JP2007095499A - 密閉型電池の製造方法 - Google Patents

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哲哉 山下
Tadashi Teranishi
正 寺西
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康明 大槻
Shoichi Inamine
正一 稲嶺
Akihiro Yamamoto
晃大 山本
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Abstract

【課題】極板と外装缶との電気的接続を維持したまま、気密性の劣化を抑制することのできる密閉型電池の製造方法を提供する。
【解決手段】外装缶30に収納された正極板11及び負極板13の一方の極板から延出する集電リード40の延出端縁部を、封口ガスケット22及び外装缶30の間に狭設するステップと、集電リード40の延出端縁部が狭設された領域を縮径するステップとを含む密閉型電池の製造方法であって、集電リード40として、延出端縁部が面取り加工されたものを用いる。
【選択図】図1

Description

本発明は、密閉型電池の製造方法、特に封口部分の製造方法に関する。
近年、電子機器の分野では一層のポータブル化に伴って、その電源電池に小型化が求められる一方で、低コスト化を実現するような製造工程の簡易化が求められる。そこで、例えば図7に示すピン形電池900には以下の製造方法が用いられている。
セパレータ913を挟んで正極板911及び負極板912を巻回した電極体910を、有底筒状の外装缶930に収納し、外装缶930の開口部を封口ガスケット922を介して封口する。
この封口の際、図7(b)のように封口ガスケット922と外装缶930との間に、正極板11から延出した集電リード940を挟み、外装缶930と正極板911とを電気的に接続させる。このとき、集電リード940が挟まれている領域に対して、外装缶930を押圧により縮径させて、上記電池900の気密性及び集電性を向上させる。なお、上記押圧は、電極体910を収納した外装缶930を負極ピン921を中心軸として回転させ、その回転状態の外装缶930に一定の圧力を加える方法を採る。
ところで上記集電リード940は、電池が封口された状態でその延出端縁部がどの位置に配されるかにより、電池特性に影響を及ぼす。これを図7(b)を用いて説明する。
まず、集電リード940の延出端縁部が上記縮径部の頂点よりも缶底側にある場合、集電リード940の固定が不十分で外装缶930との接触が不安定となり、電池の内部抵抗が大きくなるという問題が発生する。これは、集電リード940と外装缶930の間に電解液が浸透し、集電リード940上で絶縁性の皮膜を形成するためであると考えられる。
逆に、集電リード940の延出端縁部が上記負極ピン921の鍔部923よりも缶口側にある場合、気密性が阻害され、電解液が漏出するという問題が生じる。これは、このピン形電池900は、縮径による封口ガスケット22の反発力、特に負極ピン921の鍔部923と外装缶930の間の封口ガスケット922の反発力により気密性を保持しており、そこに集電リード940が位置すると僅かな隙間が生じるためであると考えられる。
そこで、集電リード940の延出先端部が上記縮径部の頂点から裾部に至る範囲に入るように、つまり図7(b)中A部分(集電リード端縁部の「配設領域」)に上記先端部が入るように集電リード940の配設位置を設定して電池製造を行う必要がある。
実開平3−100358号公報
しかしながら、製造されたピン形電池900において、D1(図7(b))の方向からみた集電リード940は、図7(c)のように、縮径前には仮想線941で示した矩形状を有していた延出先端部940aの角部分が延伸する。
これは、縮径工程中に外装缶930に対して中心方向に押圧力を加えるとともに外装缶930の回転方向と回転軸方向にも押圧力が加えられることによって、集電リード940が上記回転方向等に延伸されたことが要因と考えられる。このような場合、延伸部Bが上記配設領域を超えて缶口側に延出すると、ピン形電池900における気密性が低下し、電池性能の劣化を招いてしまう。
本発明は以上の課題に鑑みてなされており、極板と外装缶との電気的接続を維持したまま、気密性の劣化を抑制することのできる密閉型電池の製造方法を提供することを目的とする。
そこで、本発明では上記課題の解消のために以下のような製造方法を用いる。
外装缶に収納された正極板又は負極板から延出する集電リードの延出端縁部を、封口ガスケット及び前記外装缶の間に狭設するステップと、前記集電リードが狭設された領域を縮径するステップとを含む密閉型電池の製造方法であって、前記集電リードとして、延出端縁部が面取り加工されたものを用いる。
