JP2007093690A - カラーホイールユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】簡易な構造にてカラーホイールを効率良く冷却して温度上昇を抑える。
【解決手段】カラーホイール30の両面を部分的に間隙72を有して覆うカラーホイールカバー70を用い、そのカラーホイールカバー70の表面部71aの中心部に吸気孔74を設ける。これにより、カラーホイール30が回転した際に、吸気孔74から吸気された空気がカラーホイール30の表面に吹き付けて温度上昇を抑えることができる。また、吸気孔74から吸気されてカラーホイール30の熱で温まった空気は間隙72を通じて外部に排気される。よって、温かい空気がカバー内部を循環して冷却効率を下げてしまうことを防ぐことができる。
【選択図】 図5

Description

本発明は、プロジェクタに用いられるカラーホイールユニットに係り、特にカラーホイールの冷却構造に関する。
例えば、DLP(digital light processing)タイプのプロジェクタでは、少なくともR,G,Bの3原色に区分された回転式のカラーホイールを備え、光源からの光をこのカラーホイールにより分光して表示素子に与えることでカラー表示を実現している。
ここで、プロジェクタの投影中は、光源からの光がカラーホイールに常に照射された状態にあるので、その光によってカラーホイールが加熱により高温化する。通常、カラーホイールはモータのハブに接着剤によって貼り付けられているため、その接着剤の耐熱温度よりも高くなると、接着剤が溶解して、カラーホイールがモータから外れて破損することがある。また、カラーホイール自体が熱源となり、その周辺の部品に影響を与えることもある。
そこで、一般的には、カラーホイールの近傍に冷却ファンを設置しておき、その冷却ファンの冷却風をカラーホイールに吹き付けることで、カラーホイールの温度上昇を抑えるといった対策が採られている(例えば、特許文献1参照)。
また、別の方法として、カラーホイール上に送風用の羽根を設けておき、その羽根の回転によって風を起こしてカラーホイールを冷却する方法も考えられている(例えば、特許文献2参照)。
特開2004−53692号公報 特開2001−100315号公報
しかしながら、前記特許文献1では、カラーホイールを冷却するための特別なファンを用いるため、その分の設置スペースが必要であり、装置が大型化するといった問題や、冷却ファンを駆動するために消費電力が高くなるといった問題がある。
また、前記特許文献2では、冷却ファンを必要としない分、構造は簡素となるが、羽根の回転だけでは十分な冷却効果は期待できず、しかも、カラーホイールを通して暖まった空気が再び羽根の回転により吸気されることになり、冷却効率が上がらないといった問題もある。
本発明は前記のような点に鑑みなされたもので、簡易な構造にてカラーホイールを効率良く冷却して温度上昇を抑えることのできるカラーホイールユニットを提供することを目的とする。
本発明の請求項1に係るカラーホイールユニットは、光源からの光を分光する回転式のカラーホイールと、このカラーホイールの一面側に該カラーホイールと間隙をもって設けられたカバー部材とを備え、前記カバー部材の前記カラーホイールの回転中心に対応した部分に吸気孔を設け、前記カラーホイールの回転に伴い、前記吸気孔から吸気される空気を該カラーホイール周囲方向へ排気することを特徴とする。
本発明の請求項2に係るカラーホイールユニットは、光源からの光を分光する回転式のカラーホイールと、このカラーホイール全体を覆うと共に、前記カラーホイールの回転方向に沿って徐々に広がる排気路を有するカバー部材とを備え、前記カバー部材の表面と裏面の少なくとも一方の、前記カラーホイールの回転中心に対応した部分に吸気孔を設け、前記カラーホイールの回転に伴い、前記吸気孔から吸気される空気を前記排気路を通じて外部へ排気することを特徴とする。
本発明の請求項3は、前記請求項1または2記載のカラーホイールユニットにおいて、前記カバー部材に前記吸気孔に繋がる吸気用のダクトを設けたことを特徴とする。
本発明の請求項4は、前記請求項1または2記載のカラーホイールユニットにおいて、前記吸気用のダクトの吸気口は、前記光源からの光の入射口とは反対の方向に向けられていることを特徴とする。
本発明の請求項5は、前記請求項1または2記載のカラーホイールユニットにおいて、前記カラーホイールの前記カバー部材に設けられた前記吸気孔と対向する面上に送風用の羽根を設けたことを特徴とする。
本発明の請求項6は、前記請求項5記載のカラーホイールユニットにおいて、前記送風用の羽根は、遮光性の低い部材で形成されていることを特徴とする。
本発明の請求項7は、前記請求項1または2記載のカラーホイールユニットにおいて、前記吸気孔は、前記カバー部材の裏面側に設けられていることを特徴とする。
また、本発明の請求項8は、前記請求項2記載のカラーホイールユニットにおいて、前記排気路の流出口に排気用のダクトを設けたことを特徴とする。
本発明の請求項9は、前記請求項1乃至8のいずれか1つに記載のカラーホイールユニットを用いた投影装置である。
本発明によれば、カラーホイールを覆うカバー部材に吸気孔を設け、その吸気孔から吸気される空気をカバー部材の間隙あるいはカバー部材内に形成された排気路を介して外部に排気するようにしたため、簡易な構造にてカラーホイールを効率良く冷却して温度上昇を抑えることができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
なお、以下の各実施形態では、本発明のカラーホイールユニットを投影装置(以下、プロジェクタと称す)に適用した場合を想定して説明する。
(第1の実施形態)
第1の実施形態では、回転式のカラーホイールの両面を部分的に間隙を有して覆うカラーホイールカバー(カバー部材)を用い、そのカラーホイールカバーの表面中心部に吸気孔を設けて、その吸気孔から冷却用の風をカラーホイールに送り込むようにしたことを特徴とする。
このカラーホイールユニットの具体的な構成を説明する前に、まず、プロジェクタの全体構造について詳しく説明する。
図1はプロジェクタの外観構成を示す斜視図、図2は前記プロジェクタの横断平面図、図3は図2のIII−III線に沿う断面図である。
このプロジェクタは、平面形状が矩形状をなすプロジェクタケース1内に、光源装置17と、複数の画素が行方向及び列方向にマトリックス状に配列した表示エリアを有し、前記複数の画素に入射した光の出射を制御して画像を表示する表示素子28と、前記光源装置17からの出射光を前記表示素子28に入射させる光源側光学系29と、前記表示素子28からの出射光を図示しないスクリーン等の投影面に投影する投影レンズ45とを配置したものである。
