JP2007094972A - プログラマブル表示器、制御プログラムおよびそのプログラムを記録した記録媒体、ならびに画面作成装置、画面作成プログラムおよびそのプログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

プログラマブル表示器、制御プログラムおよびそのプログラムを記録した記録媒体、ならびに画面作成装置、画面作成プログラムおよびそのプログラムを記録した記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザが作成するプログラムによらずグループ間での画面の切り替えを容易にする。
【解決手段】ユーザが、プログラマブル表示器に表示されている画面が属するグループから他のグループへの画面へ表示を切り替えるための操作を表示画面上で行う。画面切替制御部21bは、これを受けて、切り替え先の画面(切替先画面)のグループ番号および画面番号を画面切替スイッチデータから読み出して、その画面番号の画面に切り替えるとともに、記憶制御部21cに、切り替え元の画面(切替元画面)の画面番号を切替記憶領域CMへ記憶させる。元のグループに画面表示を戻すときには、画面切替制御部21bは、読み出された画面番号に表示を切り替えるとともに、戻る前の切替先画面を新たな切替元画面として扱い、その画面番号を上記と同様にして記憶させる。このように、グループ間の画面切り替えを記憶された切替元画面の画面番号に基づいて行う。
【選択図】図4

Description

本発明は、複数の画面を切り替えて表示するプログラマブル表示器、およびそのプログラマブル表示器に表示する画面を作成する画面作成装置に関するものである。
従来、例えば、制御システムのHMI(Human Machine Interface) として、プログラマブル表示器が広く使用されている。プログラマブル表示器は、プログラマブルロジックコントローラ(PLC)、温調計、インバータなどの外部制御機器と通信して、これらの機器の内部に設けられたメモリに格納されるデータを表示したり書き替えたりする。データを画面表示するときの動作や、タッチパネル上での操作に応じてデータを書き替えるときの動作は、画面作成用のソフトウエアによって作成された画面に基づいて特定される。
プログラマブル表示器は、劣悪な環境下でも正常に動作できるように、入力装置としてディスプレイ上での入力を可能にするタッチパネルを備えている。オペレータは、プログラマブル表示器の表示に基づいて、制御対象のデバイスの状態などを把握するとともに、タッチパネルを操作することにより、プログラマブル表示器へデバイスへの制御指示などを入力する。
プログラマブル表示器では、複数の画面を切り替えて表示することがよく行われている。例えば、特許文献1には、画面を階層によってグループ分けして、階層間で画面を移行する(切り替える)ことが開示されている。また、特許文献1には、同階層内で画面を移行することも開示されている。画面間の移行は画面の切り替え用スイッチを用いて行われる。
特開平11−15628号公報(1999年1月22日公開)
上記のような画面の切り替えでは、階層間の移行が隣り合う階層間でしかできず、階層を飛び越えて移行することなどはできなかった。
システムの中心的役割を果たすPLCなどのコントローラは、近年、制御機器としての機能が向上してきており、それに応じて、接続される機器の種類や数が増加している。例えば、半導体製造装置の各部を制御するコントローラとしてPLCを用いる場合、ウェハなどを搬送するための軸駆動を制御する軸制御装置、軸駆動の駆動源となるモータ、モータを制御するインバータなどがPLCに接続される。
PLCが上記の各機器を制御するために必要な各種のパラメータなどの設定は、プログラマブル表示器に表示された画面上で行われる。また、このような設定は、機器間で所定の順に行われることが多く、設定にしたがった画面の切り替えも頻繁に行われることになる。
しかしながら、上記のように制限のある画面の切り替え方法では、設定にしたがった適切な画面の切り替えができないことがある。
また、上記の画面切り替え方法以外には、PLCのプログラムによって所定の条件を満たせば、画面を切り替える方法もある。このようなプログラムでは、例えば、軸制御装置のパラメータを軸制御装置のパラメータ設定用の画面で行った後に、モータのパラメータの設定をモータパラメータ設定用の画面で行うといった所定順序の画面の切り替えを制御することができる。
しかしながら、そのようなプログラムは一般に複雑であり、開発に多大な手間を要する。また、本来、接続された各機器の制御を行うPLCに画面切り替えの制御も行わせることになり、プログラムによるPLCのメモリ消費量やPLCの負担を増加させるという不都合がある。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、ユーザが作成するプログラムによらずグループ間での画面の切り替えを容易にすることを目的としている。
本発明に係るプログラマブル表示器は、複数の画面を切り替えて表示するプログラマブル表示器において、上記の課題を解決するために、少なくとも1つの画面を含むグループにおける特定の画面を切り替え元となる切替元画面として、当該切替元画面から他のグループにおける特定の切り替え先となる切替先画面への切り替えが行われるときに、前記切替元画面を特定する画面番号を所定の記憶領域に記憶させる記憶制御手段と、前記切替先画面からの表示の切り替えが指示されると、前記記憶領域に記憶されている前記画面番号で特定される前記切替元画面に表示を切り替える画面切替制御手段とを備えていることを特徴としている。
