JP2007093786A - 緑色カラーフィルタ修正用着色組成物および当該組成物を用いて修正されたカラーフィルタ - Google Patents

緑色カラーフィルタ修正用着色組成物および当該組成物を用いて修正されたカラーフィルタ Download PDF

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Abstract

【課題】緑色フィルタセグメントの修正において、修正部分でカラーフィルタの色相を再現するよう塗布したときに、フィルタセグメント部分と修正部分との段差を小さくする。
【解決手段】透明樹脂、その前駆体またはそれらの混合物からなる色素担体と、緑色色素と、黄色色素と、有機溶剤とを含有する緑色着色組成物であって、該緑色着色組成物を用いて400〜700nmでの最小透過率が1%となる塗膜を形成したときに、500〜600nmの各波長における前記塗膜の透過率が、修正される緑色カラーフィルタの透過率よりも小さく、前記塗膜の透過率の半値巾Bが、修正される緑色カラーフィルタの透過率の半値巾Aを基準として80%以上90%以下である緑色カラーフィルタ修正用着色組成物、および基板上に緑色フィルタセグメントを有するカラーフィルタであって、前記緑色フィルタセグメントの欠陥部分が前記着色組成物を用いて修正されたカラーフィルタ。
【選択図】図1

Description

本発明は、カラー液晶表示装置や固体撮像素子に用いられるカラーフィルタの緑色フィルタセグメントの欠陥を修正するための着色組成物、およびこれを用いて欠陥を修正したカラーフィルタに関するものである。
カラーフィルタは、ガラスなどの透明な基板の表面に2種類以上の異なる色相の微細な帯(ストライプ)状のフィルタセグメントを平行または交差して配置したもの、あるいは微細なフィルタセグメントを一定の配列で配置したものからなっている。フィルタセグメントは、数ミクロン〜数100ミクロンと微細であり、しかも色相毎に所定の配列で整然と配置されている。
このフィルタセグメントの一部に欠陥があると、その部分での色相が再現できないため、カラーフィルタ全体を作り直すか、欠陥部分を修正する必要がある。欠陥部分の修正は歩留まりの向上につながるものの、フィルタセグメントが微細なため、電着、インクジェット、転写、針状媒体などを利用した修正が必要である。
ここで、フィルタセグメントの欠陥部分を修正するにあたり、元のカラーフィルタの色相を再現し、しかもフィルタセグメント部分と修正部分との段差が小さくなるように塗布する必要がある。しかし、フィルタセグメントの形成に用いられる着色組成物で修正を試みると、塗布性が不良となったり、カラーフィルタと同等の色相に修正したときに修正部分の膜厚が厚くなるなどの欠点があった。特に、緑色フィルタセグメントの修正においては、カラーフィルタの色相を再現するように塗布したときに、フィルタセグメント部分と修正部分との段差を小さくすることが困難だった。カラーフィルタ内の膜厚段差が大きいと配向膜面が平坦にならず、液晶の配向に異常が生じる。
特開平11−142635号
解決しようとする課題は、緑色フィルタセグメントの修正において、修正部分でカラーフィルタの色相を再現するように塗布したときに、フィルタセグメント部分と修正部分との段差を小さくすることである。
本発明の着色組成物は、透明樹脂、その前駆体またはそれらの混合物からなる色素担体と、緑色色素と、黄色色素と、有機溶剤とを含有する緑色着色組成物であって、該緑色着色組成物を用いて400〜700nmでの最小透過率が1%となる塗膜を形成したときに、500〜600nmの各波長における前記塗膜の透過率が、修正される緑色カラーフィルタの透過率よりも小さく、前記塗膜の透過率の半値巾Bが、修正される緑色カラーフィルタの透過率の半値巾Aを基準として80%以上90%以下であることを特徴とする。
本発明の着色組成物を用いると、緑色フィルタセグメントの修正部分でカラーフィルタの色相を再現するように塗布したときに、フィルタセグメント部分と修正部分との膜厚段差を小さくすることが可能となる。
