JP2007099130A - フロアコンソールのリッド開閉構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】コンソールリッドの開閉操作を容易にし、かつ後方スペースを少なくでき、更にコスト低減を図り得るようにする。
【解決手段】コンソールリッド16は、支持アーム42、第1アーム44および第2アーム46により、コンソール本体10に開閉可能に取り付けられる。第1アーム44は、一端がコンソール本体10に回動可能に連結されると共に、他端が支持アーム42の所要位置に回動可能に連結される。第2アーム46は、第1アーム44からコンソールリッド16の開放方向側へ所要間隔離間した位置で、一端がコンソール本体10に回動可能に連結されると共に、他端が支持アーム42の所要位置に回動可能に連結される。第1アーム44が第1基準停止位置から一方向へのみ回動する一方、第2アーム46が第2基準停止位置を挟んで往復回動することで、コンソールリッド16が開放位置へ姿勢変位する。
【選択図】図1
【解決手段】コンソールリッド16は、支持アーム42、第1アーム44および第2アーム46により、コンソール本体10に開閉可能に取り付けられる。第1アーム44は、一端がコンソール本体10に回動可能に連結されると共に、他端が支持アーム42の所要位置に回動可能に連結される。第2アーム46は、第1アーム44からコンソールリッド16の開放方向側へ所要間隔離間した位置で、一端がコンソール本体10に回動可能に連結されると共に、他端が支持アーム42の所要位置に回動可能に連結される。第1アーム44が第1基準停止位置から一方向へのみ回動する一方、第2アーム46が第2基準停止位置を挟んで往復回動することで、コンソールリッド16が開放位置へ姿勢変位する。
【選択図】図1
Description
本発明は、フロアコンソールのリッド開閉構造に関し、更に詳細には、物品収納部を画成したコンソール本体の上部に配設したコンソールリッドを、該物品収納部を閉成する閉成位置および開放する開放位置とに姿勢変位させ得るフロアコンソールのリッド開閉構造に関するものである。
セダンタイプやステーションワゴンタイプ等の自動車では、車内における前部座席間(運転席と助手席との間)のフロアに、例えば図8に例示するようなフロアコンソールが設置されている。このフロアコンソールFCは、インジェクション成形部材である合成樹脂製のコンソール本体10を主体とし、このコンソール本体10には上方へ開口する物品収納部12が設けられており、身辺小間物を出し入れ可能に収納し得るようになっている。そしてコンソール本体10の上部には、物品収納部12の上部開口部14を開閉するコンソールリッド16が配設されており、このコンソールリッド16を姿勢変位させることで物品収納部12の上部開口部14を開閉することができる。なおコンソールリッド16は、その後端部がコンソール本体10に対して支軸形態のヒンジ部18を介してヒンジ連結され、このヒンジ部18をヒンジポイントとして回動する回動タイプとなっている。
なお、リッド開閉構造は、(a)図8に例示した回動タイプの他に、(b)コンソール本体10に設けたガイド溝に沿ってコンソールリッド16が前後方向へ移動するスライドタイプ(特許文献1)、(c)適宜のリンク機構等によりコンソール本体10に支持され、コンソールリッド16がコンソール本体10の後方側へ移動する傾動タイプ(特許文献2)、等が実用化されている。
特開2000−159251号公報
特開2000−52877号公報
ところで、前述した(a)の回動タイプの場合は、図8から明らかなように、略垂直姿勢となる開放位置までコンソールリッド16を開放させると、該コンソールリッド16の前端部が、その全長分に相当するだけ高い位置まで変位するようになる。このため、コンソールリッド16の開閉操作を行なう際には、上体を大きく捻って該コンソールリッド16の前端部を把持しなければならず、かつ開閉変位に伴って腕が上下に大きく移動するようになり、開閉操作が非常に厄介で窮屈な思いを強いられる問題を内在していた。
また、特許文献1に開示されている(b)のスライドタイプの場合は、後方側へスライドさせた際に、コンソールリッド16がコンソール本体10から後方へ大きく延出するようになり、後方スペースを大きく確保しておく必要がある。特に、後部座席を有する車両では、この後部座席に乗員が着座していた場合、後方へスライドさせたコンソールリッド16が該乗員の脚部に干渉してしまい、全開状態まで開放することが不可能となる問題を内在している。また、構造が複雑で多数の部品から構成されているため、組立工数増加および部品点数増加によるコストアップを招来する問題等も指摘できる。
更に、特許文献2に開示されている(c)の傾動タイプの場合は、特許文献1の場合と同様に、後方側へ傾動させた際に、コンソールリッド16がコンソール本体10から後方側へ大きく延出するようになり、前述した(b)のスライドタイプの場合と同様の問題を内在している。
