JP2007096409A - 無線通信システム - Google Patents

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Abstract

【課題】
SCPC通信方式を使用したデジタル無線システムにおいて、基地局が全端末局、または特定のグループまたは端末局に対し、通話中の音声を録音させる場合、同期確立した後音声を出力するまで必ず1フレーム待たなければいけないという欠点がある。
【解決手段】
基地局と、上記基地局と同期バーストおよび無線情報チャネルを有する無線キャリアで送受信される複数の移動局を有する無線通信システムにおいて、上記基地局は、第1の制御部および無線部を有し、上記移動局は、第2の制御部を有し、上記第1の制御部は、同期バーストまたは上記無線情報チャネルに上記移動局を制御する制御信号を添付して上記移動局に送信し、上記移動局の制御部は、上記同期バーストまたは上記無線情報チャネルから制御信号を検出するように構成される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、無線通信システムに関し、特に、SCPC(Single Channel Per Carrier)方式を使用した無線通信システムに関するものである。
現在、実用化されているデジタル無線システムの一つとして、標準規格ARIB STD-T61(Association of Radio Industries and Businesses-T61)で定められているSCPC方式デジタル無線システムがある。このSCPC方式デジタル無線システムについて図7および図8を用いて説明する。SCPC方式デジタル無線システムは、一つの無線キャリアが一つの通信チャネルに対応し、単信方式のプレストーク通信を基本とする比較的簡易なシステムであり、1基地局あたり1通信チャネルでの通話サービスが基本となっている。このシステムは、基地局(または基地局無線設備とも言う。)701と基地局701の通信エリア702(または通信ゾーンとも言う。)内にある複数の移動局703−1、703−2、703−3、・・703−Nと基地局間あるいは基地局を経由した移動局間あるいは移動局間直接通信の通信接続サービス、あるいは、通信エリア702の外の移動局703−4と通信エリア702内の移動局703−Nとの通信接続サービスが行なわれるように構成されたシステムである。
而して、標準規格ARIB STD-T61で定められているデジタル無線技術を用いたSCPC方式デジタル無線システムで使用が許可されている無線キャリア(carrier)周波数割当てを図3に示す。図3において、上り方向、即ち、移動局→基地局の方向では、約367MHz〜369MHzの無線キャリアfで、6.25KHz巾で、無線キャリアf1、f2、f3・・・が認められている。また、下り方向、即ち、基地局→移動局の方向では、上り方向の367MHzから18MHz離れた約385MHz〜387MHzの無線キャリアFで、6.25KHz巾で、無線キャリアF1、F2、F3・・・が認められている。従って、SCPC方式デジタル無線システムの通信においては、上り方向f1、f2、・・・、下り方向F1、F2、・・・の各周波数が使用される。
そして、例えば、基地局701と移動局703−1との間の通信チャネルおよび基地局701経由の移動局703−2と移動局703−3との間の通話チャネルは、周波数の異なる下り無線キャリアF1と上り無線キャリアf1のペア波が使用される。また、通信エリア702外の移動局703−4と移動局703−Nとの間の移動局間直接通信では、無線キャリアWの内の1つの無線キャリアW1の1波が認められている。
このSCPC方式デジタル無線システムで用いられる無線チャネルは、図8に示すようにそれぞれ信号フォーマットの異なる通信用チャネルSC(Service Channel)と同期バーストSB0(Synchronous Burst 0)から構成されている。図8に示すSCとSB0の信号フォーマットにおいて、LB+Rは、リニアライザ用プリアンブル及びバースト過渡応答用ガードタイム、Pa及びPbは、プリアンブル、TCHは、トラヒックチャネル、RIは、無線情報チャネル、SWは、同期ワード、Bは、バースト識別ビット、Gは、ガードタイムである。なお、数字は、シンボルを表している。
通信用チャネルSCは、ユーザが通信のために使用する双方向チャネルであり、トラヒックチャネル(TCH:Traffic Channel)及び無線情報チャネル(RICH:Radio Information Channel、図8では、RIで示されている。)からなる。同期バーストSB0は、割り当てられた無線チャネルにおける通信時にTCHの前に取り交わされる同期のためのバーストデータであり、パラメータ情報チャネル(PICH:Parameter Information Channel、図8では、RIで示されている。)及びRICHから構成されている。
