JP2007094880A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 割込み印刷において、割り込まれた印刷ジョブのデータ送信元ホストコンピュータが迅速に解放されること。
【解決手段】 印刷データ受信部1は、第1の印刷ジョブ、及び第2の印刷ジョブを構成する単位データを並列受信し、印刷データ記憶部5は、上記第1の印刷ジョブの残存データを格納し、送付先決定部2は、上記残存データの印刷データ記憶部5への送出と、第2の印刷ジョブの印刷処理対象への切替えとを決定し、送付先記憶部3は、送付先決定部2による決定結果を記憶し、画像生成再開部8は、上記第2の印刷ジョブの印刷処理が終了すると印刷データ記憶部5が格納する上記残存データを印刷処理対象に切替えさせる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、画像形成装置に関し、特に、割込み印刷機能を有する画像形成装置に関するものである。
ある印刷ジョブの印刷中に、他の印刷ジョブを割り込ませて印刷する、いわゆる割込み印刷機能を有する画像形成装置が存在する(特許文献1参照)。この画像形成装置では、ホストコンピュータから印刷ジョブを受入れて印刷処理中に、他のホストコンピュータから割込み要求があると、先ずその時点での自己の稼動状況を認識し、上記他のホストコンピュータへ通知する。その結果、上記他のホストコンピュータから、送信した印刷ジョブの優先度が高いことを示すデータを受入れると、それまで処理中の印刷ジョブを自己が備える記憶装置に退避させ、上記他のホストコンピュータから受入れた優先度の高い印刷ジョブの印刷処理を実行していた。
このとき、上記従来の画像形成装置では、割り込まれた印刷ジョブが、印刷処理途中である場合のみならず、データ受信途中であっても、該データ受信をも含めて完全に処理を中断していた。
特開平7−129336号公報
上記従来の画像形成装置では、ある印刷ジョブの印刷中に他の印刷ジョブが割り込まれると、割り込まれた印刷ジョブが、印刷処理途中である場合のみならず、データ受信途中であっても、該データ受信をも含めて完全に処理が中断されてしまうため、割り込まれた印刷ジョブのデータ送信元ホストコンピュータは、長時間解放されないという問題があった。
本発明は、第1の印刷ジョブの処理中に第2の印刷ジョブを受信し、該第2の印刷ジョブが割込印刷の対象であると、上記第1の印刷ジョブの印刷処理を中断し、上記第2の印刷ジョブの割込み印刷処理を実行する画像形成装置であって、上記第1の印刷ジョブ、及び上記第2の印刷ジョブの印刷データを並列受信する印刷データ受信部と、上記第1の印刷ジョブ、及び上記第2の印刷ジョブの印刷データの印刷処理を実行する印刷処理部と上記第1の印刷ジョブの印刷データを格納する印刷データ記憶部と、上記印刷データ記憶部への印刷データの格納と、上記印刷処理部への印刷データの送出とを切替える切替制御部とを備え、上記切替制御部は、上記第1の印刷ジョブの印刷データを上記印刷処理部へ送出中に、上記第2の印刷ジョブの印刷データ受信した場合、上記第1の印刷ジョブの印刷データを前記印刷データ記憶部へ格納し、前記第2の印刷ジョブの印刷データを上記印刷処理部へ送付することを特徴とする。
本発明による画像形成装置では、割り込まれた印刷ジョブが印刷処理途中である場合には、データ受信はそのまま継続され、受信されたデータは印刷データ記憶部へ格納される。従って、割り込まれた印刷ジョブのデータ送信元ホストコンピュータは迅速に解放され、且つ、割込み印刷処理終了後における割り込まれた印刷ジョブの印刷終了時間も短くなるという効果を得る。
上記印刷データ記憶部としては、画像形成装置の内部に含まれているRAM(ランダムアクセスメモリ)やハードディスク等の一部のメモリ領域を充て、上記送付先決定部、及び上記画像生成再開部を、画像形成装置の内部に含まれているROM(リードオンリーメモリ)またはハードディスクに予め格納されている所定の制御プログラムを画像形成装置の内部に含まれているCPU(マイクロプロセッサ)が実行することによって起動されるコンピュータ制御手段によって構成した。
図1は、実施例1のプリンタの機能ブロック図である。
図に示すように実施例1のプリンタ100は、印刷データ受信部1と、切替制御部としての送付先決定部2と送付先記憶部3と送付先切替部4と、印刷データ記憶部5と、印刷処理部としての画像生成部6と画像形成部7と画像生成再開部8とを備える。
印刷データ受信部1は、ネットワークを介して外部装置(例えばホストコンピュータ110、ホストコンピュータ120)からパケットを受信して記憶するデータバッファと、印刷ジョブへの変換を可能にするインタフェース機能を含む。ここでホストコンピュータ110、ホストコンピュータ120から受入れる受信データ(一例)について説明する。
図2は、受信パケットの構成図である。
