JP2007097640A - パチンコ遊技機 - Google Patents

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Teruyuki Ikeda
池田輝幸
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Abstract

【課題】 特別遊技に至るまでのプロセスを改良し、これまでにない遊技の興趣性をパチンコ遊技機に付与すること。
【解決手段】 第一可変入賞口が、第一振分装置及び第二振分装置を少なくともその内部に有しており、第一振分装置が、特定領域に遊技球を誘導するための第一特定領域誘導口と、第二振分装置に遊技球を誘導するための第二振分装置誘導口を有しており、かつ、第二振分装置が、特定領域に遊技球を誘導するための第二特定領域誘導口と、通常領域に遊技球を誘導するための通常領域誘導口を有することを特徴とするパチンコ遊技機。
【選択図】 図2

Description

本発明は、特定領域が設けられた可変入賞口を開状態に可変させることにより遊技者に有利な状態を構築可能なパチンコ遊技機であって、前記可変入賞口の構造に特徴があるパチンコ遊技機に関する。
現在、ホール遊技場においては、多種多様なパチンコ遊技機が存在する。その中で、従来第二種といわれている機種は、特別遊技移行までのプロセスに高い興趣性があることに加え、比較的少ない投資で特別遊技移行が期待できるため、高齢者を中心として人気を博している。ここで、当該機種は、遊技盤上の始動入賞口に打球が入賞したことにより、可変入賞口が所定回数(例えば1回又は2回)開閉する第1段階特別遊技を実行すると共に、当該第1段階特別遊技の際に特定領域といわれる通常領域とは異なる可変領域内の領域に遊技球が流入した場合には、更に第2段階特別遊技が実行されるように構成されている。
ここで、第2段階特別遊技の移行に係る前記可変入賞口の内部には、遊技球を特定領域と通常領域に振り分ける振分装置が設置されており、前記可変入賞口に遊技球が流入した場合、前記特定領域か前記通常領域のいずれかに誘導されるように構成されている。この際、この種の遊技機の醍醐味は、前記のように第2特別遊技に至るまでのプロセスであるところ、これまでの機種に関しては、可変入賞口に入賞した遊技球は、基本的には特定領域又は通常領域のいずれかの領域に一プロセスで振り分けられるため、非常に淡白であると共に遊技の興趣性に欠くといいう問題が存する。そのため、従来の第一種の設置台数と比較し、当該第二種パチンコ遊技機は、相対的に人気が低いのが実情である。
特開2001−353281
そこで、本発明は、第2段階特別遊技に至るまでのプロセスを改良し、これまでにない遊技の興趣性をパチンコ遊技機に付与することにより、第二種パチンコ遊技機の興隆を図ることを目的とする。
本発明(1)は、遊技球が流入可能な始動入賞口(第2種始動口2100)と、
開状態と閉状態に変化可能な、通常領域(通常領域入賞検出装置2230)と特定領域(特定領域入賞検出装置2220)を有する第一可変入賞口(第2種大入賞口2200)と、
前記始動入賞口(第2種始動口2100)に遊技球が流入したことに基づいて、前記第一可変入賞口(第2種大入賞口2200)を開閉するよう制御する第1段階特別遊技制御手段(第1段階特別遊技制御手段1121)と、
前記開閉動作に基づき、前記第一可変入賞口(第2種大入賞口2200)の前記特定領域(特定領域入賞検出装置2220)に遊技球が流入した場合に、前記第一可変入賞口(第2種大入賞口2200)又は前記第一可変入賞口(第2種大入賞口2200)と相違する第二可変入賞口を遊技者にとって有利な状態に可変させる第2段階特別遊技制御手段(第2段階特別遊技制御手段1122)と
を有するパチンコ遊技機において、