上記の構成では、あるグループの切替元画面から他のグループの切替先画面への切り替えが行われるときに、記憶制御手段によって、切替元画面の画面番号が記憶領域に記憶される。また、切り替えられた切替先画面から表示の切替が行われるときに、画面切替制御手段によって、記憶領域に記憶されている画面番号で特定される切替元画面に表示が切り替えられる。また、このときは、異なるグループ間での画面切り替えが行われるので、切替先画面が新たな切替元画面として扱われて、記憶制御手段によって、その画面番号が記憶領域に記憶される。これにより、新たな切替元画面へ表示を切り替えるときには、画面切替制御手段によって、記憶された画面番号に基づいて、新たな切替元画面に表示が切り替えられる。
このように、異なるグループ間で画面を切り替えるときに、記憶されている切替元画面の画面番号で特定される画面に表示を切り替えるので、常に記憶された画面番号で特定される切替元画面に切り替えが行われる。それゆえ、グループ間の移動をユーザが作成した特別なプログラムによることなく、容易に行うことができる。
本発明の制御プログラムは、前記プログラマブル表示器を動作させるプログラムであって、コンピュータを前記各手段として機能させる。また、この制御プログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されて提供される。これにより、異なるグループ間での画面の切替を容易に行うことができる。
本発明の画面作成装置は、前記プログラマブル表示器に表示する画面を作成する画面作成装置であって、各グループに属する画面にそれぞれのグループを特定するためのグループ番号を指定するグループ番号を設定するグループ化手段を備えていることを特徴としている。
これにより、記憶制御手段および画面切替制御手段は、画面に指定されたグループ番号を参照して、行われる画面の切り替えが異なるグループ間でのものであることを認識できる。それゆえ、上記の特別なプログラムによって画面を切り替える場合のように、プログラムにグループ番号を指定するといった作業も不要となる。
本発明の画面作成プログラムは、前記画面作成装置を動作させる画面作成プログラムであって、コンピュータを前記共通部分指定手段として機能させる。また、この画面作成プログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されて提供される。これにより、プログラマブル表示器におけるグループ間での画面切り替え表示を容易にすることができる。
本発明に係る画面作成装置は、少なくとも1つの画面を含むグループにおける特定の画面を切り替え元となる切替元画面として、当該切替元画面から他のグループにおける特定の切り替え先となる切替先画面への切り替えが行われるときに、前記切替元画面を特定する画面番号を所定の記憶領域に記憶させる記憶制御手段と、前記切替先画面からの表示の切り替えが指示されると、前記記憶領域に記憶されている前記画面番号で特定される前記切替元画面に表示を切り替える画面切替制御手段とを備えている。これにより、ユーザが作成する特別なプログラムを用いることなく、グループ間での画面の表示切り替えを容易に行うことができる。したがって、そのようなプログラムを格納するメモリの消費量を削減するとともに、上記のプログラムの実行が不要となることからPLCの負担を軽減することができるという効果を奏する。また、特に、順序が規定されたパラメータ設定を画面上で行う場合、グループ間での画面表示切り替えにしたがってパラメータ設定を進めることができ、パラメータ設定を効率的に行うことができるという効果も併せて奏する。
本発明の実施形態を図1ないし図8に基づいて説明すると、以下の通りである。
図1に示すように、本実施形態に係る制御システム1は、プログラマブル表示器2と、PLC3と、デバイス4と、シリアルケーブル5とを備えている。
また、プログラマブル表示器2は、画面転送ケーブル6を介してパーソナルコンピュータ7と接続されている。画面転送ケーブル6は、後述するようにパーソナルコンピュータ7で作成された画面データをプログラマブル表示器2に転送するためのケーブルであり、USBケーブルなどが用いられる。パーソナルコンピュータ7は、作画ソフトウエアがインストールされており、後述するようにして作成した画面データを転送するときに画面転送ケーブル6を介してプログラマブル表示器2と接続されるが、通常、プログラマブル表示器2とPLC3とが通信を行う制御システム1の運転時には、プログラマブル表示器2と切り離される。
一方、プログラマブル表示器2およびPLC3は、シリアルケーブル5を介して接続されている。シリアルケーブル5は、PLC3に固有の通信プロトコルで通信を行うことが可能なケーブルである。通信プロトコルは、PLC3がシーケンサから発達してきた経緯もあって、製造会社毎、あるいは、同一会社であっても製品毎など、PLC3の機種毎に異なっていることが多い。
