JP2007093700A - 現像剤補給容器 - Google Patents
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Abstract
【課題】画像品質を大幅に向上させ、高品質で信頼性の高い現像剤補給容器を安価に提供すること。
【解決手段】画像形成装置に着脱可能であって、前記画像形成装置に補給するための現像剤を内部に収納する現像剤収納部と、前記収納された現像剤を排出するための開口部と、回転することで前記収納された現像剤を搬送し、前記開口部から送り出すための攪拌部材とを有し、前記攪拌部材は少なくとも一部が前記現像剤収納部から外部に露出して前記画像形成装置から回転駆動を受ける軸留め部と、該軸留め部には前記現像剤収納部の内部現像剤が外部に漏れ出さないように流動性を有する封止剤を有した現像剤補給容器であって、前記軸留め部には回転に伴って、封止剤を移動させる制御手段が設けられていることを特徴とする。
【選択図】図2
【解決手段】画像形成装置に着脱可能であって、前記画像形成装置に補給するための現像剤を内部に収納する現像剤収納部と、前記収納された現像剤を排出するための開口部と、回転することで前記収納された現像剤を搬送し、前記開口部から送り出すための攪拌部材とを有し、前記攪拌部材は少なくとも一部が前記現像剤収納部から外部に露出して前記画像形成装置から回転駆動を受ける軸留め部と、該軸留め部には前記現像剤収納部の内部現像剤が外部に漏れ出さないように流動性を有する封止剤を有した現像剤補給容器であって、前記軸留め部には回転に伴って、封止剤を移動させる制御手段が設けられていることを特徴とする。
【選択図】図2
Description
本発明は、乾式電子写真複写機やプリンタ等の画像形成装置に粉体現像剤を補給するための現像剤補給容器に関するものである。
電子写真複写機や、レーザービームプリンタ等の画像形成装置は、一様に帯電させた感光体ドラムに選択的な露光をして潜像を形成し、この潜像を現像剤で顕像化して該現像剤像を記録媒体に転写して画像記録を行う。
このような装置にあっては、現像剤が無くなる都度補給しなければならないが、画像形成装置に現像剤を補給する現像剤補給容器は、内蔵された現像剤を画像形成装置本体中の現像剤受入れ容器に一度に全量補給する所謂補給型容器と、画像形成装置本体に該容器を装着後、そのまま該容器を画像形成装置本体中に据え置き、現像剤を使いきるまで徐々に現像器に現像剤を供給する、所謂据置型(ビルトイン)容器とに大別される。近年、画像形成装置本体のコンパクト化を図るため、据置型容器が使用される傾向にある。
据置型の現像剤補給容器には種々の形態が提案されているが、前記の画像形成装置のコンパクト化や現像剤残量の減少、現像剤供給量の制御、安定化を考慮すると、現像剤補給容器は略円筒であって、円筒部には現像剤排出口を設け、容器内部に回転する現像剤撹拌部材を設けた構成や現像剤補給容器は円筒端部に現像剤排出口を設け、容器内部に設けた搬送部材と一体的に回転する構成に大別される。
容器内部に回転する現像剤撹拌部材を設けた構成では、現像剤収納部は、駆動するための撹拌部材の少なくとも一方が容器のハウジングを貫通し、外部の駆動装置に連結するよう構成されている。撹拌部材の一般的な構成は、撹拌軸に撹拌翼を固定し、撹拌軸の一方の端部にカップリングギアを結合して成るものが好ましく用いられてきた。カップリングギア部は、容器の外部の駆動装置と撹拌軸とを仲介して駆動力を伝達し、攪拌軸と攪拌翼が一体的に回転駆動することで内部に収納された現像剤を画像形成装置本体に補給することが可能となる(例えば、特許文献1〜5)。
又、現像剤収納容器内の現像剤が外部に漏れ出すことを防止するために攪拌軸の軸部近傍から現像剤が遠ざかるようにトナー収納容器内に一部が突出して設けられた攪拌保持部材に現像剤を現像剤収納方向へ送り出すための現像剤送り手段を設けている(例えば、特許文献6)。
特開昭62−086382号公報
特開昭62−170987号公報
実公平3−053232号公報
実開昭63−188665号公報
米国特許第5,710,961号公報
特開平10−333408号公報
しかしながら、上記従来例では次のような問題点があった。
即ち、容器内部に回転する現像剤撹拌部材を設けた構成では、駆動するための撹拌部材の少なくとも一方が容器のハウジングを貫通して嵌合している。前記攪拌部材の軸部には容器内部に充填された現像剤が外部に漏れ出さないようにシール部材を設けている。
前記シール部材に羊毛フェルトを使用した場合は、近年のトナー粒子の微粒径化及び流動性の向上に伴い、現像剤収納部内に充填した現像剤が羊毛フェルト内部の網目状繊維を潜り抜け、外部に漏れ出し、シール性能を充分に満足できない可能性があった。
又、前記シール部材にポリウレタン、ポリエチレン等の発泡体や各種ゴムスポンジを使用した場合はシール性能を充分に確保しようとすると、シール部材の圧縮率を上げる必要があり、回転中のシール部材の表面を傷付ける恐れがあるため、充分なシール性能が得られるまで圧縮率を上げられずに現像剤が外部に漏れ出し、シール性能を充分に満足できない可能性があった。
