JP2007097609A - スロットマシン - Google Patents
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Abstract
【課題】 意外性のある新規な内部当選役告知機能を有するスロットマシンを提供すること。
【解決手段】 役成立抽選の結果として当選役がボーナス役であると、腰部パネル内の7つのLED全てが七色発光し、この七色の光が下皿内に照射される。また、役成立抽選の結果として当選役が小役であると、腰部パネル内の7つのLED全てが赤色発光し、この赤色の光が下皿内に照射される。さらに、役成立抽選の結果がはずれであると、腰部パネル内の7つのLED全てが青色発光し、この青色の光が下皿22内に照射される。
【選択図】 図10
【解決手段】 役成立抽選の結果として当選役がボーナス役であると、腰部パネル内の7つのLED全てが七色発光し、この七色の光が下皿内に照射される。また、役成立抽選の結果として当選役が小役であると、腰部パネル内の7つのLED全てが赤色発光し、この赤色の光が下皿内に照射される。さらに、役成立抽選の結果がはずれであると、腰部パネル内の7つのLED全てが青色発光し、この青色の光が下皿22内に照射される。
【選択図】 図10
Description
本発明は、遊技の結果が導出される前に事前に実行される抽選において内部的に成立した役の種類を告知する機能を有するスロットマシンに関する。
例えば、特許文献1及び特許文献2にて開示されているように、スロットマシンは、列毎に図柄の変動表示及び停止表示を行うための図柄表示手段と、図柄表示手段による図柄の変動表示を主として観察するための表示窓と、図柄表示手段による図柄の変動表示を開始させるための始動レバーと、図柄変動列に対応して配置されており、図柄変動手段による図柄の変動表示を停止表示させるための複数の停止ボタンとを備えている。
かかるスロットマシンでは、始動レバーが操作されることを契機として、役の成立に関する抽選が行われる。この抽選が終了すると、表示窓内において全ての列の図柄の変動表示が開始される。その後、遊技者により停止ボタンが順次目押しされると、表示窓内において変動表示されている図柄が当該目押し順序に応じて順次停止表示される。全列の図柄が停止表示された場合に、有効化された賭けライン(以下、単に「有効ライン」という)において、当該停止表示された図柄の組み合わせが上記役成立抽選で当選した役の入賞を示す図柄の組み合わせと一致するときには、その入賞役の種類に応じた数の遊技媒体(メダルやコインを含む概念である)が払い出される。
ここに、「目押し」とは、表示窓内での図柄の変動表示をよく観察し、且つ、停止表示させるべき図柄が表示窓内に出現するタイミングを見計らって停止ボタンを押す行為をいう。
特に、上記のようなスロットマシンにおいては、上記の役成立抽選で、例えば、ボーナス役に当選すると、ボーナスフラグがONされる。このボーナスフラグのON状態は、ボーナス役の入賞が成立するまで持ち越される。そして、ボーナス役の入賞が成立すると、ボーナスゲームが実行され、その後、ボーナスフラグはOFFされる。
従来、上記ボーナスフラグがONされるに伴って遊技状態がボーナス役の入賞が可能な状態となった場合に、リーチ目という特別な図柄の組み合わせを表示窓内に停止表示させることにより、その状態を遊技者に告知することによって、不慣れな遊技者であってもボーナス役の取り損ないを防止するとともに、遊技の趣向性を高めることが行われている。
近年、このようなボーナス告知を、趣向を凝らした種々の方法で行うことができるスロットマシンが提案されてきている。例えば、特許文献3にて提案されているスロットマシンでは、ボーナス告知ランプを設け、これを点灯させることによりボーナス役が当選していることを告知するように構成されている。また、特許文献4にて提案されているスロットマシンでは、表示窓の上部に設けられた液晶表示部に、複数遊技にわたって表示される演出画像によりボーナス告知演出を行うように構成されている。
従来のスロットマシンでは、上記ボーナスフラグがONされるに伴って遊技状態がボーナス役の入賞が可能な状態となった場合のボーナス告知を、専用のランプを点灯させたり、液晶表示装置などの表示装置を利用した画像演出を用いて行ったりするようにしているが、これらボーナス告知方法は既に一般的になってきており、別の方法によるボーナス告知を含む内部当選役告知機能を有するスロットマシンが要望されている。
本発明は、上記の要望に鑑みなされたもので、意外性のある新規な上記内部当選役告知機能を有するスロットマシンの提供を目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、筐体と、複数の図柄変動列毎に図柄の変動表示及び停止表示を行うための図柄表示手段と、この図柄表示手段による図柄の変動表示を開始させるための始動操作手段と、上記複数の図柄変動列毎に対応して設けられ、上記図柄表示手段による図柄の変動表示を停止表示させるための複数の停止操作手段と、これら複数の停止操作手段の操作に先立ち、複数種類の役の成立に関する抽選を行うための役成立抽選手段と、この役成立抽選手段の抽選でいずれかの役が成立したことを条件として、当該役に対応した入賞図柄の組み合わせを上記複数の図柄変動列を横切る有効ライン上に停止表示することを許容する図柄停止制御手段と、上記入賞図柄の組み合わせが有効ライン上に停止表示されたときに当該入賞図柄にかかる役が入賞したと判定する入賞判定手段と、この入賞判定手段によりいずれかの役が入賞したと判定されたときに、当該役に応じて遊技媒体を払い出す払出手段と、上記筐体の下部に設けられると共に上記払出手段により払い出された遊技媒体を貯留するための下皿と、を備えたスロットマシンであって、このスロットマシンは、上記下皿内を複数色の光により照射可能な照射手段をさらに備え、この照射手段は、上記役成立抽選手段の抽選で成立した役の種類を遊技者に告知するため、当該役に応じた態様で光を発するように制御される。
ある態様では、上記複数種類の役には、入賞により次ゲーム以降の遊技状態を、通常状態から、遊技者にとって有利なボーナス遊技状態に移行させることを許容するボーナス役が含まれており、上記照射手段は、上記役成立抽選手段の抽選で成立した役が上記ボーナス役である場合には、所定の期間、色を変化させて光を照射するように制御される。
また、上記複数種類の役には、入賞時に一度その種類に応じた数の遊技媒体が払い出される小役が含まれており、上記照射手段は、上記役成立抽選手段の抽選で成立した役が小役である場合には、所定の期間、色を変化させないで光を照射するように制御される。
他の態様では、上記複数種類の役には、入賞により次ゲーム以降の遊技状態を、通常状態から、遊技者にとって有利なボーナス遊技状態に移行させることを許容するボーナス役が含まれており、上記照射手段は、複数の光源を有しており、上記役成立抽選手段の抽選で成立した役が上記ボーナス役である場合には、上記複数の光源毎に異なる色の光で上記下皿内の各部分を照射するように制御される。
また、上記複数種類の役には、入賞時に一度その種類に応じた数の遊技媒体が払い出される小役が含まれており、上記照射手段は、上記役成立抽選手段の抽選で成立した役が小役である場合には、上記複数の光源を同色の光で上記下皿内の各部分を照射するように制御される。
なお、上記照射手段の光源は、腰部パネル内に配置するようにすればよい。
また、上記図柄表示手段としては、メカニカルリールを採用したものと、シミュレートリールを採用したものとを挙げることができる。メカニカルリールスロットマシンでは、外周面に複数種類の図柄が周方向に沿って描かれた複数のリールが備えられており、これらのリールを機械的に回転及び停止させることによって、図柄の変動表示及び停止表示が達成される。他方、シミュレートリールスロットマシンでは、液晶表示装置などの図柄を電気的に画像表示するディスプレイが備えられており、このディスプレイの駆動を電気的に制御することによって、図柄の変動表示及び停止表示が達成される。
本発明によれば、遊技者に意外性のある現象によりボーナス告知を含む内部当選役の種類の告知を行い得るスロットマシンを提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について添付図面に基づき詳細に説明する。
<実施の形態1>
[外観構成]
図1〜図4を参照して、本実施の形態1に係るスロットマシン1は、前面が開放している箱形形状を有している筐体2と、この筐体2に対して開閉自在に取り付けられている前扉3とを備えている。
[外観構成]
