JP2007096094A

JP2007096094A - 機器収納用箱体

Info

Publication number: JP2007096094A
Application number: JP2005285090A
Authority: JP
Inventors: Naoki Hayakawa; 直希早川
Original assignee: Kawamura Electric Inc
Current assignee: Kawamura Electric Inc
Priority date: 2005-09-29
Filing date: 2005-09-29
Publication date: 2007-04-12

Abstract

【課題】本発明は、簡単な構造で、空気の循環が良く、効率よく換気できる機器収納用箱体を提供することを目的としている。
【解決手段】給気孔３は本体２の下方に、排気孔４は本体２の上方に設け、ケース６にも換気用の開口７を設けると共に、本体２の下面内側には給気孔３に略筒状のダクト８を取り付け、ケース６に設けられた開口７に接続し、給気孔３より取り入れた冷気を直接ケースに通し、排気孔４より排出し、本体２の温度上昇を抑えることを特徴とする。
【選択図】図１

Description

本発明は、本体に給気孔と排気孔とを有し、ケースに収めた各種電気機器や通信機器等を取り付ける機器収納用箱体に関するものである。

従来は、本体３１の下面に給気孔３２を、上方には排気孔３３を設けていた。給気孔３２から取り入れられた冷気は発熱体である機器３４を冷ましながら暖かくなり上昇し、排気孔３３から暖気は排出され、本体３１の内部で空気を対流させながら温度上昇を抑えていた。
特開２０００−３５３８８８号公報特開２００３−８２６６号公報実用新案登録第３０７５８１０号公報実用新案登録第３０７８７０４号公報

しかしながら、上記従来技術における機器収納用箱体では、給気孔３２から取り込まれた冷気は本体３１内部に分散してしまい、本体３１に収納された機器３４に効率よく冷気が当たらず、十分に温度上昇を抑えることができなかった。また、排気の能力も低く、排出されるべき暖気がまた、機器に給気されてしまい、暖気が本体３１の中を循環することになり、本体３１内の温度上昇を促進する結果となっていた。また、収納される機器３４の発熱量によっては換気孔３２、３３の数が足らない場合もあった。

本発明は、簡単な構造で、空気の循環のよい機器収納用箱体を提供することを目的とし、その構造は、給気孔は本体の下方に、排気孔は本体の上方に設け、ケースにも換気用の開口を設けると共に、本体の下面内側には給気孔に略筒状のダクトを取り付け、ケースに設けられた開口に接続し、給気孔より取り入れた冷気を直接ケースに通し、排気孔より排出することを特徴とする。

本発明に係る機器収納用箱体は、給気孔は本体の下方に、排気孔は本体の上方に設け、ケースにも換気用の開口を設けると共に、本体の下面内側には給気孔に略筒状のダクトを取り付け、ケースに設けられた開口に接続し、給気孔より取り入れた冷気を直接ケースに通し、排気孔より排出するため、ファン等の強制換気させるような機器を用いることなく、機器収納用箱体の本体内部の温度を効率よく抑えることができる。また、給気を効率よく行えることによって、排気も強力に行える。

効率の良い換気を行うという目的を、最小の部品点数で、且つファン等の強制換気を行う機器を用いることなく実現した。

本発明は、図１〜図２の添付図面に基づいて説明する。

本発明に係る機器収納用箱体１は、本体２の下面に給気孔３が設けられる。また、本体２の上方、例えば側面の上のほうに排気孔４が設けられる。

本体２の背面に基板５を設け、基板５に機器等を取り付ける。電気機器や通信機器等はケース６に収められ、ケース６を基板５に取り付けて機器を本体２に収納する。機器を納めるケース６には上面と下面とに開口７を設け、ケース６内の換気を行う。

本体２の内側給気孔３には、ダクト８を取り付け、ケース６に設けられた下側開口７に直接接続する。ダクト８は、略筒状に形成され、給気孔３やケース６の大きさに合わせた取り付け部９を形成する。煙突効果により本体２の外から冷気が給気孔３より取り込まれる。取り込まれた冷気はダクト８を介してケース６に送られる。発熱体である機器からでる熱により暖められた空気は上昇し、ケース６から排出されさらに本体の排気孔４から排出され、換気を行うものである。

暖気が本体２の排気孔４から排出されなくても、ダクト８で冷気が取り込まれ、ケース６の開口へは暖気が再び給気されることがないので、本体内部の温度上昇を抑えることができる。

また、確実に給気を行うことにより、排気力も強力となり、本体に２取り込まれた冷気は効率よく本体内部を循環し、強制換気をするためにファン等の機器を用いることなく換気でき、温度上昇を抑えることができる。

ケース６に収められた機器を本体２に取り付ける時に、本体２に設けられた給気孔３とケース６の開口７とを接続すことにより、本体２外部から取り込まれた冷気を直接ケースへ送り込むことができ効率的に換気が行え温度上昇を抑えることができる。

本発明に係る機器収納用箱体の実施例を示す説明図である。（実施例１）本発明に係る機器収納用箱体に取り付けられるダクトを示す説明図である。（実施例１）従来の機器収納用箱体を示す説明図である。

符号の説明

１機器収納用箱体
２本体
３給気孔
４排気孔
５基板
６ケース
７開口
８ダクト
９取り付け部

Claims

本体に給気孔と排気孔とを有し、ケースに収めた各種電気機器や通信機器等を取り付ける機器収納用箱体において、前記給気孔は前記本体の下方に、前記排気孔は前記本体の上方に設け、前記ケースにも換気用の開口を設けると共に、前記本体の下面内側には前記給気孔に略筒状のダクトを取り付け、前記ケースに設けられた開口に接続し、前記給気孔より取り入れた冷気を直接前記ケースに通し、前記排気孔より排出することを特徴とする機器収納用箱体。