ホストコンピュータ110、ホストコンピュータ120から送信される送信データは、IPプロトコル(インターネットプロトコル)等に基づいて送信される。IPプロトコルでは、図に示すように1つの印刷ジョブが、一定の大きさの単位データに分割され、その各々の単位データにヘッダが付加され、パケットとしてホストコンピュータ110、ホストコンピュータ120から送信される。
ヘッダには、データ送信元であるホストコンピュータのアドレス、データの種類(ジョブID、割込指示コマンド、ジョブ終了コマンド等)等が格納されている。印刷データ受信部1は、受信したパケットを一旦バッファに保持し、受入れ順にヘッダを解析することによって、パケットがどのホストコンピュータから送信されたのか、何のデータであるかを知ることができ、叉、割込み印刷の対象であるかが判断できる。即ち、複数のホストコンピュータから並列受信可能になる。
図1に戻って、送付先決定部2は、印刷データ受信部1が受信したパケットの送付先を決定する部分である。送付先は、以下のように決定される。印刷データ受信部1が新たなパケットの受信を開始し、パケット中のヘッダに割込指示のコマンドがあれば、このパケットが割込み処理の対象であると判断され、その新たなパケットの送付先は画像生成部6と決定される。又、そのときのパケットが、割込み処理対象でない場合、又は既に印刷中であり被割込み対象印刷ジョブの単位データである場合には、その単位データの送付先は印刷データ記憶部5と決定される。
この決定によって、既に印刷中である印刷ジョブの印刷処理はページ単位で中断され、新たに受信された割込み処理対象である印刷ジョブの印刷が実行される。いわゆる割込み印刷が実行されることになる。この場合に、既に印刷中である印刷ジョブの印刷処理は1ページ印刷された後中断されるものの、受信は継続され、その受信されたパケットの単位データは印刷データ記憶部5へ送出されるのでホストコンピュータの解放を早めることが可能になり、更に割込み印刷処理終了後における残存データの印刷処理時間も短縮することが可能になる。
送付先記憶部3は、送付先決定部2によって決定された送付先を記憶する部分であり、その内部には印刷ジョブ格納先テーブル3−1を有している。
図3は、印刷ジョブ格納先テーブルの説明図である。
図に示すように印刷ジョブ格納先テーブル3−1には、印刷ジョブ毎に、そのジョブIDと、送付先IDとが格納される。この印刷ジョブ格納先テーブルによって印刷ジョブの所在が特定される。送付先IDの「a」は、印刷データ記憶部5を示し、送付先IDの「b」は画像生成部6を示す。送付先記憶部3としては、通常、図示しないRAMの一部記憶領域が充てられる。図3で示す送付先IDは、ジョブ1の印刷が中断され送付先ID「a」へ第1のジョブ1の印刷データを送付し、第2のジョブ2の受信された印刷データを送付先ID「b」へ送付することを示している。
送付先切替部4は、送付先決定部2の決定に基づいて(印刷ジョブ格納先テーブル3−1を参照して)、受信されたパケットに含まれている単位データの送付先を切替える部分である。
印刷データ記憶部5は、印刷データ受信部1が受信したパケットに含まれている単位データの解釈処理を行わずにそのままの形態で格納する部分である。
画像生成部6は、上記単位データを解釈し、その記述に基づいて画像データ(ビットマップデータ)を生成する部分である。
画像形成部7は、画像生成部6が生成した画像データ(ビットマップデータ)に基づいて記録媒体に画像を形成する部分である。
画像生成再開部8は、画像生成部6が1つの印刷ジョブの処理を終えたときに画像生成部6から指示を受け、印刷データ記憶部5に他の印刷ジョブが格納されている場合には、印刷データ記憶部5からその印刷ジョブを読み出して画像生成部6へ送出する部分である。この機能によって、一旦印刷処理を開始した後、新たに受信された印刷ジョブに起因して中断されていた印刷処理が再開可能になる。
以上説明した送付先記憶部3、及び印刷データ記憶部5は、プリンタ100の内部に含まれている図示しない、RAM(ランダムアクセスメモリ)やハードディスク等の一部のメモリ領域が充てられる。又、送付先決定部2、送付先切替部4、画像生成部6、及び、画像生成再開部8は、図示しないROM(リードオンリーメモリ)またはハードディスクに予め格納されている所定の制御プログラムをプリンタ100の内部に含まれている図示しないCPU(マイクロプロセッサ)が実行することによって起動されるコンピュータ制御手段である。
本実施例の動作について説明する。最初にタイムチャートを用いて装置全体の動作について説明し、続いてフローチャートを用いて装置内部の個々の部分動作について説明する。
図4は、割込み印刷のタイムチャートである。
本発明における割込み処理と従来例による割込み処理との差異を明確にするために、本発明による場合と、従来例による場合(比較例)とを対比して説明する。
図の上から順番に、(a)は本発明における割込み処理であり、a−1受信、a−2画像生成、a−3印刷、a−4記憶、各々の実行を表し、(b)は従来例における割込み処理であり、b−1受信、b−2画像生成、b−3印刷、各々の実行を表し、最下段に全項目共通の時刻を表している。図の時刻T0から時刻T17まで時刻順に説明する。