図1〜図4を参照して、本実施の形態1に係るスロットマシン1は、前面が開放している箱形形状を有している筐体2と、この筐体2に対して開閉自在に取り付けられている前扉3とを備えている。
前扉3の中央部正面には、正面パネル4が装着されている。この正面パネル4の主要部には、表示窓5が形成されている。この表示窓5は、主として、筐体2内の3つの回転リール6L,6C,6Rを観察するためのものであって、各リール6L,6C,6Rの外周面には、それぞれ、ボーナス役や小役などの図柄を含む、複数種類の図柄が周方向に沿って描かれている。これらの図柄は、表示窓5を通して3つずつ観察される。表示窓5及び各リール6L,6C,6Rの両者は、正面パネル4上において遊技者に対面している。
表示窓5の左側には、5つの賭けライン表示ランプ7A,7B,7C,7D,7Eが設けられている。これら賭けライン表示ランプ7A〜7Eは、1遊技における有効ラインを示すために点灯するランプである。他方、表示窓5の右側には、スタートランプ8、投入指示ランプ9、リプレイランプ10、アシストタイム(以下、「AT」という)告知ランプ11及びゲームオーバーランプ12が設けられている。スタートランプ8は、遊技が開始できる状態となった場合に点灯又は点滅するランプである。投入指示ランプ9は、メダルをスロットマシン1内に投入できる状態である場合に点灯するランプである。リプレイランプ10は、リプレイ役が入賞した場合に点灯するランプである。AT告知ランプ11は、遊技状態がATに移行した場合に点灯するランプである。ゲームオーバーランプ12は、遊技が終了したときに点灯するランプである。これらランプ8〜12は、正面パネル4の上方から下方に向かってこの順で配置されている。なお、ここでの「AT」とは、役の成立に関する抽選において当選した小役の入賞の成立を支援するための参考情報が告知される遊技状態である。
表示窓5上には、当該表示窓5の後方に配置された3つの回転リール6L,6C,6Rを横切るように、その窓面を通過する5本の賭けライン13A,13B,13C,13D,13Eが設けられている。具体的には、第1の賭けライン13Aは、表示窓5の中段において水平方向に延びており、この第1の賭けライン13Aの左端に第1の賭けライン表示ランプ7Aが配置されている。第2の賭けライン13Bは、表示窓5の上段において水平方向に延びており、この第2の賭けライン13Bの左端に第2の賭けライン7Bが配置されている。第3の賭けライン13Cは、表示窓5の下段において水平方向に延びており、この第3の賭けライン13Cの左端には第3の賭けライン表示ランプ7Cが配置されている。第4の賭けライン14Dは、表示窓5の左上段から右下段に向かって斜め下方向に延びており、この第4の賭けライン14Dの左端に第4の賭けライン表示ランプ7Dが配置されている。第5の賭けライン13Eは、表示窓5の右下段から左上段に向かって斜め上方向に延びており、この第5の賭けライン13Eの左端に第5の賭けライン表示ランプ7Eが配置されている。
表示窓5の下方には、払出数表示器14、ゲーム数表示器15及びクレジット数表示器16が設けられている。払出数表示器14は、入賞が発生した場合に遊技者に対して払い出されるメダル数や遊技者に対して与えられるクレジット数を表示する表示器である。ゲーム数表示器15は、ボーナスゲーム中の小役ゲーム数及びJACゲーム数、並びにATゲーム数等を表示する表示器である。クレジット数表示器16は、メダルのクレジット数を表示する表示器である。これら表示器14〜16は、7セグメント表示器であって、正面パネル4上で左から右に向かってこの順で配置されている。なお、「クレジット」とは、遊技者が所有する有価価値として、スロットマシン1にストアーされているメダル数である。
前扉3の上部には、上パネル17が装着されている。この上パネル17の中央部には、液晶表示装置(以下、「LCD」という)18が設けられている。このLCD18は、遊技に関する種々の演出などを表示により行うための手段であって、上記の役成立抽選の結果として役が当選した場合にはその当選役の入賞を示す図柄や、目押しをアシストする演出情報を表示する。なお、代替的に、LED表示装置やEL表示装置を採用して上記の遊技演出情報を表示するようにしてもよい。LCD18を挟んだ左右両側には、一対のスピーカー19A,19Bが上パネル17に装着されている。これらスピーカー19A,19Bは、遊技の状況に応じて効果音等のサウンドを発するための手段である。他方、前扉3の下部には、腰部パネル20が装着されている。この腰部パネル20には、機種名及びイメージデザイン等が印刷されており、その下方には、メダルを払い出すための払出口21、及びこの払出口21から払い出されたメダルを受け止めるための下皿22が設けられている。
正面パネル4と腰部パネル20との間には、操作部23が設けられている。この操作部23には、メダル投入口24、ベットボタン25、始動レバー26、停止ボタン27L,27C,27R及びクレジット/精算切替ボタン28が備えられている。メダル投入口24は、操作部23の上面の右側に配置されている。ベットボタン25は、投入口24から投入されクレジットされているメダルを何枚賭けるのかを設定する際に使用されるボタンであって、操作部23の上面において始動レバー26及び左停止ボタン27Lの両者の中間位置に配置されている。始動レバー26は、遊技を開始する際に使用されるレバーであり、他方停止ボタン27L,27C,27Rは、リール6L,6C,6Rの回転を停止させる際に使用されるボタンである。具体的には、左停止ボタン27Lを操作すると、左リール6Lの回転が停止する。中停止ボタン27Cを操作すると、中リール6Cの回転が停止する。右停止ボタン27Rを操作すると、右リール6Rの回転が停止する。これら停止ボタン27L,27C,27Rは、操作部23の正面中央部において各リール6L,6C,6Rに対応して配置されている。これに対して、始動レバー26は、操作部23の正面において停止ボタン27L,27C,27Rの左側に配置されている。クレジット/精算切替ボタン28は、メダルのマニュアル投入モードとクレジットモードとを互いに切り替えるためのボタンであって、操作部23の正面において始動レバー26の左側に配置されている。
マニュアル投入モードで遊技を行う際には、投入指示ランプ9が点灯している間に、メダルを投入口24に投入する必要がある。それゆえ、有効化される賭けラインの数は、メダルの投入枚数によって異なる。具体的には、メダルを1枚投入すると、上記の表示窓5の中段において水平に延びる第1の賭けライン13Aが有効化され、この1ライン13Aが賭け対象となる。このとき、上記の第1の賭けライン13Aの左端に配置されている第1の賭けライン表示ランプ7Aが点灯する。メダルを2枚投入すると、第1の賭けライン13Aに加えて、上記の表示窓5の上下段において各々水平に延びる第2の賭けライン13B及び第3の賭けライン13Cが有効化され、これら3ライン13A〜13Cが賭け対象となる。このとき、第1の賭けライン表示ランプ7Aの点灯に加えて、上記の第2の賭けライン13B及び第3の賭けライン13Cの各々の左端に配置されている第2の賭けライン表示ランプ7B及び第3の賭けライン表示ランプ7Cが点灯する。メダルを3枚投入すると、第1の賭けライン13A、第2の賭けライン13B及び第3の賭けライン13Cに加えて、上記の表示窓5の対角線上の第4の賭けライン13D及び第5賭けライン13Eが有効化され、これら5ライン13A〜13Eが賭け対象となる。このとき、第1の賭けライン賭けライン表示ランプ7A〜第3の賭けライン7Cの点灯に加えて、上記の第4の賭けライン13D及び第5の賭けライン13Eの各々の左端に配置されている第4の賭けライン表示ランプ7D及び第5の賭けライン表示ランプ7Eが点灯する。なお、本スロットマシン1においては、1遊技におけるメダルの賭け枚数は3枚が限度である。
かかるマニュアル投入モードでは、有効化された賭けライン、すなわち有効ライン上で入賞を示す図柄の組み合わせが揃うことに起因して入賞が成立した場合には、その入賞役の種類に応じた数のメダルが払出口21から下皿22に払い出される。