無線情報チャネルRICHは、SC及びSB0全ての無線チャネル上に配置され、無線チャネル構造、動作モード、通信モード等のチャネル情報を転送するために使われ、必要に応じてユーザ情報を転送するためにも使用される。トラヒックチャネルTCHは、ユーザ情報を転送する双方向チャネルで、音声情報等が転送される。パラメータ情報チャネルPICHは、同期バーストに付随してユーザ固有の情報等を転送する機能チャネルである。
図7の無線システムにおいて通信を行う場合には、通信を始める側がプレススイッチをONし、同時にSB0を数回連送して通信を受ける側の同期を確立させた後、SCにより音声通話を行う。この信号の送信フォーマットを図4に示す。図4においては、同期のための同期バーストSB0を、SB01、SB02、SB03の3回送出し、続いて通信用チャネルSCをSC1、SC2、・・・の順に順次送出する。なお、SB0、SCの1区間は、図4のように40msである。
通常、基地局側からの通信は、下り回線F1で同期確立した全ての端末局703に音声送出される。つまり、基地局701経由の移動局703−2および移動局703−3間の通話は、下り無線キャリアF1で同期確立した移動局703−1等、通信エリア702内に位置する他の移動局にも聞こえるということになる。
ここで、SCPC方式デジタル無線システムでは、通信エリア702内で個別呼出の有無やグループ呼出の有無を明らかにするために、一種の取り決めがなされている。例えば図7において移動局703−1の個別番号(またはID番号)を1、移動局703−2の個別番号を2、移動局703−3の個別番号を3、移動局703−4の個別番号を4、移動局703−5の個別番号を5、・・・移動局703−Nの個別番号をNとするように、各移動局に個別番号を付して、通話相手を特定している。また、例えば、移動局703−1、移動局703−N、・・・にグループ番号を1、移動局703−2、移動局703−3、・・・にグループ番号2、・・・というようにグループ番号を付して、グループ通信ができるようになされている。更にまた、例えば、「個別呼出無し」を個別番号0、「グループ呼出無し」をグループ番号0と定義して、個別呼出およびグループ呼出の有無が分かるようになされている。なお、このような個別番号、グループ番号等の付与は、適宜、必要に応じて設定されるものである。
また、通信端末選択方式及び無線機(例えば、特許文献1参照)には、通話を要求したい端末の識別コードをトーン信号として、発呼側で音声信号に付加し、着呼側はトーン信号に対応する識別コードと時局の識別コードの照合を行う技術が開示されている。
また、デジタル無線通信システム(例えば、特許文献2参照)には、通信用チャネルを使用せず、同期バースト信号のパラメータ情報チャネルを利用してGPS位置情報の通信を実現する技術が開示されている。
しかしながら、上述したSCPC方式デジタル無線システムにおいては、録音制御機能が設けられていないため、基地局からのメッセージや、相手からのメッセージを聞いた場合、受信者は、そのメッセージをメモする以外に記録する方法がなく、重要な連絡等が忘れられるという問題がある。また、SCPC方式デジタル無線システムにおいては、従来の無線システムのように制御用チャネルが存在しないため、移動局703を制御する信号を送信できない等の問題があり、これらを改善するSCPC方式デジタル無線システムの実現が望まれている。
特開2002−95059号公報 特開2005−51355号公報
上述したようにSCPC方式デジタル無線システムにおいては、録音制御機能が設けられていないため、基地局からのメッセージや、相手からのメッセージを自動的に録音することができない。また、SCPC方式デジタル無線システムにおいては、従来の無線システムのように制御用チャネルが存在しないため、移動局703を制御する信号を送信できない等の不便さがある。
本発明の目的は、移動局を制御できる無線通信システムを提供することである。
本発明の他の目的は、SCPC方式デジタル無線システムにおいて録音制御機能を有する無線通信システムを提供することである。
本発明の更に他の目的は、SCPC方式デジタル無線システムにおいて応答性に優れた録音制御機能を有する無線通信システムを提供することである。
