JP2007099271A - 自動二輪車 - Google Patents

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Abstract

【課題】ユニットスイング式エンジンと後輪側ディスクブレーキとを備えた自動二輪車において、ディスクブレーキ全体の振動を小さく抑える。
【解決手段】自動二輪車は、車体と、Vベルト式自動変速機を内蔵して成る伝動ケースを有するユニットスイング式エンジンと、リヤクッション19と、ハブを有する後輪16と、後輪16を回転自在に支持する後車軸17と、ハブに取り付けられたブレーキディスク25と、後車軸17の一端部を回転自在に支持するとともに伝動ケースに取り付けられたブラケット28と、ブラケット28に取り付けられたブレーキキャリパ26とを備えている。車体の前後方向に関して、リヤクッション19の下端部は後車軸17よりも後方に位置し、かつ、ブレーキキャリパ26の中心は後車軸17よりも前方に位置している。
【選択図】図2

Description

本発明は、ユニットスイング式エンジンと後輪側ディスクブレーキとを備えた自動二輪車に関する。
下記特許文献1に開示されているように、ディスクブレーキは、車輪のハブに取り付けられたブレーキディスクをブレーキキャリパに組み込まれたプレーキパッドで挟み付け、そのとき発生する摩擦力によって所要の制動力を得るものである。
実公平3−27033号公報
本発明の目的は、ディスクブレーキ全体の振動を小さく抑えることができる自動二輪車を提供することである。
本発明に係る自動二輪車は、車体と、Vベルト式自動変速機を内蔵して成る伝動ケースを有し、かつ、前記車体に対して揺動自在に支持されたユニットスイング式エンジンと、リヤクッションと、ハブを有する後輪と、前記後輪を回転自在に支持する後車軸と、前記ハブに取り付けられたブレーキディスクと、前記後車軸の一端部を回転自在に支持するとともに、前記伝動ケースに取り付けられたブラケットと、前記ブレーキディスクを挟み込むブレーキパッドを有し、前記ブラケットに取り付けられたブレーキキャリパと、を備え、車体の前後方向に関して、前記リヤクッションの下端部は前記後車軸よりも後方に位置し、かつ、前記ブレーキキャリパの中心は前記後車軸よりも前方に位置するものである。
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1はスクータ型自動二輪車の側面図、図2は同スクータ型自動二輪車の後輪部分側面図、図3は図2のA−A線拡大断面図、図4は支持部材の底面図である。
図1に示すスクータ型自動二輪車1においては、その車体前方上部にヘッドパイプ2が位置しており、該ヘッドパイプ2内にはステアリング軸3が回動自在に挿通している。そして、このステアリング軸3の上端にはハンドル4が結着され、同ステアリング軸3の下端にはフロントフォーク5が結着されており、該フロントフォーク5の下端部には前輪6が前車軸7によって回転自在に軸支されている。
又、前記ヘッドパイプ2の上下からはメインパイプ8とダウンチューブ9が車体後方に向かって斜め下方に延出した後、折り曲げられて車体後方に向かって斜め上方に延び、これらの後端部はラグ10によって連結されている。そして、ラグ10からはシートレールフレーム11が車体後方に向かって延設されている。
一方、12はハンドル4の後方に配されたタンデム型のシートであり、該シート12の下方には動力ユニットとしてのユニットスイング式エンジン13が設けられている。このユニットスイング式エンジン13は、駆動源としてのエンジン14と不図示のVベルト式自動変速機及び動力伝達機構を内蔵して成る伝動ケース15とを一体化して構成され、伝動ケース15はエンジン14の一側から車体後方に延び、その後端部には後輪16が後車軸17によって回転自在に軸支されている。
而して、ユニットスイング式エンジン13は、その前側上部がリンク部材18を介して前記ラグ10に揺動自在に支持されており、その後端上部は後輪16と共にリヤクッション19を介して前記シートレールフレーム11に支持されている。
尚、図1において、20は燃料タンク、21はリヤキャリア、22はバックレストであり、車体の周囲は樹脂製の車体カバー23によって覆われている。
