JP2007099313A - 眼鏡用プラスチックレンズの保存方法、包装された眼鏡用プラスチックレンズ、および眼鏡用プラスチックレンズ包装体 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】分子中に環状構造を有する脂肪族ジイソシアネートと300〜2500の平均分子量を有するジオールとの反応生成物であるイソシアネート末端プレポリマー成分(A)と芳香族ジアミン成分(B)を含む成分を重合することによって得られた重合体を基材として有する眼鏡用プラスチックレンズを、少なくとも酸素の透過を抑制する材質からなり、不活性ガスが充填された包装材中に密閉保存する。
【選択図】図1
Description
[1] 下記成分(A)と下記成分(B)を含む成分を重合することによって得られた重合体を基材として有する眼鏡用プラスチックレンズを、少なくとも酸素の透過を抑制する材質からなり、不活性ガスが充填された包装材中に密閉保存することを特徴とする眼鏡用プラスチックレンズの保存方法。
成分(A):分子中に環状構造を有する脂肪族ジイソシアネートと300〜2500の平均分子量を有するジオールとの反応生成物であるイソシアネート末端プレポリマー
成分(B):一般式(I)で表される1種または2種以上の芳香族ジアミン(一般式(I)中、R1、R2およびR3はそれぞれ独立して、メチル基、エチル基、チオメチル基の何れかである)
[3] 前記包装材は、酸素透過度が0.5ml/m2・atm・24h以下であることを特徴とする[1]または[2]に記載の眼鏡用プラスチックレンズの保存方法。
[4] 前記包装材は水蒸気の透過を抑制する材質からなることを特徴とする[1]〜[3]のいずれかに記載の眼鏡用プラスチックレンズの保存方法。
[5] 前記包装材中に乾燥剤を配置することを特徴とする[1]〜[4]のいずれかに記載の眼鏡用プラスチックレンズの保存方法。
[6] 前記眼鏡用プラスチックレンズを、該レンズの光学面が包装材内面と接触しないように保持するレンズ保持部材によって保持した状態で、前記包装材中に配置した後、前記不活性ガスの充填を行うことを特徴とする[1]〜[5]のいずれかに記載の眼鏡用プラスチックレンズの保存方法。
[7] 前記レンズ保持部材は通気孔を有することを特徴とする[6]に記載の眼鏡用プラスチックレンズの保存方法。
[8] 前記包装材中への不活性ガスの充填は、前記包装材の開口部へ少なくとも1本のノズルを挿入し、該ノズルにより脱気とその後の不活性ガス注入を複数回繰り返した後、前記包装材の開口部を密閉することにより行われることを特徴とする[1]〜[7]のいずれかに記載の眼鏡用プラスチックレンズの保存方法。
[9] 前記包装材中への不活性ガスの充填は、前記包装材の開口部へ、レンズの中心部を挟んで所定の間隔をおいて挿入された2本のノズルによって行われることを特徴とする[8]に記載の眼鏡用プラスチックレンズの保存方法。
[10] 前記包装材中への不活性ガスの充填は、
前記密閉前の包装材をチャンバー内に設置し、
前記チャンバー内を脱気し、
前記チャンバー内に不活性ガスを充填し、次いで
前記包装材の開口部を密閉することにより行われることを特徴とする[1]〜[7]のいずれかに記載の眼鏡用プラスチックレンズの保存方法。
[11] 前記不活性ガス充填後のチャンバー内の圧力が、大気圧より小さくなるように該チャンバー内の圧力を調整することを特徴とする[10]に記載の眼鏡用プラスチックレンズの保存方法。
[12] 前記眼鏡用プラスチックレンズは、前記基材上にハードコート膜、反射防止膜、および撥水膜からなる群から選ばれる少なくとも1つを有する[1]〜[11]のいずれかに記載の眼鏡用プラスチックレンズの保存方法。
[13] 下記成分(A)と成分(B)を含む成分を重合することによって得られた重合体を基材として有している眼鏡用プラスチックレンズであって、少なくとも酸素の透過を抑制する材質からなり、不活性ガスが充填された包装材中に密閉封入されていることを特徴とする包装された眼鏡用プラスチックレンズ。
成分(A):分子中に環状構造を有する脂肪族ジイソシアネートと300〜2500の平均分子量を有するジオールとの反応生成物であるイソシアネート末端プレポリマー
