JP2007095311A - 記録パルス生成装置、情報記録装置及び情報記録方法 - Google Patents

記録パルス生成装置、情報記録装置及び情報記録方法 Download PDF

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Abstract

【課題】例えば8倍速記録以上の超高速記録時においても適切な形状の記録ピットを形成することが可能な記録パルス生成装置を提供する。
【解決手段】10種類の長さのピットを形成して情報を記録する際の当該各ピットの長さに夫々対応した長さを有する記録パルス信号を生成する記録制御部10において、4Tの長さを有するピットに対応する記録パルス信号の振幅が、第1振幅から第2振幅へと変化するように当該記録パルス信号を生成し、5T以上の長さを有するピットに対応する記録パルス信号の振幅が、第3振幅から第4振幅に変化し更に第3振幅に戻るように変化するように当該記録パルス信号を生成する記録制御部10と、を備える。
【選択図】図1

Description

本願は、記録パルス生成装置、情報記録装置及び情報記録方法の技術分野に属する。
近年一般化しつつある大記録容量の情報記録媒体としてのDVD−R(DVD-Recordable)やDVD−RW(DVD-Re-recordable)等の、書き込み又は書き換え可能な光ディスクに対する情報記録処理においては、複数の短いレーザパルスを含むレーザパルス列により記録ピットを形成するレーザパワーの制御手法が利用されている。このような手法はいわゆるライトストラテジ方式とも呼ばれている。
上記のレーザパルス列は、所定のリード(読取)パワーレベルとライト(書き込み又は記録)パワーレベルとの間で振幅が変動する複数のレーザパルスにより構成されている。即ち、記録信号に従って、記録ピットを形成しない光ディスクの記録面上の領域(以下、適宜「スペース部」とも称する)ではリードパワーでレーザ光が記録面上に照射され、記録ピットを形成すべき記録面上の領域(以下、適宜「ピット部」とも称する)では、リードパワーとライトパワーの間で振幅が変化するレーザパルス列に応じたパワーでレーザ光が記録面上に照射され、それにより記録ピットが記録面上に形成される。
近年では、上記ライトストラテジ方式の一例として、以下に示す特許文献1に記載された技術も提案されている。
特開2003−85753(第5図、第6図及び第12図)
上述した従来の特許文献1に開示された記録パルス信号生成のための構成によると、予め設定された長さ未満の記録ピットを形成する際には単一パルスのレーザパルスを用い、上記予め設定された長さ以上の記録ピットを記録面上に形成する際には凹字型のレーザパルス又はL字型のレーザパルスを使用する。結果として、上記予め設定された長さ未満の記録ピットを形成する際には絶対値の大きい一定の高いライトパワーレベルで記録ピットを形成することとなり、一方、上記予め設定された長さ以上の記録ピットを記録面上に形成する際には当該ライトパワーレベルとこのライトパワーレベルより低い一定のライトパワーレベルとの複数段階に変動するライトパワーレベルで記録ピットを形成することになる。
一般に、絶対値の大きいライトパワーのみで記録ピットを形成する場合と、絶対値の大きいライトパワーと絶対値の小さいライトパワーとの複数段階に変動するライトパワーを用いて記録ピットを形成する場合とでは、ライトパワーから受ける熱エネルギー蓄積の様子が異なる。
そのため、上記特許文献1に記載された技術では、上記特許文献1の第4図に示す電流−パワー(I−P)曲線の特性(当該I−P曲線における傾き)が変化するなどしてライトパワーが変動してしまうと、単一パルスで形成した記録ピットと複数段階に変動する記録パワーで形成した記録ピットとの間で熱エネルギー蓄積の変動量が異なることになり、記録ピットの形状変動が激しくなるという問題点があった。
そして、この問題点は、より高速な記録を行う場合に顕著に現出する。
そこで、本願は上記の問題点に鑑みて為されたもので、その課題の一例は、より高速な記録(例えば8倍速)を行う際に用いて好適な記録パルス生成装置及び当該記録パルス生成装置を含んで光ディスク等の情報記録媒体に情報を記録する情報記録装置及び情報記録方法を提供することにある。