図1に示すように、前記プロジェクタケース1は、その両側面及び後面と底面とを構成するケース本体1aと、上面パネル1bと、前面パネル1cとからなっており、その後面に、パソコン用のUSB端子及びカラー画像信号と音声信号の入力端子と、ビデオ信号入力端子と、電源コネクタ(いずれも図示せず)が設けられている。
また、前記プロジェクタケース1の上面には、電源キー2と、前記光源装置17の点灯を表示するランプインジケータ3及び前記光源装置17の過熱を表示する過熱インジケータ4と、自動画質調整キー5及び手動画質調整キー6と、前記電源コネクタを商用電源に接続したスタンバイ状態と前記電源キー2をオンさせたときとで表示色が変化するパワー/スタンバイインジケータ7と、開閉蓋8を開いて操作される各種調整キー(図示せず)と、スピーカ用放音部9が設けられ、前面に、図示しないリモコン器からの赤外線信号を受けるリモコン受信部10が設けられている。
また、前記プロジェクタケース1の前面の一側部には、開閉可能な投影レンズカバー12を備えた投影口11が設けられている。なお、前記投影レンズカバー12の中央部には開口が形成されており、その開口に例えば赤色の半透明板13が設けられている。
さらに、前記プロジェクタケース1の底面には、その後側領域の両側部に配置された左右一対の後足部材14aと、前側領域の中央部付近にケース前縁部よりもある程度後方にずらして配置された1つの前足部材14bが設けられている。
この後足部材14a及び前足部材14bは、プロジェクタの使用時(投影時)に、前記プロジェクタケース1を、その前側を高くした斜め上向き状態に支持するものであり、一対の後足部材14aは、プロジェクタケース1の底部に螺合された図示しないねじ脚の下端に固定されており、前足部材14bは、前記プロジェクタケース1内に設けられた図示しない脚ロック機構に上下方向にスライド可能に保持されたロッド脚15の下端に固定され、ケース底面からの突出高さを調整可能に設けられている。
なお、前記脚ロック機構は、前記前面パネル1cに設けられたロック解除つまみ16の押し下げにより前記ロッド脚15のロックを解除し、ロック解除つまみ16の押し下げが解除されたときにばね力により自動的に前記ロッド脚15をロックする構成となっている。これにより、プロジェクタケース1は、プロジェクタの使用時に、前記ロック解除つまみ16を押し下げて前記ロッド脚15を前足部材14bとともに自重により自由に下降できるようにし、その状態でプロジェクタケース1の前側を持ち上げて前記投影レンズ45による投影方向を投影面に合わせた後に、前記ロック解除つまみ16の押し下げを解除して前記ロッド脚15をロックすることにより、前記斜め上向き状態に支持される。
ここで、光源装置17の構成について説明する。
図2及び図3に示すように、光源装置17は、光源ランプ18と、光を出射させる開放面を有し、内部に配置された前記光源ランプ18からの放射光を反射して前記開放面から出射するリフレクタ21と、前記リフレクタ21の開放面の前側に配置された透明板22とを備えている。
前記光源ランプ18は、中間部に球状の膨らみ部を有するガラスバルブ19内に、モリブデン等からなる一対の棒状電極20a,20bが、それぞれの先端を前記膨らみ部内において近接対向させ、それぞれの後端部を前記ガラスバルブ19の両端からガラスバルブ19外に露出させて設けられ、前記ガラスバルブ19内に前記棒状電極20a,20bの先端間に発生するアークにより発光する物質が封入された高圧水銀ランプ等のショートアークランプである。
また、前記リフレクタ21は、その軸線上のリフレクタ内の点と前記開放面の前方の点とにそれぞれ焦点を有する楕円面リフレクタであり、中空の楕円球体をその長軸に対して垂直に切断した形状を有する耐熱ガラス製リフレクタ本体の内面全体に紫外線透過性反射膜21aを設けた構成となっている。
そして、前記光源ランプ18は、その一端側を前記リフレクタ21内に位置させ、他端側を前記リフレクタ21の内奥面の中心に設けられた開口部からリフレクタ21の後側に突出させるとともに、前記ガラスバルブ19の軸線をリフレクタ21の軸線に一致させ、且つ前記一対の棒状電極20a,20bの先端間の発光点を前記リフレクタ21のリフレクタ内側の焦点に一致させて設けられている。
また、前記透明板22は、紫外線フィルタ機能を有するものであり、一方の面に紫外線反射膜23が設けられ、他方の面に低反射膜24が設けられた防爆ガラスを用いている。以下、この透明板22を防爆ガラスという。
さらに、この光源装置17は、前記リフレクタ21の開放面の前側に配置された金属筒または耐熱性樹脂筒からなる筒状の防爆カバー25を備えている。
この防爆カバー25は、両端が開放し、且つ一端側から他端側に向かって大径となるテーパー付き円筒体の内周面全体に非反射処理を施したものであり、その一端、つまり大径側端の開放縁は防爆カバー25の軸線に対して垂直に形成され、他端、つまり小径側端の開放縁は前記軸線に垂直な面に対して一方向に所定角度傾いた傾斜面に形成されている。
そして、この防爆カバー25は、その一端(大径側端)の周縁部を前記リフレクタ21の開放面の周縁部にビス止め等の手段により接続して設けられており、この防爆カバー25の他端部(小径側端部)の内周に、前記防爆ガラス22が、前記リフレクタ21からの出射光の光軸、つまりリフレクタ21の軸線に垂直な面に対して一方向に所定角度斜めに傾けて嵌合されている。
この実施例では、前記防爆ガラス22を、前記リフレクタ21からの出射光の光軸(リフレクタ21の軸線)Oに垂直な面に対して、前記リフレクタ21の開放面から出射し、前記防爆ガラス22により反射されて前記リフレクタ21内に戻った光が前記光源ランプ18上に集光しない傾斜角で配置している。
また、前記防爆カバー25には、前記リフレクタ21への接続端側の周面の一側部と他側部とに、前記リフレクタ21の内部空間及び光源ランプ18を空冷するための通風孔26,27が設けられている。
一方、図2に示す表示素子28は、カラーフィルタのような入射光を着色する手段を備えない表示素子であり、一般にDMDと略称されるマイクロミラー表示素子(Digital Micromirror Device)を用いている。以下、この表示素子28をマイクロミラー表示素子と言う。
前記マイクロミラー表示素子28は、その構成は図示しないが、1つ1つの画素をそれぞれ、CMOSをベースとするミラー駆動素子によって一方の傾き方向と他方の傾き方向とに傾動されるマイクロミラーにより形成したものであり、これらのマイクロミラーは、縦横の幅が10μm〜20μmの極薄金属片(例えばアルミニウム片)からなっている。