成分(B):一般式(I)で表される1種または2種以上の芳香族ジアミン(一般式(I)中、R1、R2およびR3はそれぞれ独立して、メチル基、エチル基、チオメチル基の何れかである)
成分(A):分子中に環状構造を有する脂肪族ジイソシアネートと300〜2500の平均分子量を有するジオールとの反応生成物であるイソシアネート末端プレポリマー
成分(B):一般式(I)で表される1種または2種以上の芳香族ジアミン(一般式(I)中、R1、R2およびR3はそれぞれ独立して、メチル基、エチル基、チオメチル基の何れかである)
本発明は、下記成分(A)と下記成分(B)を含む成分を重合することによって得られた重合体を基材として有する眼鏡用プラスチックレンズを、少なくとも酸素の透過を抑制する材質からなり、不活性ガスが充填された包装材中に密閉保存することを特徴とする眼鏡用プラスチックレンズの保存方法に関する。
成分(B):一般式(I)で表される1種または2種以上の芳香族ジアミン(一般式(I)中、R1、R2およびR3はそれぞれ独立して、メチル基、エチル基、チオメチル基の何れかである)
そこで本発明では、密閉された包装材内の酸素濃度の目標値を予め設定しておくことが好ましい。目標値を設定しておけば、包装材内の酸素濃度が目標値に達するように窒素充填を行えばよいので、作業効率を高めることができる。具体的には、例えば包装材内の酸素濃度を3.5体積%以下にすると黄変度(ΔYI値)を低く抑えることができるため好ましい。なお、包装材中の酸素濃度は0%に近いほど好ましいが、実用上、高純度の窒素ガス(純度99.9999%)の不純物としての酸素濃度は0.00001%以下であるので、この値を下限値とすることができる。
図1は、眼鏡用プラスチックレンズを包装袋に収納する直前の状態を示す外観斜視図、図2は同包装袋にレンズを収納した状態を示す外観斜視図、図3は図2のI−I線断面図である。
レンズ包装袋1の大きさは、レンズを収納するために必要な十分な大きさであればよく、収容するレンズの大きさに応じて設定することができる。図1に示すレンズ包装袋は、長方形の袋に形成されている。この長方形形状の一辺には、包装するレンズを入れるための開口部を有し、残り3辺は閉じて袋状に形成されている。
なお、アルミ箔など金属箔層を備えたレンズ包装袋は、酸素透過度がほぼ0ml/m2・atm・24hであることができるのでより好ましい。
レンズ保護シートは、レンズと包装袋が摺れることにより生じる傷を防止するためのシートであり、例えば、和紙や不織布などからなる柔軟性を有する材料からなるシートを用いることができる。後述する包装袋内の脱気および窒素ガス充填時の包装袋内の気体の流動性を妨げないように通気性を有する材料を用いることが好ましい。図1に示す態様では、和紙からなる細長い長方形状のシートを用い、2つに折りにしたときに、その内面でレンズの光学面を覆うサイズのものを使用している。
図1に示すレンズ包装袋中に収容されるレンズ2は、好ましくは、凸面と凹面を有するメニスカスレンズで、両面が光学的に仕上げられ、必要に応じて、基材上にハードコート膜、反射防止膜、撥水膜などを設けた製品として完成したレンズである。以下、両面が光学的に仕上げられたレンズをフィニッシュレンズといい、必要な表面処理も施されたフィニッシュレンズを製品レンズという。
図4は、ノズルを介して包装袋内の脱気、窒素ガス充填を行い、その後包装袋開口部を熱圧着によりシールするノズル式真空・ガス置換包装機の概略図であり、(a)は概略断面図、(b)は概略平面図である。
このノズル式真空・ガス置換包装機401は、ノズルにより脱気・窒素ガス充填を行う際に、包装袋の開口部を密閉保持する機能と窒素ガス充填完了後に包装袋の開口部を熱圧着する機能とを有する密閉保持手段と、包装袋内の脱気および窒素ガス充填を行う脱気ガス充填手段と、包装工程中に包装袋を載置するための作業台440とを有する。
前記密閉保持手段は、シール台420と、シール台上に昇降可能に構成された押圧バー430と、この押圧バー430を昇降させる図示しない駆動手段とを有している。シール台420には、その上面側に、弾性材料からなる細長い直線状の下側弾性バー421と、細長い直線状のヒーターである下側シールヒーター422とが平行に並んで配置されている。押圧バー430には、その下面側に、弾性材料からなる細長い直線状の上側弾性バー431と、細長い直線状のヒーターである上側シールヒーター432とが平行に並んで配置されている。前記下側弾性バー421と上側弾性バー432、下側シールヒーター422と上側シールヒーター432は、それぞれ押圧バー430が下降してシール台420に接近したときに対向するように配置されている。