時刻T0
本発明、及び従来例とも第1の印刷ジョブの受信が開始される。
時刻T1
本発明、及び従来例とも第1の印刷ジョブを構成するパケットが一定量受信されると第1の印刷ジョブの画像生成が開始される。
時刻T2
本発明、及び従来例とも、1ページ分の画像データが生成されると第1の印刷ジョブの印刷が開始される。
時刻T3
第1の印刷ジョブの印刷処理中に割込み処理対象である第2の印刷ジョブの割込み指示が受信されると、本発明、及び従来例とも、第1の印刷ジョブの1ページ分の画像生成、1ページ分の印刷が終了すると、次ページの画像生成、印刷処理は中断され、第2の印刷ジョブの画像生成、印刷が開始される。このとき、第2のジョブ受信は、第1のジョブ印刷と並行して行なわれる。ここで従来例では、第1の印刷ジョブの受信が中断され、第2の印刷ジョブのデータが受信される。しかし本発明では、第1の印刷ジョブの受信は継続され、受信された第1の印刷ジョブは、次ページのデータから印刷データ記憶部5(図1)に格納される。
時刻T4
本発明、及び従来例とも第2の印刷ジョブを構成するパケットが一定量受信されると第2の印刷ジョブの画像生成が開始される。
時刻T5
本発明、及び従来例とも、1ページ分の画像データが生成されると第2の印刷ジョブの印刷を開始する。
時刻T6
本発明、及び従来例とも、第2の印刷ジョブの受信を終了する。
時刻T7
本発明では、第1の印刷ジョブのデータは継続して受信されているので、その後、まもなく第1の印刷ジョブの受信が終了する。この時点で第1の印刷ジョブを送信したホストコンピュータは解放される。但し、従来例では、第1のジョブを送信していたホストコンピュータはまだ送信を中断しているので解放されないことに留意すべきである。
時刻T8
本発明、及び従来例とも、第2の印刷ジョブの画像生成を終了する。
時刻T9
本発明、及び従来例とも、第2の印刷ジョブの画像生成を終了する。この時点で本発明では、既に第1の印刷ジョブは印刷データ記憶部5(図1)に格納されているので第1の印刷ジョブの残存部分の画像生成が印刷データ記憶部5から読み出されて開始される。しかし、従来例では、第1の印刷ジョブの残存部分の受信は中断されていたのでこの時点から再開される。
時刻T10
本発明では、1ページ分の画像データが生成されると第1の印刷ジョブの印刷が開始される。
時刻T11
従来例では、第1の印刷ジョブの残存部分が一定量受信されると第1の印刷ジョブの残存部分の画像生成が開始される。
時刻T12
従来例では、1ページ分の画像データが生成されると第1の印刷ジョブの残存部分の印刷が開始される。
時刻T13
本発明では、第1の印刷ジョブの残存部分の画像生成が終了する。
時刻T14
従来例は、第1の印刷ジョブの残存部分の受信が終了する。この時点で第1のジョブを送信したホストコンピュータが解放される。
時刻T15
本発明では、第1の印刷ジョブの残存部分の印刷を終了する。
時刻T16
従来例は、第1の印刷ジョブの残存部分の画像生成を終了する。
時刻T17
従来例は、第1の印刷ジョブの残存部分の印刷を終了する。
以上説明したように、本発明によるとホストコンピュータは、従来例よりも(T14−T7)時間早く解放されることが分かる。
図5は、実施例1による印刷ジョブ検知時のフローチャートである。
この図は、ホストコンピュータから新しい印刷ジョブを受信したときにおける送付先決定部2(図1)の動作を表している。但し、画像生成部6(図1)が印刷処理中に受入れるパケットは割込み処理対象の印刷ジョブを構成するパケットであると仮定する。割込み処理対象の印刷ジョブであるかどうかは、パケットのヘッダに付加されているジョブIDが、印刷中のジョブIDと異なり、割込み指示があるかどうかで判断することが出来る。本フローの前にその判断処理が行なわれる。
ステップS1−1
印刷データ受信部1(図1)は、ホストコンピュータ110(図1)、又はホストコンピュータ120(図1)から所定のネットワークを介して、印刷ジョブを構成するパケットを受信する。
ステップS1−2
送付先決定部2(図1)は、その時点で印刷処理中の印刷ジョブが有るか否かを判断し、有る場合にはステップS1−3へ進み、無い場合にはステップS1−6へ進む。
ステップS1−3
送付先決定部2(図1)は、その印刷処理が、画像生成再開部8(図1)によって再開された印刷処理であるか否かを判断し、再開された印刷処理である場合にはステップS1−4へ進み、そうでない場合にはステップS1−5へ進む。この場合も、ジョブIDを比較することにより判断できる。即ち、印刷処理中のジョブIDと、新たに受信したジョブIDとを比較することにより、印刷処理中の印刷ジョブの継続パケットであることが分かる。
ステップS1−4