まず、本発明における着色組成物について具体的に説明する。
本発明の着色組成物は、透明樹脂、その前駆体またはそれらの混合物からなる色素担体と、緑色色素と、黄色色素と、有機溶剤とを含有する緑色着色組成物であって、該緑色着色組成物を用いて400〜700nmでの最小透過率が1%となる塗膜を形成したときに、500〜600nmの各波長における前記塗膜の透過率が、修正される緑色カラーフィルタの透過率よりも小さく、前記塗膜の透過率の半値巾Bが、修正される緑色カラーフィルタの透過率の半値巾Aを基準として80%以上90%以下であることを特徴とする。
ここで、透過率の半値巾とは、図1に示すように、最大透過率の1/2となる透過率における波長の巾である。前記塗膜の透過率の半値巾Bが、修正される緑色カラーフィルタの透過率の半値巾Aを基準(100%)として90%より大きいときは、カラーフィルタの色相を再現するように塗布したときにフィルタセグメント部分と修正部分との段差が大きくなる。また、80%より小さいとき、および500〜600nmの各波長における前記塗膜の透過率が、修正される緑色カラーフィルタの透過率よりも大きいときは、カラーフィルタの色相を再現することができない。
本発明の着色組成物に含まれる緑色色素および黄色色素としては、有機または無機の顔料を、単独でまたは2種類以上混合して用いることができる。顔料のなかでは、発色性が高く、かつ耐熱性の高い顔料、特に耐熱分解性の高い顔料が好ましく、通常は有機顔料が用いられる。緑色顔料および黄色顔料には、調色のため、耐熱性を低下させない範囲内で染料を併用することができる。以下に、本発明の緑色着色組成物に使用可能な緑色顔料および黄色顔料の具体例を示す。
緑色色素として使用可能な有機顔料の例をカラーインデックス番号で挙げると、例えばC.I. Pigment Green 7、10、36、37等である。また、無機顔料としては、酸化クロム緑、コバルト緑などの金属酸化物粉、金属粉等が挙げられる。無機顔料は、彩度と明度のバランスを取りつつ良好な塗布性等を確保するために、有機顔料と組み合わせて用いられる。
黄色色素として使用可能な有機顔料の例をカラーインデックス番号で挙げると、例えばC.I. Pigment Yellow 1、2、3、4、5、6、10、12、13、14、15、16、17、18、24、31、32、34、35、35:1、36、36:1、37、37:1、40、42、43、53、55、60、61、62、63、65、73、74、77、81、83、93、94、95、97、98、100、101、104、106、108、109、110、113、114、115、116、117、118、119、120、123、126、127、128、129、138、139、147、150、151、152、153、154、155、156、161、162、164、166、167、168、169、170、171、172、173、174、175、176、177、179、180、181、182、185、187、188、193、194、198、199、213、214等である。
一般的な緑色カラーフィルタの分光特性は、x=0.28〜0.30、y=0.60で規定でき、このカラーフィルタを修正するためには、C.I. Pigment Green36とC.I. Pigment Yellow13またはC.I. Pigment Yellow185の組み合わせが好ましい。
また、緑色色素100重量部に対し、黄色色素30〜70重量部を使用することが好ましい。
本発明の着色組成物に含まれる色素担体は、上述したように、透明樹脂、その前駆体またはそれらの混合物から構成される。透明樹脂は、可視光領域の400〜700nmの全波長領域において透過率が好ましくは80%以上、より好ましくは95%以上の樹脂である。透明樹脂には、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂、および感光性樹脂が含まれ、その前駆体には、加熱などにより硬化して透明樹脂を生成するモノマーもしくはオリゴマーが含まれ、これらを単独で、または2種以上混合して用いることができる。
