくなっていると、前述した定着ローラ91のカバー層91Dが成膜法により形成されたコーティングのようなもので構成され、カバー層91Dの弾性が低くても、カバー層91Dに対し加圧ローラ92の外表面との接触による無理な力がかからないので、カバー層91Dの耐久性を優れたものとすることができる。
加圧ローラ92において、基部92Aの軸線方向にて離型層92Cの端部は弾性層92Bの端面より延出し、その延出した延出部92Dが基部92A側に向け収束して露出防止手段を構成している。
これにより、加圧ローラ92の露出防止手段の耐久性をより優れたものとすることができる。その結果、低分子量成分の漏出を長期に亘りより確実に防止することができる。特に、このように露出防止手段が離型層92Cと一体となっているため、加圧ローラ92の露出防止手段が定着ローラ91の外周面に接触しても、本発明の効果を長期に亘り発揮することができる。また、加圧ローラ92の外周面を滑らかな1つの面とすることができるので、加圧ローラ92の端部と定着ローラ91の外周面との接触により定着ローラ91の外周面が損傷するのを防止することができる。
また、図3および図4に示すように、加圧ローラ92において、弾性層92Bの端部の外径がその端面に向け漸減している。これにより、加圧ローラ92の端部と定着ローラ91の外周面との接触圧力を低減することができる。そのため、加圧ローラ92の端部と定着ローラ91の外周面との接触により定着ローラ91の外周面が損傷するのを防止することができる。
以上説明したような定着装置を備える画像形成装置10は、低分子量成分が画像形成装置10内で画像形成プロセスに悪影響を与えるのを防止して、高品位な画像を得ることができる。
<第2実施形態>
本発明の第2実施形態を図5に基づき説明する。以下、第2実施形態について、前述した第1実施形態との違いを中心に説明し、同様の事項についてはその説明を省略する。
図5は、本実施形態の定着ローラおよび加圧ローラを説明するための図である。
本実施形態の定着装置は、定着ローラおよび加圧ローラのそれぞれの端部の構成が異なる以外は、第1実施形態の定着装置と同様である。
本実施形態にかかる定着ローラ91’は、カバー層91’Dが、弾性層91Bの端面上から弾性層91Bの外周面上にまで延びていて、カバー層91’Dと離型層91’Cとは重なり範囲をもって設けられている。すなわち、カバー層91’Dの一部が離型層91’Cと弾性層91Bとの間で、これらにより挟持されている。このような構成によっても、カバー層91’Dの耐久性をより優れたものとすることができる。
一方、本実施形態にかかる加圧ローラ92’は、延出部92Dを固定するためのリング状の固定部材92Eが設けられている。これにより、より確実に、長期に亘り低沸点成分の漏出を防止することができる。
また、本実施形態では、この固定部材92Eの外径が基部92Aの外径よりも小さくなっている。これにより、定着時における弾性層92Bの弾性変形を固定部材92Eが阻害するのを防止することができる。
以上説明したような第2実施形態においても、前述した第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
<第3実施形態>
本発明の第3実施形態を図6に基づき説明する。以下、第3実施形態について、前述した第1実施形態との違いを中心に説明し、同様の事項についてはその説明を省略する。
図6は、本実施形態の定着ローラおよび加圧ローラを説明するための図である。
本実施形態の定着装置は、定着ローラおよび加圧ローラのそれぞれの端部の構成が異なる以外は、第1実施形態の定着装置と同様である。
本実施形態にかかる定着ローラ91’’は、カバー層91’’Dが、弾性層91Bの端面上のみに設けられている。
一方、本実施形態にかかる加圧ローラ92’’は、基部92’Aの端部が弾性層92Bの端面から延出していて、その延出した部分にまで延出部92’Dが延びて形成されている。これにより、延出部92’Dにかかる力を低減して、より確実に、長期に亘り低沸点成分の漏出を防止することができる。
以上説明したような第3実施形態においても、前述した第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
以上、本発明について、好適な実施形態に基づいて説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、本発明の定着装置および画像形成装置を構成する各部は、同様の機能を発揮する任意のものと置換、または、その他の構成を追加することもできる。
また、本発明の定着用ローラを定着装置に設ける場合、前述した実施形態では互いに圧接回転する定着ローラ(第1のローラ)および加圧ローラ(第2のローラ)の双方に本発明を適用したものについて説明したが、定着ローラおよび加圧ローラのうちの少なくとも一方が本発明の定着用ローラであれば、本発明の効果を発揮することができる。
また、前述した実施形態では、定着ローラのほうが加圧ローラよりも長いものについて説明したが、加圧ローラのほうが定着ローラよりも長くてもよい。
また、前述した定着ローラの端部の構成を加圧ローラの端部に適用することができ、また、前述した加圧ローラの端部の構成を定着ローラの端部に適用することができる。また、第1〜3実施形態における定着ローラおよび加圧ローラの端部の各構成を組み合わせてもよい。
本発明の第1実施形態にかかる画像形成装置を示す全体構成の模式的断面図である。 図1に示す画像形成装置に備えられた定着装置の好適な実施形態を示す模式的断面図である。 図2におけるA−A線断面図である。 図3に示す定着装置に備えられた第1のローラおよび第2のローラの端部の構成を説明するための部分拡大図である。 本発明の第2実施形態にかかる定着装置に備えられた第1のローラおよび第2のローラの端部の構成を説明するための部分拡大図である。 本発明の第3実施形態にかかる定着装置に備えられた第1のローラおよび第2のローラの端部の構成を説明するための部分拡大図である。
符号の説明
10‥‥‥画像形成装置 20‥‥‥感光体 30‥‥‥帯電ユニット 40‥‥‥露光ユニット 50‥‥‥現像ユニット 50a‥‥‥軸 51‥‥‥ブラック現像装置 52‥‥‥マゼンタ現像装置 53‥‥‥シアン現像装置 54‥‥‥イエロー現像装置 55‥‥‥保持体 55a〜55d‥‥‥保持部 60‥‥‥一次転写ローラ 61‥‥‥中間転写体 70‥‥‥中間転写ベルト 71‥‥‥駆動ローラ 72‥‥‥従動ローラ 73‥‥‥基体 75‥‥‥クリーニングユニット 76‥‥‥クリーニングブレード 80‥‥‥二次転写ローラ 82‥‥‥給紙トレイ 84‥‥‥給紙ローラ 86‥‥‥レジローラ 87‥‥‥排紙ローラ対 88A、88B‥‥‥搬送ローラ対 88C‥‥‥搬送路 90‥‥‥定着装置 91、91’、91’’‥‥‥定着ローラ(第1のローラ) 92、92’、92’’‥‥‥加圧ローラ(第2のローラ) 91A、92A、92’A‥‥‥基部 91B、92B‥‥‥弾性層 91C、91’C、92C‥‥‥離型層 91D、91’D、91’’D‥‥‥カバー層 92’D‥‥‥延出部 92E‥‥‥固定部材 93‥‥‥ヒータ 94‥‥‥温度検知体 95‥‥‥分離部材 96‥‥‥カバー N‥‥‥ニップ部 P‥‥‥記録媒体