前記第一可変入賞口(第2種大入賞口2200)が、第一振分装置(第一クルーン2200x)及び第二振分装置(第二クルーン2200y)をその内部に有しており、前記第一振分装置(第一クルーン2200x)が、前記特定領域(特定領域入賞検出装置2220)に遊技球を誘導するための第一特定領域誘導口(第一特定領域誘導口2200c)と、前記第二振分装置(第二クルーン2200y)に遊技球を誘導するための第二振分装置誘導口(第二クルーン誘導口2200m)を有しており、かつ、前記第二振分装置(第二クルーン2200y)が、前記特定領域(特定領域入賞検出装置2220)に遊技球を誘導するための第二特定領域誘導口(第二特定領域誘導口2200p)と、前記通常領域(通常領域入賞検出装置2230)に遊技球を誘導するための通常領域誘導口(通常領域誘導口2200q)を有することを特徴とするパチンコ遊技機である。
まず、本特許請求の範囲及び本明細書中で用いられる用語の意義について説明する。まず、「入賞」とは、賞球の払出の有無に関わらず、遊技者に対して何らかの利益状態を生じ得るもの一切を包含する概念であり、いわゆる「スルーチャッカー」も含む。「開状態」とは、遊技球が流入し易い状態を指し、「閉状態」とは、遊技球が流入不能な状態や遊技球が流入困難な状態を指す。「前記始動入賞口に遊技球が流入したことに基づいて」とは、所定条件下で、始動入賞口に遊技球が流入した場合に第1段階特別遊技に移行する場合のみならず、始動入賞口に遊技球が流入したことを受けて行われた抽選の結果として、第1段階特別遊技に移行する場合を含む。
本発明(1)によれば、第1振分装置での振分の結果、特定領域へ振り分けられなかった場合でも、所定条件下、第2振分装置で再び振分が実行される機会が付与されているので、第1振分装置での結果が遊技者に有利なものではなかった場合であっても、当該結果に対しての遊技者の落胆感を最小限に抑えることが可能になると共に、遊技者に対して新たな期待感を抱かせることが可能になるという効果を奏する。
以下、本発明を実施するための最良の形態につき説明する。但し、あくまで最良の形態であり、本発明が適用可能なパチンコ遊技機、各手段が存在する場所や機能等、各種処理に関しての各ステップの順序、フラグのオン・オフのタイミング、各ステップの処理を担う手段名等につき、以下の態様に限定されるものではない。更に、以下で具体的に記載した各種数値(例えば、単位遊技における入賞個数の上限値である9や10、単位遊技数である15等)はあくまで例示であり、これらの数値に何ら限定されるものではない。
はじめに、本発明の最良形態に係るパチンコ遊技機の一例を、図を参照しながら説明する。図1に示すように、該パチンコ遊技機は、外枠に対して前枠が回動可能に固定されている構成を採っている。該前枠には、遊技領域1を有する遊技盤を収容する収容枠が形成されており、この収容枠に遊技盤が保持されている。該遊技盤には、内レール及びハズレルにより区画された遊技領域1が形成されており、この遊技領域1に、通常遊技時には閉状態であり、以下で説明する第1段階特別遊技及び第2段階特別遊技が実行される際には開状態(開閉を繰り返す状態)になる、図示しないソレノイドで駆動される可変入賞口である第2種大入賞口2200と、第1段階特別遊技移行に係る、遊技球が流入可能な第2種始動口2100と、いずれの入賞口にも入賞しなかった打球を遊技領域外に排出するためのアウト口20とが設けられている。また、前枠右下には、遊技領域へ遊技球を発射する際の発射強度を連続的又は段階的に変化させ得るハンドルを備えた遊技球発射装置10が設置されている。