送付先決定部2(図1)は、ジョブIDが異なっていた場合には、割込みされた印刷ジョブであると判断し、割込みの印刷ジョブが優先されるため、その再開された印刷処理を中断させる決定を行い、その決定内容を送付先記憶部3(図1)へ格納する。但し、ここでは、新しく受信したパケットは割込み処理対象の印刷ジョブを構成するパケットであると仮定している。
ステップS1−5
送付先決定部2(図1)は、新しく受信したパケットが割込み対象のパケットであるため、現在処理中の印刷ジョブを構成する単位データの送付先を印刷データ記憶部5(図1)へ切替えさせる決定を行い、その決定内容を送付先記憶部3(図1)へ格納する。
ステップS1−6
送付先決定部2(図1)は、新しく受信したパケットが割込み対象のパケットであるため、新しく受信したパケットの単位データ送付先を画像生成部6(図1)に決定し、その決定内容を送付先記憶部3(図1)へ格納してフローを終了する。
図6は、実施例1による印刷ジョブ受信時のフローチャートである。
この図は、ホストコンピュータから新しい印刷ジョブを受信したときにおける送付先切替部4(図1)の動作を表している。
ステップS1−11
印刷データ受信部1(図1)は、ホストコンピュータ110(図1)、又はホストコンピュータ120(図1)から所定のネットワークを介して、印刷ジョブを構成するパケットを受信する。
ステップS1−12
送付先切替部4(図1)は、その単位データの送付先を送付先記憶部3(図1)から読み出して、その送付先が画像生成部6(図1)である場合にはステップS1−13へ進み、そうでない場合にはステップS1−14へ進む。送付先記憶部3には、新たに受信されたパケットが、割込みパケットか、前のジョブに継続するパケットかの判断がなされて、送付先記憶部3の送付先は既に最新となっている。
ステップS1−13
送付先切替部4(図1)は、図3のテーブルの送付先IDを読み取り、新たに受信されたパケットの送付先が、画像生成部6になっていた場合には、その単位データを画像生成部6(図1)へ送出する。その結果、画像生成部6(図1)は、その単位データを解釈して画像形成することになる。
ステップS1−14
送付先切替部4(図1)は、図3のテーブルの送付先IDを読み取り、新たに受信されたパケットの送付先が印刷データ記憶部5になっている場合には、その単位データを印刷データ記憶部5(図1)へ送出し格納させることになる。
ステップS1−15
送付先切替部4(図1)は、パケット内のヘッダに格納されているジョブ終了コマンドが有ると判断し、ヘッダにジョブ終了コマンドがある場合には、その単位データが最後の単位データであると判断し、フローを終了して最後の単位データでない場合にステップS1−11へ戻って同じ処理を繰り返し、最後の単位データを処理した後フローを終了する。
図7は、実施例1による印刷再開時のフローチャートである。
この図は、ホストコンピュータから新しい印刷ジョブを受信し、該印刷ジョブの印刷処理が終了した後における画像生成再開部8(図1)の動作を表している。
ステップS1−21
画像生成再開部8(図1)は、印刷データ記憶部5(図1)に印刷ジョブが格納されているか否かを検索し、格納されていればステップS1−22へ進み、格納されていなければフローを終了する。本実施例の場合、画像生成再開部8が、所定期間おきに印刷データ記憶部5を読みにいくことで説明するが、印刷データ記憶部5からメモリエンプティの信号を画像生成再開部8へ返信し、画像生成再開部8でメモリエンプティ信号を受信したときに印刷ジョブが格納されていないと判断しても良い。
ステップS1−22
画像生成再開部8(図1)は、印刷データ記憶部5(図1)から格納されている印刷ジョブを読み出す。
ステップS1−23
画像生成再開部8(図1)は、読み出した印刷ジョブを画像生成部6(図1)へ送出する。その結果画像生成部6(図1)は、印刷処理を再開することになる。
ステップS1−24
この時印刷データ受信部1(図1)がパケットの受信を継続していれば、現在印刷を再開している印刷ジョブの残りのデータであるため、ステップS1−25へ進み、受信を継続していなければフローを終了する。
ステップS1−25
この場合には、受信される単位データの送付先が印刷データ記憶部5(図1)になっているので、送付先決定部2(図1)は単位データの送付先を画像生成部(図1)に決定し、その決定内容を送付先記憶部3(図1)に格納してフローを終了する。受信される単位データは、印刷データ記憶部5内のデータに、継続するデータなので、受信されたデータは、すぐに画像データに変換されるのではなく、印刷データ記憶部5内のデータ変換が終了した後に行なわれる。その結果、印刷処理は継続されることになる。
以上説明したように、本実施例によれば、割込み処理が実行された場合に、割り込んだ印刷ジョブの受信、及び印刷処理と並行して、被割込み印刷ジョブの受信処理も継続されている。従って、被割込み印刷ジョブのホストコンピュータを迅速に解放することが出来るという効果を得る。又、被割込み印刷ジョブの印刷再開も短時間で実行することが出来る。その結果、被割込み印刷ジョブの印刷処理が終了するまでの時間も短縮されるという効果を得る。