上記の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、複数種類の長さのピットに夫々対応した長さのパルス幅を有する記録パルス信号を生成する記録パルス生成装置において、予め設定された長さ未満の長さを有する一又は複数の種類の長さのピットに対応する前記記録パルス信号の振幅が、当該記録パルス信号の前端部の振幅である第1振幅から、当該第1振幅より低く且つ当該記録パルス信号の後端部の振幅である第2振幅へと変化するように当該記録パルス信号を生成する記録制御部等の第1パルス生成手段と、前記予め設定された長さ以上の長さを有する前記ピットに対応する前記記録パルス信号の振幅が、当該記録パルス信号の前端部の振幅である第3振幅から、当該第3振幅より低い第4振幅に変化し更に前記第4振幅より高く且つ当該記録パルス信号の後端部の振幅である第5振幅に変化するように当該記録パルス信号を生成する記録制御部等の第2パルス生成手段と、を備えると共に、前記第1パルス生成手段は、前記予め設定された長さ未満の長さを有する他の種類の前記ピットに対応する前記記録パルス信号の振幅が第6振幅となるように当該記録パルス信号を生成し、更に前記第1パルス生成手段及び前記第2パルス生成手段は、前記第1振幅と前記第3振幅とが等しくなるように各前記記録パルス信号を生成するように構成される。
上記の課題を解決するために、請求項5に記載の発明は、請求項1に記載の記録パルス生成装置と、前記生成された記録パルス信号を用いて前記ピットを形成して情報を記録する光ピックアップ等の記録手段と、を備える。
上記の課題を解決するために、請求項6に記載の発明は、複数種類の長さのピットに夫々対応した長さのパルス幅を有する記録パルス信号を生成して情報を情報記録媒体に記録する情報記録方法において、予め設定された長さ未満の長さを有する一又は複数の種類の長さのピットに対応する前記記録パルス信号の振幅が、当該記録パルス信号の前端部の振幅である第1振幅から、当該第1振幅より低く且つ当該記録パルス信号の後端部の振幅である第2振幅へと変化するように当該記録パルス信号を生成する第1パルス生成工程と、前記予め設定された長さ以上の長さを有する前記ピットに対応する前記記録パルス信号の振幅が、当該記録パルス信号の前端部の振幅である第3振幅から、当該第3振幅より低い第4振幅に変化し更に前記第4振幅より高く且つ当該記録パルス信号の後端部の振幅である第5振幅に変化するように当該記録パルス信号を生成する第2パルス生成工程と、前記生成された記録パルス信号を用いて前記ピットを形成して前記情報を前記情報記録媒体に記録する記録工程と、を含むと共に、前記第1パルス生成工程においては、前記予め設定された長さ未満の長さを有する他の種類の前記ピットに対応する前記記録パルス信号の振幅が第6振幅となるように当該記録パルス信号を生成し、更に前記第1パルス生成工程及び前記第2パルス生成工程においては、前記第1振幅と前記第3振幅とが等しくなるように各前記記録パルス信号を生成するように構成される。
次に、本願の好適な実施形態について、図面に基づいて説明する。
(I)装置構成
初めに、以下の各実施形態に共通な装置構成及びその動作につき、図1乃至図4を用いて説明する。なお、図1は各実施形態に係る情報記録再生装置の概略構成を示すブロック図であり、図2は当該情報記録再生装置における記録制御部の概要構成を示すブロック図であり、図3は当該情報記録再生装置におけるLD(LASER Diode)ドライバの概要構成を示す図であり、図4は、レーザダイオードに与えられる駆動電流と出力パワーとの関係の一例を示すグラフ図である。
図1に示すように、各実施形態に係る情報記録再生装置1は、光ディスクDに情報を記録し、また、光ディスクDから情報を再生するための装置である。ここで、光ディスクDとしては、例えば1回に限り記録が可能なCD−R(Compact Disc-Recordable)又はDVD−R、複数回にわたって消去及び記録が可能なCD−RW(Compact Disc-Rewritable)又はDVD−RWなどの種々の光ディスクを使用することができる。
このとき、情報記録再生装置1は、光ディスクDに対して記録ビーム及び再生ビームを照射する記録手段としての光ピックアップ2と、光ディスクDの回転を制御するスピンドルモータ3と、光ディスクDへの情報の記録を制御する第1パルス生成手段及び第2パルス生成手段としての記録制御部10と、光ディスクDに既に記録されている情報の再生を制御する再生制御部20と、スピンドルモータ3の回転を制御するスピンドルサーボ、並びに光ピックアップ2の光ディスクDに対する相対的位置制御であるフォーカスサーボ及びトラッキングサーボを含む各種サーボ制御を行うためのサーボ制御部30と、を備える。
次に、動作を説明する。
先ず、記録制御部10は、記録信号を受け取り、後述の処理により光ピックアップ2内部のレーザダイオードを駆動するための駆動信号Sを生成して、これを光ピックアップ2へ供給する。
また、再生制御部20は、光ピックアップ2から出力される読取RF信号Srfを受け取り、これに対して所定の復調処理、復号化処理などを施して再生信号を生成して出力する。
これらにおいて、サーボ制御部30は、光ピックアップ2からの読取RF信号Srfを受け取り、これに基づいてトラッキングエラー信号及びフォーカスエラー信号などのサーボ信号Sを光ピックアップ2へ供給するとともに、スピンドルサーボ信号Sをスピンドルモータ3へ供給する。これにより、トラッキングサーボ、フォーカスサーボ及びスピンドルサーボ等の各種サーボ処理が実行される。