本発明は、基地局と、上記基地局と同期バーストおよび無線情報チャネルを有する無線キャリアで送受信される複数の移動局を有する無線通信システムにおいて、上記基地局は、第1の制御部および無線部を有し、上記移動局は、第2の制御部を有し、上記第1の制御部は、同期バーストまたは上記無線情報チャネルに上記移動局を制御する制御信号を添付して上記移動局に送信し、上記移動局の制御部は、上記同期バーストまたは上記無線情報チャネルから制御信号を検出するように構成される。
また、本発明の無線通信システムにおいて、上記無線通信システムは、SCPCデジタル無線システムで構成される。
また、本発明の無線通信システムにおいて、上記第1の制御部および第2の制御部は、それぞれ記憶部を有し、上記それぞれの記憶部に上記制御信号を設定する制御フラグのテーブルを記憶するように構成される。
また、本発明の無線通信システムにおいて、上記移動局は、更に、録音部を有し、上記移動局の制御部は、上記基地局から送られてくる制御信号に基づいて上記録音部を制御するように構成される。
以上説明したように、本発明によれば、移動局を制御できる無線通信システムを実現できる。特に、SCPC方式デジタル無線システムにおいて移動局を制御して、自動的に録音できるようになるため、基地局からのメッセージや、相手からのメッセージを自動的に録音できるので、重要なメッセージを見逃すようなことがなくなるという特徴がある。また、録音時の応答性に優れた録音制御機能を有する無線通信システムが実現できる。
以下本発明の一実施例について図面を用いて説明する。なお、本発明で使用される無線通信システムは、図7で示される無線通信システムと同様であり、また、使用する無線キャリアおよび送信フォーマットは、それぞれ図3および図4に示されるものと同じであるので、これらの詳細な説明は省略する。
図1は、本発明で使用される基地局の一実施例の概略構成を示すブロック図である。この基地局は、図7で示される基地局701に相当する。図1において、基地局701は、制御部101および無線部102で構成されている。制御部101は、処理装置103、記憶部104、表示部105および操作部106で構成され、無線通信システム全体を管理する機能を有している。無線部102は、送信用無線機107と受信用無線機108を有している。送信用無線機107は、前述したように下り無線キャリアF1を用いて制御部101からの信号を移動局703に送信する。一方、受信用無線部108は、上り無線キャリアf1を用いて移動局703からの信号を受信する。即ち、F1およびf1のペア波を用いた送受信を行う。
図2は、移動局703の概略構成を示すブロック図である。なお、図2で示す移動局703は、例えば、下り方向無線キャリアF1および上り方向無線キャリアf1のペア波が用いられ、同時送受波ができる無線通信装置を示している。図2において、201は、基地局101の無線部102との送受信を行うためのアンテナ、202は、送受信を切り替えるプレストークスイッチ、203は、受信部、204は、受信信号処理部、205は、スピーカ、206は、制御部、207は、記憶部、208は、表示部、209は、録音部、210は、操作部、211は、マイク、212は、送信信号処理部、213は、送信部である。
この無線通信装置の動作は、先ず、操作部210を操作し、例えば、テンキーで相手の移動局番号を入力し、通話ボタンを押す。相手が出ると送信状態となるので、マイク211から入力される音声信号は、送信信号処理部212で送信のための所定の信号処理を施された後、送信部213に入力される。送信部213に入力された信号は、送信のための所定の変調がなされ、所定の送信周波数f1に変換され、プレストークスイッチ202を介してアンテナ201から出力され、基地局701の受信用無線機108へ送信される。
一方、基地局701あるいは相手の移動局703からの信号は、アンテナ201で受信され、プレストークスイッチ202を介して受信部203に入力される。受信部203に入力された信号は、高周波増幅され、所定の中間周波数に変換され、更に、復調され、受信信号処理部204に供給される。受信信号処理部204では、所定の信号処理がなされた後、スピーカ205から音声信号を出力したり、録音部209に音声を録音したりする。また、データの場合には、表示部208にデータが表示される。
さて、従来のSCPC方式デジタル無線システムは、下りF1および上りf1のペア波の無線キャリアが使用され、通信のフォーマットは、同期バーストSB0と通信用チャネルSCから構成されており、従来の無線システムのように通話路を制御する制御チャネルがないことを説明した。従って、本発明では、この標準規格ARIB STD-T61に準拠するSCPC方式デジタル無線システムに移動局703を制御できる制御信号を送信できる機能を付加し、移動局703を制御できるようにするものである。そのために本発明では、通信のフォーマットの中の通信用チャネルSCに移動局703の制御信号を挿入し、送信するようにするものである。