PLC3は、ユーザが作成したシーケンスプログラム(ラダープログラムなど)にしたがって、入力ユニットを介して入力用のデバイス4から出力される出力データを取り込むとともに、出力用のデバイス4に制御データを与える。入力用のデバイス4としては、センサ(温度センサ、光センサなど)、スイッチ(押ボタンスイッチ、リミットスイッチ、圧力スイッチなど)のような機器が用いられる。出力用のデバイス4としては、アクチュエータ、リレー、電磁弁、表示器などが用いられる。また、インバータ、軸制御装置、温調計などの各種の制御機器もデバイス4としてPLC3に接続される。
これらのデバイス4…は、製造ラインなどの各種のターゲットシステムの所要各部に配置される。また、デバイス4は、後述するタッチパネル24などの入力装置から手動で入力されたデータを格納するための後述するメモリ部22における特定の領域であってもよい。また、デバイス4は、PLC3内のメモリ3aにおける特定の領域であってもよい。
PLC3内のメモリ3a(デバイスメモリ)は、デバイス4の状態(デバイス4からの出力値やデバイス4への設定値)を示すデータ(ワードデータやビットデータ)を、デバイスアドレスで特定される領域に格納している。メモリ3aにおいて、ワードデバイスは、入出力されるデータが数値のようなワードデータを格納する領域として設定され、ワードアドレス(デバイスアドレス)で指定される。また、ビットデバイスは、オン・オフ状態のようなビットデータを格納する領域として設定され、ビットアドレス(デバイスアドレス)で設定される。このような設定により、メモリ3a内の任意のワードデバイスまたはビットデバイスをデバイスアドレスを指定してアクセスするだけでデバイス4…を制御し、またはその状態に関する情報を個別に取り出すことができる。
以降の説明では、デバイスアドレスを適宜、アドレスと称する。
プログラマブル表示器2は、CPUなどの演算処理装置を備えており、ユーザが作成した入力操作および表示用の画面データを表示することによりプログラマブル表示器特有の操作機能および表示機能を実現する専用コンピュータである。制御システム1のHMIとして好適に使用されるプログラマブル表示器2は、後述する処理指示語(タグ)を組み合わせて決定される画面データに基づいて、デバイス4の状態を画面表示する際の動作や、画面への操作に応じてデバイス4の状態を制御する際の動作を特定する。このプログラマブル表示器2は、シリアルケーブル5を介したPLC3との通信により、PLC3を介して表示画面に状態を表示する各デバイス4の状態を取得し、例えば、後述のディスプレイ24に各デバイス4の状態を表示する機能を有する。また、プログラマブル表示器2は、後述のタッチパネル23への操作に応じて、デバイス4へデバイスの状態制御を指示する機能を有する。
なお、デバイス4の状態の取得/変更は、その都度指示してもよいし、プログラマブル表示器2内にキャッシュを用意し、取得/変更時には、キャッシュへアクセスするとともに、所定の時間間隔毎や所定のイベント毎に通信してアドレスの実体と同期を取ってもよい。
プログラマブル表示器2は、上記の機能を実現するために、HMI処理部21と、メモリ部22と、タッチパネル23、ディスプレイ24およびインターフェース部(図中、I/F)25,26を備えている。以下、プログラマブル表示器2の主要各部について詳細に説明する。
タッチパネル23は、ディスプレイ24の表示画面上で入力を行うために設けられている入力装置である。ディスプレイ24は、プログラマブル表示器2を薄型に構成するために、液晶ディスプレイや、ELディスプレイや、プラズマディスプレイのような平板型ディスプレイが好適に用いられる。
インターフェース部25は、プログラマブル表示器2がパーソナルコンピュータ7との間の通信を行うための通信制御部であり、画面転送ケーブル6に接続されている。一方、インターフェース部26は、プログラマブル表示器2がPLC3との間のシリアル通信を行うための通信制御部であり、シリアルケーブル5に接続されている。
HMI処理部21は、後述するユーザ画面の表示制御、ユーザ画面を介した入力操作の制御、PLC3などの接続機器との通信の制御といった処理を行う。なお、これらの処理については、後に詳しく説明する。
メモリ部22は、DRAM22a、FEPROM(Flash Erasable and Programmable ROM)22b、SRAM22c等のメモリを含んでいる。
DRAM22aは、主に、表示制御などの演算処理時の作業用に用いられる他、PLC3との間でやり取りされるデータの一時的な記憶に用いられる。特に、DRAM22aは、PLC3のメモリ3aにおいてアドレスによって特定される領域に格納されるデバイス4の状態を示すデータ(以降、このデータを「アドレスの内容」と称する)をメモリ3aとの間で受け渡しするための状態メモリ領域を有している。
なお、上記のデータを格納するのは、PLC3のメモリ3aに限定されない。例えば、プログラマブル表示器2がPLCの制御機能を備えていれば、当然として、上記のデータを格納するのは、プログラマブル表示器2のメモリ部22のいずれかの領域ということになる。
SRAM22cは、PLC3から得られたデータをロギングしたり、PLC3に与える設定値データ(レシピデータ)を記憶したりするために用いられる。
FEPROM22bは、書き替え可能な読み出し専用のフラッシュメモリであり、一般のパーソナルコンピュータにおけるハードディスクドライブの役割を果たす。フラッシュメモリは、可動部を持たず、かつ衝撃に強いので、劣悪な周囲環境でも安定して動作する。
また、上記のFEPROM22bは、図2に示すように、HMI処理プログラムと、通信プロトコルと、画面データとをそれぞれ格納するエリアを有している。