ここで、前記面取り加工とは、先端部が矩形状の集電リードの角部を取り除くこと、つまり、先端部の幅が小さくなっているような状態にすることを意味する。例えば、前記集電リードの延出端縁部を半円形状にすることである。
本発明のように、延出端縁部が面取り加工された集電リードを用いた製造方法とすることで、その先端角部分は取り除かれているので、外装缶に収納されている電極体の巻回軸を中心として回転させながら押圧する縮径工程を行っても、集電リードの先端部分は殆ど延伸せず、その延伸部が集電リード端縁部の配設領域を越えることを抑制できるので、製造された密閉型電池の気密性が劣化することを抑制できる。
本発明に係る実施の形態について、ピン形のリチウムイオン電池を用いて図面を参照しながら説明する。なお、当電池は一例であり、本発明はこれに限定を受けるものではない。
1.リチウムイオン電池の製造方法
(1−1)全体の製造工程
図1は、ピン形リチウムイオン電池(以下、単に「電池」と記す。)100の概略製造工程図である。
電極体10を作製して外装缶30に収納し、外装缶30の一部を縮径加工し、外装缶30の頂部にかしめ加工を行うことで電池100を製造する。
図1(a)のように、電極体10は、負極ピン21を軸として、セパレータ12を挟んで正極板11及び負極板13を巻回して作製する。
(正極製法)
ここで、正極板11は、次のように作製する。
正極活物質としてのコバルト酸リチウム(LiCoO)と、導電剤としてのアセチレンブラックを3重量%と、結着剤としてのポリフッ化ビニリデン樹脂のN−メチルピロリドン10重量%溶液とを混合してスラリー状態とし、そのスラリーを厚み20μmのAl箔の両面に塗布、乾燥し、厚みが160μmになるように圧縮する。
その後、幅40mm、長さ80mmに切断して正極板11とする。このとき、正極板11の幅方向に延出するように、厚み70μm、幅4mm、長さ50mmのAl製(JIS:1060−0)集電リード401を超音波溶接する。
(負極製法)
一方、負極板13は、負極活物質としての平均粒径20μmの人造黒鉛と、カルボキシメチルセルロースの水性ディスパージョンを1重量%と、結着剤としてスチレンブタジエンラテックス(SBR)質量比において1重量%となるSBR水溶液とを混練してスラリー状とする。そのスラリーを厚み15μmのCu箔の両面に塗布、乾燥し、厚みが140μmになるように圧縮する。その後、幅42mm、長さ80mmに切断して負極板13とする。
(電極体製法)
上記正極板11及び上記負極板13の間に、厚み27μmで幅44mm、長さ160mmのポリエチレンからなる微多孔性フィルムのセパレータ12を挟み、負極板13にNiメッキされたステンレス製の負極ピン21を超音波溶接する。なお、この負極ピン21は、図2に示すように、負極と接続するピンの軸心部分の直径は1.5mmで、封口ガスケット22が配される封口蓋部の直径は2.5mmであり、負極ピン21の全長は52.5mmである。また、鍔部23は負極ピン21の上端部より3.0mmの部分に位置し、その直径は5.4mmである。
更にこの負極ピン21には、超音波溶接の前に負極ピン21の一端部に四フッ化エチレン・パーフルオロアルコキシエチレン共重合体(PFA樹脂)による封口ガスケット22を装着させておく。本実施の形態において、この封口ガスケット22は直径が5.9mm、全高が4.8mmで、その底面は負極ピン上端部より5.5mmの部分に位置している。
(巻回)
これらの極板群を負極ピン21を軸として巻回し、最外周をPET製テープ(不図示)で固定して電極体10を作製する。なお電極体10は、リード401の一端が、巻回された正極板13の一端面から封口ガスケット22側に延出している。また、巻回された正極11の端部は封口ガスケット22の底面と4.0mm離れて位置するように巻回される。
その後、本実施形態の製造方法に係る特徴部として、正極板11に溶接されている集電リード401の延出端縁部に対して、円弧状にカットする面取り加工を実施する。当該面取り加工に関しては後述する。なお、この面取り加工が行われた集電リードに関しては、面取り加工前の集電リード401に対して面取り加工を経たことを明確化するために、「集電リード40」と記す。こうして作製した電極体10を真空条件下(100℃)で乾燥する。
(注液・封口)