なお、本願は主として記録制御部10における記録方法に関するものであり、再生制御及びサーボ制御については既知の種々の方法が適用できるので、それらについての詳細な説明は行わない。また、図1には本願の一つの実施形態として情報記録再生装置を例示しているが、本発明は記録専用の情報記録装置に適用することも可能である。
次に、光ピックアップ2及び記録制御部10の内部構成について、図2を用いて説明する。
図2に示すように、光ピックアップ2は、光ディスクDに対して情報を記録するための記録ビーム及び光ディスクDから情報を再生するための再生ビームを生成するレーザダイオードLDと、レーザダイオードLDから出射されたレーザ光を受光して、レーザ光に対応するレーザパワーレベル信号LDoutを出力するフロントモニタダイオード(FMD)16と、を備える。
なお、光ピックアップ2は、この他に再生ビームの光ディスクDによる反射ビームを受光して読取RF信号Srfを生成するための光検出器や、記録ビーム及び再生ビーム並びに反射ビームを適切な方向に案内する光学系などの既知の構成要素を備えるが、それらの図示及び詳細な説明は省略する。
一方、記録制御部10は、LDドライバ12と、APC(Automatic Power Control)回路13と、サンプルホールド(S/H)回路14と、コントローラ15と、を備える。
このとき、LDドライバ12は、記録信号に応じた電流をレーザダイオードLDに供給して、光ディスクDへ情報の記録を行う。
また、フロントモニタダイオード16は、光ピックアップ2内のレーザダイオードLDの近傍に配置され、レーザダイオードLDから出射されるレーザ光を受光して、そのレベルを示すレーザパワーレベル信号LDoutを出力する。
次に、サンプルホールド回路14は、サンプルホールド信号APC-S/Hにより規定されるタイミングでレーザパワーレベル信号LDoutのレベルをサンプルし、ホールドする。
そして、APC回路13は、サンプルホールド回路14の出力信号に基づき、レーザダイオードLDから出射されるレーザ光のリードパワーレベルが一定となるようにLDドライバ12のパワー制御を行う。
他方、コントローラ15は、主として記録動作とAPC動作とを統括制御する。
そこで先ず、記録動作について説明する。
当該記録動作において、コントローラ15は、レーザダイオードLDへ供給される電流量を制御するスイッチの切換信号SWR、SWW1を及びSWW2を生成して、LDドライバ12へ供給する。
ここで、LDドライバ12の詳細構成につき、図3を用いて説明する。
図3に示すように、LDドライバ12は、リードレベル用の電流源17R、ライトレベル用の電流源17W1及び17W2並びにスイッチ18R、18W1及び18W2を備える。
このとき、リードレベル用の電流源17Rは、レーザダイオードLDにリードパワーでレーザ光を出射させるための駆動電流IRを流す電流源であり、駆動電流IRはスイッチ18Rを介してレーザダイオードLDに供給される。よって、スイッチ18RをオンにするとレーザダイオードLDにリードパワーの駆動電流IRが供給され、スイッチ18Rをオフにすると駆動電流IRの供給は停止される。更に電流源17Rからの駆動電流IRの大きさは、制御信号SAPCにより変化する。
一方、ライトレベル用の電流源17W1及び17W2は、夫々レーザダイオードLDにライトパワーでレーザ光を出射させるための駆動電流IW1及びIW2を流す電流源である。そして、駆動電流IW1はスイッチ18W1を介してレーザダイオードLDに供給され、駆動電流IW2はスイッチ18W2を介してレーザダイオードLDに供給される。
ここで、本願によるライトストラテジでは、第1のライトパワーPhと、それより低い(振幅の小さい)第2のライトパワーPmの2つのレベルのライトパワーが使用される。
このため、スイッチ18Rをオンにした状態で、スイッチ18W1をオンにすると、レーザダイオードLDに駆動電流IR及びIW1の合計駆動電流が供給され、これにより第2のライトパワーPmでレーザダイオードが駆動される。
また、スイッチ18R及び18W1をオンにした状態で更にスイッチ18W2をオンにすると、レーザダイオードLDには更に駆動電流IW2が供給され、その結果、レーザダイオードLDには駆動電流IR、IW1及びIW2の合計の駆動電流が流れてレーザダイオードLDは第1のライトパワーPhで駆動される。また、スイッチ18W1をオフにすると駆動電流IW1の供給は停止され、スイッチ18W2をオフにすると駆動電流IW2の供給は停止される。
次に、レーザダイオードLDに供給される駆動電流と、レーザダイオードLDから出射されるレーザ光の出力パワーとの関係について、具体的に図4を用いて説明する。