HMI処理プログラム(制御プログラム)は、上記の表示制御、入力操作制御、通信制御などのプログラマブル表示器2が動作するための基本機能を実現するためのプログラムである。このHMI処理プログラムがHMI処理部21において実現する機能については、後に詳しく説明する。
通信プロトコルは、PLC3との通信処理で用いられるプロトコルであり、PLC3の機種(メーカ)に応じて固有に定められている。この通信プロトコルには、PLC3へのデータの読み出しを指示するコマンドコードが含まれている。このコマンドコードは、PLC3の制御機能に対応付けられているアドレスと組み合わされることによって、所望の制御機能についてのデータをPLC3に送信することができる。
画面データは、プログラマブル表示器2に表示される画面(ユーザ画面)のデータであり、ディスプレイ25に表示すべきベース画面や部品のデータおよび各部品に付与された処理指示語Wなどを含んでいる。
図3に示すように、画面データに含まれる処理指示語(タグ)Wは、ベース画面上で実行されるべき事象毎に作成されている。この処理指示語Wは、基本的には、表示制御動作を実行すべきベース画面のファイル番号Fと、このベース画面上で実行すべき動作内容を特定する事象名Tと、各実行事象毎に参照される1または複数のデータからなる参照情報Iとを一組として備えている。
本実施形態に係るプログラマブル表示器2では、上記のタグとして、表示タグ、入力タグ、画面切替タグなどが規定されている。
表示タグは、ベース画面上の領域(表示範囲)とその領域への表示に対応するアドレスとの関連を示す。入力タグは、画面上の領域(入力範囲)とその領域へのタッチ入力に対応するアドレスとの関連を示す。さらに、本実施形態では、各タグは、複数の単位画面の少なくとも1つと関連付けることができる。
表示タグは、アドレスの内容の変化などの事象(イベント)の発生と連動して、ベース画面上における対応位置に所定のオブジェクト(表示要素)を表示可能とする。すなわち、表示タグは、ファイル番号Fとしてベース画面のファイル番号を含み、事象名Tとして表示対象となるオブジェクトの表示を特定する事象名を含み、参照情報Iとして表示対象の表示座標範囲、呼び出す表示対象を特定するファイル番号、および表示対象の表示時に参照するアドレスを含んでいる。
また、入力タグは、例えば、タッチパネル23に対するタッチ動作と連動して、DRAM22a内に設けられた前述の状態メモリ領域内の所定アドレスに設定したビットデバイスを反転したり、ワードデバイスの値を書き替えたりする。すなわち、入力タグは、ファイル番号Fとして単位画面のファイル番号を含み、事象名Tとしてタッチパネル23の操作を特定する事象名を含み、参照情報Iとしてタッチパネル23からの入力操作を有効とする入力座標範囲、およびタッチパネル23のタッチ動作と連動してデータを書き替えるべきアドレスを含んでいる。
また、画面切替タグは、例えば、タッチパネル23に対するタッチ動作と連動して、指定された画面番号の画面データをFEPROM22bから読み出して、現在表示されている画面から切り替えて表示する。すなわち、画面切替は、ファイル番号Fとして単位画面のファイル番号を含み、事象名Tとしてタッチパネル23の操作を特定する事象名を含み、参照情報Iとして切り替える画面の画面番号を含んでいる。
上記の画面データは、後述する画面エディタ部73によって作成され、プログラマブル表示器2に転送されてFEPROM22bにファイル形式でFEPROM22bに保存される。この画面ファイルは、図形データやアドレスデータを含んでいる。図形データは、円や四角形などの図形データ、部品のデータ、文字列、処理指示語Wなどを含んでいる。アドレスデータは、図形データにおける部品のデータや処理指示語Wなどのアドレスに対応付けられるデータについて、画面エディタ部73で設定された前記のアドレスおよびアドレスに対応するコメントを含んでいる。
コメントとしては、デバイス4の動作状態のような事象名や、スイッチに対応するSWやランプに対応するLAMPのようなデバイス4に対応する符号や、操作指示などが挙げられる。
HMI処理部21のHMI(Human Machine Interface)機能は、画面データの表示、ユーザ画面への各種のデータの設定、設定されたデータのPLC3への送信およびPLC3から受信したデータのユーザ画面への表示などである。このような機能は、前述のHMI処理プログラムをプログラマブル表示器2が備えるCPUなどの演算処理手段に実行させることにより図4に示すシステム制御部21aとして実現される。
このシステム制御部21aは、画面データから、現在表示中の単位画面に関連する表示タグを抽出するとともに、各表示タグに関連するアドレスの内容をそれらの表示タグについて所定の周期毎にアドレスを指定してPLC3のメモリ3aから読み出し、表示タグで指定された表現形式の部品などを読み出した内容に応じた形態で画面上の指定された領域へ表示する。
一方、システム制御部21aは、タッチパネル23への入力操作を受け付けると、現在表示中の単位画面に対応し、その入力操作にマッチする入力タグを画面データから検索し、入力タグが示すアドレスの内容をメモリ3aにおいてアドレスを指定して入力結果に応じて書き替える。これにより、プログラマブル表示器2は、画面データが示すデバイス4の状態を、画面データが示す表現形式で画面データが示す表示位置(部品など)に、データ表示用の部品(メータ表示器、数値表示器、グラフ表示器など)、図形、グラフなどのオブジェクト(表示要素)を用いて表示したり、表示した画面において部品などの操作用のオブジェクトを介した入力操作に応じてデバイス4の状態を変更したりできる。