次に電極体10を、エチレンカーボネート(EC)及びジエチレンカーボネート(DEC)を重量比で3:7に混合し、六フッ化リン酸リチウム(LiPF)を1mol/L溶解させた非水電解液中に入れ、上記電極体内に当該電解液を十分に染込ませ、図1(b)に示すように、厚み0.3mmのAl合金(JIS:3003−0)からなる有底筒状の外装缶30(内径6.0mm、全長52mm)の内方に収納し、外装缶30の開口部を、負極ピン21に固着されている封口ガスケット(PFA樹脂)22で封口する。なお、このとき、当該封口ガスケット22と外装缶30とで正極板11から延出している集電リード40、特にその延出端縁部を含むように挟みこむ。
そして、封口後、図1(c)に示すように、外装缶30の上方部であり、封口ガスケット22と外装缶30とで集電リード40が挟まれている領域(封口ガスケット底面部から1.5mm缶口側)を押圧して縮径する。なお、当該縮経工程に関しては後述する。縮径工程が終了後、外装缶30の上端部をかしめ加工し(図1(d))、電池100を作製する。
(1−2)面取り加工
上述した集電リード401の延出縁端部をカットする工程について、集電リード401の延出部が示されている図3を用いて具体的に説明する。
極板群11、13を巻回した後、延出している集電リード401に対して、断面U字状でその端部450aが刃形状である切断部材450を仮想線402に沿うようにして当接する。
そして、切断部材をさらに押して、集電リード401の先端部を押し切り、先端部が円弧形状である集電リード40を作製する。
なお、本実施形態に係る面取り加工は、封口ガスケット22の底面から集電リード40の頂部までの高さHが2mmとなるように設定して行うものとする。こうして作製された集電リード40は、図3(b)に示すように、先端部40aがR=2mmの円弧形状となっている。
(1−3)縮径工程
次に、上記面取り加工が行われた集電リード40を配した状態で行う縮径工程について、図4において示されている外装缶30の部分拡大断面図を用いて具体的に説明すると、以下のとおりである。
集電リード40が封口ガスケット22と外装缶30とに挟まれた状態で、負極ピン21を中心軸として外装缶30を回転させる。このような回転状態の外装缶30に対して、負極ピン21の突出方向(Z方向)と垂直な方向(Y方向)に加圧する押圧部材50を接触させる。なお、本実施の形態の場合、封口ガスケット22の底面から1.5mm缶口側の部分に押圧部材50を接触させる。このようにすれば、集電リード40の延出端縁部を集電リード40の配設領域(図6中のA部に相当)に位置させることができる。これにより、本縮径工程において、押圧部材50が外装缶30の周囲を回転しながら押圧する押圧力によって外装缶30を縮径し、封口ガスケット22と外装缶30とによる電池100の気密性を向上させ、且つ、集電リード40と外装缶30とによる集電性の向上も実現させることができる。
特に、本実施形態では、極板群11、13を巻回した後に上記面取り加工が集電リード401に施されている。集電リード40が電極に取り付けられた後に巻回する場合、巻回の際に巻きズレなどによって誤差が生じることにより、集電リード40の先端部が配設領域よりはみ出る場合があった。しかしこのような製造方法によれば、面取り加工後の集電リード40に関して、確実に配設領域に集電リード40の端縁部を位置させることができる。そのため、仮に巻回に誤差が発生しても上記配設領域から集電リード40の端縁部がはみ出ることがない。
上記縮経工程によって製造された集電リード40の先端端縁部は、図5に示すように回転初期時(縮径加工前)における円弧形状41と比較して、その端縁部の一部が上記回転の向きとは逆向きに延伸している。この延伸は、外装缶30の回転力と押圧部材50の押圧力の影響を受けたためと思われる。ただし、上記延伸部は配設領域を超えてはいない。
2.評価試験
本実施形態に係る製造方法によって作製された電池100の気密性の劣化について評価試験を行った。当該試験における試料となる電池は以下のとおりである。なお、下記実施例2及び比較例の電池102、200はそれぞれ実施例1の電池100とは集電リードの先端形状が異なるのみであり、他の部材及び製造方法は同じである。
また、実施例2で用いられる集電リード42は、図6に示すとおり、幅4mmの矩形状から角部がそれぞれ1mmの長さを有する三角形状を切り欠く面取り加工が行われたものを用いている。比較例に係る集電リードに関しては、図6において仮想線(一点鎖線)で示すような矩形状のものを用いている。
(実施例1)本実施形態に係る電池100
(実施例2)上記実施例1とは異なり、先端部がCカットされた集電リード42を用いて製造された電池102
(比較例)実施例1及び2と異なり、先端部に面取り加工が施されていない矩形状の集電リードを用いて製造された電池200