尚、上記説明では、外部装置をホストコンピュータ110(図1)、及びホストコンピュータ120(図1)の2台に限定して説明したが、本発明はこの例に限定されるものではなく外部装置が3台以上であっても、ほぼ同様に適用することが出来る。但しこの場合には、印刷データ受信部1(図1)は、第1の印刷ジョブの処理中に割込印刷の対象たる第2の印刷ジョブ及びその他の印刷ジョブを並列受信することになる。又印刷データ記憶部5(図1)には、第1の印刷ジョブの残存データ、及びその他の印刷ジョブが格納されることになり、又送付先決定部2(図1)は、残存データ及びその他の印刷ジョブの印刷データ記憶部5(図1)への送出と、第2の印刷ジョブの印刷処理対象への切替えとを決定することになり、更に、画像生成再開部8(図1)は、第2の印刷ジョブの印刷処理が終了すると印刷データ記憶部5(図1)が格納する残存データ及びその他の印刷ジョブを印刷処理対象へ切替えさせることになる。
本実施例による画像形成装置は、ホストコンピュータから優先順位が付加されたパケットを並列受信するものとする。この優先順位に基づいて割込み処理を実行することとする。以下にその詳細について説明する。
図8は、実施例2のプリンタの機能ブロック図である。
図に示すように実施例2のプリンタ200は、印刷データ受信部1と、切替制御部としての送付先決定部23と送付先記憶部3と送付先切替部4と、印刷データ記憶部5と、印刷処理部としての画像生成部6と画像形成部7と画像生成再開部8と、優先順位抽出部22とを備える。以下に実施例1との相違部分のみについて詳細に説明する。実施例1と同様の部分については、実施例1と同一の符号を付して説明を省略する。
優先順位抽出部22は、その内部に優先順位テーブル22−1を有し、ホストコンピュータ110、及びホストコンピュータ110から送信されてくる優先順位が付加されたパケットを受信した印刷データ受信部1から、パケットに含まれている単位データの先頭部分に付加されている優先順位情報を取得し、単位データ毎の印刷処理の優先順位を優先順位テーブル22−1に明示する部分である。
ホストコンピュータ110、ホストコンピュータ120から送信される送信データは、IPプロトコル(インターネットプロトコル)等に基づいて送信される。IPプロトコルでは、図2に示すように1つの印刷ジョブが、一定の大きさの単位データに分割され、その各々の単位データにヘッダが付加され、パケットとしてホストコンピュータ110、ホストコンピュータ120から送信される。
図9は、実施例2の単位データ構成図である。
図に示すように、本実施例では一例として単位データの先頭部分にジョブID、優先順位情報、ジョブ終了コマンド等が付加されてくるものとする。優先順位情報としては、例えば数値が用いられ、数値が小さい程優先順位が高いものとする。
優先順位抽出部22は、この優先順位情報を取得して優先順位テーブル22−1に格納する。
図10は、優先順位テーブルの説明図である。
図に示すように優先順位テーブルには、印刷ジョブ毎に、そのジョブIDと、送付先IDと、優先順位とが格納される。この優先順位テーブルによって印刷ジョブの印刷順番が決定される。即ち、この図では、第1の印刷ジョブの方が第2の印刷ジョブよりも優先順位が高いことを表している。
図8に戻って、送付先決定部23は、印刷データ受信部1が受信したパケットの送付先を決定する部分である。送付先は、以下のように決定される。印刷データ受信部1が新たなパケットの受信を開始したときに印刷中の印刷ジョブがあった場合には、送付先決定部23は優先順位テーブル22−1を検索し、印刷中の印刷ジョブよりも、新たに受信を開始した印刷ジョブの方が優先順位が高ければ割込み処理の対象と決定する。即ち、その新たなパケットの送付先は画像生成部6と決定される。又、印刷中の印刷ジョブよりも、新たに受信を開始した印刷ジョブの方が優先順位が低ければ、その単位データの送付先は印刷データ記憶部5と決定される。例えば、図10で示される優先順位で、現在印刷中のジョブが第2のジョブ、新たに受信したパケットが第1のジョブである場合、第2のジョブの送付先は、画像生成部6から印刷データ記憶部5に変更され、新たなパケットの第1のジョブは、画像生成部6に送付先が決定される。
以上説明した送付先決定部23、及び優先順位抽出部22は、プリンタ200の内部に含まれている図示しない、ROMまたはハードディスクに予め格納されている所定の制御プログラムをプリンタ200の内部に含まれている図示しないCPU(マイクロプロセッサ)が実行することによって起動されるコンピュータ制御手段である。又、優先順位テーブル22−1は、上記優先順位抽出部22が起動されることによってプリンタ200の内部に含まれている図示しないRAMの所定の領域に形成される。
次に実施例2の動作について説明する。実施例1と相違する動作のみについて説明する。
図11は、実施例2による印刷ジョブ検知時のフローチャートである。