上記押圧バー430の駆動、シールヒーター422、432の加熱、ノズル411の駆動、バルブ413の動作、真空ポンプの動作等は図示しない制御部により制御されており、シール温度やシール時間、真空ポンプの吸引力や吸引時間、ガス充填圧力や充填時間、脱気とガス充填の回数などを任意に設定できる。
なお、図4に示す態様では上下両方にヒーターを有しているが、片方だけヒーターを設け、もう片方はヒーター機能を有さない受け板にしてもよい。
図5は、前記したようなノズル式真空・ガス置換包装機を用いた場合の包装工程の流れを示す図である。
まず、レンズ2を、レンズ保護シート3でレンズの両光学面を覆うようにして挟み、レンズ包装袋1に開口部14より挿入する(図1、図5のS1)。
次に、図4に示すノズル式真空・ガス置換包装機401のノズル411が下側弾性バー412と下側シールヒーター422を横切る位置まで前方に移動している状態で、レンズ包装袋1の開口部14にノズル411を挿入するとともに、開口部14のシールしたい部分を下側シールヒーター422の位置に合わせるようにレンズ包装袋1を作業台440の上に配置する(図4(a)、図5のS2)。そしてこの状態で押圧バー430を降下させノズル411ごと上下の弾性バー421、431で包装袋開口部14を上下から挟んで密閉する。この状態でノズル411を真空ポンプ414に連結し袋内の空気を脱気する(図5のS3)。なお、この時包装袋がレンズ表面に完全に密着してしわが固定されないように弱く吸引するように吸引時間、吸引圧力を設定する。こうすることにより、包装袋の膨張と収縮を繰り返すことによってしわ部分やレンズに強く当たる部分の包装フィルムが破損しリークの原因になることを防止できる。具体的には、吸引力は、(大気圧−15kPa)以下、より好ましくは(大気圧−10kPa)以下にすることが好ましい。なお、このように弱く吸気した場合、ガス置換率が低くなるため、本発明では脱気と窒素ガス注入を複数回繰り返すことにより、包装袋の破損を抑えつつガス置換率を高めることが好ましい。
前述の包装方法1は、ノズル式の真空・ガス置換包装装置を用いて窒素ガスを充填した例である。次に、チャンバー式の真空・ガス置換包装装置を用いてレンズ包装袋に窒素ガスを充填する包装方法2について説明する。なお、使用するレンズ、包装袋、保護シートについては、包装方法1と同じなので説明を省略する。
図6は、チャンバー内にレンズ包装袋を入れ、チャンバー内を脱気し、次いで窒素ガス充填した後にチャンバー内で包装袋開口部を熱圧着によってシールすることにより、包装袋内に窒素ガスを充填するチャンバー式真空・ガス置換包装機の概略断面図である。
このチャンバー式真空・ガス置換包装機501は、チャンバー540と、チャンバー540内を脱気および窒素ガス充填する脱気・ガス充填手段と、包装袋の開口部を熱圧着するシール手段と、チャンバー内に配置された包装袋を載置するための作業台544とを有する。
チャンバー内に窒素ガスを供給するためにチャンバー本体541に取り付けられたガス供給ノズル511と、
チャンバー内を真空にするための吸気口としてチャンバー本体541に設けられた脱気用ポート516と、
脱気ポート516に流路を介して連結される減圧手段としての真空ポンプ514と、
ガス供給ノズル511に流路を介して連結される不活性ガス供給手段としての窒素ガス発生装置515と、
脱気ポート516と真空ポンプ514とをつなぐ流路途中に設けられたバルブ512と、
ガス供給ノズル511と窒素ガス発生装置515とをつなぐ流路途中に設けられたバルブ513と
を有する。
なお、図6に示す態様では上下両方にヒーターを設けているが、片方だけをヒーターにし、もう片方はヒーター機能を有さない受け板にしてもよい。
図7は、前記したようなチャンバー式真空・ガス置換包装機を用いた場合の包装工程の流れを示す図である。
まず、レンズ2を、レンズ保護シート3でレンズの両光学面を覆うようにして挟み、レンズ包装袋1に開口部14より挿入する(図1、図7のS21)。