このマイクロミラー表示素子28は、その正面方向に対して一方向に傾いた入射方向から所定の角度範囲の入射角で入射した光を、前記複数のマイクロミラーの傾き方向の切換えにより前記正面方向と斜め方向とに反射して画像を表示するものであり、一方の傾き方向に傾動されたマイクロミラーに入射した光をこのマイクロミラーにより正面方向に反射し、他方の傾き方向に傾動されたマイクロミラーに入射した光をこのマイクロミラーにより斜め方向に反射し、正面方向への反射による明表示と、斜め方向への反射による暗表示とにより画像を表示する。
なお、前記明表示の明るさは、前記マイクロミラーを前記一方の傾き方向(入射光を正面方向に反射させる傾き方向)に傾けておく時間を制御することによって任意に変化させることができる。したがって、前記マイクロミラー表示素子28に、明るさに階調をもたせた画像を表示させることができる。
前記マイクロミラー表示素子28は、前記プロジェクタケース1内の後部領域の一側部に、その正面方向を前記プロジェクタケース1の前面の一側部に設けられた投影口11に対向させて配置されている。
また、前記光源装置17からの出射光を前記マイクロミラー表示素子28に入射させる光源側光学系29は、前記光源装置17からの出射光を赤、緑、青の3色に順次着色するためのカラーホイール30と、前記光源装置17からの出射光の強度分布を均一にするための導光ロッド33と、前記カラーホイール30により着色され、前記導光ロッド33により強度分布を均一にされた光を前記マイクロミラー表示素子28の前面に向けて投射する前後2つの光源側レンズ34,35及びミラー37とからなっている。
前記カラーホイール30は、扇状の赤、緑、青の3色のカラーフィルタ31R,31G,31Bが周方向に並べて設けられた回転板からなっており、その中心を前記光源装置17からの出射光の光路の側方に配置されたカラーホイール回転モータ32の回転軸に固定され、ホイール周方向の一部を前記光源装置17からの出射光の光路に介在させて配置されている。
このカラーホイール30は、前記カラーホイール回転モータ32により、前記3色のカラーフィルタ31R,31G,31Bが前記光源装置17からの出射光の光路を順次横切るように高速で回転駆動される。
なお、後述するように、本発明の第1の実施形態では、カラーホイール30にカラーホイールカバー70(図5参照)が設けられるが、図2及び図3では、このカラーホイールカバー70を省略して示してある。
また、前記導光ロッド33は、前記マイクロミラー表示素子28の複数の画素がマトリックス状に配列している表示エリアの外形と相似な断面形状を有し、内周面全体に反射膜(図示せず)が設けられた角筒状体からなっており、その一端に光を入射させる入射面が形成され、他端に前記入射面から入射した光の出射面が形成されている。
この導光ロッド33は、前記入射面から入射した光をロッド内周面の反射膜により反射しながら導いて前記出射面から均一な強度分布の光を出射するものである。この導光ロッド33は、前記カラーホイール30の出射側に、前記入射面を前記カラーホイール30を介して前記光源装置17に対向させるとともに、前記光源装置17のリフレクタ21の開放面から出射し、前記リフレクタの前側に斜めに傾けて配置された前記防爆ガラス22を屈折して透過した光を前記入射面から入射させるために、前記防爆ガラス22を透過した光の光軸、つまり前記リフレクタ21の開放面からの出射光の光軸(リフレクタ21の軸線)Oに対して一方向(防爆ガラス22での屈折方向)に平行にシフトした光軸Oにロッド中心軸を一致させて配置されている。
また、前記光源側レンズ34,35は、前記導光ロッド33の出射側に配置されたレンズ支持筒36内に、レンズ中心を前記導光ロッド33の中心軸の延長線、つまり前記光源装置17からの出射光(防爆ガラス22を透過して出射した光)の光軸Oに一致させて配置されている。
そして、この実施例では、前記レンズ支持筒36の入射側に、前記カラーホイール回転モータ32の配置部に対応する側部が切欠された筒状の導光ロッド支持部を形成し、この導光ロッド支持部内に前記導光ロッド33を嵌装している。
なお、前記導光ロッド33は、前記マイクロミラー表示素子28の表示エリアと相似な断面形状を有する透明な角棒状体からなり、一端の入射面から入射した光を、ロッド外周面と外気である空気層との界面で全反射しながら導いて他端の出射面から均一な強度分布の光を出射するものでもよく、その場合は、前記レンズ支持筒36の導光ロッド支持部の内径を大きくし、前記角棒状体からなる導光ロッドを、前記導光ロッド支持部内に、その内周面との間に空間を介在させて配置すればよい。
前記光源装置17のリフレクタ21と、前記光源側光学系29のカラーホイール回転モータ32と、前記導光ロッド33と光源側レンズ34,35を支持したレンズ支持筒36は、両端が開放する光源側ハウジング38内に所定の位置関係で固定されている。
そして、光源側ハウジング38は、前記プロジェクタケース1内の前後方向における中央部から後側の領域に、前記プロジェクタケース1の両側面のうち、前記マイクロミラー表示素子28の配置側とは反対側の側面に前記光源装置17の配置側を向け、前記レンズ支持筒36の出射端を前記マイクロミラー表示素子28の正面方向の領域に対向させるとともに、前記光源装置17からの出射光の光軸Oを、前記マイクロミラー表示素子28の正面方向に対して略直交させて設置されている。
また、前記光源側光学系29のミラー37は、平面鏡からなっている。このミラー37は、一側面と後面及び前面に開口40,41,42を有し、前記一側面の開口40内に前記レンズ支持筒36の出射端を挿入するとともに後面の開口41を前記マイクロミラー表示素子28に対向させて前記プロジェクタケース1内に設置されたミラーハウジング39内に、前記マイクロミラー表示素子28の正面方向領域を挟んで前記レンズ支持筒36の出射端と対向させるとともに、前記光源装置17からの出射光の光軸Oに対して所定角度斜めに傾けて、前記光源装置17から出射し、前記カラーホイール30と導光ロッド33と光源側レンズ34,35とを透過した光を前記マイクロミラー表示素子28に向けて反射し、その反射光を前記マイクロミラー表示素子28にその正面方向に対して一方の方向に傾いた方向から投射するように配置されている。