そこで本発明では、コンソールリッドの開閉操作を容易にし、かつ後方スペースを少なくすることができ、更には少ない部品から構成することでコスト低減を図り得るようにしたフロアコンソールのリッド開閉構造を提供することを目的とする。
前記課題を解決し、所期の目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、
物品収納部を画成したコンソール本体の上部に配設したコンソールリッドを、該物品収納部を閉成する閉成位置および開放する開放位置とに姿勢変位させ得るフロアコンソールのリッド開閉構造において、
前記コンソールリッドから下方へ延出するよう配設されに支持アームと、
一端が前記コンソール本体に回動可能に連結されると共に、他端が前記支持アームの所要位置に回動可能に連結された第1アームと、
前記第1アームから前記コンソールリッドの開放方向側へ所要間隔離間した位置において、一端が前記コンソール本体に回動可能に連結されると共に、他端が前記支持アームの所要位置に回動可能に連結された第2アームとからなり、
前記コンソールリッドが前記閉成位置に姿勢変位した際の前記第1アームおよび第2アームの停止位置を、各々第1基準停止位置および第2基準停止位置とした場合、前記第1アームが前記第1基準停止位置から一方向へのみ回動する一方、前記第2アームが前記第2基準停止位置を挟んで往復回動することで、当該コンソールリッドが前記開放位置へ姿勢変位するよう構成したことを要旨とする。
物品収納部を画成したコンソール本体の上部に配設したコンソールリッドを、該物品収納部を閉成する閉成位置および開放する開放位置とに姿勢変位させ得るフロアコンソールのリッド開閉構造において、
前記コンソールリッドから下方へ延出するよう配設されに支持アームと、
一端が前記コンソール本体に回動可能に連結されると共に、他端が前記支持アームの所要位置に回動可能に連結された第1アームと、
前記第1アームから前記コンソールリッドの開放方向側へ所要間隔離間した位置において、一端が前記コンソール本体に回動可能に連結されると共に、他端が前記支持アームの所要位置に回動可能に連結された第2アームとからなり、
前記コンソールリッドが前記閉成位置に姿勢変位した際の前記第1アームおよび第2アームの停止位置を、各々第1基準停止位置および第2基準停止位置とした場合、前記第1アームが前記第1基準停止位置から一方向へのみ回動する一方、前記第2アームが前記第2基準停止位置を挟んで往復回動することで、当該コンソールリッドが前記開放位置へ姿勢変位するよう構成したことを要旨とする。
従って、請求項1に係る発明によれば、コンソールリッドの開閉動作を実現するためのリッド開閉機構が少ない部品から構成されるため、組立作業工数の減少および製造コストの低減を図り得る。しかも、リッド開閉機構が小型コンパクトに構成されるようになり、物品収納部の内部容積を小さくする必要等がない。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記第1アームは、前記第2アームより短く設定されていることを要旨とする。
従って、請求項2に係る発明によれば、コンソールリッドが、適切な位置およびタイミングで開閉方向への全体的な姿勢変位から回動的な姿勢変位へ移行するようになる。
従って、請求項2に係る発明によれば、コンソールリッドが、適切な位置およびタイミングで開閉方向への全体的な姿勢変位から回動的な姿勢変位へ移行するようになる。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の発明において、前記第1アームおよび第2アームが同一方向へ回動する間は、前記コンソールリッドがその開閉方向へ全体的に移動しながら姿勢変位し、前記第1アームおよび第2アームが異なる方向へ回動する間は、該コンソールリッドが主に回動的に姿勢変位することを要旨とする。
従って、請求項3に係る発明によれば、コンソールリッドがコンソール本体の外面に沿って姿勢変位するようになり、コンソールリッドとの干渉回避のためにコンソール本体の外面形状を変更する必要がない。しかも、コンソールリッドがコンソール本体から後方側へ大きく延出しないから、コンソール本体の後方側に大きなスペースを確保する必要がなく、特に後部座席を有する自動車においては、該後部座席に乗員が着座していたとしてもコンソールリッドの開閉動作に支障を来たすことがなくなる。更に、開放位置に姿勢変位したコンソールリッドの前端部の高さ位置が低くなるため、無理な姿勢を強いられることがなくなって該コンソールリッドの開閉操作を容易に行ない得るようになる。