次に、レンズ包装袋1の開口部14がガス供給ノズル511の先端を向いた状態で、開口部14のシールしたい部分を下側シールヒーター522の位置に合わせるようにレンズ包装袋1を作業台544の上に配置し、上蓋542を閉じる(図6、図7のS22)。そしてこの状態で脱気用ポート516と真空ポンプ414を連結し、チャンバー内の空気を脱気する(図7のS23)。チャンバー内の脱気が終了したらガス供給ノズル511と窒素ガス発生装置515を連結し、ノズル511より窒素ガスをチャンバー内に充填する(図7のS24)。この窒素ガス充填では、密閉後大気中でレンズ包装袋が膨らんでかさばらないように、包装袋の膨らみが包装袋の最大容量の5〜90%、より好ましくは10〜70%の範囲内になるようにチャンバー内の窒素ガスの圧力を設定する。チャンバー内の窒素ガスの圧力を大気圧より低く設定すると、包装袋が密封時より膨らまないので、かさばらないという点で好ましい。なお、チャンバー内の真空圧およびチャンバー内に充填する窒素ガスの圧力、チャンバー内の酸素濃度は包装後の包装袋内の酸素濃度が3.5体積%以下になるように設定するとより好ましい。
なお、チャンバー内の酸素濃度を測定するための酸素濃度計を設置し、酸素濃度が所定の値以下になっているか測定することもできる。この場合、酸素濃度計によりモニタリングしながら、所定の酸素濃度以下になるように窒素ガスの供給や脱気を制御してもよい。
チャンバー内の窒素ガス充填が終了したら、ヒーター押圧手段530により昇降部531を押し下げ、加熱された上下シールヒーター422、432でレンズ包装袋の開口部を挟み熱圧着する(図7のS25)。熱圧着が完了したら昇降部531を上方に移動させて上蓋を開けて包装物品を取り出し包装を完了する(図2、図3、図7のS26)。
前述の包装方法1、2は、製品レンズを包装するために好適な方法である。次に、光学的に仕上げられていない面を有するレンズ(以下、レンズブランクという)を包装するために好適な包装方法を、図8〜12に基づき説明する。
図9は、レンズ保持部材によって保持された眼鏡用プラスチックレンズをレンズ包装袋に収納する直前の状態を示す外観斜視図、図10は同包装袋にレンズを収納した状態を示す外観斜視図、図11は図10のII−II線断面図、図8はレンズ保持部材の正面図である。
図9に示すように、レンズ202の周縁端面(周囲側面)には、レンズ保持部材220が接着状態で巻きつけられている。このレンズ保持部材220を取り外して展開すると、図8に示すように、長形の薄片状部材(以下長形薄片という)となっている。以下の説明では、図9に示す使用状態をレンズ保持部材といい、図8に示す使用前の展開したものを長形薄片ということとする。この長形薄片は可撓性を有しており、その長さLは、少なくともレンズの円周の長さを有し、さらに必要に応じて円周の長さより大きいことが好ましい。また、長さLがレンズの円周の長さよりも大きい場合には、レンズ保持部材として使用するときに重ね合わせ部が形成される。この重ね合わせ部の長さは、後述する切り目が使える範囲内で、適宜設定することができる。
図12(a)は、縦長の孔からなる通気孔223を複数設けた例である。この孔の上下方向の幅W2をレンズ縁面の厚さ幅より大きくすることによりレンズ縁面の上下に通気用の開口が形成される。
図12(b)は上下それぞれに開口する溝からなる通気溝224を設けた例である。この場合は包装袋内を吸気したときにレンズ包装袋の内面と完全に密着しないような深さおよび幅の溝を形成することにより、気体の流動を妨げることなくガス置換を効率的に行うことができる。なお、この場合は溝の開口部と包装袋が密着したときに包装袋が傷つかないように溝の開口部は丸めておくと良い。
レンズブランクスは、受注内容にある程度対応できるように研磨しろや研削しろを確保しているため、フィニッシュレンズよりも厚さが厚く、重量も重い。そのため、図1に示すようなレンズ包装袋では、包装袋が傷つき、一部が破れたり、孔が開いたりしやすい。特にアルミ箔層を有するガスバリア性フィルムの場合、ピンホールと呼ばれる微小の孔が生じてしまう場合がある。破れた部分や孔(ピンホール)などができてしまうと、そこから外気が入ってきてしまうため、包装袋中の酸素濃度が増加してしまう。そこで、本態様では、肉厚のレンズブランクスにも対応できるように、図9〜13に示すような、レンズ保持部材を用いてレンズを保持し、レンズ保持部材ごとレンズを収容可能な形状のレンズ包装袋を使用する。