この図は、ホストコンピュータから新しい印刷ジョブを受信したときにおける送付先決定部23(図8)の動作を表している。
ステップS2−1
印刷データ受信部1(図8)は、ホストコンピュータ110(図8)、又はホストコンピュータ120(図8)から所定のネットワークを介して、印刷ジョブを構成するパケットを受信する。
ステップS2−2
送付先決定部23(図8)は、その時点で印刷処理中の印刷ジョブが有るか否かを判断し、有る場合にはステップS2−3へ進み、無い場合にはステップS2−7へ進む。
ステップS2−3
送付先決定部23(図8)は、優先順位テーブル22−1を検索し、印刷中の印刷ジョブよりも、新たに受信を開始した印刷ジョブの方が優先順位が高ければステップS2−4へ進み、低ければステップS2−8へ進む。
ステップS2−4
送付先決定部23(図8)は、その印刷処理が、画像生成再開部8(図8)によって再開された印刷処理であるか否かを判断し、再開された印刷処理である場合にはステップS2−5へ進み、そうでない場合にはステップS2−6へ進む。即ち、印刷処理中のジョブIDと、新たに受信したジョブIDとを比較することにより、印刷処理中の印刷ジョブの継続パケットであることがわかる。
ステップS2−5
送付先決定部23(図8)は、ジョブIDが異なっていた場合には、新たな印刷ジョブであると判断し、優先順位の高い印刷ジョブが優先されるため、その再開された印刷処理を中断させる決定を行い、その決定内容を送付先記憶部3(図8)へ格納する。
ステップS2−6
送付先決定部23(図8)は、新しく受信したパケットの印刷ジョブが優先順位が高いため、現在処理中の印刷ジョブを構成する単位データの送付先を印刷データ記憶部5(図8)へ切替えさせる決定を行い、その決定内容を送付先記憶部3(図8)へ格納する。
ステップS2−7
送付先決定部23(図8)は、新しく受信したパケットの印刷ジョブが優先順位が高いため、新しく受信した単位データの送付先を画像生成部6(図8)に決定し、その決定内容を送付先記憶部3(図8)へ格納してフローを終了する。
ステップS2−8
送付先決定部23(図8)は、新しく受信したパケットが構成する印刷ジョブの優先順位が、印刷中の印刷ジョブよりも低いので、新しく受信した単位データの送付先を印刷データ記憶部5(図8)に決定してフローを終了する。
以上説明したように、本実施例では、優先順位抽出部を備えることによって、送付先決定部による割込み処理を実行するか否かの判断が印刷ジョブの優先順位に基づいて実行されるので、上記実施例1の効果にプラスして、全体の印刷を更に効率よく実行できるという効果を得る。
尚、上記説明では、外部装置をホストコンピュータ110(図8)、及びホストコンピュータ120(図8)の2台に限定して説明したが、本発明はこの例に限定されるものではなく外部装置が3台以上であっても、ほぼ同様に適用することが出来る。但しこの場合には、送付先決定部23(図8)は、優先順位抽出部22(図8)が抽出した優先順位情報に基づいて残存データ及びその他の印刷ジョブの印刷データ記憶部5(図8)への送出と、第2の印刷ジョブの印刷処理対象への切替えとを決定することになる。
本実施例では印刷データ記憶部が、印刷ジョブを圧縮した状態で格納し、記憶領域を効率よく利用することとする。
図12は、実施例3のプリンタの機能ブロック図である。
図に示すように実施例3のプリンタ300は、印刷データ受信部1と、切替制御部としての送付先決定部2と送付先記憶部3と送付先切替部4と、印刷データ記憶部35と、印刷処理部としての画像生成部6と画像形成部7と画像生成再開部8と、印刷データ圧縮部31と、印刷データ伸長部32とを備える。以下に実施例1との相違部分のみについて詳細に説明する。実施例1と同様の部分については実施例1と同一の符号を付して説明を省略する。
印刷データ圧縮部31は、受入れた単位データを所定の規則に基づいてデータ圧縮して印刷データ記憶部35へ送出する部分である。
印刷データ記憶部35は、印刷データ圧縮部31からデータ圧縮した単位データを受入れて格納する部分である。
印刷データ伸長部32は、画像生成再開部8が印刷データ記憶部35から読み出したデータ圧縮された単位データをデータ伸張して画像生成部6へ送出する部分である。
次に実施例3の動作について説明する。実施例1と相違する動作のみについて説明する。
図13は、実施例3による印刷ジョブ受信時のフローチャートである。
この図は、ホストコンピュータから新しい印刷ジョブを受信したときにおける送付先切替部4(図12)の動作を表している。
ステップS3−1
印刷データ受信部1(図12)は、ホストコンピュータ110(図12)、又はホストコンピュータ120(図12)から所定のネットワークを介して、印刷ジョブを構成するパケットを受信する。
ステップS3−2
