JP2007094133A - レンズ制御システム - Google Patents

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Abstract

【課題】無端で回動する操作部材の回転位置とそれに対して設定されるフォーカスレンズ等の可動レンズの位置との対応関係が変化する場合であっても、操作部材を所定の回転位置に設定すると、可動レンズを規定位置に移動させるようにすることにより、操作部材の回転位置と可動レンズの設定位置との対応関係が不変であることを前提として操作部材等に付した指標等の表示を有効に使用できるようにしたレンズ制御システムを提供する。
【解決手段】フォーカスツマミ32が所定の回転位置になるとフォトインタラプタ44からリセット信号がレンズ装置10のレンズCPU16に与えられる。レンズCPU16は、リセット信号が与えられると、フォーカスレンズ14を規定位置に移動させる。
【選択図】 図1

Description

本発明はレンズ制御システムに係り、特にテレビレンズ装置等のフォーカス制御において、無端で回動可能なフォーカス操作部材(エンドレスタイプのコントローラ)を用いてフォーカスレンズの制御するレンズ制御システムに関する。
テレビレンズ装置のレンズ制御システムとして、オートフォーカス(AF)とマニュアルフォーカス(MF)とによるフォーカス制御を切り替えられるようにしたものが知られている。このようなレンズ制御システムでは、一般にMF用のフォーカスコントローラとしてエンドレスタイプのものが使用されている。エンドレスタイプのフォーカスコンローラでは、フォーカス操作部材が無端で回動すると共に、その回転位置を検出する位置センサとしてインクリメンタル型ロータリエンコーダのような相対位置検出型の位置センサ(エンコーダ)が使用されている(尚、エンコーダを使用したフォーカスコントローラに関しては例えば特許文献1参照)。
これによれば、AFからMFに切り替えた場合に、AFによって設定してフォーカス位置を有効に引き継いでその後のフォーカス操作部材の操作量(回転位置の変化量)に応じてフォーカス(フォーカスレンズ)を切替え時の位置から変位させることできる。また、その場合に、フォーカス操作部材が無端で回動可能であることから、フォーカスの可動範囲がフォーカス操作部材の端によって本来よりも狭い範囲に制限されるという不具合も生じないという利点がある。
特開平11−23943号公報
しかしながら、エンドレスタイプのフォーカスコントローラを使用した場合、フォーカス操作部材がフォーカスの端の位置を超えて操作された場合や、AFによってフォーカスが移動した場合等に、フォーカス操作部材の絶対的な回転位置とそれに対して設定されるフォーカス位置との対応関係が変化する。そのため、フォーカス操作部材の回転位置の目安として付されている指標や、操作者が所望のフォーカス位置を再現するために付した指標のようにフォーカス操作部材の絶対的な回転位置とフォーカス位置との対応関係が不変であることを前提としたフォーカス操作部材等に付した表示を有効に使用できないという問題があった。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、操作部材の回転位置とそれに対して設定されるフォーカスレンズ等の可動レンズの位置との対応関係が変化する場合であっても、操作部材の回転位置と可動レンズの設定位置との対応関係が不変であることを前提として操作部材等に付した指標等の表示を有効に使用できるようにしたレンズ制御システムを提供することを目的とする。
前記目的を達成するために、請求項1に記載のレンズ制御システムは、無端で回動可能な操作部材の回転位置の変化量に従って像を結像する光学系における可動レンズの位置を変位させるレンズ制御システムにおいて、前記可動レンズを所定の規定位置に移動させるリセット手段と、前記操作部材が所定の回転位置となったときにリセット信号を出力するリセット用センサと、前記リセット用センサによりリセット信号が出力された場合に、前記リセット手段に対して前記可動レンズの前記規定位置への移動を実行させるリセット実行手段と、を備えたことを特徴としている。
本発明によれば、操作部材の回転位置とそれに対して設定される可動レンズの位置との対応関係が変化した場合であっても、操作部材を所定の回転位置に回動操作することによって、操作部材の回転位置と可動レンズの設定位置との対応関係を元に戻す(規定の関係にする)ことができる。従って、操作部材の回転位置と可動レンズの設定位置との対応関係が不変であることを前提として表示、例えば、可動レンズを所定の位置に設定するために操作部材等に付した指標や目盛等を有効に利用することができる。