後述するガスバリア性フィルムの一方の表面には、熱圧着性を有する層が形成されており、その面を内側にして両端の熱圧着性層を対向させて重ね合わせて熱圧着によりシールして、背貼りシール部218を形成し筒状にする。そしてこの背貼りシール部218の左右に折込部(マチ部)216を形成し、一方の開口部を熱圧着によりシールして底辺シール部217を形成する。レンズ包装袋の幅はレンズ保持部材の幅(レンズ直径方向)と同程度か少し大きい寸法とすることができる。また、折込部216の伸ばした状態での幅は、前記レンズ保持部材の幅(レンズ厚さ方向)と同程度か、それより少し大きい寸法とすることができる。レンズ包装袋の長さ(底辺シール部217から開口部214までの長さ)は、レンズ保持部材の外形より長い寸法にすることが好ましい。このようにすると、脱気や窒素注入の際にノズルを包装袋内に挿入する場合でも、ノズルが、レンズ保持部材に当たらずに吸引しやすい。また、内容物の厚さが厚い場合、内容物との間に所定の間隔(例えば3〜5cm)をあけてシールしなければならない場合がある。そのようにシールした場合、レンズ保持部材に保持されたレンズは、レンズ包装袋内で長さ方向に余裕があるため、レンズ包装箱に入れるときにはレンズをレンズ包装袋の底側に寄せた状態で開口シール部側を折り曲げて入れる場合がある。このようにレンズ包装袋を折り曲げる場合でも、包装袋内に充填されている窒素の量を少なくしておけば、膨らんでしまう心配がない。
レンズ包装袋は、少なくとも酸素の透過を抑制する材質からなり、好ましくは、酸素、窒素および水蒸気の透過率の低い材質からなる。包装方法3に好適なレンズ包装袋の酸素透過度、窒素透過度および水蒸気透過度については、先に包装方法1について述べたとおりである。
図19は、図9および図13に示すレンズ包装袋201に用いられているガスバリア性フィルム230の一部断面図である。このガスバリア性フィルム230は、材質が異なる複数の薄膜が積層した複合フィルムからなり、レンズ包装袋として形成されたときに最も内側に位置する第1層目の内部保護層230A、第2層目の内部層230B、第3層目の金属箔層230C、第4層目の外部保護層230Dの4つの層を順次ラミネートすることにより形成されている。
まず、図9に示すように、レンズブランクスの周囲にレンズ保持部材220を巻きつける。この時、通気孔222がレンズ縁面によって塞がれないようにレンズ保持部材を貼り付ける。そして、このレンズ保持部材が取り付けられたレンズをレンズ包装袋201に入れる。その後の脱気、窒素ガス充填、開口部のシールの手順は、包装方法1または包装方法2と同様の方法で行うことができる。なおこのガゼットタイプの包装袋の場合は折込部があるため、上下両方のシールヒーターで熱圧着するとより好ましい。
なお、包装方法3ではレンズ保持部材によりレンズを保持しているため、レンズ表面とレンズ包装袋内面とが密着するおそれは少ないが、強く吸引するとレンズ包装袋とレンズ保持部材とが密着してしわ寄った状態で固まってしまう場合がある。従って、この場合においても、そのようにならない程度の低い吸引力で脱気することが好ましい。なおこの場合は、包装袋の膨らみが包装袋の最大容量の10〜70%の範囲内になるように窒素ガスを充填することが好ましい。これは後述するとおりレンズ包装袋の上端側を折り曲げたときに袋が膨らんでかさばらないようにするためである。
次に、図14〜16に基づき、カップ状に形成されたガスバリア性のレンズ包装容器にレンズを収容し、このレンズ包装容器の開口部をガスバリア性のフィルムでシールする例(包装方法4)について説明する。この例も、レンズブランクの包装に適した包装方法の例である。
以下各構成について説明する。なお、レンズについては、前述の包装方法3と同じなので説明を省略する。また、レンズ保持部材としては、通気孔を有していない点が異なるだけでその他の構成は同じである。
