JP2016093137A - ペット用マット - Google Patents
ペット用マット Download PDFInfo
- Publication number
- JP2016093137A JP2016093137A JP2014231700A JP2014231700A JP2016093137A JP 2016093137 A JP2016093137 A JP 2016093137A JP 2014231700 A JP2014231700 A JP 2014231700A JP 2014231700 A JP2014231700 A JP 2014231700A JP 2016093137 A JP2016093137 A JP 2016093137A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- mat
- pet
- mat body
- housing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Housing For Livestock And Birds (AREA)
Abstract
【課題】簡素な構造で、ペットに冷感または温感を与えるマット本体の過冷却または過熱を抑制できるとともにユーザーの希望に応じた機能を容易に付加できるペット用マットを提供する。【解決手段】ペット用マット1は、熱伝導性を有するマット本体4と、マット本体を支持する筐体11と、筐体内に空気を供給する給気装置5と、筐体に設けられた機能付加部材保持部13eとを備える。筐体は、マット本体の下方に配置された空気通路12m〜12rと、空気通路の一端と筐体外の空間とを連通させる吸気孔14と、空気通路の他端と筐体外の空間とを連通させる排気孔15とを有する。給気装置は、筐体外の空気を吸気孔から吸入して空気通路に供給するとともに排気孔から排出する。空気通路は給気装置が吸入した空気をマット本体に接するように案内する。機能付加部材保持部は空気通路に供給される空気に所定の機能を付加する機能付加部材16を着脱可能に保持する。【選択図】図6
Description
本発明は、ペット用マットに関するものである。
特許文献1には、犬や猫等のペットに冷感又は温感を与えるペット用マットが開示されている。このペット用マットは、熱伝導性を有するマット本体と、マット本体を支持する筐体と、マット本体を冷却又は加熱する熱電変換素子と、熱電変換素子に熱的に接続された放熱フィンと、筐体外の空気を筐体内に吸入する送風機と、マット本体の温度を検知する温度センサと、温度センサが検知した温度に基づいて熱電変換素子と送風機を制御する制御回路とを備えている。
筐体は、放熱フィンの下方に配置された空気通路と、空気通路の一端と筐体外の空間とを連通させる吸気孔と、空気通路の他端と筐体外の空間とを連通させる排気孔とを有している。空気通路は、送風機が吸入した空気を放熱フィンに接するように案内する。
スイッチをONにすると、熱電変換素子に通電され、熱電変換素子がマット本体を冷却又は加熱する。これと同時に送風機が駆動され、筐体外の空気が吸気孔から空気通路内に吸入される。当該空気は、放熱フィンと熱交換した後、排気孔から筐体外に排出される。マット本体の温度は温度センサによって検知され、温度センサが検知した温度に基づいて制御回路が熱電変換素子と送風機を制御する。その結果、マット本体が所定温度に維持され、マット本体上のペットに対して冷感又は温感を与えることができる。
スイッチをONにすると、熱電変換素子に通電され、熱電変換素子がマット本体を冷却又は加熱する。これと同時に送風機が駆動され、筐体外の空気が吸気孔から空気通路内に吸入される。当該空気は、放熱フィンと熱交換した後、排気孔から筐体外に排出される。マット本体の温度は温度センサによって検知され、温度センサが検知した温度に基づいて制御回路が熱電変換素子と送風機を制御する。その結果、マット本体が所定温度に維持され、マット本体上のペットに対して冷感又は温感を与えることができる。
特許文献1のペット用マットは、熱電変換素子によるマット本体の過冷却または過熱を抑制するために、温度センサや制御回路を備えている。したがって、装置構成が複雑で製造コストが高い。
また、特許文献1に開示されたペット用マットは、ペットに冷感又は温感を与える機能を有しているが、このようなペット用マットが他の機能(例えば、消臭)を併せ持っていれば、商品の魅力が更に向上する。その場合、簡素な構造で、ユーザーの希望に応じた機能を容易に付加できるようにすることが望ましい。
