JP2007091315A - フレコンパック - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明の目的は、内容物充填後の作業を良好に行うことのできるフレコンパックを提供することにある。
【解決手段】上部に充填口22を有し、該充填口22より内容物が入れられる袋本体12と、該袋本体12の上部に対向して設けられ、該袋本体12を吊るすための吊手14,16と、該袋本体12の側壁に対向して設けられ、該袋本体12を補強する補強帯18,20と、を備え、該内容物の充填時にカゴ車にセットされ、該内容物の充填後に該吊手14,16を用いて該カゴ車から搬出されるフレコンパック10であって、該補強帯18,20は、それぞれ該吊手14,16に連続して設けられ、かつ該袋本体12の側壁に略X字状に襷掛けされていることを特徴とするフレコンパック10。
【選択図】図1
【解決手段】上部に充填口22を有し、該充填口22より内容物が入れられる袋本体12と、該袋本体12の上部に対向して設けられ、該袋本体12を吊るすための吊手14,16と、該袋本体12の側壁に対向して設けられ、該袋本体12を補強する補強帯18,20と、を備え、該内容物の充填時にカゴ車にセットされ、該内容物の充填後に該吊手14,16を用いて該カゴ車から搬出されるフレコンパック10であって、該補強帯18,20は、それぞれ該吊手14,16に連続して設けられ、かつ該袋本体12の側壁に略X字状に襷掛けされていることを特徴とするフレコンパック10。
【選択図】図1
Description
本発明はフレコンパック、特にその作業性の向上機構の改良に関する。
従来より、資源を有効に利用するため、資源ごみの分別回収が行われている。
資源ごみの分別回収のため、例えば生協等では、回収されたパンフレット、牛乳パック、ペットボトル、缶等の資源ごみを入れるための回収容器が設置されている。
回収容器としては、フレコンパックが用いられている。
資源ごみの分別回収のため、例えば生協等では、回収されたパンフレット、牛乳パック、ペットボトル、缶等の資源ごみを入れるための回収容器が設置されている。
回収容器としては、フレコンパックが用いられている。
フレコンパックとしては、例えば資源ごみ用でなく、土木工事用であるが、袋本体と、吊手と、を備えるものがある(例えば特許文献1)。
回収された資源ごみは、カゴ車にセットされているフレコンパックに入れられる。
フレコンパックは、回収ごみで満杯になると、吊手を用いて吊り上げられ、カゴ車から搬出され、保管場所や処理場等に搬送される。
資源ごみの再利用のための処理場では、フレコンパックが吊手を用いて吊り上げられ、内容物の排出等が行われる。
このようにしてフレコンパックによる資源ごみの回収が行われている。
特開2002−327417号公報
フレコンパックは、回収ごみで満杯になると、吊手を用いて吊り上げられ、カゴ車から搬出され、保管場所や処理場等に搬送される。
資源ごみの再利用のための処理場では、フレコンパックが吊手を用いて吊り上げられ、内容物の排出等が行われる。
このようにしてフレコンパックによる資源ごみの回収が行われている。
しかしながら、前記従来方式のフレコンパックにあっても、内容物充填後の作業性は改善の余地が残されていたものの、従来は、これを解決することのできる適切な技術が存在しなかった。
本発明は前記従来技術の課題に鑑みなされたものであり、その目的は、内容物充填後の作業を良好に行うことのできるフレコンパックを提供することにある。
本発明は前記従来技術の課題に鑑みなされたものであり、その目的は、内容物充填後の作業を良好に行うことのできるフレコンパックを提供することにある。
前記目的を達成するために本発明にかかるフレコンパックは、袋本体と、吊手と、補強帯と、を備え、内容物の充填時にカゴ車にセットされ、該内容物の充填後に該カゴ車から搬出されるフレコンパックであって、
前記補強帯は、それぞれ前記吊手に連続して設けられ、かつ該袋本体の側壁に略X字状に襷掛けされていることを特徴とする。
前記補強帯は、それぞれ前記吊手に連続して設けられ、かつ該袋本体の側壁に略X字状に襷掛けされていることを特徴とする。
ここで、前記袋本体は、上部に充填口を有し、該充填口より内容物が入れられる。