送付先切替部4(図12)は、その単位データの送付先を送付先記憶部3(図12)から読み出して、その送付先が画像生成部6(図12)である場合にはステップS3−3へ進み、そうでない場合にはステップS3−4へ進む。送付先記憶部3は、実施例1で説明したように送付先決定部2で決定された送付先が書込まれている。
ステップS3−3
送付先切替部4(図12)は、その単位データを画像生成部6(図12)へ送出する。その結果、画像生成部6(図12)は、その単位データを解釈して画像形成することになる。
ステップS3−4
送付先切替部4(図12)は、その単位データを印刷データ圧縮部31(図12)へ送出すると印刷データ圧縮部31(図12)が、この単位データをデータ圧縮する。
ステップS3−5
印刷データ記憶部35(図12)は、データ圧縮された単位データを印刷データ圧縮部31(図12)から受入れて格納する。
ステップS3−6
送付先切替部4(図12)は、パケット内のヘッダに格納されているジョブ終了コマンドが有るか否かを判断し、ヘッダにジョブ終了コマンドがある場合には、その単位データが最後の単位データであると判断してフローを終了し、最後の単位データでない場合にステップS3−1へ戻って同じ処理を繰り返し、最後の単位データを処理した後フローを終了する。
図14は、実施例3による印刷再開時のフローチャートである。
この図は、ホストコンピュータから新しい印刷ジョブを受信し、該印刷ジョブの印刷処理が終了した後における画像生成再開部8(図12)の動作を表している。
ステップS3−11
画像生成再開部8(図12)は、所定期間おきに印刷データ記憶部35を読みにいき、印刷データ記憶部35(図12)に印刷ジョブが格納されているか否かを検索し、格納されていればステップS3−12へ進み、格納されていなければフローを終了する。
ステップS3−12
画像生成再開部8(図12)は、印刷データ記憶部35(図12)から格納されている印刷ジョブを読み出す。
ステップS3−13
印刷データ伸長部32(図12)は、画像生成再開部8(図12)が印刷データ記憶部35から読み出したデータ圧縮された単位データを受入れて、データ伸張して画像生成部6へ(図12)送出する。
ステップS3−14
結果、画像生成部6(図12)は、印刷処理を再開する。
ステップS3−15
この時印刷データ受信部1(図12)がパケットの受信を継続していればステップS3−16へ進み、受信を継続していなければフローを終了する。
ステップS3−16
この場合には、受信される単位データの送付先が印刷データ記憶部35(図12)になっているので、送付先決定部2(図12)は単位データの送付先を画像生成部(図12)に決定し、その決定内容を送付先記憶部3(図12)に格納してフローを終了する。その結果、印刷処理は継続されることになる。
以上説明したように、本実施例によれば、印刷データ記憶部が、印刷ジョブを圧縮した状態で格納するので、実施例1の効果にプラスして記憶領域を効率よく利用することが出来るという効果を得る。
尚、上記説明では、外部装置をホストコンピュータ110(図12)、及びホストコンピュータ120(図12)の2台に限定して説明したが、本発明はこの例に限定されるものではなく外部装置が3台以上であっても、ほぼ同様に適用することが出来る。但しこの場合には、印刷データ記憶部35(図12)は、圧縮された第1の印刷ジョブの残存データ及びその他の印刷ジョブを格納し、画像生成再開部8(図12)は、第2の印刷ジョブの印刷処理が終了すると印刷データ伸長部32(図12)により伸張された第1の印刷ジョブの残存データ及びその他の印刷ジョブを印刷処理対象へ切替えさせることになる。
以上の説明では、本発明をプリンタに適用させた場合について説明したが、本発明は、この例に限定されるものではない。即ち、ファクシミリ装置や、複写機などにも適用可能である。
実施例1のプリンタの機能ブロック図である。 受信パケットの構成図である。 印刷ジョブ格納先テーブルの説明図である。 割込み印刷のタイムチャートである。 実施例1による印刷ジョブ検知時のフローチャートである。 実施例1による印刷ジョブ受信時のフローチャートである。 実施例1による印刷再開時のフローチャートである。 実施例2のプリンタの機能ブロック図である。 実施例2の単位データ構成図である。 優先順位テーブルの説明図である。 実施例2による印刷ジョブ検知時のフローチャートである。 実施例3のプリンタの機能ブロック図である。 実施例3による印刷ジョブ受信時のフローチャートである。 実施例3による印刷再開時のフローチャートである。
符号の説明
1 印刷データ受信部
2 送付先決定部
3 送付先記憶部
3−1 印刷ジョブ格納先テーブル
4 送付先切替部
5 印刷データ記憶部
6 画像生成部
7 画像形成部
8 画像生成再開部
100 プリンタ
110 ホストコンピュータ
120 ホストコンピュータ

Claims (6)

  1. 第1の印刷ジョブの処理中に第2の印刷ジョブを受信し、該第2の印刷ジョブが割込印刷の対象であると、前記第1の印刷ジョブの印刷処理を中断し、前記第2の印刷ジョブの割込み印刷処理を実行する画像形成装置であって、