また、特許文献1に開示されたペット用マットは、ペットに冷感又は温感を与える機能を有しているが、このようなペット用マットが他の機能(例えば、消臭)を併せ持っていれば、商品の魅力が更に向上する。その場合、簡素な構造で、ユーザーの希望に応じた機能を容易に付加できるようにすることが望ましい。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、簡素な構造で、ペットに冷感または温感を与えるマット本体の過冷却または過熱を抑制できるとともに、ユーザーの希望に応じた機能を容易に付加することができるペット用マットを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明では以下の技術的手段を講じている。
即ち、第1の発明に係るペット用マットは、熱伝導性を有するマット本体4と、前記マット本体4を支持する筐体11と、前記筐体11内に空気を供給する給気装置5と、前記筐体11に設けられた機能付加部材保持部13eとを備えている。前記筐体11は、前記マット本体4の下方に配置された空気通路12m〜12rと、前記空気通路12m〜12rの一端と前記筐体11外の空間とを連通させる吸気孔14と、前記空気通路12m〜12rの他端と前記筐体11外の空間とを連通させる排気孔15とを有している。前記給気
装置5は、前記筐体11外の空気を前記吸気孔14から前記筐体11内に吸入して前記空気通路12m〜12rに供給するとともに、前記排気孔15を介して前記筐体11外に排出する。前記空気通路12m〜12rは、前記給気装置5から供給される空気を前記マット本体4に接するように案内する。前記機能付加部材保持部13eは、前記空気通路12m〜12rに供給される空気に所定の機能を付加する機能付加部材16を着脱可能に保持する。
即ち、第1の発明に係るペット用マットは、熱伝導性を有するマット本体4と、前記マット本体4を支持する筐体11と、前記筐体11内に空気を供給する給気装置5と、前記筐体11に設けられた機能付加部材保持部13eとを備えている。前記筐体11は、前記マット本体4の下方に配置された空気通路12m〜12rと、前記空気通路12m〜12rの一端と前記筐体11外の空間とを連通させる吸気孔14と、前記空気通路12m〜12rの他端と前記筐体11外の空間とを連通させる排気孔15とを有している。前記給気
装置5は、前記筐体11外の空気を前記吸気孔14から前記筐体11内に吸入して前記空気通路12m〜12rに供給するとともに、前記排気孔15を介して前記筐体11外に排出する。前記空気通路12m〜12rは、前記給気装置5から供給される空気を前記マット本体4に接するように案内する。前記機能付加部材保持部13eは、前記空気通路12m〜12rに供給される空気に所定の機能を付加する機能付加部材16を着脱可能に保持する。
また、第2の発明に係るペット用マットでは、前記機能付加部材保持部13eが前記マット本体4の側方に配置されている。
また、第3の発明に係るペット用マットでは、前記給気装置5が前記マット本体4の側方に配置されている。
また、第4の発明に係るペット用マットでは、前記筐体11は、上面が開口した凹部12sと、前記凹部12sの底面に立設されたリブ12e〜12kとを有している。前記リブ12e〜12kは、前記マット本体4の下面を受け止め支持するとともに、前記マット本体4の下面と前記凹部12sの内面との間に複数の前記空気通路12m〜12rを区画形成している。
また、第3の発明に係るペット用マットでは、前記給気装置5が前記マット本体4の側方に配置されている。
また、第4の発明に係るペット用マットでは、前記筐体11は、上面が開口した凹部12sと、前記凹部12sの底面に立設されたリブ12e〜12kとを有している。前記リブ12e〜12kは、前記マット本体4の下面を受け止め支持するとともに、前記マット本体4の下面と前記凹部12sの内面との間に複数の前記空気通路12m〜12rを区画形成している。
また、第5の発明に係るペット用マットは、前記マット本体4の上面を覆うとともに熱伝導性を有する柔軟なカバーを備えている。
第1の発明に係るペット用マットによれば、簡素な構造で、ペットに冷感または温感を与えるマット本体の過冷却または過熱を抑制できるとともに、ユーザーの希望に応じた機能を容易に付加することができる。
第2の発明に係るペット用マットによれば、マット本体が設けられた部位の高さを低くすることができるため、ペットのマット本体への乗り降りが容易になる。
第2の発明に係るペット用マットによれば、マット本体が設けられた部位の高さを低くすることができるため、ペットのマット本体への乗り降りが容易になる。
第3の発明に係るペット用マットによれば、マット本体が設けられた部位の高さを低くすることができるため、ペットのマット本体への乗り降りが容易になる。
第4の発明に係るペット用マットによれば、部品点数を少なくすることができるため、製造コストが安価になる。また、空気通路が1つの場合と比べて、空気流をマット本体の全体に亘ってより均一に接触させることができるため、マット本体の放熱性が向上する。
第4の発明に係るペット用マットによれば、部品点数を少なくすることができるため、製造コストが安価になる。また、空気通路が1つの場合と比べて、空気流をマット本体の全体に亘ってより均一に接触させることができるため、マット本体の放熱性が向上する。