図4から判るように、レーザダイオードLDに駆動電流IRを供給すると、リードパワーPRでレーザ光が出射される。そして、その状態で更に駆動電流IW1を加えると、第2のライトパワーPmでレーザ光が出射される。また、更に駆動電流IW2を加えると、第1のライトパワーPhでレーザ光が出射される。
このとき、光ディスクDへの情報の記録時には、基本的には駆動電流IRを常に供給してリードパワーPRでレーザ光を出射しておき、更に記録パルスに従って駆動電流IW1及びIW2を追加することにより第1のライトパワーPh又は第2のライトパワーPmが印加されて、情報が光ディスクに記録される。
次に、APC動作について説明する。
APC動作は、レーザダイオードLDにより出力されるレーザ光のリードパワーのレベルが一定となるように、LDドライバ12からレーザダイオードLDに供給される駆動電流レベルを調整するものである。
より詳細には、記録信号(8−16変調されており、3T乃至11T及び14T夫々の長さのピット期間及びスペース期間を有する)のスペース部のうち、長いスペース期間(例えば5T乃至11T、14Tのスペース期間)中においてリードパワーのレベルが一定となるようにLDドライバ12からの駆動信号SDを調整する。
より具体的には以下のように動作する。
すなわち、コントローラ15は、上述のように記録信号に対応する記録パルスを生成して、当該記録パルスによってLDドライバ12を駆動してレーザダイオードLDからレーザ光を出射させる。
このとき、フロントモニタダイオード16は、光ピックアップ2内のレーザダイオードLDの近傍に配置され、レーザダイオードLDから出射したレーザ光を受光してそのレベルを示すレーザパワーレベル信号LDoutを生成し、サンプルホールド回路14に供給する。
そして、サンプルホールド回路14は、コントローラ15から入力されるサンプルホールド信号APC-S/Hにより与えられるタイミングで、フロントモニタダイオード16から供給されるレーザパワーレベル信号LDoutをサンプルし、そのレベルを所定期間ホールドする。コントローラ15から出力されるサンプルホールド信号APC-S/Hは、APCを実行する期間(「APC期間」と呼ぶ。)を示すパルスである。
これによりサンプルホールド回路14は、記録信号のスペース期間中のAPC期間においてレーザパワーレベル信号LDoutのレベルをホールドしてAPC回路13へ供給する。APC回路13は、APC期間におけるレーザパワーレベル信号LDoutのレベルが一定となるように、LDドライバ12へ制御信号SAPCを供給する。
そして、制御信号SAPCは、図3に示すようにLDドライバ12内のリードレベル用電流源17Rに入力される。これにより、制御信号SAPCに応じて、リードレベル用電流源17Rから流れる電流IRが変化する。つまり、レーザダイオードLDにより得られるリードパワーレベルが一定となるようにAPC動作が実行される。
(II)第1実施形態
次に、上述してきた情報記録再生装置1において実行される、本願に係るライトストラテジ方式の第1実施形態について、具体的に図5及び図6を用いて説明する。なお、図5は第1実施形態に係る二種類の記録パルス波形を示す図であり、図6は第1実施形態に係る各記録ピットに対応する記録パルス波形を示す図である。
以下に説明する第1実施形態に係るライトストラテジ方式においては、長さが予め設定された長さ(第1実施形態の場合は5T)以上の記録ピットを形成する記録パルス信号の記録パルス波形が図5(a)に示す第1の記録パルス波形とされ、一方、長さが当該予め設定された長さ未満の記録ピットを形成する記録パルス信号の記録パルス波形が図5(b)に示す第2の記録パルス波形とされる。
先ず、第1実施形態に係るライトストラテジ方式に係る第1の記録パルス波形について、図5(a)を用いて説明する。
図5(a)に示すように、第1実施形態のライトストラテジ方式における第1の記録パルス波形は、トップパルス40、中間バイアス部41及びラストパルス42の3つの部分により構成される。また、これらの部分以外においては、記録パルス波形はリードパワーPRのレベルに維持されている。
このとき、図5(a)から判るように、第1の記録パルス波形においては、二値のライトパワーが使用される。そして、トップパルス40及びラストパルス42は第1のライトパワーPhが用いられ、中間バイアス部41は第2のライトパワーPmが用いられる。更に、第2のライトパワーPmはリードパワーPRより高いが、第1のライトパワーPhより低く設定される。
なお、図5(a)において、トップパルス40及びラストパルス42夫々のライトパワーは必ずしも同一にする必要はなく、記録ピットの前後のスペース長等に応じて、最適な記録特性が得られるように個々に設定しても良い。