なお、本態様では、包装材中の水分を除去するために乾燥剤を入れている。乾燥剤は、レンズの光学的に仕上げられていない凹面側に配置している。なお、前記包装方法1〜3においても、包装袋内に乾燥剤を配置することができる。その場合の乾燥剤の配置位置は、包装方法1、2においては、レンズの凹面側のレンズ保護シートとレンズ包装袋との間が好ましい。また、包装方法3においては、包装方法4の場合と同様、レンズの光学的に仕上げられていない凹面側に配置することが好ましい。
包装方法3と同様の方法で、レンズをレンズ保持部材により保持する。次にレンズの凹面側に乾燥剤304を載せ、凸面を下向きにしてレンズ包装容器に入れる。そして、レンズ包装容器内の空気を窒素ガスに置換した状態で上面の開口に上面シールフィルムを載せ熱圧着によりシールする。なお、包装機としては、カップ内の気体を窒素ガスに置換する機能と上面の開口の全周囲を熱圧着する機能を有する市販のカップ状容器用の包装機を使用することができる。このようなカップ状容器用包装機においてカップ状容器内の気体を窒素ガスに置換する方法としては、真空チャンバー内でカップ状容器にレンズを入れた状態で真空にした後にチャンバー内に窒素ガスを充填して開口部をシールするチャンバー方式と、レンズを入れたカップ状容器に窒素ガスを吹き付けた後に開口部をシールするガスフラッシュ方式がある。ガス置換率の点では、チャンバー方式が好ましい。
このように包装された状態の斜視図を図15に示す。またそのIII−III線断面図を図16に示す。図16に示すように、レンズの凸面はレンズ保持部材により容器と接触しないように保持されている。乾燥剤304は凹面側に位置している。なお、上記の例では乾燥剤304をレンズ凹面上に配置したが、乾燥剤を予め上面シールフィルムの内側に取り付けておいても良い。また、上記の例では、レンズ保持部材によって保持したレンズをレンズ包装容器に入れているが、従来のレンズ保持容器と同様に、包装容器自体にレンズの光学面に空間を設けるように保持する機構を設けることによりレンズ保持部材を省略しても良い。
本発明の眼鏡用プラスチックレンズの保存方法は、下記成分(A)と下記成分(B)とを重合することによって得られた重合体を基材として有する眼鏡用プラスチックに適用されるものである。
成分(A):分子中に環状構造を有する脂肪族ジイソシアネートと300〜2500の平均分子量を有するジオールとの反応生成物であるイソシアネート末端プレポリマー
成分(B):一般式(I)で表される1種または2種以上の芳香族ジアミン(一般式(I)中、R1、R2およびR3はそれぞれ独立して、メチル基、エチル基、チオメチル基の何
れかである)
成分(A)
成分(A)は、分子中に環状構造を有する脂肪族ジイソシアネートと300〜2500の平均分子量を有するジオールとの反応生成物であるイソシアネート末端プレポリマーである。上記イソシアネート末端プレポリマーの一方の原料であるジイソシアネートが、分子中に環状構造を有する脂肪族ジイソシアネートであることで、プレポリマー製造時、または重合時の反応コントロールが容易になり、かつ、適度な弾性を有する成形体を得ることができる。さらに、高耐熱性と良好な機械特性を有する成形体を得ることができるという利点もある。
ジオールの平均分子量が300以上であれば、高い靭性を有する成形体を得ることができ、2500以下であれば、適度な硬度を有し、良好な形状を保持できる成形体を得ることができる。上記平均分子量は、好ましくは、400〜1000である。
成分(B)は、前記一般式(I)で表される1種または2種以上の芳香族ジアミンである。一般式(I)中のR1、R2およびR3はそれぞれ独立して、メチル基、エチル基、チオメチル基の何れかである。R1、R2およびR3が上記置換基であることで、結晶性を抑制しかつ他成分との相溶性を高めることができる。また、これらの置換基がないか、あるいは数が少ないと結晶性が高く取り扱いにくくなり、他の置換基の場合には、他の成分との相溶性が悪くなり得られる材料の透明性が低下するおそれがある。
(実施例1)
(1−a)プラスチックレンズの製造