実施する評価試験の内容は、実施例1、2及び比較例のそれぞれにおいて10個の電池を用い、各電池を70℃±2℃で30分間保存し、その後すぐに−30℃で30分間保存することを1サイクルとして、120サイクル及び240サイクル行うものである。
上記評価試験によって得られた結果を表1に示す。なお、良品・不良品判定は同試験を2回繰り返し、試験の前後で質量減少が0.003g以下であるものを良品とし、それ以上のものを不良品としている。
Figure 2007095499
表1から分かるように、上述の面取り加工が施されている集電リード40、42を用いて製造された電池100、102においては、120サイクル及び240サイクル終了後も「良品」判定が示されており、各電池における気密性の劣化はみられない。従って、電池性能の劣化が抑制されていると判断できる。
一方、面取り加工が施されていない集電リードを用いて製造されている比較例2の電池200においては、120サイクル終了後に4割が「不良品」判定され、240サイクル終了後には「不良品」判定の割合が上がっている。つまり、電池200の気密性が劣化して内部の電解液の漏出等を招き、電池性能が劣化していると考えられる。
実施例1の上記優位性は、製造後の電池100における集電リード40の形状が延伸変形しているが、本実施形態における集電リード40の面取り加工によって、その延伸部が電池100における集電リード40の配設領域を越えることなく、封口ガスケット22と外装缶30とにおける気密性を阻害するにまで至っていないためと考えられる。これは、実施例1の場合と比較して面取り領域は小さいが、上述したような面取り加工が行われている実施例2の場合にも同様の効果をもたらしている。従って、このような面取り加工は、集電リード40、42と外装缶30との集電性を確保できれば、それ以上の大きさで施されていても構わない。一方で、例えば上記のような矩形の集電リード40、42(幅W=4mm)に対して、Cカットで0.5mm以上の面取り加工が施されていれば、上述した有効性を得ることができるので望ましい。
3.その他の事項
なお、上記実施形態では、集電リード40、42に上記カット工程のような面取り加工を行うことが極板群11、13を巻回した後となっているが、面取り加工を行う時期は、これだけに限定せず、外装缶30の縮経工程前であれば、例えば極板に取り付ける前に面取り加工を行っておいても構わないし、集電リードを予め、面取り加工しておいても良い。
面取り加工が行われた集電リード40、42の形状に関しては、集電リード401の幅全体に渡って円弧形状となるものでなくても、例えば、角部の一部分がRカットされているようなものであっても構わない。また、その作製された集電リードの先端中央部が尖状となるようにカットされていても構わない。
その他にも、先端部における両隅部が取り除かれているが、縮径工程における外装缶30の回転方向が一方向のみであれば、その回転方向の上流側の隅部のみに面取り加工を行っていても構わない。この回転方向に関しても、巻回された電極体10の巻回方向と同一方向に設定しているが、その逆方向であっても構わない。また、リチウムイオン電池だけでなくアルカリ蓄電池や他の電池も適用可能であり、さらに円筒型電池だけでなくボタン型電池や他形状の電池にも適用可能である。
本発明は、電子・通信機器分野で用いられる小型化された密閉型電池だけではなく、車載用やさらに大きな電力機器用の電力源にも適用できる。
本実施形態に係るピン形リチウムイオン電池の概略製造工程図である。 本実施形態に係る負極ピン及び封口ガスケットの断面図である。 本実施形態に係る集電リードに対する面取り加工の概略図である。 本実施形態に係るピン形リチウムイオン電池における縮径加工を示す断面図である。 本実施形態に係る製造方法によって製造されたリチウムイオン電池における集電リードの模式図である。 実施例2に係る集電リードの模式図である。 従来例におけるピン形リチウムイオンの切り欠き正面図である。
符号の説明
10 電極体
11 正極板
12 セパレータ
13 負極板
21 負極ピン
22 PFA樹脂
30 外装缶
40 集電リード
100 ピン形リチウムイオン電池

Claims (1)

  1. 外装缶に収納された正極板又は負極板の一方の極板から延出する集電リードの延出端縁部を、封口ガスケット及び前記外装缶の間に狭設するステップと、
    前記集電リードの延出端縁部が狭設された領域を縮径するステップとを含む密閉型電池の製造方法であって、
    前記集電リードとして、前記延出端縁部が面取り加工されたものを用いることを特徴とする密閉型電池の製造方法。
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