次に、図2を参照しながら、第2種大入賞口2200の構造について詳述する。第2種大入賞口2200は、通常遊技中は閉状態にあり内部に遊技球が流入せず(入賞不能)、特別遊技中は開状態と閉状態を繰り返し(開閉動作を繰り返し)内部に遊技球が流入可能に構成されている。この開状態と閉状態は、左右に設けられた2個のハネ部2200aが図に示すように位置を変えることにより達成される。図中、ハネ部2200aが実線で示されている場合が閉状態を示しており、ハネ部2200aが点線で示されている場合が開状態を示している。また、第2種大入賞口2200の内部には、第一クルーン2200x(第一振分装置)、第二クルーン2200y(第二振分装置)、第2段階特別遊技への移行に係る特定領域2200b(特定領域入賞検出装置2220)と、賞球払出のみに係る通常領域2200f(通常領域入賞検出装置2230)とが設けられている。ここで、第一クルーン2200xは、特定領域2200bに誘導される第一特定領域誘導口2200cと、第二クルーン2200yに誘導される第二クルーン誘導口2200mと、通常領域2200fに誘導される通常領域誘導口2200nとを有している。ここで、まず、第一特定領域誘導口2200cに遊技球が流入した場合、図示しない誘導経路を辿り、特定領域2200bまで誘導される。次に、第二クルーン誘導口2200mに遊技球が流入した場合、第二クルーン誘導経路2200gを介して、第一クルーン2200xの下に設置された第二クルーン2200yまで誘導される。そして、重力落下に基づく回転運動(公転運動)を第二クルーン2200yで行った後、当該遊技球は第二クルーン2200yのいずれかの穴に流入する。最後に、通常領域誘導口2200nに遊技球が流入した場合、図示しない誘導経路を辿り、通常領域2200fまで誘導される。
次に、第二クルーン2200yは、特定領域2200bに誘導される第二特定領域誘導口2200pと、通常領域2200fに誘導される通常領域誘導口2200qとを有している。ここで、まず、第二特定領域誘導口2200pに遊技球が流入した場合、図示しない誘導経路を辿り、特定領域2200bまで誘導される。次に、通常領域誘導口2200qに遊技球が流入した場合、図示しない誘導経路を辿り、通常領域2200fまで誘導される。
尚、振分装置の構成や穴の数等に関しては、第一段階の振分で、第2段階特別遊技の確定をもたらす入球口と第2段階特別遊技への再抽選をもたらす入球口を有している限り、本最良形態に示したものに何ら限定されない。また、本最良形態においては、第一振分部と第二振分部での振分の結果、共通する特定領域及び通常領域に誘導されるように構成されているが、振分部毎に異なる特定領域及び通常領域に誘導されるように構成してもよい。また、振分装置の数も2個には限定されない。
次に、図3のブロック図を参照しながら、本最良形態に係るパチンコ遊技機の各種手段について説明する。まず、主制御装置(メイン基板)1000は、各周辺機器、即ち、第2種遊技に関連した第2種遊技周辺機器2000や、主制御装置(メイン基板)1000からの払出指示に基づき所定数の賞球の払出制御を行う賞球払出装置3000と情報伝達可能に接続している。その他、図示しないが、各種遊技効果ランプ(例えばサイドランプ)やスピーカ等とも電気的に接続している。そこで、主制御装置(メイン基板)1000を説明すると、主制御装置(メイン基板)1000は、通常状態と特別遊技状態(遊技者にとって前記通常状態よりも有利な状態)への移行及び実行制御を司る第2種遊技制御手段1100と、周辺機器側に各種遊技情報(例えば、始動口への入賞情報、特別遊技中のラウンド数や入賞個数情報等)を送信するための情報送信手段1200と、各種入賞口への遊技球の入賞に基づき所定の賞球の払出を行うように賞球払出装置3000を制御する賞球払出決定手段1300とを有している。以下、図4及び図5を参照しながら、各構成部分を説明する。
まず、図4のブロック図を参照しながら、第2種遊技制御手段1100について詳述する。第2種遊技制御手段1100は、第2種特別遊技への移行契機となる遊技球入球信号を第2種始動口2100から受信したか否かを判定する第2種普図用始動口入球判定手段1110と、所定条件下、第2種大入賞口2200を開状態にする第2種特別遊技を実行する第2種特別遊技制御手段1120とを有する。