従って、請求項3に係る発明によれば、コンソールリッドがコンソール本体の外面に沿って姿勢変位するようになり、コンソールリッドとの干渉回避のためにコンソール本体の外面形状を変更する必要がない。しかも、コンソールリッドがコンソール本体から後方側へ大きく延出しないから、コンソール本体の後方側に大きなスペースを確保する必要がなく、特に後部座席を有する自動車においては、該後部座席に乗員が着座していたとしてもコンソールリッドの開閉動作に支障を来たすことがなくなる。更に、開放位置に姿勢変位したコンソールリッドの前端部の高さ位置が低くなるため、無理な姿勢を強いられることがなくなって該コンソールリッドの開閉操作を容易に行ない得るようになる。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の何れかに記載の発明において、前記第1アームおよび第2アームは、前記コンソールリッドが前記開放位置へ姿勢変位した際に相互に当接し、該コンソールリッドのこれ以上の開放を規制することを要旨とする。
従って、請求項4に係る発明によれば、更に、開放位置へ姿勢変位したコンソールリッドはこの開放位置以上への開放が規制され、開放規制を図るためのリッド開放規制手段を別途装備する必要がない。
従って、請求項4に係る発明によれば、更に、開放位置へ姿勢変位したコンソールリッドはこの開放位置以上への開放が規制され、開放規制を図るためのリッド開放規制手段を別途装備する必要がない。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4の何れかに記載の発明において、前記第1基準停止位置に停止した前記第1アームと前記第2基準停止位置に停止した前記第2アームとは、前記コンソール本体のリッド載置面に対して垂直方向へ向いた姿勢となり、相互に平行状態となることを要旨とする。
従って、請求項5に係る発明によれば、閉成位置にあるコンソールリッドは、開放方向へのスライド的な姿勢変位のみならず、開放方向と反対方向へもスライド的に姿勢変位させることが可能となる。
従って、請求項5に係る発明によれば、閉成位置にあるコンソールリッドは、開放方向へのスライド的な姿勢変位のみならず、開放方向と反対方向へもスライド的に姿勢変位させることが可能となる。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の発明において、閉成位置にある前記コンソールリッドを、開放方向と反対方向へ変位させることにより、該コンソールリッドに設けた係止部を前記コンソール本体に設けた係止受部へ係止させ得ることを要旨とる。
従って、請求項6に係る発明によれば、コンソールリッドを閉成状態にロックすることができ、乗員が接触した場合や車体に作用した慣性力により、該コンソールリッドが不用意に開放することを防止できる。
従って、請求項6に係る発明によれば、コンソールリッドを閉成状態にロックすることができ、乗員が接触した場合や車体に作用した慣性力により、該コンソールリッドが不用意に開放することを防止できる。
本発明に係るフロアコンソールのリッド開閉構造によれば、コンソールリッドの開閉操作を容易に行なうことができ、かつ後方スペースが少なくともコンソールリッドの開閉が許容され、更には少ない部品点数で構成されるのでコスト低減を図り得る等の有益な効果を奏する。
次に、本発明に係るフロアコンソールのリッド開閉構造につき、最適な実施例を挙げて、添付図面を参照しながら以下説明する。
図2は、本実施例のリッド開閉構造を備えたフロアコンソールの概略構成を、コンソールリッドを閉成位置に停止させたもとで一部破断して示した部分側面図、図3は、図2のIII−III線断面図である。本実施例のフロアコンソールFCは、図8に例示した従来のフロアコンソールFCと同様に、上方に開口する物品収納部12を画成したコンソール本体10と、このコンソール本体10の上部に配設され、物品収納部12の上部開口部14を閉成する閉成位置および開放する開放位置とに姿勢変位可能なコンソールリッド16とを主要構成部品としている。また、コンソールリッド16は、後述するリッド開閉機構40によりコンソール本体10に取り付けられており、閉成位置に姿勢変位した際には、該コンソール本体10の上面に設けたリッド載置面15に略密着した状態で保持される(各図面では、コンソール本体10とコンソールリッド16との境界部分を明確に表示するため、若干の隙間を有した状態で表示している。)。
コンソール本体10は、例えばポリプロピレン(PP)等の合成樹脂素材からインジェクション成形された合成樹脂製の成形部材であって、外部意匠面を形成するアウター部材20と、このアウター部材20の後側部分の内部に設置されて前述した物品収納部12を画成するインナー部材22とから構成される。そして、図示省略したコンソール本体10の前側部分は、チェンジレバーやドリンクホルダ等の設置部とされ、その前端部分が図示しないインストルメントパネルの中央下部に連結されるようになる。また、アウター部材20とインナー部材22との間に画成された空間部、すなわちインナー部材22の左右両側に位置する空間部分24,24が、リッド開閉機構40を構成する各部材の収納スペースとなっている。なおアウター部材20は、デザイン性や成形技術等の規制により複数の構成部品を組み合わせて形成される場合もある。また、物品収納部12の上部開口部14における周囲が、前述したリッド載置面15となっている。