平均分子量400のポリテトラメチレングリコールと4,4'−メチレンビス(シクロヘキシルイソシアネート)からなるイソシアネート基含有率が13%であるイソシアネート末端プレポリマー100質量部に、あらかじめモノブトキシエチルアシッドホスフェート0.024質量部およびジ(ブトキシエチル)アシッドホスフェート0.036質量部を添加し、均一に溶解させ、脱泡した。次に、3,5−ジエチル−2,4−トルエンジアミンと3,5−ジエチル−2,6−トルエンジアミンの混合物25.5質量部を60〜70℃で均一に混合し、短時間に高速にて攪拌した。さらに攪拌直後の混合物をレンズ成型用ガラス型に注入し、120℃で15時間加熱重合させ、プラスチックレンを得た。得られたレンズのサイズは、レンズ径70mm、中心肉厚7mm、凸面及び凹面の曲率半径は約100mm、レンズ重量40gであった。
上記(1−a)で製造したレンズを、前述の包装方法1によって包装した。ただし、レンズ包装袋は、酸素透過度、窒素透過度がそれぞれほぼ0ml/m2・atm・24hであり、水蒸気透過度がほぼ0g/m2・24hであるガスバリア性フィルムを用いて製造した。このガスバリア性フィルムは複合フィルムからなり、レンズ包装袋として形成されたときに最も内側に位置する第1層が低密度ポリエチレン(30μm)、第2層がポリエチレン(20μm)、第3層がアルミニウム箔(7μm)、第4層がポリエチレン(13μm)、第5層がポリエチレンテレフタレート(12μm)からなる。包装袋の外形寸法は折り返し部の長さが約10cm、側片シール部の長さが約11cmである(側辺シール部のシール幅は約1cm、開口シール部のシール幅は約1cmである)。また、レンズ保護シートとしては、和紙製のシートを使用した。また、真空・ガス置換包装機としては、富士インパルス株式会社製のノズル式真空・ガス置換包装機(V−402)を使用した。また、包装機のノズルは2本からなり、レンズの中心部挟んで間隔をおいて配置し、一方のノズルからの脱気と他方ノズルからの窒素ガス注入を交互に行うことにより窒素ガスの充填を行った。また、ノズル式真空・ガス置換包装機の不活性ガス供給手段としては、高純度の窒素ガスが充填されたボンベを使用し、その窒素ガスの純度は99.999%以上、不純物としての酸素含有量は5ppm以下、露点は−60℃以下であった。
前記方法で包装したレンズを65℃の大気中に保管し、黄変度を測定した。
黄変度(ΔYI値)の測定は、JIS K7103−1977に規定されているプラスチック黄色度および黄変度試験方法に準じて測定した。
測定結果を図17に示す。
なお、図17中、後述する比較例1のYI値が、実際に室温で1年間保管したときのYI値と一致する経過時間を、相当年1年とした。なお、YI0の値は、1.1、測定に使用した装置は日立分光光度計U−4100である。また、各測定時のレンズの視感透過率は87.4〜88.1%の範囲内であり、YI値の変化に対して大きな変化は見られなかった。また、各測定時のレンズ包装袋内の酸素濃度は約3%であった(測定装置:飯島電子工業株式会社製食品用微量酸素分析計RO−102)。
実施例1と同様の方法で製造したレンズを、実施例1と同じ和紙からなるレンズ保護シートで包み、紙製の包装袋(密封されていない)に入れ、実施例1と同様に黄変度を測定した。その結果を図17に示す。
実施例1と同様の方法で製造したレンズを、実施例1と同じ和紙からなるレンズ保護シートで包み、大気中で開口部をシールし、実施例1と同様に黄変度を測定した。その結果を図17に示す。
図17に示すように、相当年3年の状態を比較すると、実施例1(窒素ガス充填、ガスバリア包装)はYI値変化量が約0.3であったのに対し、比較例1(非密封包装)は約4.1、比較例2(空気充填、ガスバリア包装)は約3.2であった。また、実施例1は5年相当の保管でもYI値変化量が約0.7であった。
以上の結果からわかるように、ガスバリア性フィルムからなる包装袋に窒素ガスを充填した状態でレンズを密封したものは、黄変が非常に少ないことがわかる。また、比較例2の大気中でガスバリア性の包装袋に入れて密封したものは、比較例1の従来の包装より黄変は少ないが、実施例1より、黄変がかなり大きいことわかる。これはレンズ包装時に同封された空気中の酸素が黄変に影響しているためであると考えられる。
(2−a)プラスチックレンズの製造
実施例1(1−a)と同様の方法によりプラスチックレンズを製造した。
上記(2−a)で製造したレンズを、実施例1(1−b)と同様の方法により包装した。ただし、脱気と窒素ガス置換の回数、吸引力などを変化させ、異なる酸素濃度(3〜10%)の包装体を作成した。
