JP2007094384A - 複数色光照明装置及び投写型映像表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】各色照明装置で指向性の異なる固体光源を用いつつ、各色照明装置で照度分布・分散角分布・分散角面内分布などに違いが生じるのを軽減できるようにし、これを用いる投写型映像表示装置において色ムラが生じるのを防止する複数色光照明装置及び投写型映像表示装置を提供する。
【解決手段】この投写型映像表示装置4Aは3つの照明装置51R−1,51G,51Bを備える。各照明装置51は、LED11と、テーパ型ロッドインテグレータ12と、直方体形状ロッドインテグレータ13と、を備えて成る。照明装置51R−1は赤色光を出射し、照明装置51Gは緑色光を出射し、照明装置51Bは青色光を出射する。照明装置51R−1は、フレネルレンズ14を有している。照明装置51G,51Bはフレネルレンズ14は備えていない。
【選択図】図1
【解決手段】この投写型映像表示装置4Aは3つの照明装置51R−1,51G,51Bを備える。各照明装置51は、LED11と、テーパ型ロッドインテグレータ12と、直方体形状ロッドインテグレータ13と、を備えて成る。照明装置51R−1は赤色光を出射し、照明装置51Gは緑色光を出射し、照明装置51Bは青色光を出射する。照明装置51R−1は、フレネルレンズ14を有している。照明装置51G,51Bはフレネルレンズ14は備えていない。
【選択図】図1
Description
この発明は、複数色光照明装置及び投写型映像表示装置に関する。
プロジェクタ用光源は、分散角が低い光の方が光学系における光利用効率が高いため、LED(発光ダイオード)の指向性を高めたものを使用する方が有利である。そのため、モールドレンズやフォトニック結晶などを用いて指向性改善を図っている(特許文献1参照)。
特開2005−149943号公報
しかしながら、従来の光学系では、各色LEDの指向性を均一に高めることは困難である。例えば、図15(a)(b)に示すように、赤色LEDは、緑色LEDや青色LEDに比べ、−30°〜−60°の分散角範囲及び30°〜60°の分散角範囲において光強度が高くなっている(例えば、特開2000−25326号公報参照)。指向性が異なるLEDを光源とし、この光源の出射光を同一構造の照明系によって表示パネルに導いた場合、各色で照度分布(照明面内での明るさの偏り)、分散角分布(図15(a)(b)に示す分布状態)、分散角面内分布(照射面内の各箇所での分散角分布)に違いが生じるため、スクリーン上で色ムラが生じることになる。
この発明は、上記の事情に鑑み、各色照明装置で指向性の異なる固体光源を用いつつ、各色照明装置で照度分布・分散角分布・分散角面内分布の少なくとも一つにおいて違いが生じるのを軽減できるようにし、これを用いる投写型映像表示装置において色ムラが生じるのを防止することを目的とする。
この発明の複数色光照明装置は、上記の課題を解決するために、色光を出射する固体光源及び各固体光源からの色光を照明対象物に導く導光部材を備えた照明装置を、複数の異なる色光用に複数備えた複数色光照明装置であって、前記照明対象物に導かれる各色光における照度分布と分散角分布と分散角面内分布のうちの少なくとも一つが各照明装置間で近似するように、一つの照明装置又は幾つかの照明装置における光学特性を他の照明装置における光学特性と相違させたことを特徴とする(以下、この項において第1構成という)。
上記の構成であれば、前記照明対象物に導かれる各色光における照度分布と分散角分布と分散角面内分布のうちの少なくとも一つが各照明装置間で近似するように、一つの照明装置又は幾つかの照明装置における光学特性を他の照明装置における光学特性と相違させるので、各色照明装置で指向性の異なる固体光源を用いつつ、各色照明装置で照度分布・分散角分布・分散角面内分布の少なくとも一つにおいて違いが生じるのを軽減できる。
前記第1構成において、他の照明装置と相違させられる照明装置は、前記固体光源から前記照明対象物までの間のいずれかの箇所に、前記固体光源から出射される光の分散角を低減するレンズ部材を備えていてもよい(以下、この項において第2構成という)。また、上記構成において、前記レンズ部材は前記導光部材の光入射面から離間して配置されるとともに、前記光入射面から前記レンズ部材の配置位置にかけてそれらの周囲を覆う筒状ミラー部材が設けられていてもよい(以下、この項において第3構成という)。
前記第1構成乃至第3構成のいずれかの複数色光照明装置において、各照明装置は、前記導光部材として光入射面よりも光出射面が大であるテーパ型のロッドインテグレータを備えており、他の照明装置と相違させられる照明装置のロッドインテグレータは、他の照明装置のロッドインテグレータのテーパ角度よりも大きなテーパ角度を有していてもよい。また、前記第1構成乃至第3構成のいずれかの複数色光照明装置において、各照明装置は、前記導光部材として光入射面よりも光出射面が大であるテーパ型のロッドインテグレータを備えており、他の照明装置と相違させられる照明装置のロッドインテグレータは、他の照明装置のロッドインテグレータと同一の光入射面及び光出射面を有する一方、他の照明装置のロッドインテグレータよりも長いこととしてもよい。かかる構成において、各テーパ型のロッドインテグレータの光出射面側に直方体形状のロッドインテグレータが設けられていてもよい。
前記第1構成乃至第3構成のいずれかの複数色光照明装置において、各照明装置は、前記導光部材として光入射面よりも光出射面が大であるテーパ型のロッドインテグレータを備えており、他の照明装置と相違させられる照明装置は、そのロッドインテグレータが他のロッドインテグレータにおける傾斜反射面よりも凸となる曲面反射領域を有していてもよい。かかる構成において、各テーパ型のロッドインテグレータの光出射面側に直方体形状のロッドインテグレータが設けられていてもよい。
