JP2007092777A - フレキシブルチューブ - Google Patents

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Yoshihide Okubo
佳英 大久保
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Abstract

【課題】耐圧性のゴムホースを用いる構造においても、部品点数の低減及び生産性の向上を図ることのできるフレキシブルチューブを提供する。
【解決手段】一端側に配管接続部3aを有する継手部材3の他端側をチューブ本体1の端部に直接接合するとともに、チューブ本体1及び継手部材3の一部を耐圧性のゴムホース2の内側に配置し、ゴムホース2の端部を固定部材4によって継手部材3にカシメ固定するようにしたので、ゴムホース2によって内部流体の圧力による変形や外面側の損傷を防止することができる。この場合、カシメ固定用のニップルを用いる必要がないので、部品点数を少なくすることができるとともに、ニップルの内側に挿入される直管部をチューブ本体1の先端側に設ける必要もないので、直管部を形成するための複雑な加工工程が不要であり、生産性の向上を図ることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば車両用空気調和装置の冷媒配管、燃料電池車の水素配管等の高圧用配管に用いられるフレキシブルチューブに関するものである。
従来、この種のフレキシブルチューブとしては、蛇腹状の金属管からなるチューブ本体を備え、内部流体の圧力による変形や外面側の損傷を防止するため、金属線材を編み組みしてなる補強ブレードによってチューブ本体を被覆したものが一般的である。しかしながら、チューブ本体の外周面は補強ブレードに直接接触しているため、過度な振動等による補強ブレードとの摩擦や衝撃、或いは高圧流体による繰り返し圧力や屈曲等により、チューブ本体における補強ブレードとの接触部分が摩耗し、場合によっては孔が開くおそれもある。
そこで、チューブ本体と補強ブレードとの間にゴム等からなる中間層を設け、中間層によってチューブ本体と補強ブレードとが直接接触しないようにしたものもあるが(例えば、特許文献1参照。)、この場合は、中間層を形成するための部材や工程が別途必要となり、製造コストの増加及び生産性の低下を来すという問題点があった。
また、耐圧用の補強部材を有するゴムホース内にチューブ本体を配置することにより、補強ブレード及び中間層を別途設けることなく耐圧性及び耐摩耗性を向上させるようにしたものが知られている(例えば、特許文献2参照。)。
特許第3416772号公報 特開平3−33588号公報
ところで、ゴムホース内にチューブ本体を配置したものでは、筒状の固定部材のカシメ加工によりゴムホースの端部を固定しているが、肉厚の薄いチューブ本体に固定部材をカシメ固定することはできないので、チューブ本体の一端側に設けた直管部とゴムホースとの間にニップルを介在させ、ゴムホースを固定部材によってニップルにカシメ固定するとともに、ニップルを配管接続用の継手部材に接合している。この場合、チューブ本体の直管部は、蛇腹状部分の一端側を伸長したり、或いはチューブ本体に直管状のパイプを別途接合することにより形成しているが、何れにしても直管部を形成するための加工工程が複雑になるとともに、継手部材に接合されるニップルを用いているため、部品点数の増加を来たすという問題点もあった。
本発明は前記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、耐圧性のゴムホースを用いる構造においても、部品点数の低減及び生産性の向上を図ることのできるフレキシブルチューブを提供することにある。
本発明は前記目的を達成するために、蛇腹状に形成された金属管からなるチューブ本体と、耐圧用の補強層を有するゴムホースとを備え、ゴムホース内にチューブ本体を配置したフレキシブルチューブにおいて、一端側に配管接続部を有し、他端側をチューブ本体の端部に接合された管状の継手部材と、ゴムホースの端部を継手部材の外周面にカシメ固定する円筒状の固定部材とを備えている。
これにより、継手部材がチューブ本体の端部に直接接合され、継手部材にゴムホースが固定部材でカシメ固定されることから、従来のようにカシメ固定用のニップルを用いる必要がなく、ニップルの内側に挿入される直管部をチューブ本体の先端側に設ける必要もない。
本発明によれば、ゴムホースによって内部流体の圧力による変形や外面側の損傷を防止することができるとともに、チューブ本体が金属製の補強層に直接接触することもないので、チューブ本体の摩耗を防止することができる。また、ゴムホースには汎用の耐圧性ホースを用いることができるので、ゴム等からなる中間層を別途形成する必要がなく、製造コストの低減及び生産性の向上を図ることができる。この場合、従来のようにカシメ固定用のニップルを用いる必要がないので、部品点数を少なくすることができるとともに、ニップルの内側に挿入される直管部をチューブ本体の先端側に設ける必要もないので、直管部を形成するための複雑な加工工程が不要であり、生産性の向上を図ることができる。
図1乃至図5は本発明の一実施形態を示すもので、図1はフレキシブルチューブの一部断面側面図、図2乃至図5はその製造工程を示す要部側面断面図である。
このフレキシブルチューブは、可撓性の金属管からなるチューブ本体1と、チューブ本体1の外周面側に配置された耐圧性のゴムホース2と、チューブ本体1の端部に接続される管状の継手部材3と、ゴムホース2の端部を継手部材3に固定する円筒状の固定部材4とから構成されている。
チューブ本体1は、例えばステンレス製の薄肉管からなり、可撓性を有するように蛇腹状に形成されている。即ち、チューブ本体1の周面は、大径部1aと小径部1bとが管軸方向に交互に配置されるように波形に屈曲している。