色素担体は、緑色色素と黄色色素の合計100重量部に対して、20〜900重量部の量で含有させることができる。
熱可塑性樹脂としては、例えば, ブチラール樹脂、スチレンーマレイン酸共重合体、塩素化ポリエチレン、塩素化ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、ポリ酢酸ビニル、ポリウレタン系樹脂、ポリエステル樹脂、アクリル系樹脂、アルキッド樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリアミド樹脂、ゴム系樹脂、環化ゴム系樹脂、セルロース類、ポリブタジエン、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリイミド樹脂等が挙げられる。
また、熱硬化性樹脂としては、例えば、エポキシ樹脂、ベンゾグアナミン樹脂、ロジン変性マレイン酸樹脂、ロジン変性フマル酸樹脂、メラミン樹脂、尿素樹脂、フェノール樹脂等が挙げられる。
感光性樹脂としては、水酸基、カルボキシル基、アミノ基等の反応性の置換基を有する線状高分子にイソシアネート基、アルデヒド基、エポキシ基等の反応性置換基を有する(メタ)アクリル化合物やケイヒ酸を反応させて、(メタ)アクリロイル基、スチリル基等の光架橋性基を該線状高分子に導入した樹脂が用いられる。また、スチレン−無水マレイン酸共重合物やα−オレフィン−無水マレイン酸共重合物等の酸無水物を含む線状高分子をヒドロキシアルキル(メタ)アクリレート等の水酸基を有する(メタ)アクリル化合物によりハーフエステル化したものも用いられる。
透明樹脂の前駆体であるモノマーおよびオリゴマーとしては、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、シクロヘキシル(メタ)アクリレート、ポリエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレート、トリシクロデカニル(メタ)アクリレート、メラミン(メタ)アクリレート、エポキシ(メタ)アクリレート等の各種アクリル酸エステルおよびメタクリル酸エステル、(メタ)アクリル酸、スチレン、酢酸ビニル、(メタ)アクリルアミド、N-ヒドロキシメチル(メタ)アクリルアミド、アクリロニトリル等が挙げられる。
また、本発明の着色組成物に含まれる有機溶剤としては、例えばシクロヘキサノン、エチルセロソルブアセテート、ブチルセロソルブアセテート、1−メトキシ−2−プロピルアセテート、ジエチレングリコールジメチルエーテル、エチルベンゼン、エチレングリコールジエチルエーテル、キシレン、エチルセロソルブ、ジプロピレングリコールモノメチルエーテル、ジプロピレングリコールモノnブチルエーテル、トリプロピレングリコールモノメチルエーテル、トリプロピレングリコールモノnブチルエーテル、メチル−nアミルケトン、プロピレングリコールモノメチルエーテル、トルエン、メチルエチルケトン、酢酸エチル、メタノール、エタノール、イソプロピルアルコール、ブタノール、イソブチルケトン、石油系溶剤等が挙げられ、これらの溶剤を混合して用いてもよい。
有機溶剤は、緑色色素と黄色色素の合計100重量部に対して、100〜4000重量部の量で含有させることができる。
本発明の着色組成物には、塗膜を紫外線により硬化させる場合、光重合開始剤を添加してもよい。