JP2009021875A - テレビカメラのアイリス制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】操作フィーリングを良好に保ちながら1台のテレビカメラを複数のコントロールパネルによって同時に制御できるテレビカメラのアイリス制御装置を提供する。
【解決手段】つまみ13を操作したときに検出されるポテンショメータの変化量がA/D変換器14によってA/D変換され、A/D変換された値がVR_DATAとしてバッファ15に格納される。つまみ13を再操作すると、VR_DATAがバッファ15に格納され、1操作前のVR_DATAは、スイッチ23を通じてバッファ16に転送され、OLD_VR_DATAとしてバッファ16に格納される。VR_DATA及びOLD_VR_DATAは、減算器17において減算され、VR_DATA及びOLD_VR_DATAの差分データが相対値データとしてマニュアルファイル11に出力される。マニュアルファイル11に格納された相対値データが、マニュアルアイリスに用いられる。
【選択図】図1

Description

本発明は、レンズのアイリスをレンズによって撮影される被写体の明るさに応じて自動的に調整するオートアイリス及びレンズのアイリスをマニュアル操作によって調整するマニュアルアイリスを行うテレビカメラのアイリス制御装置に関する。
テレビカメラにおいては、撮影前のメンテナンス及び撮影中のオペレーションのために、ビデオエンジニアは、テレビカメラ本体に接続されたコントロールパネルを用いてアイリス制御を行う。
撮影前のメンテナンスの際には、ロータリーエンコーダ及びそれに連結されたつまみを有するMCP(Maintenance Control Panel)が一般的に用いられ、この場合、ロータリーエンコーダによって検出されるつまみの操作前の絞り量からのつまみの回転操作方向及び回転操作量に応じた相対値のデータが出力される(例えば、特許文献1)。
したがって、MCPそれ自体は、絶対値としての制御値を有さず、つまみの相対的な回転角に応じた相対値制御をカメラに対して行っているので、1台のテレビカメラに対して複数のMCPを同時に接続することができる。
また、MCPをCSU(Camera Select Unit)を通じて複数のテレビカメラと切り替えながら接続した場合には、アイリスの値を変化させることなくテレビカメラの切替及び制御を行うことができる。
一方、撮影中のオペレーションの際には、ポテンショメータ及びそれに連結されたつまみを有するOCP(Operation Control Panel)/RCP(Remote Control Panel)が一般的に用いられ、この場合、つまみを操作したときに検出されるポテンショメータの変化量に応じた絶対値のデータが出力される(例えば、特許文献2)。
したがって、OCPそれ自体は、絶対値としての制御値を有し、つまみの機構的な限界をレンズ側のオープン端とクローズ端にそれぞれ対応させることができ、テレビカメラのアイリス状態に一対一で対応させて制御することができる。
また、つまみの絶対的な回転角に応じたアイリス制御量が決定されるので、例えばセッタークリック付きのつまみを使用すれば、アイリス中央値に容易に復帰させることができ、つまみを元の位置に戻すことによって、レンズ側も容易に元のアイリス状態に復帰させることができるので、操作フィーリングがよいという利点がある。
マニュアルアイリスを行うに際し、図6に示すように、MCP111は、相対値のデータをマニュアルファイル112に出力し、OCP/RCP113は、絶対値のデータをボリュームファイル114に出力し、これらの値を加算器115で加算し、加算値のデータをターゲットファイル116に格納し、ターゲットファイル116に格納されたデータが出力される。
特開平11−338003号公報 特開平6−205285号公報
撮影中のオペレーションに際し、操作フィーリングを良好に保ちながら1台のテレビカメラを複数のコントロールパネルによって同時に制御することが所望されている。1台のテレビカメラに対して複数のMCPを同時に接続することができるが、MCPの場合には、つまみに回転角の機構的な限定がなく、アイリス状態がつまみの絶対的な回転角に依存しないため、操作フィーリングが悪く、MCP上のアンサー表示を見ながらでないと元のアイリス状態に戻せないという不都合がある。
また、OCP/RCPの場合には、つまみの絶対的な回転角に応じた絶対制御を行うために、1台のテレビカメラに複数のOCP/RCPを同時に接続することができない。また、1台のテレビカメラに複数のOCP/RCPを切り替えながら接続した場合、それぞれのOCP/RCPのつまみの位置に応じてカメラデータジャンプが生じる。