    前記第1の印刷ジョブ、及び前記第2の印刷ジョブの印刷データを並列受信する印刷データ受信部と、
    前記第1の印刷ジョブ、及び前記第2の印刷ジョブの印刷データの印刷処理を実行する印刷処理部と
    前記第1の印刷ジョブの印刷データを格納する印刷データ記憶部と、
    前記印刷データ記憶部への印刷データの格納と、前記印刷処理部への印刷データの送出とを切替える切替制御部とを備え、
    前記切替制御部は、前記第1の印刷ジョブの印刷データを前記印刷処理部へ送出中に、前記第2の印刷ジョブの印刷データを受信した場合、前記第1の印刷ジョブの印刷データを前記印刷データ記憶部へ格納し、前記第2の印刷ジョブの印刷データを前記印刷処理部へ送付することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記印刷データ受信部が並列受信する前記印刷データから前記印刷処理の優先順位情報を抽出する優先順位抽出部を更に備え、
    前記切替制御部は、該優先順位抽出部が抽出した優先順位情報に基づいて前記印刷データの前記印刷データ記憶部への送出と、前記第2の印刷ジョブの印刷処理対象への切替えとを決定することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記第1の印刷ジョブの印刷データをデータ圧縮する印刷データ圧縮部と、該印刷データ圧縮部により圧縮された前記第1の印刷ジョブの印刷データを伸張する印刷データ伸張部とを更に備え、
    前記印刷データ記憶部は、圧縮された前記第1の印刷ジョブの印刷データを格納し、
    前記切替制御部は、前記第2の印刷ジョブの印刷処理が終了すると前記印刷データ伸張部により伸張された前記第1の印刷ジョブの印刷データを印刷処理対象へ切替えさせることを特徴とする請求項1に記載の画像生成装置。
  4. 第1の印刷ジョブの処理中に割込印刷の対象たる第2の印刷ジョブを受信すると前記第1の印刷ジョブの印刷処理を中断し、前記第2の印刷ジョブの割込み印刷処理を実行する画像形成装置であって、
    前記第1の印刷ジョブ、前記第2の印刷ジョブ、及びその他の印刷ジョブをそれぞれ構成する印刷データを並列受信する印刷データ受信部と、
    前記第1の印刷ジョブ、及び前記第2の印刷ジョブの印刷データの印刷処理を実行する印刷処理部と
    前記第1の印刷ジョブの印刷データ、及び前記その他の印刷ジョブを格納する印刷データ記憶部と、
    前記印刷データ及び前記その他の印刷ジョブの前記印刷データ記憶部への送出と、前記第2の印刷ジョブの印刷処理対象への切替えとを決定する切替制御部とを備え、
    前記切替制御部は、前記第1の印刷ジョブの印刷データ及び前記その他の印刷ジョブを前記印刷処理部へ送出中に、前記第2の印刷ジョブの印刷データを受信した場合、前記第1の印刷ジョブの印刷データ及び前記その他の印刷ジョブを前記印刷データ記憶部へ格納し、前記第2の印刷ジョブの印刷データを前記印刷処理部へ送付することを特徴とする画像形成装置。
  5. 前記印刷データ受信部が並列受信する前記印刷データから前記印刷処理の優先順位情報を抽出する優先順位抽出部を更に備え、
    前記切替制御部は、該優先順位抽出部が抽出した優先順位情報に基づいて前記印刷データ及び前記その他の印刷ジョブの前記印刷データ記憶部への送出と、前記第2の印刷ジョブの印刷処理対象への切替えとを決定することを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記第1の印刷ジョブの印刷データ及び前記その他の印刷ジョブをデータ圧縮する印刷データ圧縮部と、該印刷データ圧縮部により圧縮された前記第1の印刷ジョブの印刷データ及び前記その他の印刷ジョブを伸張する印刷データ伸張部とを更に備え、
    前記印刷データ記憶部は、圧縮された前記第1の印刷ジョブの印刷データ及び前記その他の印刷ジョブを格納し、
    前記切替制御部は、前記第2の印刷ジョブの印刷処理が終了すると前記印刷データ伸張部により伸張された前記第1の印刷ジョブの印刷データ及び前記その他の印刷ジョブを印刷処理対象へ切替えさせることを特徴とする請求項4に記載の画像生成装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008287654A (ja) * 2007-05-21 2008-11-27 Noritsu Koki Co Ltd 写真プリントシステム
JP2013001038A (ja) * 2011-06-20 2013-01-07 Casio Electronics Co Ltd 印刷装置
CN110936739A (zh) * 2019-10-24 2020-03-31 森大(深圳)技术有限公司 插入打印控制方法、装置、设备及储存介质

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