又、前記シール部材にオイルシールを使用した場合はシール性能を充分に確保しようとすると、カップリングギア、シール部材固定側の高精度な部品寸法が必要になり、かえって構成が複雑で部品及び組立コストが高くなり、安価な現像剤補給容器を提供することができなかった。
このため、前記シール部材の何れも現像剤収納部内に充填された現像剤を完全に封止して外部に漏れ出すのを防ぐのは困難であった。特に振動、衝撃の加わる物流時に現像剤の漏れが発生し易く、外部に漏れ出した現像剤は現像剤補給容器の外周部を汚し、現像剤補給容器の交換作業の際にユーザーの手に触れることがあった。これは現像剤粒径が微粒径になるほどシール性能を満足することが困難で、特に現像剤粒径が7μm以下の場合で顕著である。
そこで、前記撹拌部材には前記シール部材の外周部に現像剤収納部内から現像剤が漏れ出しても現像剤を捕捉できるように略全周に封止剤が塗布されていた。ここで、封止剤とは、基油(潤滑油)に増ちょう剤を添加した、半固体状で流動性のある物質を言う。この封止剤は振動、衝撃時の加わる物流時に前記攪拌部材と前記シール部材の密閉性が損なわれて万一、現像剤が漏れ出しても、更にその外側の封止部材としての役割を果たし、現像剤を捕捉して現像剤収納部から外部へ漏れ出すことを防止していた。
しかしながら、前記封止剤は現像剤収納部の外側に塗布してはいるものの、シール性を高めるためには内部に設けられた攪拌部材との嵌合部近傍に塗布する必要があり、封止剤の塗布位置と塗布量を厳密に管理しなければ、攪拌部材の回転によっては現像剤収納部内部に封止剤が侵進入する可能性があった。万一、微量でも内部に前記封止剤が侵進入すると、現像剤が付着して粒となり、やがては粗大な粒子が形成される。これが本体の画像形成プロセスに搬送されると、白抜け、黒ポチ等の画像欠陥を引き起こし、品質上のトラブルを招く可能性があった。
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、画像品質を大幅に向上させ、高品質で信頼性の高い現像剤補給容器を安価に提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、画像形成装置に着脱可能であって、前記画像形成装置に補給するための現像剤を内部に収納する現像剤収納部と、前記収納された現像剤を排出するための開口部と、回転することで前記収納された現像剤を搬送し、前記開口部から送り出すための攪拌部材とを有し、前記攪拌部材は少なくとも一部が前記現像剤収納部から外部に露出して前記画像形成装置から回転駆動を受ける軸留め部と、該軸留め部には前記現像剤収納部の内部現像剤が外部に漏れ出さないように流動性を有する封止剤を有した現像剤補給容器であって、前記軸留め部には回転に伴って、封止剤を移動させる制御手段が設けられていることを特徴とする。
請求項2記載の発明は、前記制御手段は、前記軸留め部と前記現像剤収納部とで囲まれた封止剤塗布空間に設けられていることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、前記制御手段には前記軸留め部に前記封止剤が径方向の外側に移動するように傾斜面が設けられていることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、前記制御手段には前記軸留め部に前記封止剤が軸線方向で前記収納容器部とは反対側に移動するように傾斜面が設けられていることを特徴とする。
請求項5記載の発明は、前記封止剤塗布空間には前記現像剤収納部と前記攪拌部材を封止するオイルシールを用いたことを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、振動、衝撃の加わる物流時にはシール性能が最も得られる位置に封止剤が塗布されているが、本体装着後の使用時に攪拌部材が回転すると現像剤収納部内に侵入進入しない位置に封止剤が移動するので、現像剤収納部内に封止剤が混入することはない。更に、封止剤塗布位置と封止剤塗布量の厳密な管理が不必要となり、安価な装置で簡単に組立が可能となる。
よって、画像品質を大幅に向上させ、高品質で信頼性の高い現像剤補給容器を安価に提供することができる。
請求項2記載の発明によれば、本体装着後の使用時に攪拌部材が回転すると現像剤収納部内に侵入しない位置で径方向外側に封止剤が移動するので、より確実に封止剤を遠ざけることができるので現像剤収納部内に封止剤が混入することはない。
請求項3記載の発明によれば、本体装着後の使用時に攪拌部材が回転すると現像剤収納部とは反対側の軸線方向外側に封止剤が移動するので、より確実に封止剤を遠ざけることができるので現像剤収納部内に封止剤が混入することはない。現像剤収納部内に封止剤が混入することはない。更に、封止剤塗布位置と封止剤塗布量の厳密な管理が不必要となり、安価な装置で簡単に組立が可能となる。よって、画像品質を大幅に向上させ、高品質で信頼性の高い現像剤補給容器を安価に提供することができる。
請求項4記載の発明によれば、封止剤塗布空間にオイルシールを設けているので、現像剤の漏れ出しを最小限に抑えつつ、より確実に封止剤を遠ざけることができるので現像剤収納部内に封止剤が混入することはない。