一方、前記マイクロミラー表示素子28の前面には、このマイクロミラー表示素子28を保護するカバーガラス43が配置されており、その前面側に、前記ミラーハウジング39の後面の開口に設けられ、前記光源装置17から出射し、前記光源側光学系29によりマイクロミラー表示素子28にその正面方向に対して一方の方向に傾いた方向から投射された光を前記マイクロミラー表示素子28の正面方向に対して所定角度傾いた方向に沿う平行光に補正して前記マイクロミラー表示素子28に入射させ、前記マイクロミラー表示素子28から出射した画像光を集光させて投影レンズ45に入射させる中継レンズ44が配置されている。
この中継レンズ44は、前記光源側光学系29からの投射光のうち、中継レンズ面で表面反射した光を、前記投影レンズ45による投影方向以外の方向に出射する特性を有している。
前記中継レンズ44は、一方の面が凸面に形成され、他方の面が凹面に形成されたメニスカスレンズからなっており、その凸面を前記マイクロミラー表示素子28に対向させ、凹面を前記光源側光学系29及び投影レンズ45に対向させるとともに、レンズ中心を、前記マイクロミラー表示素子28の表示エリアの周縁のうち、前記光源側光学系29からの投射光が入射する方向とは反対側の縁部の中心付近に対向させて配置されている。
そして、この中継レンズ44の光源側光学系29及び投影レンズ45に対向する凹面は、前記光源側光学系29からの投射光のうち、前記凹面で表面反射した光を、投影レンズ45による投影方向以外の方向に出射する曲率をもった面に形成され、マイクロミラー表示素子28に対向する凸面は、前記凹面の曲率に基づいて、前記光源側光学系29からの投射光を前記凹面と凸面とによりマイクロミラー表示素子28の正面方向に対して所定角度傾いた方向に屈折させて前記マイクロミラー表示素子28に入射させ、前記マイクロミラー表示素子28からその正面方向に出射した光を前記凸面と凹面とにより集光方向に屈折させて前記投影レンズ45に入射させる曲率をもった面に形成されている。
なお、この中継レンズ44の有効領域は、円形レンズのうちの前記マイクロミラー表示素子28の表示エリアに対応する部分であり、他の部分は非有効領域であるため、この実施例では、円形レンズから前記非有効領域を切り落とした形状の中継レンズ44を用いている。
また、前記投影レンズ45は、入射側固定鏡筒46と、この入射側固定鏡筒46に係合され、回転操作により軸方向に進退移動される出射側可動鏡筒47とを備え、これらの鏡筒46,47内にそれぞれ複数枚のレンズ素子を組合わせて構成されたレンズ群48,49を設けた可変焦点レンズである。この投影レンズ45は、その入射側固定鏡筒46の基端を前記ミラーハウジング39の前面の開口42内に挿入し、この入射側固定鏡筒46の入射端を前記中継レンズ44を介して前記マイクロミラー表示素子28に対向させ、前記可動鏡筒47の出射端をプロジェクタケース1の前面の一側部に設けられた投影口11に移動可能に嵌装して前記プロジェクタケース1内に配置されている。
なお、前記プロジェクタケース1の投影レンズ配置側の側面には、前記投影レンズ45の可動鏡筒47を手動により回転させて軸方向に移動させ、前記投影レンズ45の焦点調整を行なうための開口50が設けられている。
また、前記プロジェクタケース1内には、プロジェクタケース1の後面に設けられた図示しないUSB端子、カラー画像信号及び音声信号の入力端子、ビデオ信号入力端子に接続された表示/音声系回路基板51が、プロジェクタケース1の後面部と前記光源側ハウジング38との間に立設状態で配置されている。この表示/音声系回路基板51に、前記マイクロミラー表示素子28と、前記プロジェクタケース1内の上面部にスピーカ用放音部9に対向させて配置されたスピーカ(図示せず)が接続されている。
さらに、前記プロジェクタケース1内の前記光源側ハウジング38の前側のスペースには、プロジェクタケース1の後面に設けられた図示しない電源コネクタに接続された電源系回路基板52が水平に配置されており、この電源系回路基板52に、前記光源装置17の光源ランプ18が、その一対の棒状電極20a,20bの露出部にそれぞれ接続されたリード線53a,53bを介して接続されるとともに、前記カラーホイール回転モータ32が図示しないリード線を介して接続されている。
なお、前記光源ランプ18の一対の棒状電極20a,20bのうち、リフレクタ21内側の棒状電極20aの露出部に接続されたリード線53aは、前記リフレクタ21に設けられたリード挿通孔を通してリフレクタ21外に引き出され、さらに光源側ハウジング38の端部から引き出されて前記電源系回路基板52に接続されている。
また、前記プロジェクタケース1内には、その上面部と光源側ハウジング38及びミラーハウジング39との間に、プロジェクタ制御回路基板54が水平に配置されている。このプロジェクタ制御回路基板54に、前記表示/音声系回路基板51及び電源系回路基板52と、プロジェクタケース1の上面に設けられたランプインジケータ3及び過熱インジケータ4と、自動画質調整キー5及び手動画質調整キー6と、パワー/スタンバイインジケータ7と、開閉蓋8を開いて操作される各種調整キーと、プロジェクタケース1内にその前面のリモコン受信部10に対向させて設けられた図示しない受信素子と、前記光源側ハウジング38内にリフレクタ21の近傍に位置させて配置された図示しない光源温度測定センサが接続されている。
さらに、前記プロジェクタケース1の底面と、前記投影レンズ45が配置された側の側面、後面と、底面には、それぞれ、プロジェクタケース1内を空冷するための複数の長孔状吸気孔55,56,57が設けられている。
なお、前記光源側ハウジング38と電源系回路基板52は、プロジェクタケース1の底面部との間に通風空間を確保して配置されており、ケース底面の複数の長孔状吸気孔55は、前記光源側ハウジング38及び電源系回路基板52の下側に設けられている。
また、前記投影レンズ45は、プロジェクタケース1の側面部との間に通風空間を確保して配置されており、ケース側面の複数の長孔状吸気孔56は、前記ケース側面の投影レンズ焦点調整用開口50よりも後側の部分の略全域にわたって設けられている。
さらに、前記表示/音声系回路基板51は、プロジェクタケース1の上面部との間に通風空間を確保して配置されており、ケース後面の複数の長孔状吸気孔57は、前記マイクロミラー表示素子28の配置部に対応する部分に設けられている。
前記ケース底面の複数の長孔状吸気孔55のうち、前記電源系回路基板52の下側に設けられた吸気孔(図示せず)と、ケース側面の長孔状吸気孔56は自然吸気孔、前記ケース底面の光源側ハウジング38の下側の部分に設けられた長孔状吸気孔55と、ケース後面のマイクロミラー表示素子28の配置部に対応する部分に設けられた吸気孔57は強制吸気孔であり、前記プロジェクタケース1内には、前記長孔状吸気孔55,57にそれぞれ対向させて吸気ファン58,59が配置されている。