ここで、トップパルス40はピット記録のために光ディスクDの記録面を予熱する役割を有する。また、中間バイアス部41は記録すべきピットの長さに応じてその時間幅が変化する。更に、ラストパルス42は主としてピットの後端部の形状を調整する役割を有する。
なお、基本的には、記録すべきピットの長さはトップパルス幅Ttop、ラストパルス幅Tlp及び第1のライトパワーPhにより制御され、記録すべきピットの幅は第2のライトパワーPmにより制御される。
次に、第1実施形態に係るライトストラテジ方式に係る第2の記録パルス波形について、図5(b)を用いて説明する。
上記第1の記録パルス波形はトップパルス40と中間バイアス部41とラストパルス42とを有していたが、第2の記録パルス波形では、ラストパルス42を省略して中間バイアス部41を延長することにより、図5(b)に示すような記録パルス波形とする。すなわち、第2の記録パルス波形では、ラストパルス42がなく、第2のライトパワーPmに対応する振幅レベルの中間バイアス部41が記録パルス波形の最後まで続いている。
また、第2のパルス波形におけるトップパルス40の時間は、第1のパルス波形におけるトップパルス40の時間より長い時間とすることが好ましいが、同程度或いはそれ以下であっても、トップパルス40の始端部及び中間バイアス部41の終端部を適宜調整することで記録パルス波形が最適化される。
次にライトパワーについて具体的には、第2の記録パルス波形では、トップパルス40の振幅レベルは第1のライトパワーPhに対応し、中間バイアス部41の振幅レベルは第2のライトパワーPmに対応する。また、トップパルス40及び中間バイアス部41以外の部分はリードパワーPRに対応する振幅レベルとなっている。
次に、記録すべき各ピット長に対応する記録パルス波形を、図6を用いて説明する。
図6において、記録データには8−16変調処理が施されており、3T乃至11T及び14T夫々の長さのピット期間及びスペース期間を有する。ここで、第1実施形態においては、3T及び4Tの記録データの場合は上記した第2の記録パルス波形となっており、そのトップパルス40の振幅は第1のライトパワーPhに対応し、一方、中間バイアス部41の振幅は第2のライトパワーPmに対応している。
一方、5T以上の長さの記録データについては上記した第1の記録パルス波形となっており、そのトップパルス40及びラストパルス42の振幅は第1のライトパワーPhに対応し、一方、中間バイアス部41の振幅は第2のライトパワーPmに対応している。
そして、5T以上の長さの記録データについては、その長さに応じて中間バイアス部41の長さが増加する。トップパルス40とラストパルス42のパルス幅は、後述の制御により多少変化するものの、基本的には夫々ほぼ一定であり、中間バイアス部41のように記録ピット長に応じて大きく変化するということはない。
ここで、第1実施形態の記録パルス波形では、図5(a)及び(b)に夫々示すように、トップパルス40とラストパルス42にパルス波形の立ち上がり及び立ち下がりがあるが、これらは、従来のライトストラテジ方式の如くパルス幅の小さい複数のパルスが連続するものではなく、また、トップパルス40とラストパルス42の間には中間バイアス部41が存在するので、高速記録時においてもパルスの立ち上がり及び立ち下がり期間の影響、並びに、オーバーシュート及びアンダーシュートの影響によって波形が不適切に変形してしまうことがない。
なお、上述した第1の記録パルス波形においてより実際的には、良好な記録特性を得るために、トップパルス40及びラストパルス42の位置及びパルス幅を、記録すべきピットの直前及び直後のスペース長に応じて変化させる、いわゆる記録パルス波形のエッジ位置の調整を行うように構成することもできる。
このとき、当該調整については、例えば上記特許文献1における段落番号[0085]乃至[0108]並びに当該特許文献1における図8乃至図11に記載されている方法を用いることができる。
また、第2の記録パルス波形についても、第1の記録パルス波形と同様に記録パルスのエッジ位置を調整することにより例えば特許文献1に記載されている熱的干渉及び光学的符号間干渉の影響を除去することができる。この際、記録すべきピットの前端部については、第1の記録パルス波形と同様に、記録すべきピットの前のスペース長に応じて、記録すべきピットに対応する記録パルスのトップパルス40の前方エッジ位置TF及び後方エッジ位置TRを調整すればよい。
一方、記録すべきピットの後端部については、ラストパルス42が存在しないので、記録パルスの後方エッジ位置RE(図5(b)参照)を、記録すべきピットの後のスペース長に応じて変化させ、そのピットの長さを微調整する。