光重合開始剤としては、4−フェノキシジクロロアセトフェノン、4−t−ブチル−ジクロロアセトフェノン、ジエトキシアセトフェノン、1−(4−イソプロピルフェニル)−2−ヒドロキシ−2−メチルプロパン−1−オン、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン、2−メチル−1[4−(メチルチオ)フェニル]−2−モルフォリノプロパン−1−オン、2−ベンジル−2−ジメチルアミノ−1−(4−モルフォリノフェニル)−ブタン−1−オン等のアセトフェノン系光重合開始剤、ベンゾイン、ベンゾインメチルエーテル、ベンゾインエチルエーテル、ベンゾインイソプロピルエーテル、ベンジルジメチルケタール等のベンゾイン系光重合開始剤、ベンゾフェノン、ベンゾイル安息香酸、ベンゾイル安息香酸メチル、4−フェニルベンゾフェノン、ヒドロキシベンゾフェノン、アクリル化ベンゾフェノン、4−ベンゾイル−4’−メチルジフェニルサルファイド等のベンゾフェノン系光重合開始剤、チオキサントン、2−クロロチオキサントン、2−メチルチオキサントン、イソプロピルチオキサントン、2,4−ジイソプロピルチオキサントン等のチオキサントン系光重合開始剤、2,4,6−トリクロロ−s−トリアジン、2−フェニル−4,6−ビス(トリクロロメチル)−s−トリアジン、2−(p−メトキシフェニル)−4,6−ビス(トリクロロメチル)−s−トリアジン、2−(p−トリル)−4,6−ビス(トリクロロメチル)−s−トリアジン、2−ピペロニル−4,6−ビス(トリクロロメチル)−s−トリアジン、2,4−ビス(トリクロロメチル)−6−スチリル−s−トリアジン、2−(ナフト−1−イル)−4,6−ビス(トリクロロメチル)−s−トリアジン、2−(4−メトキシ−ナフト−1−イル)−4,6−ビス(トリクロロメチル)−s−トリアジン、2,4−トリクロロメチル−(ピペロニル)−6−トリアジン、2,4−トリクロロメチル(4’−メトキシスチリル)−6−トリアジン等のトリアジン系光重合開始剤、ボレート系光重合開始剤、カルバゾール系光重合開始剤、イミダゾール系光重合開始剤等が挙げられる。
光重合開始剤は、緑色色素と黄色色素の合計100重量部に対して、0〜200重量部の量で含有させることができる。
上記光重合開始剤は、単独でまたは2種以上混合して用いることもできるが、増感剤として、α−アシロキシエステル、アシルフォスフィンオキサイド、メチルフェニルグリオキシレート、ベンジル、9,10−フェナンスレンキノン、カンファーキノン、エチルアンスラキノン、4,4’−ジエチルイソフタロフェノン、3,3’,4,4’−テトラ(t−ブチルパーオキシカルボニル)ベンゾフェノン、4,4’−ジエチルアミノベンゾフェノン等の化合物を併用することもできる。
増感剤は、光重合開始剤100重量部に対して、0〜10重量部の量で含有させることができる。
本発明の着色組成物は、緑色色素および黄色色素を、必要に応じて上記光重合開始剤と共に、色素担体および溶剤中に三本ロールミル、二本ロールミル、サンドミル、ニーダー、アトライター等の各種分散手段を用いて微細に分散して製造することができる。また、本発明の着色組成物は、緑色色素と黄色色素を別々に色素担体および溶剤中に微細に分散したものを混合して製造することもできる。
色素として顔料を色素担体および溶剤中に分散する際には、適宜、樹脂型顔料分散剤、界面活性剤、顔料誘導体等の分散助剤を含有させることができる。分散助剤は、顔料の分散に優れ、分散後の顔料の再凝集を防止する効果が大きいので、分散助剤を用いて顔料を色素担体および溶剤中に分散してなる着色組成物を用いると、より透明性に優れた塗膜が得られる。分散助剤は、緑色色素と黄色色素の合計100重量部に対して、0.1〜100重量部の量で含有させることができる。
樹脂型顔料分散剤としては、顔料に吸着する性質を有する顔料親和性部位と、色素担体と相溶性のある部位とを有し、顔料に吸着して顔料の色素担体への分散を安定化する働きをするものである。樹脂型顔料分散剤として具体的には、ポリウレタン、ポリアクリレートなどのポリカルボン酸エステル、不飽和ポリアミド、ポリカルボン酸、ポリカルボン酸(部分)アミン塩、ポリカルボン酸アンモニウム塩、ポリカルボン酸アルキルアミン塩、ポリシロキサン、長鎖ポリアミノアマイドリン酸塩、水酸基含有ポリカルボン酸エステルや、これらの変性物、ポリ(低級アルキレンイミン)と遊離のカルボキシル基を有するポリエステルとの反応により形成されたアミドやその塩などの油性分散剤、(メタ)アクリル酸−スチレン共重合体、(メタ)アクリル酸−(メタ)アクリル酸エステル共重合体、スチレン−マレイン酸共重合体、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドンなどの水溶性樹脂や水溶性高分子化合物、ポリエステル系、変性ポリアクリレート系、エチレンオキサイド/プロピレンオキサイド付加化合物、燐酸エステル系等が用いられ、これらは単独でまたは2種以上を混合して用いることができる。