また、前記プロジェクタケース1の光源装置17が配置された側の側面には、その略全体にわたって複数の長孔状排気孔61が設けられている。
なお、前記プロジェクタケース1の光源装置17が配置された側の側面は、嵌め込みパネル60により構成されており、この嵌め込みパネル60の略全域に前記複数の長孔状排気孔61が設けられている。
これらの長孔状排気孔61はいずれも強制排気孔であり、前記プロジェクタケース1内には、前記長孔状排気孔61の形成領域、つまり前記嵌め込みパネル60の略全域に対応させて、複数台、例えば3台の大風力排気ファン62,63,64が配置されている。
そして、前記吸気ファン58,59及び前記大風力排気ファン62,63,64は、前記電源系回路基板52に接続されている。
また、前記複数の長孔状排気孔61の孔縁はそれぞれ、排気効率を向上させるとともに、前記大風力排気ファン62,63,64による強制排気流の風切り音を低減するために、排気流方向に対して垂直またはそれに近い角度の面の無い形状、つまり排気流に渦を生じさせにくい形状に形成されている。
このような構成のプロジェクタにあっては、光源装置17から光を出射させ、光源側光学系29のカラーホイール30を高速で回転駆動させることにより、前記光源装置17から出射して前記光源側光学系29に入射した光を、前記カラーホイール30により赤、緑、青の3色に順次着色し、さらに前記導光ロッド33により強度分布を均一にして、前記光源側レンズ34,35及びミラー37によりマイクロミラー表示素子28に向けて投射する。
その際に、前記赤、緑、青の光の投射周期に同期させて前記マイクロミラー表示素子28に赤、緑、青の単色画像データを順次書込むことにより、前記マイクロミラー表示素子28に赤、緑、青の単色画像を順次表示させ、前記マイクロミラー表示素子28から順次出射する赤、緑、青の単色画像光を、投影レンズ45により拡大して投影面に投影する。これにより、前記投影面に、赤、緑、青の3色の単色画像が重なって見えるフルカラー画像が表示されることになる。
なお、このプロジェクタは、投影レンズカバー12を図1のように開いて投影レンズ45の出射端を露出させ、電源キー2をオンさせて使用される。前記電源キー2をオンさせると、前記光源装置17の光源ランプ18が点灯し、前記カラーホイール30が回転駆動されてマイクロミラー表示素子28に赤、緑、青の光が順次投射され、前記マイクロミラー表示素子28から順次出射する赤、緑、青の光が投影レンズ45により投影されるとともに、前記吸気ファン58,59及び前記大風力排気ファン62,63,64が駆動され、プロジェクタケース1内の空冷が開始される。
また、前記投影レンズ45による投影方向を投影面に合わせるプロジェクタケース1の姿勢調整は、前記赤、緑、青の光を投影レンズ45により投影させた状態で前足部材14bの突出高さを調整することにより行なわれる。
なお、パソコンからの画像信号またはビデオ信号が入力されないときは、前記マイクロミラー表示素子28の表示エリア全体から赤、緑、青の光が順次出射し、その光が投影レンズ45により投影される。そのため、このときの投影面の投影領域はその全体にわたって白である。
そして、前記画像信号またはビデオ信号が入力されると、前記マイクロミラー表示素子28に赤、緑、青の単色画像データが順次書込まれ、前記投影面に赤、緑、青の3色の単色画像が順次投影されてフルカラー画像が表示される。
また、画像投影の終了後は、前記画像信号またはビデオ信号の入力を停止し、電源キー2をオフさせて、前記投影レンズカバー12を閉じればよい。電源キー2をオフさせると、光源装置17の光源ランプ18が消灯し、前記カラーホイール30の回転駆動が停止されるとともに、それから一定時間後、または光源温度が一定温度以下になったときに吸気ファン58,59及び大風力排気ファン62,63,64の駆動が停止される。
次に、このプロジェクタに用いられるカラーホイールユニットの構成について詳しく説明する。
図4はカラーホイールの回転によって生じる空気の流れを模式的に示す図、図5はカラーホイールユニットの構成を部分的に示す斜視図である。
上述したように、カラー画像が投影表示されている状態では、光源装置17の光源ランプ18からの光が常にカラーホイール30に照射されているため、カラーホイール30が光の熱により高温化して破損するなどの問題があり、その冷却対策が重要な課題として挙げられている。
ここで、図4に示すように、カラーホイール30が回転すると、その遠心力により、回転中心部30aから外周に向かって、矢印に示すような空気の流れが発生する。この空気の流れを利用してカラーホイール30を冷却するべく、図5に示すようなカラーホイールカバー70が用いられる。
なお、図4の例では、R,G,Bの3原色に、さらにW(白)を加えて、カラーホイール30を4分割した場合の構成が示されている。W(白)のカラーフィルタ31Wは、輝度(明るさ)の調整用に用いられるものであり、必ずしも必要なものではない。
図5に示すように、第1の実施形態におけるカラーホイールユニットは、光源装置17の光源ランプ18からの光を分光する回転式のカラーホイール30と、そのカラーホイール30を覆うカバー部材としてのカラーホイールカバー70とを備える。
このカラーホイールカバー70は、カラーホイール30の表面に対向して設けられる表面部71aと、カラーホイール30の裏面に対向して設けられる裏面部71bとからなり、この表面部71aと裏面部71bでカラーホイール30の両面を覆うように組み合わせることで、排気口として利用される間隙72が外周部に複数箇所形成される。
また、このカラーホイールカバー70の表面部71aには、光源装置17の光源ランプ18からの光を、カラーホイール30を介して導光ロッド33に通すための入射口73が形成されている。さらに、この表面部71aの中心部分、つまり、カラーホイール30の回転中心部30aに対応する位置に円形状の吸気孔74が形成されている。
このような構成によれば、カラーホイール30の回転に伴い、吸気孔74から吸気された空気がカラーホイール30の表面に吹き付けられる。これにより、カラーホイール30が冷却され、温度上昇を抑えることができる。その際、吸気孔74から吸気された空気はカラーホイールカバー70の外周部の間隙72から外部へ排気されるので、カラーホイール30の熱で暖められた空気がカラーホイールカバー70内を循環することはない。