本発明の目的は、操作フィーリングを良好に保ちながら1台のテレビカメラを複数のコントロールパネルによって同時に制御することができるテレビカメラのアイリス制御装置を提供することである。
本発明によるテレビカメラのアイリス制御装置は、
レンズのアイリスを前記レンズによって撮影される被写体の明るさに応じて自動的に調整するオートアイリスを行うオートアイリス機構と、
前記レンズのアイリスをマニュアル操作によって調整するマニュアルアイリスのためのデータを格納するマニュアルファイルと、
ポテンショメータ及びそれに連結されたつまみを有し、前記つまみを操作したときに検出される前記ポテンショメータの変化量の時間差分に応じた相対値データを前記マニュアルファイルに出力するコントロールパネルとを具えることを特徴とする。
本発明によれば、ポテンショメータに連結されたつまみを操作したときに検出されるポテンショメータの変化量の時間差分に応じた相対値データを、レンズのアイリスをマニュアル操作によって調整するマニュアルアイリスのためのデータを格納するマニュアルファイルに出力する。したがって、つまみの絶対的な回転角に応じたアイリス制御量が決定されるポテンショメータを用いることによって操作フィーリングが良好になる。また、マニュアルアイリスのためのデータとして相対値データを提供するので、テレビカメラに対して相対値制御が行われ、その結果、1台のテレビカメラを複数のコントロールパネルによって同時に制御することができるようになる。
好適には、アイリス制御のためのデータを格納するアイリス制御ファイルと、前記オートアイリスから前記マニュアルアイリスに切り替える際に、前記アイリス制御ファイルに基づいて前記マニュアルファイルを逆算し、逆算結果を、前記マニュアルファイルに格納すべきデータとして前記マニュアルファイルに出力する逆計算器とを更に具える。オートアイリスからマニュアルアイリスに切り替える際に、アイリス制御のためのデータを格納するアイリス制御ファイルに基づいてマニュアルファイルを逆算し、逆算結果を、マニュアルファイルに格納すべきデータとしてマニュアルファイルに出力することによって、マニュアルアイリス開始時のアイリスをオートアイリス終了時のアイリスに固定することができる。
好適には、前記コントロールパネルが、前記オートアイリスから前記マニュアルアイリスに切り替える際に、前記つまみの操作を無効にする手段を更に有する。オートアイリスからマニュアルアイリスに切り替えた後、ポテンショメータに連結されたつまみによりマニュアルアイリスを行うことができる。しかしながら、オートアイリスからマニュアルアイリスに切り替えたときのつまみの位置により、アイリスをオープン又はクローズしきれないといういわゆる片利きとなることがある。つまみの操作を無効にする手段によって、つまみを動かしている(例えば、中央に戻す)間につまみの操作を無効にすることができるので、片利きにならないようにすることができる。
好適には、前記コントロールパネルが、前記マニュアルアイリスの際に、前記マニュアルファイルに格納されたデータと、前記ポテンショメータの変化量に応じたデータとを比較し、これらのデータが一致しない場合には、前記マニュアルファイルに格納されたデータをクリアし、前記ポテンショメータの変化量に応じたデータを前記マニュアルファイルに出力する手段を更に有する。これによって、マニュアルアイリスの際につまみの位置をレンズの実際のアイリス位置に一致させることができる。
ロータリーエンコーダ及びそれに連結されたつまみを有し、前記ロータリーエンコーダによって検出される前記つまみの操作前の絞り量からの前記つまみの回転操作方向及び回転操作量に応じた相対値データを前記マニュアルファイルに出力する他のコントロールパネルを更に具えることもできる。この場合、ポテンショメータの変化量の時間差分に応じた相対値データと、つまみの回転操作方向及び回転操作量に応じた相対値データとが共通のマニュアルファイルに出力されるので、個別のファイルを設ける必要がなくなる。
本発明によるテレビカメラのアイリス制御装置の実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明によるテレビカメラのアイリス制御装置を示す図である。本実施の形態によるテレビカメラのアイリス制御装置は、テレビカメラ本体において、レンズ系1と、光電変換部2と、映像処理部3と、オートアイリス処理回路4と、アイリス制御ファイル5と、加算器6と、アテネータ7と、スイッチ8,9と、逆計算器10と、マニュアルファイル11とを具え、テレビカメラ本体に接続されるコントロールパネル12において、つまみ13と、A/D変換器14と、バッファ15,16と、減算器17と、比較器18と、表示器19と、スイッチ20,21,22,23とを具える。