第5の発明に係るペット用マットによれば、ペットがマット本体に直接接触しないため、ペットに快適感を与えることができる。
以下、本発明に係るペット用マットの実施形態を図面に基づき詳細に説明する。図1〜図6において、X方向を前方向、Y方向を右方向、Z方向を上方向として説明する。
図1及び図2に示すように、ペット用マット1は段付きの板状で、平面視矩形状の支持部2と、その後端に連設された平面視台形状の送風部3とを備えている。支持部2の高さH1は、送風部3の高さH2よりも低く、ペットPの乗り降りが容易な値(例えば、30
mm以下)に設定されている。
図1及び図2に示すように、ペット用マット1は段付きの板状で、平面視矩形状の支持部2と、その後端に連設された平面視台形状の送風部3とを備えている。支持部2の高さH1は、送風部3の高さH2よりも低く、ペットPの乗り降りが容易な値(例えば、30
mm以下)に設定されている。
支持部2は、ペットPを支持するマット本体4を有する。マット本体4はプレート状で、ペットPの重量によって変形しにくく、且つ熱伝導性に優れた材料(例えば、厚さ0.5mmのアルミニウム板)によって形成されている。
送風部3は、給気装置としての送風機5と、フィルター6と、トランス(図示せず)と、回路基板(図示せず)と、電気コード7と、プラグ8と、スイッチ9と、蓋10とを有している。
送風部3は、給気装置としての送風機5と、フィルター6と、トランス(図示せず)と、回路基板(図示せず)と、電気コード7と、プラグ8と、スイッチ9と、蓋10とを有している。
支持部2の筐体と送風部3の筐体は、1つの筐体11によって形成されている。筐体11の後端には格子状の吸気孔14(図3参照)が形成され、前端には横長スリット状の排気孔15(図4参照)が形成されている。筐体11は合成樹脂等で形成され、ベース12と、ベース12の上部に着脱自在のカバー13とを有している。
図5に示すように、ベース12は、平面視矩形状の第1領域12aと、その後端に連設された平面視台形状の第2領域12bとを有している。なお、符号Bは第1領域12aと第2領域12bの境界線を表している。
図5に示すように、ベース12は、平面視矩形状の第1領域12aと、その後端に連設された平面視台形状の第2領域12bとを有している。なお、符号Bは第1領域12aと第2領域12bの境界線を表している。
第1領域12aと第2領域12bの外周に沿って周壁12cが立設されており、上面が開口した浅い凹部12sが形成されている。ベース12の前端側において、周壁12cの左右方向中央部に切欠部12dが形成されている。切欠部12dは、周壁12cの上端縁から下方に向けて切り欠かれている。凹部12sの底面には複数の板状のリブ12e〜12kが立設されている。リブ12e〜12kは、前後に延びるとともに、左右方向に間隔をおいて配置されている。
リブ12e〜12kは、マット本体4の下面を受け止め支持するとともに、マット本体4の下面と凹部12sの内面との間に複数の空気通路12m〜12rを区画形成している。空気通路12m〜12rは、マット本体4の下方に配置されるとともに、マット本体4の下面と略平行に延びている。空気通路12m〜12rの一端は吸気孔14を介して筐体11外の空間と連通し、空気通路12m〜12rの他端は排気孔15を介して筐体11外の空間と連通している。
リブ12e〜12kはベース12に一体成形されるとともに、マット本体4を支持する部材と、空気通路12m〜12rを区画形成する部材とを兼ねているため、ペット用マット1の部品点数を少なくすることができ、且つ製造コストを安価にすることができる。
また、複数の空気通路12m〜12rは、空気流の流れ方向(X方向)に直交する方向(Y方向)に並んでいるため、空気通路が1つの場合と比べて、空気流をマット本体4の下面の略全体に亘ってより均一に接触させることができる。したがって、マット本体4を効率よく放熱させることができる。
また、複数の空気通路12m〜12rは、空気流の流れ方向(X方向)に直交する方向(Y方向)に並んでいるため、空気通路が1つの場合と比べて、空気流をマット本体4の下面の略全体に亘ってより均一に接触させることができる。したがって、マット本体4を効率よく放熱させることができる。
図6に示すように、カバー13は段付き状に形成され、上面に矩形状の開口部13aを有する。開口部13aの開口面積はマット本体4の上面の面積よりも若干小さく、開口部13aの全面がマット本体4の上面に対向している。
カバー13の上面の角部には傾斜面13fが形成されている。傾斜面13fは、カバー13の上面から外周に向かって下方に傾斜している。このような傾斜面13fを設けることで、ペットPが支持部2に乗り降りする際に脚が引っ掛かりにくくなる。
カバー13の上面の角部には傾斜面13fが形成されている。傾斜面13fは、カバー13の上面から外周に向かって下方に傾斜している。このような傾斜面13fを設けることで、ペットPが支持部2に乗り降りする際に脚が引っ掛かりにくくなる。