前記第1構成乃至第3構成のいずれかの複数色光照明装置において、他の照明装置と相違させられる照明装置は、前記導光部材が集光作用を成すレンズ形状部分を有するか又は他の導光部材が有するレンズ形状部分の曲率と異なるレンズ形状部分を有していてもよい。かかる構成において、各導光部材は光入射面よりも光出射面が大であるテーパ型のロッドインテグレータとその光出射面側に設けられた直方体形状のロッドインテグレータとからなり、前記レンズ形状部分を、前記直方体形状のロッドインテグレータの光入射端若しくは光出射端又は前記テーパ型のロッドインテグレータの光出射端に有していてもよい。
前記第1構成乃至第3構成のいずれかの複数色光照明装置において、各照明装置は、前記導光部材として透明体から成るロッドインテグレータを備えており、他の照明装置と相違させられる照明装置は、他の照明装置のロッドインテグレータの屈折率よりも小さい屈折率を有するロッドインテグレータを備えていてもよい。かかる構成において、各ロッドインテグレータは光入射面よりも光出射面が大であるテーパ型のロッドインテグレータであり、その光出射面側に直方体形状のロッドインテグレータが設けられていてもよい。
前記第1構成乃至第3構成のいずれかの複数色光照明装置において、各照明装置は、前記導光部材として光入射面よりも光出射面が大であるテーパ型のロッドインテグレータ及びその光出射側に設けられた直方体形状のロッドインテグレータを備えており、他の照明装置と相違させられる照明装置の直方体形状のロッドインテグレータの長さは、他の照明装置の直方体形状のロッドインテグレータの長さと相違するようにしてもよい。
上述した複数色光照明装置のなかで直方体形状のロッドインテグレータを有する構成においては、他の照明装置と相違させられる照明装置における直方体形状のロッドインテグレータの長さは、他の照明装置における直方体形状のロッドインテグレータの長さと相違するようにしてもよい。
これら構成の複数色光照明装置において、赤色光用の照明装置と緑色光用の照明装置と青色光用の照明装置とを備えていてもよい(以下、この項において第1の3色構成という)。かかる構成において、赤色光用の照明装置における光学特性が、緑色光用の照明装置及び青色光用の照明装置における光学特性と相違することとしてもよい。
また、この発明の複数色光照明装置は、色光を出射する固体光源及び各固体光源からの色光を波長依存性によって特定方向に導く光学素子と、この光学素子から出射された光を照明対象物に導く導光部材としてのテーパ型のロッドインテグレータとを備えた複数色光照明装置であって、前記テーパ型のロッドインテグレータには、特定の色光に対してダイクロイックミラー面として機能するテーパ形状筒面が形成されており、前記テーパ形状筒面の入口は前記テーパ型のロッドインテグレータの光入射面よりも小さく形成されていることにより、前記照明対象物に導かれる各色光における分散角分布が各色光で近似するように構成されていることを特徴とする(以下、この項において第4構成という)。前記第4構成において、前記テーパ型のロッドインテグレータの光出射面側に直方体形状のロッドインテグレータが設けられていてもよい。また、この構成において、前記直方体形状のロッドインテグレータには、前記テーパ形状筒面の延長領域となる延長テーパ形状筒面が形成されていてもよい。また、これら構成において、赤色光用の固体光源と緑色光用の固体光源と青色光用の固体光源とを備えていてもよい(以下、この項において第2の3色構成という)。前記第2の3色構成において、前記テーパ形状筒面は赤色光を反射し他の色光は透過するように構成してもよい。
また、この発明の複数色光照明装置は、色光を出射する固体光源及び各固体光源からの色光を波長依存性によって特定方向に導く光学素子と、この光学素子から出射された光を照明対象物に導く導光部材を備えた複数色光照明装置であって、前記照明対象物に導かれる各色光における分散角分布が各色光で近似するように、特定の色光に対して低分散角化を生じさせる波長選択性の回折素子を、前記固体光源から前記照明対象物までの間のいずれかの箇所に配置したことを特徴とする(以下、この項において第5構成という)。この第5構成において、前記テーパ型のロッドインテグレータの光出射面側に直方体形状のロッドインテグレータが設けられていてもよい。これら構成において、赤色光用の固体光源と緑色光用の固体光源と青色光用の固体光源とを備えていてもよい(以下、この項において第3の3色構成という)。前記第3の3色構成において、前記回折素子は赤色光を低分散角化することとしてもよい。
また、この発明の投写型映像表示装置は、第1の3色構成又はこれに従属する構成の複数色光照明装置と、各色光をそれぞれ変調するライトバルブと、各ライトバルブを経た変調光を特定方向に導いてカラー映像光を生成する光学素子と、前記カラー映像光を投写する投写部と、を備えたことを特徴とする。
また、この発明の投写型映像表示装置は、第2の3色構成又は第3の3色構成又はこれらに従属する構成の複数色光照明装置と、前記導光部材の光出射側に設けられた単一のライトバルブと、前記単一のライトバルブにて得られたカラー映像光を投写する投写部と、を備えたことを特徴とする。かかる構成において、各色光を時分割で出射するとともに、前記ライトバルブを前記時分割のタイミングに応じて各色映像信号で駆動することとしてもよい。或いは、各色光を常時出射するとともに、前記ライトバルブはカラーフィルタを備えている構成としてもよい。
この発明によれば、各色照明装置で指向性の異なる固体光源を用いつつ、各色照明装置で照度分布・分散角分布・分散角面内分布などに違いが生じるのを軽減できるようにし、これを用いる投写型映像表示装置において色ムラが生じるのを防止するという効果を奏する。