Claims (15)

  1. 記録媒体に担持された未定着像を該記録媒体に定着させる定着処理に用いる定着用ローラであって、
    円筒状または円柱状をなす基部と、
    前記基部の外周面上に設けられた弾性層と、
    前記弾性層の外周面上に設けられた離型層と、
    前記弾性層の端面の少なくとも一方の端面の露出を防止する露出防止手段とを有することを特徴とする定着用ローラ。
  2. 前記離型層は、前記弾性層の外周面に接合してなるチューブ状部材である請求項1に記載の定着用ローラ。
  3. 前記離型層は、前記弾性層の端面側まで延出して形成され、その延出した部分が前記露出防止手段を構成している請求項2に記載の定着用ローラ。
  4. 前記離型層と別体として形成され、前記弾性層の端面を覆うカバー層を有し、該カバー層が前記露出防止手段を構成する請求項2に記載の定着用ローラ。
  5. 前記カバー層と前記離型層とは重なり範囲をもって設けられている請求項4に記載の定着用ローラ。
  6. 前記カバー層は、成膜法により成膜された膜である請求項4または5に記載の定着用ローラ。
  7. 互いに圧接回転する第1のローラおよび第2のローラと、前記第1のローラを加熱するヒータとを有し、未定着像を担持する記録媒体を前記第1のローラと第2のローラとの間に通過させながら加圧・加熱することにより、前記未定着像を前記記録媒体に定着させる定着装置であって、
    前記第1のローラおよび前記第2のローラのうちの少なくとも一方は、請求項1ないし5のいずれかに記載の定着用ローラであることを特徴とする定着装置。
  8. 前記第1のローラが前記定着用ローラである請求項7に記載の定着装置。
  9. 前記第1のローラの軸線方向での長さは、前記第2のローラの軸線方向での長さよりも大きい請求項8に記載の定着装置。
  10. 前記第1のローラにおいて、前記離型層と別体として形成され、前記弾性層の端面を覆うカバー層を有し、該カバー層が前記露出防止手段を構成する請求項9に記載の定着装置。
  11. 前記第1のローラにおいて、前記離型層は、前記弾性層の外周面に接合してなるチューブ状部材であり、前記カバー層は、成膜法により成膜された膜である請求項10に記載の定着装置。
  12. 前記第1のローラおよび前記第2のローラの双方が前記定着用ローラである請求項8ないし11のいずれかに記載の定着装置。
  13. 前記第2のローラにおいて、前記離型層は、前記弾性層の外周面に接合してなるチューブ状部材であり、前記離型層は、前記弾性層の端面側まで延出して形成され、その延出した部分が前記露出防止手段を構成している請求項12に記載の定着装置。
  14. 前記第2のローラにおいて、前記弾性層の端部の外径がその端面に向け漸減している請求項12または13に記載の定着装置。
  15. 露光・帯電・転写・定着を含む一連の画像形成プロセスにより画像を記録媒体に形成する画像形成装置であって、
    請求項1ないし14のいずれかに記載の定着装置を備えることを特徴とする画像形成装置。
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JP2014185675A (ja) * 2013-03-22 2014-10-02 Fuji Xerox Co Ltd 搬送ロール、定着装置、画像形成装置
CN105278301A (zh) * 2014-07-07 2016-01-27 柯尼卡美能达株式会社 旋转体以及定影装置

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