カバー13の前端面の左右方向中央部には切欠部13gが形成されている。切欠部13gは、カバー13の前端面の下端縁から上方に向かって切り欠かれている。切欠部13gとベース12の切欠部12dによって排気孔15が形成されている。
カバー13の後端側の上面には収納凹部13bが形成されている。収納凹部13bは、
送風機5、フィルター6、及び機能付加部材16(後述)を上方から着脱可能に形成されている。収納凹部13bの上面は蓋10(図1参照)によって開閉される。
カバー13の後端側の上面には収納凹部13bが形成されている。収納凹部13bは、
送風機5、フィルター6、及び機能付加部材16(後述)を上方から着脱可能に形成されている。収納凹部13bの上面は蓋10(図1参照)によって開閉される。
蓋10は、後端部がくびれて平面視瓶状の形状を呈しており、後端部の左右両端に弾性変形可能な係合部10aが設けられている。収納凹部13bの後端側には、係合部10aに係脱可能な左右一対の被係合部13cが設けられている。係合部10aと被係合部13cによって、蓋10がカバー13に着脱可能に固定される。
収納凹部13bの前側には、蓋10の側端部を受け止め支持する左右一対の段部13dが設けられている。一対の段部13dの側面と収納凹部13bの前後の端面によって凹状の機能付加部材保持部13eが形成されている。機能付加部材保持部13eは、吸気孔14と空気通路12m〜12rに連通している。
収納凹部13bの前側には、蓋10の側端部を受け止め支持する左右一対の段部13dが設けられている。一対の段部13dの側面と収納凹部13bの前後の端面によって凹状の機能付加部材保持部13eが形成されている。機能付加部材保持部13eは、吸気孔14と空気通路12m〜12rに連通している。
送風機5は、電気コード7を介して供給される電力によって駆動され、筐体11内に空気を供給する。すなわち、送風機5は、筐体11外の空気を吸気孔14から筐体11内に吸入して空気通路12m〜12rに供給するとともに、排気孔15を介して筐体11外に排出する。
空気通路12m〜12rを通過する空気流はマット本体4と熱交換する。マット本体4はペットPの熱を吸収してペットPに冷感を与える。マット本体4が吸収した熱は空気通路12m〜12rを通過する空気流によって放熱されるため、マット本体4の温度の上昇が抑制される。したがって、マット本体4はペットに冷感を与え続けることができる。
空気通路12m〜12rを通過する空気流はマット本体4と熱交換する。マット本体4はペットPの熱を吸収してペットPに冷感を与える。マット本体4が吸収した熱は空気通路12m〜12rを通過する空気流によって放熱されるため、マット本体4の温度の上昇が抑制される。したがって、マット本体4はペットに冷感を与え続けることができる。
なお、マット本体4は空気流によって冷却または加熱されるため、著しく低温または高温になり難く、マット本体4の過冷却または過熱を抑制することができる。
フィルター6は、ペットの毛等の塵埃が送風機5に巻き込まれるのを抑制する。フィルター6として、例えば、換気扇やレンジフード等に用いられる不織布製のものを用いることができる。
フィルター6は、ペットの毛等の塵埃が送風機5に巻き込まれるのを抑制する。フィルター6として、例えば、換気扇やレンジフード等に用いられる不織布製のものを用いることができる。
電気コード7の一端はスイッチ9を介してトランスに接続され、他端はプラグ8に接続されている。プラグ8は商用電源のコンセントに接続される。スイッチ9をONにすると送風機5が回転し、スイッチ9をOFFにすると送風機5が停止する。
なお、電気コード7は、ペットの噛み付きによって破損しないように、螺旋管によって被覆することが好ましい。当該螺旋管として、例えば、塩化ビニル等の合成樹脂製の線状体を螺旋状に巻回したものを用いることができる。
なお、電気コード7は、ペットの噛み付きによって破損しないように、螺旋管によって被覆することが好ましい。当該螺旋管として、例えば、塩化ビニル等の合成樹脂製の線状体を螺旋状に巻回したものを用いることができる。
機能付加部材保持部13eは機能付加部材16を着脱可能に保持する。送風機5が吸入した空気は、機能付加部材16の周囲または内部を通過する。その際、機能付加部材16から当該空気に所定の機能が付加される。その後、当該空気は空気通路12m〜12rに供給される。ユーザーは、機能付加部材保持部13eに保持させる機能付加部材16を任意に選択することができる。したがって、ユーザーの希望に応じた機能を当該空気に容易に付加することができる。
例えば、機能付加部材16が保冷剤の場合には、空気通路12m〜12rに供給される空気が機能付加部材16によって冷却されるため、当該空気によるマット本体4の冷却効果を更に高めることができる。当該保冷剤として、例えば、水と高吸水性樹脂(例えば、ポリアクリル酸ナトリウム)を主成分とするものを用いることができる。