図5は、本発明の一実施例を説明するための通信用チャネルSCの具体的なフォーマット構造を示している。この通信用チャネルSCは、前述したようにユーザが通信のために使用する双方向チャネルであり、トラヒックチャネルTCH及び無線情報チャネルRICH(図5では、RIで示されている。)から構成されている。従って、このトラヒックチャネルTCHあるいは無線情報チャネルRICHの領域を使用して制御信号を送信する。即ち、基地局701では、移動局703を制御する必要が生じた場合、操作部106を操作して処理装置103を制御し、トラヒックチャネルTCHまたは無線情報チャネルRICHのいずれか一方を用いて制御信号を送信する。これについて以下説明する。
まず、対象とする移動局を選択する場合、基地局701の記憶部104には、表1に示すような対象移動局選択テーブルが記憶されている。
Figure 2007096409
表1は、対象移動局選択テーブルで、操作部106の操作により表示部105に表示される。そして、一斉呼出の場合は、全移動局を、個別呼出の場合には、移動局個別番号1、2、3、・・・、Nの対象とする移動局個別番号を、そして、グループ呼出では、グループ番号1、2、3、・・・、Pの対象とするグループ番号を操作部106で指定する。これによって、例えば、図5で示す場合には、対象とする移動局個別番号1、2、3、・・・がトラヒックチャネルTCHの畳み込み符号領域501に書込まれる。なお、一斉の場合には、全移動局ALが書込まれる。同様に、グループ呼出の場合には、対象とするグループ番号1、2、・・・Pを書き込む。そして、制御フラグには、制御したい内容に応じてフラグを畳み込み符号領域501に書き込む。制御フラグとしては、例えば、移動局の録音部210を起動したい場合には、CF1を書き込む。また、表示部208に緊急情報を表示したい場合には、CF2を書き込む。なお、制御フラグのテーブルを表2に示す。
Figure 2007096409
この表2のテーブルは、基地局701の記憶部104および移動局703の記憶部207に前もって記憶されている。なお、表2に示すテーブルの内容は、システムの構成あるいは使用目的に応じて修正、加入できることは言うまでもない。
この状態で、本発明の動作を説明する。基地局701の操作者が、操作部106を操作して表示部105に表1を表示させる。そして、例えば、項目番号1を選択すると、処理装置103は、制御フラグCF1を通信用チャネルSCのトラフィックチャネルTCHの畳み込み符号領域501に書き込み、無線部102の送信用無線機107から送信する。
一方、移動局703では、図4に示すように前もって基地局701から同期のための同期バーストSB01、SB02、SB03(本実施例では3回送出している場合を示している。)が送信されているので、基地局無線部102と移動局703とは同期し、送受信が可能な状態になっている。従って、続いて送られてくる通信用チャネルSC1、SC2を順次受信する。
移動局703では、例えば、通信用チャネルSC1を受信すると、制御部206は、通信用チャネルSC1に書き込まれている制御フラグCF1を検出する。そして、前もって記憶部207に記憶されている表2に示す制御フラグテーブルを参照する。参照の結果、制御フラグCF1は、録音部209を起動するフラグであるので、制御部206は、録音部209を起動する。
次に、基地局701から緊急情報あるいはメッセージが通信用チャネルSC、例えば、通信用チャネルSC2のトラフィックチャネルTCHあるいは無線情報チャネルRICHで送られてくるので、このメッセージが録音部209に録音される。即ち、本発明の実施例では、基地局701から送られてくる移動局703の制御信号で自動的に録音部209が起動され、録音されるので、緊急の情報や、基地局からのメッセージを聞き逃すようなことを防止することができる。なお、制御フラグCF1を通信用チャネルSCで送信する場合、通信用チャネルSC1、SC2、SC3、・・・は、それぞれ40msと比較的短いため、録音部209がON状態となって、録音されるまでには、2秒〜数秒必要であるので、記録漏れを防ぐためには、制御フラグCF1を送信してから所定の期間T(T=2秒〜数秒)後に緊急情報あるいはメッセージを送信するのがよい。なお、録音部209が半導体メモリ等の録音部で構成されている場合は、このような期間Tは、必要ではない。