他方、クレジットモードにおいて有効化される賭けラインは、ベットボタン25の押圧操作回数によって異なる。具体的には、ベットボタン25を1回押すと、クレジットされているメダルの中から1枚のメダルが取り込まれ(投入され)、第1の賭けライン13Aが有効化され、この有効化された第1の賭けライン13Aに応じた第1の賭けライン表示ランプ7Aが点灯し、この1ライン13Aが賭け対象となる。ベットボタン25を2回押すと、クレジットされているメダルの中から2枚のメダルが取り込まれ、第1の賭けライン13Aに加えて、第2の賭けライン13B及び第3の賭けライン13Cが有効化され、これらの有効化された第1の賭けライン13A〜第3の賭けライン13Cに応じた第1の賭けライン表示ランプ7A〜第3の賭けライン表示ランプ7Cが点灯し、これらの3ライン13A〜13Cが賭け対象となる。ベットボタン25を3回押すと、クレジットされているメダルの中から3枚のメダルが取り込まれ、第1の賭けライン13A〜第3の賭けライン13Cに加えて、第4の賭けライン13D及び第5の賭けライン13Eが有効化され、これらの有効化された第1の賭けライン13A〜第5の賭けライン13Eに応じた第1の賭けライン表示ランプ7A〜第5の賭けライン表示ランプ7ECが点灯し、これらの3ライン13A〜13Eが賭け対象となる。なお、本スロットマシン1では、1遊技での最大ベット数は3枚であるので、3枚以上のメダルをベットするためのベットボタン25の操作は無効となる。すなわち、ベットボタン25の4回以上の操作は無効となる。
かかるクレジットモードでは、上記有効ライン上で入賞図柄の組み合わせ揃い、それによって入賞が成立した場合には、この入賞の発生に伴いクレジットの上限を超えない範囲で払い出されるメダル数がクレジットとしてスロットマシン1にストアーされる。クレジットの上限を超える場合には、その上限を超えた数のメダルが払出口21から下皿22に払い出される。
上記マニュアル投入モード或いはクレジットモードの手順に則して賭け対象となるメダルの枚数が設定されると、制御装置100(図9参照)は、この設定された賭け枚数分のメダルを取り込む。このメダルの取り込みにより、遊技を開始する条件が整う。このとき、スタートランプ8が点灯又は点滅する。このスタートランプ8の作動状態において、始動レバー26が操作されると、制御装置100は、全てのリール6L,6C,6Rを一斉に回転させる。
各停止ボタン27L,27C,27Rを押圧操作すると、その操作に対応するリールの回転が停止する。全てのリール6L,6C,6Rの回転が停止したときに、有効ライン上に入賞役の1つが揃うと、制御装置100は、成立した入賞役の種類に従って、予め定められている枚数のメダルを上記のメダルの入力モードに応じた態様で遊技者に払い出す。
図2を参照して、LCD18の左側部領域とスピーカー19Aとの間、及びLCD18の右側部領域とスピーカー19Bとの間には、LCD18に表示される複数の遊技履歴画像のうち所望の遊技履歴画像に切り替え表示を行わせるための切り替えボタンK,Fが、各々上下方向に並ぶように、合計4個設けられている。このLCD18は、左右の側縁がスピーカー19A,19Bと隣接する程度に大きな横幅寸法を有すると共に、その上端縁が前扉3の上端縁に隣接し、且つ、その下端縁が表示窓5の上端縁に隣接する程度に大きな縦幅寸法を有する、非常に大きな表示面を備えている。そのため、LCD18では、一度に多くの表示内容が同時に表示される。具体的には、LCD18の3分の1の領域に種々の遊技履歴画像に切り替えるためのメニュー画面が表示され、残りの3分の2の領域にキャラクターなどを用いた演出画像が常時表示される。上記遊技履歴画像のメニューとしては、ボーナスゲームにおける最高メダル獲得枚数や、1日のボーナス当選回数、前回のボーナスゲーム状態から現在までの遊技回数、メダル払出枚数とメダル投入枚数との関係をグラフ化した表、或いは、遊技に関する説明などを例示することができる。これら例示したメニューが予めLCD18上に表示される。切り替えボタンKには、複数のメニューのうちから所望のメニューを選択できるように、表示画面上でカーソルを進む方向に移動させるための第1のカーソル移動ボタンK1と、表示画面上で同様にカーソルを戻す方向に移動させるための第2カーソル移動K2とが含まれている。他方、切り替えボタンFには、カーソル移動ボタンK1,K2によって移動したカーソルが示すメニュー内容の遊技履歴画像に切り替えるか否かを決定するための決定ボタンF1と、この切り替えられた遊技履歴画像を元の画像に戻すためのキャンセルボタンF2とが含まれている。
[内部構成]
図5及び図6を参照して、筐体2内には、リール6L,6C,6R、各リール6L,6C,6Rの駆動源であるステッピングモーターSML,SMC,SMR、ホッパー30及び確率設定ボックス31が備えられている。
図5及び図6を参照して、筐体2内には、リール6L,6C,6R、各リール6L,6C,6Rの駆動源であるステッピングモーターSML,SMC,SMR、ホッパー30及び確率設定ボックス31が備えられている。
リール6L,6C,6Rは、図5に示すように、筐体2内の中央部に配置されており、これらリール6L,6C,6Rを基準として、ホッパー30及び確率設定ボックス31の設置箇所が決定されている。図6に示すように、各リール6L,6C,6Rの回転軸61は、それぞれ、筐体2内のブラケット32に回転自在に支持されており、当該各回転軸61の端部が各ステッピングモーターSML,SMC,SMRの出力軸に結合されている。
ホッパー30は、メダルの貯留・放出を行うための手段であって、図5に示すように、リール6L,6C,6Rの下方において、筐体2の底面に取り付けられている。他方、確率設定ボックス31は、ホッパー30の左側において、筐体2の底面に取り付けられている。
[腰部パネルに関連する構成]
図7及び図8を参照して、腰部パネル20の下端部には、下皿22内を上方から光により照射可能な7つの発光ダイオード(以下、「LED」という)50が水平方向に整列した状態で配置されている。これら7つのLED50各々は、区画壁51により隣接するLEDと左右を区切られ、下皿22を7つの領域に分割した各領域の中央部に光軸が合うように腰部パネル20の下端部から下方に吊持されるようにして配置されている。なお、各LED50としては、フルカラーLEDが採用されている。
図7及び図8を参照して、腰部パネル20の下端部には、下皿22内を上方から光により照射可能な7つの発光ダイオード(以下、「LED」という)50が水平方向に整列した状態で配置されている。これら7つのLED50各々は、区画壁51により隣接するLEDと左右を区切られ、下皿22を7つの領域に分割した各領域の中央部に光軸が合うように腰部パネル20の下端部から下方に吊持されるようにして配置されている。なお、各LED50としては、フルカラーLEDが採用されている。
他方、下皿22の底面は、図8に示すように、各LED50から照射された光を遊技者に向かって乱反射させるように、当該下皿22の奥から手前に向かって下り勝手に傾斜するように形成されている。これにより、遊技者は、各LED50から照射された光の色を容易に認識できるようになる。
[電気的構成]
図9を参照して、上記の制御装置100は、マイクロコンピューターであって、CPU1001、RAM1002、ROM1003、クロックパルス発生回路1004、乱数発生器1005、モーター駆動制御回路1006、ランプ駆動制御回路1007、表示器駆動制御回路1008、LCD駆動制御回路1009、音出力制御回路10010、ホッパー駆動制御回路10011及びLED駆動制御回路10012を備えている。
図9を参照して、上記の制御装置100は、マイクロコンピューターであって、CPU1001、RAM1002、ROM1003、クロックパルス発生回路1004、乱数発生器1005、モーター駆動制御回路1006、ランプ駆動制御回路1007、表示器駆動制御回路1008、LCD駆動制御回路1009、音出力制御回路10010、ホッパー駆動制御回路10011及びLED駆動制御回路10012を備えている。
CPU1001は、スロットマシン1の制御中枢を司るものであって、ROM1003に記憶されているプログラムに従って種々の制御を行う。このCPU1001の制御対象としては、ステッピングモーターSML,SMC,SMR、各種のランプ7A〜7E,8〜12、各種の表示器14〜16、LCD18、スピーカー19A,19B、ホッパー30及びLED50を挙げることができる。これら各制御要素に対する制御信号は、それぞれ、モーター駆動制御回路1006、ランプ駆動制御回路1007、表示駆動制御回路1008、LCD駆動制御回路1009、音出力制御回路1009、ホッパー駆動制御回路10011及びLED駆動制御回路10012を介して、CPU1001から与えられる。
CPU1001には、ベットボタン25、始動レバー26、停止ボタン27L,27C,27R及びクレジット/精算切替ボタン28の各操作信号と、メダル投入検知センサー200及びメダル排出検知センサー300の各センシング出力と、回転位置検出回路400の回転位置検出信号と、キースイッチSW1、確率設定スイッチSW2及びリセットスイッチSW3の各スイッチング信号とが与えられる。