ここで、第2種特別遊技制御手段1120は、所定条件下、第2種始動口2100から遊技球入球信号を受信した場合、第2種大入賞口2200を所定時間又は所定回数開閉する「第1段階特別遊技」に関する制御を行う第1段階特別遊技制御手段1121と、第1段階特別遊技時における第2種大入賞口2200内の特定領域(特定領域入賞検出装置2220)への遊技球の流入を条件として、第2種大入賞口2200を所定時間又は所定回数開閉する単位遊技を所定回数行う「第2段階特別遊技」に関する制御を行う第2段階特別遊技制御手段1122と、特別遊技移行が決定した際に当該特別遊技の最大単位遊技数を決定するための特別遊技内容決定手段1123と、各種制御のために遊技状態をリアルタイムに記憶しておくための遊技状態一時記憶手段1124とを有している。
ここで、第1段階特別遊技制御手段1121は、第1段階特別遊技移行許可が下りているときに、第2種始動口2100の入球検出装置2110からの入球信号を受信したか否かを判定する第1段階特別遊技条件判定手段1121aと、第1段階特別遊技に関する各種処理の時間管理を行うための第1段階時間管理手段1121bと、第2種大入賞口2200の電動役物2240を駆動して第1段階特別遊技を実行するための第1段階特別遊技実行手段1121cとを有している。ここで、第1段階時間管理手段1121bは、第2段階移行条件となる、第2種大入賞口2200の特定領域への遊技球入球有効時間を計測する特定領域有効タイマ1121bと、第1段階特別遊技中の第2種大入賞口2200の開閉時間を計測する開閉タイマ1121bとを更に有している。
次に、第2段階特別遊技制御手段1122は、第1段階特別遊技の際に第2段階移行特別遊技移行条件を充足したか否かを判定する第2段階特別遊技条件判定手段1122aと、第2段階特別遊技に関する各種処理の時間管理を行うための第2段階時間管理手段1122bと、第2種大入賞口2200の電動役物2240を駆動して第2段階特別遊技を実行するための第2段階特別遊技実行手段1122cとを有している。ここで、第2段階特別遊技条件判定手段1122aは、第1特別遊技中の所定時間内に、特定領域2200bを通過したか否かを判定する特定領域通過判定手段1122aを更に有している。また、第2段階時間管理手段1122bは、第2段階特別遊技における単位遊技時間を計測する開閉タイマ1122bを更に有している。
次に、遊技状態一時記憶手段1124は、各種フラグ(第1段階特別遊技に関するフラグ、第2段階特別遊技に関するフラグ等)のオンオフ状況を記憶するためのフラグ一時記憶手段1124aと、第2特別遊技中の最大単位遊技数と現在の単位遊技数を記憶するためのラウンド数一時記憶手段1124bと、現在実行されている単位遊技における第2種大入賞口2200への遊技球の入賞個数を記憶するための入賞個数一時記憶手段1124cとを有している。
次に、図5のブロック図を参照しながら、第2種遊技周辺機器2000について詳述する。まず、第2種遊技周辺機器2000は、特別遊技移行の契機となる第2種始動口2100と、通常遊技の際には閉状態にあり、特別遊技の際には所定条件下で開状態となる第2種大入賞口2200と、特別遊技中の遊技進行状況を示す表示を含め、主として演出に係る表示を行う第2種演出表示装置2300と、演出等に係る一切の表示制御を司る第2種演出表示制御手段2400とを有している。
まず、第2種始動口2100は、遊技球が入球した際に入球信号を発する入球検出装置2110を備えている。
次に、第2種大入賞口2200は、遊技球が入球した際に入球信号を発する入球検出装置2210と、第2種大入賞口2200に入球した遊技球が特定領域に流入した際に流入信号を発する特定領域入賞検出装置2220と、第2種大入賞口2200に入球した遊技球が通常領域に流入した際に流入信号を発する通常領域入賞検出装置2230と、遊技球が入賞不能又は入賞困難な通常状態と遊技球が入賞し易い開放状態に第2種大入賞口2200を可変させるための、ソレノイドで駆動される電動役物2240とを備えている。