前記方法で包装したレンズを実施例1と同様に65℃の雰囲気中で相当年5年間保管した後、前記(1−c)と同様の方法で黄変度を測定した。なお、YI0の値は、1.1、測定に使用した装置は日立分光光度計U−4100である。また、各測定時のレンズの視感透過率は87.0〜87.8%の範囲内であり、YI値の変化に対して大きな変化は見られなかった。また、各測定時のレンズ包装袋内の酸素濃度は飯島電子工業株式会社製食品用微量酸素分析計RO−102を用いて測定した。
上記黄変度の測定により、酸素濃度が3.5体積%以下のものは5年相当の保管でもΔYI値は1以下になり、ペアリング上支障がないレベルに黄変を抑えることができることがわかった。
Claims (14)
- 前記不活性ガスは窒素ガスである請求項1に記載の眼鏡用プラスチックレンズの保存方法。
- 前記包装材は、酸素透過度が0.5ml/m2・atm・24h以下であることを特徴とする請求項1または2に記載の眼鏡用プラスチックレンズの保存方法。
- 前記包装材は水蒸気の透過を抑制する材質からなることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の眼鏡用プラスチックレンズの保存方法。
- 前記包装材中に乾燥剤を配置することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の眼鏡用プラスチックレンズの保存方法。
- 前記眼鏡用プラスチックレンズを、該レンズの光学面が包装材内面と接触しないように保持するレンズ保持部材によって保持した状態で、前記包装材中に配置した後、前記不活性ガスの充填を行うことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の眼鏡用プラスチックレンズの保存方法。
- 前記レンズ保持部材は通気孔を有することを特徴とする請求項6に記載の眼鏡用プラスチックレンズの保存方法。
- 前記包装材中への不活性ガスの充填は、前記包装材の開口部へ少なくとも1本のノズルを挿入し、該ノズルにより脱気とその後の不活性ガス注入を複数回繰り返した後、前記包装材の開口部を密閉することにより行われることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の眼鏡用プラスチックレンズの保存方法。
- 前記包装材中への不活性ガスの充填は、前記包装材の開口部へ、レンズの中心部を挟んで所定の間隔をおいて挿入された2本のノズルによって行われることを特徴とする請求項8に記載の眼鏡用プラスチックレンズの保存方法。
- 前記包装材中への不活性ガスの充填は、
前記密閉前の包装材をチャンバー内に設置し、
前記チャンバー内を脱気し、
前記チャンバー内に不活性ガスを充填し、次いで
前記包装材の開口部を密閉することにより行われることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の眼鏡用プラスチックレンズの保存方法。 - 前記不活性ガス充填後のチャンバー内の圧力が、大気圧より小さくなるように該チャンバー内の圧力を調整することを特徴とする請求項10に記載の眼鏡用プラスチックレンズの保存方法。
- 前記眼鏡用プラスチックレンズは、前記基材上にハードコート膜、反射防止膜、および撥水膜からなる群から選ばれる少なくとも1つを有する請求項1〜11のいずれか1項に記載の眼鏡用プラスチックレンズの保存方法。
- 下記成分(A)と成分(B)を含む成分を重合することによって得られた重合体を基材として有している眼鏡用プラスチックレンズであって、少なくとも酸素の透過を抑制する材質からなり、不活性ガスが充填された包装材中に密閉封入されていることを特徴とする包装された眼鏡用プラスチックレンズ。
成分(A):分子中に環状構造を有する脂肪族ジイソシアネートと300〜2500の平均分子量を有するジオールとの反応生成物であるイソシアネート末端プレポリマー
成分(B):一般式(I)で表される1種または2種以上の芳香族ジアミン(一般式(I)中、R1、R2およびR3はそれぞれ独立して、メチル基、エチル基、チオメチル基の何れかである)
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