以上説明したように、第1実施形態の記録制御部10の動作によれば、3T及び4Tの長さを有するピットに対応する記録パルス波形のみが第2の記録パルス波形とされていると共に、5T以上の長さを有するピットに対応する記録パルス波形が第1の記録パルス波形とされているので、全ての長さの記録パルス波形につき、第1のライトパワーPhにより記録される部分と第2のライトパワーPmにより記録される部分とが共に含まれることとなり、外的要因等で記録パワーが変動してしまった場合でも、各ピット間のバランスが悪化することはなく、良好な記録特性を保つことができる。
また、トップパルス40の振幅が第1の記録パルス波形と第2の記録パルス波形とで同一とされているので、簡易な構成で各記録パルスを生成することができる。
更に、中間バイアス部41の振幅も第1の記録パルス波形と第2の記録パルス波形とで同一とされているので、更に簡易な構成で各記録パルスを生成することができる。
更にまた、第2の記録パルス波形におけるトップパルス40の長さ(TTOP)が、第1の記録パルス波形におけるトップパルス40の長さ(TTOP)よりも長く設定されているので、第2の記録パルス波形における振幅が第1のライトパワーPhに対応する値から第2のライトパワーPmに対応する値に変化するまでの時間が、第1の記録パルス波形における振幅が第1のライトパワーPhに対応する値から第2のライトパワーPmに対応する値に変化するまでの時間より長いので、第2の記録パルス波形における振幅が第1のライトパワーPhに対応する値に変化した直後の当該振幅の変動が低減した後に第2のライトパワーPmに対応する値へ変化することとなり、結果として第2の記録パルス波形における振幅制御の平均的な変動幅を最小限に抑制することができる。
なお、本第1実施形態については図7に示すように、最も短い記録ピットである3Tの記録パルス波形のみを単一パルスとしても良い。これは、レーザダイオードを駆動するLDドライバの性能によっては、最も短い記録ピットである3Tを第2の記録パルス波形にすると、いわゆるオーバーシュートやアンダーシュート等による波形の乱れをパルス幅期間中に収束できない場合があるためであり、パルス幅の制御を適切に行うという観点から考えると、この場合は3Tの記録パルス波形を単一パルスとした方が望ましいからである。
なお、図7において、3Tの単一パルスの記録パワーと、4Tの記録パルスのうちトップパルス40の記録パワーと、は必ずしも同一にする必要はなく、記録ピットの前後のスペース長等に応じて、最適な記録特性が得られるように個々に設定しても良い。
(III)第2実施形態
次に、上述してきた情報記録再生装置1において実行される、本願に係るライトストラテジ方式の他の実施形態である第2実施形態について、具体的に図8を用いて説明する。なお、図8は第2実施形態に係る各記録ピットに対応する記録パルス波形を示す図である。
また、ライトストラテジ方式の第2実施形態に適用される情報記録再生装置の構成は、基本的にはライトストラテジ方式の第1実施形態に係る情報記録再生装置1の構成と全く同様であるので、細部の説明は省略する。
上述したライトストラテジ方式の第1実施形態においては、3T及び4T長さを有するピットに対応する記録パルス波形のみ(当該第1実施形態の変形形態(図7参照)においては4Tの長さを有するピットに対応する記録パルス波形のみ)が第2の記録パルス波形とされると共に、5T以上の長さを有するピットに対応する記録パルス波形が第1の記録パルス波形とされる場合について説明したが、ライトストラテジ方式の第2実施形態においては、3Tから8Tまでの長さを有するピットに対応する記録パルス波形が第2の記録パルス波形とされると共に、9T以上の長さを有するピットに対応する記録パルス波形が第1の記録パルス波形とされる。
すなわち、ライトストラテジ方式の第2実施形態においては、図8に示すように、3Tから8Tの記録データの場合は上記した第2の記録パルス波形となっており、そのトップパルス40の振幅は第1のライトパワーPhに対応し、一方、中間バイアス部41の振幅は第2のライトパワーPmに対応している。
そして、3Tから8Tの記録データについては、その長さに応じて中間バイアス部41の長さが増加する。また、トップパルス40のパルス幅は、第1実施形態の場合と同様の制御により多少変化するものの、基本的には夫々ほぼ一定であり、中間バイアス部41のように記録ピット長に応じて大きく変化するということはない。
一方、9T以上の長さの記録データについては上記した第1の記録パルス波形となっており、そのトップパルス40及びラストパルス42の振幅は第1のライトパワーPhに対応し、一方、中間バイアス部41の振幅は第2のライトパワーPmに対応している。
そして、9T以上の長さの記録データについては、その長さに応じて中間バイアス部41の長さが増加する。また、トップパルス40とラストパルス42のパルス幅は、第1実施形態の場合と同様の制御により多少変化するものの、基本的には夫々ほぼ一定であり、中間バイアス部41のように記録ピット長に応じて大きく変化するということはない。