また前記吊手は、前記袋本体の上部に対向して設けられ、該袋本体を吊るすためのものとする。
前記補強帯は、前記袋本体の側壁に対向して設けられ、該袋本体を補強するためのものとする。
また前記吊手は、前記袋本体の上部に対向して設けられ、該袋本体を吊るすためのものとする。
前記補強帯は、前記袋本体の側壁に対向して設けられ、該袋本体を補強するためのものとする。
本発明の内容物としては、例えば資源ごみが一例として挙げられる。資源ごみとしては、例えば回収されたパンフレット、牛乳パック、ペットボトル、缶等が一例として挙げられる。
なお、本発明において、前記補強帯は、それぞれ前記袋本体の側壁上部から側壁下部にかけて、該袋本体の側壁に斜めに襷掛けされ、さらに該袋本体の側壁下部に沿って設けられていることが好適である。
また本発明において、前記袋本体は、その下端に内容物を排出するための内側排出口を有する。また本発明においては、下部外蓋体と、下部内蓋体と、内側排出口用開閉手段と、下部外蓋体用開閉手段と、を備える。
ここで、前記下部外蓋体は、前記袋本体の前記内側排出口を下方から覆うように開閉自在に設けられ、外側排出口を有する。
また、前記下部内蓋体は、前記外側排出口を前記下部外蓋体の内側より覆うように該外側排出口よりも大きいサイズを有し、該下部外蓋体と共に開閉自在に設けられる。
前記内側排出口用開閉手段は、前記袋本体下部に設けられ、前記内側排出口を開閉するためのものとする。
前記下部外蓋体用開閉手段は、前記下部外蓋体に設けられ、前記下部外蓋体を開閉するためのものとする。
そして、前記内容物の充填時には、前記内側排出口が前記内側排出口用開閉手段で閉じられ、前記下部外蓋体が前記下部外蓋体用開閉手段で閉じられ、前記外側排出口が該下部外蓋体内側より前記下部内蓋体で閉じられている。
また前記内容物の排出時には、前記下部外蓋体用開閉手段で前記下部外蓋体と共に前記下部内蓋体が開かれることにより前記外側排出口が開かれ、前記内側排出口用開閉手段で前記内側排出口が開かれることが好適である。
ここで、前記下部外蓋体は、前記袋本体の前記内側排出口を下方から覆うように開閉自在に設けられ、外側排出口を有する。
また、前記下部内蓋体は、前記外側排出口を前記下部外蓋体の内側より覆うように該外側排出口よりも大きいサイズを有し、該下部外蓋体と共に開閉自在に設けられる。
前記内側排出口用開閉手段は、前記袋本体下部に設けられ、前記内側排出口を開閉するためのものとする。
前記下部外蓋体用開閉手段は、前記下部外蓋体に設けられ、前記下部外蓋体を開閉するためのものとする。
そして、前記内容物の充填時には、前記内側排出口が前記内側排出口用開閉手段で閉じられ、前記下部外蓋体が前記下部外蓋体用開閉手段で閉じられ、前記外側排出口が該下部外蓋体内側より前記下部内蓋体で閉じられている。
また前記内容物の排出時には、前記下部外蓋体用開閉手段で前記下部外蓋体と共に前記下部内蓋体が開かれることにより前記外側排出口が開かれ、前記内側排出口用開閉手段で前記内側排出口が開かれることが好適である。
本発明にかかるフレコンパックによれば、袋本体の側壁において吊手に連続して設けられ、略X字状に襷掛けされた補強帯を備えることとしたので、内容物充填後の作業を良好に行うことができる。
本発明においては、前記補強帯を、袋本体の側壁上部から側壁下部にかけて袋本体側壁に斜めに襷掛けし、さらに該側壁下部に沿って設けることにより、前記内容物充填後の作業を、より良好に行うことができる。
本発明においては、前記袋本体に対し、内側排出口、下部内蓋体及び下部外蓋体を設けることとしたので、前記内容物充填後の作業を、より良好に行うことができる。
本発明においては、前記補強帯を、袋本体の側壁上部から側壁下部にかけて袋本体側壁に斜めに襷掛けし、さらに該側壁下部に沿って設けることにより、前記内容物充填後の作業を、より良好に行うことができる。
本発明においては、前記袋本体に対し、内側排出口、下部内蓋体及び下部外蓋体を設けることとしたので、前記内容物充填後の作業を、より良好に行うことができる。
以下、図面に基づき本発明の好適な一実施形態について説明する。
図1には、本発明の一実施形態かるフレコンパックの概略構成が示されている。