請求項2に記載のレンズ制御システムは、請求項1に記載の発明において、前記リセット用センサは、前記操作部材に設置され、前記操作部材と共に所定軸の周りを回動する被検出部材と、前記操作部材を回動可能に支持する支持体側に設置され、前記操作部材の回動によって前記被検出部材が通過する所定位置において前記被検出部材の有無を検出するセンサとからなり、前記センサによって前記被検出部材が検出されると、前記リセット信号を出力することを特徴としている。本発明は、リセット用センサの一形態を示している。
請求項3に記載のレンズ制御システムは、請求項1又は2に記載の発明において、前記リセット手段は、前記操作部材の回転位置の変化量に従って前記可動レンズを移動させるべき目標位置を設定し、該設定した目標位置に前記可動レンズを移動させる制御手段における前記目標位置を前記規定位置に変更することにより、前記可動レンズを前記規定位置に移動させることを特徴としている。本発明は、リセット手段により可動レンズの規定位置への移動を行う制御の一形態を示している。
請求項4に記載のレンズ制御システムは、請求項1、2、又は、3に記載の発明において、前記リセット手段における前記規定位置を所望の位置に変更する規定位置変更手段を備えたことを特徴としている。
本発明によれば、リセット手段により可動レンズを移動させる規定位置を操作者が所望の位置に変更できるようにすることによって状況等に応じて好適な規定位置に設定することができるようになる。
請求項5に記載のレンズ制御システムは、請求項1〜4のうちいずれか1に記載の発明において、前記リセット実行手段は、前記操作部材の回転位置と、該回転位置に対して設定される前記可動レンズの位置との対応関係が、前記リセット用センサによりリセット信号が出力されるときの前記操作部材の回転位置に対して前記可動レンズが前記規定位置に設定されるような対応関係と相違する状態となったときのみ前記リセット手段に対して前記可動レンズの前記規定位置への移動を実行させることを特徴としている。本発明は、リセット手段による可動レンズの規定位置への移動をリセット用センサからリセット信号が出力されるごとに行うのではなく、必要時にのみ行うようにしたものである。
請求項6に記載のレンズ制御システムは、請求項1〜5のうちいずれか1に記載の発明において、前記操作部材の回転位置と、該回転位置に対して設定される前記可動レンズの位置との対応関係が、前記リセット用センサによりリセット信号が出力されるときの前記操作部材の回転位置に対して前記可動レンズが前記規定位置に設定されるような対応関係と一致しているか否かを表示する表示手段を備えたことを特徴としている。
本発明によれば、操作者は、可動レンズを規定位置にリセットするための操作が必要か否かを判断や、可動レンズが規定位置にリセットされたか否かの判断を行うことができると共に、操作部材等に設けられた指標等の表示が有効か否かを判断することができる。
請求項7に記載のレンズ制御システムは、請求項1〜6のうちいずれか1に記載の発明において、前記可動レンズは、前記光学系のフォーカスを変更するためのフォーカスレンズであることを特徴としている。本発明は、可動レンズとしてフォーカスレンズを制御するレンズ制御システムに請求項1〜6の発明を適用したものである。
請求項8に記載のレンズ制御システムは、請求項7に記載の発明において、前記フォーカスレンズを自動で合焦位置に移動させるオートフォーカス手段を備え、該オートフォーカス手段によるフォーカス制御と、前記操作部材の回動操作に従ってフォーカスレンズを移動させるフォーカス制御とを切替え可能にしたことを特徴としている。本発明のようにオートフォーカス手段によるフォーカス制御(AF)と操作手段によるフォーカス制御(MF)との切替えが可能なレンズ制御システムにおいては、AFによって操作部材の回転位置とそれによって設定されるフォーカス位置との対応関係が変化するため、請求項1等の発明のように操作部材の回転位置と可動レンズの設定位置とを規定の対応関係に戻せるようにすることは効果的である。
請求項9に記載のレンズ制御システムは、請求項1〜8のうちいずれか1に記載の発明において、前記リセット用センサによりリセット信号が出力されるときの前記操作部材の回動位置を認識可能にするための指標を前記操作部材と、前記操作部材を回動可能に支持する支持体側に設けたことを特徴としている。本発明は、可動レンズを規定位置にリセットするための操作部材の回転位置を操作部材等に設けられた指標によって操作者が把握できるようにしたものである。
請求項10に記載のレンズ制御システムは、請求項1〜9のうちいずれか1に記載の発明において、前記リセット手段による前記可動レンズの前記規定位置への移動の実行を有効又は無効に切り替える切替手段を備えたことを特徴としている。本発明は、可動レンズを規定位置にリセットする機能を状況に応じて操作者が無効にできるようにしたものである。
本発明に係るレンズ制御システムによれば、操作部材の回転位置とそれに対して設定されるフォーカスレンズ等の可動レンズの位置との対応関係が変化する場合であっても、操作部材の回転位置と可動レンズの設定位置との対応関係が不変であることを前提として操作部材等に付した指標等の表示を有効に使用できるようになる。