また、HMI処理部21は、図4に示すように、画面切替制御部21bおよび記憶制御部21cを含んでいる。
画面切替制御部21bは、後述する画面エディタ部73によって設定された画面切替スイッチを有する画面(切替用画面)が表示されているときに、その画面切替スイッチがタッチ操作されると、その画面の画面データに付与されている画面切替スイッチデータ(画面切替スイッチの設定データ)に基づいて画面の切り替え制御を行う。上記の画面切替スイッチデータは、画面切替スイッチに設定されている切り替え先の画面を示す画面番号と、各画面が属するグループ番号とを含んでおり、これらは画面切替タグの参照情報Iとして利用される。これにより、画面切替制御部21bは、システム制御部21aを介してタッチパネル23への入力操作を受け付けると、現在表示中の画面に対応し、その入力操作にマッチする画面切替タグを画面データから検索し、画面切替タグが示す画面番号の画面に表示を切り替えるようにシステム制御部21aに指示を与える。
画面切替制御手段としての画面切替制御部21bは、予めグループ分けされた切替用画面のグループ間での切り替えの制御も行う。具体的には、画面切替制御部21bは、画面切替スイッチの操作によって画面の切り替えが指示されるとき、現在表示されている切り替え元の画面(切替元画面)のグループ番号と、切替のために読み出した切り替え先の画面(切替先画面)についての画面切替スイッチデータのグループ番号とを比較して、両者が異なると判定すると、記憶制御部21cに、切替元画面のグループ番号および画面番号をDRAM22aに記憶するように指示する。また、画面切替制御部21bは、切り替え先の画面において前の画面に戻るためのスイッチの操作によって画面の切り替えが指示されるとき、記憶制御部21cに、DRAM22aから上記の画面番号を読み出すように指示し、その画面番号で特定される切替元画面に切り替え先を決定して、システム制御部21aに切り替えの指示を与える。しかも、画面切替制御部21bは、このとき、記憶されていた切替元画面のグループ番号と現在表示している画面の番号との相違を判定して、記憶制御部21cに、現在表示されている新たな切替元画面の画面番号をDRAM22aに記憶するように指示する。つまり、画面切替制御部21bは、異なるグループの画面に表示を切り替えるとき、切替元画面の画面番号を記憶制御部21cに記憶させる。
記憶制御手段としての記憶制御部21cは、画面切替制御部21bの指示を受けて、上記のグループ番号および画面番号をDRAM22aに設けられた切替記憶領域CMに記憶する。また、記憶制御部21cは、画面切替制御部21bの指示を受けて、切替記憶領域CMに記憶されているグループ番号および画面番号を読み出して、画面切替制御部21bに与える。
上記のHMI制御部21は、FEPROM22bに格納されるHMI処理プログラム(制御プログラム)がCPUなどの演算処理部によって実行されることで実現される機能ブロックの部分である。このHMI処理プログラムは、プログラマブル表示器2と分離可能に構成される記録媒体に記録可能であり、その記録媒体からプログラマブル表示器2にインストールされてもよい。
上記の記録媒体(プログラムメディア)は、磁気テープやカセットテープなどのテープ系、フレキシブルディスクやハードディスクなどの磁気ディスク系、CD−ROM、MO、MD、DVDなどの光ディスク系、ICカード(メモリカードを含む)、光カードなどのカード系が好適である。その他、上記のプログラムメディアは、マスクROM、EPROM、EEPROM、フラッシュROMなどによる半導体メモリを含めた固定的にプログラムを担持する媒体であってもよい。
また、本制御システム1は、インターネットを含む通信ネットワークと接続可能に構成されていれば、通信ネットワークからプログラムをダウンロードするように流動的にプログラムを担持する媒体であってもよい。
続いて、パーソナルコンピュータ7について説明する。パーソナルコンピュータ7は、CPU、メモリ(RAM、ROMなど)、外部記憶装置(ハードディスクドライブ、MOドライブなど)、表示装置および入力装置(キーボード、マウスなど)を有している。また、パーソナルコンピュータ7は、図1に示すように、制御部71、インターフェース部(図中、I/F)72、画面エディタ部73およびデータ記憶部74を備えている。
インターフェース部72は、プログラマブル表示器2との間の通信を行うための通信制御部であり、画面転送ケーブル6に接続されている。
制御部71は、ハードウエア(CPUやメモリなど)およびソフトウエア(オペレーティングシステムなど)によって実現される演算処理を行う部分である。また、制御部71は、アプリケーションプログラムである作画ソフトウエアを実行することにより、画面エディタ部73を実現する。画面エディタ部73は、パーソナルコンピュータ7と分離可能に構成される記録媒体に記録され、この記憶媒体からパーソナルコンピュータ7にインストールすることが可能である。また、パーソナルコンピュータ7は、画面エディタ部73を備えることにより画面作成装置として機能する。