本実施の形態では、光電変換部2、映像処理部3、オートアイリス処理部4、加算器6及びアテネータ7は、オートアイリス機構を構成する。スイッチ23は、上記無効手段を構成する。比較器18及びスイッチ20,21は上記クリア手段を構成する。
レンズ系1は、レンズ、レンズのアイリス駆動機構等を有し、レンズを通過した光は、撮像素子等を有する光電変換部2によって電気信号に変換され、変換された電気信号は、映像処理部3に入力される。映像処理部3は、映像信号によって自動的に自動的に映像信号レベルが適正になるようにレンズのアイリスを制御するオートアイリス処理回路4に映像信号を出力する。オートアイリス処理回路4は、被写体の明るさに応じて自動的にアイリスを調整するためのオートアイリス信号を加算器6の一方の入力部に出力する。
加算器6の他方の入力部には、マニュアルファイル11に格納されたデータ(これについては、後に詳しく説明する。)に関する信号が、データ量を例えば1/5にするアテネータ7を通じて供給される。加算器6の出力は、オートアイリス時にはスイッチ8を通じてアイリス制御ファイル5に供給される。アイリス制御ファイル5に格納されたデータは、アイリス制御のためにレンズ系1に供給される。このようなオートアイリス機構によって、相対値データに対して(1/5のデータ量に対応する)±1ストップの微調整を行うことができる。
撮影中のオペレーションの際に用いられるOCP/RCPのようなコントロール12において、つまみ13は、図示しないポテンショメータに連結され、つまみ13を操作したときに検出されるポテンショメータの変化量がA/D変換器14によってA/D変換され、A/D変換された値がVR_DATAとしてバッファ15に格納される。
つまみ13を再操作すると、同様にしてVR_DATAがバッファ15に格納されるが、1操作前のVR_DATAは、スイッチ23を通じてバッファ16に転送され、OLD_VR_DATAとしてバッファ16に格納される。
VR_DATA及びOLD_VR_DATAは、減算器17において減算され、VR_DATA及びOLD_VR_DATAの差分データが相対値データとしてマニュアルファイル11に出力される。したがって、つまみ13を操作したときに検出されるポテンショメータの変化量の時間差分に応じた相対値データがマニュアルファイル11に出力され、マニュアルファイル11に格納されたデータに相対値データが加算され、このような加算によって形成されたデータが、マニュアルアイリスに用いられる。
本実施の形態によれば、レンズのアイリスをマニュアル操作によって調整するマニュアルアイリスのためのデータとして、マニュアルファイル11に既に格納されたデータに相対値データを加算したものを用いる。したがって、つまみの絶対的な回転角に応じたアイリス制御量が決定されるポテンショメータを用いることによって操作フィーリングが良好になる。また、マニュアルアイリスのためのデータとして相対値データを提供するので、テレビカメラに対して相対値制御が行われ、その結果、1台のテレビカメラを複数のコントロールパネルによって同時に制御することができるようになる。
従来のOCP/RCPのようにつまみの絶対的な回転角に応じた絶対制御を行う場合、テレビカメラのON/OFFなどによってテレビカメラ本体とコントロールパネルとの間のコマンドが再接続された場合、再接続前後でコントロールパネルのつまみの位置が異なるとカメラデータのジャンプが生じる。
本実施の形態によれば、相対値データを用いてマニュアルアイリスを行っている、すなわち、つまみ13の操作量が相対値データとして送られるので、再接続前後でコントロールパネルのつまみの位置が異なるとカメラデータのジャンプが生じない。
次に、オートアイリスをマニュアルアイリスに切り替える際のアイリスの固定を、図2を用いならが説明する。
コントロールパネ12のスイッチ22をAUTO側からMANU側に切り替えることによってオートアイリスからマニュアルアイリスに切り替える(ステップS1)と、切替情報がテレビカメラのスイッチ8,9にそれぞれ送られる(ステップS2)。
スイッチ8をAUTO側からMANU側へ一時的に切り替えてもアイリス制御ファイル5の内容が変わらないように、スイッチ9をAUTO側からMANU側に切り替え、逆計算器10により瞬時にマニュアルファイル11を作り直す(ステップS3)。マニュアルファイル11作成後、スイッチ9は自動的にAUTO側へ戻る。逆計算器10には、マニュアルファイル11に対するアイリス制御ファイル5が予め記憶されており、アイリス制御ファイル5からマニュアルファイル11が逆算される。
その後、スイッチ8がAUTO側からMANU側に切り替えられ(ステップS4)、マニュアルアイリスによるアイリス制御ファイル5が作成され、作成されたアイリス制御ファイル5のデータがレンズ系1に供給される(ステップS5).