以下、添付図面に従って本発明に係るレンズ制御システムを実施するための最良の形態について詳説する。
図1は、例えば放送用テレビカメラ等に使用されるレンズ装置のレンズ制御システムにおいてフォーカス制御に関連する電気的構成要素を示したブロック図である。同図におけるレンズ制御システムは、レンズ装置10とレンズ装置10にケーブル等によって接続されるコントローラ12とから構成されている。レンズ装置10は図示しないカメラ本体の撮像素子に被写体像を結像する光学系とその光学系を制御する制御系とから構成されており、光学系には、フォーカス調整用として光軸方向に可動する同図のフォーカスレンズ14が配置されている。一方、制御系は、全体を統括的に制御するCPU16(以下、レンズCPU16といい、コントローラ12に搭載される後述のCPU30と区別する)を備えており、また、フォーカスレンズ14の制御に関する構成要素として、モータ駆動回路20、モータ22、ポテンショメータ24、AF回路26等を備えている。
レンズCPU16から所定の値の駆動信号がD/A変換器18を介してモータ駆動回路20に出力されると、その値に応じた回転速度(方向及び速さ)でモータ22が駆動される。フォーカスレンズ14はモータ22に連結され、モータ22によって光軸方向に移動するようになっており、モータ22が駆動されとフォーカスレンズ14がモータ22の回転速度に応じた方向及び速さで移動する。また、レンズCPU16には、ポテンショメータ24からフォーカスレンズ14の現在位置を示すフォーカス位置データが図示しないD/A変換器を介して与えられている。これによって、フォーカスレンズ14の位置又は移動速度がレンズCPU16によって制御されるようになっている。
また、本レンズ制御システムでは、フォーカス制御のモードとしてAF(オートフォーォカス)モードとMF(マニュアルフォーカス)モードとで切り替えられるようになっている。ここで、コントローラ12にはCPU30が搭載されており、このCPU30とレンズCPU16とは、通信回路28、38により通信接続され、各種信号のやり取りが行えるようになっている。また、コントローラ12にはフォーカス制御をAF(オートフォーォカス)モードとMF(マニュアルフォーカス)モードとで切り替えるためのフォーカスモード切替スイッチ40が設けられており、そのフォーカスモード切替スイッチ40の状態がコントローラ12のCPU30により読み取られ、その状態を示すスイッチ情報がレンズCPU16に与えられるようになっている。レンズCPU16は、そのスイッチ情報により、AFモードとMFモードのいずれが選択されているかを判断する。尚、AFモードとMFモードの切替えは他の方法によるものであってもよい。
AFモードが選択されている場合、レンズCPU16は、AF回路26から与えられるAF情報に基づいてフォーカス制御を実行する。AF回路26は、例えばカメラ本体で得られた映像信号を取得し、その映像信号の高域周波数成分により被写体画像のコントラストの高さを示す焦点評価値を検出する。レンズCPU16は、その焦点評価値をAF回路26から逐次取得すると共に、その焦点評価値が最大となるようにフォーカスレンズ14を移動させる。これによって、合焦が得られる位置にフォーカスレンズ14が移動する。
フォーカスモード切替スイッチ40によりMFモードが選択されている場合、詳細を後述するようにレンズCPU16は、コントローラ12から与えられる制御データに基づいてフォーカスレンズ14を制御する。また、MFモードには、操作モードとして後述のように相対型操作モードと絶対型操作モードとがあり、レンズCPU16は操作モードに応じたMFモードの処理を実行する。コントローラ12にはその操作モードを切り替えるための操作モード切替スイッチ42が設けられている。そして、その操作モード切替スイッチ42の状態がコントローラ12のCPU30により読み取られ、その状態を示すスイッチ情報がレンズCPU16に与えられるようになっている。レンズCPU16は、そのスイッチ情報により、相対型操作モードと絶対型操作モードのいずれが選択されているかを判断する。