同図に示すカゴ車専用フレコンパック(フレコンパック)10は、角形の袋本体12と、輪状の吊手14,16と、補強帯18,20と、を備える。
図1には、本発明の一実施形態かるフレコンパックの概略構成が示されている。
同図に示すカゴ車専用フレコンパック(フレコンパック)10は、角形の袋本体12と、輪状の吊手14,16と、補強帯18,20と、を備える。
ここで、前記袋本体12は、例えば織布等よりなり、上部に充填口22を有し、充填口22より資源ごみ等の内容物が入れられる。
また、前記吊手14,16は、袋本体12の上部より突き出して、対向して設けられ、作業時に袋本体12を吊るすためのものとする。
前記補強帯18,20は、袋本体12の側壁に対向して設けられ、袋本体12を補強するためのものとする。
また、前記吊手14,16は、袋本体12の上部より突き出して、対向して設けられ、作業時に袋本体12を吊るすためのものとする。
前記補強帯18,20は、袋本体12の側壁に対向して設けられ、袋本体12を補強するためのものとする。
本実施形態において特徴的なことは、補強帯18,20を、それぞれ吊手14,16に連続して設け、かつ袋本体12の側壁に略X字状に襷掛けしたことである。
次に、本実施形態にかかるフレコンパック10について、より具体的に説明する。
図2には本実施形態にかかるフレコンパック10の折り畳み図が示されている。
同図(A)はフレコンパック10の正面図、同図(B)は同様のフレコンパック10の左側面図、同図(C)は同様のフレコンパック10の背面図、同図(D)は同様のフレコンパック10の右側面図である。
図2には本実施形態にかかるフレコンパック10の折り畳み図が示されている。
同図(A)はフレコンパック10の正面図、同図(B)は同様のフレコンパック10の左側面図、同図(C)は同様のフレコンパック10の背面図、同図(D)は同様のフレコンパック10の右側面図である。
本実施形態において、袋本体12は、四の側壁、例えば正面側壁12a、左側壁12b、背面側壁12c及び右側壁12dを含む。
正面側壁12a及び背面側壁12cは、相対向して設けられ、それぞれ補強帯18,20が略X字状に交叉している。これらを、本実施形態では、それぞれ略X字状補強部分30,32という。
また左側壁12b及び右側壁12dは、相対向して設けられ、補強帯18,20が側壁下部に沿って設けられている。これらを、本実施形態では、それぞれ下部補強部分36,34という。
正面側壁12a及び背面側壁12cは、相対向して設けられ、それぞれ補強帯18,20が略X字状に交叉している。これらを、本実施形態では、それぞれ略X字状補強部分30,32という。
また左側壁12b及び右側壁12dは、相対向して設けられ、補強帯18,20が側壁下部に沿って設けられている。これらを、本実施形態では、それぞれ下部補強部分36,34という。
また、袋本体12には、更なる補強のため、各側壁12a〜12dの横方向の全周にわたって、横方向補強部分38,40が設けられている。
袋本体12の各側壁12a〜12dの上部には、例えば内容物の充填後、充填口22を上方より覆う上部蓋体42a〜42dが設けられている。
袋本体12の各側壁12a〜12dの上部には、例えば内容物の充填後、充填口22を上方より覆う上部蓋体42a〜42dが設けられている。
袋本体12は、その下端に内容物を排出するための内側排出口44を有する。
またフレコンパック10は、逆台形状の下部外蓋体46a〜46dと、下部内蓋体48と、内側排出口用開閉手段50と、下部外蓋体用開閉手段52と、を備える。
ここで、下部外蓋体46a〜46dは、袋本体12の内側排出口44を下方から覆うように開閉自在に設けられ、外側排出口54を有する。
また、下部内蓋体48は、外側排出口54を下部外蓋体46a〜46dの内側より覆うように外側排出口54よりも大きいサイズを有し、例えば下部外蓋体46cと共に開閉自在に設けられる。
内側排出口用開閉手段50は、例えばベルト等よりなり、袋本体12の下部を巾着結びし、内側排出口44を閉じる。
下部外蓋体用開閉手段52は、例えばロープ等よりなり、下部外蓋体46a〜46dの外側排出口54を形成する上底に沿って、挿通して設けられ、下部外蓋体46a〜46dを開閉するためのものとする。