上記の記録媒体(プログラムメディア)は、コンピュータに読み取り可能な記録媒体であり、磁気テープやカセットテープなどのテープ系、フレキシブルディスクやハードディスクなどの磁気ディスク系、CD−ROM、MO、MD、DVDなどの光ディスク系、ICカード(メモリカードを含む)、光カードなどのカード系が好適である。その他、上記のプログラムメディアは、マスクROM、EPROM、EEPROM、フラッシュROMなどによる半導体メモリを含めた固定的にプログラムを担持する媒体であってもよい。
また、パーソナルコンピュータ7が、インターネットを含む通信ネットワークと接続可能な環境に置かれていれば、通信ネットワークからプログラムをダウンロードするように流動的にプログラムを担持する媒体であってもよい。ただし、このように通信ネットワークからプログラムをダウンロードする場合には、そのダウンロード用プログラムは予めパーソナルコンピュータ7に格納されるか、あるいは別な記録媒体からインストールされるものであってもよい。
画面エディタ部73は、ユーザ独自の画面であるユーザ画面を作成できるように、スイッチ、ランプ、テンキー、各種表示器(例えば、数値表示器、メータ表示器およびグラフ表示器)などの部品、各種のタグ設定機能、描画機能、テキスト入力機能などを備えている。部品としては、単一の機能を有する部品だけでなく、複数の機能を有する、複合スイッチ、カウンタ、タイマといった複合機能を有する部品が用意されている。表示要素としての部品は、ユーザが容易に選択できるようにライブラリ形式で登録されており、部品の機能に応じた入力タグや表示タグなどが予め付与されている。描画機能は、直線や曲線の線図形(表示要素)を描画したり、各種のグラフ(表示要素)、円、四角形、三角形などの基本図形(表示要素)の描画および図形内の指定色や模様による塗りつぶしを行ったりするための機能である。
このような画面エディタ部73を用いてユーザ画面を作成する際、ユーザがディスプレイに表示されたベース画面上で部品を所定の操作手順にしたがって配置位置を指定することにより、ベース画面上に部品が配置されていく。
画面エディタ部73は、画面切替スイッチ設定部73aを有している。
グループ化手段としての画面切替スイッチ設定部73aは、例えば図5に示すような属性設定用のダイアログボックス101をユーザインターフェースとして提供し、そのダイアログボックス101によって入力された各項目の設定内容(属性)を画面切替スイッチに設定する。図5に示すダイアログボックス101は、部品表示欄102と、切替画面番号入力欄103と、グループ番号入力欄104と、インターロック指定欄105と、インターロックアドレス入力欄106と、タッチ有効条件指定欄107とを有している。
部品表示欄102は、図示しないスイッチの部品リストから画面切替スイッチとして選択されたスイッチ部品SWの画像を表示するために設けられている。
切替画面番号入力欄103は、表示を切り替える切り替え先の画面(切替先画面)の画面番号を入力するために設けられる。グループ番号入力欄104は、前述のグループ番号を入力するために設けられる。
インターロック指定欄105は、インターロック機能の有効/無効を指定するためのチェックボックスである。インターロックアドレス入力欄106は、プログラマブル表示器2のインターロック機能を働かせるために、スイッチ部品SWに対応付けられるインターロックアドレスを入力するために設けられる。また、タッチ有効条件指定欄107(ラジオボタン)は、ONまたはOFFのいずれかの「タッチ有効条件」を指定するために設けられる。
プログラマブル表示器2のインターロック機能は、インターロックアドレスで特定されるビットが、指定されたONまたはOFFのいずれかの「タッチ有効条件」と合致した状態でのみスイッチ部品SW(画面切替スイッチ)のタッチ操作を有効にする。つまり、このインターロック機能は、インターロックアドレスのビットの状態が「タッチ有効条件」のビットの状態と合致するまで画面切替スイッチのタッチ操作を受け付けない。
ダイアログボックス101における「OK」ボタンがマウスクリック操作などで押されると、各項目の内容が、ダイアログボックス101で設定を行うスイッチ部品SWに対して設定される。また、設定された各項目の内容が画面データとともに、画面切替スイッチデータとして保存される。
データ記憶部74は、画面エディタ部73によって作成された画面データや画面切替スイッチデータなどを記憶する記憶装置である。データ記憶部74は、ハードディスク装置のような大容量記憶装置で構成される。データ記憶部74に記憶されている画面データは、実行環境にダウンロードするために、プログラマブル表示器2に転送されてFEPROM22bに保存される。また、このとき、図4に示すように、上記の画面切替スイッチデータも画面データと併せてFEPROM22bに格納される。
続いて上記のように構成されるプログラマブル表示器2における画面の切り替え表示の動作について説明する。
まず、ここでは、図6に示すように、グループ1に分類された画面番号1,21,30の画面と、グループ2に分類された画面番号3,12,13,50の画面とで表示を切り替える例について説明する。
まず、グループ1において、画面番号1,21,30の画面において表示が適宜切り替えられる。これらの画面には、切り替え先の画面番号が指定された画面切替スイッチが設けられている。その画面切替スイッチを操作することによって画面間で相互に切り替えが可能となる。この切替制御は、前述の画面切替制御部21bによって行われる。また、画面切替制御部21bは、画面切り替え時にFEPROM22bから読み出した画面切替スイッチデータのグループ番号を切り替え元の画面と切り替え先の画面とで比較して、同一グループであると判定すると、グループ内での画面切り替えと判断して、切り替え元の画面のグループ番号および画面番号をDRAM22aに記憶しない。