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
<実施の形態1>
(全体構成)
最初に、本発明に係る現像剤補給容器が装着される電子写真画像形成装置の一例である電子写真複写装置の構成について、図1に基づいて説明する。
(全体構成)
最初に、本発明に係る現像剤補給容器が装着される電子写真画像形成装置の一例である電子写真複写装置の構成について、図1に基づいて説明する。
同図において、100は電子写真複写装置本体(以下装置本体とも言う)である。又、101は原稿であり、原稿台ガラス102の上に置かれ、光学部103の複数のミラーMとレンズLnにより、ドラム104上に現像の情報が結像するように配置されている。
105〜108はカセットであり、これらカセット105〜108に積載された用紙Pのうち、操作部(不図示)から使用者が入力した情報若しくは原稿101の紙サイズから最適な用紙をカセット105〜108の用紙サイズ情報から選択する。
そして、給紙、分離装置105A〜108Aにより搬送された1枚の用紙Pを、搬送部109を経由してレジストローラ110まで搬送し、ドラム104の回転と、光学部103のスキャンのタイミングを同期させて搬送する。尚、111,112は転写、分離帯電器である。
この後、搬送部113により搬送された用紙Pは、定着部114において熱と圧により用紙上の現像剤Tを定着させた後、片面コピーの場合には、排紙反転部115を通過し、排紙ローラ116により排紙トレイ117へ排出される。又、両面コピーの場合には、排紙反転部115のフラッパ118の制御により、再給紙搬送路119,120を経由してレジストローラ110まで搬送された後、片面コピーの場合と同様の経路を辿って排紙トレイ117へ排出される。
又、多重コピーの場合には、用紙Pは排紙反転部115を通り、一度排紙ローラ116により一部が装置外へ排出される。そして、この後、用紙Pの終端がフラッパ118を通過し、排紙ローラ116に未だ挟持されているタイミングでフラッパ118を制御すると共に排紙ローラ116を逆回転させることにより、再度装置内へ搬送される。更に、この後、再給紙搬送部119,120を経由してレジストローラ110まで搬送された後、片面コピーの場合と同様の経路を辿って排紙トレイ117へ排出される。
ところで、上記構成の装置本体100において、ドラム104の周りには現像機器201、クリーナ部202、一次帯電器203が配置されている。ここで、現像機器201は、原稿101の情報を光学部103によりドラム104に静電潜像として結像した情報を顕在化するために現像剤Tをドラム104上に吸着させるものであり、この現像機器201へ現像剤Tを補給するための現像剤補給容器10が装置本体100に着脱可能に設けられている。
(現像剤補給容器)
次に、本実施の形態に係る現像剤補給容器について図2を用いて説明する。
次に、本実施の形態に係る現像剤補給容器について図2を用いて説明する。
図2(A)は本発明の実施の形態に係る現像剤補給容器10の斜視図であり、図2( B)
は図2(A)のC矢視図で蓋12を外して内部の攪拌部材の様子を示したものである。
は図2(A)のC矢視図で蓋12を外して内部の攪拌部材の様子を示したものである。
図2に示す現像剤補給容器10は装置本体100に装着され、そのまま据え置いて現像剤を使い切るまで徐々に被供給部である現像機器201へ現像剤を補給する、所謂据え置き型のものである。本実施の形態の現像剤補給容器10は、収納容器下部11と収納容器蓋部12で枠体を形成し、内部に現像剤を収納している。下方には前記現像剤を供給する排出開口部11aを有し、シャッタ部材14によって塞がれて、前記現像剤が外部に漏れないように構成されている。
シャッタ部材14は、現像剤補給容器10を装置本体100に装着して、ユーザーが把手部13を回動することに連動してシャッタ部材14と本体側シャッタ(図示せず)が一体的に回動して排出開口部11aを開くことができる。又、現像剤補給容器10の内部には攪拌部材15が設けられており、装置本体100に装着完了すると、前記攪拌部材15が装置本体100からの回転駆動を受けて回転し、内部に収納されている現像剤を装置本体100に供給することが可能となる。但し、現像剤補給容器10の装置本体100への装脱着方法については、本発明の主旨とは関係ないため、その他の方法・構成であっても何ら問題ない。
(各部品構成)
次に、前記現像剤補給容器10の各部品の構成について述べる。図3は現像剤補給容器10の各部品の組立を示す図であり、各部品構成は以下の通りである。
次に、前記現像剤補給容器10の各部品の構成について述べる。図3は現像剤補給容器10の各部品の組立を示す図であり、各部品構成は以下の通りである。
収納容器下部11は容器断面形状が半円形の筒状で円筒部には排出開口部11aが設けられている。半円形状をしているのは容器内に収納された現像剤を攪拌部材15で最後まで効率良く排出させるためであり、現像剤が排出できれば容器断面形状が逆三角(▽)形状でも四角(□)形状でも良く、必ずしも半円形状をしている必要はない。前記排出開口部11aには周囲を囲繞して形成されるシール部材20を設けてあり、シャッタ部材14で押圧することで密閉性を保持している。側面には装置本体100からの回転駆動を前記現像剤補給容器10の内部に設けられた攪拌部材15に伝達するためのシール穴11bを有し、攪拌部材15を組付けることができるようになっている。