以下、この発明の実施例を図1乃至図14に基づいて説明していく。なお、以下の実施例においては、赤色LEDと青色LED及び緑色LEDとの材料の違い(赤:AlInGaP 系、青・緑:InGaN 系)により、LED出射光の取り出し効率と指向性向上を両立することが難しいことに鑑みた例示を行っている(すなわち、他の照明装置と相違させられる照明装置は、赤色光用の照明装置としている)。勿論、赤色光以外の色光において他の色光と比べて指向性を向上することが困難である場合もあり得るので、そのような赤色光以外の色光を出射する照明装置を、他の照明装置と相違させられる照明装置とすることもできる。
〈実施例1〉
図1(a)は投写型映像表示装置4Aの光学系を示した図である。この投写型映像表示装置4Aは3つの照明装置51R−1,51G,51Bを備える。各照明装置51は、LED(発光ダイオード)11と、テーパ型ロッドインテグレータ12と、直方体形状ロッドインテグレータ13と、を備えて成る。
図1(a)は投写型映像表示装置4Aの光学系を示した図である。この投写型映像表示装置4Aは3つの照明装置51R−1,51G,51Bを備える。各照明装置51は、LED(発光ダイオード)11と、テーパ型ロッドインテグレータ12と、直方体形状ロッドインテグレータ13と、を備えて成る。
LED11は、LEDチップ11aとヒートシンク11bとから成る。照明装置51R−1におけるLEDチップ11aは赤色光を出射し、照明装置51GにおけるLEDチップ11aは緑色光を出射し、照明装置51BにおけるLEDチップ11aは青色光を出射する。
各照明装置51から出射された各色光が各色用の液晶表示パネル1R,1G,1Bを透過することによって各色映像光が生成される。そして、各色映像光はクロスダイクロイックプリズム2(クロスダイクロイックミラーでもよい)によって合成されてフルカラー映像光となる。このフルカラー映像光は投写レンズ3によって投写される。
ここで、照明装置51R−1は、テーパ型ロッドインテグレータ12の光入射側に、内面が鏡面である筒部材(ミラー貼り合わせロッド)15及びフレネルレンズ14を有している。筒部材15はフレネルレンズ14の周囲から前記テーパ型ロッドインテグレータ12の光入射面側の範囲に存在する。照明装置51G,51Bはフレネルレンズ14や筒部材15は備えていない。
図2(c)は照明装置51R−1(ロッドインテグレータ13は省略)の拡大図である。また、図2(a)はフレネルレンズを備えない場合のLED(緑色光LED11及び青色光LED11)の光の広がり(分散)の様子を示しており、図2(b)はフレネルレンズ14を備えた場合のLED(赤色光LED11)の光の分散角低減の様子を示している。高分散角(α°)で出射した光はフレネルレンズ14を通過することで低分散角(β°)の光に変換される。勿論、フレネルレンズ14の有効面以外に入射した光は有効に利用できないため、光利用効率は低下する可能性はあるが、テーパ型ロッドインテグレータ12に入射した光のうちの有効な成分の指向性は他の波長領域(緑色、青色)と略均一となるため、色ムラの低減は可能である。また、図示のごとく、フレネルレンズ14を前記筒部材15で囲むこととしてもよく、この場合には光利用率の向上が図れる。また、フレネルレンズ14の輪帯はLED11の形状に合わせて楕円形に加工してもよい。また、フレネルレンズ14に限らず、分散角の低減効果が得られるメニスカスレンズ等を用いてもよいものである。
なお、直方体形状ロッドインテグレータ13を省略した構成も採用することができる。テーパ型ロッドインテグレータ12及び直方体形状ロッドインテグレータ13はガラス等の透明体から成るものに限らず、内面がミラー面である中空構造のものを用いてもよい。フレネルレンズ14をテーパ型ロッドインテグレータ12の光入射面に近接させて筒部材15を省略してもよい。また、図1(b)に示しているように、フレネルレンズ14はロッドインテグレータの途中箇所に存在していてもよい。また、フレネルレンズ14は液晶表示パネルの手前側に存在していてもよい。
<実施例2>
図3(a)は照明装置51R−2の一部を示した拡大図(ロッドインテグレータ13は省略している)であり、図3(b)は照明装置51R,51Gの一部を示した拡大図(ロッドインテグレータ13は省略している)である。投写型映像表示装置としての全体構成は投写型映像表示装置4Aと同様である。テーパ型ロッドインテグレータ12の光出射面の形状は例えば液晶表示パネル1のアスペクト比と同じ又は略同じとしている(図では、横幅をcとして示している)。テーパ型ロッドインテグレータ12Aの光入射面の形状も例えば液晶表示パネル1のアスペクト比と同じ又は略同じとすることができる。
図3(a)は照明装置51R−2の一部を示した拡大図(ロッドインテグレータ13は省略している)であり、図3(b)は照明装置51R,51Gの一部を示した拡大図(ロッドインテグレータ13は省略している)である。投写型映像表示装置としての全体構成は投写型映像表示装置4Aと同様である。テーパ型ロッドインテグレータ12の光出射面の形状は例えば液晶表示パネル1のアスペクト比と同じ又は略同じとしている(図では、横幅をcとして示している)。テーパ型ロッドインテグレータ12Aの光入射面の形状も例えば液晶表示パネル1のアスペクト比と同じ又は略同じとすることができる。
