JP2007092017A - アスベスト飛散防止用組成物 - Google Patents

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Abstract

【課題】飛散防止剤の膜を形成するのではなく、アスベスト部材内部に含浸させることで、少量かつ短い処理時間でアスベストの飛散を顕著に防止できるアスベスト飛散防止用組成物を提供することおよびアスベストの飛散を顕著に防止しうる、アスベストを含む部材の処理方法を提供すること。
【解決手段】ポリマー粒子の平均粒子径が0.1μm以下のアクリル系樹脂エマルジョンおよび/またはポリマー粒子の平均粒子径が0.1μm以下のスチレン-ブタジエン系樹脂エマルジョンを含有するアスベスト飛散防止用組成物、該アスベスト飛散防止用組成物を、アスベストを含む部材に含浸させる工程を含む、アスベストを含む部材の処理方法。
【選択図】 なし

Description

本発明は、アスベスト飛散防止用組成物および該組成物を用いるアスベストを含有する部材の処理方法に関する。
アスベストは、1970年から1990年にかけて大量に日本国に輸入され、その防火性、保温性が良好なことから、建材として家、公共施設、学校、工場などの多くの建築物に使用されてきた。しかしながら、近年、アスベストが原因とされる疾患(石綿肺、肺がん、胸膜・腹膜などの中皮腫)が多数報告されており、アスベストを含んだ部材の取り扱い、特に建築物を解体する際にアスベストの飛散を防止することが問題となっている。
従来から、アスベストを含む部材を除去する際に、粘性を有する飛散防止剤をアスベストを含む部材の表面に吹きつけてその表面上に被覆膜を形成した後、前記部材を機械的に剥離除去する方法が用いられている。例えば、特許文献1などには、粘性のある飛散防止剤をアスベスト表面に吹き付けて膜状とし、ついでアスベストを剥離した際に飛散防止剤内にアスベストを包み込んで保持することで、飛散を抑えながらアスベストを除去する方法が開示されている。
しかしながら、かかる方法では、アスベストを含む部材の量が大きくなれば、それに伴い使用する飛散防止剤も多量にする必要があるため、飛散防止剤の硬化に多大な時間を要するという問題がある。また、部材内部のアスベストは飛散防止剤の皮膜に包み込まれるまでは実質的にフリーの状態にあるため、剥離時に部材のアスベストが飛散してしまうという問題もある。
また、アスベストを含む部材の表面に水をかけながら、剥離処理を行う方法も知られているが、前記と同様にアスベストは固定されていないため、アスベストの飛散防止効果は優れたものとは到底いえない。
特開平8−199832号公報
そこで、本発明は、上記の課題を解決するために完成されたものであり、飛散防止剤の膜を形成するのではなく、アスベスト部材内部に含浸させることで、少量かつ短い処理時間でアスベストの飛散を顕著に防止できるアスベスト飛散防止用組成物を提供することを目的としている。
また、本発明は、アスベストの飛散を顕著に防止しうる、アスベストを含む部材の処理方法を提供することを目的としている。
なお、本発明においてアスベストとは、蛇紋石や角閃石が繊維状になっているものをいい、いわゆる石綿を示すが、ロックウールも含み得る。
すなわち、本発明の要旨は、
〔1〕ポリマー粒子の平均粒子径が0.1μm以下のアクリル系樹脂エマルジョンおよび/またはポリマー粒子の平均粒子径が0.1μm以下のスチレン-ブタジエン系樹脂エマルジョンを含有するアスベスト飛散防止用組成物、
〔2〕前記〔1〕記載のアスベスト飛散防止用組成物を、アスベストを含む部材に含浸させる工程を含む、アスベストを含む部材の処理方法
に関する。
本発明のアスベスト飛散防止用組成物を用いることで、安全で手軽にアスベストの飛散を顕著に防止しながら、アスベストを含む部材の除去を行うことができる。
また、本発明のアスベスト飛散防止用組成物は、アスベストを含む部材に含浸されるため、従来の飛散防止剤のように可燃性の厚い膜が部材表面に形成される場合に比べて、部材本来の耐火性を維持できる。
また、本発明のアスベスト飛散防止用組成物をケイソウ土を含む部材に使用することで、安全で手軽にケイソウ土の飛散を顕著に防止しながら、ケイソウ土を含む部材の除去を行うこともできる。
本発明のアスベスト飛散防止用組成物(以下、単に本発明の組成物という)は、ポリマー粒子の平均粒子径が0.1μm以下のアクリル系樹脂エマルジョンおよび/またはポリマー粒子の平均粒子径が0.1μm以下のスチレン-ブタジエン系樹脂エマルジョンを含有する。