前記シール穴11bにはリング状のシール部材オイルシール19を嵌合させ、現像剤の漏れを防ぐ構成となっているが、これだけでは不充分なため、更に、シール部材オイルシール19と攪拌ギアの軸部に封止剤23を塗布して、物流時の振動、衝撃の加わった場合でも現像剤が漏れないように信頼性を向上させている。
攪拌部材15は、回転時に現像剤を攪拌するための攪拌翼21が攪拌軸17の凸状突起17aに嵌遊固定されており、攪拌軸17を収納容器下部11内に挿入後、先程予め、封止剤を塗布した攪拌ギア18を軸線方向に移動させ、収納容器下部11の台座11cと固定し、収納容器下部11に軸支される。封止剤の塗布量は軸径の太さ、封止剤を塗布する空間の広さにより適宜決められるが、本構成では現像剤の封止を目的としているため、封止剤が全周に行き渡るように塗布している。
収納容器蓋部12は、前記攪拌部材15を前記収納容器下部11に組み込んだ後、溶着、又は接着等で固着されて現像剤が漏れないように密封される。
以上述べてきたように各部品の組立をすることで、現像剤補給容器の前組までが完了する。ここで、現像剤を所定の充填量だけ充填して、キャップ22を収納容器蓋部12に圧入固定し、把手部13を所定の位置に嵌め込むことで現像剤補給容器10が完成する。
(攪拌構成)
次に、前記現像剤補給容器10の攪拌部材15の構成について詳述する。
次に、前記現像剤補給容器10の攪拌部材15の構成について詳述する。
図4(A),(B)に攪拌ギア18と収納容器下部11との固定方法を示す。図4(A)は攪拌ギア18の斜めから見た詳細を示した図、(B)はその軸線方向から見た正面図である。又、図4(B)は前記攪拌ギア18を収納容器下部11に固定する時の模式図である。
前記現像剤補給容器10は、図2のように下部が半円筒形状で、上部には幅が下部の半円筒部の直径と略等しい直方体形状から成る中空箱体を成している。又、図3に示されるように、前記下部の半円筒部の略中心部には後述する撹拌部材15が回転可能に軸支されており、内部に収納された現像剤を撹拌・搬送することが可能となる。更に、前記下部の半円筒部の円筒面上、前記撹拌部材15の回転軸線方向の略中央部、鉛直真下から約60°の位置には、前記現像剤を排出し、前記画像形成装置本体100に供給するための排出開口11aが、撹拌部材の回転軸線方向に約20mm、撹拌部材の回転方向に約10mmの大きさで設けられている。
ここで、容器10の幅寸法については、本発明の主旨により限定されるものではないが、本実施の形態のような可撓性部材で形成された撹拌翼21を用いる場合には、回転中心から容器内壁面までの距離が大きくなると、攪拌翼を形成している可撓性部材の剛性が足りなくなり、現像剤の撹拌・搬送能力が低下する恐れがあるため、300mm程度以下が望ましい。又、前記排出開口11aの配置位置、大きさについては、画像形成装置本体100の設計上の制約や、収納される現像剤の粉体特性等により適宜設定することが好ましく、本発明の主旨により特に制約を受けるものではない。
撹拌部材15は、攪拌ギア18及び撹拌軸17とこれに嵌遊固定される撹拌翼21から成り、現像剤補給容器10内部に配置されている。前記撹拌軸17と前記撹拌翼21との固定方法は、パッチン止めや熱カシメ、ネジ止め等従来公知の方法を用いて構わない。撹拌軸17は棒状部材であり、一端には前記現像剤補給容器側の側壁を挟んで攪拌ギア18を嵌入する嵌入部が形成されている。この攪拌ギア18は前記画像形成装置本体100からの駆動力を前記撹拌部材15に伝えるものであり、攪拌ギア18に設けられた爪部(後述)にて収納容器下部11に固定される。組立後は攪拌ギア18は回転方向には回転自在であり、軸線方向には第1爪部18aにより位置規制されている。
又、攪拌ギア18の第2爪部18bは、攪拌軸17との嵌入後、角穴17caに固定されて軸線方向及び回転方向に位置規制されている。更に、攪拌軸17は攪拌ギア18と反対側の端部17bは収納容器内に設けられた軸支穴11dに挿入されており、攪拌ギア18からの回転駆動を受けると一体的に回転することが可能となっている。
撹拌翼21は、平面状の可撓性部材から形成されたものであり、適度な弾性と耐クリープ性のあるものが利用でき、例えばポリアセタールシートや、ポリウレタンのゴムシート、ゴム引き布等でも良いが、特に好ましいのはポリエステル(PET)のフィルムであり、本実施の形態においてはPETフィルムを用いた例を示している。そして、前記ポリエステルフィルムの厚さは、前記現像剤補給容器10の大きさ(特に下部円筒部の半径)や、収納される現像剤の種類又は後述する撹拌翼21の形状によって適宜設定が可能であるが、約50〜500μm程度が好ましく、特に150〜300μmが好適である。