ところで、本実施の形態に係るスクータ型自動二輪車1においては、後輪16の制動手段として油圧式のディスクブレーキが採用されており、このディスクブレーキ装置は、後輪16のハブ16aの端面に複数のボルト24(図3には1本のみ図示)によって取り付けられたブレーキディスク25と該ブレーキディスク25を不図示のブレーキパッドで挟み込むブレーキキャリパ26を含んで構成されている。
尚、図示しないが、ブレーキキャリパ26には、シリンダと、該シリンダ内に摺動自在に嵌装されたピストンと、該ピストンによって前記ブレーキディスク25に押圧されて該ブレーキディスク25を両側から挟み込むブレーキパッドが設けられており、図2に示すようにブレーキキャリパ26には油圧ホース27が接続されている。
ここで、本発明に係るブレーキキャリパ26の取付構造を図2及び図3に基づいて説明する。
図2において、28は前記ユニットスイング式エンジン13の伝動ケース15に取り付けられたブラケットであり、このブラケット28には図3に示すように前記後車軸17の端部がボールベアリング29を介して回転自在に支持されている。
そして、図2に示すように、上記ブラケット28の上部には上方が開口する逆門型の支持部材30が3点a,b,cにおいてボルト31によって取り付けられており、この支持部材30の前後両端にブレーキキャリパ26がボルト32によって取り付けられている。尚、図2において、33は排気マフラーである。
ところで、図4に示すように、支持部材30の取付点a,b,cには前記ボルト31が螺合するネジ孔30a,30b,30cが形成されているが、これらのネジ孔30a〜30cの深さ方向中心(取付点a,b,cの幅方向中心)のうち中央のネジ孔30cの深さ方向中心が他の2つのネジ孔30a,30bのそれに対して外側方にeだけオフセットしている。
而して、本実施の形態では上記支持部材30のボルト31によるブラケット28への取付点を3点a,b,cとするとともに、中央の取付点cを両端の取付点aとbを結ぶ直線Lから下方へオフセットした位置に配置している。この結果、ブレーキキャリパ26の取付剛性が高められてこれの振れが小さく抑えられ、ブレーキキャリパ26の振れに伴うブレーキパッドの摩耗やシェイクバック等の各種不具合の発生が効果的に防がれる。
又、ブレーキキャリパ26の取付剛性が高められると該ブレーキキャリパ26の取付部の固有振動数が高められて共振の発生が防がれるため、ディスクブレーキ全体の振動が小さく抑えられる。
尚、以上では特にスクータ型自動二輪車について述べたが、本発明は他の自動二輪車をもその適用対象に含むことは勿論である。
スクータ型自動二輪車の側面図である。 スクータ型自動二輪車の後輪部分側面図である。 図2のA−A線拡大断面図である。 支持部材の底面図である。
符号の説明
1 スクータ型自動二輪車(自動二輪車)
26 ブレーキキャリパ
30 支持部材
31 ボルト
a,b,c 取付点

Claims (3)

  1. 車体と、
    Vベルト式自動変速機を内蔵して成る伝動ケースを有し、かつ、前記車体に対して揺動自在に支持されたユニットスイング式エンジンと、
    リヤクッションと、
    ハブを有する後輪と、
    前記後輪を回転自在に支持する後車軸と、
    前記ハブに取り付けられたブレーキディスクと、
    前記後車軸の一端部を回転自在に支持するとともに、前記伝動ケースに取り付けられたブラケットと、
    前記ブレーキディスクを挟み込むブレーキパッドを有し、前記ブラケットに取り付けられたブレーキキャリパと、を備え、
    車体の前後方向に関して、前記リヤクッションの下端部は前記後車軸よりも後方に位置し、かつ、前記ブレーキキャリパの中心は前記後車軸よりも前方に位置する自動二輪車。
  2. 前記ブレーキキャリパに接続された油圧ホースと、
    前記ブラケットにおける前記後車軸よりも前方の位置に設けられ、前記油圧ホースを支持する支持具と、
    を備えている請求項1に記載の自動二輪車。
  3. 側面視において前記ブレーキキャリパと重なる排気マフラーを備えている請求項1に記載の自動二輪車。
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