図2に示すフローチャートの動作は一瞬にして行われ、その結果、オートアイリスをマニュアルアイリスに切り替える際に、レンズのアイリスは、オートアイリス終了時のアイリスに固定される。
次に、オートアイリスからマニュアルアイリスに切り替える際につまみの操作を無効にする動作を説明する。
オートアイリスをマニュアルアイリスに切り替えると、つまみ13によるマニュアル操作が可能になるが、オートアイリスからマニュアルアイリスに切り替えたときのつまみ13の位置により、アイリスをオープン又はクローズしきれないといういわゆる片利きとなることがある。本実施の形態によれば、つまみ13の操作を無効にすることができるスイッチ23を用いることによって、片利きにならないようにすることができる。
スイッチ23をOFF側からON側に切り替えると、A/D変換器14でA/D変換されたデータは、バッファ15,16に同時に書き込まれる。これによって、減算器17の演算結果は常に零になり、マニュアルファイル11を増減させることはない。また、スイッチ23をON側からOFF側に切り替えたとしても、スイッチ23がON側にあるときのつまみ13の操作は無効となり、スイッチ23をOFF側に切り替えた後のつまみ13の操作のみが有効になる。
例えば、オートアイリス時において、ビデオエンジニアがオートアイリス機構の制御に不満があり、つまみ13を右に回して補正をかけた場合を考える(図3A)。オートアイリスからマニュアルアイリスに切り替えると、アイリスが固定された状態でマニュアルアイリスが行われるが、更につまみ13を操作すると、右回し方向(オープン側)では、ボリュームがハード的な限界(機械的に回らない状態)となってアイリスがこれ以上開かなくなり、オープン側で操作不能領域が生じるとともに、クローズ側で不感帯領域が生じる(図3B)。
スイッチ23をON側に切り替えた後、つまみ13を左回し方向(クローズ側)に回して、つまみ13をセンター位置付近まで戻し、スイッチ23を再度OFF側に切り替えることによって、つまみ13を右回し方向に回すことができる(図3C)。この場合、つまみ13をセンター付近に戻してもレンズ側のアイリス位置がセンター付近になっていないので、図3Bの場合とは逆に、オープン側で不感帯領域が生じるとともに、クローズ側で操作不能領域が生じることがある。しかしながら、スイッチ23を操作することによって不感帯領域の操作も可能となる。
これによって、ON AIRタリー中(テレビカメラの映像がオンエアー中に使用されている状態)においても、オートアイリスからマニュアルアイリスに切り替えることができ、オートアイリスからマニュアルアイリスに切り替えた後もつまみ13により操作範囲を確保しつつアイリス制御を行うことができる。
次に、マニュアルアイリスの際のマニュアルファイルのデータのクリアを、図4及び図5を用いて説明する。
既に説明したように、スイッチ23を用いることによって片利きにならないようにすることができるが、マニュアルアイリスの際に、つまみ13の位置とレンズの実際のアイリス位置とを一致させることが望まれる。
このために、先ず、マニュアルファイル11に格納されているデータをコントロールパネル12に送り(ステップS11)、比較器18において、バッファ15に格納されているVR_DATAと、マニュアルファイル11に格納されているデータとを比較し(ステップS12)、これらのデータが一致しない場合には、その旨を表示器19によって表示する(ステップS13)。これによって、つまみ13の位置とレンズの実際のアイリス位置とが一致していないことがわかる。
スイッチ20をOFF側からON側(モーメンタリー)に切り替える(ステップS14)と、スイッチ20の切替情報がテレビカメラ本体に送られ、マニュアルファイル11をクリアにする(ステップS15)。マニュアルファイル11のクリアは、例えば、データを中央値にセットすることによって行われる。
その後、スイッチ21がOFF側からON側に切り替えられ、バッファ15に格納されたVR_DATAがマニュアルファイル11に送られ、クリアされたマニュアルファイル11に加算される(ステップS16)。これによって、つまみ13の位置とレンズの実際のアイリス位置とが一致する(図5)。つまみ13の位置とレンズの実際のアイリス位置とが一致すると、つまみ13によるフルレンジのアイリス操作が可能になる。
本発明は、上記実施の形態に限定されるものではなく、幾多の変更及び変形が可能である。