ここで、照明装置51G,51Bにおけるテーパ型ロッドインテグレータ12の光入射面の横幅をbとし、照明装置51R−2におけるテーパ型ロッドインテグレータ12Aの光入射面の横幅をaとすると、a<bの関係が成立するようにしている。各テーパ型ロッドインテグレータの長さは同じである。そして、赤色光用のLED11′(R)は、他の色光用のLED11よりも発光面積が小さいものとなっている。赤色光源に対するテーパ型ロッドインテグレータ12Aの出射端面積と入射端面積の比は、緑色光源等に対するテーパ型ロッドインテグレータ12の出射端面積と入射端面積との比よりも大きいため、高分散角の光が低分散角の光へ変換されることが促進される。これにより、テーパーロッドの指向性が他の波長領域(緑色、青色)と略均一となるため、色ムラの低減が可能である。なお、直方体形状ロッドインテグレータ13を省略した構成も採用することができる。テーパ型ロッドインテグレータ12,12A及び直方体形状ロッドインテグレータ13はガラス等の透明体から成るものに限らず、内面がミラー面である中空構造のものを用いてもよい。なお、図3(a),(b)に示した構成を別の表現で表すと、他の照明装置と相違させられる照明装置のテーパ型ロッドインテグレータのテーパ角度(K)は、他の照明装置のテーパ型ロッドインテグレータのテーパ角度(L)よりも大きい。
<実施例3>
図4(a)は投写型映像表示装置4Bを示した説明図である。投写型映像表示装置4Bの全体としての構成は投写型映像表示装置4Aと同様である。図4(b)は照明装置51R−3及び曲面効果がもたらす低分散角化効果を示した説明図である。照明装置51R−3におけるテーパ型ロッドインテグレータ12Bは、他のテーパ型ロッドインテグレータ12における傾斜反射面よりも凸となる曲面反射領域を有する。この曲面反射領域の曲面の接線は、光入射面に近い側ほど、テーパ型ロッドインテグレータ12Bの光軸に対して大きな角度をなし、光入射面から遠いほど前記光軸に対して小さな角度をなすものである。これにより、ロッドインテグレータ12Bは、図14(a)に示した−30°〜−60°の分散角範囲及び30°〜60°の分散角範囲における光を前記光入射面に近い側の曲面で受けて、当該光を前記光軸にできるだけ平行となる光に変換する。このような曲面反射領域を有するテーパ型ロッドインテグレータ12Bにより、LED出射光の高分散角成分に対して低分散角化を行うことができ、他の波長領域(緑色、青色)と同等の低分散角分布を得る。これにより、テーパーロッド出射光有効成分の指向性が他の波長領域(緑色、青色)と略均一となり、色ムラの低減が可能である。なお、直方体形状ロッドインテグレータ13を省略した構成も採用することができる。テーパ型ロッドインテグレータ12,12B及び直方体形状ロッドインテグレータ13はガラス等の透明体から成るものに限らず、内面がミラー面である中空構造のものを用いてもよい。
図4(a)は投写型映像表示装置4Bを示した説明図である。投写型映像表示装置4Bの全体としての構成は投写型映像表示装置4Aと同様である。図4(b)は照明装置51R−3及び曲面効果がもたらす低分散角化効果を示した説明図である。照明装置51R−3におけるテーパ型ロッドインテグレータ12Bは、他のテーパ型ロッドインテグレータ12における傾斜反射面よりも凸となる曲面反射領域を有する。この曲面反射領域の曲面の接線は、光入射面に近い側ほど、テーパ型ロッドインテグレータ12Bの光軸に対して大きな角度をなし、光入射面から遠いほど前記光軸に対して小さな角度をなすものである。これにより、ロッドインテグレータ12Bは、図14(a)に示した−30°〜−60°の分散角範囲及び30°〜60°の分散角範囲における光を前記光入射面に近い側の曲面で受けて、当該光を前記光軸にできるだけ平行となる光に変換する。このような曲面反射領域を有するテーパ型ロッドインテグレータ12Bにより、LED出射光の高分散角成分に対して低分散角化を行うことができ、他の波長領域(緑色、青色)と同等の低分散角分布を得る。これにより、テーパーロッド出射光有効成分の指向性が他の波長領域(緑色、青色)と略均一となり、色ムラの低減が可能である。なお、直方体形状ロッドインテグレータ13を省略した構成も採用することができる。テーパ型ロッドインテグレータ12,12B及び直方体形状ロッドインテグレータ13はガラス等の透明体から成るものに限らず、内面がミラー面である中空構造のものを用いてもよい。
<実施例4>
図5(a)は投写型映像表示装置4Cを示した説明図である。投写型映像表示装置4Cの全体としての構成は投写型映像表示装置4Aと同様である。図5(b)は照明装置51R−4及びレンズ効果がもたらす低分散角化効果を示した説明図である。照明装置51R−4における直方体形状ロッドインテグレータ13Aの光出射端は、凸レンズ形状を有する。この凸レンズ形状により、ロッドインテグレータ出射端における高分散角の光が低分散角の光へと変換されるため、テーパーロッドの出射光有効成分の指向性が他の波長領域(緑色、青色)と略均一となり、色ムラの低減が可能である。なお、直方体形状ロッドインテグレータ13Aを省略し、テーパ型ロッドインテグレータ12の光出射面に集光作用を成すレンズ形状を形成してもよい。また、図5(c)に示すように、テーパ型ロッドインテグレータの光出射面にレンズ形状を形成し、その光出射側に直方体形状ロッドインテグレータを設けてもよい。また、図5(d)に示すように、直方体形状ロッドインテグレータの光入射側にレンズ形状を形成してもよい。また、赤色光用以外のロッドインテグレータにおいてもレンズ形状を有していてもよい。そして、例えば、赤色光に対するレンズ形状の曲率を他の色光に対するレンズ形状の曲率よりも小さくすることで、ロッドインテグレータ出射端における高分散角な光が低分散角な光へと変換されるため、ロッドインテグレータの出射光有効成分の指向性が他の波長領域(緑色、青色)と略均一となり、色ムラの低減が可能である。また、レンズ形状は凸レンズ形状に限らず、フレネルレンズ形状などでも良い。なお、テーパ型ロッドインテグレータ12はガラス等の透明体から成るものに限らず、内面がミラー面の中空構造のものを用いてもよい。