界面活性剤としては、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム、スチレン−アクリル酸共重合体のアルカリ塩、アルキルナフタリンスルホン酸ナトリウム、アルキルジフェニルエーテルジスルホン酸ナトリウム、ラウリル硫酸モノエタノールアミン、ラウリル硫酸トリエタノールアミン、ラウリル硫酸アンモニウム、ステアリン酸モノエタノールアミン、ステアリン酸ナトリウム、ラウリル硫酸ナトリウム、スチレン−アクリル酸共重合体のモノエタノールアミン、ポリオキシエチレンアルキルエーテルリン酸エステルなどのアニオン性界面活性剤;ポリオキシエチレンオレイルエーテル、ポリオキシエチレンラウリルエーテル、ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルエーテルリン酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタンモノステアレート、ポリエチレングリコールモノラウレートなどのノニオン性界面活性剤;アルキル4級アンモニウム塩やそれらのエチレンオキサイド付加物などのカオチン性界面活性剤;アルキルジメチルアミノ酢酸ベタインなどのアルキルベタイン、アルキルイミダゾリンなどの両性界面活性剤が挙げられる。これらは、単独でまたは2種以上を混合して用いることができる。
顔料誘導体としては、用いる顔料の色相に近いものが好ましいが、添加量が少なければ色相の異なるものを用いても良い。顔料誘導体は、有機顔料に置換基を導入した化合物であり、有機色素には、一般に色素とは呼ばれていないナフタレン系、アントラキノン系等の淡黄色の芳香族多環化合物も含まれる。顔料誘導体としては、特開昭63−305173号公報、特公昭57−15620号公報、特公昭59−40172号公報、特公昭63−17102号公報、特公平5−9469号公報等に記載されているものを使用でき、これらは単独でまたは2種類以上を混合して用いることができる。
本発明の着色組成物には、組成物の経時粘度を安定化させるために貯蔵安定剤を含有させることができる。貯蔵安定剤としては、例えばベンジルトリメチルクロライド、ジエチルヒドロキシアミンなどの4級アンモニウムクロライド、乳酸、シュウ酸などの有機酸およびそのメチルエーテル、t−ブチルピロカテコール、テトラエチルホスフィン、テトラフェニルフォスフィンなどの有機ホスフィン、亜リン酸塩等が挙げられる。
貯蔵安定剤は、緑色色素と黄色色素の合計100重量部に対して、0〜10重量部の量で含有させることができる。
また、本発明の着色組成物には、基板との密着性を高めるためにシランカップリング剤等の密着向上剤を含有させることもできる。
シランカップリング剤としては、ビニルトリス(β−メトキシエトキシ)シラン、ビニルエトキシシラン、ビニルトリメトキシシラン等のビニルシラン類、γ−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン等の(メタ)アクリルシラン類、β−(3,4−エポキシシクロヘキシル)エチルトリメトキシシラン、β−(3,4−エポキシシクロヘキシル)メチルトリメトキシシラン、β−(3,4−エポキシシクロヘキシル)エチルトリエトキシシラン、β−(3,4−エポキシシクロヘキシル)メチルトリエトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルトリエトキシシラン等のエポキシシラン類、N−β(アミノエチル)γ−アミノプロピルトリメトキシシラン、N−β(アミノエチル)γ−アミノプロピルトリエトキシシラン、N−β(アミノエチル)γ−アミノプロピルメチルジエトキシシシラン、γ−アミノプロピルトリエトキシシラン、γ−アミノプロピルトリメトキシシラン、N−フェニル−γ−アミノプロピルトリメトキシシラン、N−フェニル−γ−アミノプロピルトリエトキシシラン等のアミノシラン類、γ−メルカプトプロピルトリメトキシシラン、γ−メルカプトプロピルトリエトキシシラン等のチオシラン類等が挙げられる。