またフレコンパック10は、逆台形状の下部外蓋体46a〜46dと、下部内蓋体48と、内側排出口用開閉手段50と、下部外蓋体用開閉手段52と、を備える。
ここで、下部外蓋体46a〜46dは、袋本体12の内側排出口44を下方から覆うように開閉自在に設けられ、外側排出口54を有する。
また、下部内蓋体48は、外側排出口54を下部外蓋体46a〜46dの内側より覆うように外側排出口54よりも大きいサイズを有し、例えば下部外蓋体46cと共に開閉自在に設けられる。
内側排出口用開閉手段50は、例えばベルト等よりなり、袋本体12の下部を巾着結びし、内側排出口44を閉じる。
下部外蓋体用開閉手段52は、例えばロープ等よりなり、下部外蓋体46a〜46dの外側排出口54を形成する上底に沿って、挿通して設けられ、下部外蓋体46a〜46dを開閉するためのものとする。
また、フレコンパック10は、側壁用ヒモ60と、カゴ車用ヒモ62と、上蓋用ヒモ64と、を備える。
側壁用ヒモ60は、袋本体12の側壁に設けられ、隣り合う側壁間の切り込みを閉じるためのものとする。
カゴ車用ヒモ62は、袋本体12の側壁に設けられ、フレコンパック10をカゴ車にしっかり固定するためのものとする。
上蓋用ヒモ64は、各上部蓋体42a〜42dに設けられ、内容物の充填後、対向する上部蓋体同士を閉じている。
側壁用ヒモ60は、袋本体12の側壁に設けられ、隣り合う側壁間の切り込みを閉じるためのものとする。
カゴ車用ヒモ62は、袋本体12の側壁に設けられ、フレコンパック10をカゴ車にしっかり固定するためのものとする。
上蓋用ヒモ64は、各上部蓋体42a〜42dに設けられ、内容物の充填後、対向する上部蓋体同士を閉じている。
このように本実施形態においては、一方の輪で吊手14、襷状の補強帯18及び下部補強部分34を構成し、他方の輪で吊手16、襷状の補強帯20及び下部補強部分36を構成している。これにより、本実施形態においては、袋本体12の側壁に吊手14,16と連続する略X字状補強部分30,32を構成し、さらに下部補強部分34,36を構成している。
本実施形態にかかるフレコンパック10は概略以上のように構成され、以下にその作用について説明する。
内容物の充填時、図3(A)に示されるように、フレコンパック10は、カゴ車70にセットされている。
内容物の充填時、図3(A)に示されるように、フレコンパック10は、カゴ車70にセットされている。
内容物の充填後、同図(B)に示されるように、フレコンパック10は、搬送のため吊手14,16が持ち上げられ、同図(C)に示されるように、カゴ車70から搬出されることとなる。
ここで、フレコンパックは通常、内容物充填後、カゴ車からの搬出の際の作業性を良好にするための対策がなされていない。内容物の充填後、フレコンパックは、内容物により、空袋の時に比較し側壁が外側に膨らんでいる。このため従来方式のフレコンパックでは吊手を用いて上方に持ち上げようとしても、側壁がカゴ車の枠体に引っ掛かり、フレコンパックがカゴ車から抜けにくいことがある。
ここで、フレコンパックは通常、内容物充填後、カゴ車からの搬出の際の作業性を良好にするための対策がなされていない。内容物の充填後、フレコンパックは、内容物により、空袋の時に比較し側壁が外側に膨らんでいる。このため従来方式のフレコンパックでは吊手を用いて上方に持ち上げようとしても、側壁がカゴ車の枠体に引っ掛かり、フレコンパックがカゴ車から抜けにくいことがある。
これに対し、本実施形態においては、図4(A)に示されるような内容物の袋本体12への充填完了後、フレコンパック10のカゴ車70からの搬出のため、同図(B)に示されるように吊手14,16を上方に持ち上げる。
本実施形態において、補強帯18,20は、吊手14,16に連続して設けられているので、吊手14,16が補強帯18,20をそれぞれ引っ張る。
ここで、補強帯18,20は、袋本体12の側壁に略X字状に襷掛けされているので、側壁12をそれぞれ内側に抱え込むように引っ張る。
すると、フレコンパック10の側壁とカゴ車70との間には、隙間72が生じるので、カゴ車70からフレコンパック10をスムースに抜くことができる。このため本実施形態においては、内容物充填済フレコンパック10をカゴ車70から容易に搬出することができる。