一方、コントローラ12には、MFモードで操作者が回動操作するフォーカスツマミ32が設けられており、そのフォーカスツマミ32は回動範囲に制限なく無端で回動するように筐体等の支持体に支持されている。また、そのフォーカスツマミ32の回転位置を検出する位置センサとして相対位置検出型のエンコーダ(例えばインクリメンタル型エンコーダ)34が使用され、その検出軸がフォーカスツマミ32に連結されている。これによって、エンコーダ34からフォーカスツマミ32の操作量(回転位置の変化量)に比例した数のパルス信号が出力される。エンコーダ34から出力されたパルス信号はカウンタ36によって計数されるようになっており、その計数値が制御データとしてCPU30に読み込まれる。CPU30に読み込まれた制御データは通信回路28、38を介してレンズCPU16に所定周期で読み込まれる。尚、エンコーダ34からは例えば位相が90度異なるA相とB相のパルス信号が出力されており、それらの位相の関係からフォーカスツマミ32の回転方向が検出されると共に、その回転方向に応じてカウンタ36での計数値が増加又は減少する。例えば、フォーカスツマミ32が無限遠側に回動操作されるとカウンタ36での計数値が増加し、フォーカスツマミ32が至近側に回動操作されるとカウンタ36での計数値が減少する。また、カウンタ36は、例えば14ビットのカウンタで、0〜16383の範囲の制御データを出力し、フォーカスツマミ32が無限遠側に回動操作され、計数値がオーバーフローすると(16383を越えると)、計数値は0に戻り、フォーカスツマミ32が至近側に回動操作され、計数値がオーバーフローすると(0を越えると)、計数値は16383に戻る。
MFモードでは操作モードにかかわらず原則として次のような処理がレンズCPU16によって行われる。レンズCPU16は、新たな制御データをコントローラ12から読み込むごとに、フォーカスレンズ14を設定すべき目標位置を示す目標値を設定する。例えば、最新の制御データを読み込むと、前回読み込んだ制御データからの変化量(最新の制御データと前回の制御データとの差分)を算出する。そして、その変化量を前回の目標値に加算して、それによって得られた値を新たな目標値として設定する。ただし、新たな目標値がフォーカスレンズ14の可動範囲外の位置を示す値となる場合にはリミット処理により近い方の端の位置を示す値を目標値として設定する。例えば、至近端の位置を示す値を0、無限遠端の位置を示す値を16383としてフォーカスレンズ14の可動範囲内の位置が0〜16383の値で表されるとすると、前回の目標値に制御データの変化量を加算した値Xが0〜16383の範囲であれば、その値Xを目標値として設定する。一方、値Xが0より小さければ0を目標値とし、値Xが16383より大きければ163838を目標値として設定する。
このようにて目標値を設定すると、ポテンショメータ24から得られるフォーカスレンズ14の現在位置の値が目標値と一致するように駆動信号をモータ駆動回路20に出力してフォーカスレンズ14を移動させる。
操作モード切替スイッチ42によって相対型操作モードが選択されている場合、以上の処理を無条件で繰り返す。また、電源投入時のように最初の目標値が設定されていない場合や、MFモードからAFモードに切り替えられ、AFモードにおいてフォーカスレンズ14が移動した後、再度、MFモードに切り替えられたときのように、AFモードの前のMFモードにおいて設定された目標値が無効となっている場合には、レンズCPU16はポテンショメータ24から得られるフォーカスの現在位置を示す値を前回の目標値とする。この相対型操作モードによれば、フォーカスツマミ32の回動操作によって回転位置が変化した変化量分ずつフォーカスレンズ14が変位するため、AFモードからMFモードに切り替えられた際にAFモードによって設定されたフォーカスレンズ14の位置を有効に引き継いで、その位置からフォーカスツマミ32を回動操作した分だけフォーカスレンズ14を移動させることができる。また、フォーカスツマミ32を至近側又は無限側のいずかの方向に回動操作してフォーカスレンズ14が至近端又は無限遠端に到達した後、更に同一の方向にフォーカスツマミ32を回動操作した場合、フォーカスレンズ14は至近端又は無限遠端の位置で停止した状態となり、フォーカスツマミ32の回動操作は無効となる。そして、フォーカスツマミ32を反対方向に回動操作すると、その時点からフォーカスレンズ14が反対の端に向かってフォーカスツマミ32を回動操作した分だけ移動する。従って、フォーカスレンズ14が端に到達した後に行われたフォーカスツマミ32の無効な回動操作による操作量が反転した際に消失するため、無駄な操作が低減される。
一方、MFモードにおいて操作モード切替スイッチ42により絶対型操作モードが選択されている場合には、以下のような操作態様となる。図2(A)、(B)は、フォーカスツマミ32とその周辺の筐体部分(支持体60)を示した正面図である。同図に示すようにフォーカスツマミ32と支持体60にはそれぞれ指標62、64が設けられている。また、支持体60には後述のように絶対型操作モードで使用されるLED46が設けられている。同図(A)は、フォーカスツマミ32の指標62を支持体60の指標64の位置に合わせた状態を示し、同図(B)は、その状態からフォーカスツマミ32を無限遠側に回動操作することによってフォーカスツマミ32の指標62が支持体60の指標64と一致した位置からずれた状態を示している。これらの指標62、64は、絶対型操作モードにおいてフォーカスレンズ14を所定の規定位置にリセットするためのフォーカスツマミ32の回転位置(リセット位置)を示すと共に、フォーカスレンズ14を所望の位置に移動させる際のフォーカスツマミ32の回転位置の目安となる。即ち、絶対型操作モードでは、AFモード等によってフォーカスツマミ32の絶対的な回転位置とそれに対して設定されるフォーカスレンズ14の位置との対応関係が変化した場合であっても、フォーカスツマミ32の指標62を指標64の位置に合わせることによって、フォーカスレンズ14が予め決められた規定位置に移動し、そのときのフォーカスツマミ32の回転位置(リセット位置)を基準としてフォーカスツマミ32のそのリセット位置からの操作量に応じてフォーカスレンズ14が移動するようになっている。