停止ボタン27L,27C,27Rの操作信号は、リール停止信号処理回路500によって所定の処理が施された後、リール停止信号としてCPU1001に入力される。
メダル投入検知センサー200は、メダル投入口24から投入されたメダルを検知するためのセンサーであって、メダル投入口24に関連して設けられている。他方、メダル排出検知センサー300は、ホッパー30のメダル放出位置に関連して設けられており、そのセンシング信号は、メダル排出完了信号処理回路600によって所定の処理が施された後、メダル排出完了信号としてCPU1001に入力される。
回転位置検出回路400は、各リール6L,6C,6Rの回転位置を検知するための回路であって、各リール6L,6C,6Rに関連して設けられている光センサーや、各ステッピングモーターSML,SMC,SMRの近傍に設けられているロータリーエンコーダを含んでいる。各リール6L,6C,6Rの回転が停止したときに、CPU1001は、回転位置検出回路400の検出信号に基づいて、有効ライン上での当該各リール6L,6C,6Rの停止図柄の種類を特定する。
キースイッチSW1、確率設定スイッチSW2及びリセットスイッチSW3は、確率設定ボックス31に内蔵されている。キースイッチSW1は、遊技モードと確率設定モードとを互いに切り替えるためのスイッチである。他方、確率設定スイッチSW2は、役成立抽選に関する当選確率の設定を切り替えるためのスイッチであって、そのスイッチング信号は、キースイッチSW1によって確率設定モードになっている場合に限り、CPU1001に入力が受け付けられる。
遊技を開始するために、遊技者によって始動レバー26が操作され、その操作信号が入力されると、CPU1001は、リール6L,6C,6Rの回転を開始させるべく、モーター駆動制御回路1006を介してステッピングモーターSML,SMC,SMRに始動信号を出力する。その結果、表示窓5内においてリール6L,6C,6Rの図柄の変動が開始される。他方、リール6L,6C,6Rの回転を停止するために、遊技者によって停止ボタン27L,27C,27Rが押圧操作され、その操作信号が入力されると、CPU1001は、操作された停止ボタンに対応するリールの回転を停止させるべく、モーター駆動制御回路1006を介してステッピングモーターSML,SMC,SMRに停止信号を出力する。その結果、表示窓5内においてリール6L,6C,6Rの図柄の変動が順次停止される。
RAM1002は、CPU1001と互いにインターフェイスをとっており、CPU1001のワーキングエリアとして機能する。具体的には、このRAM1002では、遊技や図柄変更の制御に必要なフラグや変数の値の書き込み及び読み出しが行われる。
ROM1003には、スロットマシン1を制御して賭け対象メダルの入力モードに応じた態様で遊技を実行しその結果に応じてメダルを払い出す一連の遊技プログラムと、この遊技プログラムで用いる変数の初期値と、図柄の組み合わせと乱数との対応関係を示すデータ群とが格納されている。特に、本スロットマシン1では、上記ROM1002に格納されている遊技プログラムには、役の成立に関する抽選の結果に応じてLED50の点灯態様(発光態様)を変更させるためのプログラムが含まれている。
クロックパルス発生回路1004は、基準クロックパルスを発生させるための回路であって、発生させた基準クロックパルスをCPU1001に供給する。
乱数発生器1005は、役の成立などに関する電子抽選をマシン1内部で行う際に用いられる乱数を発生させ、この発生させた乱数の中から任意の乱数を抽出するための手段であって、抽出した乱数をCPU1001に供給する。例えば、上記の役成立抽選を行うに際して乱数を発生させるコマンドが、CPU1001から乱数発生器1005に対して与えられると、乱数発生器1005は、所定の範囲(本実施の形態1では「0〜256」)の乱数を発生させ、その乱数の値を示す信号をCPU1001に出力する。
ランプ駆動制御回路1007は、CPU1001からの指示信号に基づいてランプ駆動信号を生成し、この生成したランプ駆動信号を各種のランプ7A〜7E,8〜12に与える。その結果、各種のランプ7A〜7E,8〜12は、所定の事象を告知するために点灯又は点滅する。
表示器駆動制御回路1008は、CPU1001からの指示信号に基づいて表示器駆動信号を生成し、この生成した表示器駆動信号を各種の表示器14〜16に与える。その結果、各種の表示器14〜16は、所定の事象を表示する。
LCD駆動制御回路1009は、CPU1001からの指示信号に基づいてLCD駆動信号を生成し、この生成したLCD駆動信号をLCD18に与える。その結果、LCD18は、その表示面上に種々の遊技演出情報を表示する。
音出力制御回路10010は、CPU1001からの指示信号に基づいて音出力信号を生成し、この生成した音出力信号をスピーカー19A,19Bに与える。その結果、スピーカー19A,19Bは、遊技状況に応じた効果音等のサウンドを発する。
ホッパー駆動制御回路10011は、CPU1001からの指示信号に基づいてホッパー駆動信号を生成し、この生成したホッパー駆動信号をホッパー30に与える。その結果、ホッパー30は、貯留しているメダルを下皿22に放出する。
LED駆動制御回路10012は、CPU1001からの指示信号に基づいてLED駆動信号を生成し、この生成したLED駆動信号をLED50に与える。その結果、LED50は、上記の役成立抽選の結果に応じた態様で点灯(発光)する。
[制御の流れ]
図10を参照して、まず、制御装置100内のCPU1001は、マニュアル投入モードでメダルを投入口24から投入したり、クレジットモードでベットボタン25を押してメダルをマシン1に投入したりすることにより、賭けラインが有効化されてベットの操作が完了するのを待つ(ステップS1)。
図10を参照して、まず、制御装置100内のCPU1001は、マニュアル投入モードでメダルを投入口24から投入したり、クレジットモードでベットボタン25を押してメダルをマシン1に投入したりすることにより、賭けラインが有効化されてベットの操作が完了するのを待つ(ステップS1)。
賭けラインが有効されると、CPU1001は、ベットの操作が完了したと判断し、始動レバー26が操作されるのを待つ(ステップS2)。このとき、スタートランプ8が点灯又は点滅する。
始動レバー26が操作されると、CPU1001は、役の成立に関する抽選を行う(ステップS3)。この役成立抽選は、マシン1内部の電子抽選で達成される。
役成立抽選が終了すると、CPU1001は、当該抽選の当否判定を行う(ステップS4及びステップS6)。ボーナス役が内部当選した場合(ボーナス役が内部的に成立した場合)には(ステップS4においてYES)、CPU1001は、7つのLED50全てを七色発光(レインボー発光)させる(ステップS5)。その結果、下皿22内の7つの領域各々には七色の光が照射される。その後、CPU1001は、処理をステップS9に移す。また、小役が内部当選した場合(小役が内部的に成立した場合)には(ステップS4においてNOでステップS6においてYES)、CPU1001は、7つのLED50全てを赤色発光させる(ステップS7)。その結果、下皿22内の7つの領域各々には赤色の光が照射される。その後、CPU1001は、処理をステップS9に移す。さらに、はずれた場合には(ステップS4及びステップS6の何れのステップにおいてもNO)、CPU1001は、7つのLED50全てを青色発光させる(ステップS8)。その結果、下皿22内の7つの領域各々には青色の光が照射される。その後、CPU1001は、処理をステップS9に移す。
ステップS9に移行すると、CPU1001は、リール6L,6C,6Rの回転を開始させる。その結果、表示窓5内においてリール6L,6C,6Rの図柄の変動が開始される。
リール6L,6C,6Rの回転が開始されると、CPU1001は、全ての停止ボタン27L,27C,27Rが押圧停止操作されて目押しが完了し、且つ、全てのリール6L,6C,6Rの回転が停止するのを待つ(ステップS10及びステップS11)。各停止ボタン27L,27C,27Rの目押しが行われると、CPU1001は、その押圧操作順序に応じて各リール6L,6C,6Rの回転を順次停止させる。その結果、表示窓5内において回転リール6L,6C,6Rの図柄の変動が順次停止される。