本実施形態において、補強帯18,20は、吊手14,16に連続して設けられているので、吊手14,16が補強帯18,20をそれぞれ引っ張る。
ここで、補強帯18,20は、袋本体12の側壁に略X字状に襷掛けされているので、側壁12をそれぞれ内側に抱え込むように引っ張る。
すると、フレコンパック10の側壁とカゴ車70との間には、隙間72が生じるので、カゴ車70からフレコンパック10をスムースに抜くことができる。このため本実施形態においては、内容物充填済フレコンパック10をカゴ車70から容易に搬出することができる。
しかも、本実施形態においては、側壁には補強帯18,20が略X字状に設けられているので、補強帯が縦方向ないし横方向のみに設けられているものに比較し、強度ないし耐久性が向上している。これにより本実施形態においては、内容物をしっかり保持しながら、フレコンパック10のカゴ車70からの搬出から内容物排出直前までの作業を良好に行うことができる。
また本実施形態においては、補強帯を、さらに袋本体の側壁下部に沿って設けている。
このため、本実施形態においては、これを袋本体の側壁下部に沿ってでなく、他の場所に設けたものに比較し、カゴ車からの搬出時には袋本体の側壁上部から側壁下部まで確実にカゴ車との隙間72をつくることができるので、カゴ車からの搬出作業を、より確実に行うことができる。
しかも、本実施形態においては、袋本体の側壁上部から側壁下部まで確実に強度ないし耐久性のアップを図ることができるので、袋本体の破れ等を確実に防ぐことができる。これにより本実施形態においては、内容物の充填後から排出直前までの各種作業を、より確実に行うことができる。
このため、本実施形態においては、これを袋本体の側壁下部に沿ってでなく、他の場所に設けたものに比較し、カゴ車からの搬出時には袋本体の側壁上部から側壁下部まで確実にカゴ車との隙間72をつくることができるので、カゴ車からの搬出作業を、より確実に行うことができる。
しかも、本実施形態においては、袋本体の側壁上部から側壁下部まで確実に強度ないし耐久性のアップを図ることができるので、袋本体の破れ等を確実に防ぐことができる。これにより本実施形態においては、内容物の充填後から排出直前までの各種作業を、より確実に行うことができる。
ところで、内容物充填後の作業を良好に行うためには、内容物の排出作業を、より容易に行うことも非常に重要である。
フレコンパックから内容物を排出するため、底部にも吊手を設け、底部の吊手をクレーン等により引っ掛けてフレコンパック全体を反転させて、充填口を逆さまにして内容物を排出することも考えられるが、面倒である。
内容物の排出を容易に行うためには、袋本体の下部中央に排出口を設けることも非常に好ましい。
通常は袋本体の下部をヒモでしばることで排出口を閉じることが考えられるが、内容物の排出を行う際は、吊手をクレーン等により吊り上げ、袋本体の下部を縛っていたヒモをゆるめることで、排出口を開き、内容物を排出することができる。
一方、排出口を設けただけでは、内容物によっては、作業中に、内容物が排出口からこぼれ落ちてしまうことがある。これを防ぐためには、排出口をしっかり閉塞することも考えられるが、内容物排出時の作業性が悪くなる。
フレコンパックから内容物を排出するため、底部にも吊手を設け、底部の吊手をクレーン等により引っ掛けてフレコンパック全体を反転させて、充填口を逆さまにして内容物を排出することも考えられるが、面倒である。
内容物の排出を容易に行うためには、袋本体の下部中央に排出口を設けることも非常に好ましい。
通常は袋本体の下部をヒモでしばることで排出口を閉じることが考えられるが、内容物の排出を行う際は、吊手をクレーン等により吊り上げ、袋本体の下部を縛っていたヒモをゆるめることで、排出口を開き、内容物を排出することができる。
一方、排出口を設けただけでは、内容物によっては、作業中に、内容物が排出口からこぼれ落ちてしまうことがある。これを防ぐためには、排出口をしっかり閉塞することも考えられるが、内容物排出時の作業性が悪くなる。
このようにフレコンパックでは、内容物排出直前までの各種作業における内容物保持の確実性と、内容物排出時の作業性との両立も非常に重要であるが、従来は、これらを確実に両立することは極めて困難であった。