本発明においては、前記のようにポリマー粒子の平均粒子径が0.1μm以下の特定の樹脂エマルジョンを用いることで、アスベストを含む部材の内部に速やかに含浸されるため、アスベスト繊維間を固着させることができ、また、厚みのある部材を解体する場合でも少量、かつ短い処理時間でアスベストの飛散を妨げながら処理を行うことができるという顕著な効果が奏される。
本発明者が検討した結果、本発明の組成物を、アスベストを含む部材の表面に吹き付けると、その表面から内部へ速やかに含浸される現象が見られた。
このように、前記の樹脂エマルジョンがアスベストを含む部材の内部に含浸されやすい理由としては明らかではないが、例えば、部材の表面に本発明の組成物を吹き付ける、塗布する等で接触させると、部材内の空隙のもつ毛管現象により、樹脂の含浸が促進されるためと考えられる。
本発明に用いられるアクリル系樹脂エマルジョンとしては、芳香族ビニル系単量体、(メタ)アクリル酸エステル単量体から選ばれる1種以上の単量体、ヒドロキシル基含有ビニル系単量体、ニトル基含有ビニル系単量体、およびカルボキシル基含有ビニル系単量体からなる群より選ばれる1種以上の単量体を含む単量体組成物を乳化重合して得られるものが挙げられる。
また、スチレン−ブタジエン系樹脂エマルジョンとしては、芳香族ビニル系単量体、ジエン系単量体から選ばれる1種以上の単量体、(メタ)アクリル酸エステル単量体、ヒドロキシ基含有ビニル系単量体、ニトリル基含有ビニル系単量体およびカルボキシル基含有ビニル系単量体からなる群より選ばれる1種以上の単量体を含む単量体組成物を乳化重合して得られるものが挙げられる。
前記樹脂エマルジョンのポリマー粒子の平均粒子径としては、いずれも0.1μm以下であり、浸透性の観点から、0.08μm以下が好ましい。なお、平均粒子径は、光散乱法(DLS法)により測定された値をいう。
なお、樹脂の平均分子量などの物性については特に限定はない。
前記樹脂エマルジョンの樹脂固形分量は、8〜15重量%が好ましく、10〜13重量%がより好ましい。前記固形分量が15重量%を超えると浸透性が低下し、8重量%未満では固化能力が低下する傾向がある。なお、前記の固形分量は、部材に吹き付けたり、塗装する際の量である。
本発明の組成物には、前記樹脂エマルジョンをそのまま使用してもよい。また、本発明の組成物は、前記樹脂エマルジョンに加えて、浸透剤を含有させることができる。浸透剤を含有させることで、アスベストを含む部材内への含浸をより促進させることができる。
浸透剤としては、界面活性剤、フッ素系、シリコン系、アセチレンジオール系浸透剤などが挙げられるが、表面張力を低下させるものであれば特に限定はない。
前記浸透剤の本発明の組成物中における含有量としては、樹脂固形分量を100重量部とした場合3重量部以下が好ましく、浸透深さの均一性の観点から、0.5〜2重量部がより好ましい。
本発明の組成物に用いられる樹脂エマルジョンの媒体には水を用いる。水の量としては樹脂固形分の量により一概に限定できない。
本発明の組成物は、前記樹脂エマルジョン、水、必要であれば浸透剤をそれぞれ混合することで調製することができる。混合には手で攪拌してもよく、ディスパーなどの混合機を用いてもよい。温度、時間、添加順序などの他の混合条件については特に限定はない。
以上のようにして得られる本発明の組成物は、内装の建材に使用されることが多く、作業上の安全性の観点から、樹脂が水中に分散された水系エマルジョンの形態であることが好ましい。
本発明の組成物の粘度は、浸透性の観点から、20℃で、50mPa・s以下が好ましく、30mPa・s以下がより好ましい。なお、前記粘度は、B型回転粘度計で測定した値である。
本発明の組成物のpHは、該組成物を含浸させる建材中の金属部材を防錆する観点から、8.0以上が好ましい。
また、本発明は、前記組成物をアスベストを含む部材に含浸させる工程を含む、アスベストを含む部材の処理方法に関する。
本発明の処理方法を用いることで、アスベストの飛散を顕著に防止しながら、アスベストを含む部材の除去などを行うことができる。
本発明において、アスベストを含む部材としては、アスベストが含まれているものであればよく、限定されないが、例えば、スレート(波板、スレート板)、アスベストモルタル(テーリング剤)、石綿板、石綿フェルト、石綿ブラスター、石綿保温材、石綿セメント、パーライト板、ケイ酸カルシウム板、スラグ石膏板、窯業系サイディング、パルプセメント板、住宅屋根用化粧スレート、石膏セメント円筒、木毛セメントなど、アスベストを補強繊維として混合し形成されたものが挙げられる。アスベスト以外の部材成分や、部材の形状などには特に限定はない。