機能付加部材16が発熱剤の場合には、空気通路12m〜12rに供給される空気が機能付加部材16によって加熱され、当該空気によってマット本体4が温められる。したがって、マット本体4上のペットPに温感を与えることができる。当該発熱剤として、例えば、酸化カルシウムとアルミニウムを主成分とするものを用いることができる。
機能付加部材16が発熱剤の場合には、空気通路12m〜12rに供給される空気が機能付加部材16によって加熱され、当該空気によってマット本体4が温められる。したがって、マット本体4上のペットPに温感を与えることができる。当該発熱剤として、例えば、酸化カルシウムとアルミニウムを主成分とするものを用いることができる。
機能付加部材16が消臭剤の場合には、ユーザーがペットの臭いを感じにくくなるため、快適性が向上する。
機能付加部材16がマイナスイオン発生部材の場合には、マイナスイオンが有する効果(ストレス軽減、成長促進等)をペットPに与えることができる。
機能付加部材16が、水を含浸させた吸水部材の場合には、吸水部材に含浸させた水が蒸発する際に空気中の潜熱を奪うため、ペットPにより多くの冷感を与えることができる。
機能付加部材16がマイナスイオン発生部材の場合には、マイナスイオンが有する効果(ストレス軽減、成長促進等)をペットPに与えることができる。
機能付加部材16が、水を含浸させた吸水部材の場合には、吸水部材に含浸させた水が蒸発する際に空気中の潜熱を奪うため、ペットPにより多くの冷感を与えることができる。
なお、機能付加部材保持部13eは、複数種類の機能付加部材16を同時に保持することもできる。したがって、空気通路12m〜12rに供給される空気に複数の機能を同時に付加することもできる。
本実施形態では、機能付加部材保持部13e及び送風機5がマット本体4の一側方(後方)に配置されているので、支持部2の高さH1(図2参照)を低くすることができる。したがって、ペットPの支持部2への乗り降りが容易であるとともに、ペット用マット1がコンパクトで嵩張らず、すっきりとした視覚的印象をユーザーに与えることができる。
本実施形態では、機能付加部材保持部13e及び送風機5がマット本体4の一側方(後方)に配置されているので、支持部2の高さH1(図2参照)を低くすることができる。したがって、ペットPの支持部2への乗り降りが容易であるとともに、ペット用マット1がコンパクトで嵩張らず、すっきりとした視覚的印象をユーザーに与えることができる。
また、ペット用マット1は、熱電変換素子、温度センサ、放熱フィン、及び制御回路等を備えていないため、特許文献1のペット用マットと比べて、構造が簡素で、製造コストが安価である。
以上、本発明の具体的な実施形態を説明したが、上記実施形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきであり、本発明の要旨を逸脱しない範囲で上記実施形態に種々の改変を施すことができる。
以上、本発明の具体的な実施形態を説明したが、上記実施形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきであり、本発明の要旨を逸脱しない範囲で上記実施形態に種々の改変を施すことができる。
例えば、上記実施形態では、筐体が複数の空気通路を備えている場合について説明したが、筐体が備える空気通路は1つでもよい。
また、上記実施形態では、給気装置が送風機である場合について説明したが、本発明のペット用マットは、送風機以外の給気装置(例えば、空気通路内を負圧吸引して空気流を発生させる吸引装置)を備えていてもよい。なお、給気装置が吸引装置の場合には、排気孔の近傍に配置されることが望ましい。
また、上記実施形態では、給気装置が送風機である場合について説明したが、本発明のペット用マットは、送風機以外の給気装置(例えば、空気通路内を負圧吸引して空気流を発生させる吸引装置)を備えていてもよい。なお、給気装置が吸引装置の場合には、排気孔の近傍に配置されることが望ましい。
また、上記実施形態では、機能付加部材保持部がマット本体の一側方に配置されているが、機能付加部材保持部をその他の位置(例えば、マット本体の下方)に配置することもできる。
また、上記実施形態では、給気装置がマット本体の一側方に配置されているが、給気装置をその他の位置(例えば、マット本体の下方)に配置することもできる。
また、上記実施形態では、給気装置がマット本体の一側方に配置されているが、給気装置をその他の位置(例えば、マット本体の下方)に配置することもできる。
また、熱伝導性を有する柔軟なカバーによってマット本体の上面を覆うようにしてもよい。その場合、ペットがアルミニウム製等の硬いマット本体に直接接触しないため、ペットに快適感を与えることができる。当該カバーとして、例えば、シリコンゴム製のカバーを用いることができる。