コンソールリッド16は、例えばポリプロピレン(PP)等の合成樹脂素材からインジェクション成形され、前述したリッド載置面15に整合し得る形状・サイズとされたリッド部材26と、このリッド部材26の外面(上面)に配設される弾力部材28と、この弾力部材28を被覆する表皮材30とから構成されたものが例示されている。すなわち、弾力部材28および表皮材30を配設することで触感向上および質感向上が図られ、閉成位置または後述するロック位置に保持されている状態で前部座席を利用する乗員のアームレストとして機能するようになっている。但し、コンソールリッド16は、アームレスト機能を具有する必要がない場合は、前述したリッド部材26だけで構成される場合もある。なお、リッド部材26の前端部には、リッド開閉操作時に指先を掛ける指掛部32が設けられている。
そして、このようなコンソールリッド16は、次のように構成されたリッド開閉機構40を利用して前述したコンソール本体10に取り付けられ、物品収納部12の上部開口部14を開閉するようになっている。すなわちリッド開閉機構40は、図1〜図3に例示したように、コンソールリッド16から下方へ延出するよう配設された支持アーム42と、この支持アーム42とコンソール本体10とを連結する第1アーム44と、同じく支持アーム42とコンソール本体10とを連結する第2アーム46とから構成されている。なお本実施例では、前述した支持アーム42、第1アーム44および第2アーム46からなるリンク機構が、インナー部材22を挟んで左右両側に1組ずつ配設されているが、何れも全く同一の構成となっているので同一部材には同一符号を付して説明する。
支持アーム42は、全体的な基本形状が略L字形状を呈した板状部材であって、その一端部分がリッド部材26における裏面の左右端縁に取り付けられており、コンソールリッド16から下方へ所要量延出し、かつ後方側へ延出した状態となっている。そして、リッド載置面15の左右に形成されたスリット状の挿通口34を介して前述した空間部分24へ突入収納され、コンソールリッド16の開閉動作の際に該挿通口34を移動するようになる。なお、支持アーム42に一体的に形成されて棒状の突部48は、図7に例示するように、コンソールリッド16が全開位置まで開放した状態において挿通口34へ臨むようになり、該挿通口34を塞ぐ蓋として機能する。
第1アーム44は、「I字形」を呈する所要長の帯板状部材であって、コンソール本体10を構成するインナー部材22の左右側面に固定された支持板36に一端が回動可能に連結されると共に、支持アーム42の略中間部分に他端が回動可能に連結されている。これにより、インナー部材22との連結部分が、コンソールリッド16の開閉動作時に移動しない第1固定連結ポイントP11となり、支持アーム42との連結部分が、該コンソールリッド16の開閉動作時に移動する第1移動連結ポイントP12となっている。そして、コンソールリッド16が物品収納部12を閉成する閉成位置に停止した状態(図2)では、第1固定連結ポイントP11の鉛直に第1移動連結ポイントP12が位置し、これが第1アーム44における基準停止位置、すなわち第1基準停止位置SP1となる。
第2アーム46は、「ヘ字形」を呈する所要長の帯板状部材であって、第1アーム44に対してコンソール本体10の後方側、すなわち第1アーム44からコンソールリッド16の開放方向側へ所要間隔離間した位置において、前述した支持板36に一端が回動可能に連結されると共に、支持アーム42の略後端部分に他端が回動可能に連結されている。これにより、インナー部材22との連結部分が、コンソールリッド16の開閉動作時に移動しない第2固定連結ポイントP21となり、支持アーム42との連結部分が、該コンソールリッド16の開閉動作時に移動する第2移動連結ポイントP22となっている。そして、コンソールリッド16が物品収納部12を閉成位置に停止した状態(図2)では、第2固定連結ポイントP21の鉛直に第2移動連結ポイントP22が位置し、これが第2アーム46における基準停止位置、すなわち第2基準停止位置SP2となる。