次に、本最良形態に係る処理の流れを説明する。まず、図6は、主制御装置(メイン基板)1000が行う一般的な処理の流れを示したメインフローチャートである。図6に示すように、主制御装置(メイン基板)1000は、第2種特別遊技移行判定処理3000、第2種特別遊技実行処理4000、賞球払出処理5000の各処理をループして行なっている。そして、各処理の条件が成立した際、当該処理を行うこととし、当該条件が不成立の場合には当該処理をスキップしている。各処理の概要を説明する(以下で詳述されている処理を除く)と、賞球払出処理5000は、賞球払出のある入賞口(第2種始動口2100、第2種大入賞口2200等)への入賞を受け、賞球払出決定手段1300が、当該入賞口に設定された払出数に対応した所定個数の賞球決定を行った後、賞球払出装置3000が、当該決定に従い払出を実行する処理である。
次に、図7を参照しながら、図6のサブルーチンに係る第2種特別遊技移行判定処理3000について説明する。まず、ステップ3002で、第1段階特別遊技条件判定手段1121aは、フラグ一時記憶手段1124aを参照して、特別遊技に関係するフラグ(第2種特別遊技許可フラグ、第1段階フラグ、第2段階フラグ)がオフであるか否か、即ち、現在特別遊技中でないか否かを判定する。ステップ3002でYesの場合、ステップ3004で、第1段階特別遊技条件判定手段1121aは、第2種始動口2100の入球検出装置2110からの入球信号を受信したか否かを判定する。ステップ3004でYesの場合、ステップ3006で、第1段階特別遊技条件判定手段1121aは、フラグ一時記憶手段1124a中の第2種特別遊技許可フラグをオンにし、次の処理(第2種特別遊技実行処理4000)に移行する。なお、ステップ3002及びステップ3004でNoの場合にも、次の処理(第2種特別遊技実行処理4000)に移行する。
次に、図8を参照しながら、図6のサブルーチンに係る第2種特別遊技実行処理4000について説明する。まず、ステップ4100で、第2種特別遊技制御手段1120は、特別遊技移行許可が下りているか否かを判定すると共に、当該許可が下りている場合には各種初期設定を行う初期設定処理4100を実行する。次に、第2種特別遊技制御手段1120(主に第1段階特別遊技制御手段1121)は、第1段階特別遊技への移行判定と実行処理を行う第1段階実行処理4200を実行する。そして、第2種特別遊技制御手段1120(主に第2段階特別遊技制御手段1122)は、第2段階特別遊技への移行判定と実行処理を行う第2段階実行処理4300を実行し、次の処理(賞球払出処理5000)に移行する。
次に、図9を参照しながら、図8のサブルーチンに係る初期設定処理4100について説明する。まず、ステップ4102で、第2種特別遊技制御手段1120は、フラグ一時記憶手段1124aを参照して、第2種特別遊技移行許可フラグがオンであるか否かを判定する。ステップ4102でYesの場合、ステップ4104及びステップ4106で、第2種特別遊技制御手段1120は、フラグ一時記憶手段1124a中の第2種特別遊技移行許可フラグをオフにすると共に、フラグ一時記憶手段1124a中の第2種特別遊技実行フラグをオンにする。次に、特別遊技内容決定手段1123は、抽選により当該特別遊技の単位遊技数を決定し、ラウンド数一時記憶手段1124bに上限単位遊技数(残り単位遊技数)Nとして記憶する。そして、ステップ4110で、情報送信手段1200は、第2種演出表示制御手段2400に対して第2種特別遊技移行信号を送信する。そして、ステップ4112で、第2種特別遊技制御手段1120は、フラグ一時記憶手段1124a中の第1段階フラグをオンにし、次の処理(第1段階実行処理4200)に移行する。なお、ステップ4102でNoの場合にも、次の処理(第1段階実行処理4200)に移行する。