次に、本発明の他の一実施例を図6を用いて説明する。上記実施例では、制御フラグCFを通信用チャネルSCで送信し、その後に緊急情報あるいはメッセージを同じ通信用チャネルSCで送信する場合について説明したが、この場合、通信用チャネルSCで制御フラグを送信し、その後に緊急情報あるいはメッセージを同じ通信用チャネルSCで送信しているので、録音に時間がかかることとなる。本実施例では、これを改善し、緊急情報等のメッセージをすばやく録音できる他の一実施例について説明する。
図6は、同期バーストSB0の具体的なフォーマット構造を示している。この同期バーストSB0は、図4で示されるように基地局701と移動局703とを同期させるための同期バースト信号である。即ち、同期バーストSB0は、割り当てられた無線チャネルにおける通信時にTCHの前に取り交わされる同期のためのバーストデータであり、パラメータ情報チャネルPICH及びRICHから構成されている。そして、本発明の実施例では、パラメータ情報チャネルPICH(図6では、PIと表示されている。)の畳み込み領域601に個別番号1、2、・・・、N、あるいはグループ番号1、2、・・・、Pのように畳み込み符号として書き込む。図6では、グループ呼出の場合を示している。そして、同じ領域601に制御フラグとして制御したい内容に応じて、例えば、フラグCF1を畳み込み符号として書き込む。制御フラグとしては、前述と同様であり、また、制御フラグのテーブルも表2に示すものと同じであるので、詳細な説明は省略する。
以上のように同期バーストSB0に制御フラグCFを書き込むことによって基地局701と移動局703とが同期した状態で、移動局703は、録音部209がON状態になる。即ち、本発明の他の一実施例でのSCPC方式デジタル無線システムにおいては、通信開始時に同期バーストSB0を数回連送して通信を受ける側の同期を確立させると同時に、基地局701からの制御信号が検出され、制御動作が開始されるので、通信用チャネルSCに移行した最初の通信用チャネルSC1のトラヒックチャネルTCHあるいは無線情報チャネルRICHに挿入されている緊急情報あるいはメッセージを受信し、録音部に録音できるので、基地局から送信される信号に同期が取れた移動局は、その後に送られる緊急情報あるいはメッセージをすばやく録音できる特徴がある。
以上、本発明について詳細に説明したが、本発明は、ここに記載された無線通信システムの実施例に限定されるものではなく、上記以外の無線通信システムに広く適応することが出来ることは、言うまでも無い。
本発明の一実施例で使用される基地局の概略構成のブロック図を示す。 本発明の一実施例で使用される移動局の概略構成のブロック図を示す。 SCPC方式デジタル無線システムで使用が許可されている無線キャリア周波数割当てを示す図である。 SCPC方式デジタル無線システムで使用される通信フォーマットを示す図である。 本発明の一実施例を説明するための図である。 本発明の他の一実施例を説明するための図である。 従来の無線通信システムの一例を示す図である。 SCPC方式デジタル無線システムで使用される通信用チャネルおよび同期バーストを説明するための図である。
符号の説明
101:制御部、102:無線部、103:処理装置、104:記憶部、105:表示部、106:操作部、107:送信用無線機、108:受信用無線機、201:アンテナ、202:プレストークスイッチ、203:受信部、204:受信信号処理部、205:スピーカ、206:制御部、207:記憶部、208:表示部、209:録音部、210:操作部、211:マイク、212:送信信号処理部、213:送信部、701:基地局、702:通信エリア、703:移動局。

Claims (3)

  1. 基地局と、上記基地局と同期バーストおよび無線情報チャネルを有する無線キャリアで送受信される複数の移動局を有する無線通信システムにおいて、上記基地局は、第1の制御部および無線部を有し、上記移動局は、第2の制御部を有し、上記第1の制御部は、同期バーストまたは上記無線情報チャネルに上記移動局を制御する制御信号を添付して上記移動局に送信し、上記移動局の制御部は、上記同期バーストまたは上記無線情報チャネルから制御信号を検出することを特徴とする無線通信システム。
  2. 請求項1記載の無線通信システムにおいて、上記第1の制御部および第2の制御部は、それぞれ記憶部を有し、上記それぞれの記憶部に上記制御信号を設定する制御フラグのテーブルを記憶することを特徴とする無線通信システム。
  3. 請求項1記載の無線通信システムにおいて、上記移動局は、更に、録音部を有し、上記移動局の制御部は、上記基地局から送られてくる制御信号に基づいて上記録音部を制御することを特徴とする無線通信システム。
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