含浸させる手段としては、前記部材を本発明の組成物と接触させる方法であれば特に限定はない。中でも、経済性、簡便性などの観点から、本発明の組成物を部材の表面に吹き付ける方法が好ましい。
吹き付け等により含浸させる組成物の量としては、部材の厚みなどにより一概に限定されないが、吹き付けた場合は部材の表面積1m2あたり、500〜1000gが好ましく、600〜800gがより好ましい。
また、吹き付けられる組成物中の樹脂固形分の総量としては、部材の表面積1m2あたり、1000g以下が好ましく、800g以下がより好ましい。なお、他の処理条件としては、特に限定はない。
本発明の組成物を部材に吹き付けたり塗布すると本発明の組成物中の樹脂の多くは水と共に速やかに部材内に含浸される。その後、短時間静置することで、部材中のアスベストと他の部材成分とを固着することができる。
また、かかる部材の表面は、従来の飛散防止剤で処理した場合に見られるような可燃性の有機物の厚い膜が形成されないため、アスベストを含む部材が有する耐火性は維持される。
本発明の組成物を用いることで、例えば、アスベストを含む部材を用いた建築物を解体する際にアスベストの飛散を防ぐことができる。また、本発明の組成物を予め部材に吹き付けておくことで、事故や地震など災害により建築物が不意に倒壊した場合でも、アスベストの飛散が顕著に少ないため、アスベストの飛散による二次災害を防ぐことができる。
また、近年、有害な化学物質を吸着する効果や、吸放湿性、脱臭効果、断熱効果などに優れることから、建材としてケイソウ土を含むものがよく使用されているが、建築物の解体時に建材に含まれるケイソウ土の結晶が飛散することでアスベストのようにガンなどの疾患を人体に引き起こす可能性も指摘されている。本発明の組成物は、これらのケイソウ土を含む部材中にも良好に含浸されるものであるため、本発明の組成物をケイソウ土を含む部材に含浸させることで建築物を解体した際のケイソウ土の飛散を防ぐことができる。したがって、本発明の組成物は、ケイソウ土の飛散防止剤としても好適に使用することができるものである。
したがって、本発明の別の態様は、
(1)ポリマー粒子の平均粒子径が0.1μm以下のアクリル系樹脂エマルジョンおよび/またはポリマー粒子の平均粒子径が0.1μm以下のスチレン−ブタジエン系樹脂エマルジョンを含有するアスベスト・ケイソウ土飛散防止用組成物、
(2)前記アスベスト・ケイソウ土飛散防止用組成物を、アスベストおよび/またはケイソウ土を含む部材に含浸させる工程を含む、アスベストおよび/またはケイソウ土を含む部材の処理方法
に関する。
実施例1〜6、比較例1〜8
表1に記載のポリマー粒子の平均粒子径、固形分を有するように各種樹脂エマルジョンを調整して、組成物を得た。前記組成物を、厚さ20mmの耐火被覆材(アスベスト吹き付け材)に所定の塗布量となるように吹き付けて静置した(雰囲気温度20℃で、湿度65%、乾燥時間24時間)。
ついで、アスベスト吹き付け材への浸透深さ、表面皮張りの有無を調べて、判定を行った。これらの結果を表1に示す。
なお、浸透深さは、前記アスベスト吹き付け材の断面を目視して測定した。
また、表面皮張りの有無は、前記アスベスト吹き付け材の表面を目視して評価した。
表中の基準は、
「○」は皮の形成がない
「△」はうっすら皮が見られる
「×」は厚い皮の形成が見られる
を示す。
また、判定の評価基準については、
「◎」は浸透深さが7mm以上であり、かつ表面皮張りの評価が○のもの
「○」は浸透深さが7mm以上であり、かつ表面皮張りの評価が△のもの
「×」は表面皮張りの評価が×のもの
を示す。
Figure 2007092017
表1の結果より、アクリル系樹脂エマルジョンまたはスチレン−ブタジエン系樹脂エマルジョンとも、平均粒子径が0.1μm以下のものは、アスベスト吹き付け材の内部へ浸透しやすく、また、表面皮張りのないまたは少ないものであることがわかる(実施例1〜6)。特に、平均粒子径が0.12μm(比較例1、2)、0.2μm(比較例3,4)のものに比べると、平均粒子径を0.1μm以下とすることで奏される効果の差は顕著であるといえる。なお、実施例1〜6の樹脂エマルジョンをアスベスト吹き付け材に吹き付けると該部材内部に速やかに吸収された。なお、実施例1〜6で得られたアクリル系樹脂エマルジョンまたはスチレン−ブタジエン系樹脂エマルジョンには浸透剤としてジアルキルスルホコハク酸ナトリウムを含有させることができた。
試験例1〜3