また、給気装置による給気量を調節可能にしてもよい。その場合、給気量を手動で調節するようにしてもよいし、制御システムで自動的に調節するようにしてもよい。
また、給気装置による給気量を調節可能にしてもよい。その場合、給気量を手動で調節するようにしてもよいし、制御システムで自動的に調節するようにしてもよい。
後者の場合には、例えば、ペット用マットが、マット本体の温度を検知する温度センサと、当該温度センサが検知した温度に基づいて、給気装置による給気量を制御する制御回路とを備えるように構成することができる。また、ペット用マットが、タイマーと、当該タイマーが計測した時間に基づいて、給気装置による給気量を制御する制御回路とを備えるように構成することもできる。
また、空気通路内を流通する空気流をマット本体の上面側に向けて噴出させる空気噴出
孔を設けてもよい。この場合、空気噴出孔から噴出した空気流は、マット本体のうち、特に温度が高い上面に接するため、マット本体を効果的に冷却できる。また、空気噴出孔から噴出した空気流はペットにも吹き付けられるため、ペットにより多くの快適感を与えることができる。この空気噴出孔はマット本体に設けてもよい。その場合、空気流とマット本体の接触触積が増加するため、空気流によるマット本体の冷却又は加熱効果が向上する。なお、通気性を有する多孔質部材によってマット本体を形成し、多孔質部材が有する多数の微細な孔を空気噴出孔としてもよい。その場合、ペットの脚が空気噴出孔に引っ掛かるのを抑制することができる。
孔を設けてもよい。この場合、空気噴出孔から噴出した空気流は、マット本体のうち、特に温度が高い上面に接するため、マット本体を効果的に冷却できる。また、空気噴出孔から噴出した空気流はペットにも吹き付けられるため、ペットにより多くの快適感を与えることができる。この空気噴出孔はマット本体に設けてもよい。その場合、空気流とマット本体の接触触積が増加するため、空気流によるマット本体の冷却又は加熱効果が向上する。なお、通気性を有する多孔質部材によってマット本体を形成し、多孔質部材が有する多数の微細な孔を空気噴出孔としてもよい。その場合、ペットの脚が空気噴出孔に引っ掛かるのを抑制することができる。
また、上記実施形態では、商用電源から供給される電力によって吸気装置を駆動するようにしているが、乾電池や充電池から供給される電力によって吸気装置を駆動してもよい。
1 ペット用マット
4 マット本体
5 送風機(給気装置)
11 筐体
12e〜12k リブ
12m〜12r 空気通路
12s 凹部
13e 機能付加部材保持部
16 機能付加部材
4 マット本体
5 送風機(給気装置)
11 筐体
12e〜12k リブ
12m〜12r 空気通路
12s 凹部
13e 機能付加部材保持部
16 機能付加部材
Claims (5)
- 熱伝導性を有するマット本体(4)と、
前記マット本体(4)を支持する筐体(11)と、
前記筐体(11)内に空気を供給する給気装置(5)と、
前記筐体(11)に設けられた機能付加部材保持部(13e)と、
を備え、
前記筐体(11)は、
前記マット本体(4)の下方に配置された空気通路(12m〜12r)と、
前記空気通路(12m〜12r)の一端と前記筐体(11)外の空間とを連通させる吸気孔(14)と、
前記空気通路(12m〜12r)の他端と前記筐体(11)外の空間とを連通させる排気孔(15)と、
を有し、
前記給気装置(5)は、前記筐体(11)外の空気を前記吸気孔(14)から前記筐体(11)内に吸入して前記空気通路(12m〜12r)に供給するとともに、前記排気孔(15)を介して前記筐体(11)外に排出し、
前記空気通路(12m〜12r)は、前記給気装置(5)から供給される空気を前記マット本体(4)に接するように案内し、
前記機能付加部材保持部(13e)は、前記空気通路(12m〜12r)に供給される空気に所定の機能を付加する機能付加部材(16)を着脱可能に保持する、
ことを特徴とするペット用マット。 - 前記機能付加部材保持部(13e)は、前記マット本体(4)の一側方に配置されていることを特徴とする請求項1に記載のペット用マット。
- 前記給気装置(5)は、前記マット本体の一側方に配置されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のペット用マット。
- 前記筐体(11)は、上面が開口した凹部(12s)と、前記凹部(12s)の底面に立設されたリブ(12e〜12k)とを有し、