全停止ボタン27L,27C,27Rの目押しが完了し、且つ、全リール6L,6C,6Rの回転が停止すると、CPU1001は、ボーナス役の入賞が成立したか否かを判別する(ステップS12)。有効ライン上にボーナス役の入賞図柄の組み合わせが揃い、ボーナス役の入賞が成立した場合には、CPU1001は、ボーナスゲーム処理を実行する(ステップS13)。このボーナスゲーム処理が終了すると、CPU1001は、処理をステップS16に移す。他方、ボーナス役の入賞が成立しなかった場合には、CPU1001は、処理をステップS14に移す。なお、ボーナゲーム処理の処理内容は、従来公知のボーナスゲーム処理と同様であるので、その説明を省略する。
ステップS14に移行すると、CPU1001は、小役の入賞が成立したか否かを判別する。有効ライン上に小役の入賞図柄の組み合わせが揃い、小役の入賞が成立した場合には、CPU1001は、遊技者に配当をするために入賞した小役の種類に対応する枚数のメダルの払出を行う(ステップS15)。その後、CPU1001は、処理をステップS16に移す。他方、小役の入賞が成立しなかった場合には、CPU1001は、はずれとみなしてボーナスゲーム処理や払出処理を行うことなく、処理をステップS16に移す。
ステップS16に移行すると、CPU1001は、7つのLED50全てを消灯し、その後、処理を再びステップS1に戻してベットの完了を待つ。
[作用・効果]
本実施の形態1によると、以下の作用・効果を奏する。
本実施の形態1によると、以下の作用・効果を奏する。
本実施の形態1では、役の成立に関する抽選の結果に応じて下皿22内に光を照射する7つのLED50全ての点灯態様(発光態様)を変更させることによって、当該役成立抽選における当選役の種類を遊技者に告知するようにしている。具体的には、当選役がボーナス役であると、7つのLED50全てが七色発光(レインボー発光)し、この七色の光が下皿22内の7つの各領域に照射される。また、当選役が小役であると、7つのLED50全てが赤色発光し、この赤色の光が下皿22内の7つの各領域に照射される。さらに、はずれであると、7つのLED50全てが青色発光し、この青色の光が下皿22内の7つの各領域に照射される。このように遊技者にとって意外性のある現象でボーナス告知を含む内部当選役の種類の告知が行われるので、本スロットマシン1は、遊技者の興味を惹くマシンとなる可能性が生じるのである。なお、7つのLED50の発光色をそれぞれ異ならせて発光させることにより、7つのLED50の全てでレインボー発光を演出するようにしてもよい。
<実施の形態2>
本実施の形態2に係るスロットマシン1の特徴は、役の成立に関する抽選の結果に応じて下皿22内に光を照射するLED50の点灯数(発光数)を変更させることによって、当該役成立抽選における当選役の種類を遊技者に告知する点にあり、その他の構成を実施の形態1と同様である。なお、本実施の形態2においては、7つのLED50は、フルカラーLEDであってもよく、また単一色のLEDであっても構わない。
本実施の形態2に係るスロットマシン1の特徴は、役の成立に関する抽選の結果に応じて下皿22内に光を照射するLED50の点灯数(発光数)を変更させることによって、当該役成立抽選における当選役の種類を遊技者に告知する点にあり、その他の構成を実施の形態1と同様である。なお、本実施の形態2においては、7つのLED50は、フルカラーLEDであってもよく、また単一色のLEDであっても構わない。
それゆえ、図11に示すように、ROM1003のテーブル格納領域TRには、上記の役成立抽選の結果に応じてLED50の点灯数を抽選により決定する際に参照されるテーブルT11,T12,T13(図12(A)〜図12(C)参照)が格納されている。
[参照テーブルの構成]
図12(A)を参照して、第1の参照テーブルT11は、役成立抽選の結果としてボーナス役に内部当選した場合に参照されるテーブルであって、乱数値「0〜86」、「87〜172」及び「173〜256」に関連付けてLED50の点灯数が登録されている。それゆえ、当選役がボーナス役であって、CPU1001が乱数値「0〜86」をサンプリングした場合には、5つのLED50が点灯される。当選役がボーナス役であって、CPU1001が乱数値「87〜172」をサンプリングした場合には、6つのLED50が点灯される。当選役がボーナス役であって、CPU1001が乱数値「173〜256」をサンプリングした場合には、7つのLED50全てが点灯される。
図12(A)を参照して、第1の参照テーブルT11は、役成立抽選の結果としてボーナス役に内部当選した場合に参照されるテーブルであって、乱数値「0〜86」、「87〜172」及び「173〜256」に関連付けてLED50の点灯数が登録されている。それゆえ、当選役がボーナス役であって、CPU1001が乱数値「0〜86」をサンプリングした場合には、5つのLED50が点灯される。当選役がボーナス役であって、CPU1001が乱数値「87〜172」をサンプリングした場合には、6つのLED50が点灯される。当選役がボーナス役であって、CPU1001が乱数値「173〜256」をサンプリングした場合には、7つのLED50全てが点灯される。
また、図12(B)を参照して、第2の参照テーブルT12は、役成立抽選の結果として小役に内部当選した場合に参照されるテーブルであって、乱数値「0〜64」、「65〜129」、「130〜193」及び「194〜256」に関連付けてLEDの点灯数が登録されている。それゆえ、当選役が小役であって、CPU1001が乱数値「0〜64」をサンプリングした場合には、3つのLED50が点灯される。当選役が小役であって、CPU1001が乱数値「65〜129」をサンプリングした場合には、4つのLED50が点灯される。当選役が小役であって、CPU1001が乱数値「130〜193」をサンプリングした場合には、5つのLED50が点灯される。当選役が小役であって、CPU1001が乱数値「194〜256」をサンプリングした場合には、6つのLED50が点灯される。
さらに、図12(C)を参照して、第3の参照テーブルT13は、役成立抽選にはずれた場合に参照されるテーブルであって、乱数値「0〜86」、「87〜172」及び「173〜256」に関連付けてLEDの点灯数が登録されている。それゆえ、はずれであって、CPU1001が乱数値「0〜86」をサンプリングした場合には、1つのLED50が点灯される。はずれであって、CPU1001が乱数値「87〜172」をサンプリングした場合には、2つのLED50が点灯される。はずれであって、CPU1001が乱数値「173〜256」をサンプリングした場合には、3つのLED50が点灯される。
[制御の流れ]
図13を参照して、まず、制御装置100内のCPU1001は、賭けラインが有効化されてベットの操作が完了するのを待つ(ステップS21)。
図13を参照して、まず、制御装置100内のCPU1001は、賭けラインが有効化されてベットの操作が完了するのを待つ(ステップS21)。
賭けラインが有効されると、CPU1001は、ベットの操作が完了した判断し、始動レバー26が操作されるのを待つ(ステップS22)。
始動レバー26が操作されると、CPU1001は、役の成立に関する抽選を行う(ステップS23)。
役成立抽選が終了すると、CPU1001は、当該抽選の当否判定を行う(ステップS24及びステップS26)。ボーナス役が内部当選した場合には(ステップS24においてYES)、CPU1001は、ボーナス告知用のLED点灯数を決定するための抽選を行う(ステップS25)。このボーナス告知用のLED点灯数抽選は、上記のROM1003のテーブル格納領域TRに格納されている第1の参照テーブルT11を読み出し、この読み出されたテーブルT11を参照することによって達成される。具体的には、サンプリングした乱数が「0〜86」の範囲に属する値である場合には、CPU1001は、LED50の点灯数を5つに決定する。サンプリングした乱数が「87〜172」の範囲に属する値である場合には、CPU1001は、LED50の点灯数を6つに決定する。サンプリングした乱数が「173〜256」の範囲に属する値である場合には、CPU1001は、LED50の点灯数を7つに決定する。その後、CPU1001は、処理をステップS29に移す。
また、小役が内部当選した場合には(ステップS24においてNOでステップS26においてYES)、CPU1001は、小役告知用のLED点灯数を決定するための抽選を行う(ステップS27)。この小役告知用のLED点灯数抽選は、上記のROM1003のテーブル格納領域TRに格納されている第2の参照テーブルT12を読み出し、この読み出されたテーブルT12を参照することによって達成される。具体的には、サンプリングした乱数が「0〜64」の範囲に属する値である場合には、CPU1001は、LED50の点灯数を3つに決定する。サンプリングした乱数が「65〜129」の範囲に属する値である場合には、CPU1001は、LED50の点灯数を4つに決定する。サンプリングした乱数が「130〜193」の範囲に属する値である場合には、CPU1001は、LED50の点灯数を5つに決定する。サンプリングした乱数が「194〜256」の範囲に属する値である場合には、CPU1001は、LED50の点灯数を6つに決定する。その後、CPU1001は、処理をステップS29に移す。