密封された500mm立方のアクリル製容器(1方向はフィルム)内上部に石綿捕集用ホルダーを設置し、このフィルム側から手を入れて容器内でスレート波板(150mm×259mm×6mm)を鉄製ハンマーにて2分間かけ粉砕した後、所定のサンプリング時間で容器内の空気を採取し、石綿濃度を石綿に係る特定粉じんの濃度の測定法(平成元年12月27日環境庁告示第93号)に記載のろ過捕集方法 計数法に基づいて測定した。結果を表2に示す。
なお、試験例1では、スレート波板に樹脂固形分11%液(実施例3で用いられたものと同じ)を105g塗布して室温で乾燥させたもの、試験例2では、スレート波板に樹脂固形分11%液を72g塗布して室温で乾燥させたものを用いた。試験例3では、樹脂液を塗布していないものを用いた。
試験例4〜7
密封された500mm立方のアクリル製容器(1方向はフィルム)内にデジタル粉じん計(柴田科学製、「P−5H」)を設置し、この容器内で試験品(小:100mm×200mm×35mm、大:250mm×250mm×35mm)をフィルム側から手で粉砕し、表2に記載のサンプリング時間での、粉じん濃度を粉じん計で測定した。結果を表2に示す。
なお、試験例4ではロックウールブロック(小)に樹脂固形分25%液(実施例3で用いられたものと同じ樹脂を用いて、固形分量を25重量%としたもの)を500g塗布して室温で乾燥させたもの、試験例6ではロックウールブロック(大)に樹脂固形分25%液を1000g塗布して室温で乾燥させたものを用いた。
試験例5、7では樹脂液を塗布していないロックウールブロック(小)、(大)をそれぞれ用いた。
Figure 2007092017
試験例1〜3の結果より、樹脂液を塗布したスレート波板を粉砕した場合(試験例1、2)、樹脂液を塗布していない場合(試験例3)に比べて空気中の石綿(アスベスト)濃度は測定限界未満であり、実質的には石綿の飛散が見られないことがわかる。
また、試験例4〜7の結果より、樹脂液を塗布したロックウールブロックを破砕した場合(試験例4、6)、樹脂液を塗布していない場合(試験例5、7)に比べて、大、小のサイズとも、粉じん濃度が顕著に低いことがわかる。
試験例8、9
密封された500mm立方のアクリル製容器(1方向はフィルム)内上部に石綿捕集用ホルダーを設置し、容器内でスレート波板(150mm×259mm×6mm)2枚を手でこすり合わせた後、容器内の石綿濃度を測定した。
試験例8ではスレート波板に樹脂固形分11%液(実施例3で用いられたものと同じ)100gを塗布し、室温で乾燥させたものを用いた。試験例9では樹脂液を塗布していないものを用いた。また石綿濃度の測定方法には、試験例1〜3と同じ方法を採用した(ろ過捕集法・計数法)。これらの結果を表3に示す。
Figure 2007092017
表3の結果より、樹脂液を塗布したスレート波板をこすりあわせた後の石綿濃度は、塗布していないものに比べて顕著に低いことがわかる。また、こすり合わせた感じは、樹脂液を塗布したものの方が硬く、スレート波板同士を強い力でこすり合わせないとスレート波板を崩すことはできなかった。
試験例1〜9の結果より、本発明の組成物を石綿やロックウールなどを含有する部材に塗布などで供することで、部材が粉砕されても、石綿などの粉じん発生量が顕著に抑えられることがわかる。
また、試験例1、2、4、6、8において、樹脂液を塗布して得られたスレート波板などの部材の表面には樹脂の皮膜は見られなかった。同様に、これらの樹脂液は、ケイソウ土を含む部材に塗布しても吸収された。
本発明の組成物は、アスベストやケイソウ土を含む部材を用いた建築物などの解体作業、補強処理などに好適に使用される。

Claims (6)

  1. ポリマー粒子の平均粒子径が0.1μm以下のアクリル系樹脂エマルジョンおよび/またはポリマー粒子の平均粒子径が0.1μm以下のスチレン−ブタジエン系樹脂エマルジョンを含有するアスベスト飛散防止用組成物。
  2. アクリル系樹脂エマルジョンおよびスチレン−ブタジエン系樹脂エマルジョンの樹脂固形分量が8〜15重量%である請求項1記載のアスベスト飛散防止用組成物。
  3. さらに浸透剤を含有する、請求項1または2記載のアスベスト飛散防止用組成物。
  4. 粘度50mPa・s以下(20℃)である、請求項1〜3いずれか記載のアスベスト飛散防止用組成物。
  5. 請求項1〜4いずれか記載のアスベスト飛散防止用組成物を、アスベストを含む部材に含浸させる工程を含む、アスベストを含む部材の処理方法。
  6. アスベストを含む部材にアスベスト飛散防止用組成物を吹き付ける工程を含む、請求項5記載のアスベストを含む部材の処理方法。
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