尚、厚さが50μmよりも薄いと撹拌翼21の剛性弾性が弱くなってしまい、現像剤搬送力の低下や撹拌軸17との接合強度の低下、更には組立時のハンドリング性も低下するため好ましくない。逆に500μmよりも厚くなると弾性が強くなり過ぎて、撹拌翼21が現像剤補給容器10本体内にて回転する際に大きな回転トルクを必要としたり、又、変形し難いために、組立の際にも困難が生じる等の問題がある。尚、本実施の形態では188μmのフィルムを用いている。更に、撹拌翼21の加工方法としては、前記のような材質をプレス加工で打ち抜いて製造するのが高精度かつ安価であるため好ましい。
図4(Aa),(B)で攪拌ギア18は第1爪部18aは断面が鍵形状をしており、先端は収納容器下部11側の台座部11cに係合圧入され易いように挿入方向に対して傾斜面18cを形成している。前記攪拌ギア18は収納容器下部11側の台座11cに係合圧入しながら挿入し、傾斜面18cが台座11cを通過したところで固定され、収納容器下部11側に嵌合される。図4(DC)は前記攪拌ギア18が収納容器下部11に固定するのとほぼ同時に攪拌軸17と固定する時の模式図である。攪拌ギアの第2爪部は攪拌軸17の角穴17caに挿入されると固定されて軸線方向に規制される。このことにより攪拌軸17の両端には現像剤補給容器下部11との隙間Lr及びLfが空く構成となっている(図5)。
図5は攪拌部材15が収納容器下部11に組み付けられた状態で図2(B)のD−D断面を示す図である。
攪拌軸17と攪拌ギア18と収納容器下部11の寸法関係は次のようになっている。攪拌軸17の軸線方向長さLjiku1は現像剤補給容器10内法幅Lyouki よりも短く、軸線方向長さLjiku1の両端には、Lr及びLfの隙間が必ず空く構成としている。
即ち、攪拌軸17は攪拌ギア18の第1爪部18a固定部で軸線方向の位置決めを行っており、この攪拌ギア18によって、更に固定された攪拌軸17は容器内壁とは一定の隙間Lrを保持した状態で配設される。
又、攪拌ギア18とは反対側の攪拌軸17の端部17bも同様に容器内壁とは一定の隙間Lfを保持した状態で配設されるように、攪拌軸17の軸線方向長さLjiku1と隙間Lrを適宜決めている。現像剤補給容器10の内法幅Lyouki よりも短くなっている。これは現像剤補給容器10内部の攪拌部材15が回転した時に攪拌軸17の端部17bが現像剤補給容器10内壁を擦らないようにしているためである。攪拌部材17の端部17bが擦らない構成としている理由は、容器内部の現像剤Tが部品同士の摺擦してた時のエネルギーにより、いわゆる粗大粒子を形成する可能性があるためである。
又、量産時の組立性を考慮すると、ハンドリングロボットでも簡単に組み込むことができるような構成にする必要がある。本実施の形態では、Ljiku1とLjiku2を合計した攪拌軸17の軸線方向の全長は現像剤補給容器10内法幅Lyouki よりも短く、組立時に軸線方向の全長長さ(Ljiku1+Ljiku2 )の両端には、Lr及びLfの隙間が必ず空く構成にしているので、攪拌軸17を水平にして、そのまま上方から鉛直方向に下降して、更に軸線方向にスライドして容器内に組み込むことが可能となり、容易に自動組立ができる。
(封止剤の挙動)
図4(A)のように、凹凸状リブ18d1cには攪拌ギア単体の状態で封止剤23が全周に塗布されている。封止剤の塗布量は多過ぎても少な過ぎても良くはなく、多過ぎると現像剤補給容器の内部に進入する可能性があり、少な過ぎると封止剤としての役目を果たすことができなくなる。本実施の形態で用いている封止剤の比重は1.1(15℃)であり、上記条件を満たすために封止剤塗布量を20〜50mgに設定している。
図4(A)のように、凹凸状リブ18d1cには攪拌ギア単体の状態で封止剤23が全周に塗布されている。封止剤の塗布量は多過ぎても少な過ぎても良くはなく、多過ぎると現像剤補給容器の内部に進入する可能性があり、少な過ぎると封止剤としての役目を果たすことができなくなる。本実施の形態で用いている封止剤の比重は1.1(15℃)であり、上記条件を満たすために封止剤塗布量を20〜50mgに設定している。
封止剤23が塗布された攪拌ギア18は、収納容器下部11の台座11cに固定されることで、攪拌部材15の軸支部を封止することができ、更なるシール性能の信頼性の向上に寄与している。
本発明の特徴である攪拌ギア18について図6を用いて更に詳しく説明する。
図6は図5の攪拌ギア固定部の詳細図である。図6(A)は現像剤補給容器の組立直後の状態を示しており、封止剤塗布空間24は攪拌ギア18と凹凸リブ18d1及びシール部材オイルシール19、収納容器下部11に囲まれた空間を形成しており、この空間内に予め攪拌ギア18に塗布した封止剤23を満たすことで、振動、衝撃の加わる物流時に現像剤収納容器10内部に収納された現像剤の漏れを防止している。
図6(B)は現像剤補給容器の使用中の状態を示す。
封止剤塗布空間24に塗布されていた封止剤は図中の矢印方向に移動して、攪拌軸の根元から退避して、現像剤収納容器の内部に封止剤23が進入し難い方向へと移動している。これは、前述の図4のように攪拌ギア18の軸部根元には回転軸中心から放射状に外側へ延びる凹凸状リブ18d1cが形成されているため、攪拌ギア18が図4の中ω方向に回転すると前記凹凸状リブ18d1cも一体的に回転し、この封止剤塗布空間に満たされた封止剤23は前記凹凸状リブ18d1からの抵抗力を受けて径方向の外側へと移動するためである。前記凹凸状リブ18d1cの形状は種々考えられるが、攪拌ギアの回転に伴って、封止剤塗布空間に満たされた封止剤23が径方向の外側へと移動させる力が働けば放射状でも、螺旋状でも良い。