なお、第2実施形態において第2の記録パルス波形とするピットの長さの範囲を3Tから8Tまでとしているのは、形成された記録ピットに対して再生用のレーザ光を照射して得られる反射光から検出されるRF(Radio Frequency)信号におけるいわゆるアイパターンにおける最大振幅が得られるのが8Tの長さを有する記録ピットから検出されたRF信号であるからであり、その最大振幅が得られる長さの記録ピット以下の長さを有する記録ピットに対応する記録パルス波形を第2の記録パルス波形とすることが、再生品質の上でもっとも望ましいことが実験的に判明したからである。しかしながら、この最大振幅が得られる記録ピットの長さは、光ピックアップ自体の特性のばらつきや光ディスクDを形成する材料の品質等により変化するものであるので、最終的には、種々の実験結果に基づいて予め設定された長さ以下の長さを有する記録ピットに対応する記録パルス波形を第2の記録パルス波形とすることを予め設定して情報記録再生装置を設計・製造することが望ましい。
その他の情報記録再生装置としての動作は、第1実施形態に係る情報記録再生装置1と全く同様であるので、細部の説明は省略する。
以上説明したように、第2実施形態の記録制御部の動作によれば、3Tから8Tの長さを有するピットに対応する記録パルス波形が第2の記録パルス波形とされていると共に、9T以上の長さを有するピットに対応する記録パルス波形が第1の記録パルス波形とされているので、全ての長さの記録パルス波形につき、第1のライトパワーPhにより記録される部分と第2のライトパワーPmにより記録される部分とが共に含まれることとなり、記録パルスの振幅制御における変動幅が、ピットの長さが変化した場合でも略一定となり、これにより正確な振幅制御を全ての長さのピットに渡って行うことができる。
従って、ピットの長さの変化に伴う振幅制御の精度を均一化且つ向上させることで、例えば8倍速以上の超高速記録時においても適切な形状の記録ピットを形成することが可能となる。
また、トップパルス40の振幅が第1の記録パルス波形と第2の記録パルス波形とで同一とされているので、簡易な構成で各記録パルスを生成することができる。
更に、中間バイアス部41の振幅も第1の記録パルス波形と第2の記録パルス波形とで同一とされているので、更に簡易な構成で各記録パルスを生成することができる。
更にまた、第2の記録パルス波形におけるトップパルス40の長さ(TTOP)が、第1の記録パルス波形におけるトップパルス40の長さ(TTOP)よりも長く設定されているので、第2の記録パルス波形における振幅が第1のライトパワーPhに対応する値から第2のライトパワーPmに対応する値に変化するまでの時間が、第1の記録パルス波形における振幅が第1のライトパワーPhに対応する値から第2のライトパワーPmに対応する値に変化するまでの時間より長いので、第2の記録パルス波形における振幅が第1のライトパワーPhに対応する値に変化した直後の当該振幅の変動が低減した後に第2のライトパワーPmに対応する値へ変化することとなり、結果として第2の記録パルス波形における振幅制御の平均的な変動幅を最小限に抑制することができる。
なお、上記第2実施形態については、最も短いピットである3Tの長さを有するピットに対応する記録パルス波形を単一パルスとしても良い。
上述してきた各実施形態における第1のライトパワーPh及び第2のライトパワーPmについてより実際的には、当該第1のライトパワーPhと第2のライトパワーPmとの比等に基づいて具体的に当該第1のライトパワーPh及び第2のライトパワーPmを調整する必要があるが、その具体的な調整の方法については、例えば上記特許文献1における段落番号[0112]乃至[0131]並びに当該特許文献1における図13乃至図16に記載されている方法を用いることができる。
また、第1のライトパワーPhは、第1のパルス波形と第2のパルス波形とで必ずしも同一にする必要はなく、光ピックアップ自体の特性のばらつきや光ディスクDを形成する材料の品質等に応じて、最適な記録特性が得られるように個々に設定しても良い。
同様に第2のライトパワーPmは、第1のパルス波形と第2のパルス波形とで必ずしも同一にする必要はなく、光ピックアップ自体の特性のばらつきや光ディスクDを形成する材料の品質等に応じて、最適な記録特性が得られるように個々に設定しても良い。
各実施形態に係る情報記録再生装置の概略構成を示すブロック図である。 各実施形態に係る情報記録再生装置における記録制御部の概要構成を示すブロック図である。 各実施形態に係る当該情報記録再生装置におけるLDドライバの概要構成を示す図である。 レーザダイオードに与えられる駆動電流と出力パワーとの関係の一例を示すグラフ図である。 第1実施形態に係る記録パルス波形を示す図であり、(a)は第1の記録パルス波形を示す図であり、(b)は第2の記録パルス波形を示す図である。 第1実施形態に係る各記録ピットに対応する記録パルス波形を示す図である。 第1実施形態の変形形態に係る各記録ピットに対応する記録パルス波形を示す図である。 第2実施形態に係る各記録ピットに対応する記録パルス波形を示す図である。