さらに、はずれた場合には(ステップS24及びステップS26の何れのステップにおいてもNO)、CPU1001は、はずれ告知用のLED点灯数を決定するための抽選を行う(ステップS28)。このはずれ告知用のLED点灯数抽選は、上記のROM1003のテーブル格納領域TRに格納されている第3の参照テーブルT13を読み出し、この読み出されたテーブルT13を参照することによって達成される。具体的には、サンプリングした乱数が「0〜86」の範囲に属する値である場合には、CPU1001は、LED50の点灯数を1つに決定する。サンプリングした乱数が「87〜172」の範囲に属する値である場合には、CPU1001は、LED50の点灯数を2つに決定する。サンプリングした乱数が「173〜256」の範囲に属する値である場合には、CPU1001は、LED50の点灯数を3つに決定する。その後、CPU1001は、処理をステップS29に移す。
ステップS29に移行すると、CPU1001は、上記のボーナス告知用のLED点灯数抽選、小役告知用のLED点灯数抽選、及びはずれ告知用のLED点灯数抽選の各々の結果に応じた数のLED50を点灯する。
具体的には、当選役がボーナス役であって、ボーナス告知用のLED点灯数抽選でLED50の点灯数が5つと決定された場合には、5つのLED50が点灯する。その結果、5つのLED50から照射された光が下皿22内に照射される。当選役がボーナス役であって、ボーナス告知用のLED点灯数抽選でLED50の点灯数が6つと決定された場合には、6つのLED50が点灯する。その結果、6つのLED50から照射された光が下皿22内に照射される。当選役がボーナス役であって、ボーナス告知用のLED点灯数抽選でLED50の点灯数が7つと決定された場合には、7つのLED50全てが点灯する。その結果、7つのLED50全てから照射された光が下皿22内に照射される。
また、当選役が小役であって、小役告知用のLED点灯数抽選でLED50の点灯数が3つと決定された場合には、3つのLED50が点灯する。その結果、3つのLED50から照射された光が下皿22内に照射される。当選役が小役であって、小役告知用のLED点灯数抽選でLED50の点灯数が4つと決定された場合には、4つのLED50が点灯する。その結果、4つのLED50から照射された光が下皿22内に照射される。当選役が小役であって、小役告知用のLED点灯数抽選でLED50の点灯数が5つと決定された場合には、5つのLED50が点灯する。その結果、5つのLED50から照射された光が下皿22内に照射される。当選役が小役であって、小役告知用のLED点灯数抽選でLED50の点灯数が6つと決定された場合には、6つのLED50が点灯する。その結果、6つのLED50から照射された光が下皿22内に照射される。
さらに、はずれであって、はずれ告知用のLED点灯数抽選でLED50の点灯数が1つと決定された場合には、1つのLED50が点灯する。その結果、1つのLED50から照射された光が下皿22内に照射される。はずれであって、はずれ告知用のLED点灯数抽選でLED50の点灯数が2つと決定された場合には、2つのLED50が点灯する。その結果、2つのLED50から照射された光が下皿22内に照射される。はずれであって、はずれ告知用のLED点灯数抽選でLED50の点灯数が3つと決定された場合には、3つのLED50が点灯する。その結果、3つのLED50から照射された光が下皿22内に照射される。
上記のような態様でLED50を点灯すると、CPU1001は、リール6L,6C,6Rの回転を開始させる(ステップS30)。
リール6L,6C,6Rの回転が開始されると、CPU1001は、全ての停止ボタン27L,27C,27Rが押圧停止操作されて目押しが完了し、且つ、全てのリール6L,6C,6Rの回転が停止するのを待つ(ステップS31及びステップS32)。
全停止ボタン27L,27C,27Rの目押しが完了し、且つ、全リール6L,6C,6Rの回転が停止すると、CPU1001は、入賞判定を行う(ステップS33及びステップS35)。有効ライン上にボーナス役の入賞図柄の組み合わせが揃い、ボーナス役の入賞が成立したと判断した場合には(ステップS33においてYES)、CPU1001は、ボーナスゲーム処理を実行する(ステップS34)。このボーナスゲーム処理が終了すると、CPU1001は、処理をステップS37に移す。また、有効ライン上に小役の入賞図柄の組み合わせが揃い、小役の入賞が成立したと判断した場合には(ステップS33においてNOでステップS35においてYES)、CPU1001は、入賞した小役の種類に対応する枚数のメダルの払出を行う(ステップS36)。その後、CPU1001は、処理をステップS37に移す。さらに、はずれと判断した場合には(ステップS33及びステップS35の何れのステップにおいてもNO)、CPU1001は、ボーナスゲーム処理や払出処理を行うことなく、処理をステップS37に移す。
ステップS37に移行すると、CPU1001は、上記のステップS29で点灯したLED50を消灯し、その後、処理を再びステップS1に戻してベットの完了を待つ。
[作用・効果]
本実施の形態2によると、以下の作用・効果を奏する。
本実施の形態2によると、以下の作用・効果を奏する。
本実施の形態2では、役成立抽選の結果に応じて下皿22内に光を照射するLED50の点灯数(発光数)を変更させることによって、当該役成立抽選における当選役の種類を遊技者に告知するようにしている。具体的には、当選役がボーナス役であると、ボーナス告知用のLED点灯数抽選が実行され、LED50の点灯数が「5〜7」の範囲に決定される。この5つ〜7つの範囲内で、LED50の光が下皿22内に照射される。また、当選役が小役であると、小役告知用のLED点灯数抽選が実行され、LED50の点灯数が「3〜6」の範囲に決定される。この3つ〜6つの範囲内でLED50の光が下皿22内に照射される。さらに、はずれであると、はずれ告知用のLED点灯数抽選が実行され、LED50の点灯数が「1〜3」の範囲に決定される。この1つ〜3つの範囲内で、LED50の光が下皿22内に照射される。このように遊技者にとって意外性のある現象でボーナス告知を含む内部当選役の種類の告知が行われるので、本スロットマシン1は、遊技者の興味を惹くマシンとなる可能性が生じるのである。
また、7つのLED50全てが点灯した場合にはボーナスの完全告知となり、4つのLED50が点灯した場合には小役の完全告知となり、1つ又は2つのLED50が点灯した場合にははずれの完全告知となる。これに対し、5つ又は6つのLED50が点灯した場合には、その告知態様がボーナス告知態様なのか小役告知態様なのか遊技者が迷うところであり、3つのLED50が点灯した場合には、その告知態様が小役告知態様なのかはずれ告知態様なのか遊技者が迷うところでもある。それゆえ、本スロットマシン1は、遊技者側に一方的に有利となるマシンではなく、遊技者及びホール(パーラー)の両者間の公平性を担保し得るマシンとなる。
<実施の形態3>
本実施の形態3に係るスロットマシン1の特徴は、役の成立に関する抽選の結果に応じて下皿22に光を照射するLED50の点灯色(発光色)を変更させることによって、当該役成立抽選における当選役の種類を遊技者に告知する点にあり、その他の構成を実施の形態2と同様である。なお、本実施の形態3においては、7つのLED50としては、フルカラーLEDが採用される。
本実施の形態3に係るスロットマシン1の特徴は、役の成立に関する抽選の結果に応じて下皿22に光を照射するLED50の点灯色(発光色)を変更させることによって、当該役成立抽選における当選役の種類を遊技者に告知する点にあり、その他の構成を実施の形態2と同様である。なお、本実施の形態3においては、7つのLED50としては、フルカラーLEDが採用される。
それゆえ、上記のROM1003のテーブル格納領域TRには、図14(A)〜図14(C)に示すような、上記の役成立抽選の結果に応じてLED50の点灯数を抽選により決定する際に参照されるテーブルT21,T22,T23が格納されている。
[参照テーブルの構成]