このように、カラーホイールカバー70に設けられた吸気孔74から吸気された空気をカラーホイール30に吹き付けることで、冷却用の特別なファンを必要とせずに、カラーホイール30を効率的に冷却することができる。また、吸気孔74から吸気されてカラーホイール30の熱で温まった空気は、カラーホイール30の表面部71aと裏面部71bとの間に形成される間隙72を通じて外部に排気されるので、温かい空気がカバー内部を循環して冷却効率を下げることを防ぐことができる。
(変形列1)
次に、図6及び図7を参照して第1の実施形態における変形例1について説明する。変形例1では、カラーホイールカバーに吸気孔に繋がる吸気ダクトを設けたことを特徴とする。
図6は第1の実施形態における変形例1としてのカラーホイールユニットの構成を部分的に示す斜視図であり、カラーホイールカバーに吸気ダクトを設けた場合の構成を示す図である。図7はカラーホイールカバーの入射口周囲の温度状態を説明するための図である。
前記第1の実施形態(図5参照)では、カラーホイールカバー70の表面部71aに吸気孔74を設けることで、カラーホイール30を冷却する構成としたが、図6に示すように、さらにカラーホイールカバー70の表面上に吸気ダクト75を設けるようにしても良い。この吸気ダクト75は、カラーホイールカバー70上に形成された吸気孔74を覆うようにして中心部から外周方向に向けて配設される。この吸気ダクト75の吸気口75aは、図6に示すように、光源ランプ18からの光を通すための入射口73とは反対方向に向けられる。これは、以下のような理由による。
すなわち、図7に示すように、カラーホイールカバー70の表面部71aには入射口73が形成されており、光源ランプ18からの光はその入射口73を通ってカラーホイール30に照射されるので、斜線で示すように入射口73の周辺の温度がカラーホイール30の熱によって他の部分よりも高くなっている。したがって、この入射口73の周辺の加熱された空気を吸気孔74から吸気してカラーホイール30に吹き付けたのでは、カラーホイール30に対する冷却効率が非常に悪い。
そこで、図6のように表面部71aの入射口73とは反対方向に吸気ダクト75の吸気口75aを設けるようにすれば、入射口73周辺の熱で温まっていない空気を吸気ダクト75から取り入れて冷却効率を上げることができる。
(変形列2)
次に、図8乃至図10を参照して第1の実施形態における変形例2について説明する。変形例2では、カラーホイールに送風用の羽根を設けたことを特徴とする。
図8は第1の実施形態における変形例2としてのカラーホイール部分の構成を示す斜視図であり、カラーホイールに送風用の羽根を設けた場合の構成を示す図である。図9はそのカラーホイールに設けられる送風用の羽根の設置位置を説明するための図である。また、図10はそのカラーホイールに設けられる送風用の羽根の形状を工夫した場合の図である。
前記第1の実施形態(図5参照)では、カラーホイール30を覆うカラーホイールカバー70の構造を工夫することでカラーホイール30を冷却するものとしたが、図8に示すように、さらに、カラーホイール30に送風用の羽根76を設けるようにしても良い。この羽根76は、カラーホイール30を構成するカラーフィルタ31R,31G,31B,31Wの各セグメント間に設けられる。なお、上述したようにカラーフィルタ31Wは輝度(明るさ)の調整用であり、必ずしも必要なものではない。
また、この羽根76は、カラーフィルタ31R,31G,31B,31Wのそれぞれの境界線に沿って、カラーホイール30の回転中心部30aから円周方向に向けて配設される。図9にカラーフィルタ31Gと31Bとの間に羽根76を設けた場合の例を示す。
このように、カラーホイール30上に羽根76を設けておけば、羽根76の回転作用により吸気力が増し、カラーホイール30上で発生する風量を多くしてカラーホイール30をより効率的に冷却することができる。さらに、図10に示すように、カラーホイール30の回転によって羽根76が風を受ける側に傾斜76aを施しておくことでも良く、このような形状にしておけば、より効率的に風を起こして冷却効率をさらに上げることができる。
なお、カラーホイール30上に羽根76を設けた場合、冷却効率は向上する反面、カラーホイール30の各セグメント間に遮蔽物を介在させることになるので、輝度が低下する可能性がある。したがって、羽根76の厚みはできるだけ薄く、さらに、遮光性の低い部材、つまり、透明な部材で形成することが好ましい。
(変形例3)
次に、図11を参照して第1の実施形態における変形例3について説明する。変形例3では、カラーホイールカバーの裏面側に吸気孔を設けたことを特徴とする。
図11は第1の実施形態における変形例3としてのカラーホイールカバーの裏面側の構成を示す斜視図であり、カラーホイールカバーの裏面に吸気孔を設けた場合の構成を示す図である。
前記第1の実施形態(図5参照)では、カラーホイール30を覆うカラーホイールカバー70の表面に吸気孔74を設けたが、この吸気孔74とは別に、図11に示すように、カラーホイールカバー70の裏面部71bにも同様の吸気孔77を設けるようにしても良い。
この吸気孔77は、裏面部71bの中心部付近に設けられ、カラーホイール30の回転により周囲の空気を吸気してカラーホイール30の裏面側から吹き付けることで、カラーホイール30を冷却する。この場合、カラーホイールカバー70の裏面側には、カラーホイール回転モータ32や電子回路78などが設けられているため、この吸気孔77の吸気による空気の流れによって、これらの部分を冷却することもできる。
また、カラーホイール30の裏面側にも前記変形例2と同様の羽根76を設けておけば、カラーホイール30の裏面側からの空気の流れも良くして、さらに冷却効率を上げることができる。
なお、ここではカラーホイール30の表面側に設けられた吸気孔74とは別に、裏面側に吸気孔77を設けるものとしたが、吸気による空気の流れによってカラーホイール30を冷却することであれば、カラーホイールカバー70の表面部71aおよび裏面部71bのうちのどちらか一方に吸気孔を設けることでも良い。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。第2の実施形態では、冷却用に吸気した空気を一方向に排気可能な構造を有するカラーホイールカバーを用いることを特徴とする。
図12および図13は本発明の第2の実施形態に係るカラーホイールユニットの構成を部分的に示す斜視図であり、図12はカラーホイールカバーを開けた状態、図13はカラーホイールカバーを閉めた状態を示している。