図5(a)は投写型映像表示装置4Cを示した説明図である。投写型映像表示装置4Cの全体としての構成は投写型映像表示装置4Aと同様である。図5(b)は照明装置51R−4及びレンズ効果がもたらす低分散角化効果を示した説明図である。照明装置51R−4における直方体形状ロッドインテグレータ13Aの光出射端は、凸レンズ形状を有する。この凸レンズ形状により、ロッドインテグレータ出射端における高分散角の光が低分散角の光へと変換されるため、テーパーロッドの出射光有効成分の指向性が他の波長領域(緑色、青色)と略均一となり、色ムラの低減が可能である。なお、直方体形状ロッドインテグレータ13Aを省略し、テーパ型ロッドインテグレータ12の光出射面に集光作用を成すレンズ形状を形成してもよい。また、図5(c)に示すように、テーパ型ロッドインテグレータの光出射面にレンズ形状を形成し、その光出射側に直方体形状ロッドインテグレータを設けてもよい。また、図5(d)に示すように、直方体形状ロッドインテグレータの光入射側にレンズ形状を形成してもよい。また、赤色光用以外のロッドインテグレータにおいてもレンズ形状を有していてもよい。そして、例えば、赤色光に対するレンズ形状の曲率を他の色光に対するレンズ形状の曲率よりも小さくすることで、ロッドインテグレータ出射端における高分散角な光が低分散角な光へと変換されるため、ロッドインテグレータの出射光有効成分の指向性が他の波長領域(緑色、青色)と略均一となり、色ムラの低減が可能である。また、レンズ形状は凸レンズ形状に限らず、フレネルレンズ形状などでも良い。なお、テーパ型ロッドインテグレータ12はガラス等の透明体から成るものに限らず、内面がミラー面の中空構造のものを用いてもよい。
〈実施例5〉
図6(a)は照明装置51R,51Gの一部を示した拡大図(ロッドインテグレータ13は省略している)であり、図6(b)は照明装置51R−5の一部を示した拡大図(ロッドインテグレータ13は省略している)である。投写型映像表示装置としての全体構成は投写型映像表示装置4Aと同様である。この実施例では、指向性の異なる波長領域の光(赤色光)を出射する照明装置51R−5においては、低屈折率媒体からなるガラスを用いたテーパ型ロッドインテグレータ12Cを備える。テーパ型ロッドインテグレータ12の屈折率をn1、テーパ型ロッドインテグレータ12Cの屈折率をn2とすると、n2<n1が成立する。図7(a),図7(b)は低屈折率媒体を備えることによる効果を図示している(なお、n0<n2<n1である)。図7(a),図7(b)に示すように、屈折率の低い媒質に入射した光のほうが屈折率の高い媒質に入射した光よりも屈折角が小さい。従って、テーパ型ロッドインテグレータ12C内で高分散角の光の反射回数を増加させることができるため、高分散角な光から低分散角な光への変換が促進される。これにより、テーパーロッド出射光有効成分の指向性が他の波長領域(緑色、青色)と略均一となるため、色ムラの低減が可能である。なお、直方体形状ロッドインテグレータ13を省略した構成も採用することができる。また、直方体形状ロッドインテグレータ13はガラス等の透明体から成るものに限らず、内面がミラー面である中空構造のものを用いてもよい。
図6(a)は照明装置51R,51Gの一部を示した拡大図(ロッドインテグレータ13は省略している)であり、図6(b)は照明装置51R−5の一部を示した拡大図(ロッドインテグレータ13は省略している)である。投写型映像表示装置としての全体構成は投写型映像表示装置4Aと同様である。この実施例では、指向性の異なる波長領域の光(赤色光)を出射する照明装置51R−5においては、低屈折率媒体からなるガラスを用いたテーパ型ロッドインテグレータ12Cを備える。テーパ型ロッドインテグレータ12の屈折率をn1、テーパ型ロッドインテグレータ12Cの屈折率をn2とすると、n2<n1が成立する。図7(a),図7(b)は低屈折率媒体を備えることによる効果を図示している(なお、n0<n2<n1である)。図7(a),図7(b)に示すように、屈折率の低い媒質に入射した光のほうが屈折率の高い媒質に入射した光よりも屈折角が小さい。従って、テーパ型ロッドインテグレータ12C内で高分散角の光の反射回数を増加させることができるため、高分散角な光から低分散角な光への変換が促進される。これにより、テーパーロッド出射光有効成分の指向性が他の波長領域(緑色、青色)と略均一となるため、色ムラの低減が可能である。なお、直方体形状ロッドインテグレータ13を省略した構成も採用することができる。また、直方体形状ロッドインテグレータ13はガラス等の透明体から成るものに限らず、内面がミラー面である中空構造のものを用いてもよい。
<実施例6>
図8(a)は照明装置51R−6を示した拡大図であり、図8(b)は照明装置51Gを示した拡大図であり、図8(c)は照明装置51Bを示した拡大図である。投写型映像表示装置としての全体構成は投写型映像表示装置4Aと同様である。この実施例では、指向性の異なる波長領域の光(赤色光)がLEDから出射される照明装置51R−6における直方体形状ロッドインテグレータ13Bは、他の照明装置における直方体形状ロッドインテグレータ13よりも短い。このように、照明装置51R−6においては、直方体形状ロッドインテグレータ13Bによって他の波長領域(緑色、青色)と同等の照度分布と分散角面内分布を得る。なお、このように他と長さが相違する(短い又は長い)直方体形状ロッドインテグレータ13を用いる構成において、実施例1のごとくフレネルレンズ14を用いたり、実施例2のごとくテーパ型ロッドインテグレータ12Aを採用したり、実施例3のごとくテーパ型ロッドインテグレータ12Bを採用したり、実施例4のごとく直方体形状ロッドインテグレータ13Aの光出射端にレンズ形状を持たせたりしてもよいものであり、これらの場合には更に分散角分布も他の波長領域(緑色、青色)と同等に調整できる。なお、図8(a)に示した照明装置51R−6の代わりに、図8(d)に示す照明装置51R−6′を用いてもよい。この照明装置51R−6′は、照明装置51G及び照明装置51Bにおけるテーパ型のロッドインテグレータ12よりも長い形状のテーパ型のロッドインテグレータ12Eを有する。これらロッドインテグレータにおける光入射面及び光出射面の形状及び大きさは同じである。全長が長いテーパ型のロッドインテグレータ12E内では、高分散角の光の反射回数が増加するため、高分散角な光から低分散角な光への変換が促進される。