シランカップリング剤は、緑色色素と黄色色素の合計100重量部に対して、0〜10重量部の量で含有させることができる。
本発明の着色組成物の粘度および固形分の量は、修正に用いられる媒体により適した状態とすることが望ましい。例えば、針媒体を用いる場合、25℃におけるE型粘度計を用いて測定した粘度が30mPa・s以上90mPa・s以下になるように調整することが好ましい。このためには、着色組成物中の固形分の量を20〜40重量%にすると良い。
色素は、着色組成物の全固形分量を基準(100重量%)として10〜70重量%の割合で含有されることが好ましい。より好ましくは、20〜60重量%の割合で含有され、その残部は、色素担体により提供される樹脂質バインダーから実質的になる。
着色組成物は、遠心分離、焼結フィルタ、メンブレンフィルタ等の手段にて、5μm以上の粗大粒子、好ましくは1μm以上の粗大粒子、さらに好ましくは0.5μm以上の粗大粒子および混入した塵の除去を行うことが好ましい
つぎに、本発明の着色組成物を用いたカラーフィルタの欠陥修正方法について説明する。カラーフィルタの欠陥修正は、電着、インクジェット、転写、針状媒体などを利用して欠陥部を被覆することにより行われる。カラーフィルタの欠陥修正は、欠陥部分を含む塗膜を取り除いた上で、着色組成物を塗工することにより行うこともできる。塗膜を乾燥させる際には、コンベクションオーブン、IRランプ、ハロゲンランプ、ホットプレート等を使用してもよい。
以下に、実施例により本発明をより具体的に説明するが、本発明はその要旨を超えない限り以下の実施例に限定されるものではない。
なお、実施例および比較例中、「部」とは「重量部」を意味する。
まず、実施例および比較例で用いたアクリル樹脂溶液の調製について説明する。樹脂の分子量は、GPC(ゲルパーミエーションクロマトグラフィ)により測定したポリスチレン換算の重量平均分子量である。
(アクリル樹脂溶液の調製)
反応容器にシクロヘキサノン800部を入れ、容器に窒素ガスを注入しながら100℃に加熱して、同温度で下記モノマーおよび熱重合開始剤の混合物を1時間かけて滴下して重合反応を行った。
スチレン 60.0部
メタクリル酸 60.0部
メチルメタクリレート 65.0部
ブチルメタクリレート 65.0部
アゾビスイソブチロニトリル 10.0部
滴下後さらに100℃で3時間反応させた後、アゾビスイソブチロニトリル2.0部をシクロヘキサノン50部で溶解させたものを添加し、さらに100℃で1時間反応を続けてアクリル樹脂の溶液を得た。アクリル樹脂の重量平均分子量は、約40000であった。
室温まで冷却した後、樹脂溶液約2gをサンプリングして180℃、20分加熱乾燥して不揮発分を測定し、先に合成した樹脂溶液に不揮発分が20重量%になるようにシクロヘキサノンを添加してアクリル樹脂溶液を調製した。
[実施例1]
下記の組成の混合物を均一に撹拌混合した後、直径1mmのジルコニアビーズを用いてアイガーミル(アイガージャパン社製「ミニモデルM−250 MKII」)で3時間分散し、5μmのフィルタで濾過して顔料分散体を作製した。
ハロゲン化銅フタロシアニン系顔料(C.I. Pigment Green 36) 8.18部
(東洋インキ製造社製「リオノールグリーン6YK」)
イソインドリン系顔料(C.I. Pigment Yellow 185) 5.02部
(BASF社製「パリオトールエローD1155」)
分散剤(ゼネカ社製「ソルスパース20000」) 2.6部
アクリル樹脂溶液 41.0部
シクロヘキサノン 43.2部