この点に関し、本発明者らが、検討を進めたところ、袋本体に前述のように排出の作業性に優れた内側排出口を設けても、内側排出口に対し外蓋体を設け、さらに外蓋体が形成する外側排出口よりも大きいサイズの内蓋体を外蓋体の内側に設けるという簡単な内容物排出機構により、内容物排出直前までの各種作業における内容物保持の確実性と、内容物排出時の作業性との両立を確実に図ることができることを発見した。
図5には本実施形態において特徴的な内容物排出機構の概略構成が示されている。
同図(A)は本実施形態のフレコンパック10の外側排出口54及び内側排出口44を閉じている状態を下方より見た図、同図(B)は外側排出口54のみを開いた状態を下方より見た図、同図(C)は更に内側排出口44を開いた状態を下方より見た図である。
同図において、フレコンパック10は、内容物の充填時に、内側排出口44が内側排出口用開閉手段50で閉じられている。また内容物の充填時には、同図(A)に示されるように下部外蓋体46a〜46dが下部外蓋体用開閉手段52で閉じられている。外側排出口54が下部外蓋体46a〜46dの内側より下部内蓋体48で閉じられている。
同図(A)は本実施形態のフレコンパック10の外側排出口54及び内側排出口44を閉じている状態を下方より見た図、同図(B)は外側排出口54のみを開いた状態を下方より見た図、同図(C)は更に内側排出口44を開いた状態を下方より見た図である。
同図において、フレコンパック10は、内容物の充填時に、内側排出口44が内側排出口用開閉手段50で閉じられている。また内容物の充填時には、同図(A)に示されるように下部外蓋体46a〜46dが下部外蓋体用開閉手段52で閉じられている。外側排出口54が下部外蓋体46a〜46dの内側より下部内蓋体48で閉じられている。
このように本実施形態において、内容物の充填から排出までの間、下部外蓋体の外側排出口を、下部外蓋体の内側から内蓋体がしっかり閉塞しているので、内容物を排出口からこぼすことなくしっかり保持することができる。これにより本実施形態においては、内容物の充填から排出直前までの作業を、より確実に行うことができる。
そして、内容物の排出時は、まず同図(B)に示されるように下部外蓋体用開閉手段52で下部外蓋体46a〜46dと共に下部内蓋体48を開くことにより、外側排出口54が開かれる。
ここで、袋本体12の下部は内側排出口用開閉手段50で巾着結びされており、内側排出口44が内側排出口用開閉手段50で閉じられている。
このため、同図(C)に示されるように、さらに内側排出口用開閉手段50をほどくと、内側排出口44が開かれる。これにより、袋本体12内の内容物が、内側排出口44及び外側排出口54を介して下方に排出される。
ここで、袋本体12の下部は内側排出口用開閉手段50で巾着結びされており、内側排出口44が内側排出口用開閉手段50で閉じられている。
このため、同図(C)に示されるように、さらに内側排出口用開閉手段50をほどくと、内側排出口44が開かれる。これにより、袋本体12内の内容物が、内側排出口44及び外側排出口54を介して下方に排出される。
このように本実施形態においては、フレコンパックから内容物を排出する際、下部外蓋体用開閉手段52、内側排出口用開閉手段50を緩めるだけで、容易に外側排出口54、内側排出口44を開とすることができる。この結果、袋本体12内の内容物は、これらの排出口から下方にスムースに排出することができる。
したがって、本実施形態においては、内容物の排出をスムースに行うため、袋本体の下部に内側排出口を設けても、排出までの各種作業時は内容物のこぼれを確実に防止することができるので、カゴ車からの搬出から内容物排出直前までの各種作業を、より確実に行うことができる。これにより、本実施形態においては、内容物の排出作業の良好性と、排出作業直前までの各種作業での内容物の保持性とを確実に両立することができる。
変形例
なお、本実施形態では、角形の袋本体を用いた例について説明したが、本発明はこれに限られるものでなく、円筒形等の各種形状のものを用いることができる。
本実施形態では、吊手、補強帯を構成する輪としてベルトを用いた例について説明したが、本発明はこれに限られるものでなく、ロープ等の各種形状のものに適用することができる。