図8(a)は照明装置51R−6を示した拡大図であり、図8(b)は照明装置51Gを示した拡大図であり、図8(c)は照明装置51Bを示した拡大図である。投写型映像表示装置としての全体構成は投写型映像表示装置4Aと同様である。この実施例では、指向性の異なる波長領域の光(赤色光)がLEDから出射される照明装置51R−6における直方体形状ロッドインテグレータ13Bは、他の照明装置における直方体形状ロッドインテグレータ13よりも短い。このように、照明装置51R−6においては、直方体形状ロッドインテグレータ13Bによって他の波長領域(緑色、青色)と同等の照度分布と分散角面内分布を得る。なお、このように他と長さが相違する(短い又は長い)直方体形状ロッドインテグレータ13を用いる構成において、実施例1のごとくフレネルレンズ14を用いたり、実施例2のごとくテーパ型ロッドインテグレータ12Aを採用したり、実施例3のごとくテーパ型ロッドインテグレータ12Bを採用したり、実施例4のごとく直方体形状ロッドインテグレータ13Aの光出射端にレンズ形状を持たせたりしてもよいものであり、これらの場合には更に分散角分布も他の波長領域(緑色、青色)と同等に調整できる。なお、図8(a)に示した照明装置51R−6の代わりに、図8(d)に示す照明装置51R−6′を用いてもよい。この照明装置51R−6′は、照明装置51G及び照明装置51Bにおけるテーパ型のロッドインテグレータ12よりも長い形状のテーパ型のロッドインテグレータ12Eを有する。これらロッドインテグレータにおける光入射面及び光出射面の形状及び大きさは同じである。全長が長いテーパ型のロッドインテグレータ12E内では、高分散角の光の反射回数が増加するため、高分散角な光から低分散角な光への変換が促進される。
<実施例7>
図9は投写型映像表示装置4Dの光学系を示した図である。この投写型映像表示装置4Dは、各色光を出射するLED30R,30G,30Bからの色光を波長依存性によって特定方向に導くクロスダイクロイックプリズム31を備える。クロスダイクロイックプリズム31に代えて、クロスダイクロイックミラーを用いてもよいし、これら以外の構造で各色光を特定方向に導く光学素子を用いてもよい。クロスダイクロイックプリズム31の光出射側には、テーパ型ロッドインテグレータ33Aが配置されている。また、テーパ型ロッドインテグレータ33Aの光出射側には直方体形状ロッドインテグレータ34が配置されている。直方体形状ロッドインテグレータ34から出射された光はレンズ35にて反射型の表示パネル36に導かれる。反射型の表示パネル36に反射して得られる映像光は投写レンズ37によって投写される。
図9は投写型映像表示装置4Dの光学系を示した図である。この投写型映像表示装置4Dは、各色光を出射するLED30R,30G,30Bからの色光を波長依存性によって特定方向に導くクロスダイクロイックプリズム31を備える。クロスダイクロイックプリズム31に代えて、クロスダイクロイックミラーを用いてもよいし、これら以外の構造で各色光を特定方向に導く光学素子を用いてもよい。クロスダイクロイックプリズム31の光出射側には、テーパ型ロッドインテグレータ33Aが配置されている。また、テーパ型ロッドインテグレータ33Aの光出射側には直方体形状ロッドインテグレータ34が配置されている。直方体形状ロッドインテグレータ34から出射された光はレンズ35にて反射型の表示パネル36に導かれる。反射型の表示パネル36に反射して得られる映像光は投写レンズ37によって投写される。
このような構成の投写型映像表示装置4Dは、各色光(赤色光と緑色光と青色光)を時分割で出射するとともに、前記表示パネル36を前記時分割のタイミングに応じて各色映像信号で駆動する。或いは、各色光(赤色光と緑色光と青色光)を常時出射するとともに、前記表示パネル36としてカラーフィルタを備えるものを用いてもよい。勿論、反射型の表示パネル36ではなく、透過型の表示パネルを用いてもよい。
テーパ型ロッドインテグレータ33Aは、図10にも示すように、赤色光に対してダイクロイックミラー面として機能するテーパ形状筒面33Aaを有している。このテーパ形状筒面33Aaの入口はテーパ型ロッドインテグレータ33Aの光入射面よりも小さく形成されており、テーパ形状筒面33Aaの傾斜面(赤色光反射面)はテーパ型ロッドインテグレータ33Aの傾斜面(他の色光反射面)よりも傾斜は急峻になっている。これにより、赤色光のみ入射端面積の小さい(傾斜角が急峻な)テーパーロッドを用いたのと同じ効果が得られるため、他の波長領域(緑色、青色)よりも低分散角化が促進され、テーパーロッド出射光有効成分の指向性が他の波長領域(緑色、青色)と略均一となり、色ムラの低減が可能である。
テーパ型ロッドインテグレータ33Aは、例えば、断面台形状のガラス体の周囲面に赤色光を反射し他の色光は透過するダイクロイック膜(誘電体多層膜)を形成し、上記ガラス体に対応した空洞部を有する角筒状ガラス体内に挿入することで得られる。或いは、テーパ型ロッドインテグレータ33Aは、上記空洞部を有する角筒状ガラス体の内面にダイクロイック膜(誘電体多層膜)を形成した空洞部材とすることもできる。
図11は、テーパ型ロッドインテグレータ33B及び直方体形状ロッドインテグレータ34Aを示した説明図である。テーパ型ロッドインテグレータ33Bは赤色光に対してダイクロイックミラー面として機能するテーパ形状筒面33Baを有している。このテーパ形状筒面33Baの入口はテーパ型ロッドインテグレータ33Bの光入射面よりも小さく形成されている。そして、直方体形状ロッドインテグレータ34Aには、上記テーパ形状筒面33Baを延長させる形態でテーパ形状筒面34Aaが形成されている。