第2の実施形態において、カラーホイールユニットは、回転式のカラーホイール30と、そのカラーホイール30の周囲を覆うカラーホイールカバー80とからなる。なお、カラーホイール30の構成については前記第1の実施形態と同様であるため、ここではその説明を省略する。
カラーホイールカバー80は、カラーホイール30の表面に対向して設けられる表面部81aと、カラーホイール30の裏面に対向して設けられる裏面部81bと、カラーホイール30の外周側に設けられる側壁部81cとからなる。表面部81aはカラーホイール30の表面側を覆い、裏面部81bはカラーホイール30の裏面側を覆う。
図13に示すように、このカラーホイールカバー80の表面部81aには、光源装置17の光源ランプ18からの光を、カラーホイール30を介して導光ロッド33に通すための入射口83が形成されている。さらに、この表面部81aの中心部分、つまり、カラーホイール30の回転中心部30aに対応する位置に円形状の吸気孔84が形成されている。
また、側壁部81cは表面部81aと裏面部81bとの間に設けられ、図12に示すように、表面部81aと裏面部81bと共にカラーホイール30の回転方向に沿って徐々に広がる排気路82を形成している。この排気路82は、吸気孔84から吸気された空気をカラーホイール30の回転力を利用して一方向に導くためにあり、その流出口82aに排気ダクト85を取り付けることで、別の場所に排気を導くことが可能となる。
なお、前記別の場所とは、例えば図2に示したプロジェクタケース1内に標準装備されている大風力排気ファン62,63,64の設置場所などであり、前記排気ダクト85はその設置場所の方向に向けて配設される。
このような構成によれば、カラーホイール30の回転に伴い、吸気孔74から吸気され空気がカラーホイール30の表面に吹き付ける。これにより、カラーホイール30が冷却され、温度上昇を抑えることができる。その際、吸気孔74から吸気された空気はカラーホイールカバー80内に形成された排気路82を通って流出口82aから外部へ排気されるので、カラーホイール30の熱で暖められた空気がカラーホイールカバー70内を循環することはない。
このように、図12に示すような形状のカラーホイールカバー80を用いることでも、冷却用の特別なファンを必要とせずに、カラーホイール30を効率的に冷却することができる。また、吸気孔84から吸気されてカラーホイール30の熱で温まった空気は、カラーホイール30の回転方向に沿って徐々に広がる排気路82を通って流出口82aから外部に効率的に排気される。つまり、カラーホイール30の熱で暖められた空気をいつもまでもカバー内部に停滞させずに、速やかに外部に排出して冷却効率を上げることができる。
また、図12に示したように、この排気路82の流出口82aに排出ダクト85を設けて別の場所に排気を導くような構成とすれば、カラーホイールユニット周辺の温度上昇を抑えて、さらに冷却効率を上げることができる。
さらに、前記第1の実施形態における変形例1〜3の構成を適用することも可能である。すなわち、図13に示すように、カラーホイールカバー80の表面上に吸気孔84に繋がる吸気ダクト86を設けるようにしても良い。この吸気ダクト86は、カラーホイールカバー70上に形成された吸気ダクト86を覆うようにして中心部から外周方向に向けて配設される。この吸気ダクト86の吸気口86aは、光源ランプ18からの光を通すための入射口83とは反対側に向けられる。これにより、入射口83周辺の熱で温まっていない空気を吸気ダクト86を介して吸気孔84に導くことができる。
また、図14に示すように、カラーホイール30に送風用の羽根87を設けるようにしても良い。この羽根87は、カラーホイール30を構成するカラーフィルタ31R,31G,31B,31Wの各セグメント間に設けられる。このような羽根87をカラーホイール30に設けておけば、「シロッコファン」のように、吸気孔84から吸気された空気を羽根87の回転によりカラーホイールカバー80内の排気路82を通じて外部に排気して効率的な冷却動作を行うことができる。
また、吸気孔84は、カラーホイールカバー80の表面部81aだけでなく裏面部81bに設けても良く、その場合には、図11に示したように、カラーホイール回転モータ32や電子回路78などを吸気による空気の流れによって冷却することができる。
さらに、カラーホイールカバー80の裏面部81bに吸気孔84を設けることに加え、カラーホイール30の裏面側にも羽根87を設ければ、吸気力が増し、さらに冷却効率を上げることができる。
なお、吸気による空気の流れによってカラーホイール30を冷却することであれば、カラーホイールカバー80の表面部81aおよび裏面部81bのうちのどちらか一方に吸気孔84を設けることでも良い。
以上のように本発明によれば、カラーホイールを覆うカラーホイールカバーに吸気孔を設け、その吸気孔から吸気される空気の流れによってカラーホイールを冷却する構成としたことで、冷却用の特別なファンを必要とせずに、カラーホイールを効率的に冷却することができる。その結果、プロジェクタの投影時に光源ランプからの光の照射によってカラーホイールが高温化することを抑えて、高温による破損することを防いで商品寿命を延ばすことが可能となり、さらに、冷却用の特別なファンを必要としないため、消費電力を低く抑えることもできる。
特に、第1の実施形態のように、カラーホイールの両面を部分的に間隙を有して覆うカラーホイールカバーを用いて、そのカラーホイールカバーに吸気孔を設けるような構成とすれば(図5参照)、複雑な排気機構を必要とせずに、吸気孔から吸気されてカラーホイールの熱で暖められた空気を前記隙間から外に排出することができる。
また、変形例1のように、カラーホイールカバー上に吸気孔に繋がる吸気ダクトを設け、その吸気ダクトの吸気口を光源からの光を受ける入射口とは反対の方向に向けることで(図6参照)、入射口周辺の熱で温まっていない空気を吸気ダクトを介して吸気孔に導くことができる。
また、変形例2のように、カラーホイール上に送風用の羽根を設ければ(図8参照)、その羽根の回転力により吸気力が増し、カラーホイール上で発生する風量を多くして、より効率的にカラーホイールを冷却することができる。この場合、遮光性の低い透明な部材を用いて羽根を形成することで、カラーホイールに入射される光を羽根で遮って輝度を低下させることを防ぐことができる。
また、変形例3のように、カラーホイールカバーの裏面側に吸気孔を設ければ(図11参照)、その裏面側にあるモータや回路部品の冷却も兼ねることができる。さらに、カラーホイールの裏面側に羽根を設ければ、カラーホイールの裏面側からの空気の流れも良くして、さらに冷却効率を上げることができる。