ここで、画面番号21の画面が、グループ2の画面番号3の画面への切り替えのために、例えば、図7に示すような画面切替スイッチ202を有している画面201であるとする。この画面201の画面切替スイッチ202がユーザによってタッチ操作されると、画面切替制御部21bは、システム制御部21aを介して画面切替スイッチ202の操作を受け付けて、切替先画面についての画面切替スイッチデータのグループ番号(2)および画面番号(3)をFEPROM22bから読み出す。すると、画面切替制御部21bは、現在表示されている画面201のグループ番号(1)と、読み出したグループ番号(2)とを比較して、両者が異なると判定する。記憶制御部21cは、その判定を受けて、切替元画面である画面201のグループ番号1および画面番号21をDRAM22aの切替記憶領域CMに記憶する。
また、画面切替制御部21bは、上記の画面番号(3)の画面へ表示を切り替えるようにシステム制御部21aに指示を与える。これにより、グループの異なる画面番号(21)の画面から画面番号(3)の画面へ表示が切り替えられる。
グループ2においても、グループ1と同様、画面切替制御部21bによって、画面番号3,12,13,50の画面において表示が適宜切り替えられる。
ここで、画面番号3の画面が、前の画面に表示を戻すために、例えば、図8に示すような戻りスイッチ212を有している画面211であるとする。戻りスイッチ212は、元のグループに表示を戻すための操作用のスイッチであり、画面切替スイッチと同様、画面エディタ部73によって当該画面に設定される。この画面221の戻りスイッチ212がユーザによってタッチ操作されると、画面切替制御部21bは、システム制御部21aを介して戻りスイッチ212の操作を受け付けて、記憶制御部21cに、切替記憶領域CMに記憶されているグループ番号1および画面番号21を読み出させる。画面切替制御部21bは、その画面番号21で特定される切替元画面すなわち画面201に切り替え先を決定して、システム制御部21aに切り替えの指示を与える。これにより、画面番号3の画面211から画面番号21の画面201へ表示が戻される。
また、このとき、画面切替制御部21bは、切り替え前の現在表示されている画面211のグループ番号(2)と、読み出したグループ番号(1)とを比較して、両者が異なると判定する。記憶制御部21cは、その判定を受けて、切替元画面である画面211のグループ番号(2)および画面番号(3)をDRAM22aの切替記憶領域CMに記憶する(書き替える)。
この状態で、グループ2へ再度表示を切り替える場合、画面番号21の画面201において、前述の画面切替スイッチ202をタッチ操作してもよいが、例えば、画面201に設けられた戻りスイッチ203をタッチ操作してもよい。この戻りスイッチ203は、画面211における前述の戻りスイッチ212と同等の機能を有するスイッチである。
画面切替制御部21bは、システム制御部21aを介して戻りスイッチ203の操作を受け付けると、記憶制御部21cに、切替記憶領域CMに記憶されているグループ番号2および画面番号3を読み出させる。画面切替制御部21bは、その画面番号3で特定される切替元画面すなわち画面211に切り替え先を決定して、システム制御部21aに切り替えの指示を与える。これにより、画面番号21の画面201から画面番号3の画面211へ表示が戻される。
また、このとき、画面切替制御部21bは、切り替え前の現在表示されている画面201のグループ番号1と、読み出したグループ番号2とを比較して、両者が異なると判定する。記憶制御部21cは、その判定を受けて、切替元画面である画面201のグループ番号1および画面番号21をDRAM22aの切替記憶領域CMに記憶する(書き替える)。
このように、画面切替制御部21bは、異なるグループの画面に表示を切り替えるとき、切り替え前後の画面番号を比較によって異なるグループ間での画面の切り替えであることを判断して、切替先画面に表示を切り替えさせるとともに、切り替え前の画面(切替元画面)のグループ番号および画面番号を切替記憶領域CMに記憶させる。これにより、画面表示をグループ間での画面の切り替え経路が切替元画面のグループ番号および画面番号として記憶されるので、切り替え元のグループへ画面表示を切り替えるときに、切り替える画面(切替元画面)が記憶された画面番号によって特定される。したがって、グループの階層に関わらず、グループ間での画面の切り替えをグループにおいて特定された画面(上記の例では画面番号3,21の画面)を経由して容易に行うことができる。また、上記のようなグループ間の表示切り替えを行うために、PLC3による画面切り替えの制御のためにPLC3において実行されるプログラムを用いる必要がないので、そのプログラムの開発に要する手間やコストを削減することができる。また、そのようなプログラムを格納するメモリの消費量を削減するとともに、プログラムを実行することによるPLC3の負担を軽減することができる。