ゴムホース2は、径方向内側に形成された内側ゴム層2aと、内側ゴム層2aの外周面側に形成された補強層2bと、補強層2bの外周面側に形成された外側ゴム層2cとからなり、補強層2bは内側ゴム層2aの外周面側に金属ワイヤや有機繊維を巻き付ける、または編組みすることによって形成されている。
継手部材3は、例えば鉄等の剛性の高い管状の金属部材からなり、その軸方向一端側には図示しない他の継手部品が組付けられる配管接続部3aが設けられている。継手部材3の軸方向他端側にはチューブ本体1内に挿入される所定長さの挿入部3bが設けられ、挿入部3bの基端にはチューブ本体1の先端に当接する当接部3cが継手部材3の周方向に亘って突設されている。また、継手部材3の外周面には周方向に延びる係合部としての凹部3dが設けられ、凹部3dは当接部3cよりも継手部材3の他端寄りに配置されている。
固定部材4は、例えば鉄等の剛性の高い筒状の金属部材からなり、継手部材3の軸方向一端から凹部3bまでの長さとほぼ同等の長さに形成されている。継手部材3に固定される前の固定部材4の軸方向一端側は、ゴムホース2の外径よりも大きい内径に形成され、その軸方向他端側には継手部材3の凹部3dに係合可能なフランジ部4aが径方向内側に向かって設けられている。
前記フレキシブルチューブを製造する場合には、図2に示すように継手部材3の挿入部3bをチューブ本体1内に挿入するとともに、チューブ本体1の先端を当接部3cに当接させる。次に、図3に示すようにチューブ本体1の先端部を溶接により継手部材3に接合し(接合部5)、図4に示すようにチューブ本体1及び継手部材3の一部をゴムホース2の内側に配置する。続いて、図5に示すように固定部材4をゴムホース2の外側に配置し、固定部材4をカシメによって縮径させることにより、ゴムホース2の端部を継手部材3に固定部材4で固定する。その際、固定部材4のフランジ部4aが継手部材3の凹部3dに係合し、凹部3dとの係合により固定部材4の軸方向の移動が規制される。
このように、本実施形態によれば、一端側に配管接続部3aを有する継手部材3の他端側をチューブ本体1の端部に接合するとともに、チューブ本体1及び継手部材3の一部を耐圧性のゴムホース2の内側に配置し、ゴムホース2の端部を固定部材4によって継手部材3にカシメ固定するようにしたので、ゴムホース2によって内部流体の圧力による変形や外面側の損傷を防止することができる。この場合、チューブ本体1の外周面がゴムホース2の内側ゴム層2aによって被覆されるため、チューブ本体1が金属製の補強層2bに直接接触することがなく、チューブ本体1の摩耗を防止することができる。また、ゴムホース2には汎用の耐圧性ホースを用いることができるので、ゴム等からなる中間層を別途形成する必要がなく、製造コストの低減及び生産性の向上を図ることができる。
更に、継手部材3をチューブ本体1の端部に直接接合し、継手部材3にゴムホース2を固定部材4でカシメ固定するようにしているので、従来のようにカシメ固定用のニップルを用いる必要がなく、部品点数を少なくすることができる。この場合、ニップルの内側に挿入される直管部をチューブ本体1の先端側に設ける必要もないので、直管部を形成するための複雑な加工工程が不要であり、生産性の向上を図ることができる。
また、継手部材3の他端側にチューブ本体1内に挿入される挿入部3bを設けたので、継手部材3とチューブ本体1とを確実に接続することができ、接続強度を高めることができる。
更に、継手部材3の外周面にチューブ本体1の先端に当接する当接部3cを設けたので、チューブ本体1に挿入される継手部材3の軸方向の位置決めを確実に行うことができる。この場合、当接部3cを周方向に亘って突設するようにしたので、チューブ本体1と当接部3cとを溶接することにより、チューブ本体1を継手部材3に周方向に亘って確実に接合することができ、接合部5の接合強度を高めることができる。
また、継手部材3の外周面に設けた凹部3dに固定部材4のフランジ部4aを係合することにより、固定部材4の軸方向の移動を規制するようにしたので、固定部材4の軸方向の位置ずれを確実に防止することができ、カシメ固定部の耐久性を向上させることができる。
本発明の一実施形態を示すフレキシブルチューブの一部断面側面図 フレキシブルチューブの製造工程を示す要部側面断面図 フレキシブルチューブの製造工程を示す要部側面断面図 フレキシブルチューブの製造工程を示す要部側面断面図 フレキシブルチューブの製造工程を示す要部側面断面図
符号の説明
1…チューブ本体、2…ゴムホース、3…継手部材、3a…配管接続部、3b…挿入部、3d…凹部、4…固定部材。

Claims (4)

  1. 蛇腹状に形成された金属管からなるチューブ本体と、耐圧用の補強層を有するゴムホースとを備え、ゴムホース内にチューブ本体を配置したフレキシブルチューブにおいて、
    一端側に配管接続部を有し、他端側をチューブ本体の端部に接合された管状の継手部材と、
    ゴムホースの端部を継手部材の外周面にカシメ固定する円筒状の固定部材とを備えた
    ことを特徴とするフレキシブルチューブ。
  2. 前記継手部材の一端側にチューブ本体内に挿入される挿入部を設けた
    ことを特徴とする請求項1記載のフレキシブルチューブ。
  3. 継手部材の外周面にチューブ本体の端部に当接する当接部を周方向に亘って突設した
    ことを特徴とする請求項2記載のフレキシブルチューブ。
  4. 前記継手部材の外周面に、固定部材と係合することにより固定部材の軸方向の移動を規制する係合部を設けた
    ことを特徴とする請求項1、2または3記載のフレキシブルチューブ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021515140A (ja) * 2019-01-30 2021-06-17 上海衆源燃油分配器製造有限公司Shanghai Zhongyuan Fuel Rail Manufacture Co., Ltd 高圧硬質フレキ管路接続密封システム

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