例えば、相対型操作モードでは、AFモードによりフォーカスレンズ14が移動した後、MFモードに切り替えられた場合や、フォーカスレンズ14が端に到達した後にフォーカスツマミ32の無効な回動操作が行われた場合に、フォーカスツマミ32の絶対的な回転位置とフォーカスレンズ14の設定位置との対応関係が変化するため、その後にフォーカスノブ32の指標62を指標64の位置に合わせてもフォーカスレンズ14は定まった位置に移動しない。従って、指標62、64は、フォーカスレンズ14を所望の位置に設定する際の目安とはならない。また、図3に示すように、操作者が予めフォーカスツマミ32を回動操作してフォーカスレンズ14を所望の位置に設定し、後にその位置を迅速に再現できるようにそのときのフォーカスツマミ32の回転位置において指標64に一致する位置にシールやテープ等で指標66を付けておく場合がある。相対型操作モードではこのような指標66を付けておいたとして、上述の理由から有効にその指標66を利用することができない。これに対して、絶対型操作モードでは、そのような指標66についても、事前に設定したフォーカスレンズ14の位置を再現するためのフォーカスノブ32の回転位置を示すものとして有効に利用することができる。
このような絶対型操作モードは、次のような構成及び処理によって実施される。図4は、図2(B)において支持体60の一部を切り欠いて示した正面図であり、図5は、フォーカスツマミ32及びその周辺部の側面断面図である。これらの図に示すようにフォーカスツマミ32には、正面から見て指標62と同じ位置(フォーカスツマミ32の回転軸から見て指標62と同じ方位)に、遮光板70が設けられており、フォーカスツマミ32の回動と共にその遮光板70がフォーカスツマミ32の回転軸を中心に回動するようになっている。一方、支持体60には正面から見て指標62と同じ位置に透過型のフォトインタラプタ44が設置されている。尚、フォトインタラプタ44には上部と下部に発光素子44Aと受光素子44Bが対向して配置されている。これによって、図2(A)で示したようにフォーカスツマミ32の指標62が支持体60の指標64の位置に一致したときに図5のようにフォーカスツマミ32の突片70がフォトインタラプタ44の発光素子44Aと受光素子44Bとの間を遮光する。このとき、フォトインタラプタ44からオン信号が出力される。フォーカスツマミ32の指標62が支持体60の指標64の位置からずれると、図4のように遮光板70がフォトインタラプタ44の位置から移動し、フォトインタラプタ44の発光素子44Aと受光素子44Bとの間を光が透過する状態となる。このとき、フォトインタラプタ44からオフ信号が出力される。
図1に示すようにフォトインタラプタ44の出力信号はコントローラ12のCPU30によって読み取られ、フォトインタラプタ44からオン信号が出力されたことが検知されると、CPU30からレンズCPU16にリセット信号が送信される。レンズCPU16では、このリセット信号を受信することによってフォーカスツマミ32の指標62が支持体60の指標64の位置に一致したこと、即ち、フォーカスツマミ32の回転位置がフォーカスレンズ14を規定位置にリセットするリセット位置となったことが検知される。
レンズCPU16は、上記の相対型操作モードでの処理と同様に、コントローラ12から最新の制御データを読み込むと、前回読み込んだ制御データからの変化量を算出する。そして、その変化量を前回の目標値に加算して、それによって得られた値を新たな目標値として設定する。また、目標値をフォーカスレンズ14の可動範囲に対応する値の範囲0〜16383に制限するリミット処理も上記相対型操作モードと同様に実行する。そして、設定した目標値とポテンショメータ24から得られるフォーカスレンズ14の現在位置を示す値が一致するようにフォーカスレンズ14を移動させる。