また、第2の実施形態のように、カラーホイールの回転方向に沿って徐々に広がる排気路を有するカラーホイールカバーを用い、そのカラーホイールカバーに吸気孔を設ける構成とすれば、前記排気路により排気方向をコントロールして、吸気孔から吸気されてカラーホイールの熱で暖められた空気を外に排出することができる。また、前記排気路の流出口に排気ダクトを設ければ、その排気ダクトを介して任意の場所に導くことが可能であり、これにより、カラーホイールユニット周辺の温度上昇を抑えることができる。
さらに、第2の実施形態の構成に前記変形例1〜3の構成を適宜組み合わせることでも、前記同様の効果が奏せられる。
なお、前記第1〜第3の実施形態では、DLPタイプのプロジェクタを例にして説明したが、本発明のカラーホイールユニットはこれに限るものではなく、例えばモノクロの表示素子を用いた透過型パネルを用いたフィールドシーケンシャル方式のプロジェクタに適用することも可能である。その他、回転式のカラーホイールを用いて、光に着色を施して出力する機能を備えた電子機器であれば、その全てに適用可能である。
要するに、本発明は、前述した各実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。また、前述した実施形態で実行される機能は、可能な限り適宜組合せて実施しても良い。前述した各実施形態には、種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜の組合せにより種々の発明が抽出され得る。例えば、各実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除されても、効果が得られるのであれば、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
図1は本発明の第1の実施形態に係るカラーホイールユニットを適用したプロジェクタの外観構成を示す斜視図である。 図2はプロジェクタの横断平面図である。 図3は図2のIII−III線に沿うプロジェクタの断面図である。 図4はカラーホイールユニットに用いられるカラーホイールの回転によって生じる空気の流れを模式的に示す図である。 図5はカラーホイールユニットの構成を部分的に示す斜視図である。 図6は第1の実施形態における変形例1としてのカラーホイールユニットの構成を部分的に示す斜視図であり、カラーホイールカバーに吸気ダクトを設けた場合の構成を示す図である。 図7はカラーホイールカバーの入射口周囲の温度状態を説明するための図である。 図8は第1の実施形態における変形例2としてのカラーホイール部分の構成を示す斜視図であり、カラーホイールに送風用の羽根を設けた場合の構成を示す図である。 図9はカラーホイールに設けられる送風用の羽根の設置位置を説明するための図である。 図10はカラーホイールに設けられる送風用の羽根の形状を工夫した場合の図である。 図11は第1の実施形態における変形例3としてのカラーホイールカバーの裏面側の構成を示す斜視図であり、カラーホイールカバーの裏面に吸気孔を設けた場合の構成を示す図である。 図12は本発明の第2の実施形態に係るカラーホイールユニットの構成を部分的に示す斜視図であり、カラーホイールカバーを開けた状態を示す図である。 図13はカラーホイールユニットのカラーホイールカバーを閉めた状態を示す図である。 図14はカラーホイールユニットのカラーホイールに送風用の羽根を設けた場合の構成を示す図である。
符号の説明
17…光源装置、18…光源ランプ、19…ガラスバルブ、20a,20b…棒状電極、21…リフレクタ、22…防爆ガラス、23…紫外線反射膜、24…低反射膜、25…防爆カバー、28…マイクロミラー表示素子、29…光源側光学系、30…カラーホイール、30a…回転中心部、31R,31G,31B,31W…カラーフィルタ、32…カラーホイール回転モータ、33…導光ロッド、34,35…光源側レンズ、37…ミラー、43…カバーガラス、44…中継レンズ、45…投影レンズ、70…カラーホイールカバー、71a…表面部、71b…裏面部、72…間隙、73…入射口、74…吸気孔、75…吸気ダクト、75a…吸気口、76…羽根、76a…傾斜、77…吸気孔、78…電子回路、80…カラーホイールカバー、81a…表面部、81b…裏面部、81c…側壁部、82…排気路、82a…流出口、83…入射口、84…吸気孔、85…排気ダクト、86…吸気ダクト、86a…吸気口、87…羽根。

Claims (9)

  1. 光源からの光を分光する回転式のカラーホイールと、
    このカラーホイールの一面側に該カラーホイールと間隙をもって設けられたカバー部材とを備え、
    前記カバー部材の前記カラーホイールの回転中心に対応した部分に吸気孔を設け、前記カラーホイールの回転に伴い、前記吸気孔から吸気される空気を該カラーホイール周囲方向へ排気することを特徴とするカラーホイールユニット。
  2. 光源からの光を分光する回転式のカラーホイールと、
    このカラーホイール全体を覆うと共に、前記カラーホイールの回転方向に沿って徐々に広がる排気路を有するカバー部材とを備え、
    前記カバー部材の表面と裏面の少なくとも一方の、前記カラーホイールの回転中心に対応した部分に吸気孔を設け、前記カラーホイールの回転に伴い、前記吸気孔から吸気される空気を前記排気路を通じて外部へ排気することを特徴とするカラーホイールユニット。
  3. 前記カバー部材に前記吸気孔に繋がる吸気用のダクトを設けたことを特徴とする請求項1または2記載のカラーホイールユニット。
  4. 前記吸気用のダクトの吸気口は、前記光源からの光の入射口とは反対の方向に向けられていることを特徴とする請求項1または2記載のカラーホイールユニット。
  5. 前記カラーホイールの前記カバー部材に設けられた前記吸気孔と対向する面上に送風用の羽根を設けたことを特徴とする請求項1または2記載のカラーホイールユニット。
  6. 前記送風用の羽根は、遮光性の低い部材で形成されていることを特徴とする請求項5記載のカラーホイールユニット。
  7. 前記吸気孔は、前記カバー部材の裏面側に設けられていることを特徴とする請求項1または2記載のカラーホイールユニット。
  8. 前記排気路の流出口に排気用のダクトを設けたことを特徴とする請求項2記載のカラーホイールユニット。
  9. 前記請求項1乃至8のいずれか1つに記載のカラーホイールユニットを用いた投影装置。
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