次に、図10を参照しながら、図8のサブルーチンに係る第1段階実行処理4200について説明する。まず、ステップ4202で、第1段階特別遊技制御手段1121は、フラグ一時記憶手段1124aを参照して、第1段階開閉継続フラグがオフであるか否かを判定する。ステップ4202でYesの場合、ステップ4204で、第1段階特別遊技条件判定手段1121aは、フラグ一時記憶手段1124aを参照して、第1段階フラグがオンであるか否かを判定する。ステップ4204でYesの場合、ステップ4206で、第1段階特別遊技制御手段1121は、フラグ一時記憶手段1124a中の第1段階開閉継続フラグをオンにする。そして、ステップ4208で、第1段階特別遊技制御手段1121は、開閉タイマ1121b及び特定領域有効タイマ1121bに開閉時間及び特定領域有効時間を夫々セットする。次に、ステップ4210で、第1段階特別遊技実行手段1121cは、第2種大入賞口2200の電動役物2240を駆動して、第2種大入賞口2200の開閉を開始する。そして、ステップ4212で、第1段階特別遊技実行手段1121cは、開閉タイマ1121bを参照して、第1段階特別遊技の開閉終了時間に到達したか否かを判定する。ステップ4212でYesの場合、ステップ4214で、第1段階特別遊技実行手段1121cは、第2種大入賞口2200の電動役物2240の駆動を停止し、第2種大入賞口2200の開閉を終了する。そして、ステップ4216で、第1段階特別遊技制御手段1121は、フラグ一時記憶手段1124a中の第1段階開閉継続フラグをオフにする。次に、ステップ4220で、第2種特別遊技制御手段1120は、ラウンド数一時記憶手段1124b内に記憶されている上限単位遊技数(残り単位遊技数)Nを1減算する。そして、ステップ4222で、第2種特別遊技制御手段1120は、ラウンド数一時記憶手段1124bを参照することにより、上限単位遊技数(残り単位遊技数)Nが0でないか否かを判定する。ステップ4222でYesの場合、ステップ4224で、第2段階特別遊技条件判定手段1122aは、第1段階特別遊技における前記有効時間内に特定領域に入球したか否か、即ち、前記有効時間内に第2種大入賞口2200の特定領域入賞検出装置2220から流入信号を受信したか否かを判定する。ステップ4224でYesの場合、ステップ4226で、第2種特別遊技制御手段1120は、フラグ一時記憶手段1124a中の第2段階フラグをオンにする。そして、ステップ4228で、情報送信手段1200は、第2種演出表示制御手段2400に対して第2段階特別遊技に移行するか否かの情報を送信する。次に、ステップ4230で、第2種特別遊技制御手段1120は、フラグ一時記憶手段1124a中の第1段階フラグをオフにして、次の処理(第2段階実行処理4300)に移行する。尚、ステップ4202でNoの場合には、ステップ4212に移行する。また、ステップ4204及びステップ4212でNoの場合には、次の処理(第2段階実行処理4300)に移行する。また、ステップ4222及びステップ4224でNoの場合には、ステップ4232で、第2種特別遊技制御手段1120は、フラグ一時記憶手段1124a中の第2種特別遊技実行フラグをオフにして、ステップ4228に移行する。
次に、図11を参照しながら、図8のサブルーチンに係る第2段階実行処理4300について説明する。まず、ステップ4302及びステップ4304で、第2段階特別遊技制御手段1122は、フラグ一時記憶手段1124aを参照して、第2段階開閉継続フラグ及び第2段階継続フラグがいずれもオフであるか否かを判定する。ステップ4302及びステップ4304でYesの場合、ステップ4306で、第2段階特別遊技条件判定手段1122aは、フラグ一時記憶手段1124aを参照して、第2段階フラグがオンであるか否かを判定する。