ついで、下記組成の混合物を均一になるように攪拌混合した後、1μmのフィルタで濾過して、緑色着色組成物を得た。
顔料分散体 70.0部
ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート 8.0部
(日本触媒社製「DPHA」)
トリプロピレングリコールモノメチルエーテル 22.0部
[実施例2および比較例1〜3]
顔料の種類と量を表1に示すように変更した以外は、実施例1と同様にして各着色組成物を得た。
Figure 2007093786
緑色顔料 A : ハロゲン化銅フタロシアニン系顔料(C.I. Pigment Green 36)
(東洋インキ製造社製「リオノールグリーン6YK」)
黄色顔料 B:イソインドリン系顔料(C.I. Pigment Yellow 185)
(BASF社製「パリオトールエローD1155」)
黄色顔料 C:ジアゾ系顔料(C.I. Pigment Yellow 13)
(東洋インキ製造社製「リオノールイエローFG−1310」)
黄色顔料 D:キノフタロン系顔料(C.I. Pigment Yellow 138)
(BASF社製「パリオトールエローD0960」)
黄色顔料 E:モノアゾ系顔料(C.I. Pigment Yellow 150)
(バイエル社製「ファンチョンファーストエローY−5688」)
黄色顔料 F:イソインドリン系顔料(C.I. Pigment Yellow 139)
(チバガイギー社製「イルガフォアイエロー2R−CF」)
表2の色相を持つ緑色フィルタセグメント内の白色欠陥部分について、実施例1〜2および比較例1〜3で得られた着色組成物を針の先端に付着させて、ガラス上に接触させることにより修正した。カラーフィルタと同等の色相となるように修正したときの、カラーフィルタ部分と修正部分との色差ΔEab*および膜厚段差について評価した。色差の評価にあたっては、カラーフィルタ部分と修正部分の色相Labを、OLYMPUS社製顕微分光光度計「OSP−SP200」を用いて測定し、色差ΔEab*を算出した。また、カラーフィルタ部分と修正部分との膜厚段差は、接触式膜厚計Veeco社製「Dektak」を用いて測定した。結果を表3に示す。
Figure 2007093786
Figure 2007093786
表3に示すように、実施例1〜2の組成物を用いることでフィルタセグメント部分との色差および段差が小さくなるように塗布することができ、良好に修正できた。
修正される緑色カラーフィルタと、修正用着色組成物を用いて形成される塗膜の分光透過率を示すグラフである。

Claims (5)

  1. 透明樹脂、その前駆体またはそれらの混合物からなる色素担体と、緑色色素と、黄色色素と、有機溶剤とを含有する緑色着色組成物であって、該緑色着色組成物を用いて400〜700nmでの最小透過率が1%となる塗膜を形成したときに、500〜600nmの各波長における前記塗膜の透過率が、修正される緑色カラーフィルタの透過率よりも小さく、前記塗膜の透過率の半値巾Bが、修正される緑色カラーフィルタの透過率の半値巾Aを基準として80%以上90%以下であることを特徴とする緑色カラーフィルタ修正用着色組成物。
  2. 緑色色素がC.I. Pigment Green36であり、黄色色素がC.I. Pigment Yellow13またはC.I. Pigment Yellow185である請求項1に記載の緑色カラーフィルタ修正用着色組成物。
  3. 基板上に緑色フィルタセグメントを有するカラーフィルタであって、前記緑色フィルタセグメントの欠陥部分が請求項1または2に記載の着色組成物を用いて修正されたことを特徴とするカラーフィルタ。
  4. 緑色フィルタセグメントと修正部分との段差が2μm未満である請求項3に記載のカラーフィルタ。
  5. 緑色フィルタセグメントと修正部分との色差ΔEab*が5以下である請求項3または4に記載のカラーフィルタ。
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