但し、コントローラ12からリセット信号を受信したときには、そのとき設定する新たな目標値を、フォーカスレンズ14を規定位置にリセットするための規定値とする。これによって、フォーカスツマミ32の絶対的な回転位置とフォーカスレンズ14の設定位置との対応関係が、フォーカスツマミ32をリセット位置に設定したときにフォーカスレンズ14が規定位置に設定されるような規定の関係に保持される。即ち、AFモードによりフォーカスレンズ14が移動した後、MFモードに切り替えられた場合や、フォーカスレンズ14が端に到達した後にフォーカスツマミ32の無効な回動操作が行われた場合、又は、電源投入時等のように、フォーカスツマミ32の絶対的な回転位置とフォーカスレンズ14の設定位置との対応関係が、規定の対応関係と相違するようになった場合であっても、フォーカスツマミ32をリセット位置まで回動操作することによって、即ち、フォーカスツマミ32の指標62を支持体60の指標64の位置に合わせることによって元の関係に戻すことができるようになっている。
尚、フォーカスツマミ32の回転位置とフォーカスレンズ14の位置との対応関係が規定の関係からずれた場合に、フォーカスツマミ32が回動操作されてその回転位置がリセット位置となるまでは、フォーカスレンズ14を停止させておくようにしてもよい。また、フォーカスツマミ32がリセット位置となるごとに、フォーカスレンズ14を規定位置にリセットする処理(目標値を規定値とする処理)を行うのではなく、例えば、AFモードからMFモードに切り替えられた後、フォーカスツマミ32の回転位置がリセット位置になった最初のとき(最初にリセット信号を受信したとき)のみ、フォーカスレンズ14を規定値にリセットする処理を行うというように、フォーカスレンズ14を規定位置にリセットする処理は特定の場合に限定してもよい。また、フォーカスレンズ14をリセットする際の規定位置は、フォーカスレンズ14の可動範囲内の位置であればどの位置でもよく、至近端又は無限遠端であってもよい。
また、レンズCPU16は、上記のようにフォーカスレンズ14を規定位置にリセットした場合、その旨を示すリセット完了信号をコントローラ12のCPU30に送信する。コントローラ12には、例えば、図2等に示したようにフォーカスツマミ32の近傍にLED46が設置されており、CPU30は、レンズCPU16からリセット完了信号を受信すると、そのLED46を点灯させる。一方、レンズCPU16は、上記のようにフォーカスツマミ32の回転位置とフォーカスレンズ12の位置との対応関係が規定の関係からずれた場合には、その旨を示す信号をCPU30に送信する。CPU30はこの信号を受信するとLED46を消灯させる。これによって、操作者は、フォーカスツマミ32等に設けられた指標が有効に使用できるか否かを判断することができると共に、必要な場合には、フォーカスツマミ32をリセット位置に回動させてフォーカスレンズ14を規定位置にリセットさせることができる。また、フォーカスツマミ32をリセット位置に回動操作した際にフォーカスレンズ14が規定位置にリセットされたか否かの確認も行うことができる。
以上の上記実施の形態において、必ずしもフォーカスツマミ32やその支持体60に指標62、64を設けなくても良い。また、フォーカスツマミ32がリセット位置となったとき、即ち、フォーカスノブ32の遮光板70がフォトインタラプタ44に位置と合致したときに、指標62と指標64の位置が一致していればよく、必ずしも遮光板70と指標62、及び、フォトインタラプタ44と指標64の位置を合わせる必要はない。また、フォーカスツマミ32がフォーカスレンズ14の可動範囲に対して多回転するような場合に、例えばフォーカスツマミ32に回動部材をギヤ等で連結すると共に、その回動部材がフォーカスレンズ14の可動範囲に対して1回転未満の回動範囲とし、その回動部材が所定の回転位置となったことを検出することによってフォーカスツマミ32がリセット位置となったことを検出するようにしてもよい。
また、上記実施の形態では、指標62、64は、主にフォーカスノブ32の回転位置をリセット位置に合わせる際の目安として設けたが、このような目的以外の指標も絶対型操作モードでは有効に使用することができる。例えば、支持体60にフォーカス距離を示す目盛を付すと共に、その目盛に対して現在のフォーカスツマミ32の回転位置でのフォーカス距離を示す指標をフォーカスツマミ32に付しておき(指標62をこの指標に兼用してもでもよい)、その目盛に対する指標の位置によって現在のフォーカス距離を把握できるようにすることも絶対型操作モードでは有効である。その他にもフォーカスツマミ32の絶対的な回転位置とフォーカスレンズ14の設定位置との対応関係が一定の関係に保たれることを前提とした表示(フォーカスツマミ32の回転位置を利用した表示)も有効である。
また、上記実施の形態では、フォーカスレンズ14を規定位置にリセットする際の規定位置は一定の位置に固定されていたが、規定位置を操作者が所望の位置に変更できるようにしてもよい。