ステップ4306でYesの場合、ステップ4308及びステップ4310で、第2段階特別遊技制御手段1122は、フラグ一時記憶手段1124a中の第2段階開閉継続フラグ及び第2段階開閉継続フラグをオンにする。そして、ステップ4312で、第2段階特別遊技制御手段1122は、開閉タイマ1122bに開閉時間をセットする。次に、ステップ4314で、第2段階特別遊技実行手段1122cは、第2種大入賞口2200の電動役物2240を駆動して、第2種大入賞口2200の開閉を開始する。そして、ステップ4316で、第2段階特別遊技実行手段1122cは、開閉終了条件が成立したか否か、具体的には、開閉タイマ1122bを参照して、第2段階特別遊技の単位遊技終了時間(又は単位遊技終了開閉回数)に到達したか否かを判定すると共に、入賞個数一時記憶手段1124cを参照して、所定の入賞個数(例えば10個)に達したか否かを判定する。ステップ4316でYesの場合、ステップ4318で、第2段階特別遊技実行手段1122cは、第2種大入賞口2200の電動役物2240の駆動を停止し、第2種大入賞口2200の開閉を終了する。そして、ステップ4320で、第2段階特別遊技制御手段1122は、フラグ一時記憶手段1124a中の第2段階開閉継続フラグをオフにする。次に、ステップ4322で、第2段階特別遊技制御手段1122は、開閉タイマ1122bをリセットする。そして、ステップ4324で、第2種特別遊技制御手段1120は、ラウンド数一時記憶手段1124b内に記憶されている上限単位遊技数(残り単位遊技数)Nを1減算する。そして、ステップ4326で、第2段階特別遊技制御手段1122は、ラウンド数一時記憶手段1124bを参照することにより、上限単位遊技数(残り単位遊技数)Nが0であるか否かを判定する。ステップ4326でYesの場合、ステップ4328及びステップ4330で、第2段階特別遊技制御手段1122は、フラグ一時記憶手段1124a中の第2段階継続フラグ及び第2段階フラグをオフにする。そして、ステップ4332で、第2種特別遊技制御手段1120は、フラグ一時記憶手段1124a中の第2種特別遊技実行フラグをオフにする。次に、情報送信手段1200は、第2種演出表示制御手段2400に対して第2種特別遊技終了信号を送信し、次の処理(賞球払出処理5000)に移行する。尚、ステップ4302でNoの場合には、ステップ4316に移行する。また、ステップ4304でNoの場合には、ステップ4310に移行する。また、ステップ4306、ステップ4316及びステップ4326でNoの場合には、次の処理(賞球払出処理5000)に移行する。
次に、図1及び図2を参照しながら、本最良形態における作用について説明する。まず、通常状態で遊技球が第2種始動口2100に入賞した場合、大入賞口2のハネ部2200aが所定回数開閉する(図2の点線)という内容の、第1段階特別遊技が行われる。尚、本最良形態においては、左右の第2種始動口2100に入賞した場合には1回開閉し、中央の第2種始動口2100に入賞した場合には2回開閉するものとする。次に、当該開閉の際(第1段階特別遊技の際)に第2種大入賞口2200内に遊技球が入賞した場合、当該遊技球は、まず第一クルーン2200xに誘導される。そして、当該遊技球は、第一クルーン2200x上で公転運動を行い、やがて、手前に設けられた第一特定領域誘導口2200c、左右の二箇所に設けられた第二クルーン誘導口2200m及び奥の二箇所に設けられた通常領域誘導口2200nのいずれかの穴に入球する。ここで、第一特定領域誘導口2200cに遊技球が入球した場合、当該遊技球は特定領域(特定領域入賞検出装置2220)に誘導され、第2段階特別遊技に移行することが確定する。他方、通常領域誘導口2200nに遊技球が入球した場合、当該球は通常領域(通常領域入賞検出装置2230)に誘導され、ハズレが確定する。