<実施例8>
図12は投写型映像表示装置4Eの光学系を示した図である。この投写型映像表示装置4Eは、投写型映像表示装置4Dと同様の構成を有するが、通常のテーパ型ロッドインテグレータ33を備えるとともに、クロスダイクロイックプリズム31の光出射側とテーパ型ロッドインテグレータ33の光入射面との間に、赤色光に対して低分散角化を生じさせる波長選択性の回折素子32を設けており、この回折素子32によって各色光の分散角分布を近似させるようにしている。すなわち、投写型映像表示装置4Eは、赤色光に対して低分散角化を生じさせる回折素子32を設けているので、赤色光のみ低分散角化されることになり、テーパーロッド出射光有効成分の指向性が他の波長領域(緑色、青色)と略均一となり、色ムラの低減が可能である。なお、テーパ型ロッドインテグレータ33ではなく直方体のロッドインテグレータとしてもよい。直方体形状ロッドインテグレータ34が無い構成としてもよい。テーパ型ロッドインテグレータ33及び直方体形状ロッドインテグレータ34はガラスなどの透明体ではなく、中空構造のものでもよい。なお、波長選択性の回折素子としては、特開2002−350625号公報に開示されたものが知られている。なお、波長選択性の回折素子は、ロッドインテグレータの途中箇所に存在していてもよい。また、波長選択性の回折素子はレンズ35の手前、或いは、表示パネルの手前側に存在していてもよい。
図12は投写型映像表示装置4Eの光学系を示した図である。この投写型映像表示装置4Eは、投写型映像表示装置4Dと同様の構成を有するが、通常のテーパ型ロッドインテグレータ33を備えるとともに、クロスダイクロイックプリズム31の光出射側とテーパ型ロッドインテグレータ33の光入射面との間に、赤色光に対して低分散角化を生じさせる波長選択性の回折素子32を設けており、この回折素子32によって各色光の分散角分布を近似させるようにしている。すなわち、投写型映像表示装置4Eは、赤色光に対して低分散角化を生じさせる回折素子32を設けているので、赤色光のみ低分散角化されることになり、テーパーロッド出射光有効成分の指向性が他の波長領域(緑色、青色)と略均一となり、色ムラの低減が可能である。なお、テーパ型ロッドインテグレータ33ではなく直方体のロッドインテグレータとしてもよい。直方体形状ロッドインテグレータ34が無い構成としてもよい。テーパ型ロッドインテグレータ33及び直方体形状ロッドインテグレータ34はガラスなどの透明体ではなく、中空構造のものでもよい。なお、波長選択性の回折素子としては、特開2002−350625号公報に開示されたものが知られている。なお、波長選択性の回折素子は、ロッドインテグレータの途中箇所に存在していてもよい。また、波長選択性の回折素子はレンズ35の手前、或いは、表示パネルの手前側に存在していてもよい。
以上説明した複数色光照明装置及び投写型映像表示装置において、例えば、図13(a),図13(b)に示すように、偏光変換装置40或いは偏光変換装置41を備えてもよい。偏光変換装置40は側面から入射された光をS偏光光に揃える。この偏光変換装置40は、偏光ビームスプリッタを二つ並べた構造、或いは一つの偏光ビームスプリッタと当該偏光ビームスプリッタからの光を反射する反射部材とを並べた構造を有する。そして、一つの偏光ビームスプリッタの光出射側又は前記反射部材の光出射側のいずれかに位相差板(1/2λ板)を備えており、一方の偏光光を他方の偏光光に変換することによって偏光方向を揃える。勿論、P偏光光に揃えることもできる。なお、二つの偏光ビームスプリッタの間、或いは一つの偏光ビームスプリッタと反射部材との間に位相差板を配置した構造を採用してもよい。また、偏光変換装置41は、ロッドインテグレータ12の光出射面に対面する位置にV字状に誘電体多層膜(偏光分離膜)を有する。この誘電体多層膜の一方の面で反射されたS偏光光はその隣の反射面(或いは誘電体多層膜)によって反射され、同様に、誘電体多層膜の他方の面で反射されたS偏光光はその隣の反射面(或いは誘電体多層膜)によって反射される。誘電体多層膜を透過したP偏光光は位相差板(1/2λ板)によってS偏光光に変換される。勿論、光をP偏光光に揃えることもできる。
ここで、図13(a)に示す照明装置を赤色照明装置として利用し、図13(b)に示す照明装置を緑色照明装置及び青色照明装置として利用してもよい。投写型映像表示装置としての全体構成は投写型映像表示装置4Aと同様である。かかる構成は、図3(a),(b)に示した構成と同様に、緑色照明装置及び青色照明装置におけるテーパ型ロッドインテグレータのテーパ角度よりも、赤色照明装置におけるテーパ型ロッドインテグレータのテーパ角度の方が大きい。勿論、緑色照明装置及び青色照明装置が偏光変換装置41を備え、赤色照明装置が偏光変換装置40を備えない構成も採用できる。
また、図14に示すように、分散角依存性を持つ光学フィルターを赤色照明装置に設けてもよい。すなわち、大きな分散角を有する光ほど透過率が低下する光学フィルターを赤色照明装置が備えることにより、赤色照明装置から出射される光の分散角分布を他の照明装置と同様にすることができる。上記光学フィルターは、例えば、誘電体膜からなる。また、上記光学フィルターは、赤色照明装置における光路上であって、光の分散角が小さくされた後となる箇所、すなわち、画像表示パネルの手前位置、或いは、偏光ビームスプリッタの手前位置などに設けるのがよい。
1 液晶表示パネル
2 クロスダイクロイックプリズム
3 投写レンズ
4 投写型映像表示装置
11 LED
12 テーパ型ロッドインテグレータ
13 直方体形状ロッドインテグレータ
51 照明装置
2 クロスダイクロイックプリズム
3 投写レンズ
4 投写型映像表示装置
11 LED
12 テーパ型ロッドインテグレータ