ここで、規定位置の変更を可能とした2つの形態を例示する。第1の形態では、コントローラ12等に規定位置の記憶を指示する指示スイッチが設けられ、その指示スイッチがオンされると、レンズCPU16に指示スイッチがオンされたことを示す信号がコントローラ12のCPU30から送信される。レンズCPU16は、その信号を受信するとそのとき設定されているフォーカスレンズ14の位置をポテンショメータ24から取得して、その位置を示す値を規定値として記憶する。これによれば、操作者は、MFモードにおいてフォーカスツマミ32を回動操作してフォーカスレンズ14を規定位置として設定したい所望の位置に移動させ、指示スイッチをオンすれば、その位置を既定位置として設定、変更することができる。尚、この第1の形態での規定位置の変更では、規定位置を変更するとフォーカスツマミ32の絶対的な回転位置とフォーカスレンズ14の設定位置との対応関係が変化するため、目盛と指標を付してフォーカスツマミ32の回転位置を利用したフォーカス距離の表示を行うようにする場合には、フォーカスツマミ32の回転位置に対して指標の位置を変更できるようにしておくことが望ましい。
第2の形態では、フォーカスツマミ32のリセット位置を所望の回転位置に変更できるように構成される。例えば、フォーカス操作部材としてフォーカスツマミ32ではなく、フォーカスノブを使用したフォーカスデマンドと呼ばれるコントローラにおいて本形態を適用した場合の構成について説明する。図6に示すようにフォーカスデマンド100は各種回路が搭載されるデマンド本体102と、デマンド本体102に対して回動可能に指示されたフォーカスノブ104から構成されている。尚、フォーカスデマンド100の回路構成やフォーカスノブ104の回転位置検出等については上記実施の形態のコントローラ12と同様に構成され、フォーカスノブ104は無端で回動可能であると共に、相対位置検出型位置センサ(エンコーダ)によって回転位置の検出が行われるものとする。デマンド本体102とフォーカスノブ104には上記実施の形態の指標62、64と同様に、フォーカスレンズ14を規定位置にリセットする際のフォーカスノブ104の回転位置(リセット位置)を示す指標106、108が設けられている。
図7は、フォーカスデマンド100のデマンド本体102とフォーカスノブ104の連結部分の一部を断面で示した要部断面図である。同図に示すようにデマンド本体102とフォーカスノブ104とが近接する部分において、フォーカスノブ104の本体部104Aには、本体部104Aに対して摺動可能に回動する環状部材104Bが嵌合されている。この環状部材104Bには、外周面の前記指標106が設けられると共に、フォーカスノブ104の回転軸130から見て指標106と同一方位に遮光板112が固着されている。一方、デマンド本体102には上記指標108が設けられると共に、フォーカスノブ104の回転軸130から見て同一方位にフォトインタラプタ110が設置され、環状部材104Bの遮光板112がそのフォトインタラプタ110の発光素子と受光素子(図示せず)との間を通過するようになっている。
これによって、フォーカスノブ104の指標106が、デマンド本体102の指標108に一致した回転位置になると、フォトインタラプタ110からオン信号が出力され、それによってフォーカスレンズ14が所定の規定位置にリセットされる。規定位置を変更する場合、操作者は、MFモードにおいて、フォーカスノブ104を回動操作してフォーカスレンズ14を規定位置として設定したい所望の位置に移動させる。そして、フォーカスノブ104の本体部104Aを動かさずに環状部材104Bを回動させて指標106を指標108の位置に合わせる。これによってフォトインタラプタ110からオン信号が出力され、デマンド本体102に搭載されたCPUからレンズCPU16にリセット信号が送信される。レンズCPU16は、フォーカスノブ104の回転位置に応じてデマンド本体102から与えられる制御データがほとんど変化しないにもかかわらずリセット信号を受信した場合には、そのとき設定されているフォーカスレンズ14の位置をポテンショメータ24から取得して、その位置を示す値を規定値として記憶する。これによりフォーカスレンズ14をリセットする際のフォーカスノブ104の回転位置(リセット位置)とフォーカスレンズ14の規定位置が変更される。また、規定位置を変更してもフォーカスノブ104の回転位置とフォーカスレンズ14の現在位置との対応関係に変化が生じないため、目盛と指標を付してフォーカスノブ104の回転位置を利用したフォーカス距離の表示を行うようにする場合には、例えばデマンド本体102に目盛を付し、フォーカスノブ104の本体部104Aに対して一定となる位置に指標を設ければよい。
また、上記実施の形態において、フォーカス操作のための操作部材はフォーカスツマミ32のように特定の形態のものに限らず、無端で回動する操作部財であればどのようなものであってもよい。例えば、一軸二操作棒の回転位置を位置センサによって検出して回転位置の変化量に基づいてフォーカスレンズ14を制御するような場合でも本発明を適用できる。
また、上記実施の形態では、フォーカスレンズを制御するレンズ制御システムにおいて本発明を適用した場合について説明したが、光学系の任意の可動レンズを制御するレンズ制御システムに対して本発明を適用できる。