そして、第1アーム44の長さ(第1固定連結ポイントP11と第1移動連結ポイントP12との距離)は、第2アーム46の長さ(第2固定連結ポイントP21と第2移動連結ポイントP22との距離)よりも短く設定されている。また、第1基準停止位置SP1に停止した第1アーム44と第2基準停止位置SP2に停止した前記第2アーム46とは、図2および図4に例示したように、第1固定連結ポイントP11および第2固定連結ポイントP21の夫々に対して、第1移動連結ポイントP12および第2移動連結ポイントP22の夫々が鉛直(真下)に位置するから、何れのアームも実質的に平行状態となっている。換言すると、前述したリッド載置面15が水平となっていることから、第1基準停止位置SP1に停止した第1アーム44と第2基準停止位置SP2に停止した前記第2アーム46とは、該リッド載置面15に対して垂直方向へ向いた姿勢となり、従って相互に平行状態となっている。そして、第1固定連結ポイントP11と第2固定連結ポイントP21とが同一高さに設定されているため、第1移動連結ポイントP12が、第2移動連結ポイントP22よりも常に高い位置となるように設定されている。
従って、コンソールリッド16が閉成位置から開放位置へ開放変位するに際し、図1および図4に例示したように、第1アーム44が第1基準停止位置SP1から一方向(後上方)へのみ回動する一方、第2アーム46が第2基準停止位置SP2を挟んで振り子の如く往復回動するようになる。これによりコンソールリッド16は、後述すると共に図6および図7に例示するように、第1アーム44および第2アーム46が同一方向へ回動する間は、コンソール本体10の上方において開閉方向へ全体的に移動しながら姿勢変位し、これら第1アーム44および第2アームが異なる方向へ回動する間は、コンソール本体10の後方において主に回動的に姿勢変位するようになる。
換言すると、開放動作時のコンソールリッド16は、閉成位置から途中までは後方へ全体的に移動しながら姿勢変位した後に主に下方へ回動的に姿勢変位して、コンソール本体10との干渉が好適に回避される。また、閉成動作時のコンソールリッド16は、開放位置から途中までは主に上方へ回動的に姿勢変位した後に前方へ全体的に移動しながら姿勢変位して、コンソール本体10との干渉が好適に回避される。すなわち、開閉動作するコンソールリッド16は、コンソール本体10の外面に沿って姿勢変位するように該コンソール本体10に取り付けられているため、例えばコンソール本体10の上面後端縁部を丸く形成する等、コンソールリッド16との干渉回避のために該コンソール本体10の外面形状を変更する必要がない。
なお、本願で規定するコンソールリッド16の「開閉方向へ全体的に移動しながら姿勢変位する」とは、コンソール本体10の上方において、該コンソールリッド16が水平姿勢が保持されたままで移動する場合は勿論、該コンソールリッド16が前上がりの傾斜姿勢へ適宜姿勢変位されながら移動する場合も含む。
ここで、第2アーム46の回動方向が転換するタイミングは、図4に例示したように、第1アーム44の回動により第1固定連結ポイントP11と第2移動連結ポイントP22を結ぶ直線L上に、第1移動連結ポイントP12が到来した時点となる。すなわち、コンソールリッド16の開放動作時にあっては、第1移動連結ポイントP12が直線L上に到来するまで第1アーム44および第2アーム46が同一方向へ回動するので、コンソールリッド16は開放方向である後方へ全体的に移動しながら姿勢変位するようになり、第1移動連結ポイントP12が直線Lを通過した後は、第1アーム44が引続き同一方向へ回動すると共に第2アーム46が反対方向へ回動するため、コンソールリッド16は主に下方へ回動的に姿勢変位するようになる。
一方、コンソールリッド16の閉成動作時にあっては、第1移動連結ポイントP12が直線L上に到来するまで第1アーム44および第2アーム46が逆方向へ回動するので、コンソールリッド16は主に上方へ回動的に姿勢変位するようになり、第1移動連結ポイントP12が直線Lを通過した後は、第2アーム46と第1アーム44とが同一方向へ回動するため、コンソールリッド16は閉成方向である前方へ全体的に移動しながら姿勢変位するようになる。
そして、本実施例のリッド開閉機構40では、図3に例示したように、第1アーム44と第2アーム46とが、コンソール本体10の幅方向へオフセットすることなく配設されている(これにより図3では、第1アーム44と第2アーム46とが重なって図示されている)。このため、第1アーム44および第2アーム46は、図1および図4等に例示したように、コンソールリッド16が開放位置へ姿勢変位した際に相互に当接する構造となっている。これを図4を参照して説明すると、コンソールリッド16が開放するに際して相互に反対方向へ回動する第1アーム44と第2アーム46とは、コンソールリッド16が開放位置まで変位した時点で、該第1アーム46の先端と該第2アーム46の屈曲部分とが接触するようになり、第1アーム44はこれ以上の反時計方向への回動が規制される一方、第2アーム46はこれ以上の時計方向への回動が規制される。従ってコンソールリッド16は、第1アーム44および第2アーム46の両方が回動規制されるため、開放位置以上への開放変位が規制されるようになる。換言すると、本実施例のリッド開閉機構40は、リッド開放規制手段を別途装備することなく、第1アーム44および第2アーム46の相互接触による回動規制を利用して、コンソールリッド16の開放規制を図るようになっている。