図14(A)を参照して、第1の参照テーブルT21は、役成立抽選の結果としてボーナス役に内部当選した場合に参照されるテーブルであって、乱数値「0〜123」及び「124〜256」に関連付けてLED50の点灯色が登録されている。それゆえ、当選役がボーナス役であって、CPU1001が乱数値「0〜123」をサンプリングした場合には、7つのLED50全ての点灯色が紫色とされる。当選役がボーナス役であって、CPU1001が乱数値「124〜256」をサンプリングした場合には、7つのLED50全ての点灯色が赤色とされる。
図14(A)を参照して、第1の参照テーブルT21は、役成立抽選の結果としてボーナス役に内部当選した場合に参照されるテーブルであって、乱数値「0〜123」及び「124〜256」に関連付けてLED50の点灯色が登録されている。それゆえ、当選役がボーナス役であって、CPU1001が乱数値「0〜123」をサンプリングした場合には、7つのLED50全ての点灯色が紫色とされる。当選役がボーナス役であって、CPU1001が乱数値「124〜256」をサンプリングした場合には、7つのLED50全ての点灯色が赤色とされる。
また、図14(B)を参照して、第2の参照テーブルT22は、役成立抽選の結果として小役に内部当選した場合に参照されるテーブルであって、乱数値「0〜123」及び「124〜256」に関連付けてLEDの点灯色(発光色)が登録されている。それゆえ、当選役が小役であって、CPU1001が乱数値「0〜123」をサンプリングした場合には、7つのLED50全ての点灯色が赤色とされる。当選役が小役であって、CPU1001が乱数値「124〜256」をサンプリングした場合には、7つのLED50全ての点灯色が黄色とされる。
さらに、図14(C)を参照して、第3の参照テーブルT23は、役成立抽選にはずれた場合に参照されるテーブルであって、乱数値「0〜123」及び「124〜256」に関連付けてLEDの点灯色が登録されている。それゆえ、はずれであって、CPU1001が乱数値「0〜123」をサンプリングした場合には、7つのLED50全ての点灯色が黄色とされる。はずれであって、CPU1001が乱数値「124〜256」をサンプリングした場合には、7つのLED50全ての点灯色が緑色とされる。
このように、本実施の形態では、赤色の告知発光色がなされた場合にはボーナス役か小役が成立しており、黄色の告知発光色がなされた場合には小役か成立しているかはずれであり、ダイレクトに成立役の種類を告知する発行色といずれの役又ははずれか一義的には不明な発光色を用いていることにより、遊技者に推測させたり、再度の楽しみ、期待感を付与できるようにしている。
[制御の流れ]
図15を参照して、まず、制御装置100内のCPU1001は、賭けラインが有効化されてベットの操作が完了するのを待つ(ステップS41)。
図15を参照して、まず、制御装置100内のCPU1001は、賭けラインが有効化されてベットの操作が完了するのを待つ(ステップS41)。
賭けラインが有効されると、CPU1001は、ベットの操作が完了した判断し、始動レバー26が操作されるのを待つ(ステップS42)。
始動レバー26が操作されると、CPU1001は、役の成立に関する抽選を行う(ステップS43)。
役成立抽選が終了すると、CPU1001は、当該抽選の当否判定を行う(ステップS44及びステップS46)。ボーナス役が内部当選した場合には(ステップS44においてYES)、CPU1001は、ボーナス告知用のLED点灯色を決定するための抽選を行う(ステップS45)。このボーナス告知用のLED点灯色抽選は、上記のROM1003のテーブル格納領域TRに格納されている第1の参照テーブルT21を読み出し、この読み出されたテーブルT21を参照することによって達成される。具体的には、サンプリン乱数値が「0〜123」の範囲である場合には、CPU1001は、7つのLED50全ての点灯色を紫色に決定する。サンプリング乱数値が「124〜256」の範囲である場合には、CPU1001は、7つのLED50全ての点灯色を赤色に決定する。その後、CPU1001は、処理をステップ49に移す。
また、小役が内部当選した場合には(ステップS44においてNOでステップS46においてYES)、CPU1001は、小役告知用のLED点灯色を決定するための抽選を行う(ステップS47)。この小役告知用のLED点灯色抽選は、上記のROM1003のテーブル格納領域TRに格納されている第2の参照テーブルT22を読み出し、この読み出されたテーブルT22を参照することによって達成される。具体的には、サンプリング乱数値が「0〜123」の範囲である場合には、CPU1001は、7つのLED50全ての点灯色を赤色に決定する。サンプリング乱数値が「124〜256」の範囲である場合には、CPU1001は、7つのLED50全ての点灯色を黄色に決定する。その後、CPU1001は、処理をステップS49に移す。
さらに、はずれた場合には(ステップS44及びステップS46の何れのステップにおいてもNO)、CPU1001は、はずれ告知用のLED点灯色を決定するための抽選を行う(ステップS48)。このはずれ告知用のLED点灯色抽選は、上記のROM1003のテーブル格納領域TRに格納されている第3の参照テーブルT23を読み出し、この読み出されたテーブルT23を参照することによって達成される。具体的には、サンプリング乱数値が「0〜123」の範囲である場合には、CPU1001は、7つのLED50全ての点灯色を青色に決定する。サンプリング乱数値が「124〜256」の範囲である場合には、CPU1001は、7つのLED50全ての点灯色を緑色に決定する。その後、CPU1001は、処理をステップS49に移す。
ステップS49に移行すると、CPU1001は、上記のボーナス告知用のLED点灯色抽選、小役告知用のLED点灯色抽選、及びはずれ告知用のLED点灯色抽選の各々の結果に応じた色で7つのLED50全てを点灯する。
具体的には、当選役がボーナス役であって、ボーナス告知用のLED点灯色抽選でLED50の点灯色が紫色と決定された場合には、7つのLED50全てが紫色に点灯する。その結果、7つのLED50全てから照射された紫色の光が下皿22内の7つの各領域に照射される。当選役がボーナス役であって、ボーナス告知用のLED点灯色抽選でLED50の点灯色が赤色と決定された場合には、7つのLED50全てが赤色に点灯する。その結果、7つのLED50全てから照射された赤色の光が下皿22内の7つの各領域に照射される。
また、当選役が小役であって、小役告知用のLED点灯色抽選でLED50の点灯色が赤色と決定された場合には、7つのLED50全てが赤色に点灯する。その結果、7つのLED50全てから照射された赤色の光が下皿22内の7つの各領域に照射される。当選役が小役であって、小役告知用のLED点灯色抽選でLED50の点灯色が黄色と決定された場合には、7つのLED50全てが黄色に点灯する。その結果、7つのLED50全てから照射された黄色の光が下皿22内の7つの各領域に照射される。
さらに、はずれであって、はずれ告知用のLED点灯色抽選でLED50の点灯色が青色と決定された場合には、7つのLED50全てが青色に点灯する。その結果、7つのLED50全てから照射された青色の光が下皿22内の7つの各領域に照射される。はずれであって、はずれ告知用のLED点灯色抽選でLED50の点灯色が緑色と決定された場合には、7つのLED50全てが緑色に点灯する。その結果、7つのLED50全てから照射された緑色の光が下皿22内の7つの各領域に照射される。
上記のような態様でLED50を点灯すると、CPU1001は、リール6L,6C,6Rの回転を開始させる(ステップS50)。
リール6L,6C,6Rの回転が開始されると、CPU1001は、全ての停止ボタン27L,27C,27Rが押圧停止操作されて目押しが完了し、且つ、全てのリール6L,6C,6Rの回転が停止するのを待つ(ステップS51及びステップS52)。
全停止ボタン27L,27C,27Rの目押しが完了し、且つ、全リール6L,6C,6Rの回転が停止すると、CPU1001は、入賞判定を行う(ステップS53及びステップS55)。ボーナス役の入賞が成立したと判断した場合には(ステップS53においてYES)、CPU1001は、ボーナスゲーム処理を実行する(ステップS54)。このボーナスゲーム処理が終了すると、CPU1001は、処理をステップS57に移す。また、小役の入賞が成立したと判断した場合には(ステップS53においてNOでステップS55においてYES)、CPU1001は、入賞した小役の種類に対応する枚数のメダルの払出を行う(ステップS56)。その後、CPU1001は、処理をステップS57に移す。さらに、はずれと判断した場合には(ステップS53及びステップS55の何れのステップにおいてもNO)、CPU1001は、ボーナスゲーム処理や払出処理を行うことなく、処理をステップS57に移す。