ここで、第二クルーン誘導口2200mに遊技球が入球した場合、当該遊技球は、第二クルーン2200y(2240)に誘導される。そして、当該遊技球は、第二クルーン2200y(2240)上で公転運動を行い、やがて、手前に設けられた第二特定領域誘導口2200p及び奥の二箇所に設けられた通常領域誘導口2200qのいずれかの穴に入球する。ここで、第二特定領域誘導口2200pに遊技球が入球した場合、当該遊技球は特定領域(特定領域入賞検出装置2220)に誘導され、第2段階特別遊技に移行することが確定する。他方、通常領域誘導口2200qに遊技球が入球した場合、当該球は通常領域(通常領域入賞検出装置2230)に誘導され、ハズレが確定する。
本最良形態によれば、第1振分装置での振分の結果、特定領域へ振り分けられなかった場合でも、所定条件下、第2振分装置で再び振分が実行される機会が付与されているので、第1振分装置での結果が遊技者に有利なものではなかった場合であっても、当該結果に対しての遊技者の落胆感を最小限に抑えることが可能になると共に、遊技者に対して新たな期待感を抱かせることが可能になるという効果を奏する。
図1は、本最良形態に係るパチンコ遊技機の正面図である。 図2は、本最良形態に係るパチンコ遊技機の第2種大入賞口2200の拡大図である。 図3は、本最良形態に係るパチンコ遊技機の機能ブロック図である(全体)。 図4は、本最良形態に係るパチンコ遊技機の機能ブロック図である(主制御装置側)。 図5は、本最良形態に係るパチンコ遊技機の機能ブロック図である(周辺機器側)。 図6は、本最良形態に係るパチンコ遊技機の主制御装置側で行う、主制御装置側でのメインフローチャートである。 図7は、本最良形態に係るパチンコ遊技機の主制御装置側で行う、第2種特別遊技移行判定処理のフローチャートである。 図8は、本最良形態に係るパチンコ遊技機の主制御装置側で行う、第2種特別遊技実行処理のメインフローチャートである。 図9は、本最良形態に係るパチンコ遊技機の主制御装置側で行う、第2種特別遊技実行処理の一処理である初期設定処理のフローチャートである。 図10は、本最良形態に係るパチンコ遊技機の主制御装置側で行う、第2種特別遊技実行処理の一処理である第1段階実行処理のフローチャートである。 図11は、本最良形態に係るパチンコ遊技機の主制御装置側で行う、第2種特別遊技実行処理の一処理である第2段階実行処理のフローチャートである。
符号の説明
1121 第1段階特別遊技制御手段
1122 第2段階特別遊技制御手段
2100 第2種始動口
2200 第2種大入賞口
2200c 第一特定領域誘導口
2200m 第二クルーン誘導口
2200p 第二特定領域誘導口
2200q 通常領域誘導口
2200x 第一クルーン
2200y 第二クルーン
2220 特定領域入賞検出装置
2230 通常領域入賞検出装置

Claims (1)

  1. 遊技球が流入可能な始動入賞口と、
    開状態と閉状態に変化可能な、通常領域と特定領域を有する第一可変入賞口と、
    前記始動入賞口に遊技球が流入したことに基づいて、前記第一可変入賞口を開閉するよう制御する第1段階特別遊技制御手段と、
    前記開閉動作に基づき、前記第一可変入賞口の前記特定領域に遊技球が流入した場合に、前記第一可変入賞口又は前記第一可変入賞口と相違する第二可変入賞口を遊技者にとって有利な状態に可変させる第2段階特別遊技制御手段と
    を有するパチンコ遊技機において、
    前記第一可変入賞口が、第一振分装置及び第二振分装置を少なくともその内部に有しており、前記第一振分装置が、前記特定領域に遊技球を誘導するための第一特定領域誘導口と、前記第二振分装置に遊技球を誘導するための第二振分装置誘導口を有しており、かつ、前記第二振分装置が、前記特定領域に遊技球を誘導するための第二特定領域誘導口と、前記通常領域に遊技球を誘導するための通常領域誘導口を有することを特徴とするパチンコ遊技機。
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