図1は、例えば放送用テレビカメラ等に使用されるレンズ装置のレンズ制御システムにおいてフォーカス制御に関連する電気的構成要素を示したブロック図である。 図2は、コントローラのフォーカスツマミ及びその周辺部の外観を示した正面図である。 図3は、コントローラのフォーカスツマミに所望のフォーカスレンズ14の位置を再現するための指標を付した状態を示した場合を例示した図である。 図4は、図2(B)において支持体の一部を切り欠いて示した正面図である。 図5は、フォーカスツマミ及びその周辺部の側面断面図である。 図6は、フォーカスデマンドの外観を示した正面図である。 図7は、フォーカスデマンドの要部断面図である。
符号の説明
10…レンズ装置、12…コントローラ、14…フォーカスレンズ、16…CPU(レンズCPU)、20…モータ駆動回路、22…モータ、24…ポテンショメータ、26…AF回路、30…CPU、32…フォーカスツマミ、34…エンコーダ、36…カウンタ、40…フォーカスモード切替スイッチ、42…操作モード切替スイッチ、44…フォトインタラプタ、46…LED、60…支持体、62、64、66…指標、70…遮光板

Claims (10)

  1. 無端で回動可能な操作部材の回転位置の変化量に従って像を結像する光学系における可動レンズの位置を変位させるレンズ制御システムにおいて、
    前記可動レンズを所定の規定位置に移動させるリセット手段と、
    前記操作部材が所定の回転位置となったときにリセット信号を出力するリセット用センサと、
    前記リセット用センサによりリセット信号が出力された場合に、前記リセット手段に対して前記可動レンズの前記規定位置への移動を実行させるリセット実行手段と、
    を備えたことを特徴とするレンズ制御システム。
  2. 前記リセット用センサは、前記操作部材に設置され、前記操作部材と共に所定軸の周りを回動する被検出部材と、前記操作部材を回動可能に支持する支持体側に設置され、前記操作部材の回動によって前記被検出部材が通過する所定位置において前記被検出部材の有無を検出するセンサとからなり、前記センサによって前記被検出部材が検出されると、前記リセット信号を出力することを特徴とする請求項1のレンズ制御システム。
  3. 前記リセット手段は、前記操作部材の回転位置の変化量に従って前記可動レンズを移動させるべき目標位置を設定し、該設定した目標位置に前記可動レンズを移動させる制御手段における前記目標位置を前記規定位置に変更することにより、前記可動レンズを前記規定位置に移動させることを特徴とする請求項1又は2のレンズ制御システム。
  4. 前記リセット手段における前記規定位置を所望の位置に変更する規定位置変更手段を備えたことを特徴とする請求項1、2、又は、3のレンズ制御システム。
  5. 前記リセット実行手段は、前記操作部材の回転位置と、該回転位置に対して設定される前記可動レンズの位置との対応関係が、前記リセット用センサによりリセット信号が出力されるときの前記操作部材の回転位置に対して前記可動レンズが前記規定位置に設定されるような対応関係と相違する状態となったときのみ前記リセット手段に対して前記可動レンズの前記規定位置への移動を実行させることを特徴とする請求項1〜4のうちいずれか1に記載のレンズ制御システム。
  6. 前記操作部材の回転位置と、該回転位置に対して設定される前記可動レンズの位置との対応関係が、前記リセット用センサによりリセット信号が出力されるときの前記操作部材の回転位置に対して前記可動レンズが前記規定位置に設定されるような対応関係と一致しているか否かを表示する表示手段を備えたことを特徴とする請求項1〜5のうちいずれか1に記載のレンズ制御システム。
  7. 前記可動レンズは、前記光学系のフォーカスを変更するためのフォーカスレンズであることを特徴とする請求項1〜6のうちいずれか1に記載のレンズ制御システム。
  8. 前記フォーカスレンズを自動で合焦位置に移動させるオートフォーカス手段を備え、該オートフォーカス手段によるフォーカス制御と、前記操作部材の回動操作に従ってフォーカスレンズを移動させるフォーカス制御とを切替え可能にしたことを特徴とする請求項7のレンズ制御システム。
  9. 前記リセット用センサによりリセット信号が出力されるときの前記操作部材の回動位置を認識可能にするための指標を前記操作部材と、前記操作部材を回動可能に支持する支持体側に設けたことを特徴とする請求項1〜8のうちいずれか1に記載のレンズ制御システム。
  10. 前記リセット手段による前記可動レンズの前記規定位置への移動の実行を有効又は無効に切り替える切替手段を備えたことを特徴とする請求項1〜9のうちいずれか1に記載のレンズ制御システム。
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