本実施形態では、内容物として資源ごみを用いた例について説明したが、本発明はこれに限られるものでなく、廃材用、土木建築用、穀物用、野菜用、豆用等のような各種内容物に用いることができる。
なお、本実施形態では、角形の袋本体を用いた例について説明したが、本発明はこれに限られるものでなく、円筒形等の各種形状のものを用いることができる。
本実施形態では、吊手、補強帯を構成する輪としてベルトを用いた例について説明したが、本発明はこれに限られるものでなく、ロープ等の各種形状のものに適用することができる。
本実施形態では、内容物として資源ごみを用いた例について説明したが、本発明はこれに限られるものでなく、廃材用、土木建築用、穀物用、野菜用、豆用等のような各種内容物に用いることができる。
10 カゴ車専用フレコンパック(フレコンパック)
12 袋本体
14,16 吊手
18,20 補強帯
22 充填口
12 袋本体
14,16 吊手
18,20 補強帯
22 充填口
Claims (3)
- 上部に充填口を有し、該充填口より内容物が入れられる袋本体と、
前記袋本体の上部に対向して設けられ、該袋本体を吊るすための吊手と、
前記袋本体の側壁に対向して設けられ、該袋本体を補強するための補強帯と、
を備え、前記内容物の充填時にカゴ車にセットされ、該内容物の充填後に前記吊手を用いて該カゴ車から搬出されるフレコンパックであって、
前記補強帯は、それぞれ前記吊手に連続して設けられ、かつ前記袋本体の側壁に略X字状に襷掛けされていることを特徴とするフレコンパック。 - 請求項1記載のフレコンパックにおいて、
前記補強帯は、それぞれ前記袋本体の側壁上部から側壁下部にかけて、該袋本体の側壁に略斜めに襷掛けされ、さらに該袋本体の側壁下部に沿って設けられていることを特徴とするフレコンパック。 - 請求項1又は2記載のフレコンパックにおいて、
前記袋本体は、その下端に内容物を排出するための内側排出口を有し、
また前記袋本体の前記内側排出口を下方から覆うように開閉自在に設けられ、外側排出口を有する下部外蓋体と、
前記外側排出口を前記下部外蓋体の内側より覆うように該外側排出口よりも大きいサイズを有し、該下部外蓋体と共に開閉自在に設けられた下部内蓋体と、
前記袋本体下部に設けられ、前記内側排出口を開閉するための内側排出口用開閉手段と、
前記下部外蓋体に設けられ、前記下部外蓋体を開閉するための下部外蓋体用開閉手段と、
を備え、前記内容物の充填時に、前記内側排出口が前記内側排出口用開閉手段で閉じられ、前記下部外蓋体が前記外蓋体用開閉手段で閉じられ、前記外側排出口が該下部外蓋体内側より前記下部内蓋体で閉じられており、
前記内容物の排出時に、前記下部外蓋体用開閉手段で前記下部外蓋体と共に前記下部内蓋体が開かれることにより前記外側排出口が開かれ、前記内側排出口用開閉手段で前記内側排出口が開かれることを特徴とするフレコンパック。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005286222A JP2007091315A (ja) | 2005-09-30 | 2005-09-30 | フレコンパック |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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Family Applications (1)
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---|---|---|---|
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Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2007091315A (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
2005
- 2005-09-30 JP JP2005286222A patent/JP2007091315A/ja active Pending
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