本実施の形態では、凹凸状リブの形状は幅1mm、深さ1mmの螺旋状の壁を等間隔で全周に並んで形成されている。
以上説明したように、本実施の形態によれば、現像剤補給容器10が装置本体100に装着される前までは、物流時の振動、落下、その他変形等の外的要因で内部に収納された現像剤が簡単に漏れ出さないように封止剤w4が所定の封止位置に配設されて確実に封止部材としての機能を果たしているが、現像剤補給容器10が本体に装着された後では、内部に収納された現像剤を本体に供給するために攪拌部材が回転するので所定の封止位置に配設されていた封止剤は前記凹凸状リブの作用で回転軸の径方向へ移動するので、収納容器内部に封止剤が混入することはない。
よって、画像品質を大幅に向上させ、高品質で信頼性の高い現像剤補給容器を安価に提供することができる。
本実施の形態では、攪拌部材の回転方向を図中でω方向と規定しているが、排出口11aの配置等により、規定されるものでωとは反対方位に逆回転しても、攪拌ギアに設けた凹凸状リブの作用によって上記の効果が得られる構成であれば回転方向に制約されるものではない。
又、本実施の形態では、複数の凹凸状リブを全周に渡って設けているが、本実施の形態の効果が得られれば、凹凸状リブの個数は1本でも、2本でも良く、全周に渡って設ける必要もない。
又、本実施の形態では、軸受け部にシール部材オイルシール19を設けているが、円滑な摺動性が得られれば軸受けとしてのシール部材オイルシール19は不要であり、シール部材オイルシール19が無い構成でも本発明の効果が得られるためこの限りではない。
<実施の形態2>
次に、本発明の実施の形態を図7(A),(B)及び図8(A),(B)を用いて説明する。
次に、本発明の実施の形態を図7(A),(B)及び図8(A),(B)を用いて説明する。
本実施の形態の図7は実施の形態1の凹凸リブ18d1の形状が異なり、他の符号等は、実施の形態1と同様のため、同一符号にて示す。図7のように凹凸状リブ118d2cには攪拌ギア単体の状態で封止剤23が全周に塗布されている。本発明の特徴である攪拌ギア18について図8を用いて更に詳しく説明する。
図8は実施の形態1の図5と同様の攪拌ギア固定部の詳細図である。図8(A)は現像剤補給容器の組立直後の状態を示しており、封止剤塗布空間24は、攪拌ギア18と凹凸リブ118d2及びシール部材オイルシール19、収納容器下部11に囲まれた空間を形成しており、この空間内に予め攪拌ギア18に塗布した封止剤23を満たすことで、振動、衝撃の加わる物流時に現像剤収納容器10内部に収納された現像剤の漏れを防止している。
図8(B)は現像剤補給容器の使用中の状態を示す。封止剤塗布空間24に塗布されていた封止剤は図中の矢印方向に移動して、オイルシールから遠ざかるように攪拌軸の根元から退避して現像剤収納容器の内部に封止剤23が進入し難い方向へと移動している。
これは、前述の図4のように攪拌ギア18の軸部根元には軸方向へ放射状に延びる凹凸状リブ118d2cが形成されているため、攪拌ギア18が図中ω方向に回転すると前記凹凸状リブ118d2cも一体的に回転し、この封止剤塗布空間に満たされた封止剤23は前記凹凸状リブ118d2からの抵抗力を受けて軸方向へと移動するためである。前記凹凸状リブ118d2cの形状は種々考えられるが、攪拌ギアの回転に伴って、封止剤塗布空間に満たされた封止剤23が軸方向へと移動させる力が働けば放射状でも、螺旋状でも良い。本実施の形態では、凹凸状リブの形状は幅1mm、深さ1mmの螺旋状の壁を等間隔で全周に並んで形成されている。
以上説明したように、本実施の形態によれば、現像剤補給容器10が装置本体100に装着される前までは、物流時の振動、落下、その他変形等の外的要因で内部に収納された現像剤が簡単に漏れ出さないように封止剤が所定の封止位置に配設されて確実に封止部材としての機能を果たしているが、現像剤補給容器10が本体に装着された後では、内部に収納された現像剤を本体に供給するために攪拌部材が回転するので所定の封止位置に配設されていた封止剤は前記凹凸状リブの作用で回転軸の径方向へ移動するので、収納容器内部に封止剤が混入することはない。
本実施の形態では、攪拌部材の回転方向を図中でω方向と規定しているが、排出口11aの配置等により、規定されるものでωとは反対方位に逆回転しても、攪拌ギアに設けた凹凸状リブの作用によって上記の効果が得られる構成であれば回転方向に制約されるものではない。
又、本実施の形態では、複数の凹凸状リブを全周に渡って設けているが、本実施の形態の効果が得られれば、凹凸状リブの個数は1本でも、2本でも良く、全周に渡って設ける必要もない。
又、本実施の形態では、軸受け部にシール部材オイルシール19を設けているが、円滑な摺動性が得られれば軸受けとしてのシール部材オイルシール19は不要であり、シール部材オイルシール19が無い構成でも本発明の効果が得られるためこの限りではない。