例えば、ロータリーエンコーダ及びそれに連結されたつまみを有し、ロータリーエンコーダによって検出される前記つまみの操作前の絞り量からのつまみの回転操作方向及び回転操作量に応じた相対値データをマニュアルファイルに出力する他のコントロールパネルを、撮影中のオペレーションに用いられるMCPとして更に具えることもできる。この場合、ポテンショメータの変化量の時間差分に応じた相対値データを、図1に示すようなマニュアルファイル11に出力することができるので、図5に示すようなボリュームファイル114、加算器115及びターゲットファイル116を省略することができる。
また、オートアイリスからマニュアルアイリスに切り替える際につまみの操作を無効にし又はマニュアルアイリスの際のマニュアルファイルのデータをクリアにすることによる操作範囲の確保及び片利きの解消を、オートアイリスからマニュアルアイリスへの切替時以外にも行うことができる。
本発明において相対値制御を行っているので、コントロールパネルとテレビカメラとの間の接続を、レンズのアイリス値を変えることなく変更することができ、接続を変更した後でも操作範囲の確保及び片利きの解消を行うことができる。
さらに、複数のコントロールパネルをテレビカメラに接続した場合でも、所定のコントロールパネルから見たときに操作範囲の確保及び片利きの解消を行うことができる。
本発明によるテレビカメラのアイリス制御装置を示す図である。 オートアイリスをマニュアルアイリスに切り替える際のアイリスの固定のフローチャートである。 オートアイリスからマニュアルアイリスに切り替える際につまみの操作を無効にする動作を説明するための図である。 マニュアルアイリスの際のマニュアルファイルのデータのクリアのフローチャートである。 マニュアルアイリスの際のマニュアルファイルのデータのクリアを説明するための図である。 従来のテレビカメラのアイリス制御を説明するための図である。
符号の説明
1 レンズ系
2 光電変換部
3 映像処理部
4 オートアイリス処理回路
5 アイリス制御ファイル
6 加算器
7 アテネータ
8,9,20,21,22,23 スイッチ
10 逆計算器
11,112 マニュアルファイル
12 コントロールパネル
13 つまみ
14 A/D変換器
15,16 バッファ
17 減算器
18 比較器
19 表示器
111 MCP
113 OCP/RCP
114 ボリュームファイル
116 ターゲットファイル

Claims (5)

  1. レンズのアイリスを前記レンズによって撮影される被写体の明るさに応じて自動的に調整するオートアイリスを行うオートアイリス機構と、
    前記レンズのアイリスをマニュアル操作によって調整するマニュアルアイリスのためのデータを格納するマニュアルファイルと、
    ポテンショメータ及びそれに連結されたつまみを有し、前記つまみを操作したときに検出される前記ポテンショメータの変化量の時間差分に応じた相対値データを前記マニュアルファイルに出力するコントロールパネルとを具えることを特徴とするテレビカメラのアイリス制御装置。
  2. アイリス制御のためのデータを格納するアイリス制御ファイルと、
    前記オートアイリスから前記マニュアルアイリスに切り替える際に、前記アイリス制御ファイルに基づいて前記マニュアルファイルを逆算し、逆算結果を、前記マニュアルファイルに格納すべきデータとして前記マニュアルファイルに出力する逆計算器とを更に具えることを特徴とする請求項1記載のテレビカメラのアイリス制御装置。
  3. 前記コントロールパネルが、
    前記オートアイリスから前記マニュアルアイリスに切り替える際に、前記つまみの操作を無効にする無効手段を更に有することを特徴とする請求項1記載のテレビカメラのアイリス制御装置。
  4. 前記コントロールパネルが、
    前記マニュアルアイリスの際に、前記マニュアルファイルに格納されたデータと、前記ポテンショメータの変化量に応じたデータとを比較し、これらのデータが一致しない場合には、前記マニュアルファイルに格納されたデータをクリアし、前記ポテンショメータの変化量に応じたデータを前記マニュアルファイルに出力するクリア手段を更に有することを特徴とする請求項1記載のテレビカメラのアイリス制御装置。
  5. ロータリーエンコーダ及びそれに連結されたつまみを有し、前記ロータリーエンコーダによって検出される前記つまみの操作前の絞り量からの前記つまみの回転操作方向及び回転操作量に応じた相対値データを前記マニュアルファイルに出力する他のコントロールパネルを更に具えることを特徴とする請求項1記載のテレビカメラのアイリス制御装置。
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