ステップS57に移行すると、CPU1001は、7つのLED50全てを消灯し、その後、処理を再びステップS1に戻してベットの完了を待つ。
[作用・効果]
本実施の形態3によると、以下の作用・効果を奏する。
本実施の形態3によると、以下の作用・効果を奏する。
本実施の形態3では、役成立抽選の結果に応じて下皿22内に光を照射するLED50の点灯色(発光色)を変更させることによって、当該役成立抽選における当選役の種類を遊技者に告知するようにしている。具体的には、当選役がボーナス役であると、ボーナス告知用のLED点灯色抽選が実行され、LED50の点灯色が紫色又は赤色に決定される。この決定された7つのLED50全ての紫色又は赤色の光が下皿22内の7つの領域各々に照射される。また、当選役が小役であると、小役告知用のLED点灯色抽選が実行され、LED50の点灯色が赤色又は黄色に決定される。この決定された7つのLED50全ての赤色又は黄色の光が下皿22内の7つの領域各々に照射される。さらに、はずれであると、はずれ告知用のLED点灯色抽選が実行され、LED50の点灯色が青色又は緑色に決定される。この決定された7つのLED50全て青色又は緑色の光が下皿22内の7つの領域各々に照射される。このように遊技者にとって意外性のある現象でボーナス告知を含む内部当選役の種類の告知が行われるので、本スロットマシン1は、遊技者の興味を惹くマシンとなる可能性が生じるのである。
また、7つのLED50全てが紫色にはボーナスの完全告知となり、7つのLED50全てが黄色に点灯した場合には小役の完全告知となる。これに対し、7つのLED50全てが赤色に点灯した場合には、その告知態様がボーナス告知態様なのか小役告知態様なのか遊技者が迷うところである。それゆえ、本スロットマシン1は、遊技者側に一方的に有利となるマシンではなく、遊技者及びホールの両者間の公平性を担保し得るマシンとなる。
なお、本発明は実施の形態1〜実施の形態3に限定されるものではない。例えば、実施の形態2又は実施の形態3において、役の成立に関する抽選の結果に応じてLED50の点灯数及び点灯色を抽選などにより変化させるように構成してもよい。この場合、イコライザーのように、LED50の点灯数及び点灯色を変化させるのが好ましい。また、実施の形態3では、7つのLED50を使用した例について記載したが、LED50の数は1つであってもよく複数であってもよい。すなわち、実施の形態3においては、任意の数のLED50を使用することができるのである。その他、本明細書に添付した特許請求の範囲内での種々の設計変更及び修正を加え得ることは勿論である。
本発明は、意外性があり且つ新規な態様でボーナス告知を含む内部当選役の告知を行えるゆえ、遊技の結果が導出される前に事前に実行される抽選において内部的に成立した役の種類を告知する機能を有するスロットマシンとして有用である。
1 スロットマシン
6L,6C,6R 回転リール
20 腰部パネル
22 下皿
25 ベットボタン
26 始動レバー
27L,27C,27R 停止ボタン
30 ホッパー
50 LED
100 制御装置
1001 CPU
1002 RAM
1003 ROM
T11〜T13,T21〜T23 参照テーブル
6L,6C,6R 回転リール
20 腰部パネル
22 下皿
25 ベットボタン
26 始動レバー
27L,27C,27R 停止ボタン
30 ホッパー
50 LED
100 制御装置
1001 CPU
1002 RAM
1003 ROM
T11〜T13,T21〜T23 参照テーブル
Claims (5)
- 筐体と、
複数の図柄変動列毎に図柄の変動表示及び停止表示を行うための図柄表示手段と、
この図柄表示手段による図柄の変動表示を開始させるための始動操作手段と、
上記複数の図柄変動列毎に対応して設けられ、上記図柄表示手段による図柄の変動表示を停止表示させるための複数の停止操作手段と、
これら複数の停止操作手段の操作に先立ち、複数種類の役の成立に関する抽選を行うための役成立抽選手段と、
この役成立抽選手段の抽選でいずれかの役が成立したことを条件として、当該役に対応した入賞図柄の組み合わせを上記複数の図柄変動列を横切る有効ライン上に停止表示することを許容する図柄停止制御手段と、
上記入賞図柄の組み合わせが有効ライン上に停止表示されたときに当該入賞図柄にかかる役が入賞したと判定する入賞判定手段と、
この入賞判定手段によりいずれかの役が入賞したと判定されたときに、当該役に応じて遊技媒体を払い出す払出手段と、
上記筐体の下部に設けられると共に上記払出手段により払い出された遊技媒体を貯留するための下皿と、を備えたスロットマシンであって、
このスロットマシンは、
上記下皿内を複数色の光により照射可能な照射手段をさらに備え、
この照射手段は、上記役成立抽選手段の抽選で成立した役の種類を遊技者に告知するため、当該役に応じた態様で光を発するように制御されることを特徴とするスロットマシン。 - 上記複数種類の役には、入賞により次ゲーム以降の遊技状態を、通常状態から、遊技者にとって有利なボーナス遊技状態に移行させることを許容するボーナス役が含まれており、
上記照射手段は、上記役成立抽選手段の抽選で成立した役が上記ボーナス役である場合には、所定の期間、色を変化させて光を照射するように制御されることを特徴とする請求項1に記載のスロットマシン。 - 上記複数種類の役には、入賞時に一度その種類に応じた数の遊技媒体が払い出される小役が含まれており、
上記照射手段は、上記役成立抽選手段の抽選で成立した役が小役である場合には、所定の期間、色を変化させないで光を照射するように制御されることを特徴とする請求項2に記載のスロットマシン。 - 上記複数種類の役には、入賞により次ゲーム以降の遊技状態を、通常状態から、遊技者にとって有利なボーナス遊技状態に移行させることを許容するボーナス役が含まれており、
上記照射手段は、複数の光源を有しており、上記役成立抽選手段の抽選で成立した役が上記ボーナス役である場合には、上記複数の光源毎に異なる色の光で上記下皿内の各部分を照射するように制御されることを特徴とする請求項1に記載のスロットマシン。 - 上記複数種類の役には、入賞時に一度その種類に応じた数の遊技媒体が払い出される小役が含まれており、
上記照射手段は、上記役成立抽選手段の抽選で成立した役が小役である場合には、上記複数の光源を同色の光で上記下皿内の各部分を照射するように制御されることを特徴とする請求項4に記載のスロットマシン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005287386A JP2007097609A (ja) | 2005-09-30 | 2005-09-30 | スロットマシン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005287386A JP2007097609A (ja) | 2005-09-30 | 2005-09-30 | スロットマシン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007097609A true JP2007097609A (ja) | 2007-04-19 |
Family
ID=38025155
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005287386A Pending JP2007097609A (ja) | 2005-09-30 | 2005-09-30 | スロットマシン |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2007097609A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010172374A (ja) * | 2009-01-27 | 2010-08-12 | Fujishoji Co Ltd | 遊技機 |
JP2015221362A (ja) * | 2015-08-18 | 2015-12-10 | 株式会社ディ・ライト | 遊技機 |
-
2005
- 2005-09-30 JP JP2005287386A patent/JP2007097609A/ja active Pending
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