このような画面切替制御部21bによる画面切替機能を有するプログラマブル表示器2を用いれば、前述のような半導体製造装置の各部を制御するコントローラとして機能するPLC3が接続される場合、PLC3が制御する軸制御装置、モータ、インバータなどのパラメータ設定を画面上で行う場合、グループ間で画面表示を容易に切り替えることにより、設定がより容易になる。具体的には、あるグループで軸制御装置のパラメータを設定した後に、モータのパラメータを設定し、さらにインバータのパラメータを設定するというように、パラメータの設定順序が予め規定されている場合、各グループの画面で同じ機器のパラメータを設定するようにしておけば、グループ間の切り替えが予め定められた経路で行われるので、設定のし直しなどで、前のグループの画面に戻って設定することにより、設定順序にしたがってパラメータを設定することができる。このように、従来ではプログラムで規定していた画面の切り替え順序を、本実施の形態によれば、グループ間の切り替えで規定することができる。
また、上記の戻りスイッチ202,212が操作されたときには、画面切替制御部21bが読み出された切替元画面の画面番号を読み出すので、戻りスイッチ202,212の画面エディタ部73による設定では、その画面番号を指定する必要がない。
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能である。すなわち、請求項に示した範囲で適宜変更した技術的手段を組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明のプログラマブル表示器は、グループ分けされた複数の画面をグループで切り替えて表示するとき、指定された画面番号に切り替えるとともに、切り替え元の画面の画面番号を記憶して、元のグループに画面表示を戻すときに、記憶していた画面番号へ表示を切り替えることにより、ユーザが作成するプログラムを用いることなく、グループ間の画面表示切り替えを容易に行うことができ、機器のパラメータ設定などを画面を切り替えて行うことに好適に利用できる。
本発明の実施形態に係る制御システムおよびパーソナルコンピュータの構成を示すブロック図である。 上記制御システムにおけるプログラマブル表示器のFEPROMに格納されるプログラム構成を示す図である。 上記プログラマブル表示器で表示されるユーザ画面の画面データに含まれる指示処理語の基本的フォーマットを示す図である。 上記プログラマブル表示器の制御の中心であるHMI処理部を含む要部の構成を示すブロック図である。 上記プログラマブル表示器に表示される画面を作成する画面エディタ部の画面切替スイッチ設定部が提供する属性設定用のダイアログボックスを示す図である。 上記プログラマブル表示器で行われるグループ間での画面表示切り替えの一例を示す図である。 グループ間での画面表示切り替えを行うときの切り替え元となる画面を示す図である。 グループ間での画面表示切り替えを行うときの切り替え先となる画面を示す図である。
符号の説明
2 プログラマブル表示器
7 パーソナルコンピュータ(画面作成装置)
21 HMI処理部
21a システム制御部
21b 画面切替制御部(画面切替制御手段)
21c 記憶制御部(記憶制御手段)
73 画面エディタ部(画面作成プログラム)
73a 画面切替スイッチ設定部(グループ化手段)
101 ダイアログボックス
201 画面
202 画面切替スイッチ
203 戻りスイッチ
211 画面
212 戻りスイッチ

Claims (6)

  1. 複数の画面を切り替えて表示するプログラマブル表示器において、
    少なくとも1つの画面を含むグループにおける特定の画面を切り替え元となる切替元画面として、当該切替元画面から他のグループにおける特定の切り替え先となる切替先画面への切り替えが行われるときに、前記切替元画面を特定する画面番号を所定の記憶領域に記憶させる記憶制御手段と、
    前記切替先画面からの表示の切り替えが指示されると、前記記憶領域に記憶されている前記画面番号で特定される前記切替元画面に表示を切り替える画面切替制御手段とを備えていることを特徴とするプログラマブル表示器。
  2. 請求項1に記載のプログラマブル表示器を動作させる制御プログラムであって、コンピュータを前記各手段として機能させるための制御プログラム。
  3. 請求項2に記載の制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  4. 請求項1に記載のプログラマブル表示器に表示する画面を作成する画面作成装置であって、
    各グループに属する画面にそれぞれのグループを特定するためのグループ番号を指定するグループ番号を設定するグループ化手段を備えていることを特徴とする画面作成装置。
  5. 請求項4に記載の画面作成装置を動作させる画面作成プログラムであって、コンピュータを前記グループ化手段として機能させるための画面作成プログラム。
  6. 請求項5に記載の画面作成プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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JP2014089662A (ja) * 2012-10-31 2014-05-15 Nippon Seiki Co Ltd 画面表示方法及びその表示装置

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