符号の説明
1 情報記録再生装置
2 光ピックアップ
3 スピンドルモータ
10 記録制御部
12 LDドライバ
13 APC回路
14 サンプルホールド回路
15 コントローラ
16 フロントモニタダイオード
17R、17W1、17W2 電流源
18R、18W1、18W2 スイッチ
20 再生制御部
30 サーボ制御部
40 トップパルス
41 中間バイアス部
42 ラストパルス

Claims (6)

  1. 複数種類の長さのピットに夫々対応した長さのパルス幅を有する記録パルス信号を生成する記録パルス生成装置において、
    予め設定された長さ未満の長さを有する一又は複数の種類の長さのピットに対応する前記記録パルス信号の振幅が、当該記録パルス信号の前端部の振幅である第1振幅から、当該第1振幅より低く且つ当該記録パルス信号の後端部の振幅である第2振幅へと変化するように当該記録パルス信号を生成する第1パルス生成手段と、
    前記予め設定された長さ以上の長さを有する前記ピットに対応する前記記録パルス信号の振幅が、当該記録パルス信号の前端部の振幅である第3振幅から、当該第3振幅より低い第4振幅に変化し更に前記第4振幅より高く且つ当該記録パルス信号の後端部の振幅である第5振幅に変化するように当該記録パルス信号を生成する第2パルス生成手段と、
    を備えると共に、
    前記第1パルス生成手段は、
    前記予め設定された長さ未満の長さを有する他の種類の前記ピットに対応する前記記録パルス信号の振幅が第6振幅となるように当該記録パルス信号を生成し、
    更に前記第1パルス生成手段及び前記第2パルス生成手段は、前記第1振幅と前記第3振幅とが等しくなるように各前記記録パルス信号を生成することを特徴とする記録パルス生成装置。
  2. 請求項1に記載の記録パルス生成装置において、
    前記第1パルス生成手段は、前記第1振幅と前記第6振幅とが等しくなるように各前記記録パルス信号を生成することを特徴とする記録パルス生成装置。
  3. 請求項1から3のいずれか一項に記載の記録パルス生成装置において、
    前記第1パルス生成手段及び前記第2パルス生成手段は、前記第2振幅と前記第4振幅とが等しくなるように各前記記録パルス信号を生成することを特徴とする記録パルス生成装置。
  4. 請求項1に記載の記録パルス生成装置において、
    前記第1パルス生成手段及び前記第2パルス生成手段は、前記第1パルス生成手段により生成される前記記録パルス信号の振幅が前記第1振幅である時間が、前記第2パルス生成手段により生成される前記記録パルス信号の振幅が前記第3振幅である時間より長くなるように各前記記録パルス信号を生成することを特徴とする記録パルス生成装置。
  5. 請求項1に記載の記録パルス生成装置と、
    前記生成された記録パルス信号を用いて前記ピットを形成して情報を記録する記録手段と、
    を備えることを特徴とする情報記録装置。
  6. 複数種類の長さのピットに夫々対応した長さのパルス幅を有する記録パルス信号を生成して情報を情報記録媒体に記録する情報記録方法において、
    予め設定された長さ未満の長さを有する一又は複数の種類の長さのピットに対応する前記記録パルス信号の振幅が、当該記録パルス信号の前端部の振幅である第1振幅から、当該第1振幅より低く且つ当該記録パルス信号の後端部の振幅である第2振幅へと変化するように当該記録パルス信号を生成する第1パルス生成工程と、
    前記予め設定された長さ以上の長さを有する前記ピットに対応する前記記録パルス信号の振幅が、当該記録パルス信号の前端部の振幅である第3振幅から、当該第3振幅より低い第4振幅に変化し更に前記第4振幅より高く且つ当該記録パルス信号の後端部の振幅である第5振幅に変化するように当該記録パルス信号を生成する第2パルス生成工程と、
    前記生成された記録パルス信号を用いて前記ピットを形成して前記情報を前記情報記録媒体に記録する記録工程と、
    を含むと共に、
    前記第1パルス生成工程においては、前記予め設定された長さ未満の長さを有する他の種類の前記ピットに対応する前記記録パルス信号の振幅が第6振幅となるように当該記録パルス信号を生成し、
    更に前記第1パルス生成工程及び前記第2パルス生成工程においては、前記第1振幅と前記第3振幅とが等しくなるように各前記記録パルス信号を生成することを特徴とする情報記録方法。
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