また、本実施例のリッド開閉機構40では、前述したように、第1アーム44および第2アーム46が、何れも第1基準停止位置SP1および第2基準停止位置SP2において、コンソー本体10のリッド載置面15に対して実質的に垂直方向へ向いた姿勢となり、かつ相互に平行状態となっている。従って、閉成位置(図2)にあるコンソールリッド16は、開放方向とは反対方向である前方側(図2の左方向)へ若干量(例えば5〜10mm程度)だけスライド変位させることが可能である。すなわち、リッド載置面15に対し垂直姿勢にある第1アーム44および第2アーム46が前方側へ回動する場合、第1移動連結ポイントP12および第2移動連結ポイントP22は、図5に例示するように、水平前方へ略直線状(厳密には円弧状)に移動するため、コンソールリッド16は略水平前方へ移動するようになる。従って、例えばコンソールリッド16の前端部下面に鉤状の係止部50を設けると共に、コンソール本体10の対応位置に係止受部52を設けることにより、閉成位置から前方へスライドさせれば係止部50が係止受部52へ係止したロック状態となり、該コンソールリッド16の不用意な開放を防止し得るようになる。なお、係止部50が係止受部52に係止した位置を、ロック位置とする。
このような構成のリッド開閉機構40では、前述した第1アーム44および第2アーム46の長さおよび形状、配設間隔、第1基準停止位置SP1および第2基準停止位置SP2の設定等を変更することにより、コンソールリッド16の開閉態様を変更することが可能である。
(実施例の作用)
次に、本実施例に係るフロアコンソールのリッド開閉構造の作用について説明する。
次に、本実施例に係るフロアコンソールのリッド開閉構造の作用について説明する。
物品収納部12を閉成する場合は、図5に例示したように、指掛部32を把持しながらコンソールリッド16を前方側へ引くと、第1アーム44および第2アーム46が第1基準停止位置SP1および第2基準停止位置SP2よりも前方側へ夫々回動するため、コンソールリッド16はロック位置へ移動して係止部50が係止受部52に係止されるようになる。これにより、乗員の身体が触れたり、車両の急加速や急減速が発生して慣性力が作用しても、コンソールリッド16の不用意な開放が防止される。なおコンソールリッド16は、弾力性がある上面が上方を指向しているため、図示しない乗員席乗員のアームレストとして機能する。
そして、物品収納部12を開放する場合は、ロック位置に保持されているコンソールリッド16を、指掛部32を把持しながら後方側へ押す。これにより、第1アーム44および第2アーム46が第1基準停止位置SP1および第2基準停止位置SP2に向けて夫々回動するため、コンソールリッド16は図2に例示した閉成位置へスライド的に姿勢変位し、これにより係止部50と係止受部52との係合が解除される。
更に、閉成位置にあるコンソールリッド16を後方側へ押すようにすると、図6に例示するように、リッド開閉機構40における第1アーム44および第2アーム46が何れも後方側に向けて同一方向へ回動する。これによりコンソールリッド16は、後端部が略水平に後方へ移動すると共に前端部が若干上昇しつつ後方へ移動し、コンソール本体10の上方において、開放方向である後方へ全体的に移動しながら姿勢変位する。
そして、前述したように、開放動作途中に第2アーム46の回動方向が転換すると、第1アーム44と第2アーム46とが反対方向へ回動するようになる。これによりコンソールリッド16は、後端部が下方へ移動すると共に前端部が上昇しつつ後方へ移動し、コンソール本体10の後方において主に下方へ回動的に姿勢変位する。このときコンソールリッド16は、図7に例示したように、コンソール本体10の上面よりかなり下方に位置しかつ前方へ移動する第2移動連結ポイントP22を中心として回動変位するため、コンソール本体10の後方側へ沈み込みながら該コンソール本体10へ近接移動するようになる。従って、コンソールリッド16の開放動作に際して後端部の軌跡は、図7に1点鎖線で表示したようになり、後方側への突出量はコンソールリッド16の厚み分程度だけとなる。また、開放位置におけるコンソールリッド16の上端部の高さ位置は、図8に例示した従来の回動タイプのリッド開閉構造を採用した場合(破線表示)と比較すると、かなり低い位置となる。
そして、コンソールリッド16が開放位置まで変位すると、第1アーム44と第2アーム46とが相互に接触するため、該コンソールリッド16は開放位置から更に姿勢変位することが規制され、コンソール本体10との接触が回避されると共に、この開放位置に停止保持される。