<実施の形態3>
次に、本発明の実施の形態3を図9(A)〜(C)を用いて説明する。
次に、本発明の実施の形態3を図9(A)〜(C)を用いて説明する。
本実施の形態の図9は実施の形態1の凹凸リブ18dの形状が異なり、他の符号等は、実施の形態1と同様のため、同一符号にて示す。
図9のように、凹凸状リブ118d31は実施の形態1の凹凸リブ18d1と同様に攪拌軸が回転すると径方向にこの封止剤塗布空間に満たされた封止剤23は前記凹凸状リブ18d31からの抵抗力を受けて径方向の外側へと移動する。更に、凹凸リブ118d32は実施の形態2の凹凸リブ118d2と同様に攪拌軸が回転すると軸方向にこの封止剤塗布空間に満たされた封止剤23は、前記凹凸状リブ18d32からの抵抗力を受けて軸方向の収納容器とは反対側へと移動する。
本実施の形態によれば、現像剤補給容器10が装置本体100に装着される前までは、物流時の振動、落下、その他変形等の外的要因で内部に収納された現像剤が簡単に漏れ出さないように封止剤が所定の封止位置に配設されて確実に封止部材としての機能を果たしているが、現像剤補給容器10が本体に装着された後では、内部に収納された現像剤を本体に供給するために攪拌部材が回転するので所定の封止位置に配設されていた封止剤は前記凹凸状リブの作用で回転軸の軸方向へ移動し、更に径方向へ移動するので、収納容器内部に封止剤が混入する可能性は極力低減できる。
<その他の変形例>
実施の形態1の凹凸リブ18d1及び実施の形態2の凹凸リブ118d2は径方向外側及び軸方向で収納容器とは反対側へ力が作用するように構成して、封止剤23が現像剤収納容器の内部に進入しないようにしているが、封止剤23が現像剤収納容器の内部に進入しない構成であれば、凹凸リブ18d1を径方向内側、凹凸リブ118d2を軸方向で収納容器側へ力が作用するように構成して、封止剤を所定の所望の位置に保持できる構成でも良く、封止剤塗布位置と封止剤塗布量の厳密な管理が不必要となり、安価な装置で簡単に組立が可能となる。
実施の形態1の凹凸リブ18d1及び実施の形態2の凹凸リブ118d2は径方向外側及び軸方向で収納容器とは反対側へ力が作用するように構成して、封止剤23が現像剤収納容器の内部に進入しないようにしているが、封止剤23が現像剤収納容器の内部に進入しない構成であれば、凹凸リブ18d1を径方向内側、凹凸リブ118d2を軸方向で収納容器側へ力が作用するように構成して、封止剤を所定の所望の位置に保持できる構成でも良く、封止剤塗布位置と封止剤塗布量の厳密な管理が不必要となり、安価な装置で簡単に組立が可能となる。
[比較例1]
前述した実施の形態1での現像剤補給容器において攪拌ギア18に凹凸状リブ18d1が無い場合について図10(A),(B)に比較例で実施した攪拌ギア18を示す。
前述した実施の形態1での現像剤補給容器において攪拌ギア18に凹凸状リブ18d1が無い場合について図10(A),(B)に比較例で実施した攪拌ギア18を示す。
塗布量は25mg以下になると、物流落下時の充分なシール性能を確保することが困難であった。又、現像剤補給容器を本体に装着した使用時には塗布量35mgではプリント枚数が5000枚で画像にやや白ポチ、黒ポチ等が出始め、プリント枚数10000枚後では白ポチ、黒ポチが多数見られた。又、封止剤の中心塗布量の30mgでも10000枚後では画像にやや白ポチ、黒ポチが見られた。このように物流時には必要なシール性を確保するために所定量の封止剤を所定位置に塗布しているが、ラチチュードが狭く、封止剤塗布位置と封止剤塗布量の厳密な管理が必要となっていた。
[実験結果1]
前述した実施の形態1の現像剤補給容器で同様の試験を行ったが、物流落下時のシール性を確保するために塗布量は25mg以上であるが、現像剤補給容器を本体に装着した使用時には塗布量35mgではプリント枚数が5000枚でも白ポチ、黒ポチ等は無く、プリント枚数10000枚後でも白ポチ、黒ポチの画像劣化は見られなかった。更には50mgの塗布量でも白ポチ、黒ポチの画像劣化は見られなかった。このように、ラチチュードが広くなり、封止剤塗布位置と封止剤塗布量の厳密な管理が不必要となり、高価な装置や複雑な組立も不要となった。
前述した実施の形態1の現像剤補給容器で同様の試験を行ったが、物流落下時のシール性を確保するために塗布量は25mg以上であるが、現像剤補給容器を本体に装着した使用時には塗布量35mgではプリント枚数が5000枚でも白ポチ、黒ポチ等は無く、プリント枚数10000枚後でも白ポチ、黒ポチの画像劣化は見られなかった。更には50mgの塗布量でも白ポチ、黒ポチの画像劣化は見られなかった。このように、ラチチュードが広くなり、封止剤塗布位置と封止剤塗布量の厳密な管理が不必要となり、高価な装置や複雑な組立も不要となった。
10 現像剤補給容器
11 収納容器下部
11a 排出開口部
11b シール穴
11c 台座
11d 軸支孔
12 収納容器蓋部
13 把手部
14 シャッタ部材
15 撹拌部材
17 攪拌軸
17a 凸状突起
17b 端部
17c 角穴
18 攪拌ギア
18a 第1爪部
18b 第2爪部
18c 凸状突起