13 直方体形状ロッドインテグレータ
51 照明装置
Claims (15)
- 色光を出射する固体光源及び各固体光源からの色光を照明対象物に導く導光部材を備えた照明装置を、複数の異なる色光用に複数備えた複数色光照明装置であって、前記照明対象物に導かれる各色光における照度分布と分散角分布と分散角面内分布のうちの少なくとも一つが各照明装置間で近似するように、一つの照明装置又は幾つかの照明装置における光学特性を他の照明装置における光学特性と相違させたことを特徴とする複数色光照明装置。
- 請求項1に記載の複数色光照明装置において、他の照明装置と相違させられる照明装置は、前記固体光源から前記照明対象物までの間のいずれかの箇所に、前記固体光源から出射される光の分散角を低減するレンズ部材を備えたことを特徴とする複数色光照明装置。
- 請求項1に記載の複数色光照明装置において、各照明装置は、前記導光部材として光入射面よりも光出射面が大であるテーパ型のロッドインテグレータを備えており、他の照明装置と相違させられる照明装置のロッドインテグレータは、他の照明装置のロッドインテグレータのテーパ角度よりも大きなテーパ角度を有することを特徴とする複数色光照明装置。
- 請求項1に記載の複数色光照明装置において、各照明装置は、前記導光部材として光入射面よりも光出射面が大であるテーパ型のロッドインテグレータを備えており、他の照明装置と相違させられる照明装置のロッドインテグレータは、他の照明装置のロッドインテグレータと同一の光入射面及び光出射面を有する一方、他の照明装置のロッドインテグレータよりも長いことを特徴とする複数色光照明装置。
- 請求項1に記載の複数色光照明装置において、各照明装置は、前記導光部材として光入射面よりも光出射面が大であるテーパ型のロッドインテグレータを備えており、他の照明装置と相違させられる照明装置は、そのロッドインテグレータが他のロッドインテグレータにおける傾斜反射面よりも凸となる曲面反射領域を有することを特徴とする複数色光照明装置。
- 請求項1に記載の複数色光照明装置において、他の照明装置と相違させられる照明装置は、前記導光部材が集光作用を成すレンズ形状部分を有するか又は他の導光部材が有するレンズ形状部分の曲率と異なるレンズ形状部分を有することを特徴とする複数色光照明装置。
- 請求項1に記載の複数色光照明装置において、各照明装置は、前記導光部材として透明体から成るロッドインテグレータを備えており、他の照明装置と相違させられる照明装置は、他の照明装置のロッドインテグレータの屈折率よりも小さい屈折率を有するロッドインテグレータを備えていることを特徴とする複数色光照明装置。
- 請求項1に記載の複数色光照明装置において、各照明装置は、前記導光部材として光入射面よりも光出射面が大であるテーパ型のロッドインテグレータ及びその光出射側に設けられた直方体形状のロッドインテグレータを備えており、他の照明装置と相違させられる照明装置の直方体形状のロッドインテグレータの長さは、他の照明装置の直方体形状のロッドインテグレータの長さと相違することを特徴とする複数色光照明装置。
- 請求項3に記載の複数色光照明装置において、各テーパ型ロッドインテグレータの光出射側に直方体形状のロッドインテグレータが設けられており、他の照明装置と相違させられる照明装置における直方体形状のロッドインテグレータの長さは、他の照明装置における直方体形状のロッドインテグレータの長さと相違することを特徴とする複数色光照明装置。
- 色光を出射する固体光源及び各固体光源からの色光を波長依存性によって特定方向に導く光学素子と、この光学素子から出射された光を照明対象物に導く導光部材としてのテーパ型のロッドインテグレータとを備えた複数色光照明装置であって、前記テーパ型のロッドインテグレータには、特定の色光に対してダイクロイックミラー面として機能するテーパ形状筒面が形成されており、前記テーパ形状筒面の入口は前記テーパ型のロッドインテグレータの光入射面よりも小さく形成されていることにより、前記照明対象物に導かれる各色光における分散角分布が各色光で近似するように構成されていることを特徴とする複数色光照明装置。
- 色光を出射する固体光源及び各固体光源からの色光を波長依存性によって特定方向に導く光学素子と、この光学素子から出射された光を照明対象物に導く導光部材を備えた複数色光照明装置であって、前記照明対象物に導かれる各色光における分散角分布が各色光で近似するように、特定の色光に対して低分散角化を生じさせる波長選択性の回折素子を、前記固体光源から前記照明対象物までの間のいずれかの箇所に配置したことを特徴とする複数色光照明装置。
- 請求項1に記載の複数色光照明装置を有し、この複数色光照明装置は赤色用の照明装置と緑色用の照明装置と青色用の照明装置とから成り、
各色光をそれぞれ変調するライトバルブと、各ライトバルブを経た変調光を特定方向に導いてカラー映像光を生成する光学素子と、前記カラー映像光を投写する投写部と、を備えたことを特徴とする投写型映像表示装置。 - 請求項10に記載の複数色光照明装置を有し、この複数色光照明装置は赤色用の照明装置と緑色用の照明装置と青色用の照明装置とから成り、
前記導光部材の光出射側に設けられた単一のライトバルブと、前記単一のライトバルブにて得られたカラー映像光を投写する投写部と、を備えたことを特徴とする投写型映像表示装置。 - 請求項13に記載の投写型映像表示装置において、各色光を時分割で出射するとともに、前記ライトバルブを前記時分割のタイミングに応じて各色映像信号で駆動することを特徴とする投写型映像表示装置。
- 請求項13に記載の投写型映像表示装置において、各色光を常時出射するとともに、前記ライトバルブはカラーフィルタを備えていることを特徴とする投写型映像表示装置。
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