一方、コンソールリッド16を閉成する場合は、開放位置に保持されている該コンソールリッド16を、指掛部32を把持しながら前方側へ引くようにする。これにより、リッド開閉機構40における第1アーム44が前方側へ回動し、第2アーム46が第1アーム44と反対方向の後方側へ回動するため、コンソールリッド16は、前端部が前方へ移動すると共に後端部が上方へ移動して主に上方へ回動的に姿勢変位するようになる。
コンソールリッド16が水平に近い姿勢となるタイミングで、第2アーム46の回動方向が転換し、第1アーム44と第2アーム46とが同一の前方側へ回動するようになる。これによりコンソールリッド16は、回動的な姿勢変位からスライド的な姿勢変位へ移行し、コンソール本体10の上方において、閉成方向である前方へ全体的に移動しながら姿勢変位する。そして、第1アーム44および第2アーム46が第1基準停止位置SP1および第2基準停止位置SP2へ夫々戻ると、コンソールリッド16は閉成位置へ到来する。更に、コンソールリッド16を前方側へ引くと、コンソールリッド16は前述したロック位置に移動する。
このように構成された本実施例のフロアコンソールのリッド開閉構造によれば、次のような作用効果を奏する。先ず、コンソールリッド16の開閉動作を実現するためのリッド開閉機構40が、コンソールリッド16に取り付けた支持アーム42と、この支持アーム42とコンソール本体10とを連結する第1アーム44および第2アーム46からなる少ない部品から構成されるため、組立作業工数の低減および部品製造コストの低減を図り得る。しかも、第1アーム44および第2アーム46は、比較的短く設定してもコンソールリッド16の開閉動作が適切に発現されるため、リッド開閉機構40が小型コンパクトに構成されるようになり、コンソール本体10を構成するアウター部材20とインナー部材22との間に画成された狭い空間部分24に収納することができ、物品収納部12の内部容積を小さくする必要等がない。
また、第2アーム46が第2基準停止位置SP2を挟んで往復回動するようになることで、コンソールリッド16の開閉動作においては、第1アーム44および第2アーム46が同一方向へ回動する間はコンソールリッド16が開閉方向へ全体的に移動しながら姿勢変位し、第1アーム44および第2アーム46が反対方向へ回動する間はコンソールリッド16が回動的に姿勢変位するようになる。従ってコンソールリッド16は、常にコンソール本体10の外面に沿って姿勢変位するようになり、コンソールリッド16との干渉回避のためにコンソール本体10の外面形状を変更する必要がない。しかも、コンソールリッド16がコンソール本体10から後方側へ大きく延出しないから、コンソール本体10の後方側に大きなスペースを確保する必要がなく、特に後部座席を有する自動車においては、該後部座席に乗員が着座していたとしてもコンソールリッド16の開閉動作に支障を来たすことが防止される。
また、開放位置へ姿勢変位したコンソールリッド16は、コンソール本体10の後方側へ沈み込むようになるため、該コンソールリッド16の前端部の高さ位置が、図8に例示した回動タイプの場合よりもかなり低くなる。従って、指掛部32を把持しながらの開閉操作を行なうに際し、上体を捻る度合がかなり軽減されて無理な姿勢を強いられることがなくなり、コンソールリッド16の開閉操作を容易に行ない得るようになる。
更に、開放位置へ姿勢変位したコンソールリッド16は、第1アーム44と第2アーム46とが接触して回動が規制されるため、開放位置以上への開放が規制される。従って、コンソールリッド16の開放規制を図るためのリッド開放規制手段を別途装備する必要がなく、これによるコストアップを招来しない。
一方、前記第1アーム44の長さを、前記第2アーム46の長さより短く設定したことにより、開閉方向へ全体的に移動する姿勢変位から回動的な姿勢変位への移行が早いタイミングで発現され、コンソールリッド16の移動量を適切にすることができる。更に、第1基準停止位置SP1に停止した第1アーム44および第2基準停止位置SP2に停止した第2アーム46が、リッド載置面15に対して実質的に垂直方向へ向いた姿勢で平行状態となっているため、閉成位置にあるコンソールリッド16は、後方側へスライド変位するばかりでなく、前方側へもスライド変位することが可能となる。これにより、コンソールリッド16を前方側へスライド変位させた際に係止部50を係止受部52に係合させるようにすれば、乗員が接触した場合や車体に作用した慣性力によりコンソールリッド16が不用意に開放することが防止できる。
なお、前述したように、リッド開閉機構40における第1アーム44および第2アーム46の長さおよび形状、両アーム44,46の配設間隔、第1基準停止位置SP1および第2基準停止位置SP2の設定等を変更することにより、コンソールリッド16の開閉態様を様々に変更することが可能である。例えば、第1アーム44を長めに設定した場合は、コンソール本体10の上方において全体的に姿勢変位するコンソールリッド16の移動量を大きくすることができる。また第2アーム46を長く設定した場合は、回動的に姿勢変位する際のコンソールリッド16の沈み込み量を大きくすることが可能である。