18d1 実施の形態1の凹凸リブ
18d2 実施の形態2の凹凸リブ
18d31 実施の形態3の凹凸リブ
18d32 実施の形態3の凹凸リブ
19 オイルシールシール部材
20 シャッタのシール部材
21 攪拌翼
22 キャップ
23 封止剤
24 封止剤塗布空間
100 画像形成装置本体
118d 実施の形態2の凹凸リブ
118d1 実施の形態1と同様の凹凸リブ
118d2 実施の形態2と同様の凹凸リブ
11 収納容器下部
11a 排出開口部
11b シール穴
11c 台座
11d 軸支孔
12 収納容器蓋部
13 把手部
14 シャッタ部材
15 撹拌部材
17 攪拌軸
17a 凸状突起
17b 端部
17c 角穴
18 攪拌ギア
18a 第1爪部
18b 第2爪部
18c 凸状突起
18d1 実施の形態1の凹凸リブ
18d2 実施の形態2の凹凸リブ
18d31 実施の形態3の凹凸リブ
18d32 実施の形態3の凹凸リブ
19 オイルシールシール部材
20 シャッタのシール部材
21 攪拌翼
22 キャップ
23 封止剤
24 封止剤塗布空間
100 画像形成装置本体
118d 実施の形態2の凹凸リブ
118d1 実施の形態1と同様の凹凸リブ
118d2 実施の形態2と同様の凹凸リブ
Claims (5)
- 画像形成装置に着脱可能であって、前記画像形成装置に補給するための現像剤を内部に収納する現像剤収納容器部と、前記収納された現像剤を排出するための開口部と、回転することで前記収納された現像剤を搬送し、前記開口部から送り出すための攪拌部材とを有し、前記攪拌部材は少なくとも一部が前記現像剤収納部から外部に露出して前記画像形成装置から回転駆動を受ける前記開口部から送り出すための搬送手段と、該搬送手段には前記現像剤収納部と係止し、前記画像形成装置から回転駆動を受ける軸留め部と、該軸留め部には前記現像剤収納部の内部現像剤が外部に漏れ出さないように流動性を有する封止剤を有した現像剤補給容器であって、
前記軸留め部には回転に伴って、封止剤を移動させる制御手段が設けられていることを特徴とする現像剤補給容器。 - 前記制御手段は、前記軸留め部と前記現像剤収納部とで囲まれた封止剤塗布空間に設けられていることを特徴とする請求項1記載の現像剤補給容器。
- 前記制御手段には前記軸留め部に前記封止部剤が径方向の外側に移動するように傾斜面溝が設けられていることを特徴とする請求項2記載の現像剤補給容器。
- 前記制御手段には前記軸留め部に前記封止部剤が軸線方向で前記収納容器部とは反対側に移動するように傾斜面溝が設けられていることを特徴とする請求項2記載の現像剤補給容器。
- 前記封止剤塗布空間には前記現像剤収納部と前記攪拌部材を封止するオイルシール封止部材を用いたことを特徴とする請求項3又は4記載の現像剤補給容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005279550A JP2007093700A (ja) | 2005-09-27 | 2005-09-27 | 現像剤補給容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005279550A JP2007093700A (ja) | 2005-09-27 | 2005-09-27 | 現像剤補給容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2007093700A true JP2007093700A (ja) | 2007-04-12 |
Family
ID=37979555
Family Applications (1)
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JP2005279550A Withdrawn JP2007093700A (ja) | 2005-09-27 | 2005-09-27 | 現像剤補給容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2007093700A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021099407A (ja) * | 2019-12-20 | 2021-07-01 | 株式会社沖データ | 駆動伝達構造、現像剤収容体および画像形成装置 |
-
2005
- 2005-09-27 JP JP2005279550A patent/JP2007093700A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021099407A (ja) * | 2019-12-20 | 2021-07-01 | 株式会社沖データ | 駆動伝達構造、現像剤収容体および画像形成装置 |
JP7363460B2 (ja) | 2019-12-20 | 2023-10-18 | 沖電気工業株式会社 | 駆動伝達構造、現像剤収容体および画像形成装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20081202 |