前記リブ(12e〜12k)は、前記マット本体(4)の下面を受け止め支持するとともに、前記マット本体(4)の下面と前記凹部(12s)の内面との間に複数の前記空気通路(12m〜12r)を区画形成していることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のペット用マット。 - 前記マット本体(4)の上面を覆うとともに熱伝導性を有する柔軟なカバーを備えていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のペット用マット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014231700A JP2016093137A (ja) | 2014-11-14 | 2014-11-14 | ペット用マット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014231700A JP2016093137A (ja) | 2014-11-14 | 2014-11-14 | ペット用マット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016093137A true JP2016093137A (ja) | 2016-05-26 |
Family
ID=56069703
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014231700A Pending JP2016093137A (ja) | 2014-11-14 | 2014-11-14 | ペット用マット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2016093137A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20190098282A (ko) * | 2018-02-12 | 2019-08-22 | 주식회사 유로 | 반려동물 냉온매트 |
-
2014
- 2014-11-14 JP JP2014231700A patent/JP2016093137A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20190098282A (ko) * | 2018-02-12 | 2019-08-22 | 주식회사 유로 | 반려동물 냉온매트 |
KR102068266B1 (ko) | 2018-02-12 | 2020-01-21 | 주식회사 유로 | 반려동물 냉온매트 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2005023506A (ja) | 熱電モジュールを用いた機能性衣服 | |
US6546576B1 (en) | Structure of a ventilated mattress with cooling and warming effect | |
US6754072B2 (en) | Portable device for cooling a laptop computer | |
WO2008011568A2 (en) | Padding for pets with integrated heating, cooling, or a combination of heating and cooling | |
JP4410309B2 (ja) | ヘアードライヤー | |
KR101611007B1 (ko) | 냉온장 컵홀더 | |
KR101851621B1 (ko) | 냉온풍 기능성 침대 매트리스 | |
JP3136351U (ja) | ペットシェルタ | |
KR101258113B1 (ko) | 매트리스용 송풍장치 | |
KR20120067755A (ko) | 냉난방 기능을 가지는 매트리스 | |
EP1992249B1 (en) | Drying system for a hair removing device | |
JP4761315B2 (ja) | ヘアードライヤー | |
KR101656149B1 (ko) | 공기순환형 냉온식 에어매트 | |
KR101654157B1 (ko) | 에어 순환용 입체구조를 가진 에어 순환 난방 매트 | |
EP1992250A1 (en) | Drying system for a hair removing device | |
JP2016093137A (ja) | ペット用マット | |
KR20230034227A (ko) | 펫 드라이룸 | |
JP3791219B2 (ja) | 小動物用冷房装置 | |
JP2008193971A (ja) | 愛玩動物用ベッド | |
JP2010207471A (ja) | 扁平状温調具とそれを用いた掛け布団及び衣類 | |
JP3791536B1 (ja) | 手乾燥装置 | |
KR20170027964A (ko) | 냉온열 송풍베개 | |
JP3127019U (ja) | 岩盤浴用ベッド | |
KR102381960B1 (ko) | 의자용 착탈식 냉온풍 공급장치 | |
JP3029094U (ja) | 電気式冷温水循環マットレス |