本発明に係るフロアコンソールのリッド開閉構造は、物品収納部を画成したコンソール本体の上部に配設したコンソールリッドを、該物品収納部を閉成する閉成位置および開放する開放位置とに姿勢変位させ得るようにするもので、フロアコンソールを装備する全ての自動車に好適に実施可能である。
10 コンソール本体,12 物品収納部,15 リッド載置面,
16 コンソールリッド,42 支持アーム,44 第1アーム,46 第2アーム,
50 係止部,52 係止受部,SP1 第1基準停止位置,SP2 第2基準停止位置
16 コンソールリッド,42 支持アーム,44 第1アーム,46 第2アーム,
50 係止部,52 係止受部,SP1 第1基準停止位置,SP2 第2基準停止位置
Claims (6)
- 物品収納部(12)を画成したコンソール本体(10)の上部に配設したコンソールリッド(16)を、該物品収納部(12)を閉成する閉成位置および開放する開放位置とに姿勢変位させ得るフロアコンソールのリッド開閉構造において、
前記コンソールリッド(16)から下方へ延出するよう配設されに支持アーム(42)と、
一端が前記コンソール本体(10)に回動可能に連結されると共に、他端が前記支持アーム(42)の所要位置に回動可能に連結された第1アーム(44)と、
前記第1アーム(44)から前記コンソールリッド(16)の開放方向側へ所要間隔離間した位置において、一端が前記コンソール本体(10)に回動可能に連結されると共に、他端が前記支持アーム(42)の所要位置に回動可能に連結された第2アーム(46)とからなり、
前記コンソールリッド(16)が前記閉成位置に姿勢変位した際の前記第1アーム(44)および第2アーム(46)の停止位置を、各々第1基準停止位置(SP1)および第2基準停止位置(SP2)とした場合、前記第1アーム(44)が前記第1基準停止位置(SP1)から一方向へのみ回動する一方、前記第2アーム(46)が前記第2基準停止位置(SP2)を挟んで往復回動することで、当該コンソールリッド(16)が前記開放位置へ姿勢変位するよう構成した
ことを特徴とするフロアコンソールのリッド開閉構造。 - 前記第1アーム(44)は、前記第2アーム(46)より短く設定されている請求項1記載のフロアコンソールのリッド開閉構造。
- 前記第1アーム(44)および第2アーム(46)が同一方向へ回動する間は、前記コンソールリッド(16)がその開閉方向へ全体的に移動しながら姿勢変位し、
前記第1アーム(44)および第2アーム(46)が異なる方向へ回動する間は、該コンソールリッド(16)が主に回動的に姿勢変位する請求項1または2記載のフロアコンソールのリッド開閉構造。 - 前記第1アーム(44)および第2アーム(46)は、前記コンソールリッド(16)が前記開放位置へ姿勢変位した際に相互に当接し、該コンソールリッド(16)のこれ以上の開放を規制する請求項1〜3の何れかに記載のフロアコンソールのリッド開閉構造。
- 前記第1基準停止位置(SP1)に停止した前記第1アーム(44)と前記第2基準停止位置(SP2)に停止した前記第2アーム(46)とは、前記コンソール本体(10)のリッド載置面(15)に対して垂直方向へ向いた姿勢となり、相互に平行状態となる請求項1〜4の何れかに記載のフロアコンソールのリッド開閉構造。
- 閉成位置にある前記コンソールリッド(16)を、開放方向と反対方向へ変位させることにより、該コンソールリッド(16)に設けた係止部(50)を前記コンソール本体(10)に設けた係止受部(52)へ係止させ得る請求項5記載のフロアコンソールのリッド開閉構造。
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JP2005292990A JP2007099130A (ja) | 2005-10-05 | 2005-10-05 | フロアコンソールのリッド開閉構造 |
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Cited By (1)
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KR20190007809A (ko) * | 2017-07-13 | 2019-01-23 | 주식회사 서연이화 | 충돌시 개방 방지를 위한 차량의 센터콘솔 구조체 |
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2005
- 2005-10-05 JP JP2005292990A patent/JP2007099130A/ja active Pending
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